鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
大宮戦の敗北から2日。

普段は敗北を引きずるのは翌日までにする私だが、今回は次の試合まで2週間あるので、もう少し引きずろうと思う。

こちらは、J's GOALの大宮戦レポート

興味深いのは、『(鹿島の選手たちには)慢心がなかったとはいえないだろう。ミックスゾーンで耳にした言葉にも自分たちが王者であることや、自分を過信するようなフレーズが含まれていたように感じる』という件だ。

まあ、これは筆者の感じ方であるから、そのまま鵜呑みにする必要はないが、しかし、人によってはこのように受け取る面があるのかな、そうも思う。

鹿島の選手たちが大切にしている自信や誇りというもの。気持ちの切り替えの早さというもの。

これは、一歩間違えば、また、間違えなくても受け手によっては、それから、結果が伴わなくなれば、「自信は過信に」「誇りは傲慢に」「切り替えの早さは、敗北を受け止めていない」と取られることがある。

負けた後に、「自分たちのペースでやれば勝てた」「もっとできたはず」と言っても、勝った側からしてみれば、「そのペースを出させなかったのは俺たちだ」と思うはずだ。

で、実際には、両方が真なり、である。

拮抗した実力同士の勝負というのは、いかに自分たちのペースに持ち込むか、そして、相手にペースを渡さないかのせめぎ合いだ。

ちと、心配なのは、今の鹿島には逆転する力がないこと。ペースを取り戻す力がない。

これを、「気合いが足りない」とか、精神論で片づけることもできるが、しかし、精神面で負けるっていうのは、要は、実力が足りないってことだ。メンタルも実力のうちどころか、実力の大部分はメンタルなんだから。「メンタルの面で負けた、実力では負けてない」なんてのは、有り得ない。

しかし、私は鹿島の選手がメンタル的に弱いとは思っていない。少なくとも、他のJ1クラブより劣っていることはない。

逆転できない、ペースを握れない、というのは、実力、もっと細かく言えば得点力の問題だ。

1点を取れれば、それで流れがこちらに来たりするのに、その1点が取れない。先取点を取られたら負け決定になりつつある。リトリートした相手に簡単に点を取れないのがサッカーであるが、それにしても、3連覇目指すチームとしては寂しい得点力だ。

折に触れて述べているが、とにかく、セットプレイで点が入らないのが問題。直接FKに関しては、本当に入る気配がなく、それこそ、俺に蹴らせてくれよ!って思うくらいだ。

たかが、直接FK。しかし、その一本が、ごくたまにでも入る、入らないかで、勝ち点3を取れるかもしれない。それによって優勝が左右されるかもしれない。今季、全くのゼロ。入る気配もゼロだ。

この2週間で、チームとして、セットプレイから得点を取れるよう準備をお願いしたい。

最後、鹿島の選手たちに慢心はあるか?という点については、要は結果を残してくれれば済むことだ。内容の伴った結果を出せば、それは慢心ではなく、自信と受け取ってもらえるのだから。

34節が終わった後に優勝していれば良い。その時に優勝できなくて、「自分たちの実力を発揮していれば優勝できた」なんてのは、それはさすがにダメだけどね。今、発揮してもらいたい。

そのために、我々も声援を送る…が、現実的には頑張るのは選手・監督たち。次節、いい試合を期待している。

J1第24節大宮×鹿島は1-3の負け。

録画を見直していないので、以下、間違いがあればご容赦を。見直す気になれない試合内容であった。

完膚なき敗北、まさに完敗。

ちょっと、こうしていれば勝てたとか、誰を出していれば勝てたとか、そういう次元の問題でないくらいの差があった。

何より大宮の全選手の出足が抜群に良かった。プレイに魂が入っていて、一人一人が能力を発揮していた。それが一番だったと思う。これだけ全員に意思統一された守備をされたら、好調時の鹿島でも難しい。

カウンター攻撃も、FWラファエル、石原、MF内田智、藤本を中心に、何度か最短距離に近い速さで繰り出されてきた。

特にラファエル、普通のブラジル人FWじゃない。190センチもあって、視野が広く、ドリブルでは岩政のマークを軽々と外していた。岩政が特に悪かったのではなく、単純に能力の絶対値の違い。日本人CBがブラジル人の優れたFWと1対1になれば不利なのは致し方ない。

大宮のスカウトはいつもいい仕事する。毎度、優秀なブラジル人選手を連れてくる。

もう一人のFW石原も、小笠原を軽々と振り切るシーンあり。ボールを取られた小笠原が後ろから追っかけてっても、結局、追いつけない。

やはり、今季の小笠原はベストの7割~5割くらいの力しか出てない。まずベストに戻ってくれないと厳しい。戦う気持ちを持ってくれているのは分かるんだけれども、気持ちを体現すべき身体が追いついてない。相変わらず、直接フリーキックも決まる気配が全くしない。今季、未だにゼロだ。

興梠も今ひとつ。後ろにドリブルすることが多く、前への仕掛けのドリブルが出てこない。何とかしようとしていたけれども、キレが戻っていない。

ただ、内田に関しては、チームも自分も好調ではない中で、彼のアビリティである低い位置で起点となる役割は果たしていた。

ダニーロがボール失いまくって、小笠原も力が出ない状態で、内田のような選手が右SBにいてくれるのは、正直、助かる。上下動とクロス、横パスだけのサイドバックだと、昨日のように中盤がほぼ死んでる試合では機能しなくなるからね。

こうして思い返してみると、岡田監督は、さすがに見る目があると認めざるを得ない。

鹿島から代表に選べるのは内田くらいで、興梠・岩政は当落線上、小笠原は選べない、昨日の試合を見たら、まず、ほとんどの鹿島ファンでもそう思う。岡田監督は内田・岩政をかばってくれていたようだが、自らの選考の正しさは感じたことだろう。

はぁ…、それにしても、今季は痛烈な負けで現実を思い知らされることが多いなぁ。

増田とか、さやえんどうを使ってくれれば、まだ違うかも知れないのに…。

しかし、オリヴェイラ監督の常時ベストメンバーな起用法じゃなかったら、とっくに中位~下位に沈んでいる気もしてしまうので、監督に文句を言うのはほどほどにしておきたいと思う。

もう、全てがマイナス思考になってくるよ…。

今日はアウェイ大宮戦。何気に暑い大宮での試合、試合開始時の気温が心配。予報では29℃。

雨が降ってくると観客としては面倒だが、選手たちにとっては降った方が良いか?

いずれにせよ、どんな天気であれ勝ってもらうしかない。

鹿島では復帰間近と予想されていた本山が再離脱。精神的にも小笠原と並ぶチームの支えとなる選手だけに痛い離脱だが、しかし残った選手がやってくれると期待する。

前節は快勝。ただ、それが続かないと不調から抜け出たことにはならない。

2位川崎との試合が迫っている今、今日もしっかり勝って勝ち点差をキープ、あるいは広げておきたいところ。

いや、2位云々より目の前の試合に全力だ。

大宮も油断ならない相手。

暑さの中でのハードワーク勝負となると涼しめの鹿嶋の気候に慣れている鹿島は体力的にキツくなる。

前節のように早々と省エネモードに入りたいところ。そのために前半で先取点が欲しい。

個々の選手では代表に選出された3人には注目している。

内田と興梠はコンディションがどれくらい上がってきているか。岩政は安定したプレイを見せてくれるか、といったあたり。

いいプレイを期待したい。
G大阪のレアンドロは事前の報道通りに中東へ移籍。

その穴は新潟のペドロ・ジュニオール獲得で迅速に穴埋め。

レアンドロの移籍に関しては獲得時の数倍の移籍金で放出できて、商売としては万々歳だ。

もちろん、それぞれのサポーター、ファンの心理を考えれば、単純に儲かっただけでは済まないものではある。

しかし、実際、レアンドロは優秀な選手には違いはないが、じゃあ、代えの利かないほどの選手かは微妙。同レベルの選手は(日本に適応できるかは別として)ブラジルにいくらでもいるだろう。

G大阪のように、若いブラジル人選手に自クラブで得点数稼がせて(G大阪は中盤が優秀だから、普通に優秀なブラジル人FWであれば点を取らせてあげられる)、中東に高く移籍させる。

中東クラブ側からすれば、ブラジルから直接獲得するよりも、Jリーグ経由・G大阪経由で獲得した方が中東リーグへの順応力、性格という点でのリスクが小さい。

実際、G大阪経由のブラジル人選手は中東クラブ移籍後もトップレベルの実績を残している。結果、さらにG大阪のブランド力が高まっている。

それを狙ってやっているかは分からないが、上手いやり方だなぁ…、と感心する。さすがは大阪のクラブ、浪速の商人魂と言うべきか。

日本という国にとっても、大した損失もなしに数億の外貨が入ってくるのは、ありがたいこと。しかも、G大阪は獲得した外貨を外国に使うのではなく、国内の他Jクラブに使ってくれているのだ。

レアンドロが抜けた結果として、戦力的には得点力が落ちるかもだが、外国人に頼らずとも日本人の有望な若手選手が何人もいる。

現場の西野監督には打撃だろうけど、フロントからすれば、そんなに痛くはなさそう。タテマエ上、痛くないとは言わないだろうけど。
夏の高校野球選手権は幕を閉じた。

今年も見応えのあるハイレベルな真剣勝負が繰り広げられ、高校野球のレベルの高さに、ただただ感心するばかり。とても部活動とは思えん。

毎年、次々と現れる才能豊かな選手たち。

サイズがあり、センスがあり、スピードがあり、パワーがあり、こうもアスリートとしての才能に恵まれた若者たちが野球という一競技に集中していることに、頼もしくも、もったいなくも思う。

頼もしさを感じるのは、私自身が野球ファンだから。これだけ人材豊富ならば、向こう数十年、日本野球の競技レベルは安泰。WBCでも何度も世界一になるチャンスが来るだろう。

もったいないと感じるのは、私が他のスポーツも好きだから。もうちょっとサッカーにも人材を分けてくれよ、と思わないでもない。

サッカー界では、欧州の強豪国の選手と比べると、日本人選手の個々の身体能力、サイズが劣っているとされている。1対1で対峙すると、なかなか勝てない。

じゃあ、日本人が身体的に恵まれていないか、スポーツの才能がないのかと言えば、そうではない。ただ単に、日本人の平均的サッカー選手がそうであるだけだ。野球選手まで見渡せば、デカくて速くて強い日本人は、山ほどいる。

180センチ以上の身長があって、足も速く、140キロ以上の球を投げる野球選手なんて、甲子園大会だけで何人もいるのだ。

野球に一点集中している才能がサッカーや他の競技に流れれば、オリンピックでも、もう少し金メダルも取れそうなものなのだが。

サッカーも競技人口は増えたとは言え、国内で育っても世界トップ級(野球が国際的スポーツかは置いておいて)の選手になれる野球と違って、日本サッカーの育成力は世界トップ級ではない。

ブラジルやスペインならば、運動能力の高い子は、まずサッカーを選ぶだろうし、そこでサッカーをしていれば、その国には世界基準の育成システムがある。

日本ではサッカーが人気独占しているのではない上に、育成システムも完成していない。

それが日本という国なのだろう。

野球が好きな国、野球の伝統が根付いた国で、サッカーはプロ化してから20年も経っていない。

私は、そういった現実を感じてしまうので、サッカー日本代表がワールドカップベスト4に進まなくても気にはならない。

もちろん、日本代表チームが好結果を出してくれたら嬉しいが、しかし、岡田監督の力量関係なく、日本のサッカー国力を考えると過度な期待はしにくいのが正直なところだ。
快勝に終わったFC東京戦。

勝った時こそレフェリーのパフォーマンスをチェックしておきたい。

負けた後に担当主審についてあれこれ書いていると、それを負けた言い訳にしているようで説得力に欠けるので。

もちろん、試合の主役は選手であり、我々観客もレフェリーが目的で試合観戦しているわけではない。むやみに厳しく評価するつもりはない。

ひどい出来でなければOKという基準でサラッと言及する。

まず、審判にとって最重要なことは、過度に試合に関与して勝敗に影響を与えないこと。

その点で西村主審に問題はなかった。

鹿島の勝利、FC東京の敗北、その結果を「審判のジャッジが影響したから」と感じた観客は、まず、いなかったはず。

それだけで、レフェリーの仕事としては十分。

欲を言えば、試合を止め過ぎる印象を受けたので、少し流しても良かったかも知れない。

ただ、最近の鹿島の試合では、主審が流しているうちに相手選手のチャージが荒くなる傾向がある。

選手が怪我をするようなことも起こっているので、それなら早めに吹いて引き締めてくれた方が良い。

拮抗した試合でなかった分、担当主審としては難しい試合ではなかったとは思うが、怪我人を出さなかった、無事に試合を終わらせたという点で、今節の西村主審は合格点、お疲れさまでしたと申し上げたい。
yatta-!ヤッター!勝ったどー!3点取ったどー!

ひさびさの快勝だよー!嬉しいよー!

FC東京戦は3-1での快勝。

ダニーロ、マルキーニョス、大迫の得点。

点を取った3人はもちろん、他の選手たちも前節よりずっと良かったドコドン。中三日でリカバリーしてきたオリヴェイラ監督の手腕はさすがドコドン。

快勝の要因として、やはり先取点が大きかったドコドン。

1点目、左サイドからの野沢、新井場、ダニーロの崩しは見事だったドコドン。今日は3人のテクニシャンぶりを見せつけてもらったドコドン。

トラップもパスもクロスもサイドチェンジも、お金を払って見る価値のあるプロの技術だったドコドン。

前節出ていなかったマルキと伊野波は、やはり鹿島に不可欠な選手だと思ったポス。

2点目はGK曽ヶ端からの一本のボールを、マルキが東京DFの裏を上手く取って、GKをループシュートで抜いて決めたポスよ。これはマルキじゃなきゃムリだったと思うポス。曽ヶ端も相変わらず安定したゴールキーパーぶりだったナリ。

伊野波は古巣FC東京相手に、成長して鹿島の中軸となったところを見せつけた格好だドコドン。

足速い、対人守備強い、鹿島魂を体現していると、三拍子揃った素晴らしいパフォーマンスだったドコドン。

オフサイドになった内田→興梠のゴールは、笛鳴っちゃったけど最高のカタチだったドコドン。

内田の常に前に向かっているパス意識、興梠の抜けだしのスピード、二人の特長が発揮されたドコドン!

青木、小笠原、岩政、中田あたりも、抑えるところは抑えてくれたドコドン。それぞれの頑張りに頭が下がる思いナリよ。

好調ではない選手もいるけれども、気の抜けた失点シーン以外は、概ねタスクをこなしてくれたと拙者は満足ドコドン。

あとは大迫ゴールと、増田の出場で嬉しかったポス。大迫も増田も、どんどんアピールして欲しいでポス。

チームプレイをして、味方にパスを譲って素晴らしいけれども、レギュラーを取るにはプラスアルファが必要だと思うわけドコドン。

というわけで、勝利の嬉しさのあまり、文章がドコドン調になったことを詫びるばかりドコドン。

また明日、ドコドン!
さて、本日夜はホームでのFC東京戦。

鹿島の状態はハッキリ良くない。中3の試合で修正する時間もない。

相手順位関係なく苦戦が続いており、もはやどこが相手でも楽観的になれない。

それでも、点を取ってくれる、勝ってくれると大いに期待するのがサポーターというもの。勝利を願ってたくさんの人々がカシマスタジアムに集うことだろう。

鹿島が勝つためには、選手一人一人の運動量や、球際の強さ、シュートを枠に飛ばすことなど、さまざま必要なことがある。サポーターの後押しも重要。

しかし、鹿島の魂は小笠原だ。湘北の魂が赤木主将であるように、鹿島の魂は小笠原主将なのだ。

流川や桜木や三井や宮城がいくら頑張っても、湘北の魂たる赤木が復活しなければ湘北がヤマオーに勝つことはできない。

同じように鹿島も、他の皆がいくら頑張ったとしても、鹿島の魂たる小笠原の真の復活なくして王者の底力が発揮されることはない。

連敗中の浦和の試合をみたけれど、そこには不調にあえぐポンテの姿があった。

色々言われている浦和の不調原因、私は、攻撃の柱たるポンテがこれでは点が取れるはずがないと強く感じた。

とにかく簡単にボールを奪われる。そして、そこが相手カウンターの起点になってしまっていた。「これが、あのポンテなのか?」と、かつてのポンテとの違いに複雑な気分になった。

もちろん小笠原はポンテほどに状態は悪くはない。

だが、何らかの原因で彼の力が出切っていないと感じるのは私だけではないはず。

もし、疲労であるとか、コンディション不良、どこかの怪我・痛みを隠してプレイしているとしたら、連戦となる今夜は小笠原にとってしんどい試合になるだろう。

とは言え、プロ選手、しかも鹿島の主将に対して、余計な心配はかえって失礼になる。だから、今夜こそ鹿島の魂たるパフォーマンスを見せてもらいたい。

小笠原が本来の力を発揮すれば、中盤の連動は復活し、FWにもいいボールが入るようになる。最終ラインの守備負担も軽くなる。鹿島にとって、すべてが好転するのである。

存分に期待させてもらおう。

読者諸君、スタジアムで、テレビの前で、小笠原満男率いる鹿島アントラーズを思いっきり応援しようではないか。
鹿島アントラーズ専門番組「TOSTEM presents ANTLERS REPORT」の第2回放送日時は、8月28日(金)21:30~に決定。番組特設サイトはこちら

10/11(日)にカシマスタジアムで開催される天皇杯2回戦チケットは本日から発売される。対戦相手はJクラブではないが、チケット代がお安いのが魅力。SS席でも会員前売ならば3000円。自由席ならば1000円。Webや電話では取り扱いしていないので注意。

最後に現時点での怪我人情報まとめ。

マルキーニョスは全体練習に合流しているので明日のFC東京戦では先発が予想される。

興梠の腰の負傷は打撲ではあったが、痛みが引かないとのことで出場は微妙。無理は禁物だ。

本山は全治1~2週間のため欠場となる。

サテライトでは、大道、笠井が長期離脱中。完治が待たれる。一回り大きくなって復帰してくれることを祈っている。
いつも辛口評論家を批判する私であるが、何も彼らに恨みがあるわけではない。

一方的に批判するばかりではフェアでなかろう、と思うので、彼らの優れた提言を見つけて取り上げたい。

今回、先日批判したセルジオ越後氏、杉山茂樹氏を取り上げる。お二人の貴重な提言を一つずつ紹介しよう。

まずはセルジオ氏の「J3導入案」だ。こちらはセルジオ氏コラム

なんていうか、相変わらず買わなくていい反感を買ってしまうような書き方ではあるが、J3導入というアイディア自体には私も賛成だ。

現状の問題点として、J2の上位と下位との差が大き過ぎることがある。

甘いディフェンスから4点、5点も入れられる試合ってプロの試合としてどうなの?という疑問が湧いてくることが少なくない。

J1のクラブ数も、厳密には言えないが、多くても14クラブまでが妥当であるように思う。

J1・J2・J3とリーグ再編をして、優勝争い、ACL出場権争い、昇降格を近い実力同士で競らせることは、試合の質、リーグの質を高めるのに有効であろう。

ただ、そういった再編をする際には、下のカテゴリに落とされるクラブが出てくるわけで、落とされる側はたまったものではない(鹿島だって世代交代に失敗すればいつ落ちるか分からんし)。

ということで、事前の協議、早めの告知をして、数年かけて実施しなければならない。

だから、これは、セルジオ氏のおっしゃる通り秋春制より先に手をつけるべきことである。

次に、杉山茂樹氏の提言。

私は杉山氏にいい印象がないのだが、しかし、以下の提言には全面的に賛成だ。

ご自身のブログで、「日本のマイボールありきの発想を転換すべし」とおっしゃっている。

これは私も常日頃思っていて、どうにもポゼッション大好き、ポゼッションすれば満足なところが、これまでの日本サッカーにはあった。パスをつないでゲームを支配することがカッコイイ、面白い、美しい、強いチームの条件だと。

それはそうなのかも知れないが、それも行き過ぎるとなんとやら。

パスばかりでシュートもドリブルも少ない試合ではどうしようもない。ポゼッションサッカー=攻撃サッカーなのではない。

しかしながら、今シーズンのJリーグを見渡してみると、そういったところで転換期に差し掛かっている。

フィンケ監督の浦和レッズが少なくない試合で見せた「悪しきポゼッション」。パスを横や後ろに出すだけで、ボールは前に進まない。一向にシュートチャンスが訪れない。

彼らにとっては残念な試合内容であったわけだが、しかし、注目されるクラブが実例を提示してくれたことによって「ポゼッションに過度にこだわるのは良くない」という認識が広がってきており、これは数年後には常識に変わってきそうな気配もある。

ワールドカップ出場国の中で平均より力が落ちる日本代表がポゼッションにこだわっていては、ますますシュートチャンスがなくなる。

相手方がほとんどボールを保持し、日本は堅守速攻でのみチャンスが作れると考えた方が良いだろう。

どんな戦術であっても鍛え上げれば威力があり、美しさがあるもの。大切なことはゴールを決めることであり、ポゼッションは手段に過ぎないのだ。

勝つためには「マイボールありき」の発想の転換が必要。その点、杉山氏の提言に賛成だ。

ただ、付け加えておきたいのは、サンフレッチェ広島のような道もある、ということ。

広島の道とは、勝つことと同等以上に「自分たちの理想とするサッカーを貫く」ことを重視する道だ。

日本のサッカー人気、競技人口、選手の質、集まる資金、それらの現実を見据えて、「ワールドカップは出場できればOK。全敗しても魅力的なサッカーをやる」として、ワールドカップ本戦でもポゼッション、攻撃サッカーを貫くという道。たとえ木端微塵に打ち砕かれようとも。

昨年のCWCでのG大阪のやり方とも言える。超強豪相手に5点取られても3点を取り返して「日本は今時珍しい面白いチームだ」といった称賛を得る…かもしれない。

ただし、0-4くらいで負けて、「いやー…、無策だね」って呆れられる可能性もあるわけだが。

日本代表ファンの大多数がそれを望むのであれば、そういった道を進むのも有りだとは思う。
敗北を悔しがるのは翌日まで。今日は次戦以降について考えていきたい。

神戸戦で負った興梠の腰の怪我は骨折ではなく打撲で済んだとのこと。これは一安心だ。

マルキーニョスの欠場が神戸戦敗北に響いたのは認めざるを得ないが、しかし、それだけで鹿島が勝てなくなるとは思わない。

そもそも、今季、マルキは得点面に関して絶対的な存在ではなくなっている。

シュート決定率は昨季ほどではないし、ボールを持ち過ぎて奪われることも少なくない。守備面やキープ力、フリーランニングにおいて他の追随を許さないような圧倒的パフォーマンスを発揮してくれるので、代えの利かない選手であることには変わりないが。

マルキの得点面での脅威が低下しても、それでも鹿島が勝ててきたのには、相方の興梠の活躍が大きかった。

裏に抜け出すスピードの怖さはマルキ以上で、日本人でありながら、興梠にボールが渡れば何かが起こりそうな気配を感じさせてくれた。

くれた…と過去形なのは、ここしばらくは、彼のパフォーマンスが若干、低下しているからだ。

相手DFにとって脅威となるスピードを持つ選手だけに、強烈なタックル・ファウルで怪我をさせられることが多い。度重なる怪我もあり、一時のキレが影をひそめてきた。

興梠が好調であれば、マルキ欠場でも簡単に負けるとは思わない。しかし、マルキ欠場で興梠も不調ともなればFWの軸がなくなる。大迫にせよ、田代にせよ、佐々木にせよ、興梠が好調であれば、組む彼らも生きやすいのに。

しかしながら、怪我含みの選手は高いパフォーマンスを発揮できないのが道理だ。

第一に興梠には怪我を治してもらって、コンディションを整えてもらって、本来の圧倒的キレを取り戻して欲しい。

そうなれば、鹿島の攻撃も再び勢いに乗ることができる。目標ゴール数13だって、彼の力量・チームの力を考えれば最低限の目標のはずだ。

そして、大迫・田代・佐々木には、少ない時間であっても得点してもらわねばならん。

いつまでもマルキ・興梠の控えに甘んじているような選手たちではないはず。手厳しい書き方になるが、今は控えFWが充実しているだけの話で、監督がスタメンに迷うほどではないように見える。

実績重視のオリヴェイラ監督を迷わせるためにも、まず、得点が欲しい。
清水×新潟の試合録画を眺めていると、イエローレッドのカードを次々に連発するレフェリーが目に止まった。ああっ、このオッサンは!

今回は、審判として独自の領域に到達されている岡田正義主審について言及させていただこう。

私はJリーグ創設期からの鹿島サポなので、長年に渡って岡田主審のことが大嫌いだった。だが、最近はそうでもない。

微妙な判定基準といい、次々と出されるカードといい、相変わらず、何とも評価し難いレフェリーでいらっしゃるが、しかし、16年も見続けているせいなのか、だんだん親しみを感じるようになってきた。

銭湯の富士山のタイル絵でも見慣れれば愛着が湧いてくるのと同じ原理だ。

今季、岡田主審が担当した鹿島の試合、彼の通算300試合記念となったアウェイ柏戦のことだ。岡田氏に好意を覚えつつある私は、素直に祝福させてもらった。

そして、穏やかな気持ちで試合を観ていると、岡田主審の良いところが何となく見えてきた。今までは嫌うばかりで見ようとしていなかったのだ。

以下、岡田主審の長所を書かせていただく。

何よりも岡田主審には、熟練のカード出し技術がある。出し慣れているだけあって、カードを提示する一連の動きに無駄がない。

ポケットに手を運ぶ予備動作、カードの握り、力加減、黄色あるいは赤色のカードが最高到達点に達するまでのスピード、最終的な腕の角度。あらゆる点で極みの域に到達している。

例えるならば、歌舞伎役者の動きと言うべきか。それくらい、無駄が削ぎ落とされている。

そもそも、岡田氏は試合中はともかく、普段は紳士として知られており、誠実さと威厳を感じさせる雰囲気の持ち主である。体格も良く、選手たちに混じっても一際目立つ存在だ。

それだけの才能に恵まれた人間が、毎試合毎試合、より美しく、より多くのカードを出す努力を続けていれば、芸術の域に到達して然るべきなのだ。

ここで、海南大付属の高頭監督がエースシューター神宗一郎の時が止まってしまうかのような美しいシュートフォームについて語った時の言葉を紹介しよう。

「神の一日のシュート本数は500本。本物のシューターは、飽くなき反復練習によってのみ作られる」

お分かり頂けただろうか?

さらに、岡田主審の素晴らしさはカード出しだけではない。

カード出しが主たる仕事には違いないが、試合中に何度もブレる独自の判定基準は、試合にランダム性やスリルを加えてくれる。観客としては怒ることはあれども、眠くなるようなことはない。

なおかつ、昔は一方に偏りがちで勝敗に影響を及ぼしていた判定基準も、近年は、トータルで両チームに被害を及ぼすようにバランスを取っておられる。

結果として、勝敗そのものには影響しないことが増えてきている。

そして、何よりも、日本サッカーに対する並みならぬ愛情をお持ちであり、選手の成長のために重要なところは締める(時もある)。この柏戦では、小笠原へのイエローカード2枚による退場宣告がそうだった。

これは多くの鹿島サポ納得の判定であった。今思えば、この時の岡田判定を、小笠原本人も、我々も、真摯に受け止めておけば良かったのだ。

心のどこかで「岡田にしてはガマンしてくれた」「ジャスティス相手に退場になっても他の審判なら大丈夫だろう」という甘さがあった。

我々が岡田主審の真意を理解していればACLでの悲劇はなかったのだ。岡田主審は「ACLでは退場すんなよ!」「ちゃんと修正しとけよ!」とジャッジを通して我々に教えてくれていたはずなのだ。たぶん。

あの時、謙虚に受け止めてさえいれば…!

次回、岡田主審担当の試合があれば、謙虚に判定を受け入れたいと思う。
アウェイ神戸戦は0-1の負け。

開始直後の腑抜けた失点から、終始、凡ミスと単調な攻めを繰り返しての妥当な負け。

見どころは数度の決定機と青木の1点ものの守備くらい。神戸のボール奪取と、大久保、茂木の機動力は大したものだったが、相手方だったのが残念。

勝負だから勝つこともあれば負けることもある。だから、切り替えて次に向かおう!と前向きになるにはリアルに厳しい内容。

あらゆる意味でしんどい試合であった。

厚いと評されていた選手層は、それを証明することができず、レギュラー数人を欠いて明らかなパワーダウン。

マルキーニョス、伊野波、本山ら、フォアザチームを体現する選手を欠くことは、かくも大きいことなのか。

日本代表に名乗りを上げた岩政・小笠原も岡田監督の御前でアピールできず。それどころか余計に代表から遠ざかってしまった感が…。

しかし、誰が悪いということはなく、皆悪い。局面ではいい働きをしてくれた選手はいたが、1試合通して満足に働いた選手はいない。

かと言って、ベストメンバーであれば勝てたとも思わない。最近の試合を見れば、ベストメンバーを揃えて、手堅く試合を運んで、やっとのこと1-0で勝てるくらいの内容が続いている。

そこが現在地なのだろう。

気を抜いて勝てるほど、メンバーを落として勝てるほど、そこまでは鹿島の力が抜けているわけではない。一人一人がチームのためにハードワークして、頭を使って、気持ちを強く持って、それで、やっと1-0で勝てるのがJ1だ。

最下位のクラブに1点差勝ち、17位のクラブに引き分け、15位のクラブに1点差負け、それが今の鹿島の結果力であり、危機感を持つべき状況。

次、勝たねばならん。

アウェイでもホームでも、強い鹿島を見たいお客さんがスタジアムに来てくれているかもしれないのだ。夏休みに負けることの損失は、思いの外大きい。
今夜はアウェイ神戸戦。個人的な注目点。

中3日での遠征であるので、まず小笠原と内田の調子を見たい。

今季、連戦が続いた時の彼らの動きは一サポーターとして心配になるほどのもの。

二人とも高い攻守のセンスで勝利に貢献してくれているが、好調時と比べると元気がないのは否めない。

今夜は彼ららしい高いパフォーマンスを見せてもらって、「もう、大丈夫」と思わせてくれたら嬉しい。

それから、パク・チュホが左サイドバックに入るとの報せ。

出場した場合、彼のサイドバックとしての守備力が高まっているか、要注目だ。

中断前まではチュホのところは鹿島の守備の穴になることしばしば。1対1には強いものの、人に食いつき過ぎて簡単に裏のスペースを空けてしまう。

以前のままだったら、研究熱心な三浦監督率いる神戸に徹底して狙われることになる。パク・チュホのポジション取り、ここは注視したい。
昨日、平塚競技場で行われたサテライト湘南×鹿島の試合。

結果は0-2での勝利。得点は遠藤、田代。

真夏の15:30開始、当然の如く猛暑。

メンバーは、FW田代、佐々木、OMF川島、小谷野、DMF遠藤、増田、DF宮崎、後藤。GK小澤(→スギテツ)。

足りないポジション、交代選手はユース選手で補っていた。

ここで増田は一段上の選手。パスセンスは抜群、フィジカルも十分。

トップの野沢、本山、ダニーロのところに割って入って欲しい。あの3人を押しのけてレギュラー定着するためにも、得点・アシストという数字を重ねていきたいところだ。

CB後藤も、今年、サテライトレベルの試合で崩れるところを見たことがない。ライン統率、対人守備、どちらも合格点以上。

田代はPKを外すなどキックがミートしないことがあったが、ヘッドで決めた。高さ不足しがちの鹿島にあって、彼の打点の高いヘッドは代えがたい武器である。

人員不足のボランチでは湘南レンタル移籍中の鈴木修人が出場。古巣との試合ということでモチベーションは高かったように思う。

とは言え、サテライトの試合に出るためにレンタル移籍したわけではないのだし、一刻も早くトップチームのレギュラーを掴んでもらいたい。湘南はJ2で失速しており、その状況を救って欲しい。

もう一人、C大阪レンタル移籍中の船山は、前節、ベンチ入りを果たした。

鈴木、船山には頑張ってもらいたいが、彼らが各クラブでも重要な戦力になれないようならば、中盤の補強も必要になってくるだろう。
いやー、勝利の翌朝は気持ちが良いね。

やはり鹿島は勝ってなんぼのクラブ。他クラブへの配慮は一切無用、やっかみ大歓迎、ひたすら独走あるのみだ。

とはいえ、世の中そんなに甘くはないもの。勝ちはしたものの、内容的には独走優勝を期待できるようなものではなかった。

たしかに守備は悪くなかった。

無失点だけでなく、シュートそのものを打たせないという、チーム全体による守備力が戻ってきた。

得点でも、伊野波のヘディングゴールは後々にも大きい好材料。

だが、優勝することを考えた場合、得点力に物足りなさを感じたのは否めない。ウーノゼロのスコアは美しくて好きだが、できることならば、2点目、3点目を2万5千人の観客に見せてもらいたかった。

攻撃面で3人目の動きが少なく、特に前半は崩すカタチがほとんど見られなかった。

そういった連動の問題、運動量の問題があった上に、元々、鹿島にはシュート意識やシュート技術が高い選手が少なく、ゲーム支配力の割に点が取れない。

1-0で勝ち続けてくれるのは私個人としては嬉しいが、Jリーグで最も人気のあるクラブ(参照)としては分かりやすい勝利も求めたい。例えば、内容的にも圧倒した3-0での勝利だ。

昨日も3-0にするチャンスはあった。もっと早くシュートを打てていれば、基本通りに打てていれば。

両腕に腕時計を着用する男、本田圭佑のここ2年での得点力向上を見るにつけ、鹿島の選手にもシュートを打って欲しい、枠に飛ばして欲しいという欲求が湧いてくる。

本田の得点力向上には同僚からの「得点数が少ない」という苦言がキッカケになったという説もある。日本だと、MFはチャンスメイクすればOK、それに加えて守備に貢献してくれたら万々歳になりがちで、ほとんど得点が求められない。

鹿島の得点力向上には、サポーターからも、FW、MFにも、どんどん得点を求めていくことが必要なのかもしれない。

その際、ゴール不足を批判するよりは、逆に、点を取った選手を「褒めて伸ばす」方が良いと思うので、ゴールを決めた選手を褒め称えたい。

Jリーグが始まった頃は、得点をした選手だけがもてはやされて、チャンスメイクや守備に貢献した選手は評価されにくかったものだ。

それが年月と共に「チャンスメイク、守備やオフザボールの動きを評価できるファンが見る目が肥えたファン」という風に進んできて、相対的に「得点やシュート」への要求が小さくなったようにも感じる。

チャンスメイク、守備の仕事も評価していくと共に、ゴールをした選手を思いっきり高評価していきたい。それも鹿島独走エンジンのエネルギーになっていくだろう。
J1第21節の鹿島×大分は、1-0の勝利!

この勝利はデカい、この1点はデカい、この無失点はデカい。

鹿島アントラーズにとって、限りなくデカい試合結果・内容であった。

まず、喜ぶべきは伊野波のヘッドでの得点。まさに彼のヘディングゴールこそ、待ち望まれていたもの。

伊野波本人もヘディング強化を目標に挙げていて、ずっと強化に励んできており、ここに来て実を結んだ格好だ。

今後も折に触れて決めてくれれば、岩政に集中しているセットプレイ時のマークの分散も期待できる。

それから、無失点、シュート1本に抑えた守備の復活は大きな安心材料。

今日の試合を見る限り、全体の運動量も、個々の選手の対人守備、カバーも問題なく、堅実な守りだった。

攻撃は次節以降に期待ということにしておこう。

ダニーロの頭が青光りしまくっている。今、ボクの目の前には明るい希望の光が拓けてきた!
明日から一時中断していたJ1が再開する。

鹿島はホームでの大分との試合。

大分は現在最下位。しかし、元々、その順位にいるような戦力ではないので油断はできない。いつものように敬意を持って全力で叩くのみだ。

中断前数試合の鹿島は、いいゲームができていなかった。疲労があったのは重々承知しているけれど、結果も内容も満足できるものではなかった。

中断期間を挟んでの初戦、優勝争い独走エンジン再点火よろしくということで、選手たちには白星をお願いしたい。

さて、試合が行われる明日夜の鹿嶋は晴れ、気温22℃と、涼しく過ごしやすい天気が予想されている。

すでに前売りチケットは2万枚を超えているが、カシマスタジアムのキャパシティならば、まだまだ余裕がある。

行き帰りの渋滞は難点でも、家族総出でのイベントとしてはもってこいのアントラーズホームゲーム。カシマスタジアム未経験の方は、明日、夏休みの思い出のためにも、おいでいただきたい。

チケットは、スタジアムの当日券チケット売場で購入できる。今、チケットを持っていない方でも、明日スタジアムに行ってからで全く問題ない。

18:30が試合開始も開場は15:30なので、そちらに合わせての来場がオススメ。30分前やギリギリでの来場となると、スタジアム内を楽しむ時間がなくなるからだ。日本トップクラスのスタジアムグルメ、サッカーミュージアムなど、早く行く分には困ることがない。

グルメでは、初来場ならば「モツ煮」「五浦ハム焼き」を選択されるとハズレがない。色々チャレンジするのは2回目以降が無難だろう。

飲み物は500mlペットボトル飲料で250円。だが、ペットボトル飲料や缶飲料を外で買ってきた場合、スタジアムへの持ち込みはできないので注意が必要だ。水筒や紙パックならばOK。

車で来場の場合は、スタジアム周辺に駐車場が点在している。駐車料金は500円~1000円。スタジアム近くほど料金が高い傾向。単純に近くに停めるのではなく、帰りの渋滞・進行方向を考慮した駐車場選択をすべし。

スタジアム内売店は1階のコンコース(広い通路)に並んでおり、1階コンコースは混雑している。そこで人に疲れたら、階段を登って2階コンコースに避難されると良い。2階にも、数は多くないが売店がある。

それから、試合開始時刻20分前くらいに行われる選手紹介は必見。大型ビジョンでの演出がカッコイイ。

駆け足で紹介したが、まず、ご自身で体験していただきたい。明日はスタジアムで共に鹿島の勝利を応援しましょうぞ!

サッカー雑誌やwebでは、ここしばらくの傾向として「辛口論評」であるとか「辛口評論家」が流行らなくなってきている。

これは如実に表れてきていて、最近の論評を見ていても、辛口をウリとしているセルジオ氏や杉山氏たちサッカー評論家の皆さんからは苛立ちを感じられるところ。

日本サッカー界の未来どころか、このままではご自身の仕事も危ういのかも知れない。

彼ら辛口評論家の立場からすれば「辛口が受け入れられなくなってきたのはファンの質が落ちている、日本サッカー界の質が落ちている」ということかもしれない。

ただ、そのあたり私は見方が違っていて、一言で言うと「読む側に飽きられた」ということかと思う。

辛口側からすれば「飽きるなんて、飽きる側が悪い!」「なんて質の低いサッカーファンだ!」となるかも知れないが、つまり、それだ。

辛口評論家に共通しているのは、上から目線なのである。

彼らには「日本サッカー界の為」という大義名分があるわけだが、それを振りかざすのが余計なのだ。「人の為」が「偽」という漢字になるように、そこには独りよがり、ありがた迷惑の面がある。

サッカーファンになったばかりの時期ならば、読者も「ウンウン、なるほど、鋭い提言だなぁ」と納得しながら聞くものだが、すでにJリーグ開幕後、16年も経過している。

そして、ファン層の核となっている人々は当時から、ほとんど変わっていない。

16年もあれば、人が成長するのには十分な時間である。

今や熱心なサッカーファンたちは、それぞれに見識を持ち、それぞれに日本サッカーの問題点を感じている。言われるまでもなく、ほとんどのことを分かっている(あるいは、分かっていると自信がある)と考えるのが妥当だろう。

「今更アンタに言われなくとも…」ということを、さも立派そうに言われたところでウンザリしてしまう。それが続くと「またかよ…」となって読まれなくなる。

生まれついての辛口好き読者ならば、いつまでも読者でいてくれるだろうが、大多数の読者は、いつも同じ味付けでは、さすがに飽きる。

「辛口評論家」の皆さんは、いつも同じような味付けになってしまっていることに気付いていないのだ。

「辛口なものを」「日本サッカー界の為になるものを」と、ブレない目標を持つことは悪くないが、しかし、そのブレなさが「なんだ、また同じようなことだ」となってしまう。

彼らにはマンネリを打破する工夫が往々にして不足している。

「王道と奇道」の使い分け、「辛口・中辛・甘口」の味付けの変化、読者心理への出入り、文章そのもののリズム、難易度の高低の自在性…。

書き手としては、いくらでも工夫のしどころ、向上のしどころはあるはずなのだが、一本調子の内容だけで勝負し続けていたら数年で飽きられる。

基本的に、読み手の方が成長速度が速く、書き手の方が遅いもので、書き手がどんどん成長したとしても、全部のコラムを読んでくれている読者の方が「読み慣れ」「読み飽き」を起こすのが早い。

ただ、私は「読み慣れ」「読み飽き」は喜ぶべきことだと思っている。

それは「もう、この筆者からは学ぶべきことが少なくなった」「読者が筆者を乗り越えた」と言えることだからだ。

人気があるコラム、人気のあるブログだからと言って、別に一生ファンである必要はない。

「もう、この人の書くことは読むまでもない」というところに至った方が良い。そして、また、今まで読んでいたものより、成長した自分に合ったモノ・本・人に巡り逢えば良い。

ということで、辛口が飽きられてきたこと、それも、また日本サッカー成長の証。

日本の平均的サッカーファン層は「辛口一辺倒」の論者を、もはや必要としなくなってきたのである。
スポーツ紙のサッカー担当者はネタに困っていたのか、いくつかのスポーツ紙では浦和に内紛が起こっているかのように書きたてていたもよう。闘莉王が不満をブチまけたとか、それに対してフィンケ監督が反論したとか。

日本のスポーツ紙というのは、ネタがなくなると話を5倍くらいに誇大にして書くから、真実のところは大したことはないと思われる。要は、チームが勝てば全ての問題は解決する。

しかし、心配なのは、フィンケさんがスポーツ紙をちゃんと読んでいて、わりと真に受けてしまっていることだ。それは今シーズン当初からそうだった。

勉強熱心なのは素晴らしいが、しかし、このままでは余計なことに気を回しているうちに疲れてしまう。

前置きしておくと、私はフィンケ監督を気に入っている。ドイツ人らしい真面目さ、理屈っぽさ、独特のファッションセンスとヘアスタイルがナイスだ。

彼の勉強熱心さを考えると、浦和の監督を引き受けるにあたり、日本の文化や日本人というものについて勉強してこられたのだと思う。

だが、日本人が噂話とかいい加減な話が大好きだという、日本文化の本にもあまり載っていないようなこと、そのあたりは情報として入っていないっぽい。

誰か、古き良きドイツ人たるフィンケさんに教えてあげて欲しい。

日本人は案外、いい加減なのだと。口から出まかせを言うヤツは多いし、それがスポーツ紙やネットともなれば、ほとんどそうなのだと。セルジオ氏ら大物サッカー評論家の話すことだって、日本人サッカーファンですらロクに聞いていないのであり、気にしなくて良いのだと。

フィンケさんの周りの信頼できる数人以外の言うことは、適当に聞いているフリだけして聞き流していれば十分なのだ。「ニホンゴワカリマセン」「マエムキニケントウシマス」だけ言っていれば通るのだ。

大部分の日本人は、オシャベリであるとか、会議であるとか、議論であるとか、それ自体が好きなのであって、別にそれを現実にどう生かそうとか、発言に責任を持っているとか、そういったことはないのだ。新聞・本やネットで間違ったことを書いて、後で責任を取った日本人は滅多にいない。

もちろん、私も責任を取るつもりはない。匿名で顔を見せずに一生懸命書いても、結局は無責任なのであり、「言葉遊び」の域を出ないのである。

そういった、いい加減な日本人たちの「言葉遊び」に真面目につき合っているのは時間の浪費。フィンケさんは責任と勇気を持ってドイツからいらっしゃったのだから、堂々と、フィンケ流のチーム作りを進めていただきたい。次の浦和×鹿島では、痺れるような試合を魅せてくれるものと期待している。
サッカーブログの書き方の続編。「分析・評論系」編「サポーター系」編に続いて、今回は「日記系」編。

「日記系ブログ」とは、要するに、サッカー選手や芸能人が書いているようなブログのやり方になる。ブログサービスでなくとも、mixiなどのSNSサービスが取って代わっている系統だ。

ブログの内容的には「今日は何した」「どこ行った」「誰と会った」とか「ランチは中華だった」「試合に勝った」とか。

決して質を追求する必要はなく、ごく短文でもOK。一日に何回も更新できるようなブログである。

だから、真面目に「分析・評論系」ブログを書いている方からすれば、ちょっと邪道、ズルいブログ系統になるのかもしれない。しかし、「日記系」ブログこそ、ブログというサービスが生まれた時の元々のブログのカタチである。

この系統は、ある程度、自分自身のことを表現したり、さらけ出すことになる。むしろ、それそのもの、自分自身を知ってもらうことが目的にもなる。コメント欄も、有名人ブログでない限り設置されていることが多い。

私などは、mixiがある今、ブログにコメント欄を設置する意義が薄れている、マイナス点も多いと考えているのだが、日記系ブログに関してだけは、極力、置いた方が良いかと思う。

ネット上で交流を広め、仲間を増やす。その中から、現実での出会いにつながることもあるかも知れない。

私は、今の時代、そういったことも必要なのかな、と思う。数十年昔の日本と比べると、今は個の時代が進行している。

「個が大切にされる」ことは良いことだけれども、「独りでいたくない人まで独りになってしまう」ことが良いとは思わないのだ。

シャイな人、人見知りの人の場合は、なかなか、友達を作りたくても、恋人を作りたくても、結婚したくても、うまく行かない社会になっている。

昔は、おっせかいな人が周りにて、お見合いなんてシステムも幅を利かせていたりして、強引に結婚話を進めてくれたものだから、それは、シャイな人にとっては良かった(自由恋愛をしたい人には面倒だったろうが)。

今は、自分で出会いを作らなきゃならないような、なりふり構っていられない時代であり、だから、日記系ブログを通してでも何でもいいから、まず、出会いのチャンスを作るべし!と私は思うのだ。
JOMO CUPは4-1で日本選抜の快勝!

試合中にCMが頻繁に入るという斬新なサッカー中継手法。松木氏のファンタスティックなしゃべくりが中継を黄土色に彩っていた。

肝心の試合内容自体は、興味深く楽しいものだった。

韓国選抜のデキは悪かったが、日本選抜は、ある程度カタチになっていた。これはオリヴェイラ監督の監督力も大きいかと思う。

そして何より、選手の質というところ。日本人も韓国人もそれぞれトップレベルの選手を揃えていたが、外国籍選手を加えた時の恩恵が、日本側の方が大きい。

日本と韓国でポジション別で比べた時に、日本の方が弱いポジションと強いポジションがハッキリしている。日本の弱いところ、FW、左SB、CBを外国籍選手で補強すると、ググッとチーム力が上がる。

これは日本代表チームにも言えることで、おそらく、FWに一人、マルキーニョスやジュニーニョのような選手が出てくるだけで、一つ上のチームになれるのだろう。

気持ちのいい快勝であった。

U-20韓国×日本は1-2で敗戦。

試合観戦をしたわけではないが、日本の今大会1勝2敗、大迫の3試合無得点という結果は率直に残念。

エースFWたる者、2試合に1点は取らないと不十分だと私は思う。高校サッカー選手権では2試合に1点どころか、1試合で2点ずつ取っていた大迫。プロの世界でも、それくらいやってのけるだけの力を養ってもらいたい。

それから、湘南の反町監督は道理をわきまえた人物のようだ。

先日試合後の記者会見において、報道陣に「のりピーはどうなっていますか?」と逆取材をしていたとのこと。制止する担当者をふりきっての逆質問に、記者たちは困惑したそうな。

しかし、反町監督が悪いのではない。むしろ、エライ。

冷静になって考えれば、サッカーは大事だが、それ以上にのりピーの行方が大事なのは明らかだ。試合のことを語るよりも、のりピーの行方を訪ねる方が人として正しい姿である。それを身を持って示した反町監督の態度に、私は目から鱗の気分。

そんな反町監督の下で、鹿島からレンタル中の鈴木修人はノリノリになって頑張ってもらいたい。

JOMO CUPのJリーグ選抜公開練習がカシマスタジアムで行われた。

カシスタのビアガーデン開催日ということで、両方を偵察する目的で出撃。

16時から練習開始…のはずなのだが、ミーティングが長引いたのだろう、選手たちはなかなかピッチに出てこなかった。

私も15分くらいは待っていたのだが、これは、オリヴェイラ監督の話が長くて1時間くらいは出てこないかもと予想して、席を立ってビアガーデンに移動。

ビアガーデンと言っても、バックスタンドコンコースの売店の一つを開けて、その周りにテーブルと椅子を10組程度置いた感じのシンプルなもの。ビアコーナーと言った方が適切か。

わざわざ、このためだけに遠方から来るほどのものではないが、サッカーミュージアムに来たついでの腹ごなし、夕涼みするのには良いだろう。

レッド愛、プレミアムモルツ、モツ煮、焼きそば、バーベキューでのはまぐりやサザエなどメニュー豊富だ。それぞれ味もなかなか。

のんびり飲み食いして腹がふくれたのでスタンドに戻ると、すでに選手たちは出てきており紅白戦を行っていた。

Jリーグ選抜メンバーだけでは足りない分のポジションは、鹿島の佐々木や遠藤康らが穴埋めで入っていた。

内容的には、予想外に見応えのある紅白戦だった。もうちょっとチンタラやるものだと思っていたが、選手たちの真剣度が高い。ていうか、一番はオリヴェイラ監督の真剣度が高い。練習にタルい雰囲気など微塵もなかった。

練習終了は18時過ぎ。最後はセンターサークル付近に皆が集まり、そこで監督が長話をしてお開き。

評価が定まらないこの大会だが、実際に選手たちの面子、紅白戦を目の当たりにするとワクワクしてくる。小笠原・遠藤・中村憲・明神の中盤がどれほどやってくれるか。

明後日のJOMO CUPが楽しみになってきた。

水星国際ユース大会のU-20日本×U-20南アフリカは6-2で日本の勝利との報せ。

大迫は1トップとして先発出場。チーム最多の4本のシュートを放ったものの無得点。

先制点は大迫がもらったFKを河合(慶大)が直接ゴール。日本の5点目は大迫のプレイから當間にボールが渡り、それを決めたもの。

一定の働きはしてくれたようだが無得点は残念。78分に途中交代。

岡田監督は、大迫に限らずこのチームの選手に関して「2試合ではなんとも言えないが、いまA代表に呼ぶ選手はいない」と記者からの質問に答えている。

まあ、普通に考えて、現在はA代表でも当落線上にいる興梠を鹿島で超えない限りはA代表は見えてこない。

この遠征中に1つでも多くのゴールを記録してもらって、成長して帰ってきて欲しいものだ。

FC東京が川崎戦のジャッジに対する意見書を提出したとのこと。日刊スポーツ

今季、FC東京は6度目の意見書提出となるが、これは、それだけジャッジへの不信がある、意見書を提出をしても不可解なジャッジが改善されていないことが示されている。

何もFC東京がクレーマーだと言うわけではない。各クラブ、選手、サポーターは、少なからずジャッジに不満を抱えている。

それがないのは特に応援するJクラブを持たない人だけだと私は感じている。

各クラブでめいめいに意見をしたところで、根本のところは何も変わっていかないことは、もう明らかだ。

根本の対策としては、今月から日本サッカー協会トップレフェリーインストラクターに就任したアラン・ウィルキー氏が語っておられる。Football Weekly石井氏の記事。

プレミアリーグでは毎週行われている審判とクラブチームでのミーティング。これは毎週とまでは行かなくとも、ぜひJリーグでもやっていただきたい。

一観客として言わせてもらうのならば、ウィルキー氏も語っておられるように、「審判」はファウルを取り過ぎる、「選手」はファウルを取ってもらおうとし過ぎるのである。

その改善のためには両者がミーティングをする機会が必要。

選手がシュミレーションでパタパタ倒れるのも、キテレツなジャッジミスも、もう見飽きたのだ。

中断期間を利用しての選手評。

6月の中断期間中に、『岩政大樹編』『青木剛編』『伊野波雅彦編』『野沢拓也編』をアップしており、今回は正GK曽ヶ端準選手を記事にさせていただく。

総合力の高いGKと評される曽ヶ端。彼の最大の武器は、何より反応の鋭さであろうかと思う。

試合でのシュート・クロスへの反応、見切りの速さを見ても分かることだが、私は別のところで彼の反応の鋭さを目の当たりにしたことがある。

ある日、クラブハウスに練習見学に行った日のことだ。

ちょうど曽ヶ端選手が目の前を通りかかったので、普段から彼のGKとしての仕事ぶりに感謝している私は、つい、「おつかれさまです!」と声が出てしまった。

その時、私の「おつかれさまです」の「お」の声が出るか出ないかの瞬間には、すでにピタタッと反応して、一瞬、足を止めてくれたのだ。

まるで声をかけられるのが分かっていたかのような速さ。本当にビックリした。

普通、いきなり声をかけられた方がビックリするものだと思うのだが、逆に声をかけた方がビックリさせられるとは…。

そして、特にサインや写真撮影の求めではないということを、「おつかれさま」の「か」のタイミングの瞬間には悟ってくれたのだろう。そのまま何事もなかったかのように帰って行かれた。

曽ヶ端選手の反応速度、これは、もはやニュータイプの領域に到達していると言っても過言ではない。

しかも、その直後、クラブハウスショップで1000円スピードくじを引いたところ、何と曽ヶ端選手のウェアが当たるという不思議。すげえ、レプリカじゃない選手用ウェア、カッコいいぜ。

ア・バオア・クー爆発時にアムロがホワイトベースのクルーをテレパシーで誘導して救ったことがあったが、私も、ハタ・ソガ大尉のテレパシーで「右のくじを引くんだ」と教えてもらった気がしたものだ。

あれれ、なんだか脱線した。まあ、それくらい反応が鋭いGKだということだ。

反応以外にも、彼が全ての点において日本人GKトップクラスであることは今更説明するまでもないので、では、他のトップGKとの相違点について挙げていこう。

彼は前に出ることを厭わないリベロGKである。そのタイプのGKとしては磐田の川口も有名だが、曽ヶ端には川口にはないサイズがある(その分、川口には好調時のキャッチング力がある)。高さのある曽ヶ端が広大な守備範囲を持っていることによって、鹿島のピンチが未然に防がれていることが多々ある。

それ故、セットプレイ時の守りも特筆すべきものがある。例えば、相手コーナーキック時に、並のGKと比べて曽ヶ端は守りの人数を必要としていない。鹿島は攻撃に人数を残している。

一見、リスクを背負った守りをしているように見えるが、現実に今季の鹿島はセットプレイからの失点も極めて少ない。曽ヶ端を中心とした個々人の守備能力があるからこそ、カウンター人員に人を割けるわけだ。

そこから、曽ヶ端の素早く正確なキックで鋭いカウンターがスタートする。相手コーナーキックが鹿島のチャンスになってしまうのだ。

そんなJ最高級のGKである曽ヶ端であるが、もちろん、人間であるから弱点もある。

一言で言うと不調時の問題だ。川口もそうだが、前に出るGK、リスクを背負ったプレイをするGKは、不調時に不調が露骨に表れやすい。前に出たのが裏目に出、早めの決断が裏目に出、狙い過ぎたキックがタッチを割る…。

鹿島サポの中でも不調時のミスの印象が残っている方の中には、最高級GKは言い過ぎと思われる方もいるだろう。

やはりGKとは損な職業であり、一つのミスで、その後、評価が難しくなってしまうものだ。ミスが印象に残っている人から見ると「あれも、取れただろう!」とGKのせいにされてしまう。

だが、今の彼、今季の彼を見れば、何度も鹿島のチャンスを救っており、鹿島の鉄壁は曽ヶ端あればこそと私は断言したいのだ。

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ここで鹿島からレンタル移籍している選手たちの動向を確認。

まず、千葉の中後。

ミラー監督時代はポジションを掴み切れなかった彼だが、江尻新監督初戦となった磐田戦ではスタメン出場。

江尻監督は千葉生え抜きの元名選手であり、鹿島で言えば、奥野コーチが監督になるようなものだ。当然、千葉サポーターも注目する試合となった。

試合内容自体は、負けたとは言え初戦としてはまずまず。まだ監督の力量がどうこう言える段階ではないが、新監督効果で個々のモチベーションが高く、いい勝負になっていた。

今後は、守備力を下げずに、いかに得点力を上げるかという課題を江尻監督がどう克服していくか。個人的に、今後も千葉には注目していきたい。

ただ、中後は今ひとつだったか。中後のウリはそこではないとは言え、もっともっとボール奪取に貢献して、どんどんハードワークしてくれないと千葉の残留には貢献できない。

まだまだ、千葉のサポーター、監督にも不可欠な選手とは評価されない…、というところ。

それから、J2で戦う3人。

C大阪の石神はガッチリ定位置を掴んでおり、前節札幌戦でも安定したパフォーマンス。普段は攻撃で目立つ彼だが、この試合では守備で貢献。確実に成長しているようだ。

同じくC大阪の船山は、まだベンチ入りなし。7月に移籍したばかりであり、まずはベンチ入り、試合出場が目標だ。

船山と同時期に湘南にレンタル移籍した鈴木修人。彼は前々節の徳島戦で初ベンチ入り、初出場。これといったプレイスキッカーが少ない湘南にあって、キッカーを務めた。

が、やはり、合流間もないこと、それに試合勘の問題もあってか、あんまり噛み合ってなかった。徳島の決勝点は、彼の弱いクリアを拾ってのもの。若干、ホロ苦いJデビュー戦となった。

今季終了時、彼らが各クラブの中心選手となっていることを願ってやまない。

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鹿島アントラーズはトップ・サテライト共に3日間のオフ中。

トップチームのコンディション不良は誰の目にも明らかなところであったし、ぜひとも、ゆっくり休んでもらいたいもの。選手たちのここまでの頑張りは称賛に値する。

ただし、U-20代表に選出されている大迫と當間の二人は韓国に遠征中。初戦のエジプト代表戦では、大迫は終盤に交代出場、9分間で無得点だったとのこと。

急造チームで連携もないだろうし、簡単ではないと思う。

ただ、高校サッカーで図抜けた記録を残してから早8ヵ月。その頃から、競り合い、オフザボールの動き、進歩している。

この年代では苦もなく点を取るくらいであって欲しい。次戦での得点を期待している。

また、U-20代表コーチには鹿島OBの相馬直樹氏が名を連ねている。同じSBの當間にとって成長のチャンスになるだろう。

今の鹿島のサイドバックは、内田、パク・チュホ、新井場と質量共にリーグトップクラスだが、しかし、パク・チュホはいつかは海外クラブに送り出すべき人材であるし、また、内田もフィジカルの向上次第では、いつ大型オファーが来るか分からん。

當間には、内田超え、相馬氏超えを目指してもらいたい。面白そうな男であるし、応援している。

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さて、Jリーグは2週間ほどの中断。

鹿島としては、選手ほぼ全員のコンディションが底についている今、中断に入れることは幸運。しかも、中断明けにはナビスコもACLもなく、日程上の不利もなくなる。

「幸運」とは書いたが、日程は事前に決まっていたものであって、単に運が良かっただけとも言い切れない。

コンディションが最悪に落ちてOKな時期が一度だけあるとすれば、それは試合数が少なくて中断もある夏場だと、ある程度は監督の想定には入っていたかも知れない。

まあ、穿った見方かもしれないが。

いずれにせよ、夏場にコンディションが底を打つ、そこから晩秋に向けてコンディションを上げ、リーグ終盤でピークに達する、というのはコンディション管理として悪くない。

…いや、むしろ理想的だ。

「夏にいつも勝てなくて、監督もチームも成長していない」「ナビスコもACLも毎年敗退」というような批判が真であるならば、「シーズン終盤にコンディションのピークを持ってきて、ナビスコもACLも敗退しているからこそ、リーグタイトルをより確実に取れる」のも現実だ。

私はオリヴェイラ監督が「ナビスコ」「ACL」「夏場の勝利」を捨てているとは全く思わないが、しかし、一方では、鹿島の資金力、観客動員数を考えると、全てを取りに行くのは相当に厳しいとも見ている。

資金が潤沢であれば、シーズン前に監督が希望していたというターンオーバーのためのポリバレントな外国人選手も獲得できていたはずだし、また、今、ヘトヘトになっている中盤や右サイドバックのバックアップでも、中後(千葉)や内田潤(新潟)クラスの選手を保有できていたかも知れない。

一般のファンがそんなクラブ事情を考慮する必要はないが、私のような鹿島オタクからすると、「観客2万切っている状況でターンオーバーの戦力(悪く言えば、余剰戦力)は保有できんよなぁ…」というのが偽らざる考えだ。

もちろん、クラブ幹部であるとか、監督は、それをファンに説明するわけにもいかないし、ひたすら「全力で全タイトルを取りに行きます!」と言うしかない。選手やサポーターのモチベーションを考えても、ACLは格好の目標なのだ。

残念ながら今年のACLタイトル獲得はなくなっているが、ただ、秋ぐらいからは、鹿島らしい完成度の高いサッカーを見られるようになってくるのではないかと期待している。

て言うか、そうでなくてはいかん。

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