鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
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さて、明日は今シーズンの大一番、浦和レッズ戦。

ピッチ上のことは選手とスタッフに信頼を寄せて任せるとして、

浦和戦ならではの2万5千人超え。

とにもかくにも、

交通安全と、

サポーターの観戦マナー、

ジャッジ。

以上、3点。無事に滞りなく進むことを祈っている。

【交通安全】
交通情報はアントラーズ公式サイトが頑張っている。

浦和戦にお越しのお客様へ』(鹿島公式)

ポイントをまとめると、

・車の方は迂回路を利用すること。

B駐車場が無料(通常時500円)になること。

・しかし、試合終了後一時間、渋滞緩和のため出庫できないこと。

・水戸方面の方であれば、3駅離れた鹿島大野駅西側に無料駐車場があること。

・試合終了後、21:00~22:00にカシマサッカーミュージアムが特別営業すること。

帰りに時間差を作る工夫がなされている。

少し遅くなっても大丈夫な方はご利用を検討していただければ。

【観戦マナー】
弊ブログの読者様にそういう方は皆無であるが、サポーターのトラブルがないことを祈る。

ほぼ全ての来場者は良識的な観戦者である。浦和サポーターとか鹿島サポーター以前に、世界に冠たる善良な日本人の老若男女なのだ。

ただ、2万5千人以上集まってくれば、中にはトラブルメイカーが混じってくることもあり得る。

見かけたら早い段階で場内スタッフに知らせていきたい。

場内スタッフ&ボランティアの方々の仕事にも感謝しつつ、期待する。

【ジャッジ】
大一番だけにトップレフェリーが割り当てられるはずだし、そうあって欲しい。

鹿島戦で悪くない主審は、ここ一、二年では西村、扇谷あたり。

この二人、かつては不利益なジャッジがあったため嫌いな人もいるかもしれないけれど、若手レフェリーや超ベテランレフェリー(吉田)と比べると目に見えて上手い。

家本主審も日本人の中で相当に上手いのだが、たしか、今年一つ、鹿島戦で良くない担当試合があったと記憶している。

誰が吹いても簡単ではない鹿島×浦和の対戦カード。

好ジャッジでなくていいのだ。極端に悪くなければ。

そのためには、選手たち(特に森脇とか槙野とか)にもフェアプレイをお願いしたい。
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【長くなったアディショナルタイム】
試合終了後に第四審と選手の間で起きた口論。その裏にあった、ロスタイムについての解釈』(BLOGOLA)

私も遠藤選手と同じでアディショナルタイムが長いと感じた。

なんなら、俊輔がフリーキックに時間かけている間に笛を鳴らして良かったのだ。それでも何も問題のないことで(実際にある)、一方で今回のようにフリーキックの準備時間がアディショナルタイムに追加されることもある。

そこは主審の裁量に任されていることなのだが、鹿島目線では遠藤選手のように抗議する者がいて然り。

このケースでは蹴る瞬間に笛を鳴らすのがベストだったと書いておきたい。どうせ外れたんだから、そうしとけば良かったのだ。

【鹿島れない】
とはいえ、鹿島としては、最後の時間帯に、直接狙える位置で俊輔にFKを与えてしまっていることと、その前提として「鹿島る」ことができずに、自陣に釘付けにされてしまったことが気がかりだ。

試合の最後になればなるほど巧み時間を使えるのが鹿島であったし、だからこそ、自分たちのリズムが悪い時、相手がいい時であっても勝ち点を積み上げてこられた。

現状、すごーくいい時間が続いて、最後の10分15分悪くなる。すごーくいい試合を3試合したかと思えば、その次の2試合悪くなる。その反発で、また3試合良くなって、その後、2試合悪くなる…。

昌子を中心に悪い時も後陣で踏ん張る力がついてきたと思うのだが、それでも、敵陣で時間を使っていけなければ事故的に失点する確率が跳ね上がる。

今のチームには、マルキーニョスや柳沢、ビスマルクのような、身体の強さと技術を両立した選手が見当たらないので、「鹿島る」ことが簡単にできないのは分かる。ダヴィなどは技術的にボール持ったら突貫するしかないのだ。

ただ、カイオや土居は、能力的に、少ない人数で時間を作っていくことができるのではないかなと思う。そういうプレイをしようとしていないだけで。

チームの力が上がってきて、今では試合を優位に進めることができるようになっている。あとは、優勢の時間帯を得点につなげ、劣勢の時間に失点しないサッカーIQの高い「鹿島らしさ」。

三連覇期、他サポーターには「鹿島のサッカーはつまらない」と言われることがあったけれども、

例えば、三浦カズ選手などは当時、「鹿島のサッカーは毎試合見てる」と仰っていた。分かる人には分かる、そんなサッカー。

ここ二、三年は、戦力的に心もとなくてマリーシア以前の問題だったのだけれども、そろそろ、そういったものも期待していい気がしてきた。

残り10試合、楽しみにみていきたい。
さて、アントラーズの試合がないので、私が気になっている何名かのレフェリーの名前を挙げておきたい。

【メタボン】
かつての仇敵だった扇谷主審は、良いレフェリーになったなあと感じる試合が増えた。

基準は納得いくようになったし、それに、見た目は相変わらずデブなんだけれども、それにしては動けている。

おそらく筋肉質であって、その上に脂肪が覆っているだけなのだとポジティブに捉えてあげたい。

扇谷主審同様、かつては鹿島戦で印象が良くなかった東城主審や高山主審、村上主審あたりも、最近はそう悪くない。

井上、山本、岡部といった若いのが吹く機会が増えたとがあって、ベテランレフェリー陣が良く見える効果を生み出している。

【トップレベル】
西村主審、家本主審あたりはJの中で実力派。試合前のアップもキビキビしている。

サポーターがブーイングを送ったシーンであっても、録画を見直すと彼らの判定で正しかったということが、ままある。

ただ、鹿島戦については、今年よりも昨年~一昨年の方がパフォーマンスが良かった。今季中にもう一度割り当てがあれば、日本人第一人者の実力に注目してみたい。

【大ベテラン】
それから、大ベテランの吉田主審。彼は力が落ちてきているのかなあと少し心配している。

運動量がなくなってきたような…。

元学校の先生で、笛の色にこだわる彼のことを、私は親しみを持って見ている。

鹿島戦の割り当てがあれば、まだまだ健在というジャッジを見せてもらえればなと願っている。
ルイス・アルベルトの1試合出場停止が発表されている。

退場を命じられた該当のシーンはこちら→YouTube

0:07秒のあたり。画面を最大まで拡大して四回、五回は見返したのだが、たしかに顔面付近に手は当たっている模様。

最初に録画を見返したときはジャッジミスかと思ったが、必ずしもそうとは言い切れなかった。

その考えが加速したのは、一番間近で見ていたアントラーズのチームメイトの反応。ルイス退場に反発する様子が全くなく、主審に抗議する素振りがなく、すぐにルイスをなだめている。

また、山本主審もカメラよりルイスの見える角度にポジショニングしている。小競り合いが起こりそうなポイントとして、ここではシーンに注目できている。

ルイスの立場に立って見ると「乱暴な行為」を試みたのではない。ポジション争いで振り払った手が相手の頭に当たり、それで相手の頭が動き、その頭がFC東京の別の選手の頭に当たり、ゴッツンコでFC東京の二人の選手が倒れている。

このゴッツンコがなければ、あるいはレッドカードではなかったかもしれない。悪意のある「著しく乱暴な行為」ではなかったため、出場停止は一試合のみ。

いずれにせよ、複数回スロー再生しないと分かりにくいし、また、映像だけでは断定しにくい。そのため、どう判定しても(ルイスを退場にしても、しなくても)、どちらかから不満の声が出たはずだ。

だからこそ、レフェリーは「そこまでの信頼が大事」。

信頼がなかったため、微妙な判定は「全部、主審がおかしい」となってしまう。

私はサポーターとしてレフェリーをポジティブに見ていこうとは思っているが、この日の山本主審は、その段階になかった。

研修で、もう一度、技を磨き直してきてもらえればいいと思う。
岩政選手の大人気オフィシャルブログ、「No Pain No Gain」。

ゼロックス2008』の記事は、当時もアントラーズサポーターであった方に是非ともオススメしたい。まずは読んでいただければ。

そういえば、円熟してからの岩政選手は、試合中にレフェリーと上手にコミュニケーションを取っていた。

ファウルの直後などに、その基準を確認するためのミュニケーションを、にこやかに取る。

勝つためには、審判と喧嘩するより、適切にコミュニケーションを取った方がいいに決まっている。とはいえ、鹿島の選手ではなかなか珍しいなと、私は密かに感心していた。

2008年、2009年くらいになると、岩政選手は、もうほとんど無意味な警告を受けなくなったと記憶している。

センターバックというポジションで、あの顔で、イエローいっぱいもらってそうなイメージはあっても、実際には少ないのだ。

ブログを拝見してもヒシヒシと感じられるが、レフェリーへのリスペクトを持ってプレイしている選手。

小笠原選手あたりも、試合中はレフェリーに熱く食ってかかることはあっても、そこをちゃんと持っている選手。彼はオンとオフの切り替えがスッパリしている。

選手もレフェリーも、皆、スペシャルなサッカーオタク。

いつか、引退してからで良いのだが、小笠原選手や岩政選手、新井場選手と、家本主審、扇谷主審を交えた座談会でもフリークスでやってくれたら、かなり面白かろうなあと思ってしまう。

強烈な場になること請け合いだ。
ワールドカップ開幕戦、ブラジル代表×クロアチア代表を担当した西村主審。

この試合、私は後半の後半しか見ていないのだが、テレビをつけてすぐに感心した。

ブラジルのサポーターが西村主審を敵視していないのが分かったからだ。

「おっ、西村さん、上手くやってるんだな」と思った。

鹿島サポーターの私は結局のところブラジル代表が好き。ブラジルに有利な笛を吹いてくれる分には一向にかまわない。

別に西村さんにはホーム有利の思惑があったわけでなかろうし、これは超ホームの雰囲気を作り出したブラジルサポーターの勝利でもある。

次に、西村主審の運動量。最後の時間帯でも十分にあって、シーンとの角度のつけ方は、さすがに正しい。

選手とのコミュニケーションも、私が見ていた短い時間では取ることができていた。アディショナルタイムにブラジル人選手が倒れていた場面での促し方も良かった。

PKは議論の的になって然るべきものだが、この点では、私の中で「ミスタージャスティス」がレフェリーを判断する基準になっている。

ミスタージャスティスとは、目が悪く、運動量がなく、しかし、信念と風格は揺るぎないという、Jリーグにおける伝説的主審。

そのジャスティスに慣れきった私や古参鹿島サポーターからすれば、「触れていた程度でPKなんてヒドイ!」「これじゃディフェンスなんかできなくなる!」という意見は甘い話に聞こえてくる。ジャスティス級になると「触っていなくてもPK」「何もしていなくてもPK」やってくるのだ!

しかも、ワールドカップという各クラブ寄せ集めのお祭り大会ならまだしも、Jリーグの、鹿島アントラーズ戦という、とてつもなく重要かつシリアスな一戦でやってくるのだから腹が立つ。やらかされた日には悔しくてガリガリ歯ぎしりしながら寝ることになる。

現在ではジャスティスは引退され、Jリーグは平和になっている。

向上心の強い方々は「日本の審判はダメだ!」と言い続けておられるが、私に向上心はないので「ジャスティス去りしJリーグは平和で快適」と毎日喜んでいる。

ワールドカップばかり宣伝される現状、Jリーグの良さをどんどん知らせていきたいところだ。
【鹿島】トニーニョ監督「差別判定」に怒り!審判に「偏見やめてほしい」』(スポーツ報知)

セレーゾ監督が判定への疑念を深めている。

神戸戦後の会見において『差別、偏見があるのではないか。ダヴィが『こんにちは』と言っただけで警告、それくらいの勢い。判定から、起用するなと言われているようだ』と発言したとのこと。

私個人的には、今シーズンのダヴィはファウル相当のプレイがだいぶ減ったと感じている。精神的に余裕を持ってサッカーに取り組んでくれている。

そうであるのに、ダヴィが敵選手とガツーンと接触すると、レフェリーには正当なフットボールコンタクトと認められず、不当な体当たりであるからとファウルにされてしまうシーンが見受けられる。

さすがに『「こんにちは」と言っただけで警告』は言い過ぎにせよ、ダヴィの場合、ピッチ内で大好きな味噌ラーメン食べていただけで警告されるのではないかとは私も危惧している。

もう、こうなったら、カシマスタジアムでは「ダヴィ専用カメラ」でも用意して、オフザボール時まで映像に撮って検証したいくらい。

スタジアム指定管理者にして自前で中継制作もしているくらいの鹿島なのだから、余裕で可能だ。

正当なコンタクトがいちいちファウルにされているのなら、たっぷり文句と嫌味を添えて映像提出すれば良いし、

しかし、よくよく見たところ、鹿島目線による勘違いであるならばシレッと黙っていれば良い…

じゃなかった、文句言ってスミマセンでしたと謝罪すれば良い。

セレーゾ監督のおっしゃる通り、選手のクオリティを上げていくにはレフェリーの正しいジャッジが不可欠。

例えば、鹿島時代から手を使うプレイの多かった興梠慎三などは、かなり見逃されており、それがデフォルトになってしまった。

CBに転向した青木も、ファウルにならないものだから、手を使い過ぎる対人守備になってしまっていた。

レフェリーがファウル取らないのなら、選手はその基準に合わせていく。選手たちは勝つために、ポジションを守るために、ルールのギリギリ範囲内を探って必死なのだ。

とはいえ、レフェリーにも円滑に試合を流す必要があって、きっちりファウル取り過ぎても「試合の流れを壊す」ことになってしまう。流れをブツブツ切ってしまうと、試合の質が落ちる。

よって、レフェリーのサジ加減とは困難なもの。

多くの人間が納得する鍵は「複数の角度での映像」と「多角的な検証」および、それらの適切な公開になると思っている。
先週末のアルビレックス新潟戦、前半7分30秒のシーン。

鹿島陣内左サイド、タッチライン近くから新潟セットプレイ。

鹿島ペナルティエリアを斜めに入ってくるハイボール、落下点での攻防。

新潟FW川又、マークについていたDF青木の裏をかく動きで出し抜き、前に出る。

GK曽ヶ端も出てこられないコースに、川又ドンピシャリのタイミングで走り込む。

失点危機を察知した青木、後方から川又の左腕をつかみ、動きを止める。

川又ボールに届かず、鹿島はピンチを逃れる。

映像で再確認したが、これはPK相当。

しかし、飯田主審はファウルを取らなかった。

逆の立場であったら大ブーイング確実であるも、サッカーでこういうことはよくある。

とはいえ、そこは結局、真面目な青木。

最後はオウンゴールで代償を支払う形となり、しっかり清算。

長らく安定していた青木なのだが、やや調子を落としているのかミスが出てきている。

年長者として、一層のハイパフォーマンスが欲しい青木と切磋琢磨する意味でも、

そろそろ植田や山村も、突き上げてきてもらいたいところ。

明日のヤマザキナビスコ杯の見どころに挙げておきたい。
気になるジャッジ2つのシーンのみ録画を見直してみた。

【シュミレーション】
53分、セレッソペナルティエリア内、二人のDFの間をダヴィが抜いていくところで前のめりに倒れる。

これがPK獲得目的の意図的なダイブと見なされ、警告。

二人に挟まれており、バランス崩して倒れることはおかしくない。

ダヴィ贔屓目に見れば、後ろから手が、下では足がかけられている。

とはいえ、おそらくは小さな力であり、プレイに影響はないと思われた。

ノーマルスピードで見た限り、「ん?ヘンな倒れ方したな?」というのが私個人的な正直な印象であった。

なお、見る人の角度や、動体視力、基準によっても変わるので、自分の印象が絶対とは思っていない。

ダヴィにはPKアピールの素振りは一切なく、それなら流して次のプレイだな…というところで、

すぐに吉田主審の笛が吹かれ、警告が出される。

スタンド騒然、それにスカパー録画でも実況&解説が疑問を呈している。

私も見直してみたが、ダヴィの倒れるモーション。

これは意図的なのか、意図的でないのかは不明であるが、シュミレーションの際のモーションに近いように見えなくもない。

大半の場合、人が倒れる際にはどちらかの足が地面につく動きになる。シュミレーションの見分け方として、両足が揃っているかどうかは審判講習会でも教えられるポイントである。

ちと、ダヴィの左足と右足が不自然なんだよなぁと私には感じられた。

ただ、それもわずかであるし、普通は流すだろう。

杓子定規な吉田さんだけに取ったということか。

あるいは、要注意人物として情報交換されている選手は厳しく見られるものであり、

ダヴィは鹿島以前からのネガティブな実績がある。それゆえ、シュミレーションと解釈されたのかもしれない。

せっかく更生しつつあるダヴィを温かく見守ってあげて欲しいのに、残念なことだ。

いずれにせよ、このシーンだけでは誤審とは言い切れず、ここだけに限れば極端に偏ったジャッジでもないのだが、

流してもいいところで、キッチリ厳しく取られた感は否めない。

それなら、その基準でセレッソ側のチャージもキッチリ取ってくれれば納得しやすいのに、

私の感覚では、そうは感じられなかった。

【ドロップボール】
72分、セレッソ陣内左サイドから、鹿島・山本のスローイン。

山本が小笠原にボールを出し、小笠原からワンタッチリターン。山本受けて、杉本健勇と対峙したところで、なんと、ボールパーソンがピッチにボールを投げ入れてしまう。

これでボールが二つに。

ピッチ内、プレイに影響するところで試合球以外のボールが入ってしまったので、試合を止めてからのドロップボールで正しい。

ここで、小笠原の駆け引きなのか、スローインでの再開が妥当だという解釈だったのか、吉田主審に詰め寄る。

サポーターの大半は、おそらく、このケースでドロップボール正解であることを知らなかったため、

「また主審が偏ったジャッジした」と騒然となる。

セレッソがドロップボールを外に出して鹿島ボールに返したことも、慣例的な通常の対応。

実は小笠原もあっさり引き下がっている。

比較的レアケースであったので初見となったサポーターはモヤモヤ抱えたことだろう。
鳥栖戦の担当主審は廣瀬主審。

今季第28節の鹿島×FC東京戦も担当している。

その時は鹿島の4-1大勝。

特段、鹿島に不利な判定がなかったため、鹿島サポーターの中からも「今日の主審は良かった」という声まで聞かれた。

個人名ではなく「今日の主審」とされる時点で、扇谷、家本、西村、吉田といった主審たちと比べ、名前と特徴が知られていないのが分かる。

それが廣瀬さんの特徴。

基本、インパクトが残らない。

それは黒子となるべき主審として素晴らしいことであるが、負の面として「退場」や「ペナルティキック」など大きな決断を避ける傾向がある。

家本主審や西村主審と比較し、視認能力が低い(※例えば、高評価されたFC東京戦でもラストタッチの見間違いが二度ほどあった)ためか、際どい決断を下す自信がないのかもしれない。

無難な試合は無難に捌いてくれるものの、コンタクトの厳しい試合では決断に欠けるように見えてしまう。ダヴィへのファウルの取り方など、雰囲気で吹いてしまうジャッジがある。

Jリーグ審判フリークの間では「そんなに悪くない」と評する人がいる一方で、「廣瀬みたいな曖昧のが大っ嫌い」という評もある。

基本的に不公平な印象を残す人ではないが、鳥栖戦については鹿島サポーターも悪い印象を抱くジャッジとなった。それには副審も相当に悪かったように私は感じている。

なかなか名前を覚えている人も少なかったかと思うが、この機会に廣瀬さんのことも覚えておきましょう。
先日の湘南ベルマーレ戦。

前半34分に湘南DF岩尾が2枚目のイエローカードにより退場。

テレビ録画を見直すと、実況・解説(両者、力のある方々だが)は判定に不服のある様子。視聴者も、そのようにリードされて仕方のないジャッジに見えた。

但し、著しくおかしな判定だったとは、私は思わない。

岩尾1枚目のイエローカードはフリーキックを蹴る際の遅延行為によるもの。

プレイ再開の笛が吹かれて、一度、蹴る動作に入ってから、それを止めて、そこからまだ迷っていると遅延行為と判断されることはある。岩尾がそうだったわけだが、鹿島でも青木だったか、同様に取られたことがある。

そして、岩尾退場に至る2枚目のイエローカード。

前を向いた大迫を倒したとされるもので、これ単体だったら2枚目であるし、若干辛いかなと感じるけれども、

但し、岩尾はその前にも際どいファウル(こちらは警告なし)をしており、

このプレイで警告でも不当ではない。

鹿島目線で言わせてもらえば、仮にここで見逃されて、その後もファウル覚悟のハードチャージを連発されては怪我の危険性も出てくるし、そうでなくとも対人で不利になる。

試合通して、湘南選手たちの闘争心は素晴らしく、その分、接触が激しかった。

普段、穏やかな遠藤康が激昂する場面が二度ほどあったが、

一度目は伊東幸敏への、二度目は西大伍へのアフターチャージに対してだ。

二度とも、伊東や西がボールを出した後の無防備な体勢に突っ込んできたもの。

もちろん、湘南選手は怪我させようと意図したのではなく、アドレナリン出まくって戦った結果として、鹿島選手への安全への配慮が薄まってしまっていたのだと解釈している。

経験の浅い選手、守備技術より体力が勝る選手ほど、気持ち入って警告対象のラフチャージをしてしまうもの(※鹿島でも、梅鉢や伊東や前野あたりは、まだ、この手の警告を受ける)。

見た目以上に危険なプレイが見られた。

前田主審は、おそらく試合の入りは「なるべく警告を出さないよう。退場者を出さないよう」意識して臨んだはず。

それがかえって裏目に出て、湘南選手はどんどんテンションを上げてしまった。

10人になってからも意気消沈するどころか、かえって攻め気を強めた。

結果、イエローカード乱発となった試合だが、その一つ一つの警告基準は、ほとんど間違いではない。

ただ、試合の入りのコントロールとして、むしろ、もっと早い段階で注意あるいは警告してしまった方が、結果的にカード乱発にならなかったのかもしれない。

フィジカルコンタクトが正当にして安全なものに抑えられれば、岩尾は退場せず、しかし、鹿島はもっとシンプルにボールを持てたのではないか。

本当に結果論だけれども。



明日15:00、カシマスタジアムでの浦和レッズ戦。

シーズン終盤での3位と4位の直接対決。

チケット前売り34,220枚は、もちろん今季最高。

この試合の重要性を如実に表す。

3万人を超えるカシマのスタンドは異様な熱気に包まれる。

凄まじい圧力がピッチに注がれる。

そうなってくると、アントラーズは負けない。

唯一、経験の浅い選手が少し心配ではある。

先日Jリーグデビューを果たしたばかりの伊東や、入れ込み過ぎてしまう梅鉢。

彼らが平常心で試合に臨めるかは一つキーポイントになる。

とはいえ、鹿島には経験豊かな選手も多い。

リーグ三連覇時も主力であった小笠原や曽ヶ端、中田の存在が心強い。

選手たちは、たぶん、大丈夫。

それより、審判団が大きなミスなくレフェリングしてくれるか。

おそらく球際の激しい試合になるはず。

浦和の槙野はホールディングで、興梠はトラップで、結構、手を使ってくる。

一つ一つのジャッジに対しての、サポーターからのブーイングも大きい。

そもそもパーフェクトなレフェリングというのは有り得ないし、多少の有利不利は起こるのは仕方がない。

ただ、前回アウェイ浦和戦で佐藤主審がやってしまったような、とんでもない判定が起こらないことだけをお願いしたい。それで十分。

日本人審判団のうち、トップクラスが割り当てられるはず。

彼らの一流の仕事ぶりを期待しましょう。
J1に戻したのが時期尚早だったのか…。

今季序盤、鹿島戦での大誤審の後、東南アジアに研修に行っていた(はず)の佐藤主審。

残りはJ2で吹くんだろうと安心していたのだが、ほとぼりが冷めた頃を見計らってJ1に戻されていた。

うーむ、日本の審判業界、人材不足。

佐藤主審は審判界のエリート。若くしてJ1担当になった。当然、実力はある。

J2割り当て審判の中に入れば、勿体ないくらいハイパフォーマンスの時もあるし、それを維持できている時はJ1相当。

ただ、この方、やらかすことが知れ渡っており、今回、また周知徹底されてしまった。

先週末、甲府×川崎戦において、PKでないものをPKとしてしまう。

審判は信用業でもあるので、評判が下がるだけで相当に厳しい。

実際、西村主審&家本主審クラスであれば2~3年に1度するかしないかの大ミスを、佐藤主審は1年に2~3回やらかしてしまう。

たまたま運が悪かったではなくて、技術メンタルに差があるのだろう。通常時は差が出なくとも、致命的ミスの回数が違ってしまう。

ここから這い上がるには、滅茶苦茶努力がいる。頑張ってもらえれば。

家本主審の好例もある。

彼は、かつては鹿島サポーターから不倶戴天の敵くらいに言われていた。ジャッジで鹿島を負けさせようとしていると。

それが今では少なくない鹿島サポーターから敬意を受けるほどになっている。ミスがゼロになったわけじゃないものの(※そもそも、ミスがゼロは有り得ない)、大半の人に信用を得られるだけのジャッジを貫いている。

家本さんは主審として天才で、かつ重度の審判オタクであるが、その点で佐藤さんも劣らないはず。

レフェリーの成長もプロサッカー観戦の面白さ。

個人的には、いいジャッジ、悪いジャッジを繰り返し見せてくれるような、そんな番組があっていいくらいだと常々思っている。

敗戦に直結するようなジャッジミスがあったら何度だって見たくなるのが普通のファンの心情で、それに応えてあげて大丈夫なのではないだろうか。

文句や批判という形でサポーターにガス抜きしてもらいながら進めていって、何も問題ない。

審判委員長たちは、表向き「メディアやサポーターの悪意ある批判」を恐れてクローズにしているようであるが、現実に「悪意ある批判者」が力を得ることはない。

20世紀と違って、今、力を得られるのは公正な者だけ。

個々人にインターネットが定着した今、批判一辺倒の者が一生懸命批判したところで、その批判者は同種の批判者以外の誰にも相手にされなくなっている。聞いてすらもらえない、読んですらもらえないという、そんな時代に進んでいる。

だから、そんな少数の批判者を恐れず、一般人の賢しさや善意を信じて、オープンにリプレイしたり公表すればいいのにーと思う。

その方がうまくいくはずだ。
【許容範囲外のジャッジミス】
鹿島サポーターとしては審判に甘いことを自認している私なのであるが。

昨日のオフサイド見逃しはダメ。許容範囲外。

スコア1-1の後半33分、鹿島の守り。

鹿島DFラインは興梠がオフサイドポジションにいることを確認し、ラインの後ろに置く。興梠は戻り遅く、一目瞭然オフサイドの位置にいた。

そのタイミングで梅崎からクロスが入り、興梠ヘッドで合わせてゴール。

埼玉スタジアムの大型ビジョンにはリプレイが映し出され、見た者全員、オフサイドと認識。

スカパーリプレイでも実況&解説者が「微妙どころか…。オフサイドですね」と口を揃える状況。

竹田副審は後ろから入ってくるマルシオ・リシャルデスに意識を引っ張られたか。

あるいは、単に深視力の不足で「ボールの軌道」と「人の重なり」を把握できていなかったか。

いずれにせよ、明白なオフサイドに旗を上げることができず。

なんで間違えるのか不思議でならず、腹ただしい。

そもそもリプレイなんぞ見なくとも、鹿島DFラインの動きと興梠の緩慢なポジショニングから、これはオフサイドになるなという事前予測が働いて然るべきシーン。そこは副審だけでなく、佐藤主審も同じ。

本当にどう見えたのか?

責任追及とか抜きに、ただただ説明を聞きたい気持ちでいっぱい。

【副審のレベルは下がっている?】
もちろん、今頃は竹田副審も佐藤主審も大きなミスを犯したことに気づいて反省していることだろう。次回、J1の割り当てから外れることにもなるだろう。

サポーターとしては、そんなんだけで済ませて欲しくない。公式に反省文を出してもらいたいくらいであるが…。

今回の竹田さんに限らず、一流と呼べる副審の人数不足。

Jリーグにおけるミスジャッジには、主審以上に副審。副審に力があれば防げたケースが多い。

セレーゾも特に言っていたのは「副審のレベルが下がっている」ということ。

そもそもの副審のレベル不足の主因は、その人気のなさ。

よほどの変人でないとなろうと思わない職業の一つになっている。巷では日本の不人気職業トップ10に入るとか、入らないとか。

競争率が上がらないと、レベルも上がらない。

そこは私も普段から気にしていて、あんまり審判が批判に晒されてばかりだと、余計になりたい人がいなくなると考えることもある。

だから、微力ではあるが、できるだけ責めないように心掛けてはいる。減点方式より加点方式で見るつもりでいる。

それにしても、昨日のオフサイド見逃しについては批判しない方がフェアじゃない。

浦和サポーターならばシレッとスルーすべきところだが(※サポーターとしてはそれが正しいし、私が浦和サポならそうする)、鹿島サポーターならキチッと批判するところ。

声を大にして言うが、100パーセント、審判のミス。

【残念でしかない】
もう一度書くけれども、竹田さんも佐藤さんも、自分たちのミスに気づいているはず。リプレイ見直して顔面蒼白になる姿が目に浮かぶ。

やはりミスの質が低いし、タイミングも悪かった。

それまでは審判団もまずまず。

「雨」「選手たちのテンションの高さ」「大観衆」という、ジャッジを難しくする条件が重なっていたことを考慮すれば及第点のパフォーマンス。

それだけに、残念。

生きた試合としての雰囲気は今シーズン屈指の良さだっただけに、返す返すも残念だ。
2013Jリーグ J1リーグ戦 第9節 の行為に伴う栗原 勇蔵選手(横浜FM)の出場停止処分について』(Jリーグ公式サイト)

昨日、話題にさせてもらった粟原勇蔵(あわはら ゆうぞう)による試合中殴打事件。公式に処分が下った模様。

出場停止1試合とのこと。

これは殴打事件としては恐ろしく軽い刑罰であるが、他に「粟原への改名」「社会的信用の大きな低下」という実質的なダメージを負っている。

我々鹿島サポーターも鬼ではなく、ここは大慈悲の心で彼の更生を見守ろうと思う。

とはいえ、粟原の「カッとなり癖」は粟原個人ではどうしようもないところがある。

誰も見ていないと思うと、つい手が出てしまうものなのだ。

つまり、キム皇(旧名・木村博之)と副審も悪かった。

粟原にしてみれば「どうせキムはフシ穴だから見てねー。やっちまえ!」となったはず。キムはこの試合前半にも横浜FMの大チャンスをオフサイド(※NHKとスカパーの録画両方でも確認したが、どうやらオンサイド)のミラクルジャッジで取り消している。

キム皇がフシ穴であると選手たちにまで認識されていることが、そもそもの問題なのである。

例えば、粟原・豆腐屋・闘莉王・森あたりには、本人のためにもキッチリ、レフェリーが睨みを利かせておくことが大事。

うっかり手が出る四人組といえども、見られていると思えば悪いことはしないのである。

審判の側からマークしておいて早め早めにコミュニケーションを取る。3分に1回の割合で「悪いことしてないだろうな?」「お前のことは信頼しているぞ!俺を裏切るなよ!」「今日はいい子だね!」としつこく声をかけておくことだ。

さすれば、ピッチ内で事件が起きることはなくなるだろう。
昔の失敗談を聞いていただきたい。

とあるお客さん宅を訪ねた時のことだ。

その方、「粟原さん」という。

私「『クリハラ様』でお間違いないでしょうか?」

すると、その親父さん、顔を真っ赤にして怒り出した。

粟「どこがクリハラって読むんだ!俺はアワハラだ!」

私「ええっ?」

粟「クリハラなんて読むわけないだろう!木じゃなくて米だろうが!これを間違えられるのが俺は一番腹が立つんだ!」

私「はぁ、そうなんですか。それは失礼しました」

適当に受け流させてもらったが、その親父さんは数分間ほどブツブツ不満を述べていた。

よほど心外だったのだろう。

しかし、そのおかげで若き日の私は学ぶことができた。

「粟原(アワハラ)さんは栗原(クリハラ)と間違えられることを一番嫌がる」と。

ならば、逆もまた然りなのではないか。

さて、栗原勇蔵選手のことについて触れてみたい。

先週金曜日の横浜での試合、小笠原満男選手の顔を肘で打ったことは記憶に新しい。

小笠原選手に背中を押されたことに腹を立て、カッとなってやったことに見えたが、もちろん、これはいけないことだ。

NHKのカメラにもバッチリ捉えられている。

その試合の木村主審は目がフシ穴であるため、当然のように見破ることはできなかった。主審がフシ穴なのだから副審もフシ穴で、審判団、誰も見ていなかった。

だが、NHKの映像にもアップで映っているのだから、追加で罰則でもあるはず。数日中に警察も動き出すだろうと、そのニュースを今か今かと待っていたのだ。

だが、何も起きない。

さては栗原の野郎、無罪放免かと、私の中では怒りが煮えたぎっている。

このまま泣き寝入りするわけにはいかない。

ということで、ヤツの一番嫌がることをすることにした。

「粟原(アワハラ)の刑」に処す。

今後、弊ブログでは横浜FMの4番を「粟原(アワハラ)」と表記していく所存。期限は私が飽きるまで。

粟原のヤツ、さぞや悔しがることであろう。

悔しがっても無駄だ。お前はすでに粟原だ。

鹿島アントラーズを舐めるなと声を大にして申し上げるまでである。
Jリーグ 審判委員長が異例の“釈明” 不満続出に技術向上を約束』(スポニチ)

サッカーに限らず約束って難しい。

約束して欲しいけれど、できない約束ならしないで欲しい。

約束してあげたいけれど、できない約束をするわけにはいかない。

昨日のスポニチで「上川審判委員長、審判の技術向上を約束」と報じられた。

好意的に受け止めたい一方で、約束しちゃって大丈夫かなと少し心配にもなる。

質の高いレフェリーの絶対数が足りない現実、そしてレフェリー育成は選手以上に年月がかかる現実がある。

それだけでなく、プロサッカーの高速化が進み、世界的にも「アレレ?」という判定ミスが増えているところ。

そんな急に良くなるはずがないと思ってしまう。

だが、既に約束は成されたと。

上川審判委員長のチャレンジ成功を祈っている。

決して安請け合いでなかったと現場の技術向上で示してもらえれば。

技術向上を見逃さないよう、私個人的にもジャッジの良し悪しを見極める目を日々養っていきたい。
No Referee,No Football第51回「ジャッジQ&A」【J1第24節 鹿島対神戸】

『ひじを過剰な力をもって強く振るなど、相手を傷つけるような行為であれば、乱暴な行為として一発退場になります。しかし、この場面では腕を振る力の強さもそこまで過剰には見えません。西選手の倒れ方も大げさで、これは乱暴な行為には至らず、そのようなスポーツマンとして認められない行為を行った伊野波選手にイエローカードを示したのは妥当な判断だったと思います』

I「ふうっ、さすが元委員長、ナイスフォロー。豆腐だけでなく厚揚げも贈っといて良かった。お礼言いに行かなきゃ」

トントン

?「どうぞー、お入りくださいー」

ガチャ

I「失礼します、I野波です」

M「ん?どちら様でしたっけ?」

I「あの、I野波雅○です。ヴィッセ○神○の」

M「んー、訪問先を間違えてませんか?私はM崎ですよ。私はあなたを知りません」

I「M崎元審判委員長ですよね?ボクはI野波です」

M「神○のI野波って言われただけじゃ分からないなぁ…。どちらのI野波さん?」

I「えっと、豆腐屋です」

M「あっ、豆腐屋!なんだ、最初から豆腐屋って名乗ってくれないと分からないよ。I野波なんて言われても名前も顔も覚えてないんだから。あははは」

I「あは、あは…。いえ、コラムの件のお礼をお伝えしたくて」

M「あー、あれか。君が肘打ちかましたやつだろ?」

I「ほんと、助かりました。完璧に擁護していただいて」

M「いやいや、今回ばかりは大変だったよ。こじつけの天才と言われる私でも、君のは酷かったからねえ」

I「え、やっぱ酷かったですか?」

M「そりゃそうさー。あれ、軽く見積もっても本当は50試合出場停止だよ。重く見積もれば永久追放プラス懲役10年だよ」

I「えええっ、懲役って…。ま、まあ、助かりました」

M「ウン、『過剰な力に見えなかった』『過剰な力に見えた』の正反対のワードを私の都合に合わせて使い分ければどんなピンチも脱出できる。また頼ってきてね。礼腐(※お礼の豆腐の意)も忘れずに」

I「はい、追加で豆腐5丁、クール便で送っておきます」

M「ああ、君ん家の作る豆腐は本当に美味しいからね。絶品だ。ざる豆腐もつけといてよ」

I「わかりました」

M「それじゃ、豆腐作りだけじゃなく、サッカーの方も頑張ってね。代表選手になれたらいいね」

I「え?ボクもう代表選手ですけど?」

M「あははは。いやだなあ、冗談が過剰の力ですよ。君が代表に入れるわけないじゃん」

I「いやっ、あの、ほら、これ、こないだのAマッチ翌日のスポーツ新聞です。ね、ボクの名前あるでしょ」

M「あれー、本当だ。おかしいなあ、私もこの試合観てたけど、君が出てたの分からなかったよ」

I「スタメンでバッチリ出てたんですけど…」

M「うーん、吉田がいたのは覚えているんだけどねえ。しかし、ずいぶん代表も格が低くなったもんだなあ。普通、闘莉王とか中澤でしょ?ギリギリで吉田が入れるくらいじゃない?なんで君が入ってんの?てかザックは何やってんの?」

I「くっ、ボクのプライドを傷つけるやつは許さん!必殺、豆腐エルボー!」

ドカッ!

M「ぐはっ…、過剰…な力…が働いた…」

バタッ

I「わっ、またやっちまった!クロアチアに逃げよう!」
【ジェネレーション・ギャップ】
昨日は審判問題について記事を起こそうかと思ったが、止めた。

若い鹿島サポーターと私のような古参鹿島サポーターでは、この問題に対して感情のズレが大きい気がしたのだ。

「アントラーズはほとんどの試合で不利な判定を被っている」「選手たちが頑張っているのに審判に試合をブチ壊されている」という同胞アントラーズサポーターたちの「怒り」「嘆き」「悲しみ」「憎しみ」「苦しみ」は、私にもよく分かる。よーく分かる。

分かるけれど、実際のところ、現在の私がそう感じることはない。

もちろん試合後には「今日の審判は下手だったな」「ルール上間違いじゃないけど、結果的に鹿島に辛いジャッジだったな」とかの感想は持つし、また、常々「レフェリーのレベル向上」「審判文化の熟成」は必要だと考え、ブログというツールを使って微力ながら意見発信に努めている。

ただ、そこにネガティブな感情は持っていない。いいか悪いかは別として、そうなったのは長年のサポーター経験のみによる。

どんなに鹿島アントラーズが衝撃的に不利なジャッジを受けたとしても「初年度のチャンピオンシップに比べれば10000分の1も大したことはない」とオートマチックに受け流せてしまう。

【悪がはびこるJリーグ黎明期】
Jリーグ最初の王者を決める大一番。鹿島アントラーズとヴェルディ川崎のチャンピオンシップ。会場は5万6千人入った国立競技場。

ジーコが怒りに耐えきれず、ヴェルディのセットされたPKのボールに向かってつばを吐いた試合だ。

当時のアントラーズサポーターの苦しみ、今の人には分かるまい。分からなくていいけれど、分かるまい。

今でこそ「Jで最もタイトル獲得回数の多い名門クラブ」である鹿島アントラーズだが、黎明期のJリーグには「読売ヴェルディ川崎」というサッカー界の読売ジャイアンツが君臨していた。

たしかに強かった。

強いだけなら、まだ良かった。

問題は熱に浮かされていたメディアだ。ヴェルディの親会社が「読売新聞」という大手メディアなのも良くなかった。

雑誌や新聞、テレビまで、どこもかしこも「ヴェルディ」「ヨミウリ」ばかりを扱った。

全媒体でヴェルディ礼讃が行われ、ついでに紹介されるのは日本リーグ時代からヴェルディのライバルだった日産横浜マリノス。

ヴェルディ対マリノスの名門対決がJリーグを牽引して欲しい。最終的には盟主ヴェルディに勝って欲しい。

鹿島アントラーズは大手メディアの作り上げたい構図から外れた第三勢力だった。

インターネットも携帯電話も一般化していない時代。鹿島アントラーズをまっとうに扱ってくれるのは茨城新聞と茨城放送(ラジオ局)のみ。

【モノ言えぬ苦しみ】
印象的なエピソードを一つ紹介。

ある日の鹿島アントラーズとヴェルディ川崎の試合。

アントラーズは激戦の末、見事に勝利を収めた。

インターネットのサッカーニュースもアントラーズモバイル公式サイトもない頃だったから、テレビやラジオのスポーツニュースを楽しみに待つ。

某全国放送ラジオ番組の司会者の言葉は忘れない。

「いやー、今日もヴェルディは強かったですよー!鹿島は必死にやって勝ちましたが、ヴェルディは圧倒的な強さでした。鹿島が必死だった分、ヴェルディの強さばかりが際立ちましたねー!ヴェルディこそ世界のスター軍団です!やってるサッカーのレベルが10年は先に行ってました!」

耳を疑うと同時に、もう、ブチッと切れた。

普通の全国放送のスポーツニュースなのだ。ヴェルディ応援番組などではない。

今だったらネット上で鹿島サポーターに総叩きされるようなトンデモ発言だろう。

しかし、時代が時代。メディアは言いたい放題、一般サポーターは言い返す手段がない。

投書や電話という手もあることはあったが、それは内部で処理されてしまうもの。

言えない、書けないから余計に腹が立つ。これほどメディアに腹立ったことはない。

このようなヴェルディ礼讃は数えきれないほど。上記は数多のエピソードのうちの一つでしかない(※ちなみに、セルジオ越後氏や金田喜稔氏など当時から大勢に流されない発言をするサッカー関係者もいた。彼らは今でも根強いファンを得ている)。

【陰謀ジャッジ?】
メディアもそうなら、レフェリーも全体の雰囲気に呑まれたのか、それともヴェルディのベテラン選手の老獪さに流されてしまっていたのか、とにかくヴェルディ有利の判定が目立った。

メディアのせいで極端なヴェルディ嫌いになっていた私だから、余計にそう感じたのかもだけど。

その頃の審判と比べれば、今は全く公正と言える。あの頃のような不正感はない。

最近のJの試合での鹿島に不利な判定、納得しにくい判定が続いていても、それは基準内での適用が鹿島に厳しかったか、あるいは見えていなかったということ。

Jリーグ初年度は、(鹿島以外の)日本サッカー界がプロ化したばかりのJリーグの盛り上がりのため一致団結して「ヴェルディを優勝させよう」と頑張っているのではないかと。

そんな疑いを持ってしまうほどだった。

今はおかしな判定を指摘してくれる解説者や実況アナウンサーは、一応いる。松崎審判委員長も、一応、質問に答えてくれている。

J黎明期は、あからさまにヴェルディ有利な判定に何も触れてくれなかったのだ。鹿島の選手は歩いているだけでイエローカードもらいそうな勢い。ヴェルディの選手は鹿島のPA内にいるだけでPKもらえそうな勢い。

だから、私はジーコがつば吐きたかった気持ちはよーーーーく分かった。というか、自分はレフェリーにボール蹴りつけたかった。

ジーコは「高田(主審)はレフェリーの服の下に、ヨミウリのユニホームを着てホイッスルを吹いた」と激怒していたが、私も全く同感。高田主審は元々、読売の選手だったのだ。

その疑念、苦しみ怒りたるや半端なく、もう何年も何年も鹿島仲間にグチグチグチグチ言い続けたのだ、私は。

しまいには誰も聞き流しているだけで聞いてくれなくなった。

【しつこい男】
そんなの意に介せず、それでもグチグチグチグチ言い続けた。

いいんだ、自分が言いたいだけなんだから。飽きるまで言うのだ。

怒りが多少収まったのはヴェルディ川崎が悪事を重ねて人気を失い潰れ去り、東京ヴェルディに名称変更してJ2に定着した頃くらい。

悪が滅び去り「ざまあみろ」の想いと共に幾らか冷静になれたのだ。

カズやラモスといった昔のヴェルディの主力選手たちが、鹿島のことをリスペクトする発言を事あるごとにしてくれていることも、その助けとなった。

今では「東京ヴェルディ」は嫌いでないし、高田主審も単に下手だったということにしてあるし、カズやラモス、松木、都並はむしろ好きだ。柱谷も安月給で水戸の監督引き受けてくれてから好きになった。ビスマルクは鹿島に来てくれた時に好きになった。

結局、15年以上もグチグチしていたのである。

それでもなお、今思い出しても「ヴェルディ川崎」「ナベツネ」「ヨミウリ」「当時のメディア」「おかしな判定」に対してフツフツと怒りが込み上げてくる。

もう、こういったものの解決には年月が要るとしか言いようがない。

審判やメディアの成長も、悪が滅び去るのも。自分自身の許容範囲の広がりにも。

そして、また、多くのサポーターや選手が審判問題への納得を早めるために、質の高いジャッジ検証番組が必要なんだと思う。然るべき人たち同士でジャッジ検討する機会が必要なんだと思う。
『こういう終わり方は非常に悔しい。レフェリーがすごく大きなミスを犯している。相当クレージー。同じサッカー界にいる人としてどうかと思う』
『僕らはプロとして戦っているけど、審判にはプロではない人もいる。その差が出た。抗議するのが悪いという風潮があるが、選手がレフェリーに意見を求めるのは正当な権利。リーグにも考えてほしいし、レフェリーも、もう少し責任を持って笛を吹いてほしい』
(ニッカンスポーツ・コムより、5/16ナビ杯セレッソ×広島の試合後、佐藤寿人選手のコメント)

その発言によるJリーグからの処分。

『広島寿人に始末書!審判員への中傷で処分』(ニッカンスポーツ・コム)

そのジャッジの動画。4:06頃から。『ナビスコカップ2012 5月16日 セレッソ大阪×広島 ハイライト

判定がどちらに転んでも片方からは抗議が出るであろう難しいシーン。

私たちはスロー映像で確認できるからいいものの、判定の際、主審は映像を見ることができない。リアルノーマルスピードでジャッジを下さなければならない。

このような簡単ではないシーンであっても「レフェリーがクレイジー」であると選手が激怒してしまう理由がある。

そもそものジャッジに対する不信感だ。

その溝を埋めていくには、審判個人による技量アップが大前提だが、他にもアイディアが要りそう。

例えば、かつては鹿島アントラーズの天敵とまでされた家本政明主審。

ここ数年の彼は元々の優秀さに熟練が重なり、安定してジャッジしてくれることが多い。鹿島担当試合でも問題なく高パフォーマンスを継続してくれている。

とはいえ、現実的に全ての主審が彼レベルまで到達するのは難しい。

日本のサッカー人気、審判人気を考えれば、成長途上レフェリーの割合が高くなる。レフェリーは人気職業ではない。

どんな優秀な主審でもミスをする。欧州や南米の試合でも、見ていると「アレレ?」という奇天烈ジャッジはある。

それが「審判不人気国」の中の「トップ級以外のレフェリー」であれば、余計に「アレレ?」が増えるのは自然の成り行きと言える。

しかし、それをそのままにしておかない姿勢を示すことが必要なのではないか。

現状、「ミスジャッジを放置したままで、審判だけが守られている」という認識(※審判からすれば誤認ということになろう)が少なくないJクラブ選手やサポーター、ブラジル人監督の間に広がっている。

「それぞれのレフェリーが成長中で常に鍛錬を積んでいること」「全てのチームと選手、審判員に対して公平であること」「そういったことを間違いなく毎試合査定していること」

そのあたりが中身を伴ってアピールされていれば、現状ほど不信感が高まることは防げるのではなかろうか。

松崎審判委員長がメディアを通じて情報発信してくれているものの、それだけでは足りなくなっている。
今シーズン、プロフェッショナルレフェリー達の鬼門といえば「鹿島アントラーズ戦」で間違いなかろう。

数多のトップレフェリーが担当しては大きなミスジャッジかまし、サポーターから大ブーイングを受け、ネット上でも批判が相次いだ。

外野が騒ぐだけならまだしも、審判のボスたる松崎審判委員長からも公に指摘がなされる。週刊連載中のコラム(※読売新聞及びゲキサカ)で取り上げられるのは毎回のように鹿島戦におけるジャッジ。

当然、二週間に一度行われている審判員研修の場でも「ミス」として検討テーマに出され、他のレフェリーからもダメ出しを受けることになる。一定期間、J1担当から外れることにもなる。

いつも難しいにせよ、特に今年の鹿島戦はレフェリーにとって鬼門。

悪い流れを断ち切ろうと、第6節のFC東京×鹿島戦。満を持して投入されたのは大ベテランの吉田寿光主審。

その彼ですら「両チームへのボックス内間接FK判定」で自らリズムを崩し、またもレフェリー返り討ちの結果に。

ならばと鹿島戦の相性が悪くない(※これが理由だとは思わんけど、仮の話として)松尾主審が割り当てられた第7節鹿島×セレッソ戦。

概ね安定したジャッジで試合を運んでくれたものの、キム・ボギョンへレッドカードを出せず、乱闘寸前になり、試合終了後の禍根につながってしまった。ドゥトラとボギョンの手足が出なければ好ジャッジで終われただけに松尾さんには不運でもあったが…。

若い木村主審、岡部主審が大失態を演じ、ベテランの吉田主審でも松尾主審でも難しい2012シーズン鹿島戦。

そんな状況でガンバ戦に割り当てられたのは、若手の佐藤隆治主審。

最近の鹿島戦でそんなに良かった記憶がないので、試合前は不安があった。

私個人的には、今一番鹿島戦を吹くにいいのはかつての仇敵・家本政明主審。

感情的に嫌だというサポーターがいるのは否定しないけれど、少なくとも昨年の彼は、鹿島担当試合で素晴らしい笛を吹いてくれた。

彼の「超・審判オタク」といえるほど研究熱心なところには、敵ながら一目置いてしまう。

で、家本さんならまだしも、佐藤さんで大丈夫かなぁ?と。

それが、そうじゃなかったね。佐藤さん、見くびって失礼しました。

佐藤主審、凄く気合入って、メンタル的にもフィジカル的にも準備万端で試合に入ってくれて、抜群にいい仕事してくれた。

判定の線はハッキリしており、見るところをしっかり見ており、流すところは流し、取るところは取り、難しくしなかった。分かりやすかった。

いいジャッジだけに目立たなかったが、佐藤主審自身、内心「してやったり」だったのではなかろうか。

どうしてもジャッジは水物なところがあって、毎試合これは難しいだろうが、今後も高クオリティで安定してもらえれば。

レフェリーの世代交代も進んでいるのだなと思う。
昨夜のヤマザキナビスコ杯札幌戦はロスタイム決勝点により2-1勝利!

ジュニーニョ&岡本の新加入2トップ揃い踏みゴールに、遠藤は主力の風格を帯びてきており、チームとしてプラス要素が少しずつ増えつつある。

決して、35本のシュート数ほどには内容的に圧倒できたものではなかったが、残り時間少なくなっても「勝つぞ、勝てるぞ」という雰囲気が画面越しに伝わってきていたことが良かった。

それが鹿島らしさで、それが一番大事。

それには、もちろん選手たちの力、チーム力が前提としても、前節ロスタイムで勝ったことによるいいイメージと、現地札幌ドームで声を送った精鋭サポーターたちの送り出す波動が伝わったのだと、私は思う。

連勝という結果で、またノッていけることだろう。

さて、敢えて苦言を呈するとすればジャッジ。

試合を動かす大きなミス(に私には見えた)が一つ。

前半39分、鹿島側ペナルティエリア内でキリノが昌子にかかとを踏まれ、転倒する。

このプレイでは札幌にPKが与えられないばかりか、キリノはシュミレーションで警告を受ける。イエロー二枚目で退場。

1点差で負けていた鹿島が流れをつかむジャッジとなった。

私は鹿島サポーターなので、常時であれば鹿島有利の判定にはシレッとしている。

しかし、今シーズンについては「勝った方」「ジャッジで得をした方」が問題提起していくことも必要だと考えられるので、ここでは触れておく。

このシーン、何度スロー再生で見直しても、キリノはガッツリ踏まれている。これは誰でも見直せば分かる。

おそらくキリノの足には深いスパイクの傷がついたハズで、退場判定時、彼は岡部主審に傷跡を見せようとしていた。

主審は「わざと倒れたくせに」とばかりにプイッと行ってしまったが(※あくまでテレビ観戦の私の主観)。

ただ、これは見直したからこそ分かったことで、リアルタイム視聴時にはシュミレーション判定致し方なしに見えた。

主審は、もっと分からなかっただろう。

「主審→昌子→キリノ→鹿島ゴール」という向きで三者は走っており、真後ろから追いかける形で走っていた主審からは昌子の足でキリノの足が隠れている。

かかとを踏んでいるのが見えなかったのだから、シュミレーション判定に何ら不思議はない。

ただ、である。

横から見ていた副審はどーしたの?ってことなんだ。

これは現地にいなかったから未確認だけれども、その場でチラチラ映ってくる副審は、ただ自信なさげに佇んでいる。

主審も副審に確認をとる素振りがない(※テレビに映らないところで確認していたら、ゴメン)。

なぜ昔は「線審」と呼ばれていたものが、今や「副審」と呼称変更されているのか。

オフサイドラインだけ見ていればいいわけじゃない。副審もジャッジの主役の一人。

今シーズンについては、副審次第、副審と主審のチームワーク次第で防げたようなジャッジミスがとかく多い。

90分の間、絶えず移動するオフサイドラインと両チームの選手を視野と意識のうちに捉える作業は困難なことである。

並外れた視覚的資質とトレーニングが必要であることは承知している。「ただ注意深くやれば誰にでもできる」仕事でないことも承知している。

その上で、更なる技術向上、副審の地位向上を期待したい。
日本サッカー界では、メディアやJクラブ、監督、選手たちに対して「公にジャッジを批判しないよう」お願いがなされている。

それが文書化されたものが表に出てきたことはないのだけれど(※少なくとも私は見たことがない)、時折、正直なサッカー解説者が「あ、審判のことは言っちゃダメなんでしたっけ」とポロッと漏らしてくれることあり。

各Jクラブ公式サイトやJ's GOALの監督&選手コメントで丸々ジャッジ批判がカットされていることと併せて、まず、「ジャッジ批判には上から釘が刺されている」ということで間違いないだろう。

上の意図は分からないではない。

審判員を守ること、ジャッジの権威を守ること。その動機は悪ではない。

ただ、そろそろ、そういったことをユルめていい頃かも。

昔に比べれば、闇雲に審判を叩こうという輩は減っている。

ジャッジもちゃんと見ようという層が確実に増えてきている。

その層の増加を加速させるためにも、「クローズされたジャッジ議論」がポジティブに動いていけば。

例えばだ。

鹿島アントラーズは自前でスカパー試合中継やクラブ応援番組を制作している。

その流れで、時々でいいからアントラーズの試合に特化したジャッジ検証番組(最初はミニコーナーからでも)をやってくれるといい。

多少、JFAや審判委員会に目を付けられるかもだが、「ホンモノの、心温まる、いいものを」作ってしまえば、むしろ事後承諾で認めてもらえるんじゃないかと思うのだ。

その目的は「鹿島を不利に追い込んだレフェリーを叩く」ものではない。

「良いジャッジ、悪いジャッジ」の基準を広く知らしめ、レフェリングの苦労を知り、レフェリーへの敬意を育み、やがては以前より「選手もレフェリーも観客も」ジャッジに関わるストレスを軽減して試合に集中するようになるためである。

ジャッジ検証は鹿島目線、鹿島贔屓じゃつまらない。

ボクらはさんざん、鹿島目線で議論し尽くしており、言い飽きているし、聞き飽きている。

そうでなく、あくまで世界トップ級の基準でやってもらいたいのだ。

欧州や南米のトップレフェリー経験者に来て頂く。場合によってはアントラーズ選手や松崎審判委員長やPRにも来て頂いて、共に検証してもらう。

すぐの実現は無理としても、あったら面白かろうなぁと思う。

普段のリクシルアントラーズリポートには満足しているけれど、「ジャッジ」に踏み込んでいくような番組ではないからね。

…ま、何をするにも、まずはリーグ戦で勝たねばな。

鹿島の番組作りを手厚く支援してくださるリクシルさんとて、下位チームを支援し続けるのは困難。経営判断的にも、また株主の手前という意味でも。

ジャッジ検証番組はちょっと未来の希望。今の希望はジョルジ監督主導による守備修正、そこからの勝利だ。

退場やPKを宣告したのは主審にせよ、数的同数~不利の後追い守備を連発し、個人が危険を冒して守るハメになっているのは、まさしく鹿島アントラーズのチーム作りの問題。

審判が上手くなるより、鹿島の組織守備を整備する方が、まだ早く成し遂げられるはずなのだ。
鹿島アントラーズが勝てないと書くことがなくなってくる。

試合を思い出して書き綴っても「結局は負けた」「結局は最下位」という結果の前に全てが虚しくなる。

書くことがあるとすれば、審判のジャッジに文句をつけることくらいだ。

というわけで、早速文句をつけてみよう。

兎にも角にも、仙台戦と浦和戦を担当した木村主審のジャッジが納得しにくい。

基準がわかりにくい上に、その基準だって前半後半それぞれの内でも統一されていないように見える。

本当に日本サッカー界の審判員を代表するプロフェッショナルレフェリーなのか。

いや、そもそも本当に木村主審なのか。

ここだけの話、実は「別人説」が流れている。

木村主審については予てから「お笑い芸人のアンジャッシュ児嶋」に似ていると噂になっていた。

たしかに、似ていると言えば似た雰囲気だった。

だが、それは単なる他人の空似だろうと思っていた。

甘かった。

甘すぎたのだ、我々は。

おそらく今年になってから、すり変わっている。

元々、J1担当PRの中では経験の浅さが露呈するところのある木村主審とはいえ、それにしたって今シーズンのジャッジは「不自然」レベルに到達している。

これはもう、アンジャッシュ児嶋なるお笑い芸人が自分勝手にプロサッカーの試合に潜り込んでいるとしか考えられない。

そりゃ、児嶋にとっては面白かろう。

しかし、お笑い芸人に主審を担当され、不安定な判定を被る鹿島アントラーズはたまったものじゃない。

児嶋には早く本業のお笑いに帰るべしとお伝えしたい。

そしてJFAは、今後レフェリーの替え玉などが起こらぬよう、よくよく注意していただきたいものである。
ヤマザキナビスコカップ決勝戦で鹿島アントラーズの青木剛が警告2枚を受けて退場。

彼の退場処分については各所で疑問の声が上がった。

その件について思うことを。

警告1枚目の判定は妥当。青木の甘さが出た格好。

浦和レッズGK加藤のゴールキックからのセカンドボール。後ろに流れる浮き球を巡る形。

青木とエクスデロで鹿島ゴール側に向かって追走。青木の方が一歩早くボールに到達。

しかし、青木トラップの時点で足とボールが止まってしまい(振り向こうという選択肢を一瞬、持ったのかもしれない)、エスクデロに追いつかれる。

そこから競り合いになり、エスクデロ有利な体勢になったところを押し倒したとして警告を受ける。

前半にCBが警告を受けてしまうのは(しかも、判断の甘さが絡んでいるのならば)、いいことではない。ここは青木の反省点。

それから、退場につながった原口元気のドリブルへの対応。

原口を止めきれず腕で止めた反スポーツ行為とのことだが、「私には」正当な守備に見えた。

私だけではない。

ピッチ上見る限り、東城主審以外は(※ファウルを受けた原口含めて)まさか青木イエローだとは思ってもいない様子が明らかだった。

原口は普通に次のプレイに移ろうとしている。

そりゃ、もちろん「原口を止めきれず腕を絡ませて止めた」という風に主審から見えたのであれば、イエロー提示もルール上おかしくない。

1枚目イエローのプレイから「青木の腕は注意」という意識が主審にあったかもしれない。原口のドリブルのキレにより、青木がファウルでしか止められなかったと捉えたのかもしれない。

ただ、これは結果論から言わせてもらうが、サッカーの主審は裁判官や警察官とは趣が違う。

元々、サッカーの歴史の始めに専任の審判員はいなかったのだ。

両チーム選手同士で解決できない、喧嘩になってしまうことが出てきたことから、審判が置かれるようになった。

「双方の選手たちが納得してプレイしている時、審判はいらない」のである。

イエローを出さなくても、浦和の選手も納得した流れ。即ち「介入しなくていい部分にまで介入した」ことになる。

見直してもらいたいものだ。

精査した結果として、「やはり正しくジャッジした」のであればそれでもいいし、「違うやり方もあった」のであれば改善してくれればいい。

東城主審も日本期待の主審の一人。レフェリーは物議を醸す経験によって成長していく面もある。

家本主審も例の事件の後、飛躍的に成長している。

で、青木についてだが、退場につながったシーンも含めて、よく守ったと思う。

退場恐れて軽い守備をしてしまうと、そこからチームの流れが悪くなる。

原口へのドリブル対応には引かない気持ちがあったし、青木なりに(退場しないよう)一線を引いたフィジカルコンタクトを心掛けていた。

欲を言えば、最初の警告を受けた時点で「併走した競り合いで、この腕の使い方をすると今日の東城主審には取られる」ということが念頭に入っていれば、あるいは岩政のように主審と判定基準についてコミュニケーション取っておけば、退場回避できたかもしれない。

いずれにせよ、イエローは可哀想。

しかし、青木を責める者はいまい。

退場判定自体が一般的に不当に見えるものだし、そもそも、その30分前には青木へのファウルで浦和の若き柱石たる山田直輝が退場している。ああいう子が敵にいると面倒だし、まぁ、大きな声じゃ言えないが、青木、良くやったと。

いつも一生懸命、無口で口下手、焦るとすぐに挙動不審になる可愛い子、青木剛。

「えー、ウソーッ!」「そんなぁぁ!」とばかりにピッチに倒れ込む姿は、とてつもなく愛らしかった。

15冠のキーマンは、背番号15だったということだ。
アジア杯決勝の担当主審が発表された。

ウズベキスタンのラフシャン・イルマトフ氏。

レフェリーに興味のあるサッカーファンの間には名の知れ渡った、アジア最高の主審だ。

南アフリカW杯では日本の西村氏と共に、欧州のサッカーメディアから称賛を浴びている。

『主審と副審は試合が荒れたときに責任を追求されるものだが、ラフシャン・イルマトフ氏と西村雄一氏の本日担当試合でのレフェリングは褒め称えられるべきものだ』

『ウズベキスタン人で最も国際的な有名人であろうラフシャン・イルマトフ主審。ゲームをスムーズに流し、あらゆるジャッジにミスがなかった』

『ウズベキスタン人レフェリーの割当ては試合前、疑問に思われた。ラフシャン・イルマトフ主審は実力以外のもので選ばれたのかもしれないと噂されていた。しかし、イルマトフは彼自身のレフェリングで噂を吹き飛ばした。

『最も若い、世界最高のレフェリーの一人であるこのウズベキスタン人は、この試合をインテリジェントにコントロールした。彼は両チームに公平だった』


アジア杯グループリーグ、日本×サウジアラビア。

5-0で日本代表が勝ったこの試合、審判団が表立って目立つことはなかった。

つまり、この試合を担当していたのがイルマトフ氏のウズベキスタン審判団だ。

優れた審判団ほど目立たない。

やはり、大して調べもせずに「アジアの審判はヘタ」などと言うべきではないのだ。

一流は一流。どこの国にいても。

但し、ハナからジャッジを疑ってかかれば、どんな審判でもヘタに見えてしまう(これが一般的なJクラブサポーターがJリーグ主審を見る時のスタンス)。

そして、逆に、上手いレフェリーと信じ込んでしまえば、多少のミスジャッジにも目を瞑ってしまう(これが一般的な日本人欧州サッカーファンが欧州の主審を見る時のスタンス)。

正解は、おおよそ真ん中のところにある。

フラットな目で見て、初めてレフェリーの本当の実力が分かる。

アジア杯決勝は日本×オーストラリア。

タイトルの懸かったビッグマッチ。テンション高く、フィジカルコンタクトの激しい試合展開が予想され、イルマトフ主審と言えども決して簡単な試合にはなり得ない。

日本×サウジは、ある意味、ウズベキスタン審判団にとっては余裕だった。

決勝では、その真価を見せてもらえるのではないかと個人的に期待している。

もちろん、我々サッカーファンが見るべきは第一に選手たちである。

審判団は黒子に過ぎない。

選手たちが終始フェアプレイを貫きさえすれば、あるいは、ギリギリの接触、ギリギリの駆け引きがなければ、審判団に大した仕事はないのだ。

しかしながら、現実はそうではない。

大舞台ほど身体と身体がぶつかり合う。両チームで判定認識の行き違いも起こる。

だから、審判団は難しい判定を迫られる。

そんな時、判定の意図や判定ミスの原因を推測できるようになったなら…。

レフェリーに必要以上の疑いを持つことはなくなり、より少ないストレスでサッカー観戦を楽しめるようになるだろう。

素晴らしいジャッジに気付いて感嘆することもあるだろう。

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優勝気分と正月気分で忘れないうちに記事にしておこう。

天皇杯決勝における「家本主審」と「オリヴェイラ監督」の仕事の成果についてだ。

二人とも、十分以上の内容・結果を示してくれた。

2008年ゼロックス杯以来、一部鹿島サポーターから敵認定されていた家本主審。

この試合の安定したパフォーマンスは「敵認定」を取り下げるに十分なものだった。

サポーターからブーイングのあった判定も、録画映像を見直してみれば基準の範囲内であり、その基準内での大きなブレはない。

選手たちの頑張りはサポーターからも褒め称えられやすいが、「レフェリー」や「監督」の評価は忘れられがち。

「悪かったジャッジだけ」「悪かった采配だけ」が注目されてしまう。

サッカーはどうとでも取れるスポーツ。

「審判が相手チームをエコヒイキしている」と先入観を持ってしまえば、実際の試合では、その通りに見えてしまう。

審判を敵と見なしているサポーターの目には、「自チームに不利益な判定」は「審判が悪いと映る」。逆に「正しい判定」「相手チームに不利な判定」は「何も映らない。何も気付かない」のだ。

99の正しい判定をしても、それには全く気付くことができずに、1つ2つのミスだけで「審判が下手」と評価してしまう。

監督への評価も似たようなもの。

サポーターにしてみれば、「こうして欲しいという自分の考え」と「現実の監督采配」が真逆で、それで負けた時ほど腹が立つことはない。

しかし、「負けた時は監督のせい」「勝った時は選手のおかげ」「サッカーに詳しい俺の言う通りにしておけば、もっとうまくいった」とだけにしておくのは、やはり違うのではないかなぁ…と思うのだ。

「オリヴェイラ監督はトーナメント戦に弱い」「トーナメント戦に勝てない」という声があった。

私も、そのように思っていた。

しかし、天皇杯タイトル戴冠。

準備は万端で、そこには監督の仕事ぶりが伺えた。

まあ、これだけで「トーナメントに強い」とは言いきれないが、しかし「トーナメントに勝てない」というのは断定し過ぎだった。実際に勝ったのだから。

「外から見ているだけの人間は何とでも言える」のはスポーツでも政治でも同じ。

たくさん好き勝手言っておいて、「当たったこと」だけ「俺は前からこうしろと言っていたのに、そうしなかったから失敗した!」「俺の言う通りにしたから成功した!」と鼻息荒く、「外れたこと(※岡田監督三戦全敗とか民主党に投票したこととか)」は触れずに忘れてしまう。

「無責任なヤツが好き勝手言うな!」と主張したいわけではないよ。私なんか、この通り好き勝手書いているし、とても他人様のことを言えたものではない。

やっぱり、口出ししたくなるのが人間。噂話、無責任話が大好きなんだ。

但し、いい仕事をしてくれた人のこと、これは意固地にならず評価すべき。弊ブログでは、そのスタンスを今年も貫いていきたいのだ。

ということで、家本主審とオリヴェイラ監督のお二方を褒め称え、感謝しておきたい。

二人は間違いなくトップレベル。

来季もまた、いい仕事頼みますよ。

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鹿島が被害を被った時だけ「判定がおかしい!」と騒ぐのは嫌いなので、鹿島が利益(?)を被った今、敢えてスルーせず記事を起こしてみる。

昨日の鹿島×仙台の試合。

ペナルティエリア内の浮き玉を新井場が腕でガード。仙台のチャンスが潰えた。

あれは完全にハンドだったと私は思う。

録画を見直せば見直すほど、ハンドの確信は深まる。

仙台にペナルティキックが与えられるのが妥当だったろう。

そりゃ、審判が「故意」と判断しなければハンドの反則にはならないものではあるけど、あれを「故意」と判定しないのは納得しにくい。

ぶっちゃけ、鹿島サポの私だっておかしいと思う。

新井場的には、故意ではなかろう。

なぜなら、昨日の仙台のシュートのヘタクソさでは、PK以外に点を取られる気配がなかった。ハンドまでして防ぐ意味がない(敵サポの私ですら、中原のヘタクソさには怒りを覚えたくらいだ)。

それでも、いかんせん「これ以上はないくらい」大げさに新井場の腕に当たっていた。

レフェリーの「目に入らなかった」のか、「故意ではないと判断したか」、説明を聞きたいもの。

個人的には、PK取ってもらって全然かまわなかった。

それで引き分けたら、それは実力だからね。

今後も当ブログでは、鹿島の有利不利関わらず、キテレツ判定には物申していきたい。

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ナンバーWeb木崎氏のコラム。

信号無視をする人間が悪いのか、全てを取り締まれない警察が悪いのか。

パタパタ簡単に倒れる選手を擁護するだけのサポーターでいいのか。

しょうもないファウルでイエローもらう選手を擁護するだけのサポーターでいいのか。

選手や監督が退場したら、退場させた審判を責めるだけでいいのか。

ひたすら身内に甘いサポーターがいることは仕方がない。

世の中には色んな人がいる。

だが、『悪いのは全部、審判。選手と監督はこれっぽっちも悪くない』。

それでは茶魔ちゃまのお父ちゃま。

そうはなりたくないもの。

アジア一、世界一を目指すクラブサポーターが、それでいいとはとても思えないから。

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W杯終了から過ぎてしまったが、これは触れておかねばならないだろう。

西村雄一レフェリーの功績についてだ。

決勝では第四審判を担当。ブラジル×オランダ戦では主審を務めた。

これは彼のジャッジがFIFAから認められたことを意味する。

世界トップレベルのレフェリーであると。

西村主審のジャッジ。

日本のサッカーファンの間では賛否両論の反応があった。

いや、「否」の方が多かったか。

日本のテレビ実況も「ヒステリックな笛が響き渡ります!」と、暗に西村氏の笛を責めることがあった。

だが、FIFAの見解は違った。

例えば、西村氏の「ヒステリック」な高い音の笛。

あれは、ブブゼラの大音響の中でも伝わるよう、意図的に高めの音を出していたものだ(まあ、普段から高めだが)。

また、フェリペ・メロのような問題児がいるような超本気試合では、まず、大荒れは免れない。

それを、しっかり終わらせてみせた。

私の探した限り、ブラジルと日本以外のサイトを覗くと、西村氏を評価する声の方が圧倒的に多い。

もちろん、西村氏とてミスはする。ミスが目立つ日もあるだろう。

だが、思うのだ。

「日本のサッカーファンは、日本人は、これでいいのか?」と。

時代潮流として、多数派の流れとして、他人を評価しようとしない。

それどころか、他人のミスを徹底して叩こうとする。

人とは違う叩き方、新しい叩き方をする人が、「賢い」「目の付けどころが違う」と称賛される。

「批判」ならいいのだが、実質的には「否定」であり「攻撃」。

底にあるのは、「自分だけは賢い」「自分だけは間違っていない」という自意識。

かなり、多くの人がそうなってしまっている。

自らは謙虚さを欠き、人を育てる、赦す意識がなくなった。

こんな集団の中では、誰が総理大臣をやっても、誰が審判をやっても、絶対に上手くいかない。

人が育たない。

「批判は良くない」と言いたいわけではない。

批判の中でも、愛情や寛容を忘れてはならないのだ。

それだけで、私たちは生きやすくなる。

私たちの日本は変わる。

そのように思う。

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