鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
先週末のJ3の試合において、U-22選抜チームに参加していた鹿島の伊東幸敏が肩関節脱臼の負傷を負っている。

前半のうちの交代で心配していたのだが、全治6週間とのこと。

J3という実戦の場に立つことのリスクが出た形。

中断していたアントラーズの練習が明後日6/19から再開するため、彼が全体練習に参加できないのは残念。

ただ、キャリア中に負傷しないサッカー選手は、まずいないのだから、この時間を有効活用してもらえばと思う。

同じポジションの先輩、内田篤人はリハビリ明けながらワールドカップで好パフォーマンスを示している。

内田のワールドカップでのプレイを見るのも、良い研究材料になるかと思う。

伊東は今のところ「どちらかというと内田より長友に近いタイプ」とされ、フリーランニングや一対一での頑張りがある。

ただ、長友・内田クラスに届いていくか、そのあたりの凄みが出てくるかは今後の進歩次第。

怪我の間の研究を生かし、後半戦で発揮してくるか。

楽しみに待っている。
昌子源、4カ月の重傷から復帰』(ブロゴラ)

右ひざ外側半月板損傷でリハビリに取り組んでいた昌子源が部分合流。

まず、良かった。よく戻ってきてくれた。

「未来のチームリーダー候補」「三代目ゴリラ」「鹿島で希少な喋れる選手」「微妙ファッションの継承者」として期待の逸材。将来性ある彼の復帰に一安心。

焦る必要はないが、今季も、あるいは活躍の機会があるかもしれない。

今現在の鹿島アントラーズのチーム事情。

どうにも、有効な守備交代カードが足らない。

特に両サイドバックの守備固めは決定的に足らない。

左の前野貴徳は、他クラブのスカウティングの的になり、苦手な形の守備を強いられている。

右は梅鉢貴秀か伊東幸敏であるが、両者とも守備面での信頼が浅い。

梅鉢は守りよりもシュートの思いきりの良さの方が目立っているくらいだし、伊東はスカウティングの網にかからないよう隠されながらの起用だ。

その点、最終ラインのどこにでも入れて、穴になりにくいのが昌子。カップ戦での実績もある。

まだ本当の復帰ではないものの、異常にゴツいし若いのだから、たぶん、回復も早い。

もしかしたら天皇杯の準決勝や決勝のキーマンになってくれるかもと楽しみにしている。
佐藤選手の手術について』(鹿島アントラーズ公式サイト)

セカンドGK佐藤昭大の負傷が公式リリースされている。

全治約3ヶ月。

本人としても、チームとしても、手痛い離脱になってしまった。

佐藤の直近の公式戦と言えば、6月のベトナム遠征。

対U-23ベトナム代表との試合において、終盤の時間帯に敵に直接パスを渡す致命的ミスを犯す。

結果、2-2の同点に追いつかれ、アントラーズは勝利を逃してしまった。

そういったところで、(現地テレビをネット視聴するような)熱心なサポーターからも少し評価を落としてしまったところはあるものの、それでも有望ゴールキーパーであることに変わりはない。

まず、単純なGKとしての実力。やはり、アントラーズにおいて曽ヶ端に次ぐのは佐藤だ。

それから、練習熱心さ。曽ヶ端にもひけを取らない。

また、これも曽ヶ端もそうだが、佐藤も顔に似合わず、いい声をしている。

更に足下の技術に優れたGKでもある。

たしかにミスから敵にボールを渡してしまうことはあったけれども、それは技術的ミスと言うより、視野の取り方や判断のミス。

試合に出て判断力・連係力が上がれば、チームのビルドアップを引き上げてくれる可能性を持つ。そこは曽ヶ端にも勝る長所になり得る。

山村や昌子といったボールセンスに優れたCBに佐藤が加われば、チームとして敵の前プレを余裕でいなせるほどの技術的下地が組み上がる。

そんな鹿島も見てみたいので、佐藤には、しっかり治して、確実に復帰してもらえれば。

手の怪我なのを逆手にとって、リハビリ中に足技を一層磨いておいてもらうことも期待しておきたい。
昌子選手の手術について』(鹿島アントラーズ公式サイト)

6/18の練習中に負傷した昌子の全治は約4ヶ月とのこと。

個人的にショックであったが、本人が前を向く時にサポーターが足を引っ張っるような気持ちでいてはいけない。

全治数ヶ月に及ぶ怪我をした選手といえば、例えば小笠原も中田もそうであるが、彼ら、34歳でもバリバリ現役でチームを引っ張っている。

当然、一度の膝の怪我でダメということは全然ないし、それでポジションを掴めない言い訳にすることはできない。

リハビリ力、怪我を繰り返さない力。それだってプロ選手の能力の一つになる。

昌子は大学生であれば、まだ三年生の選手。

その時期の4ヶ月程度の離脱であれば、プロキャリア上も全く問題にならない。

ボールが蹴れない分、別方向から勉強することもできる。

未来のチームリーダーとしても期待されるだけに、これもいい経験にしてくれるだろうと期待してるし、彼は既にそういう心持ちでいることだろう。
八木 直生選手のチーム離脱について』(鹿島アントラーズ公式サイト)

心疾患による八木の一時チーム離脱が公式リリースされた。

チーム始動後の練習にいない、キャンプにもいないで心配されていたが…。

八木選手はアントラーズGK陣にとっても、チーム全体にとっても欠かせない青年だ。

高身長(199cm)含めたGKとしての将来性が魅力的だが、それだけでない。

現時点でも彼ならではの役割を果たしてくれていた。

大きくて優しく、顔的にイマイチ感を醸し出している彼がいると、それだけでムードが柔らかくなる。

象徴的なものとして、ちょっと見つからなかったけれども、八木が小笠原をおんぶして、隣の大迫が微笑んで、皆が笑顔に包まれている公式サイトの写真。

覚えている方、おられるだろうか?

八木にはそんな力がある。

強くポジティブなグループを作るにあたっては、ムードとか雰囲気とかいう得体の知れないもの。

それは決して無視できないのだ。

まして、鹿島のGK練習は「四人一組」が基本。

彼らはポジション争いのライバルであると同時に、厳しい練習を一緒にこなすGKチームでもある。弟分の八木が欠けるのは、練習効率的にもメンタルバランス的にも痛手となる。

そもそも、サポーターを自認する人たちにとって、大事でない選手など一人もいやしない。

八木選手の回復を心から祈りたい。
いいニュースとは言えないのでサラッと。

来季からの鹿島入団が内定している山村和也選手(流通経済大学4年)は左第5中足骨(小指の付け根)骨折。明日30日手術予定で全治2~3ヶ月の見込みとの報せ。

シャルケの内田篤人選手も右太腿肉離れのため代表辞退。彼にとっては初めての負傷個所。

骨にせよ、筋肉にせよ、しっかり治さないと長引いたり再発することになる。

そのパターンにハマって活躍できなかったプロサッカー選手は過去にいくらでもいたし、鹿島アントラーズにもいた。中には入団時に「彼がいれば鹿島は10年安泰」とまで評価されたほどの選手もいた。

まだまだ将来のある山村選手と内田選手には、中途半端ではない完全な復活を望むばかり。

ワールドカップでもない限り、そんな焦らなきゃいけないような試合は、ないのだからね。
スポーツ紙報道によるとマルキーニョスの怪我は全治2~3週間とのこと。

戦力上、あらゆる面で痛いのは間違いない。

マルキーニョスの得点力は減少傾向だが、いまだに攻守の切り替えは一番早いし、後ろから出されたボールをマイボールにする能力も一番高い。

前線の守備の要であり、カウンター攻撃の要。

マルキ欠場により、対戦相手は心理的にも楽になるだろう。

とは言え、深刻になることはない。

これは想定の範囲内。

そもそも34歳のFWがフルシーズン無事にプレイできる可能性は高くない。並のFWであれば、引退していてもおかしくない年齢だ。それは強化部も監督も考慮していたはず。

その上で、興梠、大迫、佐々木らに懸けて補強をしなかったのだ。

代表クラスのFWがもう一人いれば戦力上万全ではあったが、いないのは仕方ないし、補強よりも若手の成長を促すことには同意できる。それが鹿島らしさだから。

大迫や佐々木には、このチャンスを逃さず生かしてもらいたい。

鹿島のような名門クラブの場合、基本的にレギュラーに微妙選手はいない。皆、日本国内トップクラスの選手ばかりだ。

だから、若手がポジションを掴もうとする時、なかなか「レギュラー選手が元気なうちに入れ替えてもらう」のは難しい。連係力MAXのトップレベル選手を超えるのは困難だ。

それ故、鹿島の世代交代は、大抵、レギュラー選手の怪我、あるいはスランプによってなされてきた。

そのタイミングで、それまでに腐らずに力を蓄えてきた者がポジションを掴んできた。

ちと、ここ数戦の大迫、佐々木を見ていると、得点の匂いが感じられないことには不満だが、若いのだし、一週間の間にも成長できるはず。

どうしたら点が取れるか、どうしたらチームを助けられるか、高い意識での練習を続けてくれればいい。

シーズン後半、興梠が得点王争いに絡み、大迫&佐々木もコンスタントに得点できるようになれば、サポーターも大いに盛り上がるだろう。

未来への希望も湧いてくるというものだ。

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本山の椎間板ヘルニアの手術が無事に終わったとのこと。

復帰までに約3ヶ月。

今は、しっかり休んで欲しい。

体調万全で復帰してもらって、失速が恒例となっている夏以降に大活躍してくれれば、それで良いのだ。

だが、これでリーグ戦序盤に背番号10を欠くこととなった。

少なくとも昨季まで、本山欠場の試合では、多かれ少なかれチーム全体のスムーズな連動が失われた。

それには、代わって出てくる選手がダニーロだったこともある。

素早く気の利いたサポートが可能な本山と違い、ゆったりした動きと超キープ力、一撃のパスがウリのダニーロ。

本山起用時に比べると、連動性や守備力の低下が見られはしたものの、ダニーロなりの特徴がチームにプラスをもたらすこともあった。

2010シーズンはダニーロではなく、そこにフェリペ・ガブリエル、船山、遠藤らが入ることになる。

スタメンの第一候補は助っ人外国人選手のフェリペ・ガブリエルだろう。

だが、初めてのJリーグでのプレイ、鹿島アントラーズ加入直後で連携が高まっていない彼に、過度な期待をかけるのは酷。個人的には、そう思っている。

いきなりの大活躍は簡単ではない(そうなってくれたら嬉しいけど)。

だから、船山、遠藤、その他の若手選手にとっては、今が大チャンスである。

本山は療養中。フェリペ・ガブリエルはフィット前。もっと言えば、増田もレンタル移籍中でいない。

控え選手にとって、今を逃せば、今後、これほどのチャンスは、なかなか巡って来ない。

私は楽観的なサポーターではないから、フェリペ・ガブリエル、船山、遠藤の3人いずれかがレギュラー相当のパフォーマンスをしてくれるようでないと、2010シーズンは序盤から苦しくなると見ている。

開幕からの「引き分け→負け→引き分け→負け」パターンは、現実にあり得る話だ。

船山、遠藤ら二列目でプレイ可能な若手選手は皆、キャンプから猛アピールして欲しい。

頼みますぞ!

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今朝のスポーツ報知で本山のヘルニア悪化を伝えている。

宮崎キャンプへの不参加も決定。

もし手術にならないにしても、報道の通りの症状であるならば、当分、ベストの本山を見ることはかなわないだろう。

内田に続いて、非常に残念。

鹿島アントラーズの戦力うんぬん以前に、二人の人生を考えても心配。

私としては、二人とも「病気を隠して頑張る」タイプだけに、治療が後手後手に回ってしまうことも不安だ。

いくら医者でも、本人が言ってくれないことには、気づけないことがある。

言葉での励ましとか、黙って見守ってあげることで十分なのは、せいぜい「身体に症状が出る前」まで。

身体に症状が出たら、何かを変えねばならん。

本山がチームのことも考えて無理し続けてきたことは分かるし、「心配性なファン」というのは私のスタイルではないから、敢えて書くことはなかったが、しかし、これは彼の休み時を示しているように思う。

本山の離脱はチームとして痛い。しかし、無理なモンは無理だ。

内田に関しては、ひとまず、練習では大丈夫なようだが、試合になると分からん。

出続けるなら出続けるで、その中で状況が好転していくことを祈るしかない。

結局、我々サポーターに出来ることは、「クラブにお金を使うこと」「スタジアムや練習場に行くこと」「応援したり、祈ること」くらいだからな…。

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まず、今朝のスポーツ報知

非常に残念なことだが、内田の嘔吐症状は治っていなかったとのこと。

完全に慢性化しており、もう、1~2ヶ月休んだ程度では治らなくなってしまっている。

こういうことがあると、内田ファンの中には、「無理して使い続けた岡田監督が悪い」「無理して使い続けたオリヴェイラ監督が悪い」という論調になったりするだろうけど、それは現実的には難しいものだ。

専門家か、大企業で休職に関わる相談を担当している方ならば、自信を持って決断できるのだろうが…。

心配はしていても、素人レベルの知識・判断基準で、重要な戦力を休ませる決断は、なかなか現場責任者にできるものではない。

だから、オリヴェイラ監督は就任当初から専門家を設置することを要望していたんだよね。

私も専門家の一員であるので、昨年の症状を伝え聞いた時点で、正直、「こりゃ、長引くだろうな…」ということは容易に想像できた。

だが、昔に比べるとマシになったとは言え、日本人全般の傾向として、いわゆる心因的な病気を、必要以上におっかながるところがあるから…。

なかなか、書きにくい。

それに、「悪いことを書くと、本当にそうなってしまう」気がしてしまって…。

「このままじゃ、どんどん悪くなる」とは書けなかった。

10代のうちは、相当に無理が利くものであって、ストレスフルな生活にも対応できる(それでも無理し過ぎた子は病気になるか、引きこもりになるか、不良になる)。

だが、20歳を過ぎる頃から無理が利かなくなってくる。

20歳頃、大学在学中にも大きな病気に罹る人は、案外、多い。

内田のように胃に症状が出る人や、潰瘍性大腸炎のように腸に症状が出る人、身体に症状が出ずに無理し続けて、やがては鬱病になる人も出てくる。

過度なストレスが身体の症状に出てくるのを「心身症」と言ったりするんだけど、専門家でも皆がちゃんと分かるわけではないからね…。内科医や精神科医だからって、必ずしも適切に対処できるわけじゃないし。

そもそも、日本人の頑張り屋さんの頑張り方はハンパじゃない。

その中でも、内田は、とても責任感の強い子だ。

明らかな無理があるのに、「プロだから」「鹿島の先輩はやってるから」と自分にも外にも言い聞かせて、表向きは涼しい顔、気の抜いたコメントで頑張ってくれていたが…。

昨年、ついに限界を超えてしまった…ってことだ。

「ならば、これからは休めばいい」「なぜ、自分で休まなかったんだ?」

という問題でもない。

休めない人は、休めないもの。ストレスで病気になった経験のある方ならば、よく分かるだろう。

「休んでいたらダメになる気がする」

その焦りも、相当なストレスになる。

だから、休む時には、ある程度の自己改革(休んでいいんだ…って、自然に思える自分になる)と周囲の助けがいるのだ。身近な人間や会社のね。

しかし、なかなか「類は友を呼ぶ」ものであって、頑張り屋さんの周りには頑張り屋さんばかりがいるもの。

周りも「上手な休み方を知らない」人ばかりであることが多い。

だから、「上手な休み方への道筋をつける」ために、心療内科やカウンセリングがあるのだ。ただし、それぞれに腕の良し悪しが大きいから、そこに行けば解決するとは断言できないけど。

茨城県内の大学にも、そういうところはあるし、その道の専門家に、一度、相談した方がいい…のは間違いない。

が、私も報道からの私見でしかないし、責任の伴わないブログであるから、強くは言えない。

ただ、これだけは書いておきたいのは、心配を煽るわけではないが、「ベストコンディションの内田を見ることは、しばらく先の話になる。それは覚悟しておこう」ということ。それが一つ。

そして、「だからと言って、内田や他の誰かを責めるのは筋違い」ということが、もう一つ。

その二つは、知っておくべきだろう。

今は、一刻も早く、適切な専門家のサポートが入ることを祈るばかりだ。

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2010年最初の鹿島アントラーズ系報道は内田選手から始まった。

こちら、スポーツ報知
こちらは、スポニチ

母校清水東の初蹴り参加のニュースだ。

並の選手であれば全く報道する必要のないことだが、さすがは日本屈指の人気選手と言うべきか。複数紙が記事にしている。

同じテーマの二紙報道。

「嘔吐症状が回復傾向にある」とするスポーツ報知と、「海外移籍に触れなかった」とするスポニチ。

やはり報知の方が鹿島サポの知りたい情報を伝えてくれる(移籍報道のガセも時折あるけど)。

天皇杯での早々の敗退を、私、それに他の少なくない鹿島サポ諸君が何とか許せるのも、「負けたら負けたで、選手たちが早めにオフに入れるから…」という状況があったからだと思う。

逆に、オフでしっかり回復してくれなかったら、「それこそ天皇杯敗退を許容できない」気持ちになる。

内田の蓄積疲労は重いもので、簡単には治らないものだろうが、何とか、上手い回復方法を見つけてもらって、チーム始動までには万全となってもらいたい。そうあって欲しい。

「大丈夫」と誤魔化しながらやっていても、ご両親のみならず、熱心なサポだって気づくもの。サッカーはコンディションの良し悪しがモロに表現されてしまうスポーツ。

2010年は、あまり心配したくないものだ。

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敗北を悔しがるのは翌日まで。今日は次戦以降について考えていきたい。

神戸戦で負った興梠の腰の怪我は骨折ではなく打撲で済んだとのこと。これは一安心だ。

マルキーニョスの欠場が神戸戦敗北に響いたのは認めざるを得ないが、しかし、それだけで鹿島が勝てなくなるとは思わない。

そもそも、今季、マルキは得点面に関して絶対的な存在ではなくなっている。

シュート決定率は昨季ほどではないし、ボールを持ち過ぎて奪われることも少なくない。守備面やキープ力、フリーランニングにおいて他の追随を許さないような圧倒的パフォーマンスを発揮してくれるので、代えの利かない選手であることには変わりないが。

マルキの得点面での脅威が低下しても、それでも鹿島が勝ててきたのには、相方の興梠の活躍が大きかった。

裏に抜け出すスピードの怖さはマルキ以上で、日本人でありながら、興梠にボールが渡れば何かが起こりそうな気配を感じさせてくれた。

くれた…と過去形なのは、ここしばらくは、彼のパフォーマンスが若干、低下しているからだ。

相手DFにとって脅威となるスピードを持つ選手だけに、強烈なタックル・ファウルで怪我をさせられることが多い。度重なる怪我もあり、一時のキレが影をひそめてきた。

興梠が好調であれば、マルキ欠場でも簡単に負けるとは思わない。しかし、マルキ欠場で興梠も不調ともなればFWの軸がなくなる。大迫にせよ、田代にせよ、佐々木にせよ、興梠が好調であれば、組む彼らも生きやすいのに。

しかしながら、怪我含みの選手は高いパフォーマンスを発揮できないのが道理だ。

第一に興梠には怪我を治してもらって、コンディションを整えてもらって、本来の圧倒的キレを取り戻して欲しい。

そうなれば、鹿島の攻撃も再び勢いに乗ることができる。目標ゴール数13だって、彼の力量・チームの力を考えれば最低限の目標のはずだ。

そして、大迫・田代・佐々木には、少ない時間であっても得点してもらわねばならん。

いつまでもマルキ・興梠の控えに甘んじているような選手たちではないはず。手厳しい書き方になるが、今は控えFWが充実しているだけの話で、監督がスタメンに迷うほどではないように見える。

実績重視のオリヴェイラ監督を迷わせるためにも、まず、得点が欲しい。