鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
カシマスタジアムでの鹿島アントラーズ×水戸ホーリーホックのプレシーズンマッチ、後半。ピックアップした選手短評。

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【FW ジネイ】
最前線でロングボールのターゲットとなる。
8分、鹿島カウンターの流れから遠藤のクロス。ゴール前、巧くDFの間に入り込んだジネイ、頭で冷静に流し込む。

ハイテンポを要求されるようなバイタルでのポストプレイの連係は、まだ合わないところがあり、ズレがしばしば。熟成が待たれる。
とはいえ、味方を使う意図がよく分かるのが好感。柔らかなボールキープから受け手のプレイしやすいパスを出してくれる。

守りでは相手GKとバックラインに適宜、プレッシャーをかけていく。ミスパスを誘い、ショートカウンターにつながるチェイシングもあった。

強いていえば、日本のDFの接触プレイ、その判定基準に適応するのに、やや時間がかかるか、苦労しそうなことか。ノーファウル判定の接触で倒れる場面が散見された。
カシマスタジアムでの鹿島アントラーズ×水戸ホーリーホックのプレシーズンマッチ、前半。ピックアップした選手短評。

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【OMF カイオ】
スピード豊かなドリブルキープから逆サイドへの大きな展開、ゲームメイクにも幅の広がりを見せる。

独力の個人能力の高さはますます磨きがかかり、二人三人に囲まれても突破していく。強引にでもシュートで完結できる。

ただ、35分。自分一人のイメージで誰も味方のいない右前方のスペースへロングボールを入れてしまう。

この場面、遠藤が真ん中の裏にボールを要求して走っていたため、遠藤を欠いた状況で水戸のカウンター開始。鹿島のボランチとCBのバタバタした対応が重なり、失点に至っている。
カシマスタジアムでの鹿島アントラーズ×水戸ホーリーホックのプレシーズンマッチ、前半。ピックアップした選手短評。

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【CB ブエノ】
最初のCK守備。前に入られて、ヘディングシュートを打たれており、危うかった。一応、身体をつけてはいたからシュートを外させることはできたが、後手に回ったマーク。全般にボールに釣られ自由にさせてしまうことが目についた。

失点場面の手前、佐藤和樹のドリブルに相対した場面。決断が遅れ、佐藤のプレイ選択をほとんど制限できていない。フリー状態で余裕を持ってスルーパスを出されており、失点に至っている。この試合ではマーキングの強さも、対応力の高さも感じられなかった。

また、ビルドアップ時のパスが度々ズレてしまう。角度もスピードも丁寧さを欠き、受け手とのイメージが合わない。

CBは前半からのプレイが重要。新外国人選手はプレシーズンからのアピールが重要。その観点からすれば物足りなかった。
Pikaraスタジアム(香川県丸亀)での、鹿島アントラーズ×カマタマーレ讃岐のプレシーズンマッチ、後半。ピックアップした選手短評。

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【右SB 伊東】
守りに比重を置き自陣に人数を割く讃岐。前のスペースが生まれにくく、伊東の得意とするフリースペースへのダイナミックな走りを繰り出せないゲーム展開。

そうなると、上がってもマークのついた状態でのプレイを強いられる。現時点で得意とは言えないビルドアップは詰まりやすく、顔を出した味方にテンポよくボールをつけるに至らず。右サイドでのスムーズな攻撃展開を促すことはなかった。

ただ、27分のクロスは良い。小さなフェイントを入れてクロスのコースを作り、ファーへ伸びるキック。チャンスを作り出す。西との交代までに2本ほどクロスを入れた。

伊東は西のように自ら組み立てられる選手ではないが、しかし、機動力に優れ、ランニングからのクロスという武器ある。この試合では地味であった分、次の機会を楽しみとしたい。
Pikaraスタジアム(香川県丸亀)での、鹿島アントラーズ×カマタマーレ讃岐のプレシーズンマッチ、後半。ピックアップした選手短評。

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【DMF 久保田】
前半は勝負パスやミドルシュートを放つチャンスがあったのだが、慎重なプレイを選んで逸してしまったのは惜しい。
ただ、味方を使いながら、ペナ内にランニングするアイディアは良い。

強風の影響もあり、効果的にロングボールを通す場面は見られなかった。ショートパスのつなぎは正確。

後半には積極性を出そうという意志が見えるプレイがいくつか。プレイエリアを高めに上げたり、遠めからでもミドルを放ったり。
とはいえ、ここぞのクロスは流れるなど、決定的なプレイは出なかった。

三番手ボランチとして名乗りを挙げるチャンス、今回は生かしきれなかった。
Pikaraスタジアム(香川県丸亀)での、鹿島アントラーズ×カマタマーレ讃岐のプレシーズンマッチ、前半。ピックアップした選手短評。

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【FW ジネイ】
ワンタッチツータッチのボールテクニックの確かさ、ボックス内でのキープ力、空中戦、ポストに入る際の予備動作など、能力の高さがところどころの動きに表れた。

味方を使う意識も、それを実行するためのテクニックもあるので、あとは味方と息を合わせられるか。コンディションを高めて、今以上の個人能力を出せるか。

【CB 昌子】
2分、コーナーキック守備。ファーの選手を見ていたはずが、風にあおられるハイボールに釣られ、真ん中にいってしまう。結果、ファーにいたエブソンがフリーになり、やすやすとヘディングシュートを決められてしまう。

この失点を引きずったか、あるいは、得点でメンタルが強まった讃岐の勢いに押されたか。序盤はバタバタしてしまう。

指示の正確性迅速性にやや頼りなさが見られ、インターセプトに出るもマイボールにしきれず。何かとプレイが裏目に出やすい時間帯。

この序盤を1失点で凌ぎ、平常通りのリズムに持ち込んでいく。そこからは身体を寄せる上手さ強さを一対一の場面で発揮し、空中戦も地上戦もカテゴリー違いの盤石対応。

攻撃面でも良さが出る。CKにつながるミドルシュートや、セットプレイからの決定的ヘディングシュートを放つ。我那覇にゴールライン上でクリアされたものの、1点ものだった。
宮崎でのスカパー! ニューイヤーカップ、鹿島アントラーズ×ジェフ千葉のプレシーズンマッチ、後半。ピックアップした選手短評。

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両チーム、中一日の疲労もあり、ダイナミックなフリーランニングは、ほぼ見られない試合。0-0のまま試合時間が経過し、判断力の鈍ってくる76分。中盤での昌子からの胸パスが小笠原に渡った瞬間を狙われ、カウンターを受ける。鹿島、数的に余裕のない守備対応を強いられ、失点。

その後は一層、守備意識を高める千葉。鹿島は攻め立て、小笠原、遠藤を軸に攻撃展開。植田も積極的に攻撃関与。鈴木優磨、杉本といった交代出場選手がアクセントをつけるも、及ばず。0-1終了。

【GK 櫛引】
出足よくDFラインの後ろに出されたボールをクリア。セービング機会は少なかったが、ハイボールキャッチング安定。キックの飛距離も長い。

ただ、51分、自陣左サイドへクリアに出ていった際、千葉FW船山のドリブルに足をかけて止めたプレーは褒められたものではない。

船山は怪我には至らなかったが、より速い出足で先にボールクリアするか、味方を使うか、判断精度を高めて、このように自分へも相手へもリスクのあるプレー機会そのものを無くしたい。

また、仮に、もしイーブンの状況であっても、鹿島の戦士になったのならば、相手を怪我させるようなプレイは避けて欲しい。例えば、曽ヶ端は顔的には悪人であり、抗議もするとなればやかましいが、実はクリーンな選手なのである。

若手GKトップクラスの資質の高さは間違いない。足が出るGKではなく、アゴが出るGKを目指してもらえれば。

加入間もないこともあって、DFラインとの連係はこれから。自分がいくか、味方に任せるか、摺り合わせが進むと良い。

【FW 鈴木】
前線でのチェイシングにはスピードとパワーに加えて、読みがある。千葉GK・佐藤からボールを奪う好プレイもあった。

頭での落としもコントロールを効かせて、気が利いている。引き続き、将来が楽しみな選手。
宮崎でのスカパー! ニューイヤーカップ、鹿島アントラーズ×ジェフ千葉のプレシーズンマッチ、前半。ピックアップした選手短評。

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引いて守る千葉、パスをつなぐ鹿島の図式。鹿島は数度のシュートチャンスがあるも決められず。0-0のまま後半戦に向かっていく。

【CB 植田】
スピードあるロングフィードを右ハイサイドに送り込み、攻撃の糸口を作る。他にも意欲的なグランダー縦クサビを最前線に打ち込む。

前半終盤には機を見て敵陣に駆け上がり、DFの寄せをモノともせずドリブルで運んでコーナーキックゲット。CBとして効果的な攻め。

一対一の守備能力はこのレベルで十分。守備時の反応の良さ、足を出すスピード秀逸。

ショートカウンターを受けた際、サイドバックやボランチを動かしながら守るという点で消極的であり、その時に彼は浮いてしまう(誰にもついていない、コースも切れていない)状態になりがちである。

【DMF 小笠原】
攻めの面では、ボールキープから誘い込んでファウルゲット。フリーキックを得る。
キープ力に余裕があり、空いている味方にパス供給していく。

守りの面では、引いて守る千葉に対し、高い位置からボール奪取をかける。ファウルはかさんだが、必要なプレイ。攻撃的守備でチームの方向性を示す。

20分、自陣でのボール保持時。パスコースを探すルックアップの間に敵に距離を詰められ、奪取されるミス。幸い失点にはつながらなかったが、シュートまで至っており危なかった。

【FW ジネイ】
献身的な追い回し。前へ持ち出すドリブル、ワンタッチでの戻しなど、技術力はところどころ見せた。

プレイ全般として、外国人助っ人と捉えると大人しい。ドリブルとシュートでの突出したものは、この日は見えなかった。

ある意味、鹿島らしい、良い人っぽさ、守備意識の高さがピッチで出ているのは好感も、やはりインパクトのある得点能力を求めたい。シュートは前半終了間際、赤崎のパスから抜け出して外れた一本のみ。

【FW 赤崎】
DFラインの裏を狙い続け、自陣からのロングパスを引き出す。つながることはなかったものの、ねちっこく繰り返しておくことは布石になる。
前半終盤にはDFにブロックされたとはいえ、CKになるミドルシュートを放った。

この試合ではポストプレイのミスが目についた。味方のプレイしやすい位置にボールをコントロールすることができず、ズレてしまう。ポストプレイが安定しないため、鹿島の二列目以下は十分にコントロールする余裕がなくなり、厳しかった。
本日のいばらきサッカーフェスティバル、水戸ホーリーホック戦は3-1で鹿島の勝利。

まず、着目すべきは鹿島のメンバー構成。

曽ヶ端、小笠原、山本といったベテラン・中堅の主軸を敢えて外し、高卒ルーキー久保田ら若手中心のスタメン起用。

2月25日に迫ったACL初戦に向けて手の内を隠しつつ、しかし、せっかくのテストマッチを無駄にしないという意図が見てとれた。

狙い通り、前線の攻撃パターンは隠すことができた。

特に、FW赤崎を中心としたポストプレイを伏せたために、鹿島のボールポゼッションは非常に単調に。

やはり、FWにクサビのボールが入る形が安定しなければ、味方へのマークは外れないものだ。

個人能力差があるから鹿島はボールを持てたし、一人一人がシュート・クロス・パス・ドリブルといったところで華のある技を見せてくれた。

ただ、チームとして水戸の守備ブロックを意図的に揺さぶることはできていなかった。

それでも良かった。

ACL直前に、得意パターンを見せる必要など全くない。

その一方で守備は隠す必要がない。

弱点を見せない、普通の守備をすればいいだけなのだ。

こちらは前線から守備への切り替えが早かった。

個人的には、土居の守備面での成長に感心。敵にボールが渡る予測が一層速くなり、相手カウンター開始を起点から遅らせている。

土居だけでなく、チームとして守備の仕上がりは順調。個々の集中力が高い。

これにリーダーの小笠原や曽ヶ端が入れば、一層、意志統一に芯が入り、ACLも戦える状態になろう。

見ていて安心を強めることができた。

終盤には、この手のゲームにありがちなオープンな展開に。

それは当たり前すぎる想定内であったが、そこで少々残念に感じたのは無失点で締められなかったこと。

セカンドGKの佐藤やCBポジション争い中の山村は、とにもかくにも無失点試合を増やしていきたいところである。

あとは、赤崎のポストプレイに依然として物足りない印象を受けたが、その分、後半から出てきた高崎が際立った。

彼は前線で身体をぶつけて、安定してポストプレイしてくれる。ゴールも決め、ますます評価を高めている。

それから、ルーキー久保田。

非常に落ち着いてボールを捌き、受けに顔を出した。前半だけの出場だったとはいえ、幅広く動いた。

中盤ど真ん中のポジションにあって、これだけ最初から冷静にプレイする選手は滅多にいない。シンプルに前に仕掛ければいいアタッカーと違って、行方不明にならないバランス感覚あるいは経験が必須なポジションだ。

ここで最初から上手くやったのは、鹿島クラブ史にあっても、中田浩二、小笠原満男、柴崎岳くらいしかいない。

久保田も、その素質をハッキリ見せてくれた。

身体はかなり細く、公式戦は時間をかけて慣れる必要がありそうだが、とっても楽しみ。

鹿島のスカウトとセレーゾの慧眼にも改めて感心。

調整とテストが主目的の試合を十分な成果で終え、久保田という逸材がお披露目されたことを喜びたい。
スカパーニューイヤーカップ、鹿島アントラーズ×大分トリニータの練習試合をテレビ観戦。

鹿島のスタメンはGK佐藤、右SB伊東、両CBにファン・ソッコと青木、左SB鈴木隆雅。
ボランチに小笠原と梅鉢。
二列目に右から遠藤、土居、中村。
FW赤崎。

キャンプ中の試合ゆえ、コンディションや連係への期待は薄い。

実際、前半の半分を過ぎるまでは、大分の寄せに対して鹿島のミスが目立った。大分の方がコンディションの良い様子があり、鹿島は攻守のサポートの動き少なく、ボールコントロールミス散発。

前半4分には早々と失点。土居の短くなったミスパスからカウンターを食らったものだ。

しかし、時間経過と共に鹿島も身体が動くようになる。

35分には鈴木隆雅の左クロスを赤崎がスルーし、中に入ってきた遠藤の鮮烈なシュート。

この試合、遠藤のキープ力が効きまくる。守備ブロックの中でも悠々ボールキープし、最も頼りになる選手になっていた。

メンバーを大幅に変えた後半開始早々には、土居の仕掛けからのシュートで逆転。

鹿島の動きが良くなり、素直に個人能力の差がピッチ上に表れ始める。

…が、前線の決定力、ラストパスの精度が今ひとつ。高崎が案外、色々なことができていたのは好感だったが、最後のクオリティが足りなかったのが惜しい。

71分にはポカッと集中が切れたところから失点し、同点に追いつかれる。

ただ、コンディションの劣勢は、この時間帯にはなくなった。大分は鹿島の両サイドバックの攻撃を止めきれなくなる。

山本クロス→西ヘッド→跳ね返りをゴール前詰めていたボランチ山村が押し込み、勝ち越し。

そして、途中出場の本山が流石の攻撃センスで2ゴール。

遠藤と本山の二人は良いアピールができたと思う。

また、現ユース選手の二人。

町田くんと田中くんもプロに負けないところを見せていた。町田くんは冷静な対人守備が一度あり、田中くんは本山のゴールをスルーパスによりアシスト。今年トップ昇格した鈴木優磨と大橋には(今日は出番なし)、いい刺激になったことだろう。

チーム全体にはミスがあり、出足が遅かったり、シュート選択できなかったりと、物足りなさが感じられたが、とはいえ、ここ数年のこの時期との比較で言えば、どの選手にも競争意識がプレイに出ていた。

例えば、昨年のプレシーズンの練習試合は、腑抜けたようなプレイになってしまっていた選手が何人か見られた。今日に限ってはそのような落胆はなかった。

疲れている中でもアピールが必要である。そのことを選手たちがよくよく分かっていることは、映像からも感じられた。

水曜日のアビスパ福岡戦では更に良くなるものと楽しみにしている。
昨日、カシマスタジアムで行われた練習試合。鹿島アントラーズ×東京ヴェルディ。

【最後の練習試合】
今オフは多くの練習試合が組まれ、予定では、この試合が最後。

前半の鹿島は若手主体。

後半は小笠原とダヴィを抜いたベテラン主体。

前半は形を作れず0-2。

後半は形は作るも0-0。

【若手のみでは】
黄金期であれば「鹿島は控えチームでもJ2相当の力がある」と言えたかもしれないが、

今現在、若手だけでJ2と試合するのは、現実的に厳しい。

チーム総合力で劣ってしまうので、互い互いのサポートが効かなくなる。

個々の長所を出すより、短所ばかりが表に出てしまう。

梅鉢のポジショニングの悪さ。

伊東の背後への守備対応の鈍さ。

山村の危機管理速度の遅さ。

植田の繋ぐ意識の弱さ。

土居や豊川のファーストコントロールの甘さ。

赤崎のファーストディフェンダーとしての機能性の低さ。

全般には弱点の方が目立っていたと言える。

ただ、彼らの攻め気、攻めのセンスには面白いものがあった。

山村フィード→伊東攻め上がりクロス→豊川らが入ってくるパターンなど、磨けば武器になる可能性がある。

個人的には、今の時期ならば、若手とベテランを融合してチームを作り、自信と連係をつけさせる方が好みではある。

なにせ、最後となる昨日の時点でも、これまで行われてきた練習試合とやり方が変わっていない。

選手たちに出番を与えることが主であり、チーム固めに移行していない。

そのあたり、セレーゾは最後の最後まで、若手の中から奇跡的な進化を遂げる者が出るのを期待したのかもしれない。

前半も後半も出場した昌子は、器用に左SBとCBをこなしてくれており、重要な手札になってくれそうだが、

セレーゾ監督のやり方は連係構築を後回しとするやり方であったので、

もう一枚、二枚、若手が台頭してこないといけない。

【名手揃いは自明の理】
試合としては、後半の方が楽しみやすい、エンターテイメント性の高いものだった。

J2ヴェルディの、更に層の落ちる後半のメンバーが相手という条件を差し引く必要はあるが、

本山と野沢、柴崎がいると、さすがにパスが回るし、

青木が最終ラインにいると、クリアもカバーリングも安定する。

戦力的に上回るため相互補完も作用し、全員がやりやすい様子が伺えた。

度々チャンスが訪れ、ホーム寄りメインスタンドからは歓声が上がる回数が増えた。

とはいえ、ならば後半のメンバーでJ1で勝っていけるかといえば、疑問が大きい。

やはり、結局は点を取れなかったこと…

は、まだいいとして、

ガッとチームとしてボールを奪いにいく守備圧力がない。

それが、ここぞのタイミングでも出せない。その可能性も持たないことで、巧いけれども強さがない印象を受ける。

このメンバー主体であるならば、現実的に、組み立てを犠牲にしてダヴィを入れ、彼の個人能力を押し出して点を取ることになっていくだろうか。

【ルイス・アルベルト】
ルイス・アルベルトであるが、これまでで一番、動けていた。

先々週までと比較すると、圧倒的に動きの量が増えた。

何人かの初見の方からは、助っ人として物足りないという感想は聞かれたけれど、

しかし、それでも、ずいぶん良くなっている。

中盤の底の急所となる位置に陣取って、シンプルにパスを散らし、混戦の守備ではサッと足を出してボールをつつき出したりと、

数は多くないが、プレイ機会が増えている。

このペースで動きが良くなってくるのであれば、活躍の芽が出てくるのではないか。

怪我なくコンディションアップしてくれることを期待しましょう。
プレシーズンマッチ福岡戦。スコア4-3テレビ観戦メモ書き。

【両者、冴えない】
まず、両チーム決して状態の良くない段階でのテストマッチという前提条件がある。

その前提条件まんまの動きであるように、テレビでは見えた。

個人の動きにしても、組織力にしても、公式戦を戦う6割以下程度だったろう。

更に、そもそも福岡の個人技術が優れない。

彼らは味方からの速いパスを受けきれずロストしてしまう。

よって、鹿島としては囲い込まずとも、ボール奪取にいかずとも、そこそこの守備をセットしておけばミスから鹿島ボールになる展開。

【好調ダヴィ】
それから、福岡のゴールキーパーのレベルが高くない、鹿島のダヴィの得点力が冴えていた。

ボールポゼッションで圧倒したわけでなくとも、鹿島は大量得点を奪うことに成功。

内訳はダヴィ3ゴール(綺麗なダイレクトシュート含む)+ダヴィのとったPKを遠藤決めて、合わせて4ゴール。

鹿島はビルドアップは必ずしもスムーズでなかったが、

だが、小笠原の展開力や遠藤のキープ力が軸となり、伊東のフリーランニングも組み合わされ、少ない手数でダヴィのフィニッシュにつながった。

【坊やだからさ】
鹿島の3失点は、若い守備陣の若いミスから。

特に前半については、梅鉢、昌子、植田、佐藤らの判断ミスや連係ミス、メンタル的な若さが出てしまった。

サポート、カバーリング、マーキング、ポジショニングの不安定さは、彼らのところで比較的多く出てしまう。

試合経験の蓄積が欲しい選手たちだけに、ここで使えたことは吉。実際、試合時間経過と共に落ち着きが進んだ。

若手以外では、このDF陣だとリーダー格となる青木。彼の弱点である、大型の外国人に対する空中戦負けが起きてしまい、これに若手のカバーが及ばず、失点という形に。

とはいえ、通常のメンバーで入っていれば、おそらく3失点もするような相手ではなかった。

プレシーズンマッチだけに、無失点で勝つことは全く重要でなく、慣らすべき選手を使うことが優先されたのだ。

【補強ポイントは補強ポイント】
補強が必要か必要でないか…という点については、フロントが外国人選手獲得を目指している二列目。

昨季はジュニーニョで何とか間に合わせてきたポジションであるが、今季なかなか決まらない。これといった日本人選手が出てきていないと思わされた。

若い選手たちも頑張っているものの、まだチームとしてストロングな部分になっていない。

今のところ、昨季比での戦力アップは少ない。今日の試合をテレビで見た限りは、そう感じられる。

【保留点と良い点】
新外国人ルイス・アルベルトの攻撃にかかるタイミングや、パスのはたき方から「きっと元は優秀な選手なんだろうな」とはテレビ越しにも感じたが、今がどれほどの選手かは、まだこれから。

明らかに良かった点としては、昌子と柴崎の復帰は好材料。二人とも、案外、動けていたのではないか。

そして、もちろん、ダヴィの充実も好材料。

GKに曽ヶ端が入って、FWのダヴィが点をとれる状態であるならば、多少不格好でも勝っていけると楽観視している。
本日、1月12日13:00から、正田醤油スタジアム群馬にて、新春ドリームマッチ群馬2014が開催される。

鹿島アントラーズからも、青木剛、小笠原満男、本山雅志が出場。

テレビ放送は群馬テレビ生中継。
他にはチバテレビ録画(19時00分~21時00分)、ぎふチャン録画(19時00分~21時00分)、テレビ神奈川録画放送(25時35分~27時35分)など。

放送地域にお住まいの方はチェックしていただければと思います。
スルガ銀行杯でのサンパウロFC。

国内リーグでは残留争い状況というだけあって、組織力は未成熟。

チームの強さ、機能美で言えば、昨年の対戦相手であったウニベルシダ・デ・チリの方が数段上だったと思う。

それでも、サンパウロはサンパウロ。世界のサッカー界に名を知られる名門。

個人の攻撃技術の高さ、一対一の守りの強さを披露してくれた。

これからの鹿島をリードしていく若手選手たちが、このレベルを体感したこと。

これが、とてつもなく大きい。

【経験と対応力】
個人で破られるシーンが目立ったのは前野と山村のところ。

それも仕方ない。

サンパウロクラスの選手となれば、仮に日本代表のレギュラーDFクラスが相対しても簡単ではない。

そもそも前野と山村は攻撃の方が得意な選手。

かつ、J1以上のレベルでのプレイ経験は、出場選手中、最も浅く、守備面において鋭意解消中の課題を抱えている。

さすがにブラジル人は抜け目ない。弱いところがあれば徹底して突いてくる。

時間経過と共に、その課題をあぶり出され、前野も山村も同じ種類のミスを繰り返すことに。

一つは、セカンドボールへの対応。取れると判断して取りにいって、しかし先にボールタッチされ持っていかれてしまうパターン。

もう一つは、パスが入ったところでマーク相手に身体つけるも、ゼロ距離でそのまま反転され、置いていかれてしまうパターン。

サンパウロレベルになると、フィジカルコンタクトしながらのボールコントロールに長けているし、また、出し手の多くがパスに工夫をつけてくる。蹴る直前に狙いをズラしたり、球質に変化をつけたり。

こういったプレイへの対応方法は、もちろん、知識としては様々な教本にも書いてあるにせよ、実戦で即応するにはレベルの高い試合経験を積むしかない。

その他、前野であれば「空中戦」、山村であれば「ドリブル→フィニッシュへの対応」など、継続的な課題が表出した。

相手のレベルが上がれば上がるほど弱点が出てしまうのは当たり前。

最近のJの試合では徐々に解消されているように見えていたが、サンパウロ相手には、まだレベルアップが要るというだけの話。

プロDFとしての経験が浅い二人だけに、今回のスタメン出場はたしかなプラスとなろう。

【華のあるDF】
守備では後手を踏むことが多かったとはいえ、前野も山村も面白い選手。

前野のストロングポイントとして、アタッキングサードでは最後まで攻め切れる、ミドルサードでは密集から味方に繋げる、ディフェンディングサードでは縦にフィードを繋げられる。どの局面でも味方へのサポートがいい。

あの突貫小僧のジュニーニョですら、最高のタイミングで駆け上がる前野へスイッチするパスを一つ出している。

また、山村であれば、CBが長短自在に繋げるのは、とてもいい。マイボール率が上がるので、結果、攻撃回数が増え、守備回数が減る。

守備面でもプラスがある。

前野の運動量とスピードは守備でも生きる。山村も自身がパスセンスのある選手だけに、パスコースを読めるし、それに、跳躍力が高く、また、決して俊足ではないにせよ、骨折後落ちていたスピードが戻っている。

二人とも、もうちょい守れれば言うことないのは事実だが、勝って終われたことでポジティブに反省できることだろう。
見よ!これが鹿島アントラーズだ!

スルガ銀行チャンピオンシップ、対サンパウロFC戦。

大迫ハットトリック、しかも決勝点は試合終了間際という、劇的3-2勝利。

ブラジルのサッカーファンに鹿島アントラーズの素敵さを披露することができたのではないか。

「ジーコの育てたクラブ」ということで、元々それなりの知名度はあるにせよ、今回、ポジティブな中身をお見せできて良かった。

才気溢れる選手たちと2万6千人の観衆で埋まったカシマスタジアムは、自慢とするに十分だ。

【大迫がいる】
鹿島には大迫がいる。

昨日のサンパウロのFWと比べても上等なストライカーであったと思う。

1点目、GKの鼻先かすめてのファーストタッチから混戦でのボールコントロール。落ち際を叩いてのシュート。

2点目、職人クロッサー・ジュニーニョとのイメージ共有バッチリ。大迫とジュニのクロス連係ラインは非常に太く、独特のタイミングにも高確率で合わせられる。大迫、ジュニがドリブルに入った途端、DFの死角を縦に割って入るフリーランニング、そして巧みに合わせるダイレクトシュート。

3点目、偶然っちゃ偶然にしても、シュートポジションを取る感覚。跳ね返りが身体に当たって入る、ポジショニングの勝利ゴール。

どんな試合でもポストプレイヤーとしての才は示し続けてきたけれども、タイトルが懸かった試合で優秀なストライカー性を証明。

強いて言えば、2回外したPKを決めてればイケイケ圧勝パターンであり、大迫も5点くらい取ったかもしれないが、そうなるとサンパウロが大迫獲得に来てしまう。

結果オーライ、問題ない。

大迫、エースの仕事をしてくれた。

【柴崎がいる】
昨日の柴崎、特に前半は翼が生えたかのようだった。

ボランチの位置でワンタッチツータッチで正確にパスを捌く。速い寄せに対しても苦にせず受けて出す。

それはいつも通り。

だが、そこからのプラスアルファどころか、もう一人分、「攻撃的MF柴崎」が加わったかのような攻撃能力を発揮。

アタッキングサードへの入り込みの回数が多くて、そのランニングの質が高いし、ドリブルのキレが凄いし、そのドリブル直後のプレイ選択、パスにもシュートにも精度と視野の広さがある。

1点目と3点目には柴崎が直接絡んでおり、得点シーン以外も、攻撃に幅をつけ、強度を上げた。

ガンソとは、また別の凄さが、柴崎にはあった。

もしかして、件の体調不良を通して、それすらも向上の材料にして、コンディショニングが進化したのだろうか。

身体を苛め抜くような練習スタイルから、より試合でのハイパフォーマンスを考慮するように変わったのかもしれない。

かつて、都並がカズを評価して言っていたことがある。

「カズは全ての動作のスピードが違う。そのスピードの根底にあるのが徹底したコンディショニングだった」と。

3週間前、疲労困憊していた磐田戦とは別人のような柴崎のコンディショニング。

まるで亀の甲羅を脱いだ孫悟空のような。

元々の素質もそうだし、そのポジティブな向上実践力。

やはり、彼はモノが違う選手なのだね。

せっかくのタイトル獲得、書きたいことが多い。他のことについては、また。
8月7日に予定されているスルガ銀行チャンピオンシップ。

鹿島アントラーズ×サンパウロFCの対戦カード。

サンパウロFCと言えば、ブラジル国内に留まらず、世界に名の知られた名門。

日本のクラブチームが有料公式戦で対戦できるうち、超最上クラスの格を持つ。

現在もルイス・ファビアーノやガンソといったブラジル代表選手が在籍(※来日するかどうかは不明)。

いずれにせよ、サンパウロFCのクラブステータスからして、鹿島が勝った場合、鼻高々になっていい。

賞金額も結構なもの。スルガ銀行様のご厚意により、たった一試合で賞金3000万円。

上記のような勝った場合の旨みだけでない。

とにかく、この大会、結構な確率でレベルが高い。

昨年の鹿島×ウニベルシダ・デ・チリの試合もふんだんにサッカーの面白さが内包されていたが、今回も同等以上のものを期待できる。

大迫や柴崎といった日本を代表する逸材たちが限界にぶち当たり、それを超えてくれるか。

本年度の「現地観戦をオススメしたい試合トップ5」に推薦したい一戦。

普段は行かれない方も、8/7は予定を空けていただければなと思います。
東日本大震災復興支援Jリーグスペシャルマッチ。

現役の出場選手ながら、主催者の一人のような、そんな小笠原満男。

自分自身も選手であるのに、多くの有名選手が集まってくれたことへの感謝を隠さない。

「いいプレイをする」気持ちと一緒に「他の出場選手を立てる」配慮がいつも以上に感じられた。

これだけ当事者意識を持って物事に取り組む現役選手、他になかなかいない。

【サッカーにも好影響】
「サッカー選手はサッカーでまず結果を出せ!」

小笠原のプレイが良くない時期、そのような外野の声は、どうしても聞かれた。

実際、プレイは良くなかった。

しかし、今はどうだろうか?

私個人的に、今季の小笠原のパフォーマンス平均値というもの。

前十字の怪我から復帰した2009年以降で最も好印象を持っている。

対人守備時のフットワークには、好不調の波を感じることはあるものの、プレイ自体の質は決して下がっていない。柴崎を攻撃に押し出して、小笠原が守備を締めるパターンも安定してきた。

なにより、スーパーなパフォーマンスの試合がチラホラとあることが昨年までとの違い。

サッカーも、復興支援も。

やりたいこと全部、やりきっているからこその充実なのではなかろうか。

【現役でこそ】
プロサッカー選手は現役でこそ。

引退して時間が経てば、どんな元大物でも広告価値は落ちてくる。呼ばれなくなってくる。

それは釜本も、中田ヒデも例に漏れない。

小笠原は復興支援について「被災者の方々に、もういいよと言われるまではやっていきたい」と常々言っている。

ならば、それまで、できるだけ長い間、現役でいてもらえれば。

もちろん、それに相応しいパフォーマンスを発揮し続けてもらった上で。

現アントラーズ監督で、同ポジションのトニーニョ・セレーゾは38歳にしてトヨタカップ(現在のCWC)優勝、MVPにも輝いている。

小笠原は、まだ34。

彼の現役中に、ACL獲得、CWC挑戦を成し遂げたいものだ。
昨夜、ハノイで行われた鹿島アントラーズ×U-23ベトナム代表。

PCでの視聴を試みたが、試合時間になった途端、サーバへのアクセスが集中したのだろう。画面動かず。

昼の田植え番組の時は滑らかに動いていたのに。

それだけ、この試合を見たい人が多かったということか。そして、田植え番組は人気がないということか。

やむをえず、画質の粗いサイトに移動しての視聴。

おかげでミラクルなサッカーを見ることができた。

【時間が止まる?】
不思議なものだ。

突如、人とボールの動きがピタッと止まる。画面内の時間表示も止まる。観衆も審判も全員、止まる。

風も止まり、音も消え、まるで時間そのものが止まったかのよう。

そして、数秒…。

1…、2…、3…。

やがて、時が動き出す。

すると、選手もボールも、その前とは全然、別の場所に移動している。

全てが一瞬でテレポーテーションしたかのようだ。

例えるなら、スタープラチナ・ザ・ワールド。あるいはギニュー特戦隊のグルド。

久々に懐かしきジャンプ漫画を思い出させてもらった。

【通信障害?】
2-1、鹿島リードで迎えた後半40分。

バックパスを受けたGK佐藤、ペナルティアークのベトナム選手にパス。

これは最初、映像が乱れたおかげで敵にパスしたように見えたのかな?と思ったが、どうやら現実にベトナム選手にパスしていた。

当然のようにゴールを決められ、同点に追いつかれる。

本人が一番分かっていることであるが、いけないミス。

勝敗に直結するだけでなく、「主力のいない鹿島はいかほどに?」と値踏みしてくるベトナムのサッカーファンに対しても、良くない印象を与えるようなミス。

サッカーではGKのレベルでチームのレベルが分かると言われることもあるほど。

この程度か…と思われてしまう凡ミスだけに、残念。ここだけは惜しまれる。

【予想以上にいい経験】
佐藤の失点に関わるところでの甘さは、やはり気掛かり。相当に研鑽してもらうか、あるいはスパッと切り替えるメンタルを持ってもらうかしないと、第二GKが心配にもなってくる。

ただ、他のところでは、佐藤も、佐藤以外の選手にとっても、いい経験になったはず。

GELマガ倉橋記者の取った選手コメントを読んでみると、予想以上に若手の充実に繋がったことが伺える。

伊東は攻守のバランスを掴むきっかけを得たようだ。

大迫も、若手チームに入ってリーダーの意識がますます高まっている。

中村も、その高い技術力をゴールに繋げるようになってきた。

若い選手たちだけで行動して、仲間意識を高め、フォーの美味さを知ることができたのも収穫(※ベトナムはアジアの中でも料理が美味いとされる)。

試合自体は上手くいかないところが多く、もしかしたら、「ベトナム」の「U-23」相手に引き分けでガッカリしているサポーターの方も少なくないかもしれないけれど、そう簡単ではない現実がある。

というのは、現時点で、鹿島の控えチームの戦闘力というもの。

毎週、日曜や月曜にオフが入った後、大学生と練習試合して、それが強豪大学であれば、大体、互角の試合をするくらい。勝つこともあるが、引き分けたり、負けたり。J2が相手となると勝つことは少し難しい。

【現時点の力】
鹿島の若手の才能は間違いない。

けれども、21歳未満(大学四年生未満相当)の選手が多く、まだ力が出きってこない。それに、定期的な公式戦がないので、なかなか一足飛びの成長が難しい。

そういった日常を過ごす中で、ほとんどの選手にとって初めてといえる夏の東南アジアでの試合。

ベトナム代表は、特に強烈な個はいなかったと思うが、若くて走れていたし、鹿島より気候に慣れていた。そんな彼らでも最後はヘバったくらい。

率直な感想としては「佐藤のミス以外は、そう無様なところはなかった。怪我人も出ず、課題も見つけ、出た選手は経験になったろうしOK」とポジティブな面もある。

予想以上に有意義な遠征になったようで、なにより。

若い者には旅をさせろなんだね。
鹿島アントラーズはハノイにてU-23ベトナム代表戦。現地18:00、日本時間20:00キックオフ。

未来の鹿島アントラーズともいえる予想布陣には、センターラインに大迫、柴崎、山村、本田、昌子らが並ぶ。

現地「VTV6」で生中継予定。VTVはベトナムの代表的テレビ局、VTV6は若者向けチャンネルとなっている。

検索かければ、普通に引っ掛かる。

今の時間帯は私のノーマルなPCでも(時々カクカクしながらも)見れているけれども、試合時間には途切れたり、映らなかったりする可能性も高い。その場合はPCだけでなくタブレットやスマートフォンなどでも色々試してみると良いかもしれない。

ほとんどのサッカーファンや、ウッチーファンは日本代表を見るだろうし、コアな鹿島サポーター全員でアクセスしてもきっと大丈夫…と思い告知させていだいた。

もし見られなくても怒らないでくださいね。

私も、その場合は日本代表戦テレビ視聴に移行する予定。

並行して、アントラーズの試合経過を公式モバイルサイトのテキストライブで追っていくことも可能です。
本日、カシマスタジアムで行われた鹿島アントラーズ×水戸ホーリーホックのプレシーズンマッチ。

シーズン最初の試合というだけで楽しかった。カシマスタジアムは愉快なワンダーランドだ。

試合結果は2-2の引き分け。

内容では水戸の良さが目立った試合であったが、大迫とダヴィの新2トップが点を取ったことは良しとしたい。

選手たち個々人の身体の状態も悪くなさそうだ。

チーム力、チーム作りという意味では、現状では不足が多い。

攻守において、小さな連係から大きな連係までハマっていないし、たぶん、今日のメンバーだと守備のできる人が少ない。繋ぎも怪しい。

監督が代わって、いくつか補強しただけで圧倒的強さを手にできるほど、サッカーはシンプルでないということなのだろう。

水戸戦後のセレーゾ監督、『ただ、簡単なリーグ戦ではないことは確信している』(J's GOAL)。その確信は、皆が同じように抱くこととなった。

やや大きくなり過ぎた自己評価が削ぎ落され、課題が明らかになっただけでも、一つ有意義なプレシーズンマッチだったと言えよう。

さて、今日は非常に風が強く、コンコース(スタジアム内通路)にはゴミ箱から風にあおられて飛び出した空容器が散乱する事態があちこちで発生。

ちょうど足下に空容器が流れてきたので「これは拾った方がいいのか…。それとも面倒だからそのままにするか…」数秒、悩んでいると、その間に髪の毛を紫色に染め上げた若い娘さんが拾ってゴミ箱に捨ててくれた。

カレーのついた汚い空容器だったのに、臆さず素手で拾って捨てる姿にちょっと感動。

これからは髪の毛の色で人を判断するのはやめようと思った。

他の場所でも空容器が飛びまくっていたのだが、色んな人が自分のものでないゴミを拾ってはゴミ箱に戻していた。

試合中のピッチでは青木剛さんが飛んできたビニール袋を拾う姿も。

鹿島のサッカー自体は、今日のところはクオリティの上がらないもの。10人が見たら9人はそう判断するはずだ。

しかし、サポーターの皆さんや青木さんの美しきゴミ拾い精神にホッコリ心温まった。

リーグ戦が開幕してからは、サッカーの中身で皆を熱くしてもらえればと願うばかり。

開幕までの準備に期待したい。
昨夜カシマスタジアムで行われた東日本大震災復興支援スペシャルマッチ。

普段は敵味方に分かれて戦う選手たちも、この試合ばかりは共に復興支援を願う同志。

選手たちは状況内で出来る限りのプレイを見せてくれた。

スタンドの雰囲気としては、試合の趣旨からは外れるアントラーズ応援偏重が目立ってしまうことはあったものの、終わってみれば幸福な空間が在ったと思う。

【スイッチを入れた小笠原】
「復興支援」と銘打たれた試合で腑抜けたことはできない。

その意志を行動で示し、試合そのものにスイッチを入れたのは小笠原満男。

鬼気迫るほどの力強いボール奪取、そこから前の攻撃意志を込めた縦パス。

昨日の小笠原のプレイぶりならば、デル・ピエロや、またデル・ピエロ目当てに来場したセリエAファンにも誇れるものだった。

小笠原以外の鹿島アントラーズのメンバーも、ホストスタジアムクラブの一員としての役割を完遂。守備をしっかりすることから入って、時折それぞれの特長も出して、試合を引き締めてくれた。

大抵の場合、オールスターゲームだと4-3とか大味なスコアになるもので、そのスコアによっても試合テンションがユルくなってしまうもの。

そうはならなかったし、そうさせなかった。

仙台の選手たちが有する素早い攻守の切り替え。それに鹿島の選手たちの気持ちの入った裏方ぶり。そして、今野ら東北出身選手がもたらした急造ディフェンスを機能させる献身性。

タレント豊富なJリーグ選抜の攻撃を堅守で封じることにより、試合レベルを引き上げた。

【親近感で長所も分かる】
同じチームの味方だと思うと長所を探すもので、例えば仙台MFリャン・ヨンギとGK林卓人。

敵として見ているうちは気づかなかったが、彼らは完全に代表の枠に入ってくるレベルの選手だった。

リャンはオンザボールの技術だけでなくフリーランニングも上質。あれだけ全てに質の高いMFはJリーグには滅多にいない。

林はボールの出所が隠されて見えないシーンであっても、見えてからの反応でセービングできてしまう。アゴが立派なのもいい。古来より一流GKと一流プロレスラーにはアゴが立派な人物が多いものなのだ。

彼ら以外のベガルタ選手たちにも「堅守速攻」が身体に染みついている。

監督の力量を見極めるポイントに「選手が守りに戻る速さ」があるが、手倉森監督はそれを仙台で実現している。選手たちに浸透している。たしかに、これなら現在リーグ戦上位に入っているのも頷ける。

東北出身選手として最終ラインに入っていた今野の守備アプローチの速さにも目を見張った。そのタイミングもコースも達人芸。ガンバで何故うまくいっていないのか、不思議だ。

アントラーズ選手の特長の素晴らしさは(※それと、鹿島に長く在籍した柳沢敦の特長も)日頃から分かっているつもりだけれど、他クラブの才能に改めて気づく体験。これはちょっと新鮮だった。

【衰えても、その技術は】
予想通り、デル・ピエロは走れなかった。やはりどんなに技術があっても、走れなければ技術を披露する機会は少なくなってしまうもので。

それでも、さすがのプレイはいくつかあった。

フィニッシュに直結するパスセンスも、それからシュートセンスも。

TEAM AS ONE3点目はデル・ピエロ、利き足でない左足。PAのやや外、右寄りから放たれたボールは、ギュワンと低空飛行。ワンバウンドでゴールイン。

個人シュート練習でも、彼は「PAライン上~数メートル外」の距離からバカスカ入れていた。

その距離、普段クラブハウスで見るアントラーズ選手のシュート練習であれば(残念ながら)当たり前に外す距離だ。

日本人プロサッカー選手と海外一流プロサッカー選手の比較。リフティング等のボール技術は、さほど変わらないとされる。むしろ日本人選手の方が上手いことが多い。

ただ、シュートレンジが決定的に違う。そういったレンジの違いをデル・ピエロも見せてくれたと思う。

昨夜の彼のゴール、観戦したサッカー中高生や小学生の脳裏に焼きついたはず。

子どもたちがPA外からでもどんどんシュート練習して、そして当たり前のように決めるようになってくれれば。そうなればデル・ピエロに来てもらった甲斐が一つあったというものだ。
今日、午後2時半過ぎからカシマスタジアムで行われた東日本大震災復興支援スペシャルマッチの公開練習。

鹿島アントラーズから多数の選手が参加しているTEAM AS ONEのみ見学。

【和やかな時間】
仙台と鹿島の選手、東北地方出身選手、更に海外からのゲストであるデル・ピエロを加えたTEAM AS ONE。

公開練習は「ボール当て鬼ゴッコ」や「ミニゲーム」といったメニューで、終始和やかに進められた。

まず良かったのは、選手たちがメンバーに選ばれたことを誇りに感じている様子が伝わってきたこと。「復興支援試合を成功させる」という共通の目的の下、寄せ集めらしからぬ連帯感が感じられた。

その中心には、仙台と鹿島、それに日本代表でも活躍してきた柳沢敦の存在があった。彼がほどよいボケ役となり、いい潤滑油になってくれる。

爆笑を誘ったのは林卓人(仙台GK)。

ミニゲーム中、味方DF陣に向かって「デル・ピエロ・ゾーン(※デル・ピエロが得意とするゴール前左45度のシュートゾーン)空けて!空けて!」と指示を出し、守りはガラ空きに。

当然、デル・ピエロは完全フリーに。即座に右足を振り抜き、シュートはゴール枠内右上を捉える。

なかなか強烈なシュートだったのだが、林も空気読まず鋭く反応。華麗なセービングで魅せる。彼は子や孫の代までもデル・ピエロのシュートを止めたことを自慢していくものと思われる。

もちろん、アントラーズの面々もとても楽しんでおり、笑顔が絶えなかった。小笠原も鬼ゴッコでは狙いの的にされまくって笑いを誘っていた。

【極上の技術】
注目のデル・ピエロはミニゲームから途中参加したものの、それまでは別メニュー調整(※長時間のフライト直後、今朝日本に着いたため)。

全体練習を行っているピッチの反対側で、トレーナーとランニングしたり、シュート練習で感触を確かめていた。

テレビでは昔から何度も見ているデル・ピエロだが、これほど近くでじっくりシュート練習を見る機会は滅多にない。

…で、これはいいもの見せてもらったなと。

あくまで練習であるが、一言で表現すると「滑らか」。ファーストタッチからシュートまでが絹のよう。

例えば、あまり上手くないFWだとプレイの繋ぎ目、「トラップして」「コントロールして」「反転して」「シュートして」という動作がいちいち分かれているように感じるのに対し、上手いFWになると一連の動きが繋がってくる。

デル・ピエロは、やっぱり上手かったというか、繋ぎ目がないんじゃないかというくらい滑らかだったので少々驚いた。

そして、反転時の円の半径がかなり小さい。これなら狭いスペースでもクルッと回ってシュートできるはずだ。

PA内のスペースや時間が極めて少ないセリエAでゴール量産する技術力とは、こういうものなのか。

明日のスペシャルマッチ、結構楽しみ。

カシマスタジアムの芝も、今夏はメチャクチャ綺麗だ。
【鹿島サポーターも一見の価値あり】
一昨日、宮本恒靖選手の引退試合が行われた。

テレビ観戦したところ、事前の想像を超える素敵なイベント。

宮本選手の人望と、協力者たちの友情、それぞれの親切心はテレビ画面越しにも微笑ましく伝わってきた。

小笠原満男、本山雅志、中田浩二ら鹿島アントラーズの3選手も参加。

試合終了直後、この日のピッチリポーターを務めた播戸竜二が小笠原への突撃インタビュー。

ピッチから退き揚げる途中の小笠原にマイク片手の播戸、「ミツオ!ミツオ!」と呼び止める。カメラの前で「まだまだ俺らも頑張ってね」「俺らもさ、全員で、皆で引退試合やろう」などと笑顔で語り合い、「黄金世代の戦友」ぶりを感じさせてくれた。

中田浩二は宮本選手&中澤と共にフラット3を再現。本山雅志と中村俊輔のダブルファンタジスタも実現。

未視聴の方は再放送でご覧いただければと思う。今週中は複数回の再放送が予定されている。BSアナテナ持ちの家庭であれば、スカパー未加入でも視聴可能だったはずだ。

【フラット3のリーダー】
2002年日韓W杯~2006年ドイツW杯までの間。

日本代表チームの攻撃のリーダーが中田ヒデとするならば、守備のリーダーは宮本だったと思う。

中田ヒデが、その圧倒的な実力と実績によってリーダーに祭り上げられてしまったのに対し(※若く繊細で孤高の人だったヒデにとって、リーダー役を強いられることは本人の重荷になっているフシがあった)、宮本恒靖は最初からリーダー能力を武器とする選手だった。

トルシエ日本代表監督時代のフラット3は、今見直しても戦術的に興味深く、面白いものだった。よくこれでチーム作って、勝ち進んだなと。

スタートポジション横一列の3バック。宮本をDFリーダーとして中央に配し、今は亡き松田直樹と、当時髪がフサフサだった中田浩二が左右を固めた。

フラット3のラインコントロールは細かく、厳しいもの。

例えば、鹿島アントラーズであれば、伝統的にラインの上げ下げは細かくない。

オリヴェイラ前監督初期の2007年後期から2008年前期くらいまでは、個の力のピークが重なり、監督の持ち込んだ組織力も高まり、大岩をDFリーダーとした岩政とのCBコンビネーションも盤石に近い状態になったため、鹿島史上でも屈指のラインコントロールが具現されていた。

だが、20年に及ぶクラブ史でもそんな期間は稀。

CBが良くても中盤で守れない時期あり、逆に中盤では守れても最終ラインが安定を欠く時期あり。なかなか、全てが噛み合うタイミングは長くは続かない。

ラインの上げ下げには絶対に中盤の守備協力が要る。味方中盤が敵ボールホルダーを捉まえていないのにラインを上げることは、裏にスルーパス出してくれと言っているようなものだからだ。

トルシエ日本代表期には才能ある選手が多く、更にチーム作りに十分な準備期間が与えられた。

日本代表の練習中、トルシエはライン上下動のタイミングに鈍さが見られれば、即座に止めてヒステリックに怒鳴り散らしたらしい。

だが、宮本のラインコントロールは秀逸だった。闘争心ある万能CBの松田直樹、トルシエの申し子とまで称賛された中田浩二。この三人で形成されたフラット3は次々に対戦国の攻撃をオフサイドトラップで絡め取る。

時折、数的不利のカウンターを食らうことがあっても、例えば、宮本と中田二人で敵の攻撃を遅らせ、帰陣した味方と挟み込んで守りきることも多かった。

この守備システムを練磨したこともあり、日本代表はW杯ベスト16まで勝ち進む。

【リーダー力】
宮本の統率力、ラインコントロール、サッカーIQは若い頃から高かった。

アジアカップでのPK戦逸話はあまりにも有名。

荒れたピッチに軸足を取られ、続々とPK失敗する日本代表。PK戦に負ければ大会敗退だ。

その危機的状況で宮本主将は外国人主審に対し、英語での直接交渉に打って出る。ピッチの荒れていない逆サイドのペナルティエリアをPK戦に使うべきであると。

宮本主将の説得実り、前例多くないであろう、PK戦途中でのゴールサイドチェンジが実現された。

ここから流れを掴んだ日本代表。見事にPK戦逆転勝利を収める。

一昨日の引退試合最後の挨拶も堂々としたもの。手元に原稿を用意せず、人の心を動かすスピーチを情熱込めてこなしてしまう。

私は「日本の政治家はダメ」だと決めつけたくない方であるけれども、しかし、多くの政治家の「原稿棒読み」は苦々しく思っている。下手でもいいから、自分の言葉で喋ってくれと。

宮本選手は現役の若い頃からリーダーを実践してきた、希有なサッカー選手だった。

彼のような人物は引退後にこそ期待がかかる。益々のご活躍を祈念したい。

【頭脳派でも35歳は…】
それにしても、身体能力に頼るプレイヤーでないだけに、昔から私は、宮本選手ならば長く現役を続けられるのではないかと考えていた(※中田浩二もそういう選手だと思う)。

しかし、35歳での引退。鹿島で大岩がポジションを失ったのもその頃だ。

プロサッカー選手の35歳は、スピードやパワー、体力の低下を、経験でカバー出来なくなる年齢なのかもしれない。

彼が引退するとなると、いよいよ感慨深くもなる。

これで1977年生まれのJ1所属大物日本人選手は、もう柳沢敦一人残すのみとなった。

その一つ下の78年生まれに中村俊輔がいて、そして79年生まれには鹿島の五人衆(小笠原、本山、中田、曽ヶ端、新井場)と、それから遠藤保仁、小野、高原、稲本、加地、坪井、播戸ら。

さすがに79年生まれは日本サッカーの黄金世代と称されるだけあって大物揃い。

しかし、その79年組とて、あと二年で35歳。その先まで現役でいられるかどうか。

後から後悔しないよう、彼らの一試合一試合。

しっかり応援していきたい。
独断と偏見のチャリティーマッチアピール度評価。

適当に順位付けし、11位から1位までを発表。12位~100位までは割愛。

【日付】2011/6/14

【イベント名】SMILE AGAIN ~YELL FROM KASHIMA~

【試合会場】カシマスタジアム

【第11位 磯山さやかさん&白石美帆さん】
お二方とも美貌に磨きがかかったもよう。特に磯山さんは程よいふっくら具合で男性陣のハートを掴んだ。世のダイエットにハマる女性は学んだ方がいい。痩せ過ぎより、ふくよかなくらいの方が魅力的なのだと。ムダなダイエットなどしなくてよろしい。

【第10位 名良橋さん】
痩せ過ぎはイカンことを身を持って証明し続ける名良橋さん。一層、痩せに磨きがかかったもよう。皆の心配を集めるも、本人は気にせず、無表情のままアフロを被り、イエローカードを提示し、アディショナルタイムボードを出したりと、各方面で活躍。

【第9位 ラモスさん】
試合後のマイクパフォーマンスでは質問に「ハァ?」「ナニ?」を連発し、相変わらず人の話を聞かない親父ぶりを発揮。しかし、かつての敵は今日の友。「今日は凄くサポーターの皆さんが親切デ」「ここに来てブーイングないのはヘンな感ジ」みたいに言ったところでゴール裏から愛のブーイング。そこでゴール裏に深々と頭を下げるラモスさん。いい光景だった。

【第8位 高城さん】
リポーターを務めた高城女史。白石さん、磯山さんといった女性芸能人にもひけを取らない美貌で男性ファンの心を掴む。しかし、特筆すべきはインタビュー能力。人の話聞かない親父にも一歩もひかない度胸と機転は、まさにスカパー女性リポーター陣ナンバー1。

【第7位 現役アントラーズ選手の皆さん】
子どもたちとのサッカーのみならず、試合ではボールボーイを務めたり、実況席で解説したり、コンコースでファンと交流したりと、スタジアムの各所で裏方に徹し活躍。

選手たちも、いかにもイベントを楽しんでいる様子で、これはチーム浮上のきっかけになるかもしれない。

【第6位 豪華で懐かしいOB選手の皆さん】
まず、何より皆さんがカシマに集まって元気な姿を見せてくれたことが嬉しい。初期からのアントラーズサポーターなら誰もが知ってる選手ばかり。

ユナイテッド側では鹿島サポーターからもリスペクトされる名波さんに一際大きな歓声。かつては宿敵だった都築さんも相変わらずで、でも来てくれて笑顔も見られて嬉しかった。

レジェンド側では石井コーチの活躍がキラリと光った。元々、フィジカルより頭脳で勝負するタイプだけに、老いたなりにやれるんだろうねえ。

【同点6位 ファンキーモンキーベイビーズと、そのファンの皆さん】
生ライブは事前から私も楽しみにしていたのだけれども、少し心配だったのは「追っかけ」ファン。サッカーをちゃんと見てくれるか、雰囲気作りに協力してくれるか、鹿島サポーターとして心配がなかったわけじゃない。

だが、ファンモンの心意気についているファンの方々なのだろう、そんな心配はいらなかった。私が見た限りでは非常に協力的でサッカーも楽しんでくれていた。

ファンモンは、とにかく「一生懸命」「全身全霊」が伝わる渾身のライブ。音楽の好みは人それぞれなれど、その男気は全員が理解したはず。だからこそ、サッカー目的の観衆も一緒になって盛り上げに加わった。

個人的な発見はDJの仕事ぶり。踊ってるだけかと思いきや、彼がチョイチョイっと機械(?)を調整する度に、音がカシマスタジアムの空気に相応しく調律(って言うのか)されていく。最初はスタジアムの形状と音の響きが合ってないように感じられたが、確実に近づけてきた。

【第4位 茨城県&クラブスポンサー各社】
橋本知事以下、県担当者の尽力なくしてカシマスタジアムの早期復旧はなかった。茨城県の「生きた文化財」カシマスタジアム。ここの復旧を重視した英断を強く讃えたい。

株式会社LIXILを始めとするクラブスポンサー各社。スポーツ文化理念に賛同することは出来ても、決して小さくない出資を続けることは並大抵ではない。鹿島アントラーズもそうだが「正しいことを頑張ってる企業」には末永く繁栄して欲しいものだ。

家はリクシル、車検はイエローハット、シューズとウェアはナイキ、ドリンクはサントリー、預金は常陽銀行、新車は茨城トヨペット…と無理に使うことはなかろうが、選べるならそちらを選ぶのもサポーターとして良い行いかもしれない。

【第3位 鹿島アントラーズ】
チャリティーイベントは大成功。企画&実行力の質実剛健さを改めて証明してみせた。侮れん。

マイナスはリーグ戦降格圏順位でこの日を迎えてしまったこと。ここから巻き返すことが肝要だ。

【第2位 サポーター、子どもたち、ボランティア、あらゆるスタッフ】
とにかく、皆がこの日を楽しみにして全体に協力的だったね。そりゃ、ゴミは落ちたりはしていたけど、この客数の割には少なかったと思う。

心なしか、帰り道の道路でも車同士の道の譲り合いがスムーズだったような。ほとんどの皆が笑顔で家路に着いたことは間違いない。

【第1位 ジーコ】
サポーターを1位にしても良かったけど、自分もサポーターだし自画自賛も過ぎたるは良くなかろう。鹿島アントラーズにおいてはジーコを1位にしときゃ間違いない。

世界最強の中盤と謳われた「黄金のカルテッド」の4人(ジーコ、ソクラテス、ファルカン、トニーニョ・セレーゾ)のうち、二人が同時にピッチに立つという豪華さ。さすがにオッサンの走りではあったが、トラップして蹴る技術の正確さは変わらない。

元々、現役時代から神業的なトリックプレーよりも、究極まで洗練された一連の基礎技術と戦術眼によって世界最高峰のゲームメイカーに君臨したジーコ。

今でも鹿島アントラーズは「止めて蹴る」「ボールを動かす」ことに秀でた選手たちを揃えて、ジーコ以来のサッカーを貫き続けている。

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いや~、楽しかった~。

これほど満ち足りた気持ちでスタジアムを後にしたのは、本当に久しぶりかもしれない。

スタジアムいっぱいに献身と感謝が溢れていて「こんな楽しくていいの?」状態。完全にチケット代以上の価値あるイベントと化していた。

企画・出資・実行に関わった全ての方々、ゲストから集まったお客さんまで含めた、ほぼ全ての参加者が「スマイルアゲインを成功させよう。楽しもう、楽しんでもらおう」とチャリティーの旗印の下に一つの方向に向かって力を尽くした結果だと思う。

小笠原、新井場、野沢、遠藤、八木ら5人の現役選手と謎のアフロと子ども数十人~百人?のサッカーから始まり、子ども20人くらいで作った壁を越えて小笠原の大人げなし直接フリーキックが炸裂(笑)。

変わることのない基本技術の高さと個性の強さを見せたジーコやラモス、名波、秋田を筆頭とする名選手たち。

ファンキーモンキーベイビーズの示した音楽の力と男気。

それぞれ詳しく書きたいのは山々なのに、ちょっと時間がない。

明日以降書ければ書くつもりだが、いずれにせよ、あの雰囲気までを伝えることはできないだろう。

昨日からウチの子が風邪ひいてしまい、家族には留守番してもらっていたものの、今となっては連れて行けなかったことが悔やまれる。

最近、サッカー観戦の留守番してもらう時は、試合後の帰り道「あー、今日は来なくて良かったよ。僕は楽しんだけど、普通の人(※妻は一般的なアントラーズファン)にはツマラン試合だったから。うん、いつも通りのサッカー(苦笑)」と電話するのが常だったから。

今日は全く違った。

や~、楽しい時間だったなあ。

ありがたや、ありがたや。

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明日6/4、カシマスタジアムにおいて震災復興チャリティーイベント「SMILE AGAIN」が開催される。

前売チケットは2万枚に迫る勢い。

ジーコやトニーニョ・セレーゾといったアントラーズに縁深い方々の元気な姿を見られるだけで嬉しいものだ。

彼らが日本代表監督として、鹿島アントラーズ監督として、寂しそうな目で最後の監督会見を務め上げた日が遠い昔のよう。決して成功のうちに日本を去ったわけではない二人が、また戻ってきてくれたのだから有り難い。

彼らだけでなく歴代の名選手たちが集ってくれる。全員が懐かしい。

まだ若いサポーターで「懐かしい」感情が湧かない方であっても、ジーコやセレーゾ、名波氏、ラモス氏を始めとする名手のテクニックは堪能できるはず。とっくの昔に引退したオジサンだとナメない方がいい。

但し、約一名ほど明らかにトラップの固いFWがいるので紹介しておこう。鈴木隆行さんという。

どう見ても巧くはないが、茨城県出身の現役サッカー選手であり、しかもW杯でゴールを決めている著名人。敵DFを体当たりではね飛ばし(もちろんファウル)、敵の作ったFKの壁を体当たりで無理矢理横にどけてしまう(これはファウル取られなかった)ほどの豪傑だ。鹿島時代の彼を知らないサポーター諸氏も、ぜひぜひ彼のことを歓迎してあげて欲しい。

サッカー以外にもファンキーモンキーベイビーズのライブがある。

更に磯山さやかさんや白石美帆さんといった茨城を代表する女性芸能人が華を添える。

美女なら高城女史だけで十分だというのが男性諸氏の偽らざる本音だろうが、まあ、祭りとなれば華は多いに越したことはない。

ひさびさのカシマスタジアムグルメも堪能できよう。

サッカーと音楽のお祭り、皆で楽しみたいものだね。

私は、昔から「サッカーは人生を豊かにするためのツールの一つに過ぎない」というスタンスでいる。

勝ち負けにイライラしたり、選手起用だの戦術だの強化方針などで思い悩んでカリカリしたりは本末転倒。

そんなことは時間限定、試合直後だけやることにして、本当は、こういったイベントこそ大事。

球蹴りに詳しくなるよりも、詳しくなくても楽しんでしまう方が、本当は知恵がある。

あれこれ頭悩ませ理由付けして不満顔しているよりも、何も考えずリラックスしてニヤニヤしている方が、本当は知恵がある。

それを示すことは、選手だけじゃなくて、集まるサポーター・ファンもできること。

そういったことは大人より子どもの方が上手かもしれんね。

気楽にスマイルアゲイン。気楽にスタジアムに行きましょう。

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株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(本社:茨城県鹿嶋市、社長:井畑 滋)と株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:杉野 正博)をはじめとしたクラブスポンサー各社は、震災復興チャリティーイベント「SMILE AGAIN ~YELL FROM KASHIMA~」を2011年6月4日(土)茨城県立カシマサッカースタジアムにて開催いたします。』(鹿島アントラーズ公式サイトリリースより)

チャリティーマッチの成否は、何よりも集うメンバーのネームバリューにかかっている。

ということで、現時点での出場メンバーをザクッと見てみる。

最大の目玉は鹿島アントラーズの礎たるジーコ氏だろう。2006年ドイツW杯後に離日して以来、五年ぶりの来日となる。

著書「ジーコ備忘録」において「日本での仕事は終わった」と記していたジーコ氏。よほどのことがない限り、もう来日することはないのだなと寂しく思っていたのだが…。

日本の危機とあって快く承諾してくださったとのこと。久々に元気な姿を直に見られるなら、嬉しい。

他にも日本サッカー界の面白タレント勢揃い。

50歳を過ぎても一向に落ち着く気配を見せないラモス氏。

すっかりツルッパゲたアルシンド氏。

スベっても全く気にしない男、名良橋晃氏。

不幸な男として芸風を確立した本田泰人氏。

興梠やカルロンより得点の気配がなかったくせに、W杯でゴールまで決めた鈴木隆行氏。

アントラーズ・コーチ陣総動員感漂う奥野氏、石井氏、大岩氏、熊谷氏、長谷川氏。

いつの間にか引退していた都築龍太氏。

他、秋田氏ら歴代のアントラーズ選手、名波氏ら代表級のOBスター選手が名を連ねている。

引退したオッサンたちとは言え、これだけ奇人変人個性の際立った面々が揃うと興味深い。

なおかつチケット代はチャリティーになる。

万が一にでも必要経費で赤字にならないよう、一人でも多くのサポーターが集いたいものである。

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東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ。

テレビ観戦であるし、こまごまとした試合感想は割愛する。

二人の男についてだけ。

カズ。

カズは日本サッカー界のスターなんだな、やっぱり。

昔は嫌いだった私ですら(創生期からの鹿島サポの多くはそうだろう)、今では「カズがいいとこもってくなら仕方ないか~」と呆れに似た、でもちょっと嬉しいような気持ちにさせてくれる。

敵味方関係なく活躍を祝福されてしまう、天が花道を作ってしまう正真正銘のスター。

それは「単に運が良い」のではなく、本人の弛まざる努力に裏打ちされていることは言うまでもあるまい。

Jリーグ選抜にカズがいて良かった。

それにしても、だ。

スピードは落ちてもシュートの巧さは変わらない。

ゴールに至るイメージを明確に持って練習と試合を積み重ね続けているのだろう。

大したもんだ。

そして、小笠原。

心身共に疲れ果てているのは隠しきれず、珍しいくらいミスが多かった。

彼のコメント。

『でも、今日の試合はもうミスばっかりで不甲斐なかったです。でも、本当にサッカーは助け合いだなって。自分のミスを誰かが取り返してくれたり、助けてくれたりで。いまのこの状況も助け合いだし、サッカーも助け合いだし。改めてそう感じました。ミスして悔しかったけど、気付いたらまた誰かが取り返してくれたり、奪い返してくれたりして通じるところがあるな、と。いまみんなが助け合いながら、サッカーもそうだし、復興についてもそうだし、通じるものがあるなと思いました。東北出身だし、今日の試合にはプレッシャーはあった。本当に…。ただ、こういう試合は結果ではなく、サッカーを通して気持ちが伝わったのではないかと思います。これからJリーグも始まるけれど、ずっとそういう試合をしていきたいと思っています。』(J's GOALより)

試合中から感じていたことだけど、やっぱり東北の男だよ。

どんなに身体が重くても、表情に出さず(顔色の悪さには如実に表れていたけど)、必死になって戦う意志を表現しようとしていた。

ピッチの外でも、ここ数日、メディアに対して被災地の状況、継続的な助けが必要であることを訴えていたし、それだって負担だったろうね。

鹿島サポなら小笠原がテレビメディアの前でちゃんとしゃべっているだけでも驚きだ。それくらい本当にカメラの前で喋るのを苦手としているのに…。

東北人の傾向として「素朴で忍耐強い。内に熱さを秘めている」と言われることがあるけれど、小笠原満男は(今野もそうだ)、まさにそんな男。

どんなにしんどくても黙って頑張るんだな。

でも、それでも、しんどいからミスをする。しんどいのは変わらないんだ。

そういう風に黙って耐えている被災者が山ほどいるならば、動ける者たちで静かに適切に助けてあげたい。この日の小笠原のチームメイトたちのように。

「スター・カズ」と「東北の男・小笠原」。

どちらも欠かせない、この試合のメインキャストだった。

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富士ゼロックス杯名古屋グランパス×鹿島アントラーズ。

観戦感想まとめ。

【鹿島らしさ】
両チーム運動量少なめの試合。その中での工夫には「鹿島らしさ」が見えた。

アントラーズの選手たちは「現状で自分たちにできること」をわきまえて、勝てる可能性のあるゲーム運びをしたと思う。守備ブロックを下げボールを動かすモード主体で戦った。後半のチャンスを生かせれば良かったが…。

まあ、得点力不足も「鹿島らしさ」。90分で2点取る新たな力が欲しいところ。

【野沢の超技巧FK】
ケネディらが作る高い壁を越えた後、急激なカーブでゴール右上隅に炸裂。この日の楢崎でも、これは止められなかった。すんげー。

【アレックスは「当たり」補強っぽい】
新加入で唯一先発のアレックスは問題なく適応。キック、一対一の守備など安定してこなした。元々、J2で20ゴールするような得点力もある。

SBとして裏を取られない守備は未知数ながら、逆に、そこが大丈夫になってくるようだと「不動のレギュラー確保」と思われる。

【読まれやすいシュート】
楢崎が当たりの日だったとは言え…。

依然として「GKのタイミングを外してシュートを打てる選手」が野沢以外に見当たらない。枠に飛んだとしてもタイミング合わせやすいシュートが多くてストップされてしまう。

カルロンには「ストライカーの片鱗の片鱗」が見える気がする。早くコンディションを上げて鹿島に慣れてもらいたい。

【たった一度の気後れが】
カバーリングの速さ、寄せの巧さが試合全体を通して光った伊野波。

失点場面、(曽ヶ端との連係問題があったとは言え)アリバイ守備に近い形での対応が惜しまれる。CBはゴール前でたった一度の躊躇も許されないポジション。もう少し身体を寄せる、先に跳ぶなりで増川をブロックしたかった。他のプレイが素晴らしかっただけに残念。次は頼む。

【PK戦は完敗】
昨年のゼロックス杯ではPK戦勝利。天皇杯でも勝っている。

今回、負けたのは残念だけど、自信を失くすのはもっといけない。今年残りのカップ戦では、もう負けないよう、先に負けておいただけだとプラスに考えていきたい。

【絶好の調整】
タイトルを一つ落としたことは率直に勿体ない気持ちになる。

が、この試合は観客として面白かったし、それに次の試合も近い。

チームにとっていい調整にはなったのは確かで、これから試合内容も上がっていくだろう。選手たちの輝きも増していく。お楽しみはこれからだ。

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富士ゼロックス杯はPK戦負け。

うーん、残念だけど仕方ないね。

楢崎があれだけ本領発揮しちゃうと、さすがに厳しい。

勝てる日ではなかったかもしれない。

そもそも、この試合、両チーム様子見感が強かった。

鹿島が岩政大ちゃんをPKキッカーの一人目に指名したことからも、これは来週のACL初戦に向けて手の内を隠しに隠したと見ていいだろう。

名古屋も闘莉王がDFぽくプレイしており手の内隠すモード。

他「フェリペのシュート封印」「伊野波の空中戦封印」「増川のヒップアタック」など、ほとんどの選手がこれでもかと手の内を隠す。

最終的に「お客さんはこれで満足してくださいな」とばかりに野沢が超技巧FKで埋め合わせ。

楢崎のPKキャッチングと合わせて、チケット代に見合うだけのプロの技を披露してくれた。

鹿島、名古屋共に、この時期としては上々の仕上がりだったと思う。

Jリーグ開幕を祝うに相応しい試合だったと言えよう。

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