鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
勝利というのは素直に嬉しいものだが、しかし、敗北に比べると反省が起きにくいもの。

一晩経って鹿島×G大阪の試合を見直してみると、これは、次の浦和戦(それと、今は考える必要はないが、来年のACL)に向けてガンバから学ぶところがあるように感じた。

それが何かと言うと、J最速レベルのパスワーク…じゃない。あの技術は簡単に真似できることじゃないし、そこは素直に感心していればいいことである。鹿島は鹿島でピッチ横幅いっぱいに使うサイドチェンジがあるのだから。

それよりも、選手たちのファウルトラブルへの強さ。ジャッジに対応する柔軟性の点だ。

「いや、ルーカス退場したじゃねえか」と突っ込まれる方もおられるだろうが、それは、この試合のルーカスがおかしかったという話。吉田主審のジャッジ以前に、本来、あんなどうでもいいような場面で、ムキになって守備するような選手ではないはず。

ペドロ・ジュニオールは大体いつもそうだけど、この試合に関してはルーカスもブレーキとなってしまった。二人共入れ込み過ぎ。

ただし、それ以外の日本人選手。

基本的に、G大阪の選手からは審判のクセに合わせることを苦にしない傾向を強く感じる。ACLでも普通に対応しちゃうしね。また、退場者が出るなど、多少のトラブルにもショゲてしまうことがない。鹿島戦でも最後まで攻め続けた。

スコア的には1-5の大敗だったが、おそらく、G大阪サポーターからすれば、悔しい気持ちはあっても、情けない気持ちにはならなかったはず。

だから、蒸し返すようだが、ナビスコで敗退時の鹿島(川崎相手に戦意喪失の上での0-3敗戦)とは、同じ大敗でもサポーターのガッカリ感に違いが出てくる。

あの、G大阪のメンタル的なしなやかさ、柔軟性といったものは、あれは、アジアを戦う上では必要になってくるものだ。ACLなんてラフプレーとトンデモジャッジのオンパレードだからね。西野監督は頑固親父だが、遠藤を始めとする選手たちは非常に柔軟。

鹿島の選手たちもしたたかではあるが、大阪のクラブらしい、ボケ(トラブル)へのツッコミ(対応)の速さと柔軟性には、鹿島にはジーコイズムあれど、ガンバには大阪魂がある…と勝手に解釈して感心している。大阪出身者だけで構成されているわけじゃないけど、ガンバでプレイしているうちに身に付くものなのかもしれん。

埼玉スタジアムでの浦和に勝つには、そういったものが必要になるかもしれない。

テンションの高い試合になることは明らかであり、場合によっては決定的に痛いミスジャッジを被ることもあり得るだろう。

それを事前に回避しつつ、同時に球際強く守れるか。また、万が一、退場者を出しても大らかに勝ちきることができるか。そのために、我々サポーターも、カッカし過ぎずにひたすら声を送り続けることができるか。

カッカし過ぎた先にあるものは、単調な攻めであったり、サポーター同士の衝突であったり、ロクなものがない。

狭い心で戦うのではなく、大きな心で戦いたい、そのように思う。

あとは、満員の埼スタで満点のジャッジを求めるのは酷ではあるが、審判団にも最終節に相応しい高いパフォーマンスを期待したいものだ。

試合後のホーム最終戦セレモニー、オリヴェイラ監督の挨拶。

G大阪戦前は選手たちへのモチベーションアップ術(通称・オズの魔法)封印を明言していた監督だけど、ここで魔法を用意していたとはね。

全てのサポーター、おそらくスポンサーまで含めたあらゆる鹿島を支える人たちに向かっての魂の演説。もちろん、選手たちが聞いていることも考慮に入れてのことだったろう。

タイトルを取るチャンスを掴んだということ。
全てのサポーターからのクラブ愛、支えを感謝しているということ。
まだ1週間、まだ1週間、あるということ。
最後に、日本語で「アリガトウゴザイマス」ということ。

戦いにおいて実力とか資金力は欠かせないものではあるが、最も重要なことは「戦いの動機」であったり「人心の結集」。これらを明確にし高めていく能力は、やはりオリヴェイラ監督は突出している。

今回、好調のG大阪に鹿島が勝てた理由の一つとして、西野監督には悪いけど、監督のそういった力の差も出たと思う。

ただし天皇杯でのG大阪は分からんよ。大敗の次だから、放っておいてもガンバの選手たちにリベンジのモチベーションが高まる。

次、フィンケ監督の浦和との対戦。

人心掌握が万全とは言えないような報道がされているけれど、浦和も放っておいても鹿島相手にモチベーションが高くなるチーム。埼玉スタジアムで優勝させるわけにはいかないと、いつも以上の力を発揮してくるだろう。

そうでなくともタレントが揃った難しい相手だけに、我らは全ての力を結集する必要がある。

今季のJリーグの傾向として、有利と言われたクラブがことごとく負けたり、挫折を味わったりしている。ACLやナビスコで敗退、リーグ5連敗をした鹿島もそう。ナビスコ決勝の川崎もそう、自信を持って鹿島に乗り込んできた昨日のG大阪もそう。

だから、自信を持つな…とは言わないが、ただただ、謙虚に準備することは忘れてはならないね。


ホーム最終戦、鹿島×G大阪は5-1で勝利。

鹿島の得点者は興梠、野沢、興梠、田代、ダニーロ。G大阪は二川。

まず、今日のところは鹿島を愛する皆、お疲れさま。選手・監督・スタッフたちはいいサッカーを見せてくれてありがとう。

ただただ、今日の勝利、皆の頑張りには感謝。

敗者があってこその勝者、浮かれ過ぎるのは良くないが、しかし、誰もが強いと認めるG大阪に勝って喜ばないのも、また不自然かとも思う。

だから、ちょっとだけ、「勝てて良かった…」と書かせてもらう。

もちろん、今回は5-1で勝てたけれど、次、天皇杯ではどうなるか分からない。全く逆になるかもしれない。勝負は残酷なものだから。

だから、ここで1mmでも天狗になるのは辞退させてもらう。得たものは勝点3。そして、勝利の喜び。その2つであり、それは我々が天狗になる理由にはならない。

この勝利を持って、鹿島が急に強くなるわけでもない。今まで通り、しっかり準備をして、サポーターまで含めて謙虚さと熱意を失わず、地道に勝点を積み上げていくことには変わらない。

我らが誇りを持つとすれば、タイトル数とか大勝とかサッカーの内容に対してよりも、ジーコスピリットとか鹿島魂といったものに対してだ。それは『一人は皆のために、皆は一人のために』の精神。

サポーターはクラブのために。まだシーズンは終わらない。

ここまで来たら鹿島サポの皆に対して多弁は無用だね。

もはや、何も書くことはない。

だけど、今朝、たまたま当ブログを訪れた方のためにアナウンス。

今日は14:00からNHK地上波で鹿島×G大阪の試合中継が行われる。

国内最高クラスの試合内容が期待できるから、ぜひ、見て欲しい。

きっと面白いから、暇を持て余しておられる方は、ぜひ。

いよいよ最終決戦第1弾(第2弾は浦和戦、第3弾は天皇杯決勝だ)前日。

鹿島、G大阪共に非公開練習を入れて、両チーム戦闘モードに入っている。

G大阪は遠藤のアジアMVP&懸案だった西野監督の続投が決定して、しかも、最近のチーム状態はハッキリ良いし、自信を持って乗り込んでくるだろう。

たしかにガンバはそれだけのチーム。自信を持って来てくれるのは、こちらとしても望むところだ。

対する鹿島は本山が全体練習を外れたりしたが、おそらく、ベストメンバーを揃えることができる。

オリヴェイラ監督は、オズの魔法封印を選手たちに伝えたとのこと。

そう、今年はサプライズ企画がなくとも、選手たちの経験値の蓄積、それに、前節劇的に首位に返り咲いたことでモチベーションは十分。

あとは、勝負のアヤだね。

個人的には、今の両チームの状態・戦闘力を比較すると、前述したけれど、G大阪はハッキリ良い。鹿島は「鹿島らしさ」は出ているけどハッキリ良い…と言えることろまで上がっているかと言えば、前節まででは、「まだ、もう少し」な印象。

前節はマルキ・岩政が出場停止で、新井場も怪我明けだったから、というのはあるけど。

いずれにせよ、G大阪の方が先に仕上がった、それは確か。

ただ、明日、鹿島が更に上がってくる可能性はあるし、また、何よりホームの利がある。

それを考えても互角かなぁ、と思う。

これを普通のホームの雰囲気ではなく、圧倒的なホームの雰囲気を作り出すことが出来れば、鹿島有利は半分強になるだろう。

圧倒的ホームの雰囲気の中、我々が勝つ。

そうしよう。

今日は前々日プレビュー。もう、今週はひたすら鹿島×G大阪の試合に集中させていただく。

昨日の記事でも触れたが、G大阪で警戒すべきは10番二川であろう。G大阪も鹿島同様、各ポジション抑えなきゃならん選手だらけだが、しかし、リーグ後半戦G大阪のスパートには二川の力が大きい。

好調時の彼には、これといった弱点がない。ただ上手いだけの10番ではなく、しっかり戦術的な走りを継続できる選手。鹿島には本山がいるが、G大阪には二川がいる、といったところか。

後半戦の彼は好調を持続しているので油断ならん。

ということで、鹿島の勝利のためには二川に力を発揮させてはならん。

二川が「日本で一番無口な選手」であることは知る人は知っていることだが、「ポイ捨てを許さない男」であることも知っている人には知られていることだ。

ポイ捨てを見た瞬間にガツンと言おうとして言えない男なのである。ポイ捨てを見れば、言えない分だけ、怒りのパワーが発揮されるかもしれない。

ということで、カシマスタジアムでのゴミのポイ捨ては厳禁だ。席の下にゴミを置いたまま帰るのは厳禁。「ちょっとならいいや」とか「俺は客だー!」なんてのは禁止。3万人超でゴミ置いていかれたら、後の片付けが大変だ。

もし、二川が活躍して鹿島が負けたとしたら、ポイ捨てした人のせいだからね!

まあ、当ブログ読者諸君は、皆、ちゃんとゴミを捨てて帰る方々に違いないと思っているが、もし、隣の席の人がゴミを置いたまま帰ろうとしたら、思いっきり白い目で見てやってくれ。(この、ゴミも捨てられないゴミが)と、心の中で罵声を浴びせてやって欲しい。

土曜日、明々後日にはG大阪の試合。

前節、清水戦の完勝を見る限り、G大阪の抜群のボール支配力が復活している。

鹿島も苦しんだ清水の堅い守備ブロックをかいくぐってしまうほどのパスワーク。鹿島は連勝で来ているが、ちょっと、連勝中の対戦相手とはモノが違うと認めざるを得ない。橋本を欠いて少しは連動性が落ちるかと思ったが、普通に清水を圧倒していた。

今季はゼロックス含めてG大阪相手に2勝しているものの、その2試合は二川不在。個人的に、宇佐美で騒ぐのならば二川こそ注目に値する選手だと思っているので(本人は目立つのを好まないらしいが)、その彼が中盤に復帰したG大阪は別物と見た方が良い。今季2勝は参考にならない。

また、終盤での1位2位対決では、1位は引き分け狙いでもいい場合があり、その状況であれば、手堅く守ってカウンターに終始していればいいのだが、この試合はそうではない。勝点1では3位川崎に首位を譲る可能性がある。お互いに勝点3が必要であるために、首位の有利はない。

鹿島に有利があるとすれば、ホームの利だろう。これを大きくするも小さくするも、サポーターの力が少なからず関わってくる。

勝点3を狙い合う、Jトップクラブ同士の試合。両チームのコンディションも悪くなく、気候的にも動きやすい時期。しかもNHK地上波放送決定。まさに晴れ舞台は整ったと言えるだろう。

ひたすら楽しみにして試合を待ちたい。

あとは、選手同士の当たりが強くなるだろうから、ジャッジ的に難しくなることも予想される。審判団にも高いパフォーマンスを期待したい。

クラブハウスグラウンドで行われる鹿島の練習試合は、リーグ戦には出てこない若手選手のプレイを見られるので、いつも楽しみにしている。

だが、昨日はほんの少し風邪気味だったので行くことができなかった。この大事な時期、万が一、他のファンの方に風邪をうつすわけにはいかないし…。

ということで、観られなかった横浜FCとの練習試合。

報道によると、カズがフル出場したようだ。ここしばらく試合に出ていない岩政も調整出場。

サンスポに掲載されている岩政の写真が可愛らしい。『カズにユニフォームを貰って喜ぶ大ちゃん』『ユニフォームを抱きしめる大ちゃん』の図。

岩政ら、Jリーグ創生期に子供だった選手たちにとって、やはりカズは特別な選手。この時期にカズに来てもらえて、ありがたい。ナイスマッチング。

カズは報道陣に対して、『強さを感じた。V3?もちろん何が起こるか分からないけど、堅いのではないかと思う』とコメントを残してくれたとのこと。これは最高の激励だ。

カズファンの鹿戦士たち、カズの予言を外させるわけにはいかないぞ。特にユニフォームを貰った大ちゃんは滅茶苦茶頑張ってくれ!

ついに首位に返り咲いた鹿島アントラーズ。

残り2試合、他会場の結果を気にしなくて済むことを嬉しく思う。

ただ勝てばいい。

G大阪と浦和に勝つだけ。

極めてシンプルな状況で、応援する側としても分かりやすい。

次節で優勝云々といった報道もされているが、それとは無関係に、そもそもG大阪と浦和には勝って終わらなきゃならん。

たとえ次節で優勝したとしても、G大阪と浦和に負けて終わるのは絶対に嫌に決まっている。

はっきり言って永遠に負けたくない相手だ。彼らだって、そう思っている。

だから、「あと2つ全力で勝つ」。ただ、それだけだ。

さて、首位に返り咲いたことにより、5連敗前後の体たらくで今シーズンの鹿島の応援から一度は手をひいたライトな(試合結果だけを確認するような)鹿島ファンも、再び、注目しておられることだろう。

私はライトなファンも貴重な存在だと思っているので、決して、「勝っている時だけ応援しやがって!」と文句を言うつもりはない。いつ応援するかなんて個人の自由だ。したい時にすればいい。

ただ、あと残り2試合、コアなサポーターからライトなファンまで、全世界のアントラーズ好きには、絶対に試合を見逃さないで欲しい。

『苔の一念、岩をも通す』

たくさんの人のアントラーズの勝利を祈る気持ちが、アントラーズに幸運をもたらす、私はそう信じている。

残り枚数は少なくなってきたが、G大阪戦のチケットは残っている。日本を代表するクラブ同士の天王山。ライブ観戦をオススメする。ヒリつくような試合の雰囲気は、現地観戦でこそ体感できる。

それが難しい遠方の鹿島ファンには、テレビ観戦でもいいのでリアルタイムで応援して欲しい。

さあ、皆の力をちょっとずつ鹿島アントラーズに集めよう!

野沢のゴール、凄いキック技術の高さだったね~。

コースも巻き方も完璧。キレイなトラップもピタピタ決めまくっていたし、この試合の野沢には文句がない。

鹿島の弱点を挙げるとすれば、ゲーム支配力の割にゴール数が少ないことかと思うが、だからこそ、素晴らしいゴールを決めた選手は手放しで褒め称えたい。

野沢選手、よくやってくれた!他の選手も頼みますよ!

ということで、京都×鹿島は野沢のゴールによって0-1の勝利。

突っ込んだ内容については、明日以降に触れるかもしれないが、今日は戦前に注目した田代について少し。

田代の良いところも悪いところも出た試合、試合をご覧になった鹿島サポのほとんどがそんな印象を抱いたことだろう。

良いところ、これは圧倒的な空中戦の強さ。これによって1アシストを決めてくれたし、他にも前線にポイントを作ることに貢献していた。

悪いところは、あまり書きたくないが、シュートを決められないところ。

昨日は数度の決定的なチャンスを逃してしまった。

イージーなシュートを複数回外してしまうと、さすがに得点源としての信頼を得るのは難しい。

焦りや力みがあったのは分かるが、次のチャンスでは決めて欲しいものだ。

それでも、一つ擁護しておくと、私は田代はチームに必要な選手だと思っている。

陵南の田岡茂一監督も言っている。

『体力や技術は身につけさすことはできる…

だが…

お前をでかくすることはできない

たとえオレがどんな名コーチでもな

立派な才能だ』

田代の空中戦の才能は特異だ。

ヘッドの強い選手、それもハンパじゃなく強い選手に関しては、クラブとして、監督やコーチやサポーターとして、我慢して育てていくことが必要だ。

前線で身体を張れる選手、闘える選手、空中戦に強い選手は、間違いなく、チームを助けてくれる。試合数をこなしていれば、そんな選手を必要とする場面に、必ず出くわす。

トルシエ監督が鈴木隆行に、オシム監督が巻に全幅の信頼を置いたように、また、城福監督やFC東京サポが平山を待ち続けたように、我々鹿島サポは、田代に関して、少々の(少々どころではないかもしれないが)得点力不足には目を瞑っていく必要がある、そうも思う。

今日は西京極で京都×鹿島。

マルキーニョスと岩政が出場停止の鹿島。田代&興梠の強力フィジカル2トップ、ベテランCB大岩がスタメンの予想。肉離れで一時離脱していた新井場も出場可能のようだ。

京都のセンターラインには個の力が強い選手を揃えている。

柳沢、ディエゴ、佐藤、李。

この、絶対に負けられないヒリつくような緊張感も愉しいが、また、京都の強力な面子相手に、特にマルキなしでどうやるか。見物だ。

オリヴェイラサッカー完成に不可欠の1ピースであるマルキ。

今季の彼の得点力には不満を持つ方も少なくないだろうが、しかし、彼を欠いた試合で鹿島の機能性は攻守共に低下している。

だから、田代。

今日の試合、「いや、マルキも凄いけど、田代スタメンでいいんじゃない?」と皆に思わせて欲しい。先週の天皇杯・神戸戦並の働きに加えて、ゴールを決めてくれれば誰も文句は言わないだろう。

大いに期待している。

ドイツ代表GKロベルト・エンケが電車に飛び込み自ら命を絶った悲報は、生前のエンケをご存じない方でも知っておられることだろう。

重い話になるが「うつ病」の問題。これを一度、触れておこうと思う。特に、これから先、社会人になる若者には知っておいて欲しい。

うつ病に縁遠いと思われるようなサッカー選手、しかも、その中でも特にメンタルが強靭な(と世間に思われるような)はずのドイツ代表選手ですら、死に至ってしまうのだ。我々だってうつ病にならないとは限らない。予防のための知識を入れておいて損はないだろう。

まず、エンケのうつ病への対応を報道で見る限り、やはり、マズい対応をしてしまっていたな、それが率直な感想。何が悪いって「重度でありながら、隠し通そうとした」ことだ。(これは隠していたエンケを責めるつもりではない。他の誰であっても対応としてマズい、そういう意味だ)

精神医学や心理療法に従事する人間の間では、「女性は鬱でしんどくなると治療であるとかカウンセリングに来る確率が高い。男性は元々プライドが高く、仕事も世間体(よく言えば責任感)もあるから我慢して隠す。治療には来ないか、来たとしても相当にひどくなってから来る。おかげで自殺する可能性が女性に比べて高い」ということは、ほとんど常識になっている。

実際、統計を見ても自殺者の割合は男性に多い。

「隠すことねーよ。白状して休めよ」って言ってあげたいのは山々だが、大体、そういう人に限って、「そんなことできるわけないでしょう」と認めてくれないのでタチが悪い。認めるフリだけして帰っていく人も多いし。

言ってしまえば、うつ病と診断されるようになったら、それまでやってきた生き方では、もうムリってことだ。

休職するか、辞めるか、同じ仕事を続けるにしても、職場に報告して仕事量を減らすなりしないと、うつ病は延々繰り返すし、場合によっては死に至る。

本当は、うつ病になる前に、気づく必要があるのだ。

サッカーだってそうだろう?サイドからクロスを上げられるだけで、次やばいのは分かり切っている。シュートを打たれてから対応していたのでは、もう遅い。

人生でも上手な人は、先手先手で危機を回避していく。下手な人は、毎度毎度、危機が訪れる。ゴール前で散々耐えて、四苦八苦するハメになる。それで、「なんで私ばっかり、こんなに大変なのか!」と心の奥で叫びながら、ひたすら耐えている。

耐えるばかりでは、いずれは破綻する。

「現状を変えるか」「現状を変えなくても、自分自身を変えるか」

どちらかを選択せねばならん。

どちらを選ぶにせよ、自らが危機であることを早めに気付いて対処する。ごく早ければ、薬物治療も特別な心理療法もいらないし、嫌いな医者にも掛からなくて済む。

うつ病になる前に、(なんだか、最近おかしいな…。食欲ないし、眠れないし、何も楽しく感じないし、不安だし…)と、そういうった兆候があるはずだ。

それを何ヶ月も、何年も無視し続けていると、いざ病院に行った時には重度のうつ病と診断される。エンケも、診断される前から、何年もつらかったことだろう。

将来、病院に行きたくない人は、1週間(もっと言えば1日でも)おかしいだけで対応すべき。

自分、ちょっと調子がおかしい?そう感じた時には、以下のことを心掛けると良い。

プライドを捨てる。素直に落ち込む。嫌なことを言われたら(カドが立たない範囲で)嫌な顔をする。気のすすまない誘いは(上手に言い訳をつけて)断る。色々な意味で降参する、あきらめる。泣く、わめく、フテ寝する。

それから、インターネットでもテレビ番組でも、嫌な気分にさせられるものは見ないようにする。調子が悪いときには、嫌なこと、嫌な人から逃げて生きることは恥ではない。それを賢明と言う。『君子危うきに近寄らず』ってやつだ。

夢や希望や理想、プライドや責任を大切にすることは美しいが、それは、一旦、お休みさせる。できる限り心の内側の荷物を捨ててみて、そこで初めて分かることがある。

仕事で成功するよりも、例えばワールドカップで優勝するよりも、まず、健康であること、命を保つことの方が大事なのは言うまでもない。

まあ、健やかな人生よりも成功の方が大事って人は、止めやしないけどね。

※明日の京都戦前後は更新はしないか、してもメモ程度になります。

香港×日本は0-4で勝利。

得点者は長谷部、佐藤、中村俊輔、岡崎。

天皇杯におけるJ1とJFLの試合のように、勝っても「当たり前」と言われ、しかし、負けたら「情けない」とこきおろされるであろう、監督・選手にとって割に合わない感のある試合。

試合内容も、まさにJFLクラブがモチベーション高くJ1クラブに立ち向かってくるように、香港代表のハードワークが目立った。

ま、でも、結局は4-0でJ1が勝つんだけど。そんなに内容が目覚ましくなくても。

この対戦相手で内容が良くても悪くても、何とも評価し難い。こういうレベルの相手との試合は、し過ぎるくらいし過ぎてきたし。公式戦だから仕方ないんだけどね。

一番印象に残ったのは中継画像。よく見えねーよ。ちょっと離れたところにいる選手の顔がボヤけてるじゃないか。

地デジのハイビジョン映像に慣れてしまっていたおかげで、余計にストレスを感じた。携帯電話のムービー撮影で中継されたように感じたよ。贅沢に慣れるって良くない面もあるな。

良かったところは、長谷部のAマッチ初得点。それと、交代出場者の寿人の得点。あとは、俊輔のFKが久々に入ったこと。岡崎の得点も、今年の代表のエースFWに最後を締めてもらったという点で象徴的であった。

鹿島から唯一出場の内田も、よく攻撃に絡んでいた。体調は良くないだろうに、頑張っているね。

俊輔には内田が必要。内田には俊輔。そして、二人には長谷部が必要と。今のところ、この3人のトライアングルがこのチームの攻撃の起点であることが如実に表れていた。

まあ、内田には欲を言えば、決定的なシュート決めてくれれば。あれを決めるか決めないかで、一段上に行けるか、そうでないかに分かれてきてしまう。しかし、あそこまで走りこんできた判断とスピードは良かった。

あと、闘莉王。

昨日の試合を観たら、どうやら海外移籍は本当なのかな、と感じる。視察されることを意識したプレイだったよね。守備はもちろん、攻撃能力があることを見せようとしていた(それ自体は悪くない)。

浦和にとっては闘莉王がいないのは痛いだろうけど、しかし、強豪国に移籍して、一流FW相手の守備経験を積んできてくれるのならば、日本代表にとっては大きなプラスになる。

どうせならプレミアに行ってもらいたいなあ。

うーむ。

スポーツ各紙が大分トリニータの借入金が12億円に上っていることを報道している。救済策としてJリーグ公式試合安定開催基金からの6億円融資が決定した。

何でそんなに借入金が増えてしまったのだろう?他サポである私の率直な感想だ。

報道では『借金を返すために借金を重ねた』『あってはならない経営が行われた』と厳しい言葉が並んでいる。

しかし、鹿島だって、油断して慎重さを失えば、あるいは過ぎたる目標を持てば、いつ同じ状況になるか分からない。それは、このご時世、どのJクラブでも、どの企業でも同じだ。

大分には末永く存続して欲しいという心情はあるが、しかし、こんなに借金が増えて立ち直りは可能なのかは疑問。

「クラブを想う気持ちのある人間がいる限り、クラブは存続する」

それが幻想でしかないのは、古いJリーグファンなら皆、知っていることだ。気持ちだけでクラブが存続できるものならば、フリューゲルスは無くなっていない。

ブラジル代表のレギュラークラスを2人同時に揃えたほどのフリューゲルスですら無くなってしまったのだ。熱心なサポーターも数多くいた。それなのに、あっさりと無くなってしまった(タテマエ上は横浜マリノスへの吸収合併)。

他のどこが無くなっても不思議ではない。

ファン・サポーターの気持ちだけではクラブは存続できない。経営者の能力・資質が肝要だ。

更に言えば、経営者がファン・サポーターの気持ちを汲み取るのは良いが、しかし、嫌われることを恐れてはならない。トップは嫌われることも仕事のうちだ。

タテマエ上、表向きは「勝利・タイトル・クラブの成長を追求」しつつも、譲れない本当のところで「サイフの紐の締めるところは締める」「ファンの要望があっても強化(支出)を控える」、このバランスをうまく取らねばならない。

J2やJFLのクラブですら大分ほどの借金は抱えていない。その事実は受け止める必要はあるだろう。

今となっては存続のために全力を尽くしてもらうしかない。6億円超をJリーグから借金した以上、万が一、この先に解散ともなると、これはJの根幹を揺るがす事件となる。

大分の存続には、ひいては、Jリーグの存続も繋がっていく。

とは言え、12億の借入金はデカい。これをどう返済するのか。

私には思いつかない。

totoBIGを2口当てるとか、世界有数の観客動員数を誇る浦和様の知恵(もしくは、お金)をお借りする(もしくは、頂戴する)とか、それくらいのウルトラCがなければ、今の大分が借入金を返済するのは無理なのではなかろうか。

これ、誰か解決策を思いつく人いるのかな?そんな人がいたら、カンブリア宮殿に出られるくらいの経営者だと思うけど。

それだけに、もし、大分の人たちがぞくぞくとスタジアムに集って、入場料収入から、少しずつでも借金を返していってくれたら、その時は大分の底力に皆が敬意を払うことだろう。

流通経済大学との練習試合は2-0で勝利。

大学最強レベル、毎年のように優秀な選手をJリーグに送り込む流経大。天皇杯で山形を破った明治大もそうだけど、大学サッカーは日本サッカー界において重要な役割を果たしていることを実感する。高校時代は無名でも、大学4年間でフィジカルなど弱点を克服してプロレベルに到達する選手が少なくない。

試合自体は、前半は鹿島がボールを支配。後半は流経大も攻撃の時間が増えた。

得点は前半に大迫、後半に佐々木。アシストは遠藤、大迫。

鹿島にはトップからサテライトにまで「ピッチを横幅いっぱい使う」伝統が根付いている。プロからアマまでどこのチームでもやろうとすることではあるが、しかし、これを実践レベルで継続しているチームは日本では鹿島くらいだろう。この伝統は継続してもらいたいものだ。

大迫、佐々木、遠藤ら、次世代の鹿島を担う選手たちが結果を出してくれたことは嬉しい。モバイル公式サイトでは、流経大OBでもある宮崎が流経大・中野監督からハッパをかけられていたことが紹介されている。

鹿島のレギュラーにはJ最高レベルの左SB新井場がいるが、その新井場とて来季は31歳になる。運動量が絶対的に必要とされるサイドバックで1年間ベストの状態で出場し続けるのは簡単ではない。

来年もACLに出場予定で過密日程が予想されるし、また、現在の左SB控え第一候補のパク・チュホには移籍の可能性があるわけだし、そうなると宮崎の台頭が不可欠になってくる。

いや、そうでなくとも、宮崎は新井場の後継者となる左SBのレギュラー候補として入団してきているのだ。チュホの後塵を拝していてどうする、ってのは中野監督でなくともあるだろう。

左SBとしてのチュホは、それほど高い壁ではない。まだ本職の動きにはなっていない。激しい上下動と対人守備は目覚ましくチームを助けているが、しかし、新井場や内田のような深くえぐってのクロスはほとんど見られない。チュホはチュホで向上が必要な選手だ(とは言え、対戦相手で出てきたらとしたら非常に嫌な選手であることは違いないが)。

宮崎には本職の左SBとして普通にチュホより上を行ってもらいたいものだ。頼みますぞ!

特に前半にミスジャッジが見受けられた天皇杯・鹿島×神戸戦。

判定基準が安定せず、特に神戸・宮本の本山への両脚で挟み込むタックルは危険極まりないものだったし(イエロー止まり)、また、田代がPA内で腕をガッチリつかまれて止められたシーンをノーファールで流したのは、さすがにマズかった。

鹿島サポーター・ファン諸君には怒りを感じた方が少なくなかったのではないだろうか。

鹿島の選手も監督も怒っていたが、実際、録画を見直せば、山西主審自身も(また、他のJの審判も)ミスだと認めるであろうミスだった。

山西主審にとっては、鹿島…と言うより、三浦神戸(対人守備でガツガツ当ってくる)はジャッジの相性が悪いチームかもしれない。

三浦さんは戦術オタクのイメージ強いけど、それ以上に負けず嫌い。選手たちには容赦なくガツガツ当たらせる。守備は戦術とかシステムよりも前に、1対1でのド根性がモノを言う。個々の能力で落ちる神戸が鹿島に立ち向かうに当たり、それこそ、行儀良く守らせるつもりは毛頭なかっただろう。

そして、山西主審の特徴は、「なかなかカードを出さない」「PKは、まず取らない」「(両チームがフェアプレイならば)まず、試合を壊さない」ということが挙げられる。

その特徴も、昨日の神戸のようにラフプレーが増えてくると、ちょっと試合コントロールが効かなくなることがある。当たりの激しい試合には、向かないところがある。

『ビッグマッチの主審には向かない』と評されるのは、そのあたりが影響していると思われる。

とは言え、昨日の前半は、山西主審としても、相当に不本意、私から見ても「山西さん、どうしちゃったの?」レベルのジャッジであった。

ただし、その中でも評価したいのは、ハーフタイムの間に反省したのだろう、後半に立ち直ったこと。ハーフタイム以後のジャッジからは、自分がミスしたことを認めて修正してきたことが伝わってきた。その修正力は評価したい。

まあ、それでも前半が悪過ぎたから、トータルではほぼ最低評価になってしまうが。

私は山西主審を評価しているので、今後は、後半の内容を前半からやってくれれば、そのように思う。

いやー、日本代表戦観ようと思っていたんだけど、すっかり眠りこけてしまった。

夢の中で、なぜかラパイッチ(中田ヒデのペルージャ時代の相方)が出てきてさ。「来季の鹿島の補強はラパイッチだ!」って、なぜか満さん力説しててさ。ちょっ、満さん、ご乱心!なぜに今更ラパイッチ。夢の中でもラパイッチですよ。

起きたら午前2時を過ぎていたので試合結果だけ確認したのだけれど、南アフリカ相手に0-0のドローだったみたい。各速報には揃って『内容に乏しかった』と書かれていたので、完全に録画を観る気が失せた。誰かが点を取っていれば、得点シーンは見直したかったけど。

まあ、普通に考えて、「守備重視のパレイラ監督」「身体能力の高いアフリカ人」「完全アウェイ」の3条件を考慮すれば、特にコンディションが良いわけでもない日本代表が目覚ましい試合をしてくれないのは当然と言えば当然の話(その予想をいい方に裏切ってくれるのを期待して、観るつもりではいたが)。

次の香港戦では力の差が大きくて、これは最初から観る側のモチベーション的に難しい試合。だが、生放送なので観るとしよう。NHK受信料の元を取るためにも。

天皇杯4回戦、鹿島×神戸は2-1で勝利!

前半は優勢も無得点。後半に入ってコーナーキックからの流れから神戸・石櫃のゴールで先制されるも、キレイな崩しから野沢の同点弾、セットプレイからのダニーロヘッドで勝ち越し。久々の逆転勝利。

「意地」、この勝利は、この言葉に集約されるのかもしれん。

田代、増田、パク、大岩。普段はベンチに控えている彼らは、試合勘の不利がある中、良いプレイをした。オリヴェイラ監督も彼らの働きを褒め称えるコメントをしている。

ちょっと、増田がしばらくぶりの右サイドバックでの先発で、サテライトでもずっとやってなかったから、私個人的には少なからず心配していたが、予想以上に頑張ってくれた。

終盤まで運動量豊富に走り回り、トラップ、パスなどの一連の技術も水準以上で攻撃意識も高く、右サイドからの攻撃に貢献。来年、現レギュラーの3人が31歳になる中盤のポジション争いには増田が絡んでいく必要があると、私は思う。

田代は、特に前半、圧倒的な高さで前線にボールを収めてくれた。彼のヘディングは文句のつけようがない。

落下点に入るのが速い、跳ぶタイミングも速い、最高到達点は高い、滞空時間も長い、ボールへの当て方は上手いと、まさに金を払って見る価値のあるヘディング。前半の優勢には、田代がことごとく競り勝ってマイボールにしてくれたことが大きい。

頭だけでなく、足元のパスも、オフザボールの動きも悪くなかったし、闘志は相変わらず感じられるし、あとは得点さえ取れれば完璧、という出来だった。

大岩とチュホも、失点シーンの前後以外は、まずまず安定。伊野波や中田を中心に、他の選手がうまくフォローしていたおかげで、レギュラー3人が抜けた最終ラインも落ち着いていた。

代わりの4人が及第点以上のパフォーマンスを発揮してくれるならば、あとのメンバーは健在なわけで、やはり「鹿島は鹿島」。試合運びの巧さは神戸より1枚上手、きっちり勝ち上がった。

先行逃げ切りが理想には違いないけれど、しかし、逆転する力を取り戻してきたことは何とも心強い。今日は完璧に支配した試合ではなかったものの、この泥臭さ、勝負強さこそが本来の鹿島だよね。

あとはジャッジについて書こうと思っていたけど、今夜は代表戦もあるので、またの機会に。

今日は天皇杯4回戦、ヴィッセル神戸戦が行われる。

負けたら終わりの天皇杯。ただでさえ試合数が少ない年末、天皇杯が無くなると週末の楽しみが減る。当然のことながら必勝を祈念するばかり。

鹿島は連敗を脱してから、アルテ高崎、千葉、福岡、山形に連勝しているが、ここから先はやりにくい相手との試合が始まる。神戸はリーグ戦下位に沈んでいるものの、簡単な相手というイメージはない。

それだけに代表召集中の大久保がいないのは、正直、助かる。今季の前半だったら、「ベストの神戸を叩けなくて残念!」と書いたところだが、もはや、そんなプライドは私にはない。他にも金南一が出場停止でラッキーだ。

鹿島も4人のレギュラー(代表の3人+肉離れ治療中の新井場)を欠くが、選手層の厚みを考慮すれば、神戸の方が戦力ダウンは大きい、そう見ている。てか、控え組に奮起してもらって、試合後もそう思わせて欲しい。鹿島は半分くらい欠けても大丈夫だと。

スタメンは興梠に代わって田代、岩政のところには大岩、内田の右SBには増田、新井場の左SBにはパク・チュホが入る予想。

彼らが出場することにより、この試合、特別な想い持って見守ることができる。4人にとっては先発で力を示す数少ない機会。

ずっと鹿島のユニフォームを着ていて欲しい、皆、そう思わせてくれる選手たちだが、力を見せることができなければ去らざるを得ない(あるいは、クラブも慰留することができなくなる)のがプロの世界。

力を見せつけて欲しい。今日の試合でもお願いしたい。

『日本のサッカー界は、ここ10年ほどの間に心を育てるのを忘れた』
『最近の若い選手全体の傾向として、1対1の守備能力、粘りが低下している』

ここ1、2年ほどの間に、メディアであるとか現場の指導者からチラホラ聞かれるようになったことである。

川崎のナビスコ表彰式、U-17日本代表の全敗での敗退などは、「サッカー界では心・精神面の教育が忘れられた」と、そう言う人が出てきてもおかしくない事件ではあった。

しかし、私の見解では「ハズレではないけれども、正解とも言えない」。

なぜならば、まず、心の教育が忘れられているとすれば、それはサッカー界に限ったことではないからだ。

サッカー界以外でも、日本全体として、家庭や学校での心の教育が充実しているとは感じられない。

それは今に始まったことではない。

日本の歴史が始まって以来、完璧な教育が国民の隅々まで行き渡っていたことなど、一度としてない。

「昔は良かった」的な人ならば、昔は心の教育がなされていた、良い教師がいた、良い親がいた、そう主張することだろう。

だが、そもそも、「昔は良かった」的な考えそのものが無責任である。

現在は未来に、過去は現在に責任を負うもの。

過去はちゃんとした教育がなされていて、今、なされていないというのは、昔のうちに今への備えがなされていなかった、過去の段階で未来を見据えた準備がなされていなかった、そういうことである。

過去を否定するわけではない。過去から学ぶことは現在にも有用だ。

ただし、「昔は良かった」と「今を否定して終わる」ものだとすれば、それは無責任の極みである、そう断言させてもらう。

今回、試しに昔は悪かったと否定させてもらおう。

日本の歴史で教育を最も熱心に行ったのは、明治維新前後と、太平洋戦争敗戦後だろうが、その二つの先にあったものは、戦争による焼け野原であり、また、環境破壊とバブルの享楽とその崩壊後の今である。

また、『日本のサッカー界は、ここ10年ほどの間に心を育てるのを忘れた』という点について。

10年より前と言えば、前園や石塚がスター扱いされた時期、彼らが育成された時期も入るのであろうが、はてさて、彼らのプレイのどこに心があったのか?

また、精神的な粘り、守備力という点では、海外の強豪チーム相手に日本代表DFが軽々とブッコ抜かれる様を見せつけられるのは、昔の方がよくあったことだと記憶しているのだが。

否定も肯定も簡単だ。自分の主張に有利な材料だけを並べれば良いのだから。

ただ、否定でも肯定でもなく、これだけは言える。「心を育てるのを忘れたとすれば、それは、ここ十年の話ではない」と。

大切なことは、問題を感じているのならば、今からでも自分自身が解決のために動く、そういうことだ。

優秀な評論家が1億人いても日本は変わらない。それより、一人の坂本龍馬(自ら行動する人間)だろう。

他人を批判し、結局、全員が他人任せをしていてはどうしようもない。

昨日はJ1に上がってくる仙台・平瀬について書いたが、今日はJ2降格が決まった千葉の中後について。

鹿島からレンタル移籍中の彼は、来季の千葉残留を表明したとのこと(ソースがスポーツ紙だから、断定はできないが)。

降格が決まった川崎戦試合終了後、最後までサポーターに向かって頭を下げ続けていた中後。自らが移籍してきての降格に大きな責任を感じているのだろう。この1年、温かく自分を迎えてくれた千葉サポーターに恩返しをしたい気持ちがあったのかもしれない。

しかしながら、どんな気持ちでプレイしたとしても、レンタル移籍先を降格させてしまっては、それはマズい。

千葉の場合、唐突な監督交代、新監督の経験値不足、数年に渡る選手流出、的確とは言い難い補強など、選手だけに責任を負わせるのは気の毒なところはあるが、しかし、それでも、もう少し千葉を救う何かを、中後には見せてもらいたかった。

それが見せられなかった中後では、厳しい書き方になるが、鹿島にいても大した仕事はできないだろう。実際、カシマスタジアムでの対鹿島戦での彼のパフォーマンスには、少なからず失望させられた。

かつての僚友・田代に振り切られてゴールを決められる様には、「中後、もうちょっとデキるヤツだろうよ!」と思わざるを得なかった。

ハッキリ言って、今の中後ならばセレッソ大阪にレンタル移籍した船山の方が伸びを見せている。そして、小笠原・中田には遠く及ばない。この1年で、その差は縮まらなかった。

見返してもらいたい。

まず、今季の残り試合、これまで以上のプレイを見せて欲しい。1対1の粘りを、得点に結びつくキックを、シュートを、中盤での統率を見せて欲しい。

ジェフ千葉というクラブ(トップを含めた組織としてのやり方)には、釈然としないものを他サポである私も感じているが、しかし、千葉サポーターに罪はない。降格のショックを拭ってあげられるのは、今や、一つ一つの勝利だけだろう。来季への可能性を感じさせてくれる気持ち、それに(気持ちだけではプロとは言えないから)プロの技術と知恵を発揮してもらいたい。

千葉の勝利に、中後が、深井が、貢献してくれたら、嬉しく思う。

ベガルタ仙台のベテランストライカーであり、また、かつて鹿島アントラーズの若きストライカーでもあった平瀬智行。

彼がJ1に帰ってくる。

古い鹿島サポーターならば忘れられない選手の一人だろう。柳沢と同期、彼らが高校年代の頃にはストライカーの当たり年と言われ、高校ナンバー1と謳われた柳沢、スピードと高さの平瀬の他、流浪のストライカー福田健二(彼を知らない方は、こちらのリンク先をどうぞ。話は重いです)もいた。

まさしく超高校級であった柳沢と平瀬の鹿島入団決定を知った時、私は「これで10年は鹿島のFWは大丈夫!」と心強く思ったものだ。「てか、二人共、鹿島にもらっちゃっていいの?」ってくらいだった。

この二人が期待ほどの選手になったか…、それは簡単には言えない。ただ、彼らのサッカー選手としての歩みは順風満帆ではなかった、それだけは確かだ。

仙台移籍直前、すでに現役引退を決めていたことを平瀬自身がサンスポで語っている。

仙台で甦った平瀬が、来季、ひさびさに鹿島スタジアムに帰ってくる。スカパーでプレイは追っていたが、鹿島相手にどこまでやってくれるか楽しみだ。

まあ、もうサッカー選手としては若くはないから、まず試合に出てきてくれるか、そこからが心配なのであるが。そんな一ファンの心配を思いっきり見返すようなプレイを期待している。

日本代表の南アフリカ遠征のメンバー変更。

川崎の中村憲剛が負傷離脱、興梠が召集された。

憲剛の代わりというよりかは、森本の代わり。途中出場FW枠での召集であり、実際、他の当落線上FWと比べて調子自体は興梠が一番良い。

しかし、近視眼的には、鹿島アントラーズにとって迷惑な話ではある。

やっと数ヶ月に渡る不調から脱した興梠が、また代表で不調になって帰ってくるとしたら、たまったものではないからだ。

逆に、リーグ戦優勝争いのライバルである川崎は、エース憲剛をリーグ戦に集中させられる状況になった。

優勝争いも佳境に入っている状況で、代表に選手を取られるのは痛い話。「川崎よ、得したな」と見る向きも、狭量なタイプの鹿島サポの中にはあるかもしれない。

ただ、中・長期的な視野に立てば、興梠・内田・岩政あたりに海外アウェイを経験させてもらえるのは、ありがたいことかな、そうも思う。

興梠・内田・岩政には、今年以上に成長してもらわないと、来年のACLもほどほどのところで敗退してしまうだろう。国内リーグ戦だけでは、ちょっと、一段上の選手になるだけの経験値は積めない。

海外アウェイ、しかもワールドカップ開催国で良いきっかけを掴んでもらいたいものだ。真の一流は場所を選ばず、全ての経験を力に変えるもの。三人には期待している。

それから、もう一つ、彼らが抜けることによる若手の出番にも期待したい。

天皇杯神戸戦では代表組が抜け、リーグ京都戦ではマルキーニョスと岩政が出場停止になる。

もう、今年は、控え選手へのチャンスは何度も残っていまい。

本当は、鹿島のような育成型クラブの場合、優勝を決められるものならば早々と決めてしまえた方が良かった。ギリギリの勝負が続くと若手を試合に出すことができなくなる。

今シーズン前、「今年、増田・遠藤あたりが出てこないと、来年以降、苦しくなるな」と思っていた古参サポは少なくないはずだ。

残念ながら、夏場以降の連敗のために若手を出す余裕などどこにもなくなってしまった。今ではスポーツ紙にも『鹿島が香川・金崎に興味を示している』と出てくる状況になっている。

大迫も試合には出ているが、しかし、もう2、3点は欲しい。

優勝を全力で追う状況であるが、来年に向けての好材料も求めたい。ピンチはチャンス、そう捉えたい。

試合には無事に勝った鹿島アントラーズ。

だが、私は昨夜、あることが心配で、少し、寝付きが悪かった。

前回の記事の最後にもチラッと書いたが、「ダニーロが風邪ひきやしないか?」ってことだ。

晩秋のカシマスタジアム、試合中のベンチで布団もかけずに寝そべっていたら、親でなくとも心配になる。

「枕と掛け布団はどうした?」「なぜ、寝袋を使わない?」のかと。

私以外の鹿島サポも心配したと思う。

ということで、寝具メーカーの西川産業様のホームページから眠りについて調べてみた。

そこには、快適な眠りの条件について丁寧に書かれていた。

その1 良い寝環境で眠ること
その2 良い寝具を選ぶこと
その3 健康なからだを維持すること

その1の『良い寝環境で眠ること』だが、更に詳しく、以下のように書かれている。

『まわりがうるさかったり、まぶしかったりするとなかなか寝付けませんが、これは音や光が脳を刺激するからです。従って寝室の環境には、静かさ・暗さが欠かせない条件となります。』

うーむ、スタジアムのベンチは、とてもじゃないが、この環境からは程遠い。うるさいし、まぶしいし。音や光がダニーロの脳を刺激しまくったことだろう。道理でダニーロがちゃんと眠れていなかったわけだ。

『それぞれの住宅事情により、独立した寝室を持つことは難しいかもしれませんが、照明や部屋のインテリアなどを工夫して、心地よく眠れる環境を作ることが大切です』

たしかに、住宅事情…っていうか、ベンチ事情もあって独立した寝室を持つことは難しいところだ。ただ、ベンチ内の照明やインテリアの工夫の余地はあるかもしれない。

その2『良い寝具を選ぶこと』では、良い掛け布団と敷布団の条件について書かれている。

だが、ダニーロに関して言えば、そもそも、掛け布団をかけていないことが問題なのであって、まず、掛け布団をかけることを強く勧めたい。

最後、その3『健康なからだを維持すること』。

そこには、『睡眠はからだやこころの影響を受けやすいので、からだの痛みや不安・ストレスなどを抱えたままでは、なかなか眠れません。家ではゆっくりとくつろぎ、休日には軽く汗を流すなどしてストレス解消に努め、日ごろから健康な状態を保つようにすることが、快眠への条件です。』と書かれている。

これはダニーロ、問題ないだろう。家どころかスタジアムでもゆっくりとくつろいでいるし、後半途中出場だと軽く汗を流すなどしてストレス解消になる。日ごろから健康な状態が保たれていることは間違いない。

今シーズン、残り試合は少なくなったが、チームメイトにはダニーロが安心して眠れるような試合展開を今後もお願いしたいものだ。

鹿島×山形は2-0で勝利。

鹿島としてはクオリティの高い試合を見せてくれた。

毎年、終盤にチーム状態のピークをもってくるオリヴェイラ監督だが、今年もようやく(本当にようやく)鹿島のピークが来たか、そう実感させてくれる試合内容だった。

それを象徴するのは中田浩二だろう。

今シーズン、度々の出場機会はあったものの、本来のパフォーマンスは発揮されていなかった。

しかし、出場時間が少ない間もトレーニングを続け、コンディションを上げてきていた。そして、この終盤に来てのスタメン復帰。

今日の試合でも、中盤の底に構えて、抜群の読みでポジションを修正しながらボールを奪取し、展開し、積極的に声を出しチーム全体への統率力を発揮していた。

それから、小笠原。中田の復活と自身のコンディションアップによって、彼も輝きを取り戻してきた。

やや過負担だった守備と統率の役割が中田に分散され、伸び伸びと攻撃の仕事をしている。圧巻は先制点のアシスト。相手ディフェンスを長い距離引きずってのドリブルから、一本のスルーパスを通したプレイ。まさに小笠原ならではのもの。

セントラルMFがしっかりすると、周りも安心して動ける。

本山、野沢、マルキーニョス、興梠ら攻撃陣は縦横無尽に動き回る。

特に家族総出の応援を受けた興梠は、山形のCBレオナルド相手にスピードで完全に優位に立ち、1点目は裏への抜けだしからのゴール。2点目は抜きかけを倒されてPKゲット。背番号13が実に頼もしい。

これだけ中盤や前線がボールキープできる展開だと、サイドバックも信頼して上がれる。

今日の新井場はキレキレのアタッカー状態で、一人二人を軽々とかわしていく。内田も特に前半は幅広い動きで調子が上向きであることを見せてくれた。

岩政、伊野波の両CBも、まず安定。曽ヶ端は、ぶっちゃけ仕事がなかった。だって、この試合、山形のシュート数0だったもの。ただし、曽ヶ端に関しては元々が怖い顔をしている上に、茶髪の坊主頭により魔除け効果が更にアップしている。今日もチームの無失点に大いに貢献したと言える。

ゲームを支配したという意味において、今季、1、2を争う試合。優勝争いも順位表も関係なく、鹿島がJ1トップクラブということが観客の目に明らかになるような試合。

これだから鹿島サポはやめられない。

その中で残念だったのは、マルキーニョスと岩政が不必要なイエローカードをもらってしまったこと。通算4枚目により次戦は出場停止。

アウェイの京都戦で、チームの要である二人の同時出場停止は本当に痛い。二人も事の重大さを感じていたのだろう、イエローもらった後には「もらっちまった!」感が伝わってきた。

ただ、どんな状況であれ、鹿島が勝ち続けなければならないことには変わりはない。上の川崎ばかりを気にしていたところで、すぐ下にはG大阪がいる。兎にも角にも勝ち続けるしかないのだ。

ただ、今日のところは、素晴らしい試合を見せてくれた選手たちに感謝したい。日々、密度の濃い練習を継続してくれていることが十二分に見られた試合であった。

あ、ダニーロは枕と掛け布団を持ちこんだ方がいいかもね。風邪ひくぞ!

プロ野球日本シリーズ、巨人が日ハムを下し、見事に日本一に輝いた。

やはり、巨人は強かった。

選手個々の能力の高さもそうだし、それらを生かす原監督の采配、統率力。今年のWBC優勝の時も感じたけれど、いよいよ監督として円熟期に入ったな…と。

勝って当然と思われる戦力であっても(その戦力を整えるのにも監督の力が大きいわけだが)、それを生かし切って優勝するというのは、並大抵のことではない。

球団の資金力、ファンの支持、監督、選手の力量、全てが高いレベルでまとまっていた、日本一に相応しい日本一であったと思う。

対する日ハムは、大エースのダルビッシュが万全であって始めて巨人と渡りあえる戦力なわけで、ダルビッシュの故障が日本シリーズ敗退に響いたのは否めない。

第2戦で無理して登板して、手投げだけ(っていうか、それしかできなかったから)で巨人打線を抑えきったダルビッシュには鬼気迫るものがあった。これほどの投手がいるといないとでは大違いだ。

私はスポーツ全般を観戦するが、しかし、日本のプロ野球は、本当にレベルが高くて驚きに値する。今の巨人ならヤンキースにも勝てるんじゃないのか?簡単ではないだろうけれど、いい勝負ができる気がする。

さて、Jリーグに話を戻すと、「巨人が強い年は鹿島も強い」のは少なくない鹿島サポーターが御存知のことだろう。

巨人の日本一は、鹿島にとっても朗報である(と、思ってみよう)。

今日は山形をホームに迎える。

王者を目指す以上は、どんな相手にも全身全霊で向かうしかない。

巨人が日本一になった昨夜、ACLにおいて浦項がアジアチャンピオンを戴冠した。彼らの攻守に渡る全身全霊のプレイには凄みがあった。

あの闘志を基盤にしたハードワークと激しい当たりを前にしたら、並の日本人選手は圧倒されて自分のプレイを見失い、あっさり敗れ去るだろう。FCソウルに敗れ去った時の鹿島は、まさにそうだった。

今日の試合、鹿島アントラーズが闘志全開で戦えるよう、皆で後押ししよう。

そう、プロチームは「一試合」闘志を出せるだけでは評価に値しない。「毎試合」コンスタントに闘志全開でプレイできなくてはな。

今日も全力で行こう。

スポーツ紙報道になるが、パク・チュホに浦和と磐田が目をつけているようだ。

新移籍制度施行で、どのような選手の動きが出るか少し楽しみにしていたけど、実際に鹿島の選手が狙われるのは複雑な気分になる。

心情的に、チュホには来年も鹿島にいて欲しい。鹿島から海外クラブへ移籍するのならば快く見送るつもりだが、他Jクラブへの移籍は嫌。

ただ、今冬の移籍マーケットの魅力的な選手には違いない。

「移籍金ゼロ」「年俸も高くない」「各クラブ人材難の左利きの左SB」「ボランチもサイドハーフもできる」「若い」「アジア枠」「日本語も使える」などなど。良いところは他にもたくさん挙げられる。

とは言え「まだ、これからの選手」というのもたしか。

得点に絡む仕事は、それほど見せてくれているわけではないし、人に食いついてしまう守備(これは、いい面もあるのだが)で裏のスペースを使われてしまうこともある。攻守共に、まだ学ぶところがあるように思う。

それを鹿島にいて学ぶ方が良いのか、それとも他クラブで試合に出まくった方がいいのか、もしオファーが本当ならばチュホの判断に注目したい。

まあ、しかし、選手を取られる話ばかりではサポーターとしては面白くない。

そのように思っていたら、ウソか真か、鹿島が香川・金崎獲得に関心を示しているとのこと。

ソースは中日スポーツ

二人については、実力・将来性は申し分ないが、他クラブも獲得に手を挙げているので実現性はウスイ気がする。金の積み合いになったら鹿島が勝てるわけがないからね。

それでも、大岩みたいに来てくれる選手は本当にありがたいけど。

以下、金崎、香川は別にして、個人的に鹿島に欲しい選手を挙げてみる。戯言として聞き流してもらえれば助かる。

ブラジル人の強力なアタッカーを一人取れれば、来季は5連敗はしないはずだ。

そういう意味で、例えば、大宮のラファエルは理想的。高いし、ウマいし、キープできるし。人柄も真面目でインタビューも非の打ちどころがない。田代と大迫とダニーロの3人を足して2で割ったみたいな能力の持ち主だ(3人を貶めているわけじゃない。今のラファエルが凄い)。

大宮のスカウトには天才がいるのだろうか。鹿島にもラファエルくらいの掘り出し物選手が入ってくれればいいんだがね。

ただし、来季も5連敗のリスクを背負う覚悟が大多数のサポーターの中にもあるのならば外国人補強ナシでもいいかなとも思う。レンタル中の選手を戻すことができれば、それでもやれなくはない。

他、鹿島ノルテ出身の柏・大津は、鹿島に欠けている「単独で状況打開するサイドアタッカー」の才能がある。彼の動向は気になる。

その他、気にしている選手は何人かいるんだけどキリがないからやめておこう。色々考えても、結局「若手の成長に期待して補強ナシ」の可能性がなきにしもあらずだけど、あくまで空想ってことで御容赦を。

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本田泰人さんと高岡由美子さん夫妻が離婚したとのこと。

以前、高岡さんのブログを拝見した際に、二人が別居状態だということ、精神的にすれ違っていることが書かれていたので、ついにそうなったか、というのが正直な感想。

通常、私は有名人の離婚話に興味はないが、本田さんは鹿島レジェンドの一人であるので、本田さんの家庭の不幸は残念である。

まあ、ただ、人生、何が不幸で何が幸福かは分からんところがあるので、もしかしたら、面倒な夫婦関係から解放されてお互いにせいせいしている面もあるかもしれん。

とりあえず思うのは、サッカーがうまくなることよりも、仕事だけで成功するよりも、人生を充実して生きる、身近な人と仲良くやれる、そんなパーソナリティを自分の内側に打ち立てることの方が大変で大切ってことだ。

私なんか、マラドーナとかC.ロナウドよりも、そのへんの農家で50年仲良く夫婦やってる人の方が、よっぽどエラくて尊いと思うタイプの人間なので、とりあえず、「本田さんも修行が足らんな」と言っておく。

一応、妻帯者の先輩として、私から独身の読者諸君に申し上げたいこととして、嫁さんを顔とスタイルで選んではならんということだ。特に美人とブスはいかん。美人はちやほやされてきたから自己中が多いし、逆に極端なブスはひがみ根性が身についていることが多い。

絶対にダメってことはないが、彼女らとお付き合いする場合は注意してかかるべしだ。

そして、嫁さんに相応しい女性の条件を一つだけ挙げるとすれば、それは「鹿島アントラーズサポーターであること」。

高岡さんは元々の鹿島サポでないのが良くなかった。

いやー、まさか、ここまでの騒動になるとは。

川崎フロンターレ選手たちのナビスコ杯表彰式でのマナー違反。賞金返還とは只事じゃない。

テレビで見た限りでは、そこまで態度悪いとは感じなかったので普通にスルーしていたけど、そんなにひどかったの?

どっちにしても、自分の目で見ていないので批判も肯定もしない。

ただ、選手のマナー違反での大騒ぎに、私はJ初年度のチャンピオンシップを思い出した。

徹底したヴェルディ寄りのジャッジに激怒したジーコが、カズの蹴ろうとしたPKのボールに向かって唾をはいたシーン。

プライド高め系の鹿島サポに言わせれば、「森なんかのガム噛みと一緒にするな!」と叱られそうだが、私の性格的に、「自分たちは特別」とか「自分たちには大義があった」ってのは大嫌い。正当性や理由はともかく『著しいマナー違反』という点では同じ。

川崎サポの中には、川崎選手たちの態度を擁護する声もあるだろうが、ただ、少なくとも、社会で働いている人で、その行為が良かったと思う人はいないだろう。

良くはないのは分かっているんだけど、愛する選手たちが叩かれてるので守らなければならない、というのが本音だと思う。「ぜひとも、もう一度、表彰式でやってくれ!」っていう川崎サポはいないはず。

また、例えば、同じ行為を鹿島の選手がしたとしたら、きっと、今、川崎の選手を擁護している人も、鹿島の選手を責めることだろう。

逆に、鹿島サポでも、ジーコではなく、闘莉王がPKのボールに唾をはいたら、どんなに正しい理由があったとしても叩きそうだ。

何が言いたいかというと、「どこのクラブにも起こり得る事件」ってことだ。今、調子に乗って川崎を叩いている人、少し、落ち着きなさいよ、ってことだ。

どんなに正当な理由があっても、調子に乗って人を叩けば、いずれは我が身に降りかかる。他者を批判する時、その時は、よくよく慎重になるべきである。

夫婦関係だって、親子関係だって、恋人関係だって、友達関係だって、そうだろう。

正しいこと、立派なことを言う人間がエラいんじゃない。正しいことを言うときに、恥じらいを持てるくらい人間の方がカッコイイ。

…と、それとは別に、協会やJリーグの爺様方が川崎の選手の態度に激怒していたけれど、それはそれでいいと思う。彼らは、そういった役目。黙っていたら、それは川淵氏ではないし、鬼武氏でもない。

上の人間を批判するのがカッコイイと勘違いする輩も少なくない世の中ではあるが、私たちは年寄りの言葉に素直に耳を傾ける余裕を持っていていい。

「表彰式でガムを噛んではいけない」

それぐらい、素直に聞けば済むことだ。

ナビスコカップ決勝、東京×川崎は2-0。東京のナビスコカップ優勝。

おめでとう!FC東京の皆さん。表彰式での選手・監督・サポーターの表情からはテレビ越しでも感動が伝わってきた。

石川、いいヤツだよな。城福監督が嬉しそうに選手たちを見守る姿も、なんだか微笑ましかった。

ナビスコ、ずっと取れてないけど、羨ましいもんだね。来年は取りたいなあ…。

さて、試合内容をサクッと。

今季のリーグ戦での東京は川崎相手に0勝2敗。怪我人が続出していることもあり、ほぼベストメンバーの川崎に対して圧倒的不利が予想された。

しかしながら、有利なハズの川崎は力を発揮できず、不利なハズの東京はモチベーションMAXのプレイを貫く。

川崎では、ジュニーニョが決定的な先制点のチャンスをフカしたのが痛かった。

U-17代表もそうだったけど、特定の選手への依存度が高いチームは、その選手が不調だとモロに煽りを食う。

攻めながらも決められない間に、東京・米本に無回転ミドルで先制点を決められる。

川崎は前線の守備力が低いだけに、ボールを奪わなきゃならない展開になると苦しい。

どの試合でも先制点は勝敗を左右するけれど、「決勝戦であること」「川崎の前線の守備力の低さ」の二つが加わって、いつも以上に先制点が重要だった。

対して東京。

米本は新人王確定かも。横浜FMの渡邉が、もうちょっと点を取れば分からんけど。

守備でここまでやれる高卒新人選手って、J史上でも珍しい存在だ。この決勝戦だけでなく、リーグ戦でも、この試合と同等以上のパフォーマンスを見せている。まさか決勝でゴール、しかも先制点を決めるとは。麦わら帽子が似合いそうなのに、大したものだよ。

平山も、復活…、というか、成長を世間に印象づけたと思う。ユース年代での実績から怪物と言われていた平山だが、所詮、ユース年代での活躍は子供大会での活躍に過ぎない。

今シーズンが初めてだろう、プロ選手としてコンスタントに活躍している平山は。大型選手だけに、まだ伸びる。これからも活躍してもらって、そして、天然なコメントを発してもらいたいものだ。

でも、一番の驚きはGK権田。

サイドから何度もクロスを上げられるも、権田が積極的に飛び出して弾き出していた。4月の鹿島戦では不安定極まりなかったのにな。別人になったかのような成長ぶり。

そういった個の成長がナビスコ戴冠に結びついたことを考えると、彼らに成長の機会を与えた城福監督こそ本当のMVPと言っても過言ではない。

平山なんて、田原コースだと思ってたのに。ウソみたいに復活したね(田原は田原で遅まきながら復活したけど)。

最後、鹿島につながる話をすると、あんまり試合前から「不利、不利!」って流れを作ってしまうと、この試合の東京のように、不利な方に思い切りの良さを与えてしまうことがある。「コンチクショー!俺たちの力を見せてやる!」って対戦相手に思わせるようなことは、避けた方が良い。批判するなら、シーズンオフか中断期間にした方が良い。

それもあって、私は基本的に、他Jクラブを批判とか刺激することを書くのは極力避けている。思ったとしても言わない。アクセス数をそれなりに頂戴しているブログだけに、対戦相手サポーターが読まないとも限らないから。

リーグ戦は残り4試合。デリケートな時期だ。対戦相手にブーイングするよりも、鹿島の応援に集中しよう。その方が鹿島が勝利に近づける。