鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
今回は、かつての宿敵、ヴェルディ川崎について。

おそらく、J開幕時からの鹿島サポの中には、今でもヴェルディ嫌いの方は多いのではないだろうか。ヴェルディには、Jスタートから数年間に渡って本当に嫌な思いをさせられ続けた。

若い鹿島サポには、「いつまで根に持ってるんだよ。小さいな」と思われるかも知れない。

たしかに私は小さい人間である。ヴェルディが強き時代の魂を失った今となっても、ヴェルディを嫌う気持ちは変わらないのだから。

だが、ここでは言い分を書かせてもらいたいと思う。

断っておくと、私はヴェルディの選手個人は、嫌いではない。

まあ、当時はヴェルディが嫌い過ぎて、所属する選手も嫌いだったが、すでに引退した都並氏やラモス氏などに対しては、「面白いオッサンだな」と、むしろ好感を持っている。

カズも当時は嫌いだったが、40歳を越えた今でも頑張っている姿を見れば、「昔、憎たらしく思ってゴメン!やっぱり、カズはすごかったんだね!」と敬意すら覚えている。

私がヴェルディに嫌気がさしたのは、その報道のされ方にあった。

茨城県には地元テレビ局がない。また、J開幕当時は、今ほどにインターネットが普及していなかった。

だから、Jリーグを観るには、地上波テレビ中継であるとか、スポーツニュースであるとか、新聞でJリーグの情報を仕入れるしかないという事情があった。

しかも、当時のカシマスタジアムは1万5千人収容でチケット入手困難だったこともあり、スタジアムで観戦するのも容易ではない。

それでも、大好きな鹿島アントラーズの試合を観たい。ジーコのゴールシーンを観たい。

観たくて仕方がない。情報が欲しい。

だが、テレビで放送してくれるのは、ヴェルディ(と、そのライバルということでマリノス)がほとんど。鹿島の方が順位が上でも、鹿島が勝ってもヴェルディ、ヴェルディである。

なおかつ、私にとって良くなかったのは、当時、ウチでとっていた新聞が「読売新聞」だったということだ。

貴重なサッカー欄が「ヴェルディ、ヴェルディ、ヴェルディ…」である。

別に、最初からヴェルディが嫌いなわけではなかった。むしろ、読売クラブの頃は好きだったし、Jリーグ開幕後しばらくは、ヴェルディと鹿島を同じくらい注目していたほどだ。

私は、ずっと熱心な読売ジャイアンツファンだったのだが、そこで、初めて、アンチ巨人の人の気持ちが分かった。

しかし、まだ、その時点では、巨人は好きだったし、ヴェルディが嫌でもなかった。

そうは言っても、しつこ過ぎた。何年も何年もそういったJリーグ報道なのである。あまりにもしつこくて、さすがにうんざりしてくる。フェアなはずのスポーツで、報道がフェアじゃない。

例えば、J開幕当初は仕方ないかな、と思っていた盛り上げのためのヴェルディ持ち上げ。
「ヴェルディは世界のスター軍団!」
「他のJチームより10年進んでいる!」
などといった、そういうのは初年度だけにしてくれよ、っていう恥ずかしくなるような言葉が、某ラジオ局のJリーグ放送などでは、何年にも渡ってポンポン出てくる。

鹿島アントラーズの情報が欲しくて情報を集めているのに、そういったものばかり集まってくると、さすがにヴェルディ自体が嫌いになる。読売が嫌いになり、巨人まで嫌いになった。

今は本当にありがたい。インターネットがあるしCSもある。Jスタート直後のしんどい時代を乗り越えてきて良かったと感慨深い。

ヴェルディに関しては、そういった記憶から弱くなった今でも嫌いだ。だが、今もなお東京ヴェルディを応援しているサポーターに対しては、私は敬意を持っている。

そう、ヴェルディというチームは悪くない、君の親会社が悪いのだよ、とシャアに代わって言わせてもらいたい。

しかし、それにしても、地上波の実況は相変わらずダメなことが多い。

私は実況を聞き流すスキルをマスターしているので、さほど、気にならないのだが、それにしてもひどい。あんな実況だったら、画質が落ちるCSでもいいから、八塚さんの実況で観戦したいものだ。ていうか、八塚さんを起用してくれるのなら白黒テレビでもいい。もっと言えば紙芝居で中継でもいい。

サッカーは視聴率が取れないと民放テレビ局は言うけれども、その実況じゃ観たい試合も観る気がしなくなるのである。

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