鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
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天皇杯3回戦、鹿島×福岡は3-0で鹿島の勝利。

得点者は興梠、野沢、ダニーロ。

鹿島サポーターにとっては安心して観ていられた試合だった。前半だけで3得点。後半は無理に攻めずにポゼッション重視の試合運び。

鹿島はチョコチョコとミスが出たりして完全復調とまでは言えないが、それでも、J2の中位以下に沈む福岡との力の差があった。危なげない勝利。先取点を早い時間帯で取れたことで心理的にラクになったと思う。

興梠が復調しており、特に前半、五分五分のボールをことごとくマイボールにしてくれた。スタミナが切れた終盤はともかく、前半は福岡DF陣との競り合いで常に優位に立ってくれていた。

序盤、福岡GKが興梠の速さを見くびってPAの外、コーナーフラッグ付近にクリアに出たところを、驚異的なスピードで興梠がボールに追いつき、GKに倒されるシーンも見られた(GKにはイエローカード)。

それくらい、スピードと強さが戻っている。

野沢のピタッと止めるトラップ、絶妙のラストパス、ミドルシュートもさすが。今日の彼は1得点2アシスト。いよいよ本領を発揮し始めた。

それから、小笠原のFK精度が、ここに来て随分と上がってきている。コンディションが上がってきたのか、喜ばしいことだ。

岩政・伊野波のCB二人も相変わらず高い。U-17の貧弱なDF陣を見慣れた後だけに、その安定感は頼もしい。

そして、今のチームの復活を司っているのは中田浩二であろう。

彼は、(青木などと比較して)あまり動かないタイプのボランチであり、それほどオンザボールのプレイ回数が多いわけではないが、細かくポジションを変えて逐一守備の穴をふさいでくれている。低い位置からのパス供給源としても安定感がある。それに加えて、その統率力。

どっちかと言うと、背中で引っ張るタイプの小笠原と比較して、どんどん声を出す中田。二人が相互補完し合っており、チームのリーダーシップという意味でも頼もしい。

千葉、福岡相手に快勝が続いているが、内容も伴った連勝であることが好ましい。チーム状態は、試合毎に良くなっている。

あとは、相手が強くなってくる残り試合で、より状態を上げられるか、シーズン終了までに上がりきるのが間に合うか、そこを注視していきたい。今は、まだ、「鹿島ツエー!残り楽勝!」って言える状態には、到底、及ばないので。

引き続き、皆で謙虚に、力強く応援していこう!

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U-17ワールドカップのグループリーグ第3戦、日本×メキシコは0-2の負け。

3戦全敗、勝点0で今大会からの敗退。

攻撃の技術の高さはピカ一だったが、ゲームインテリジェンス、勝負運、守備など、同じ17歳以下の相手チームに対して劣っていた。いや、ひいき目を差し引けば、個々の技術でもブラジル、メキシコの方が上だったか。

思ってはいたけれども、『プラチナ世代』は完全に言い過ぎ。こんなんでプラチナ名乗ってたら本家ポルトガルのプラチナ世代に失礼。

もちろん悪いのは選手たちじゃない。誰だか知らないけど、勝手に『プラチナ世代』とネーミングした方が悪い。過大評価は過小評価と同じくらい役に立たないものだ。

断っておくと、私は少年の年齢の選手たちを必要以上に非難するつもりはない。『プラチナ世代』は誇大表現としても、巧さは見せてくれたし、3試合の中で彼らがゲームを美しく支配した時間帯もあった。楽しませてもらった。

たとえプラチナではなくとも、彼らのサッカー選手としての未来に普通に期待していきたいと思う。

そう、普通の期待でいいのだ。

やはり全敗という結果は受け止めなきゃならん。もし、対戦相手がフル代表であったならば、「こちらには将来性がある!」「ボールコントロールが身に付いている日本人選手は今後、伸びる!」と内容から胸を張れるが、相手もU-17世代。こちらが成長すれば相手も成長する。

いや、欧州や南米、中米といった日本よりレベルの高いリーグでプレイする彼らこそ、日本人選手よりも成長していくだろう。

もう、プラチナ世代ともてはやすのは、今大会だけで終わりにしないといけない。しかし、できることならば、これから先のU-20の大会では結果を出してもらって、「やはりプラチナ世代だった!」と見返して欲しいとも思うのだ。

今回は各J1クラブの公式サイトを私個人の独断と偏見で格付けしてみる。

主な判定材料はサイトの顔となるトップページの印象。以下、3番手グループまでの順位発表。

1位
川崎

2番手グループ
鹿島
浦和
G大阪
名古屋
広島

3番手グループ
神戸
京都

デザインの良さ、ボリューム、バランスという点で1位の川崎と2番手グループは遜色ないが、川崎公式サイトはメッセージ性の強さ、その見せ方の上手さが際立つ。

トップページのみならず、『フロンターレ日記』は他クラブであれば有料会員に見せるレベルのものだし、また、試合後の監督記者会見も下手にはしょることなく載せてくれるので対戦相手サポーターとしてもありがたい。

川崎の場合、公式サイトのみならず、スタジアムでの煽り映像など、サポーターへ訴えかけるコンテンツの作りの大切さ、サポーターに直接メッセージを送ることの大切さを非常によく分かっている。作ったものの質も侮れない。

これは他クラブも見習うことがあると思う。

鹿島の公式サイトは2番手グループの中では普通で、特に傑出した部分は感じられない。ただ、鹿島には『TOSTEM presents ANTLERS REPORT』がある。これは他クラブにはない神コンテンツ。

このおかげで、鹿島の情報発信力が大幅増加されている。トステム様には足を向けて寝られないのである。

いやー、トンデモニュースが流れてきたヨ。

こちらスポニチ

恐るべしはラモス氏。人間、50歳も過ぎたら、向き不向きとかが分かってきそうなものだが、ラモス氏ったらレッズの監督に向いていると思っているなんてビックリだヨ。

アナタ、さすがにレッズはナイヨ。

都築とか闘莉王とかとケンカになるヨ。

さすがに4点差はキツ過ぎたか。スタメンの組み方含めて空回りした感のある名古屋が本来の力を出せずに敗退。

アルイテハドから圧倒的な強さを感じることはなかったけど、ただ、名古屋よりゲーム運びが上手かったこと、前線に決める選手がいたこと、その違いはあったのかな、そのように思う。

名古屋は、もうちょっとできると思っていたが、日本以外の、そこそこ以上に強いクラブ相手にいつも通りの実力を発揮するのは難しい。鹿島だって、そのために早々と敗退してしまったわけだし。

これにて、今年のACLは日本勢4クラブ全て敗退。あとは国立での決勝戦を第三者的に見物するだけだ。

こうなってくるとセルジオ氏あたりが、「日本のレベルが落ちている!」と騒ぎ出しそうな予感もしてくるが、日本のレベル云々以前に、あからさまにJクラブ同士で潰し合うような組み合わせはどうかと思う。川崎とG大阪が残っていたら、まだ違うだろう。

賞金とCWC出場権は魅力的だけど、何かと微妙感が漂う大会方式である。来年は改善を期待したい。

ザクッと今週の鹿島情報まとめ。

月曜日に予定されていた練習試合は天候不良のため中止。ちょっと楽しみにしていたので残念であった。

ただ、無理して試合決行して怪我人が出ても困るので仕方がない。

現在、主にサテライトの複数名が怪我で全体練習を離脱中。公式のアナウンスがされていないので誰が離脱しているかを書くのは避けるが(笠井・川島はアナウンス済み)、怪我の程度が心配である。

練習自体の雰囲気は、千葉戦の勝利が効いているのもあるのだろう、充実の様子。勝っている時も負けている時も、変わらず良い雰囲気で練習を継続する鹿島であるが、やはり、勝つと更に良くなるのがプロチームの法則。週末の天皇杯福岡戦で勝つことができれば、一気にチーム状態が良くなることが期待できる。強さを確信に変える試合と言えよう。

それから、『TOSTEM presents ANTLERS REPORT』の第4回放送が30日(金)に配信される。過去3回分もトステムHPから視聴できるので、まだご覧になっていない方は、トステム様に感謝しつつ、どうぞ。

オススメするんじゃなかった…。

U-17ワールドカップのスイス×日本は4-3で逆転負け。

内容的に前半は長所を発揮したが、後半は弱点を露骨にさらけ出す厳しい展開。

この『プラチナ世代』からは、日本の育成年代の長所と短所がハッキリ伝わってくる。

たしかに一連の技術は高い。1タッチ、2タッチ、あるいはダイレクトのパスを次々つないでいく技術がある。

だが、1対1の競り合いが弱い。体格の不利を差し引いても粘りが足りない。これでは上の世代に上がるほど厳しくなるのではないかと心配になる。

体格・技術の問題ではないのだ。全盛期の秋田豊を知っている鹿島サポならば、よく分かるだろう。何よりも「負けない!」という強い気迫・積極性が1対1の守備では必要なのだ。

スイスのロングボール一本に対して、DFがあっさり相手FWとの競り合いに負けてゴールを許してしまっていた。かえって、ブラジルのようにパスをつないでくれた方が、このチームにはラク。放り込まれると、それを跳ね返すだけの体格も身体能力も、そして最も大切な気迫も持ち合わせていない。

自慢の攻撃面では技術の高さに自信があるためか、中央からの壁パス突破に固執してしまっていた。相手が慣れるまでは、自分たちの運動量があるうちは何度も中央突破できていたが、逆に有効なサイド攻撃はほとんど見られず。

そういったゲームインテリジェンスの拙さも目立った。そこはU-17という、子供とも言える年齢だから考慮する必要があるものの、次のメキシコ戦では、もう少し気迫と知恵を見せてもらって、もう一度、期待させて欲しい。

可能性は低くなってしまったが、メキシコに勝てば決勝トーナメント進出はゼロではない。本当に傑出した世代であるならば、せめてグループリーグは突破してくれないと話にならないのだ。

月刊アントラーズフリークスは私の中で世界一の本である。

フリークス編集者には全員にノーベル文学賞をあげたいくらいだ。

今月も数々の神企画が実施されている。

その中の一つが『興梠慎三の興味慎々』コーナーで行われている、鹿島ファン美人写真募集企画だ。今月号で途中経過が発表された。

いやはや、鹿島ファンの女性は美女揃いともっぱらの評判であるが、今回の写真も美女揃いである。

特に注目は左下2番目の写真、クワトロ大尉みたいなサングラスをかけたお姉さん。

サングラスのおかげで顔が見えないのがポイント。しかしながら、MS操縦に長けていそうなので私は彼女に一票入れる。

こうしてザッと眺めてみると、興梠選手の好みのタイプが予測できるのが面白い。

これから他のページも丹念に読み尽くす所存。

フリークスを買っていない方は、ぜひ、スタジアムなりクラブハウスでお買い上げどうぞ。

表紙は内田選手と名良橋さんのイケメン・ナラメン2ショットだ。

今夜はU-17ワールドカップのグループリーグ第2戦スイス×日本が行われる。

宇佐美を中心とした彼らU-17世代が『プラチナ世代』と(マスコミに)ネーミングされているのを御存知の方もおられるかと思う。

黄金の次はプラチナかよ!ってツッコミたいのは山々だが、それだけ期待ができる世代ということだろう。

実際、彼らの第1戦はいい試合だった。

ブラジル相手に後半ロスタイムにオウンゴールで失点するまでの間、2-2の同点だったのだ。内容的にも、個々の力は相手より落ちるだけに押されていたけれども、真っ向勝負はできていた。

おそらく、鹿島サポーター、特に長年の鹿島サポーターは年代別代表チームに対して冷めた目をお持ちかと思う。

私も基本的にはそうで、所詮、年代別大会は年代別大会とは思っている。本当に凄いヤツは10代でもフル代表に選ばれてワールドカップに出る、と。

ただ、一度は騙されたと思って『プラチナ世代』の試合を観てみるのも良い。その結果、「本当にプラチナ世代だ!」と思うも良し、「プラチナなんて持ち上げ過ぎだ!」と思うも良し。

まず、試合を観なければ評価も何もできない。

幸い、U-17ワールドカップは地上波で放送されている。次の日、仕事や学校のある方でも観られない時間ではないので興味のある方はどうぞ。

川崎×広島は7-0。首位川崎が勝点のみならず得失点差も積み上げた。

いやー、終盤に来ての+7はデカいなぁ。鹿島は、もはや勝点で上回る方向で行くしかないね。

試合内容自体は、そこまで広島がボロボロにされたわけではない。攻め続けた広島がカウンター喰らいまくった。

早い段階での広島・森脇の退場が痛かった。

ジャッジ自体が終始、今ひとつで、2枚目のイエローも怪しかったけど、森脇自身も軽率だった。Jリーグでプレイする以上はレフェリーのヘボさを考慮してやらにゃならん。「今日のレフェリーはヤバい」と素早く気づくことが大事。黄色1枚もらった時点で、おそるおそるプレイすべし。しょうがない、Jリーグなんだから。

10人でも前半は1失点でしのいでいたので、「こりゃ、うまくやれば引き分けくらいで終われるか?」と一瞬、期待したけど、期待は期待で終わってしまった。

後半の川崎、怒涛のゴールラッシュ。

得点パターン自体は1、2本のパスから一気のカウンターで前線の個人能力の高さで決めるといった、川崎得意のパターンだった。

川崎の良いところって、何点取っても手を緩めないことだ。3点以降もフツーに緊張感高くプレイを続けていた。それに広島を無失点に抑えた守備も見逃せない。

当然のことながら、1人相手が少なくとも7-0の勝利は尋常ではない。このスコアなら野球でも圧勝のレベルだ。

16分の再開試合みたいに守りに入れば弱いけど、攻め続ければ、やっぱり強い川崎。

川崎の力は世間からやや過小評価されているようにも思う。「攻撃全員外人部隊でズルい」と聞くこともあるけれど、私に言わせれば「外国人選手をうまく機能させていることが見事」。

レナチーニョなんか、あんなにちゃんと動くヤツだったっけ?って思うくらい、守備もしていた。彼らに守備意識を植え付ける関塚監督、侮れん。

そんな川崎だから、優勝してもおかしくない強さは、たしかにある。

できれば、どの試合かでつまづいてもらいたいものだが、残り4試合中、3つが降格圏クラブであり、その可能性は低い。

だから、鹿島としては、引き続き「少しでも勝点を積み上げる」ことに集中して、目の前の試合に全力を尽くしたい。

ボロボロの千葉相手に1試合勝っただけでは、優勝に値する力を取り戻したとは言えない。残りも謙虚に勝っていくだけだ。

人事を尽くしたら、あとは、せんと君の勝守の御利益に期待しよう。

いやー、勝利の翌朝は気分がいいね!しかも暫定首位。

「勝利」と「首位」が、こんなにありがたいものだとは久しく忘れていたよ。

まだ「暫定」の首位だけど、ここで2位でもかまわない。首位を追走して、最後でかわすのが鹿島の型だしね。

しかしながら、ウキウキでサッカー情報を集めていると、どうしても目に入ってくるのが大分降格の悲報。

彼らにはかける言葉も見つからないし、そもそも下手な同情は失礼とも思うけど、ただ、他人事ではないと身が引き締まる。

なにしろ私は、鹿島の連敗中には「来シーズン、補強無しなら残留争いもあるな…」と悲観していたくらいだからね。大分も千葉も柏も、私にとっては他人事じゃない。

今朝のスポーツ紙では、大分の有望選手たちに複数クラブが興味を示していると報じている。

傍目に見ても、どれだけ選手が残るか分からない。ただでさえ資金難の大分。選手たちは大分を愛しているのは伝わってくるけど、ただ、給料の問題は生活にかかってくるからな…。

しかも、金崎、西川、森重あたりは、どこも欲しいだろうし。今年に限っては、大分に移籍金がガッツリ入るようにしてやればいいのに、と思わないではない。そうしたら、選手の流出も防げるし、もし移籍しても資金が手元に残る。

…今となっては、どうしようもないか。

ただ、大分サポーターには悪いけど、金崎は鹿島でどこまでやるか、見てみたい気がする。今年は彼自身のパフォーマンスは今ひとつだったけど、鹿島のような連動したチームの中で、彼のフィジカルとテクがどう生かされるか、サッカーファンとして興味あるよ。

GKは八木君が昇格するようだし、CBは後藤がいるから心配ないけど、30歳4人(小笠原・本山・中田・ダニーロ)の中盤はね…。来季は31歳だよ。

おっと、こういった話は、今、するべきじゃないね。

一番は、残りのリーグ戦4試合+天皇杯で増田や遠藤あたりが大車輪の活躍をしてくれれば、それが望ましい。頼むよ、中盤の若手たち。金崎より年上なんだから、やってくれなきゃ困るぞ。

やっと勝ったよ!FW陣による3得点、守備では完封。文句のない結果だよ。

やー、ひさびさにホッとした週末が過ごせる。

まさか、こんなに勝てなくなるなんて、前に勝った時には思いもしなかった。勝ててうれしい、ホッとした。安心した。

鹿島を愛する皆、おめでとう!ありがとう!

さて、サクサクッと感想を書いておこう。

鹿島×千葉は3-0での勝利。得点者は興梠、マルキーニョス、田代。

試合開始直後に千葉・新居に大チャンス。あれが外れてくれたおかげで助かった。

それ以降は、試合序盤から最後まで、鹿島が攻守に渡って優位に立ち続けた。

試合前に懸念していた中盤30歳トリオによる運動量不足も杞憂で済んだ。千葉の中盤のプレスのかけどころが曖昧だったのは差し引かなきゃならんけど、しかし、3-0の勝利にふさわしい中盤の支配力を発揮してくれた。

中田は凄くハードワークするって感じの選手ではないけれども、要所を締める守備、チーム全体への統率力、最終ラインに入った時のカバーリングなどは、さすがは元W杯レギュラー選手。ミドルシュートもスタメンで出続けていれば、何得点かはしてくれそうな可能性を感じさせてくれる。

私が勝手に心配している小笠原のFKも、今日は精度が高めだった。それは今後にうれしい材料。守備でも貢献。1点目は高い位置での小笠原のパスカットから興梠に渡ったもの。

本山は「いつも通り」の気の利いたプレイで攻撃にアクセントを加えた。彼のような一番上手い選手が味方を立てて、自分自身は目立たないような仕事もしてくれているおかげでチームが勝てる。本山選手、彼こそは鹿島の10番に相応しい。

それから、出場停止明けの興梠。

ひさびさに動きがキレている興梠を見た。この試合の勝利には中盤の優位もあったけれど、興梠が相手DF相手に脅威となっていたことが大きい。抜けるし、キープもできる。やっと不調を脱してくれたようで安心した。

そして、興梠と交代で入った田代。

追いすがる中後を振り切っての今シーズン初得点は、見事の一言。本人もチームメイトもサポーターも大喜び。元々、調子自体は悪くなかった。あとは得点が決まってくれれば、というだけだった。

オリヴェイラ監督も田代の継続してきた努力について語っている。

あとは、私が色々書き連ねるよりも、監督コメント選手コメントを読んでいただければ、と思う。

監督はガマンの選手起用だった胸の内を明かし、また、選手たちも勝てなくて苦しかったのだ。

今夜のところは、皆で、ひたすらに喜んでおきたい。皆で勝利の美酒に酔おう。

夕方にはホームでジェフ千葉を迎える。

現実の勝点的には、「降格寸前」が大分とすれば、「降格濃厚」の千葉。

とは言え、彼らがミラクルで降格寸前をひっくり返したのは、ついぞ去年の話だ。土壇場に力を発揮する千葉。

選手だけではない。

この状況でカシマスタジアムに乗り込んでくる千葉サポは、正真正銘の千葉サポ、純度の高いサポーターだと覚悟した方が良いだろう。そんな彼らに後押しされた千葉は、順位関係なく油断できん。

ていうか、深井と中後がいて、この順位はなんだ!と元鹿島の二人に喝を入れたい気持ちは、ずっとある。

そりゃ、チーム状態の問題はあるだろう。

しかし、深井がシュート決めてれば、と思うシーンは少なからずあったし、中後も、鹿島の慰留を振り切って移籍した割には絶対的な信頼を得るには至っていない。

ガッカリしたのは前節。

残り5分まで千葉が1-0で勝っていた。そこで中後が交代で下がる。直後、京都ディエゴに決められて同点に。勝利がフイに。

中後を下げた江尻監督が悪いとは思わない。それより、残り5分、1-0の勝負どころで下げられる選手ってどうなのよ。J1優勝経験もあるのに。

そりゃあ、中後もヘバっていたし、守備が特別に強い選手でもないから、妥当な交代ではあったけど、それでも小笠原や遠藤クラスの選手ならば、そういう状況でこそ必要とされるものだ。

セントラルMFが絶対的な信頼を得ているチームは強い。しかし、中後は絶対的な存在になれていない。それがハッキリ見えてガッカリした一戦だった。

まあ、それでも、深井は千葉で1番か2番に得点の可能性を感じさせる選手だし、中後も中盤のキーマンであることはたしか。

鹿島のレギュラーの壁に阻まれて移籍していった二人が、鹿島相手に気持ちの入ったプレイを見せてくれるか、楽しみにしている。

他にも、新居もしっかり抑えなきゃならん。なにしろ、彼は、私のサカつく5での初期のエースストライカーだった男だからな。

試合自体は鹿島が勝つ!間違っても気迫で負けちゃならんのだ。


千葉戦では、小笠原・本山・中田が同時先発するかもしれない。

これで鹿島が勝てるか。どのような結果が出るか。試合を見なきゃわからない。明日の試合は必見だ(いつも必見だけど)。

彼らのフットボーラーとしての実績・能力は日本人屈指。鹿島のみならず、Jリーグの記憶に残っていく名選手である。私がここで彼らの実績を書き連ねる必要もないだろう。

3人が高校生の頃からのファンである私としては、3人一緒に出てくれるだけで純粋に楽しみ。試合に対するワクワク度が上がった。

もちろん、「この3人が揃えば勝利決定!」と楽観的になれるわけではない。心配性の自分には不安の方が大きい。

オリヴェイラ監督が今まで、このパターンでスタメンを組まなかったのは、なんとなく分かる。

3人それぞれのコンディションの問題もあり、ハードワークできるか、運動量で優位に立てるか、少なからず不安があるのだ。スタミナと守備は大丈夫か?と。

強く安定したチームには、運動量と守備力に優れたアンカーが存在するもの。

浦和の鈴木啓太、G大阪の明神、鹿島の青木。

浦和が圧倒的強さを失った理由は色々挙げられるけれども、私は、長谷部の放出と、啓太が蓄積疲労でコンディションを落としたことが大きいと見ている。逆に考えれば、長谷部とベストの啓太がいるチームが弱いわけがない。

そして、鹿島の不調の理由として、青木が疲れてしまったこともあると思う。ことごとくセカンドボールを拾ってくれていた青木にも、無限の体力があるわけじゃない。

まあ、走れなくなっているのは青木だけじゃないけど…。

それは黄金世代の3人も例外ではない。

小笠原も今季はベストからは遠い。ヒザをやってキツいのは走れなくなることよりも、微妙なキックコントロール。ショートパスは問題なくとも、直接FKは相変わらず入る気配がない。

本山も体力的問題を抱えている。磐田戦で監督が出場させなかったことも、それが理由だろう(次戦以降に備えて無理をさせなかったのだと捉えたいが…)。

中田にしても、出場時間も決定的な仕事も少ない。

考え始めてしまうと、3人揃い踏みとて、とても楽観的にはなれない。

練習を見る限りは、勝っている時と変わらない、いい雰囲気で練習している。だが、これまでもずっといい練習を続けていたのだし、それでも勝てていなかったわけで、あまり参考にならん。

結局、試合をしてみなければ分からないのだ。

黄金の30歳トリオのプレイを堪能しに行くも良し、彼らがまだまだ出来るのか確かめに行くも良し。

最初に戻るが、必見の試合となる。


ACL準決勝第1戦、アルイテハド×名古屋は2-6で敗戦。

うーん、残念。ハーフタイムまでは1-2でリードしていたので、このまま勝てるかも?と期待したのだが…。こんなスコア差がつくほどの実力差は感じられなかったので、結果は非常に残念。

個人的に、名古屋が情けなかったと言うよりは、中東アウェイのやりにくさを再認識。

なによりも観客席から流れてくるヘンテコな歌。

いつもながら、なんなんだよアレ。ヘビ使いの音楽じゃねーか。

あの音楽にはリズムを狂わされる。そのおかげなのか、実力なのか、アルイテハドもシュートを外しまくる。名古屋の選手も後半は冷静さを欠いた。

ヌールを始めとして能力が高い選手が在籍するアルイテハドだが、しかし、名古屋から6点を取るほどのものではない。11人の名古屋とどこまでやるのか見たかった。

まあ、終わったことは仕方がない。ホームで5-0くらいで勝たせてもらってJリーグの力を見せつけてやろう。

ストイコビッチ監督率いる名古屋なら不可能じゃないと思われる。

先日の横浜FM×名古屋でのストイコビッチ監督ゴール映像

いやー、このゴールはスゴイ。相手GKの榎本が『ピクシーのキックは半端じゃなかった(笑)。革靴で蹴っているからね。怒りを通り越して、すげえと思った』とコメントするのも納得。

いやはや、監督が試合中に思いっきりボール蹴るってだけでも有り得ないのに、ゴールに叩きこむって面白過ぎる。

現役時代にイエローもらいまくってる頃も面白かったけど、監督になっても面白いな、ピクシーは。

今週に入ってから、鹿島アントラーズが各スポーツ紙、各全国紙スポーツ欄で取り上げられる機会が激減している。

先週までは負けても紙面で取り上げられていたのだが…。

世間からも、もう、負けても珍しくなくなった、ということなのだろう。

鹿島サポとして紙面に載らないのは残念だが仕方がない。逆に、先週までよく取り上げ続けられてきたものだと思う。

ただ、この状態が続いていいわけがない。

広告効果を期待しているスポンサー様にも申し訳ないことだ。

今一度、スポーツ紙、全国紙を振り向かせるためにも、首位に立つしかない。

良い兆しはある。

最大の懸念である中盤の若手の突き上げ不足。磐田戦では、増田が力を見せてくれた。この試合に限っては、レギュラー陣に全く引けを取らなかった。

運という点では、せんと君が鹿嶋にご来臨し、勝守を授けてくれた。

得点力という点でも、サテライト練習試合では佐々木が2得点、大迫が1得点を決めている。

体調が心配な内田も、次戦出場停止はいい休養になるだろう。

世間にスルーされているうちに力を溜めるのだ。週末には力を爆発させて欲しい。

先日、岡田監督がカズをW杯代表から外した理由についての記事を書いたのだが、その日は普段以上のアクセス数を頂戴した。

カズのネームバリューは、やはり、特別なものがある。

彼は日本サッカー界最後のスーパースターと言える存在だ。

もちろん、これからカズ以上の選手が出てくるかもしれないし、実際、欧州での実績ならばヒデの方が上ではある。

だが、日本サッカー界のスーパースターは、カズ以降、現れようがない。

なぜか?

「スーパースター」「カリスマ」「ビッグ」というもの。

そういった存在になるには、彼ら自身の資質は必要だが、それ以上に、「彼こそがカリスマだ!」と本気で信じてくれる大衆が必要になる。

インターネットが登場する前。マスメディアが唯一の大衆向け情報発信源だった。

大衆も、情報に対して今より無防備だった。

全盛期のカズはキレキレの素晴らしいFWであり、人格的にも、明るい自己主張に溢れた面白い男だ。

メディアは揃って「彼こそは日本が生んだ世界のスーパースター」と持ち上げた。サッカー初心者の大衆は、それを受け入れた。

大衆がスーパースターと認めることによって、ようやくスーパースターが誕生する。

人間は、周囲の人間全員(全員がポイント)が、「彼こそカリスマ」と言っていたら、「そうなんだ、カリスマなんだ」と信じてしまうものである。それを跳ね返すことのできる人は、よっぽど聡明か、あるいは空気読めないか、どちらかである。

カルト系宗教団体や悪質マルチ商売で、人を狭い場所に集めて「教祖は唯一の救世主」「この商品は超!お買い得!」とやるのは、そのことがよく分かっているからだ。

限定された狭い場所でなく、それが日本という一つの国の中で、皆がスーパースターだと信じたら、それはすごい存在になる。その一人がJ創生期のカズであった。

…まあ、J以前からのサッカーファンは、さすがにそれは言い過ぎとは知っていたんだけど、それは、ごく少数派だからね。しかも、彼らもJが盛り上がることを喜んでいたから、敢えて「世界のスーパースターは言い過ぎ」などと野暮なツッコミを入れずに温かく見守っていた。

実力と個性を併せ持ったカズは、間違いなく、Jリーグ創生期を支えたスーパースターであった。

だが、今現在、サッカー界に限らず、日本社会そのものがスーパースターを生み出せる状況にない。

それは、カズの全盛期以降にインターネットが浸透し、大衆が疑い深くなり、成功者にケチがつくようになったからだ。

誰かがスーパースターになる前に、「いや、世界的に見れば、いい選手程度だよ」とかケチがついてしまう。

すると、大衆としては、「なんだ…、そうなんだ…」とションボリしてしまう。

盛り上げて、盛り上げて、スゴイスゴイと皆で盛り上げる環境がなければ、スーパースターは生まれないのである。

イチローやヒデも、単純な能力、本場での実績では、過去の名選手もかなわない。しかし、野球では長嶋茂雄だし、サッカーではカズなのである。

ネット時代の今、どのような優れたプレイヤーも実力丸裸にされ、言動は揚げ足を取られ、「ああ、特別な人間というほどではないな…」となってしまうのだ。アイドルだって、昔ほどの影響力はない。国民が熱狂するわけじゃない。

今の世の中で、権威、カリスマ性が守られている存在は、唯一と言っていい。日本国の象徴たるお方だけである。

昔から不敬罪は重罪であった。

カリスマにケチをつけることを許していると、カリスマが成り立たなくなる。カリスマがいなくなれば、大衆は推進力を失う。

権力者、宗教指導者、神といった存在は、ケチをつけられないことにより、そのカリスマ性が守られるのである。

さて、カズはJリーグにおけるプレイヤー側最大の功労者である。カズというカリスマを得たJリーグは爆発力を得た。

Jリーグにもう一度、サッカーファンにもう一度元気になってもらうために、スーパースターを誕生させよう!メディアのスターシステムに乗っかってみよう!

…なんて、当然、ムリだ。

聖書における知恵の実と同じ。

一度、知恵をつけてしまったら、それを失うことはできない。楽園から地上に落とされてしまったら、二度と楽園には戻れない。能天気だったころが懐かしいが、下手に賢くなると、もう能天気には戻れないのだ。「カリスマとて同じ人間」「プロスポーツ選手たって、一つの職業に過ぎん」と気づいてしまった大衆からは、スーパースターが出ることはない。

そういった意味で、カズは日本サッカー界のみならず、日本スポーツ界最後のスーパースターと言えるだろう。

ゴルフの石川選手は日本スポーツ界最高レベルのスーパースターとしての資質を有しているが、やはり、大衆側の問題で、長嶋・カズほどのカリスマ性を得ることは難しい。

興味深いのは、カズの全盛期以降にネットが普及したものだから、彼を「スーパースターと信じる層」だけでなく、「普通のグッドプレイヤー」と冷めた目で見る層も混在しており、これは、カズにしか見られない現象だ。

岡田監督がカズを代表から外したことへ賛否、それが長い時を経た今でも議論が成り立つのは、カズがスーパースターであり、また、スーパースターでないところから成り立つのである。

前節まで首位の清水が最下位大分に負け。

おかげで鹿島は2位で踏みとどまった。

どうにも今季、強豪クラブであるとか優良クラブがことごとく挫折を味わっている。どこも、「俺ら、一番ツエー!」と調子に乗ることが許されない展開だ。

鹿島然り、G大阪然り、浦和然り、川崎然り、名古屋然り。

昨季、ミラクルを起こした大分、千葉も苦しい戦いが続いている。

堅実路線を地道に歩み、夏以降、挫折などどこ吹く風だった清水ですら、大分に敗れ首位から4位に転落。

今季、どこが優勝したとしても、おごることはできないだろう。

やはり、Jクラブ同士の力の差は微々たるもの。勝者はおごるほど強くはないし、敗者とて、そう弱いわけではない。

ここに来て興味深いのは、これまでは優勝を口にしていたオリヴェイラ監督の記者会見コメントが、『残り5試合なので、少しでも勝点を取って、上位にいければという考えでいる』とトーンダウンしていることだ。

個人的には、そういう監督を好ましく思う。逆に、馬鹿の一つ覚えのように「優勝しか見えていない!」を連呼する監督だと、かえって、現実が見えているのか、自信過剰なのではないかと心配になる。「世界ベスト4」を連呼するような監督は一人で十分(一人ならばいてもいい)。サポーターであれば現実を見ずに「優勝!優勝!」言っていればいいが、監督がそれだけでは困るのだ。

手を変え、品を変え、様々な手段を講じて、流れを変えてもらわなきゃ困る。「優勝が義務」より「勝ち点を少しでも積み上げることのみに集中」したスタンスの方が、選手たちも鹿島らしい精神状態で試合ができるかもしれん。

決して運に見放されたわけではない鹿島。他の上位クラブが負けたり分けたりしてくれたし、磐田戦では圧倒されても失点しない最後の粘りがあった。

しかし、現時点でのチーム力は優勝一直線を狙えるほどのものではない。個のパフォーマンス低下、連動性低下。

…まあ、鹿島がJ最強&無敵と信じている鹿島サポには悪いから普段は黙っているけど、私は、そこまで最強だとは最初から思っちゃいない。

ここまで勝てなくなるとは予想外だったが、しかし、有り得ないことではない。圧倒的戦力を保有しているわけではないのだから。

その中で、いかにやりくりして勝ち点を積み上げていくか。

最強だと信じて応援するのは簡単である。優勝すると信じて応援するのは簡単である。

一番強いクラブを応援するのは誰だってできる。優勝するクラブを応援するのは誰だってできる。

弱さを知った上で応援する。これは難しい。

だが、それこそがクラブ愛だと私は思うのだ。

地道に勝点を積み上げた先に優勝がある。

試合は、まだある。引き続き、皆で応援しよう。

磐田×鹿島は0-0のスコアレスドロー。

鹿島の連敗は5で止まり、貴重な勝ち点1を積み上げた。上位陣の中で得失点差に優位のない鹿島にとって、この勝ち点1は優勝の可能性をつなぐもの。

攻守共に磐田が上回ったこの試合。最近、どのクラブ相手でも苦しい試合が続く鹿島だが、前半の磐田ほど押し込んできたチームはないかもしれん。サイドは一方的に攻め立てられ、中央のこぼれ球は、ことごとく磐田に拾われた。

それくらい磐田が支配したゲームであった。だから、磐田サポーターにとっては、決定力にイライラする試合だったかと思う。

鹿島側からすれば、前半はほとんど何もできなかった。

期待の大迫は大きな仕事をできずに前半のみで交代。しかしながら、大迫だけでなく、ほぼ全員ダメ。OMF起用の小笠原も、前半の展開では何の可能性も感じられなかった。

無失点でしのげたのは神様仏様アゴ様の力が大きい。1対1をアゴ神通力で何度も止めてくれた。この日の曽ヶ端は間違いなくチームを救った。

前半に1点でも決められていたら、名古屋戦のようにフルボッコにされていたと推測される。0-0の時間を引き延ばせたことは限りなく大きかった。

後半の頭から田代を投入し、その後、増田・ダニーロを投入、小笠原をボランチに下げる。これによりバランスを取り戻した鹿島は何度かチャンスを作ることに成功した。

ただし、残念ながら慣れてしまったが、「何度か」くらいのチャンスでは、鹿島の決定力では点にならない。山ほどチャンスを作らなければ。

であるから、無得点は仕方がないと受け止めている。

この試合結果をサポーター目線で見ると、連敗は止まったし、勝ち点1を得たことで御の字である。これからも優勝目指して一直線!皆、全力で応援するぞ!集中!集中!と元気を出していきたい。

そしてサポーター目線から離れてサッカーファン目線で見てみると、勝ち点1は大きいが、鹿島が5連敗したのは不運だけではないことを再認識できる苦しいチームパフォーマンス。

勝てない理由について、読者諸兄もそれぞれ思いつくことがあるだろうし、監督・選手を擁護する意見もあるだろう。

それらは、全てが正解と言って良いと思う。マイナス要因がいくつもあり、それらにはやむを得ない面があり、全てが絡まっての不振である。

ただ、私がここで思いつく限り挙げていくことはネガティブキャンペーンになってしまうので敢えて避ける。万が一、優勝を逃した場合は、八つ当たりを込めてシーズンオフにネチネチと書いていくつもりだ。

それでも、一つだけ、守備力が確実に低下していることは書いておく。アゴ様の御利益により無失点で済んだが、DF陣に限らず鹿島アントラーズとしての守備力低下が強く印象付けられた。

全盛期の(と書かなきゃならんのが悲しいが)オリヴェイラ鹿島の守備力では、最終ラインが相手攻撃の前にむき出しで晒されるような事態は簡単には起こらなかった。

最終ラインだけでなく、二重(ハーフ)、三重(FW)の網が相手攻撃力を削いで、全体で組織的にボールを狩り続けていたのだ。

しかも1試合90分間安定して、1年の間でも夏の一時期を除いて、弛みなく継続されていた。プロの仕事、練達の極み。守備だけで金を取れるサッカーを展開していたのが、しばらく前までの鹿島だった。

今はプレスがかからない。ボールホルダーへの対応は頑張ってくれているけれども、飛び出してくる選手を自由にさせてしまう。ボールのないところでの守備対応がルーズになっており、動き出しが遅れている。

なぜそうなってしまったのかを掘り下げていくと、戦術オタク系ブログになってしまうので避ける。別の機会に書いていくかもしれない。

とにかく、そのスカスカプレスに改善が見られなければ、これから勝利を積み上げるのは難しい。これは、「決定力」とか「サポーターの応援」以前の問題であって、まず「守備力」、これがなければ勝てるチームとしては話にならないのだ。

次戦では、鹿島らしい連動した美しい守備を見せてもらいたい。一人の問題ではないから即復活が難しいのは重々承知している。その上で、次戦での復活を期待する。

16時間後にはアウェイ磐田戦。

鹿島は2位、磐田は10位。この順位差ならば少し余裕が持てる…わけがない。

両クラブのチーム状態、アウェイであること、それに先週の天皇杯と直近の紅白戦の内容、それらを勘案して、すでに私は、しんどい試合になることを覚悟している。

しんどいことは覚悟するが、勝利を願うことに変わりはない。

勝てば3連覇の可能性が残る。なんとしても勝つしかない。

負けるようなら優勝は無理だ。

勝ち点的には、ここで負けても可能性はあるだろうが、サッカーで6連敗するようなチームは、まず優勝しない。本当は5連敗でも厳しいのだ。

長い連敗をするのは、そのチームに簡単に修正が利かないような問題があることの証明である。

強いチームでも運悪く2連敗、3連敗することはあるだろう。しかし、その場合には敗戦を糧として修正をかけてくる。そして連敗を止める。

この5連敗。たとえ優勝できたとしても、これは解決しなければならない何かがあると受け止める必要がある。ACL制覇、全冠制覇が我々の本来の目標であり、それを目先の窮地によって見失ってはならない。

そして今できること。

最も効果の望める外からの補強はできない。ならば、内側からの若手の台頭を期待したいが、しかし、サテライトがトップに3-0で勝つとか、そういうことも起きていない。紅白戦の内容は拮抗していても、結局、トップチームが勝っている。

じゃあ、「レギュラー陣頑張れ!監督どうにかしてくれ!」と言っても、監督も選手も、ずっと全力を尽くしてきており、これ以上の劇的な上積みを望むのは酷である。

どう見ても楽観する材料が見つからない磐田戦。

そうなると、もうヤケクソになってくるが、とにかく、わずかでもプラスアルファを生みだすためにサポーターが声を送るしかない。

オリヴェイラ監督も、今、心底、我々サポーターの力を欲している。

テレビやPC、携帯の前で応援する人も、照れることなく、自分が無力だと思うことなく、ひたすら必勝の念を送って欲しい。それは大きな力になるのだから。

トーゴ戦後の岡田監督のインタビュー拒否がニュースになっている。

私はテレビ観戦後の監督・選手の試合後のインタビューは見ないことがほとんどなので、岡田監督のインタビューがないことにも気づかなかった。

よほどコメント力が高い人へのインタビューだったら聞きたいとは思うけど、通常、テレビ向けのインタビューは無難なコメントしかされないことが多いし、正直、つまらない。

広島の槙野あたりは面白そうだけど。

他に、ワールドカップ出場決定の試合直後であるとか、強豪国相手に勝った直後であれば、少し、選手たちの喜びの声を聞きたいのはある。それが、昨日のように弱っちい相手との親善試合で無難なコメントされても嬉しくもなんともない。

ただ、TBSとの契約でそうなっているようだから、岡田監督の拒否でニュースになるのも仕方のないところだ。

それで、こちらがインタビュー拒否の火種となったスパサカの放送内容

岡田監督も、よく番組の質を見極めてから出演番組を決めればいいのに、と思う。私もしばらく見ていないから今のスパサカは知らんけど、放送時間帯も番組内容も、今ひとつだろう、あの番組は。

そもそも、『サポーター100人からの“岡田監督に聞きたくても聞けなかったこと”』企画自体が微妙。基本的にサポーターなんて無責任の極み(私も含めて)なのだから、そんなの100人だろうが100万人だろうが、さして参考にならん。

少なくとも本名・身分を明らかにしてモノを言う人間でなければ、どんなに正しいように聞こえることでも発言は参考程度でしかないのだ。

その無責任サポーターの質問を、そのまま岡田監督にぶつけるTBSや小倉氏も無礼ってなモンで、やはりTBSが悪い。

大体、カズが外れたのなんて、そんなの岡田監督に聞くまでもないだろう。

カズファンは誰に何と言われても、どこまでもカズを評価し続けるだろうし、それはそれで良いと思う。

ただ、カズファンでない人間、例えば私なんかは、外れるのはやむを得なかったと思っている。4年前なら違った。だが、あの時は。それでもギリギリ落選であったことが、むしろ、スゴイことだ。

それで十分だろう。

日本代表×トーゴ代表は5-0で圧勝。

あらら…って感じだったね。対戦相手が。

『なぜ彼らを呼んでしまったのか?なぜ彼らは来てしまったのか?』って、一冊、本が書けそうなくらいだ。日本サッカー史に残る謎として長らくサッカーファンの記憶に残ることになるだろう。

しかしながら、相手がヘボだったのは今となっては仕方がない。TBS実況・解説陣も、相手のヘボさ、マッチメークの失敗について、極力、話題にしないように涙ぐましい努力をしていたので、私もある程度、歩調を合わせよう。

さて、いくら相手がヘボでも、全く得るものがないわけではない。

何を得たかって、金だ。

入場料・放映権料・スポンサー料は入っただろうから、次は、その金で海外の強豪国を呼ぶか、海外アウェイを敢行していただきたい。

たんまり金を使わなければ、まともなチームが来てくれないのは、(元々、知ってたけど)よーく分かった。今回得た資金を使おう。

それでは、一番損をしたのはチケットを買った観客の皆さんじゃないか、と思わないでもないが、しかし、そこは日本代表選手が誇りを持ってプレイしてくれたおかげで、少なからずカバーされたと思う。

岡田監督始め、選手たちは、この状況内での全力を尽くしてくれた。

見どころもあった。

岡崎のハットトリック、森本の初得点、本田のダメ押し。

これから先、日本の得点源になるであろう選手たちが軒並み点を決めてくれたことは、素直に喜ばしい。

「海外の強豪相手にこうはいかない」のは、それはそうだろうが、しかし、「この程度の相手に点を決められないようでは、海外の強豪相手にはどうにもならん」のもたしか。

岡崎、森本、本田。この3人。単純に得点力という点において、日本人トップ3かもしれないね。佐藤寿人も、時間をあげれば点を取ってくれると思っているけど。

4人のうち、誰か1人でも、得点力不足の鹿島に入れてみたい…、などと思わなくて済むように、鹿島攻撃陣には奮起を願いたい。

昨日はサテライトの練習試合。対戦相手は東京学芸大。

5-2での勝利。得点は、小谷野、大迫、田代、佐々木、遠藤。

さて、この試合でも得点した大迫。モバイルサイトによると、彼は自分の写真はあまり使って欲しくないらしい。理由は、『髪型が変なんで』とのこと。

たしか、新井場に頼んでバリカンを入れてもらったのに、それが気に入らなくて、2件の美容院をハシゴして微調整してきたのが今の髪型だったっけ。

あれれ、『髪型が変なんで』って、新井場に失礼じゃないか。まあ、いいや。大迫だから。常人を超えたコメント力の持ち主だからな。

それにしても、自分の髪形がヘンって気づいているだけで、大迫はオシャレさんである。

むしろ、青木の方が芸術的な髪形をしている。

青木の髪形を見て、ピーンと来たよ。

2ヶ月前、私も嫁さんにバリカンで髪を刈ってもらっていたのだが、その時、「あっ!やっちゃった!」と嫁さんが絶句したのだ。

鏡を見ると、私の頭の左半分が今の青木みたいになっていた。

私のセンスでは、これはこれで芸術的でOKなので、「問題ないよ。このまま行こう」と不問にしたのだが、嫁さんは「それじゃダメだよ、カッコ悪過ぎるよ」と、そこから調整を加えようとした。

まあ、しかし、一度、こうなってしまうと、もう調整不可能である。あとはスキンヘッドにするしかないからね。

その後、テレビに映る青木の髪型を見て、私は、「おっ、オレの髪型に似ている!さすが青木」と感心し、嫁さんは「青木選手、何でこんな髪型にしちゃったんだろう…」と呆れている。

そんな世間の評判などどこ吹く風で、青木選手は今日も堂々と誇らしげにサッカーをしているのだ。

スポニチの記事から。

スポニチだから信憑性はアレだけど、アマクラブに負けての監督解任騒動。

うーむ、割に合わん大会だ。

『天皇』を大会名に冠する大会に対して、割に合わんとは無礼かもしれんけど、勝って「当然」と思われ、負けたら「監督解任」「屈辱」と騒がれるようなプロとアマの試合。

しかも、日本のプロとアマに、そこまでの力の差はないし。先取点が早めに取れればいいんだけど。

鹿島とてアルテ高崎に負ける可能性がゼロだったとは言い切れない。あのまま0-0でPK戦まで進んだ可能性はあった。

チーム状態がいいところに天皇杯に突入できれば、そりゃ、力の差はあるから4-0とかで勝てるんだろうけど、不調で天皇杯2回戦を迎えたら悲惨なことになりかねない。

ジャイアントキリングどころか、フツーに負けるよね。アマクラブとて力のある選手はいるし、誇りを持ってプレイしているし、十二分に準備をしてくるし。

まあ、昨日も書いたけど、浦和みたいに負けなくて良かったよ。鹿島も負けていたら「何やってんだ!」って話になったのは確実だからね。

しかし、なんなんだろう。フィンケ監督も、選手も、力を発揮し切れていない感じは。サポーターもイライラするだろうね(他人事だけど)。

選手の力を引き出すのは監督の仕事だが、その監督自身が力を発揮し切れていないように見受けられる。最近の浦和の監督は、みんなそうだから、そこは気にかかるところだ。

とは言え、鹿島も他を気にしていられる状況ではないし、優勝が決まってからにしよう。他クラブのことを深く考えるのは。優勝して、高所から「いやー、おたくらも大変だね」と余裕ぶっこきたい、シーズンオフには。

浦和も大変だね、負けると喜ばれるクラブでさ。

鹿島も同じようなもんだけど。

浦和が松本山雅に0-2で敗退。

スポニチでは、「年間活動費が闘莉王1人分」とか「弱小クラブ・松本山雅FC」とか喜々として書いている。「いいネタキタコレ!」ってことなんだろうね。

松本山雅はそこまで弱小じゃないハズだが、記事的に「貧乏弱小に金持ち浦和が負けた」と演出したい狙いが、実にスポーツ紙らしい。

映像を見ると、浦和は連敗中(今もリーグ連敗中だけど)の鹿島と同じような雰囲気を醸し出している。集中力が感じられない。出足が遅い。試合後コメントも敗戦後の鹿島選手のそれと似ている。

エジミウソン「みんなが同じ方向を向いてやらなければいけない」
啓太「(逆転できなかったことについて)その原因が話せるのであれば、サッカーは簡単だと思う」

泥沼にハマったクラブって色々似てくるものだな…。親近感が湧くぞ。

で、松本山河選手のコメント。

「ボール回しとか、そういうところは本当にうまくて僕たちとは全然違うなと。ただ、今日はまぐれだったかもしれないが、やれないほどの強さではないなと思った」

いや、実際、J1とアマの間には、やれないほどの強さの差はないと思う。浦和以外でも、大学生に負けたJクラブがあるし、鹿島もアルテ高崎相手にしんどい試合だったし。

いやー…、浦和には悪いけど、彼らみたいに負けなくて良かった。

鹿島と浦和は負けると特に喜ばれるクラブだからな。ファンも多いかもしれんけど、その10倍は負けて喜ぶ人がいるのだろう。

人の不幸は蜜の味。富む者、強き者の不幸であれば尚更だ。怖や、怖や。

天皇杯2回戦、鹿島×アルテ高崎は1-0で鹿島の勝利。

得点は79分、青木のクロスをマルキーニョスが決めたもの。

スタメンは代表の2人を除いたベストメンバー。大岩とパク・チュホが先発。

鹿島の勝利をブログに書くのは久々だ。それが嬉しい。

鹿島好きのみんな、おめでとう!スタッフ、選手のみんな、ありがとう!

この試合はスカパー放送もなし。JFLのクラブ相手に後半残り10分くらいまで0-0の試合展開ということで、テキストでご覧になった方には多少なりとも不満な結果かもしれない。

まあ、実際、現地観戦組としても、スカッと快勝には程遠かったのは否めない。

しかし、まずは、対戦相手のアルテ高崎の選手たちが集中力高く守ったことを称えるべきかな、そのように思う。

格上のJ1相手、しかもアウェイの試合ならば、超守備的にやって然るべき。そのミッションを高い集中力でこなしていた。

しかも、今日は暑かった!

鹿島が圧倒的にボールポゼッションして、左右にサイドチェンジを繰り返しながら、アルテ高崎の選手たちを走らせていたから、さぞ、身体も頭もキツかっただろう。そんな中、後半の半ばくらいまでは、忠実に守備のタスクをこなしていた。

鹿島攻撃時には、自陣ゴール前に8人~9人を揃えてボールを跳ね返す。とにかく引いて守って、0-0で終盤まで行こうというやり方をしていた。

これをやられると、今季、ずっとそうだが鹿島は点が取れない。

守備意識の強い相手から点を取る、これは、世界のどのクラブにとっても簡単なことではないが、しかし、強いクラブは、それでも1点をもぎ取る。

そういったところで、最終的に1点を取ったわけで、その点、良くやってくれた。マルキはエラい。

では、現地観戦していて、どこにフラストレーションを感じたかと言えば、やっぱり攻撃になってしまう。

「これじゃあ、J1クラブに先取点取られて守備的になられたら、まず、点は取れないだろうなぁ…」というような、精度と工夫の不足。

「引いた相手にサイド攻撃」を繰り返した鹿島。

それはセオリー通りで正しいけど、PA内にはうじゃうじゃ相手選手がいるし、クロスの精度がピンポイントではないし。中で待っているFWは高さに特長がある選手じゃないし、しかし、PA内にFW以外の人数が入って行くことが少ないし。

FWもサイドに流れたり、後ろに下がったりして、中央で踏ん張る人がいなくなっちゃってるし。

ことごとくクロスを跳ね返され続け、観ている側からも単調だなぁ、と。ミドルシュートや中央攻撃も、時折、織り交ぜればいいのに、と無責任ながら思う。

ということで、特に前半は、客観的には退屈な試合であった。

後半、3トップに変更してからかな、得点の気配が生まれ始めたのは。パク・チュホを大迫に交代。新井場を左SBに、青木を右SBにポジションチェンジ。

大迫のパフォーマンスが凄く良いとは感じなかったけれども、なんだかんだ言って、彼はセンターフォワードなんだよね。MF的なところもあるマルキや興梠が左右に流れたり、後ろに下がって来やすい中で、大迫は危険な位置にポジションを取ろうとする。

堅守速攻ならばマルキ&興梠の2トップは適切だけど、引いた相手を崩すことを考えたら、大迫か田代といった中央で踏ん張れるFWが欲しいなぁと、これも無責任な感想だ。

とは言え、大迫も田代も、また増田にも言えることだけど、惜しいシュートじゃなく、現実に決めてくれないと、なかなか、レギュラーを掴むことはできないだろう。

勝負してシュートを決める。その役割を担える存在が一人、攻撃陣に加わるだけで、鹿島は一段、上の強さを得るはずだ。

とりあえず、今日は勝ったことで良しとしよう。そう、勝つことが一番大事だ。

いやはや…。

すこっと高校の選手たちにズゴーン!ズゴーン!と頭突きを喰らわすいわまさくん。

私には、相手選手のHPゲージがほとんど残っていないように見えたよ。

そんな岩政が出場した日本代表×スコットランド代表は2-0で勝利。

さすがに香港とは段違いのレベルであったが、親善試合のアウェイということで、攻撃意識がほとんどないようなスコットランド。

日本は日本で、憲剛と内田以外は紅白戦のBチームの陣容。

今回は中1日だから仕方がないが、本気で新戦力を発掘する際には逆の方がいいと思う。

つまり、Aチーム主体でBチームの選手を2人くらい先発させる。

要は、Aチームに入ってどれだけできるかだもんね。

そういったところで、このスコットランド戦は凄く参考になる試合とは言い切れないが、ただ、急造チームに近い状況で個々の選手がどれだけできるか、対応力がどれくらいあるか、は率直に興味がある。

そういった意味では、なかなか、興味深い試合内容であった。

森本と本田。

この二人は、並の日本人選手には備わっていない得点力がある。彼らを使うことによって、いわゆる『決定力不足』が軽減されるだろうから、ワールドカップ本戦でも使わない手はない。

現時点では岡田ジャパンにフィットしているとは言えないから、これから、彼らをチームの中で生かせるようにしてもらいたい。

それから、鹿島の天敵、川島。

この試合でもビッグセーブがあったけど、鹿島戦で当たり前のようにビッグセーブ連発してくる彼を(嫌になるほど)見ている私からすれば、当然の出来。楢崎・川口の後は、川島+他何名で大丈夫だと思う。何より面構えが良い。昭和のスポ根アニメの主人公のようだ。

最後に鹿島の二人。

正直、「今の二人の調子では、代表のレベルじゃないし、出てもヘマしそう…」と非常に心配していたが、まずまず、特長を出せていた。

岩政の高さと強さ、内田の攻撃に幅広く絡む働き、まずまずである。

ただし、ゲキサカによると、内田は相変わらず体調不良のようだし、やっぱり、親善試合ではスッパリ休ませてやって欲しいなぁ、とは思わないではない。

いかん、天皇杯に行かなくては。それでは、また。

天皇杯チケット購入ついでに、ちょこっと練習見学。

この日は紅白戦が行われた。いやー、ラッキー。

鹿島の紅白戦は面白い。

つまらないミスが少ない、技術が高い、気迫もある。なによりメンバーが豪華。

トップのメンバーは、いつものリーグ戦のメンバーをベースに、数名の入れ替え。

2トップは興梠&大迫。代表召集中の内田と岩政に代わって、パク・チュホと大岩がDFラインに入っていた。新井場が右。

サテは2トップが田代と佐々木。中盤にダニーロ、中田浩二、増田、遠藤がいたりして、メンツ的に見劣りしない。

ていうか、個人的に見たい選手はサテの方が多い。トップのレギュラーは公式戦で見られるからね。

時間の都合上、最初の方しか見られなかったけれども、やっぱ、皆、上手いわ。別に日本代表を貶める気はないけれど、率直に香港戦よりか、こっちの方が面白い。

お互いのクセが分かり過ぎている選手同士の試合だから、いつも、攻撃の選手が抜群に目立つってことはそれほどないんだけど、この日、私が見ていた時間も、そんな感じ。

サテ公式戦や練習を観たことのない鹿島サポの中には、もしかしたら、若手に救世主的な活躍を期待する方もおられるかもしれないけれども、実際、見学に来てみると、そこまでは難しいことが分かってしまうだろう。

若手が良いパフォーマンスを見せたと思ったら、トップの同ポジションの選手も、同等以上のパフォーマンスを見せるし。宮崎もいいけど、新井場もいい、ってな感じ。鹿島のサイドバック争いは、本当にレベルが高いよ。

冷静に見て、オリヴェイラ監督の選手起用は妥当だと思う。冒険はないけど、極めて妥当。

「圧倒的じゃないか!」な力を示す選手が欲しいなら、やっぱり、ブラジルとかアフリカあたりから発掘してくるしかないんだろうね。

日本代表×香港代表は6-0の圧勝。

力の落ちる相手に、しっかり点差をつけて勝つのは、案外、難しい。相手にお付き合いして、こちらも低調になって、点が入らなかったりする。

日曜日に天皇杯2回戦を行う鹿島。相手はアルテ高崎だが、J1の力をしっかり点差にして見せることができるか。それは、それほど簡単なことではないように思う。

そういったところで、日本代表の出した結果は素晴らしいものだ。

岡崎のハットトリックは見事。0に抑えた守備陣は見事。

弱い相手であれ何であれ、点を決められる選手は羨ましい。

ただ、一視聴者としては、しんどい試合だった。

よほど低調な試合であったとしても、日本代表戦は最後まで観るポリシーを持つ自分。

だが、いくらなんでも相手のレベルが低過ぎて、それに誘発されたのか、日本代表もミスが多くて。

いや、公式戦だから仕方ないけど、この対戦相手で親善試合を組んだとして、有料で観客集めたとしたら、ほとんど犯罪に近いだろう。これは無料の公開練習…にもならないレベルの相手。流経大の方が完全に強いもん。

前半20分までは、「公式戦だから仕方がない…、公式戦だから仕方がない…」と念仏のように唱えて香港のヒドさをガマンしていたのだ。しかし、伝説の16分間を体験した翌日だけに、そのゲーム密度の違いに、ちょっと私自身、耐えられなかった。

ポチッとゴチバトルにチャンネル変更。

「日本代表、スマン…」と思いながらも、最後まで陳健一さんの四川料理を観てしまった。

試合は後から早送りで見直し。岡崎のハットトリックが見どころで、それで地元観客の皆さんが喜んでくれたこと+勝ち点3が救い。

スケジュールがタイトなところに、このような相手と公式戦をしなきゃならんのは、アジアに所属する国の不利なところだよなぁ、と再認識。いやはや、日本代表の皆さんにとっても、軽く災難ではないだろうか。

香港代表の皆さん、もうちょっと、頑張ってくれ。一生懸命走ればいいってもんじゃないです。

鹿島×川崎の録画視聴完了。

テレビで見ても鹿島にとって良い内容の試合だったね。現地参戦できなかった方も、それぞれ楽しめたのではないだろうか。

ただ、こうして見直してみると「現地に行って良かった」と、つくづく思う。テレビからは、この試合の感動の10パーセントも伝わってこない。

断っておくと、私自身は、あまり物事に動じる方ではない。素晴らしい映画や音楽に触れても、また、応援する鹿島アントラーズが勝ったり優勝しても、物凄く感動するってことは、ほとんどない。

「ああ、良かったな。良くやってくれた。よしよし」ってな感じで普通に嬉しくなって、8割満足するくらい。

しかし、昨日の試合は不意を突かれた。予期しない感動があった。

家族を引き連れていた私は、彼らを雨に濡らさないよう2階席を取った。そこからだと、ちょっとピッチが遠いのが難点だが、選手のポジショニングだけでなく両クラブサポーターの様子が良く見える。

試合前から川崎サポーターの統率された力強いコールがスタジアム中に響き渡っていた。

キックオフは午後7時、後半29分からのリスタートだったが、彼らは、その前の時間から、それこそ、丸1試合分、全力で応援し続けているかのように感じられた(ちょっと、私は飯を食うのに夢中で最初から見ていたわけではない)。数は多くはないが、しかし、その10倍の声、迫力が出ていた。

だから、試合再開の30分前、選手たちがピッチでアップしている頃には、川崎側応援席は十二分に熱くなっていた。今、そこで試合が行われているかのようだった。

対する鹿島側応援席は静かなもの。

選手たちがミニゲーム、シュート練習でアップしているのをサポーターの皆が見つめていて、シュートが決まるとパチパチパチと拍手が鳴った。これはこれで良い雰囲気だが、しかし、川崎側の声が物凄かったので、2階席にいる私には鹿島側の拍手がかき消されているように感じた。

声に後押しされた川崎の選手たちのアップには熱が入っていった。ああ、気合入ってるなぁと。

そこまで見ていたら、ただでさえ不利な鹿島がショボくれた試合をしてしまうかも、と甚だ心配になってしまった。猛烈さを増す一方の川崎フロンターレコールを聞きながら、私は、ちょっぴり、あきらめ気分になっていた。

まあ、しかし、グルメ旨かったし、珍しい試合だし、参加することに意義があるかと早くも気持ちを切り替え始めていた。

ところが、だ。

突如、元々、川崎側に比べて静かだった鹿島側応援席が更に静かになった。

スーッと潮が引くように、私は感じた。

そして、一瞬、時が止まる。わずかな沈黙。

次の瞬間。

太鼓が鳴り響き、いきなり全開での鹿島コール。

鹿島アントラーズ!鹿島アントラーズ!

もう、一瞬で分かった。現地にいた人間は、皆、体感した。

誰一人、あきらめてない。本当に勝つと思ってやがる。

バカだ。往生際の悪いバカばっかりだ。

なんなんだよ、このあきらめの悪さは…。

油断すると、涙がこぼれそうになった。

前の席の御夫婦も、静かに肩を震わせている。

そうだよな、鹿島サポーターが、この場所から、これを見たら平常心じゃいられないですよね…。

鹿島の選手たちもコールに呼応するかのようにアップの仕上げに入った。

先に全力アップを終えた川崎の選手たちはピッチを後にする。

逆に、それまで、アップのペースの遅さを感じさせていた鹿島は、最後、選手全員が躍動するかのようなダッシュを繰り返す。ダッシュの勢いが上がって行く。フィジカルと気持ちの最後の仕上げに入っているのだと、ハッキリ伝わってくる。

今回のアップは、オリヴェイラ監督直々に指揮を取っていた。

そう、応援席と同じだ。ためてためてためてためて、最後、爆発させたのだ。

誰もあきらめちゃいない。

元気がないなんて、とんでもなかった。最後に勝つために、エネルギーをためていたのだ。

監督・選手・ゴール裏のみんな。すまん、見くびってしまって。

そんな鹿島に対して、川崎は、この試合への入り方、アップを若干、失敗した。

鹿島に比べてアップを終えるのが早かった。ずっと全力でアップをしたのに、インターバルを入れてしまったら身体が動きにくくなってしまう。

それが試合に出た。リスタート時のメンタルとフィジカルの準備が、鹿島の方が上だった。

結果として、再開直後に1点を奪って、なお、終始、鹿島が押しこんだ。攻めの鹿島、守りの川崎の構図は予想されたとは言え、しかし、川崎の出来が今ひとつだったのはたしかだろう。

私は、最悪、鹿島無得点+川崎追加点のケースも覚悟していた。

結局、追いつくことはできなかった鹿島だが、試合終了後、鹿島側応援席は、ゴール裏からはもちろん、指定席からも拍手が送られた。

それは、ただ、全力を尽くしてくれた選手たちへのねぎらい、感謝の拍手だったように思う。

悔しさと感謝の入り混じった、心地よい空間であった。
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