鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
J開幕当初からの鹿島サポーターの中には、Jリーグの審判に少なからず不満を抱いている方もおられると思う。今回は、その点について筆を執ることにする。

私自身は、Jリーグ初年度のヴェルディとのチャンピオンシップ、その試合の偏ったジャッジは今でも強く印象に残っている。ジーコの唾吐きが有名だが、その瞬間の印象よりも、その前までの試合中のジャッジの不安定さが、強く印象に残っている。

それは、今でも変わらない。

ただ、当時からJリーグを見続けてきて、私の中で変わったことがある。

正直、Jリーグ開幕後数年は、「審判はヴェルディに勝って欲しいと思っているんじゃないか?」と少なからず疑っていた。

それが、いつの間にか、「ああ、あの時の審判は、ただ、ヘタクソなだけだったんだな…」という風に、そう感じるようになった。ヴェルディが転落していったことも「ヴェルディを勝たせようとしている」という疑いを晴らす要因だったかもしれない。

やはり、日本では特定のチームを勝たせようとか、特定のチームを負けさせようとか、そういったことはない。

私が思うのは、チームの勝利を願い過ぎていると、試合そのものを見る目が曇るということだ。不利な判定で大きく心を乱してしまう。

そのような状態では、金銭であるとか時間であるとかを少なからず消費しているサッカー観戦で、大きく損だ。楽しくないと損である。

時を経て、私は、ジャッジに心乱されることが少なくなった。

「審判に悪気はないから責めるな」と言いたいわけではない。審判のレベルアップは急務である。

ただ、審判がレベルアップするには時間がかかる。基本的に、評価基準がしっかりしていない仕事ほど向上が遅いものだ。全てに言えることである。

例えば、「選手」は内容・結果が厳しく評価されるものだから、Jリーグ開幕以後の進歩は目覚しい。

次に「監督」も進歩している。J開幕直後は明らかに無能(向いていない)な監督が多かったが、今では、かなり、減ったと言える。当時、J最強のヴェルディでも松木氏が監督だったほどである。

監督の次には「Jクラブフロント」も進歩しているところが増えた。鹿島は当時から優秀であったが(最初に優秀だったことは、大きなアドバンテージで、おかげで今でも強い)、今では、しっかりした仕事をするJクラブフロントは他にもある。

その後くらいに向上が見られるのが「審判」である。まだ不満なこともあるが、J開幕直後に比べたら、だいぶ良くなった。彼らもジャッジを査定される立場なのだ。

で、その「審判」よりも進歩が遅いのが、「協会幹部」であるとか、「メディア」「サッカー評論家」であるとか、そして、我々「サッカーファン」である。

それは、結局、彼ら(それに私たち)は、選手に比べると他者に評価されない立場だからだ。好き勝手やっても、注意されることが少ない。

それらを踏まえて、審判がヘタクソなジャッジをしても(ブーイングも抗議もするが)、それは受け止めようと思っている。

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