鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
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すげーっ、優勝したよ。

いやー、大したもんだ。素晴らしい!

李忠成のダイレクトボレー、まさか決まるとは…。

長友のクロスが上がり、李がインパクトする瞬間、ぼくには大きくクロスバーを越えていく未来ヴィジョンが見えたのに…。

やるなあ、忠成。

GK川島もフマキラーヘンテコCMよろしく、ビッグセーブ連発。

いやはや、助けられた。ありがとー!

全くもって、めでたい、実にめでたい。

この優勝は予想以上だなあ。

大会前の怪我人続出と準備期間不足から、正直、てっぺんまでは厳しいと見ていた。

実際、粗い面は多々あった。

しかし、それでも最後まで勝ち抜いた。この優勝の価値は高い。

韓国とオーストラリアと開催国カタールに勝ってるしね。

日本代表選手たちの成長力、これには驚くばかり。

例えば今大会MVPの本田圭佑。

2008年の北京五輪三戦全敗直後には、多くのメディアやサッカーファンから総叩きされた過去がある。

叩いていた連中に物事を見通す目がなかった…、のかもしれないけれど、それより、本田や長友、香川、岡崎らの意識の高さ、日々の研鑽は、凡人たちの眼力が及ぶ程度のものではなかったということだろう(※内田はJクラブ所属時から優勝に貢献してたから驚くほどではない)。

長谷部、遠藤、今野、前田たち中堅以上の主軸は「やって当たり前」の立場ながら、しっかり最後までやってくれた。

吉田、李、伊野波、細貝、西川らは貴重な経験を積み、参加賞にとどまらず勝利に貢献した。

出番に恵まれなかった選手、アピールしきれなかった選手たちも「国際大会で優勝するチームとはこういうもの」と内側から体験したことは後々、プラスになる。いや、プラスにせねば。

ザッケローニ監督は選手たちの成長曲線を止めなかった。監督とスタッフ、長谷部主将を中心に、テレビ越しに伝わって来るチームの一体感は出場チーム中ナンバーワンだった。決勝での長友を一列上げる采配、李投入は妙手であり、「監督の格」も大きな勝因と言っていいだろう。

改めて、おめでとう!日本代表の全選手、全スタッフ、全サポーターの皆さん!

今は、ただ、勝利の余韻に浸って欲しい。

それからアントラーズ関係、岩政と伊野波と本田拓也と内田。

皆、怪我することなく終えられて良かった。

特に大ちゃん。決勝では前回からのプラスアルファを見せてくれた。

皆、堂々の優勝メンバー。鹿島から3人+1人を出せて嬉しく思う。

それぞれ疲れを癒し、次の成長機会に備えてくれ!

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アジア杯決勝を控えた日本代表。

先日のスポーツ報知。攻撃の柱、本田圭佑のコメント。

『もっとできるというのが僕のイメージ。まだ自分の良さを出し切れてない選手がいるし、人任せな部分がある。そこからミスやピンチを招くシーンが見られた』
『一言で言ってしまえば、力のなさ。不用意なファウルを何回も与えたり、クリアできるところをしてなかった』
『ウチのDFラインには、この4人が並ぶだけで崩せる気がしないというのを与えるオーラが足りない』
『アジア杯はあと1試合で終わるけど、もっと大きな目標に走り出してる。成長のスピードを上げていかないと』


「オーラが足りないDF」には、当然、韓国戦にフル出場した岩政も入ってくるはず。終盤交代出場ながら、跳ね返しに貢献できなかった伊野波が入っていてもおかしくない。

ビッグマウスと評されることもある本田だが、少なくとも嘘を言うような男ではない。また、意味のないチームメイト批判をメディアの前で喋る男でもない。

要は「もっと意識高くプレイしろよ!ブラジルW杯で優勝できないぞ!」ということだろう。

まあ、私が本田のコメントに乗っかって「オラ、岩政、伊野波、ちゃんとやれよ!」と責め立てるつもりはない。

彼らは彼らの全力を尽くしてくれているから。

ただ、「オーラがあるか?」と問われれば、たしかにそのようなものは感じられない。

例えば、かつての秋田豊と比べれば、全然。

岩政のJ通算得点はすでに秋田を超えているし、秋田も達成できなかったリーグ三連覇もしているのに、全く秋田を超えた感が無い。天と地ほどの差がある印象。

秋田全盛期、我ら鹿島サポーターは相当な自信を持って秋田を代表に送り出したものだ。

「秋田なら大丈夫」。
「相手エースをどう抑え込むか、楽しみだぜ」と。

岩政、伊野波だとそうはいかない。

「出てミスしなきゃいいけど」
「それなりにやってくれれば十分満足」

もっと言えば、我らは最初から言い訳を用意している。

「鹿島の選手が代表でダメなのは代表監督のせい」
「鹿島のメンバーで組ませてくれれば活躍するんだ」
「鹿島で活躍してくれれば、それでいい」

冷静に思い返してみれば情けない話だ。秋田にそんな言い訳は要らなかった。

戦術もメンバーも関係なく、そこに秋田豊の存在があった。鹿島サポーター以外からも多大な信頼を受けていたものだ。

「秋田がいる。空中戦は勝てる。きっと敵エースを完封してくれる」

別に秋田はこれっぽっちも天才じゃなかった。岩政の才能が劣るとは思わない。

最大の違い。

それは「経験」だと思う。

経験から得られる「判断力」。傍目には見えにくいような「小さな個人戦術」の「多くの蓄積」。

その差。

余裕の持てる普通のJリーグの試合では出にくいが、追い込まれる国際基準の試合では大きな違いとなって顕れてくる。

秋田伸び盛りの頃のJリーグには、今の中東以上に代表級選手が集まっていた。

名だたるアタッカーだけでも、ストイコビッチ、エムボマ、カレカ、ストイチコフ、スキラッチ、ディアス。他にも名前を挙げたらキリがない。

彼らと毎週リーグ戦でマッチアップしていた上に、なおかつ現役バリバリのW杯優勝メンバーまでがチームメイトだった。

特にジョルジーニョ。

当時、世界最高の右サイドバックと謳われていた。

その彼が、同じグラウンドで全力で練習に取り組んでいる。やり過ぎなくらいやっている。

世界最高峰の男が全力で練習をしている。秋田は、その基準で練習していた。

「国際基準のアタッカーと日常的に対戦し、練習はジーコ、ジョルジーニョ、レオナルドら世界的に高名な選手と一緒」。その経験が「努力のCB秋田豊」の血となり肉となった。

今でも鹿島には当時の伝統が受け継がれている。

…が、CBの積める経験の質が、Jリーグの経済的地位低下と共に落ちてしまったことは否めない。

それを埋め得るものがクラブワールドカップであったり代表に選ばれてのW杯なのだが、なかなか、思うように出場できていない。

対戦するアタッカーのレベルが低ければCBの成長は遅くなる。

更に良くないのが二つ。

一つは「鹿島はJリーグで強い。前からの守備が強くて後ろまで攻め込まれる回数自体が少ない。攻められたとしても難しい状況は極めて少ない」ということ。

海外でもGKやDFの選手などを「弱いチームにレンタルで出して鍛える」のは一つの常套手段。20年の歴史がありながら、一人として鹿島で高卒CBが大成していないのは決して偶然ではない。

もちろん、強いチームは強いチームなりに「勝者のメンタリティ」であるとか「ゲームの流れを読む力」であるとかを得られるが、ちょーっと、岩政と伊野波に関しては、一定以上の相手との対戦経験、不利な状況での守りの経験が不足している。

もう一つ。

これは自省を込めてだが「勝者のメンタリティ」の負の部分。

「勝てば内容は問わない」「優勝したら万事OK」というサポーターの生み出す雰囲気は、成長途上のクラブ、成長途上の選手には必ずしも適切なものではない。

優勝直後の数日間はシンプルに喜んでいたいし、それこそサポーターの正しい姿である。私は今後もそのようにあり続けるだろう。

しかし、「優勝という結果」によって、不足部分まで完全に忘れてしまう、あるいは触れないようにするのは、成長していくクラブのサポーターとしては良いとは言えない。

結果だけを見れば「J1最少失点、三連覇の鹿島DFは日本一」ということになる。

現実に代表戦を見れば、全然、そんなことはないわけで。

「よくこんなドタバタ選手たちでJリーグ最少失点だったな…」と他Jクラブサポーターからの感想が耳に痛いわけで。

「最少失点」は素晴らしい成績だけれども、同時にプレイの内容、質というものを、しっかりサポーターが見てやらねばならない。

大体、「結果だけ良ければOK」なんてのはブラジル流じゃない。それはイタリア流。

ブラジル流は結果も内容も求める。クラブ20周年、一サポーターとしてそこに回帰したい。

岩政は国際レベルではもっと間合いを詰めないといけないし、詰めた場合にもかわされてはならない。何度も同傾向のファウルを取られていてはいけない。パススピードを上げて、味方が次のプレイをしやすい位置にパスを出してあげなければならない。

伊野波もコルドバやカンナヴァーロを目指すなら、もっともっと空中戦の技術を磨かなければならない。身長の問題ではない。ポジショニングと動き方、競り合い方、意識と技術の問題だ。守備でも攻撃でも、全ての判断を1.2倍以上速くしなければならない。

オーラなんてのは受け取る側が感じるものだ。

「能力・実績・自信・立ち振る舞い」を兼ね備えている人物に対して、周囲の人間が勝手に感じ取るだけだ。

キッチリ実力を付けて、毎試合自信を持ってプレイできるようになれば自然とオーラなんて出てくる。

前提となる実力が足りないからオーラが足りないだけ。

岩政、伊野波。

本田拓也も。

アジア杯での経験を実力に変えてくれ。

三人の成長なくして、ACL戴冠は、まず考えられない。

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アジア杯決勝の担当主審が発表された。

ウズベキスタンのラフシャン・イルマトフ氏。

レフェリーに興味のあるサッカーファンの間には名の知れ渡った、アジア最高の主審だ。

南アフリカW杯では日本の西村氏と共に、欧州のサッカーメディアから称賛を浴びている。

『主審と副審は試合が荒れたときに責任を追求されるものだが、ラフシャン・イルマトフ氏と西村雄一氏の本日担当試合でのレフェリングは褒め称えられるべきものだ』

『ウズベキスタン人で最も国際的な有名人であろうラフシャン・イルマトフ主審。ゲームをスムーズに流し、あらゆるジャッジにミスがなかった』

『ウズベキスタン人レフェリーの割当ては試合前、疑問に思われた。ラフシャン・イルマトフ主審は実力以外のもので選ばれたのかもしれないと噂されていた。しかし、イルマトフは彼自身のレフェリングで噂を吹き飛ばした。

『最も若い、世界最高のレフェリーの一人であるこのウズベキスタン人は、この試合をインテリジェントにコントロールした。彼は両チームに公平だった』


アジア杯グループリーグ、日本×サウジアラビア。

5-0で日本代表が勝ったこの試合、審判団が表立って目立つことはなかった。

つまり、この試合を担当していたのがイルマトフ氏のウズベキスタン審判団だ。

優れた審判団ほど目立たない。

やはり、大して調べもせずに「アジアの審判はヘタ」などと言うべきではないのだ。

一流は一流。どこの国にいても。

但し、ハナからジャッジを疑ってかかれば、どんな審判でもヘタに見えてしまう(これが一般的なJクラブサポーターがJリーグ主審を見る時のスタンス)。

そして、逆に、上手いレフェリーと信じ込んでしまえば、多少のミスジャッジにも目を瞑ってしまう(これが一般的な日本人欧州サッカーファンが欧州の主審を見る時のスタンス)。

正解は、おおよそ真ん中のところにある。

フラットな目で見て、初めてレフェリーの本当の実力が分かる。

アジア杯決勝は日本×オーストラリア。

タイトルの懸かったビッグマッチ。テンション高く、フィジカルコンタクトの激しい試合展開が予想され、イルマトフ主審と言えども決して簡単な試合にはなり得ない。

日本×サウジは、ある意味、ウズベキスタン審判団にとっては余裕だった。

決勝では、その真価を見せてもらえるのではないかと個人的に期待している。

もちろん、我々サッカーファンが見るべきは第一に選手たちである。

審判団は黒子に過ぎない。

選手たちが終始フェアプレイを貫きさえすれば、あるいは、ギリギリの接触、ギリギリの駆け引きがなければ、審判団に大した仕事はないのだ。

しかしながら、現実はそうではない。

大舞台ほど身体と身体がぶつかり合う。両チームで判定認識の行き違いも起こる。

だから、審判団は難しい判定を迫られる。

そんな時、判定の意図や判定ミスの原因を推測できるようになったなら…。

レフェリーに必要以上の疑いを持つことはなくなり、より少ないストレスでサッカー観戦を楽しめるようになるだろう。

素晴らしいジャッジに気付いて感嘆することもあるだろう。

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今、書店に置かれている週刊サッカーマガジン(2011.2.8号)。鹿島アントラーズサポーター買いの内容なので、ご紹介。既に購入済みの方はスルーしてくだされ。



浦和のマルシオ・リシャルデスが表紙だから一見すると購買意欲は湧かないけれど、お小遣いがひっ迫していなければ買っていいのではないかな。

J1全18クラブのGM・強化部長たちがクラブとしてのビジョンを語っている。

鹿島の鈴木強化部長インタビュー記事では『このチームを成功させるためには、フロントのチームマネージメントと監督の選手起用法である程度のローテーションにより多くの選手を出場させる事が必要です。このあたりも監督とは話し合って方向性を確認しています』(週刊サッカーマガジン2011.2.8/ベースボールマガジン社より引用)とある。

生まれついての固定王、三度の飯より固定が大好きであるオリヴェイラ監督がどこまでこなせるか未知数だが、しかし、柔軟かつ適切なローテーションは必須事項。期待と不安を持って見守ることになろう。

他クラブではセレッソ大阪の梶野強化部長が『セレッソ大阪を鹿島化する』と恐ろしい発言をしている。

いやいや、セレッソはセレッソのままで十分素晴らしいですから!これ以上、鹿島から勝ち点を奪わないでいただきたい!

そのように申し上げたい。

それから、新外国人カルロンのインタビュー記事が2ページに渡って掲載されている。

例えば、バス代がなかったという貧乏話。

バスに乗るお金がなかったこと。学校の制服を着て学校に行くときは、公共の交通機関が生徒を無料で乗せてくれるんだ。それで、練習に行くときも、学校に行くふりをしてバスに無料で乗っていた

鹿島入りによって、お母さんに家を買ってあげる夢が叶うとのこと。

読めばカルロンを応援したくなるだろう。

今週号のサカマガ、ぜひぜひ、お買い上げあれ。

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いやー…。

勝った…。

喜び以上に疲れ果てた。テレビ観戦なのに…。

とにかく勝てて良かった。

PK戦でも韓国代表相手に勝てたのは久々。これで次回アジア杯のシード権も獲得。

名誉と実利に繋がった勝利。

日本代表チームの皆さん、現地組サポーターの皆さん、お疲れさん。おめでとさん。ありがとさん。

しかしながら、こーゆー試合は、もう勘弁して欲しい…。

ただでさえ眠くなる時間帯で、ホント疲れた。

強敵相手とは言え、もうちょっと上手くやれなかったものかと思わないでもない。

でも、最後の最後、PK戦における川島の神懸かりぶりはシンプルに爽快だった。

SGGK降臨、盛り上がった。

その眉間の深く刻まれたシワ。

そろそろパッカリ割れて出血するんじゃないかと若干心配ではある。試合のたびに深くなるんだもの。

そして、我らがアントラーズから選ばれている選手は…。

代表経験の浅い中、よく勝利に貢献してくれた、自らの力を発揮してくれたと褒め讃えたいのは山々である。

けれど、(釈迦に説法だが)反省すべきところは反省頼む。

国内仕様のプレイ基準を一段二段上げていかないと、代表戦やACLで際立った違いをもたらすことはできない。

鹿島アントラーズ自体、アジア戦線では満足な結果が出ていないことを常に忘れてはいけない。

グループ連係MAXでも勝てていないのだから、それはグループを構成する個の能力、個の意識が十分に通用していないということ。

「鹿島のやり方でいい」と自信を持つのは大いに結構だが、プラスアルファが要る。

国内タイトル数を自らの力と勘違いすることなく、今後も謙虚に前向きに向上して欲しいものだ。

まだ成長できる。代表チームでの公式大会経験は国際基準到達への糧になる。

決勝戦で出番があれば、必ず今日以上のものを見せてくれ。

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マルキーニョスはオリヴェイラ鹿島の戦術上、重要なピースだった。

守備時。

マルキはビルドアップを始めようとする敵最終ラインにとって脅威となる。

激しく効果的な第一のチェイス。

これによって相手の攻撃開始は遅れる。あるいは制限される。

その間にアントラーズの選手たちは万全の守備体勢を整える。

通常、攻撃力あるFWは守備意識が低いことが多い。守備自体が上手くないことが多い。

これを後から植え付けるのは並大抵ではない。

マルキーニョスのシュートパターン、攻撃のアイディアの豊富さ自体はジュニーニョ(川崎)に及ばないが、守備では圧倒的にマルキ。

二年前までは攻撃での効きも秀逸だった。

抜群のフィジカル、競り合いのテクを生かしたキープ力で味方の上がる時間を作った(※視野は狭い選手だから、決してポストプレイが得手というわけではないが)。

スピードもあり、裏を突く恐怖を常に敵最終ラインに与え続けた。

独力での得点力も備えていた。

オリヴェイラ監督のサッカーにマルキーニョスは合っていた。

マルキーニョスは鹿島アントラーズのサッカーに合っていた。

更に本山や小笠原、内田らのコンディションも2007年終盤は良かった。

病気の影響が表に出てくる前の本山が攻守のバランサーに徹していた。マルキや野沢といった周囲の選手を気持ちよく攻撃させる役割を担った。

イタリアで試合に出ていなかった小笠原は疲れていなかった上に、戦術的・人間的に成長して帰ってきた。マルキや本山らが敵の攻撃を限定、狙いどころを絞り、そこで小笠原がボールを狩り取った。彼を起点とした高速トランジションが実現していた。

体調不良に陥る以前の内田。小笠原、本山たちがボールを持てば豊かなスピードで前方に進出した。彼らが封じられればフィードの起点になった。

マルキ、本山、小笠原、内田といった、各列の核となる選手たちが動けていた。

彼らを得たオリヴェイラ鹿島はピークを迎えた。

結局、サッカーは選手がするもの。

強力な選手が揃っていなければ、圧倒するようなサッカーはできない。「砂をまぶす」ことすらできない。

現在の鹿島の選手は、それぞれがポッカリと弱点を抱えている。主にフィジカル、体格、守備面で。

その「個々の弱点を隠し表面化させない」のが「砂をまぶす」ということ。全員が攻守に助け合い、弱点を弱点として出さないようにする。

それには一定以上のチーム総合力が要るわけであって、その一定以上のチーム力をコンスタントに出すには、核となる選手が安定している必要がある。

それがマルキ、小笠原、本山、内田だった。

彼らが旬の状態で揃っている時、鹿島は素晴らしきチームだった。

しかし、不幸にして、全員ほぼ同時期に衰え、全員ほぼ同時期にコンディション不良に陥った。

2007年の優勝は、実力抜群の優勝(前半ダメだった分はレッズの疲労自滅に助けられた)。

2008年は、小笠原の大怪我、本山の状態悪化もあり、チーム力は落ちたものの、マルキがピーク(MVP&得点王受賞)を迎えた。

2009年は、核となる選手たち全員、軒並みパフォーマンスが落ちた。二連覇チームにあるまじき五連敗を喫するも「鹿島のメンタリティ」「他に鹿島に太刀打ちし得るクラブがなかった」ことで優勝にこぎつけた。

2010年リーグ戦では、もう2007年終盤の面影はなかった。「チームのどこが悪い?」「全部悪い」としか言いようがなかった。それでも4位で天皇杯優勝なのだから、底力のあるチームには違いない。

さて、2011年にチームは新たなサイクルに入った。

勝っていくには、各列に核となる選手を得られるかに懸かってくる。

マルキのところにはカルロン、内田のところには西とハッキリしているとは言え、本山、小笠原相当の選手が限定しきれない。

二人の復活を期待したいのは山々であるが、それを当てにし過ぎるのは能天気。同ポジションのフェリペ、遠藤、増田、小谷野、土居君、柴崎君らがどこまでやってくれるか…。

十分に補強したように見えて、二列目と第二ボランチは変わらず若手の成長待ち。

であるから、実際のところ、次のピークは一、二年ほど先になるような気がしないわけでもない。

20周年記念で若手選手たちが急成長してくれれば…。

そうでもなければ、世間で言うほど、2011シーズンは楽なものにはならないと思うのだ。

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本日、静岡の等身大ガンダム見学に出かけるでござる。

「ガンダム」「ドラゴンボール」「スラムダンク」などの名作はサッカーブログを書く上でも役立つでござる。

逆にサッカー漫画であるはずの「キャプテン翼」はあまり役に立たないでござるよ。

あの漫画には「オフザボール」の概念が完全に欠落してるでござる。「オンザボール」だけ、その中でも派手な必殺技がサッカーの勝負を決める要素になってしまってるでござるよ。

日本にオフザボールの動きが拙い選手が多く、オフザボールの動きを見ないサッカーファンが多いのは、過去のキャプ翼大ブームも一役買ってるんじゃないかと少し思うでござる。

その点、ガンダムは「勝負における読み合い」を、ドラゴンボールは「力の劣るものは努力しても出番を与えられない現実」を、スラムンクは「地味な基礎練習の重要性」を教えてくれるでこざる。

異分野から学ぶことは有用でこざるね。

↓ぼくには、まだ帰れる場所があるんだ…
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伊野波がやったどー!

やー、よくやってくれたよー。

本人も言っていた通り、一試合通しての攻撃貢献は今ひとつなれど、最後の最後。

後半44分の決勝ゴール。

一人退場の数的不利でしっかり守り続けた上で、ヘバってもおかしくない終盤、あそこまで上がっていたことが素晴らしかった。

彼の無尽蔵の運動量が生きた。

試合後の純朴インタビューも好感度大。可愛い奴だぜ。

大ちゃんもよくやってくれた。

吉田や今野より空中戦に安心感がある(別の怖さがあるけど…)。

香川もようやくゴール決めた。

勝ち方自体は大いにテンションが上がるものだ。

完全アウェーの悪条件もあり、チームの機能性の問題もあり、課題山積の試合にはなってしまったけれど、今夜のところは日本代表の健闘を讃えたい。

お疲れさん。このまま優勝お願いしますぞ!

ま…、ちょーっと、このままじゃイランor韓国に勝てる気が、あんまりしない。

ザッケローニ監督の修正力に期待したいね。

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本田拓也(清水)の鹿島入りが正式発表された。公式サイト

例年夏場(2010シーズンは年間通して)頻繁に見られた「バイタルエリアが、特に後半20分を過ぎる頃からスカスカになる」というチームの問題点を一気に解決し得る人材。

本田選手の入団は大歓迎。

ポジションを争うことになる中田と青木には昨季以上のプレイを望むばかり。

「獲って終わりが強化の仕事じゃない」とは鈴木満強化部長の言葉。

選手たちが機能するかしないかは、チームスタッフやクラブ職員の下支えにもかかっている。

彼らの働きにも注目したい。

さて、これにて報道で名前の挙がっていた今オフの補強は終了。

補強ポイントは的確に押さえられており、98点のストーブリーグと言えよう(※-2点は第三CBへの若干の不安)。

これで「オリヴェイラ監督続投」も理にかなったものになる。

ご存じの通り、オリヴェイラ監督は日本において育成実績はほとんどない。

と言うより、「興梠」や「大迫」など明らかに優れている者にしか目をかけない。

ブラジルで「カカー」や「ロビーニョ」を見てきた基準そのままに、普通に優れている程度の日本人若手に対しては「アマチュア意識が抜けきれない」と見ているフシがある。

天皇杯優勝直後のオリヴェイラ監督コメント。

日本が抱える大きな問題という部分では競争意識の部分であると。高校生や大学生といったアマチュアのチームの選手もいれば、プロのチームの一員としてやっている選手もいる。その中で、本当にそのレベルで生活が掛かっている意識を持っているのか?と言ったら、できている選手は数少ないと思いますし、そこまでの意識はないと思います。
いきなりプロの世界に入って、メディアにチヤホヤされて間違った方向というか(自分のことを)スーパースターだと思ってしまっていても、まだ未熟な18歳の青年であって、いろんなことを学び歩み始める段階です。
』(J's GOAL)より

このコメントにも表れているように、オリヴェイラ監督は、日本人の若手選手を若さだけを理由にして無理矢理使うタイプではない。それはプロ監督なら至極当然であるにしても、その傾向が日本人監督より強いように見える。

逆に、大岩のような「プロ中のプロ」に対しては、年齢を重ねて衰えが見え始めても、毎年クラブに契約延長を要求していたくらい。

そういった「プロフェッショナルに徹する監督のスタイル」には、いい面も悪い面も両方ある。

日本の仕事文化は欧米文化圏とは違って、社会に出てから学ぶ比率が高い。多少未熟でも、上司が忍耐して使ってやらないと、若手の仕事意識が変わってこないことがある。「意識が低いから使わない」は、プラス面もマイナス面もある。

ただ、少なくともオズワルド・オリヴェイラを監督に据えた今の鹿島は、その色が強い。

それならば、その路線を継続するならば、「外から能力・意識の高い者を補強」せねばならんし、「能力・意識の劣る者は外で高めてきてもらう」しかない。

「オリヴェイラ監督続投」と「大型補強」「大量レンタル放出」は三点セットであり、極めて理にかなっていると言えるだろう。

まあ、私は日本人なので、どうしても若手好きというか、若手に賭けたいところもある。

今の若手や、レンタルバック組、レンタル組には一層の奮起をお願いしたいものだね。

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マルキーニョスの仙台入りがにわかに現実味を帯びてきた。

再びJリーグで彼の姿を見られるのは率直に楽しみ。

マルキ本人の第一希望は母国ブラジルのクラブで引退することだったろうが、「年齢」と「年俸」、それに「欧州やブラジルでの実績」からして、ちょっと難しかったか。

プロフットボーラーのピッチに立ちたいという欲求は何物にも代えがたいもの。

引退を決意した直後に渇望が湧いてくることすらあるという。

どうせなら燃え尽きるまでやって欲しいものだ。

なんならカズやゴンに負けないくらいやってくれてもいい。

マルキには、それだけの資質がある。

それなのに、「まだやれるのに、やりたいのに、チームがない」「プロとしての自分に相応しい条件を出すクラブがない」というのでは余りに残念。

手を挙げるクラブが現れた、条件面で合意できそうなクラブが現われたのなら、喜ばしいことだ。

ベガルタ仙台の、平瀬(元鹿島)の引退に至るまでの心温まる様子、手倉森監督の人間の確かさなどを思えば、安心して送り出せるクラブと言えよう。

少なくとも手倉森体制である限り、安心。

まあ、中には「アントラーズ以外のユニフォームを着ているマルキは見たくない」というような純朴な若いサポーターもいるだろう。

その気持ち、分からないではない。

私も子供の頃、当時大好きだった「太陽戦隊サンバルカン」のイーグル(主役)が、突然、役者交代になった時には大いにショックを受けたものだった。

NASAに研修に行くとか無理矢理な理由(※本当は役者の契約の問題とか視聴率の問題とかあったようだ)で次週から別の人がイーグルなんだもん…。

あれを経験しておいたおかげで、アルシンドの移籍なんかも痛くも痒くもなかったもんなあ。

そもそも長年サッカーファンやっていれば、選手の移籍については日常茶飯事になる。

前述したように、私個人的にマルキの仙台行きについては、「また日本で見られたら嬉しいな」「手を挙げるクラブが出てきて良かったな」「さてさて、どれくらいやれるかな」くらいの感想しか持ち得ない。

そうは言っても、鹿島は元々、移籍が少なめのクラブであるし、特に三連覇中に応援し始めた人にとっては、私にとっての「バルイーグル役者交代」に匹敵するショッキングな出来事なのかもしれん。

その傷ついた心には、お悔み申し上げるしかない。

但し、これぞ「サッカーは子供に大人にし、大人を子供にする」貴重な経験でもある。

子供であれば「ヤダヤダヤダヤダー!マルキは鹿島じゃなきゃヤダー!」とダダこねていればいい。

痛みを知って大人になれば「マルキへの感謝はそんなものなのかい?マルキへの応援はそんなものなのかい?世界のどこに行っても応援するのが本当の応援で本当の感謝なんじゃないのかい?」と、子供たちに問いかけられるようになる。

以前にも書いたけれど、再び。

『マルキーニョス、あなたの好きなようにやってください。あなたがフットボーラーである限り、どこに行っても応援します。怪我せず元気で。長く活躍してください。』

きっと、同じ気持ちの鹿島サポーターは多いのではないかな?

それくらい、皆が感謝してる。彼には。

だから、どこであれ、しっかりしたところに決まるといいね。

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日本対サウジアラビアは5-0の完勝。

既に二連敗で予選敗退が決まっているサウジの脆さが目立った。

そうは言っても、「状態の悪い相手に大量得点で勝つ」という当たり前のことを当たり前にやれるのだから、「アジアの中では日本代表は強い」ということなのだろう。

前田は2得点1アシスト、岡崎はハットトリックと勢い付けは十分。短期決戦だけに、このまま波に乗って優勝まで突き進んでくれれば。

次は大会ホスト国カタールとの試合。

観客の9割以上は敵となろうし、サウジ戦とは180度厳しさが違ってくることが予想される。ここは勝って兜の緒を締めたいところだ。

目立ったところのひとつを挙げれば、FW岡崎の味方へのボールの呼び込み。

テレビ画面越しからも実に分かりやすい。いかにもMFがパスを出したくなるようなタイミングでの動き出しと、大げさなくらいの要求ジャスチャー。

全てのFWにとって第一に重要なのは「DFラインの裏を突いてパスを引き出す」という作業。そうすることにより、中央でのポストプレイであったり、サイドへの開きが、より効果的になる。

高卒時、同年代ルーキーの中では特に光る存在でなかった岡崎。

ひたすら裏を突く動きを磨いて日本代表まで上り詰めた彼の存在は、サッカー少年たちの良いお手本になる。

逆に、どんなにテクニックがあっても、スピードがあっても、ボールのないところでの動きが拙いFWは大成しない。

興梠や大迫にも更なる向上を期待したいところだね。

新入団となるカルロンには「前田+岡崎」くらいの活躍は期待したいところだね。

…まあ、期待し過ぎもイカンとも思うが。

さて、この試合では伊野波と岩政も交代出場した。

岩政については、致命的凡ミスしないかハラハラドキドキしながら見ていたけれど、とりあえず大丈夫だった。

いやはや、出来の悪い我が子の学芸会での出番を見ているかのような気分を味わったよ。

無失点に抑え、惜しいヘディングシュートを放ち、得点に繋がるフィード(ほとんど前田と岡崎のおかげ)を出しただけでも感涙ものの感動。

よくやったぞ、大ちゃん!

伊野波は右SBで出場。

代表デビュー戦であり、また、ひさびさのSBながら、まずまずのプレイを見せてくれた。

内田ほど器用にビルドアップに関われるわけではないものの、その抜群の走力と対人守備の粘り強さ。内田とは違う色が出ていた。

アントラーズではSBに求められる役割が独特で「守備は多少弱くとも、ボール回しにスムーズに関われる」ことが相当に重視される。ゆえに一般的に鹿島サポーターからは不評な「SB伊野波」。

しかし、長友の成功を見れば分かるように「圧倒的な運動量と守備能力、ガッツ」さえ備えていれば、テクニシャンでなくとも十分にSBは務まるものなのだ。

鹿島OB名良橋氏も「サイドバックは一にも二にも運動量」とおっしゃっている。

伊野波のスタミナは鹿島一で、スピードでも興梠より僅かに負ける程度の鹿島二番手。

CBとしては小さな体格、空中戦における競り合いの「並程度」感も、SBとしては「全てが標準以上」に変わる。

そういう意味で伊野波は「守備型SBとしては日本人最高級の逸材」と言えるだろう。

但し、それは、あくまでフィジカル的資質限定の話。

このボロボロサウジ相手の一戦だけで評価するのは早計すぎるわけで…。

やはり内田がいる時と比べると、チーム全体のボール回りは悪くなるわけで…。

スペースが少なくなるであろう次のカタール戦、伊野波サイドの攻防で優位に立てるか、膠着してしまうか、試合にならないと分からない。

一旦、リセットして見なければならないけど、伊野波なりのSB像、とても楽しみだ。

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今オフは選手の出入りが多い。

アントラーズ公式サイトでは移籍情報を親切にまとめてくれてある。

これだけ的確に補強してくれたらサポーターとして文句はない。

クラブ創設20周年となる新シーズンは本当に楽しみだ。

よく、これだけの補強資金が出たものだと、スポンサー陣の助力と鹿島フロントの営業力、強化のやり繰りに感嘆するしかない。

とは言え、決して金満クラブになったわけではなし、これまで通りサポーター一同、粘り強く応援していくことが肝要であろう。

頑張っていきたいものだ。

さて、報道されているところでの残る補強は第一ボランチ(守備的役割を担うボランチ)ひとつとなった。

ここには中田浩二、青木ら実力者が控えている。

知性と経験に裏打ちされた読み、持ち前のリーダーシップと、奇妙な得点力を持つ中田。

チーム随一の献身性、走力、フィジカルと、強いキックを持つ青木。

一見、人材は足りているように見える。

そこを補強するか、しないかは、欠点に目を瞑るか、瞑らないか、あるいは、二人の劇的成長に賭けるか、懸けないかによるだろう。

中田は「運動量より読みで勝負のボランチ」ということを差し引いても、年齢的なものか、両ヒザ古傷の影響か、連戦中の走力低下が激し過ぎる。

青木は「第一ボランチ」だということを差し引いても、視野が狭く決断も遅いために、ビルドアップに難がある。

一年を通して計算できる選手の獲得が望まれるのは不思議ではない。

もう一つはアジア枠で残されたCBの枠だ。

こちらは中田、青木を第三CBと見なすことにより、現時点での補強を先送りしたとの報道あり。

欲を言えば、ここの補強は必要かな…と思う。

伊野波、岩政には、近い将来の海外移籍の可能性が(確率は分からないが)ある。

人材が足りていなければ、伊野波や岩政が移籍となった際、快く送り出すことはできなかろう。素直に「頑張ってこいよ!」と言いにくくなる。

そうでなくとも代表召集が続けばコンディション維持が難しい。

中田、青木のCBも魅力的だし、昌子君の可能性にも期待したいが…。

ただ、即補強しないとしたら、それも分かる。

おそらく、補強となれば代表クラスを獲得することになろう。

クラブ創設20周年を全面的に打ちだしタイトル獲得必須となる新シーズン、貴重なアジア枠を育成枠に費やすとは、ちょっと考えにくい。

そうなると「CBは絶対能力重視」が顕著なオリヴェイラ監督は、容赦なく岩政か伊野波をスタメンから落とすはず。

しかし、それはアントラーズフロント(少なくないサポーターも)が望まないことだ。

アジア枠選手の調査は継続する…という形にしてあるのだろうか?

おそらく、韓国籍選手になろう。

距離が近く、時差がなく、タフな選手が多いから、どの時期に獲得してもある程度の計算が立つ。

いつでも獲得できるよう準備しておいてもらえるなら、いいが…。

韓国人選手補強は、チュホ、ジョンスと二人続いて「当たり」を引いている。

チュホが鹿島で発揮してくれた力は、ほぼ事前の計算通り。層の薄い左SBの保険の意味で獲得されたが、それは英断だった。新井場スランプ時に穴を埋め、三連覇の立役者の一人となった。お安い年俸で働いてくれたし、ありがたい限りだ。

ジョンスの韓国代表におけるハードスケジュール、それによるコンディション不良は計算外だったが、それも能力の高さでカバーしてくれた。前半戦首位の立役者の一人に違いない。高額の移籍金を残してくれたし、ありがたい限りだ。

彼らはプレイ面のみならず、新井場や伊野波、岩政らに影響を与えた。

三人はポジション争いの中で、明らかにプラスの方向に変わった。

どんなに普段から一生懸命やっている選手であっても、やはり「きっかけ」は必要なのだ。

残念ながら、レギュラー陣の尻に火を付けるような「きっかけ」を与え得る日本人の若手は極めて少ない。

そのあたり、新入団となる柴崎君らに大いに期待すると共に、次も「当たり」アジア枠選手と出会えるよう祈っておきたいものだ。

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サッカーファンには、応援するチームに対して「組んで欲しいスタメン」があり、「使って欲しい選手」がそれぞれいるもの。

それは「イケメンで好きな選手だから試合で見たい」場合もあるし、また、もうちょっと真っ当に「彼を使った方がチームが機能するから」という場合もある。

どんな理由であれ、愛するチームのスタメン、愛する選手の使われ方を考えることは、サッカーファンの大きな楽しみなのだ。

面白いのは、同じチームを、同じように強い愛情、同じくらい深いサッカーへの造詣を持って応援してるサッカーファン同士であっても、それぞれが求める選手起用には相違があり、また、現実に采配する監督とも相違があること。

ファン同士であれば、議論が堂々巡りの水掛け論になることもあるにせよ、「なぜ彼を推すのか」「その意図は何か」聞けば分かることである。

だが、通常、監督に選手起用の真意を聞くことはできない。

記者取材に対して答えていることはあるけれど、あれは「100パーセントの本音」ではない。

現役監督が真意を話してしまうと「手の内がバレる」。また「選手を傷つけることもある」。

優れた監督たちは「話せることだけ話している」に過ぎない。

結局、ファンは監督の選手起用の「本当の」理由を聞くことはできないのだ。

…ここまでは前置きね。

では、多くの鹿島サポーターの間で、おそらく納得しにくいであろう選手起用例を挙げてみよう。

「宮崎でなくジウトン」「遠藤でなくフェリペ」「岩政&伊野波でなく吉田&今野であり中澤&闘莉王」。

整合性や現時点での機能性を考えれば、現実の監督采配に納得しきれないのも然り。

スタメンを組む原理原則は「長所を生かし、短所を埋める」ことだ。

アントラーズの両SBで言えば、一方の新井場は「前進して攻撃することが得意で守備は不得手」。

だから、逆サイドには「守備が堅くて長いボールを蹴れるSBが合う」ということになる。

少なくとも2010年時点のジウトンには当てはまらない。

二列目の一人である野沢は「一瞬の仕事でフィニッシュあるいはラストパスを決めることが可能。反面、フィジカルに欠点を抱えており、キープ面、守備面での効きが弱い」。

であるので、もう一人は「時間を作ることができて守備でも効く」ことが理想となる。

少なくとも2010年時点のフェリペには半分くらいしか当てはまらない。

CBは、鹿島伝統的に「高さのあるストッパータイプと速さのあるスイーパータイプ」を組み合わせてきた。「ヘディングが強いタイプとそうでないタイプ」を組み合わせてきた。

秋田と奥野、岩政と伊野波など。

それが、例えば、中澤&闘莉王、岩政&ジョンスだと、「二人ともヘディングが強い」「俊足でない」タイプが重なり、そういった点での整合性は失われる。

要するに、監督は整合性を考えていないのか?アホなのか?

ということになる。

実際の現場監督の選手起用には、「整合性」「組み合わせによる機能性」の他に、もう一つの要素がある。

「選手の格」「絶対能力」といったものだ。

もう長くなってしまうので乱暴にまとめるが、どんなにタイプ的に整合しても「小暮くん」「クリリン」クラスの、いわゆる優等生止まりランクの選手では、一定以上の相手に無理が利かないということがある。

また、もう一つ。

これは指導者の宿命だろうが「才能のある選手を自らの手で伸ばしたくなる」「無条件に使いたくなる」。

安西先生は、安田や潮崎、角田はほったらかしなのに、桜木花道にはマンツーマン指導していたし、界王様は天津飯やヤムチャに界王拳を教えなかった。

多少、ギクシャクしてもポイントポイントでは才能が飛び抜けた、絶対能力の高い選手を使う(逆に、タイプ的に整合しても、未熟であるとか資質不足であるとかで絶対値の劣る選手を使わない)ことは、私はプロの世界では仕方のないことだと考えている。

まあ、それも程度によりけりってことであるが。

あまりにも整合性を重視すると、初期オシム日本代表の「えっ、コイツなんかが代表選手?」状態になってくるし、絶対値を重視すると、初期ジーコ日本代表のように「単なる能力順じゃん…」となってくる。

我らファンとしては「監督のアホウ!」と済ませるだけでなく、「この監督のこの起用は絶対値(あるいはコンディション)重視の起用だな」という見方もできると、余計な疑念に捉われずに済むだろう。

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アレックス(ジェフ千葉)の完全移籍加入が正式リリースされた。

なかなか、面白い選手に目を付けたものだと思う。

ザクッと彼の特徴を箇条書きしてみよう。

・日本歴長し。フツーに日本語話せる。

・左右ウイングと左サイドバックが主戦場。他ポジションも可。

・高スキルの持ち主なれど、右足は使えない。よって、左サイドでは高精度クロス、右サイドでは中に切り込んでのシュートが武器となる。

・貴重な左足フリーキッカーとしても優秀。

・ポリバレントのようで、長所と短所がハッキリしている選手。大雑把に、攻撃が長所で守備が短所。

・守備が短所といっても、当たり負けしないのでボール奪取力はある。

・運動量もあるが、SBとしての守備時のポジショニング、マーキングが今のところ不安定。要成長。


攻撃的サイドバック…。

ジウトンのザル守備を思い出して嫌な予感がする方もおられるかもしれない。

ただ、ジウトンより利口な選手であることは間違いないし、日本語でコミュニケーションも取れるので、適応の面で心強い。

左足しか使えないサイドパック…。

パク・チュホの敵陣での手詰まり感を思い出して嫌な予感がする方もおられるかもしれない。

実際、チュホもアレックスも左タッチライン際でタテを切られてしまうと、ほとんどの場合、バックパスを選択するしかない。

ただ、チュホよりもテクニカルな選手であることは間違いないし、得点力がある(※2007年J2福岡時代はアタッカーとして26得点。昨季はJ2千葉で7得点)ので、アタッキングサードで心強い。

私はアントラーズに入団する全員にポジティブに期待するし、それが楽しいサポーターライフを送るに正しい姿勢だと考えている。

アレックス入団についても大歓迎だ。

マルキーニョスのように「サポーターからの入団時評価は微妙…」だとしても(実際、清水でのマルキには使いにくさが感じられたし、千葉でのアレックスも程度の差こそあれ同様)、アントラーズで大きく花開いてくれれば。

それに、プレイ面はもちろん、他ブラジル人選手たちとの兼ね合いを考えてもグッドチョイス。

鹿島がアジア制覇するためには、助っ人全員の額面通りの働きが必須。

アレックスは日本生活が長く、川窪通訳並に日本語が話せるので、フェリペ&カルロンのコミュケーション面での助けが望める。

また、マルキーニョスの姿を間近で見ていた二年目のフェリペは、アレックス&カルロンに「アントラーズにおけるブラジル人選手のあるべき姿勢」を身を持って示してくれるだろう。

フェリペとアレックスが揃い、日本生活が初めてとなるカルロンの受け入れ体制が整ったと言える。

彼らが怪我することなく、モチベーション、コンディション万全で大活躍してくれることを祈りたい。

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アジアカップ、日本代表×シリア代表は2-1の勝利。

退場者発生&同点PKもあり、ギリギリの勝負になってしまった。

勝てて良かった。

しかし、内容は…。

優勝するチームは尻上がりに調子を上げるもの。

初戦ヨルダン戦と比較すると、多少の向上は見られた。

ザッケローニ監督の手腕、日本代表の力というものは、大会を通して判断したい。

次のサウジアラビア戦、更なる進歩を期待しよう。

さて、シリア戦は吉野真司アナウンサーの日本代表実況デビュー戦となった。

テレビ朝日吉野真治です。3歳からサッカーをはじめ、日本代表になるのが夢でした。そして、今日、初めて、日本代表戦を実況します。苦節10年、ようやく辿り着いた放送席です。シリアに勝ち、己に克ち、勝ち点3とともにホテルに帰還したいと考えています。微力ながら全力で臨みます。
約15時間前 webから』(テレビ朝日アジア杯公式ツイッターより)

サッカー愛、日本代表愛、声質と言葉の使い方などの資質には十分に好感が持てる。

「テレビ朝日の実況アナ」としては平均点をあげられる出来だったのではなかろうか。

だが…、申し訳ない。いくつか苦言を呈します。

彼がサッカー愛のある、将来性のあるアナウンサーだからこそ言わせていただきたい。

「解説者についていくだけでは一人前ではない」です。

特に、テレ朝解説者の松木さんはセルフマネージメントできるタイプではない。

彼のしゃべくりに「ハイ、ハイ」イエスマンに徹してしまうと、ごちゃごちゃ散らかってしまう。

松木さんはアホであるが、一時代を築いた元プロ選手。

先端サッカーの変遷に不勉強なところは感じられても、見るべきところを見ることはできるし、気付くべきところに気付くことはできる。

但し、視野が広くない。

焦点を当てるべきポイントを判別できない(しない)タイプ。

言いたくなったことを即座にポンポン口にしてしまう、単純おバカ熱血漢。

周囲が生かしてあげなきゃならない。

アナウンサーが表に出て目立つ必要はないとは言え、試合中に焦点を当てる作業は適宜やっていかないと。

それをスポットでやっていたのはピッチリポーターの名波さん。時折、入ってきては松木さんや実況、視聴者に気付きを促しておられた。

放送のゲームメイカーは、本来、実況アナウンサーの役割。

それが力量差の関係で「名波氏→ゲームメイカー」「松木氏→居酒屋オヤジ」「実況アナ→選手名読み上げ係」になってしまっていた。

初戦のアナウンサーに多くを求めるのは酷ではあるが、次は更なる成長を期待したい。

いや、重ねて書くが、成長してくれそうな方だから申し上げているのだ。

責める気も叩く気もサラサラない。

むしろ、次の代表戦も、そのまた次も担当していただいて、経験を積み重ねてもらいたいくらいだ。

高い意識を持って経験を積む人は、ガラッと変わっていく。

今は、まだ、実況アナとしての眼力にも判断力にも自信を持てず、上手く焦点を当てることができていない。

これは、選手経験があっても(名波さんクラスの視野の広い選手でなかったのならば)別に「サッカー実況アナウンサー」として自己訓練しなきゃ身に付かないことだ。

実況アナ『岡崎にザッケローニ監督が「それでいい!」とガッツポーズ出していました!』
名波さん『いや、ガッツポーズではなくてですね、「球離れを速くしろ」という意味です』

揚げ足を取るわけではないけれど、端的にアナの力不足が表れたシーン。試合の流れを読めていたら、とても「それでいい!」なんて監督が褒めるわけがない。

読めていないから「ガッツ」とか「ファイト」とか「10人なのに頑張っている」とかいった感動仕立ての方に逃げてしまう。

例えば、攻撃の選手が自陣PAまで戻って守備をした際の、「素晴らしい!前線の香川が戻ってきています!」風の盛り上げ。

アタッカーが自陣にまで戻ったところで、無条件に素晴らしいとは言いきれないことだ。

FWや二列目がPAまで戻ってきたら攻撃はどうなる?

香川ならば攻撃にかかればかかるほど力を発揮するキャラクターなわけで。彼が戻る回数が増えれば増えるほど、日本代表は攻撃の優位を作り出せなくなる。

マルキーニョスや岡崎のように、激しく守備をしても攻撃のパワーがさほど落ちない(また、攻撃に専念したとしてもジュニーニョや香川ほどの得点力はない)運動量タイプの選手の場合は、守備貢献を絶賛していいだろう。

だが、香川や本田のようなアタッカーが自陣深くまで何度も戻ったら威力半減する。

「ここまで戻っています!素晴らしい!」で終わらせず、「なぜ、このような状況になってしまっているのか?」に焦点を当てていくのが優れた実況アナだ。

もうひとつ、逆の例。

内田のように、低い位置からも正確かつ無難に配球できるSBならば闇雲に上がる必要はない。

松木さんは上がってなんぼの時代の人だから「上がれ上がれ」騒いでいたけれど、彼の言うタイミングで上がった直後に裏を使われ、そこには松木さん触れなかったのには失笑してしまった。

コンディション面以外にも、無理に上がらない(上がれない)理由が内田、あるいはチームの中にあったわけだ。

先制点も本田の引き出しを視野に入れていた内田の配球が起点になっている。そこに焦点を当てられたか。

また、逆サイドの長友は違った特長を持つ。彼はアップダウン繰り返してなんぼの選手。

同じSBでも選手の個性によって求めるべき役割が変わってくるということだ。

そのあたりの面白さ、妙味をW杯以後の新たなサッカーファンに伝えられたか。

「戻っています!上がっています!走っています!感動です!」なんてのは、腕の無いアナウンサーがやること。

吉野アナには上を目指してもらいたい。

サッカーは同時に見るべきポイントが多いスポーツ。

適切に話を振ることだ。

実況がコントロールしてあげないと、松木さんは応援しかやらなくなる。アホがアホのまま同じ場所で踊り続けるようなものだ。上手く誘導すれば、意外に含蓄のある言葉を引き出せる…かもしれない。

テレ朝とか局の問題ではなく、アナウンサー自身が自らのサッカー愛にかけて、個人の意識で成長せねば。

一日でも二日でも、シリア戦での自身の実況録画と、名アナウンサーたちの実況録画を比較学習すれば変わるはず。

次は、よい実況を期待していますよ。いや、頼みます。

吉野アナには「民放のサッカーアナの7、8割ダメ」というサッカーファンの常識を変える一人になっていただきたい。

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岩政、海外移籍見据えロベルト佃氏と契約』(日刊スポーツ)

いやはや、大ちゃんが代理人契約なんて…。

驚いた。

失礼ながら「ゴリラ顔」「国内組顔」だと思っていたから。

ゴリラ顔は間違っちゃいないだろうが、生涯国内組に甘んじるような男ではなかったということか。

基本的にゴールキーパーとセンターバックはオタク度の高いポジション。

こだわりの積み重ねが実力向上に繋がる。

「マーク」と一言で済ませられるプレイも、いくつもの能力・技術が複合して行われるものである。

その中の「身体の使い方」ひとつとっても、こだわる選手はこだわっている。

「シチュエーションに合わせた体勢姿勢」「微細な体重のかけ方」「アクションの際に重心の軸のブレを抑える工夫」「日々の調子に合わせた細かな調整」などなど。

岩政は、皆さん御存知の通り、ボール扱いが器用でない選手。

大ちゃんの過去の恩師たちのインタビューでは「下手でしたよ。今でも下手でしょ?」な感じでまとまっているし、大ちゃんがPKキッカーになるだけで鹿島ゴール裏は悲鳴に包まれる有様だ。

しかし、彼は努力の仕方が上手い。

ボールを蹴ることに関しては凡才だが、努力の天才だ。

目標を立てて、それに効率的に近づくために何をすべきか分かっている男だ。

夢を口にするだけなら誰にでもできる。

実現への筋道を立てる思考力、ためらわず実行する瞬発力、障害に負けず継続する忍耐力を併せ持っていなければ、夢を叶えることはできない。

ゴリラ顔にダマされてはいけない。

何も考えず「海外!海外!ウホ、ウホ、ウホ!」とか「ケニア!マダガスカル!ウゴー!」とか浮かれているわけではないのだ。

彼ほどの男ならば「海外でプレイすることを視野に入れることによってモチベーションが高まる」ことまで思慮に入れているはず。

既にJリーグ三連覇まで達成し、現監督体制は5年目に突入。レギュラーである岩政はマンネリこそ自身の最大の敵と見なしているだろう。

CBは20代後半でも上手くなれるポジション。

イ・ジョンスも頭角を現したのはその頃で「怪我をしなくなり、視野が広がってプレイの質が上がった」と言っていたことがある。代表レギュラーを不動のものとしたのは30歳になってのW杯イヤーだ。

岩政の「狭い範囲内での守備」はJ1でもトップ級。それは間違いない。

あとは「視野」「プレイ範囲」「ビルドアップ」「国際規格での判断力」の面でランクアップが見られれば、十分に欧州でも通用するだろう。

元が凡才なだけに課題は多いが、努力の天才ぶりを発揮してどこまで向上してくれるか、応援していきたい。

あとは、将来的に送り出すとなればクラブ側。

今オフ、移籍金を払って有力選手を獲得しているけど、それは実に良いことである。日本サッカー界全体のことを考えても良策。

同じように選手を放出する場合にも、(釈迦に説法だが)今後も確実に移籍金を取ってくれるようお願いしたい。

得た移籍金で、例えばカルロン級の選手を獲得できるわけで、それが鹿島を、ひいてはJリーグを活性化する。

出ていく選手自身にも、クラブに移籍金を残す配慮をお願いしたいものだ。

内田の件を見れば分かるように「移籍金を払って獲得した選手は大事にされる」。香川のように即座にゴール量産すれば話は別だが、そのようなケースは稀。

ちょっと、シャルケ移籍直後の内田は良いとは言えなかった。

だが、マガト監督が粘りに粘った。並の監督であれば、あるいはタダに近い移籍金で獲った選手であれば、とっくに見限られていただろう。

今では堂々の主力である。

出場機会さえ、時間さえ与えられれば、代表級の日本人選手は成功できる。

海外移籍する選手たちに「自分に不当な安い価値を付けるべきではない」と申し上げておきたい。

まず、「移籍金を払ってでも欲しがってくれているのか」「有名無名関係なく、いいクラブか指導者か」「自身のレベルアップに足るリーグか」。

そこは必ず押さえてもらいたいものだ。

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第89回全国高校サッカー選手権大会が無事に閉幕した。

優勝した滝川第二の皆さん、おめでとうございました。

滝二の栫監督、試合前の校歌斉唱の時点で泣いておられたけど、きっと、他の全国の監督さんたちも同じように全身全霊を懸けて指導に打ち込んでいるのだろうね。

偉いよね、学校の先生としての仕事もあって、土日は試合もあって。

休日出勤したり残業したりしても、特にお金になるわけじゃないのに。

それぞれの生き甲斐とは言え、ご本人の努力、奥様方の助力を想うと頭を垂れることしかできない。

練習漬けの高校生と、その親御さんも偉い。

ある程度以上のサッカー部となると、プロ以上にキツい練習するからねえ。

中には毎朝5時くらいから弁当作るお母さんもいるわけだろう。

ほとんどの子はプロになるわけでもなし、実利に繋がるわけでもないのに。

今どきの日本人はハングリーさが欠けるとか批判されることあるけどさ。

そりゃ、金持ちになるため、ビッグになるために必死にプレイするヤツらが勝負強いのは分かる。

でも、大した金にならなくても、大した名誉にならなくても、それでも全力尽くす今の日本人のメンタリティって凄いと思うんだよな。

高校サッカーに限らず、読者さん方だって人知れず悩みながらも踏ん張って生きているわけでしょう?

たしか、オシム爺さんも言ってなかったっけ。

『他にも娯楽がある日本で敢えてサッカーを選んでやっている。日本には欧州では失われた喜びが、まだ残っている』風なことを。

日本人は捨てたもんじゃないよ。

経済的にもサッカー的にも地味で貧弱だとしても、それぞれの心の奥に錦がある。

私個人的に海外サッカーと比較しても、高校サッカーに惹かれるところがある。

動かされる部分が違う…と言った方が正しいか。

善悪正誤はともかく、その「愚直」さには心動かされるのだ。

そのあたり、「単純なサッカーのレベル」だけでは計れない。

たくさんの高校生たちが「最高の舞台」だと心底信じて集うことによって特別な気が生まれるからね。

今大会も高校生と指導者の皆さんに、いいもの見せてもらったよ。

親御さんまで含めて「お疲れさまでした」と言わせてもらいたい。

この古き良き日本の伝統が、よりよい形で続いていくことを祈るばかりだ。

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ブロマガって何?
オリヴェイラ監督の、一部で悪評高き「ガッチリ固定起用」について。

まず、簡単に「スタメン固定起用」のメリットは何か?

・共通理解が高まり、攻守の呼吸が合うようになり、チームの出せる戦闘力が上がる。
・レギュラーメンバーはチーム内競争に気を取られる必要がなくなり、自分の仕事に集中できる(※例えばGKには世界一般的にそのような配慮がなされている)。

他にもあるが、今回は、この二点を挙げておく。

次にデメリット。

・タイトな日程ではレギュラーメンバーに疲労が蓄積する。
・控えメンバーの不満が溜まり、集団の雰囲気が悪くなることがある。そうでない場合、控えは控えの現状を受け入れる方向に進む。

以上を再確認するまでもなく、「スタメン固定」自体を絶対悪と認識しているサッカーファン、鹿島サポーターは少なかろう。

チーム作りにおいて、「スタメン固定」こそ最初の大きな仕事の一つだ。

Jリーグで満足な成績を残せないクラブの監督を見れば一目瞭然。「チームが機能する形でメンバー固定する」ことが難しい。

監督の力量と共に、適材適所に当てはめ得る選手が要るわけで、どちらが欠けてもチーム作りは困難になる。

現実には、完璧な監督がいて、完璧に選手が揃っていることはないから、「本当は物足りないけど、今のクラブ力でこれくらいの成績が出たら満足せねば」というあたりに着地点を見つけることになる。

これが資金力に優れたクラブであればあるほど、より完璧に近く人材を揃えられるのでハードルは上がり、貧しいほどハードルが下がることになる。

では、「基本メンバー固定」を完了し、設定値以上の成績が残せるようになったとしてだ。

それができているチームだけが、「世代交代」「ローテーション」を口にすることが可能になる。

メンバー固定もできず成績の出ていない監督が「世代交代します」「ローテーションします」と言ったところで、「オマエはそれ以前の問題だろう!」「フラフラし過ぎ!」とツッコまれるだけだ。

鹿島アントラーズは、幸いにして「世代交代」と「ローテーション」を課題として口にされる状況にある。

そして、その点においての閉塞感が2010シーズンにはあった。

サポーター間では「監督の頑固固定のせい」という意見と「若手の伸び悩みor(黄金世代と比較しての)資質不足」という意見が混在している。

まあ、ただ、どれが正しいのかは、正直なところ、よく分からない。

スポーツファンの法則がある。

「出ていない選手の方が出ている選手より優れていると信じてしまう」というものだ。

出ていない選手が過大評価されているだけかもしれない。

もしくは、やっぱり監督が若手を見くびっているのかもしれない。

どっちもどっちって気もするが、よく分からない。

田代や増田の山形での活躍は誇らしかったけど、しかし、鹿島のレギュラー陣と比べてどうか?っていうと、たぶんベンチ?ってのもあるし(もちろん鹿島でバリバリ活躍してくれれば嬉しいが…)。

中後や石神あたりがロクに出られていないのを見ると、鹿島の若手もそんなものなのかな?ってのもあるし。

いずれにせよ、レギュラー陣の壁がかなり高いのは確かで、ベンチでも「青木」「本山」らに先んじて使われるのは簡単ではない。

彼らを超えるような選手がいるのかと言えば…。

そのあたりは、新シーズンのレンタル組と完全組が、どれだけ移籍先で見返してくれるかによって評価確定しやすくなるだろう。

実際問題、我らファンの評価なんてどうでもいいんだけど、「監督の固定起用」や「若手のレベル」といったモヤモヤしやすいものに、一つ結果が出ることは楽しみではあるよね。

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アジアカップ初戦、日本代表×ヨルダン代表は1-1のドロー。

あれ、すごいな。

担架の車になってるやつ。

カタールは無駄に金があるんだなあ。

でも、あの担架カーより、人の方が速くない?

あれのメリットを教えてくれ。

あと、ヨルダンの監督、誰かに似てるんだよな…。

フレディ・マーキュリーっぽいような、違う誰かのような…。

嫁さんはヨルダンのハチマキ野郎がツボだったようだ。

「合格」とか「神風」とか書いてないかと目を凝らしていた。

その三つがテレビ中継から気になったところ。

松木さんも元気に生きておられるようで何よりだった。

試合内容的には「まぁ…、しゃーないかな」といったところか。

この時期に個々のコンディションが良くないのは仕方ない。

遠藤なんか、帰って休んだ方がいいんじゃないかってくらい疲れきっている。

選手たちが今ひとつなら、監督の仕事が発揮されてくるのも、これからといったところだろうし。

負けなかっただけ良かった。

とは言え、南アW杯以降の新規ファンにはクソつまらない試合だったろう。

現場に色々事情はあるにしても、次は、もう少しシンプルに楽しめる試合を見せてもらいたいな。

かつ、鹿島サポの私としては、岩政&伊野波に出番が与えられれば言うことない。

まあ、アジアレベルで防戦一方にはなるとは考えにくく、攻撃面でビルドアップ力あるCBが優先されるのだろうけど。二人とも、そこが特長というわけではないからなぁ…。

あまり期待せず、出てくれたら儲けものくらいで待つとする。

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今夜は日本代表のアジアカップ、ヨルダン戦が行われる。

気楽にテレビ観戦予定。

昨年のW杯で高まった新旧サッカーファンの期待に、ある程度応える内容と結果であれば十分であるが…。

まあ、小難しいことはさて置いて、日本代表の試合は楽しみ。

南アフリカW杯前の絶望感が嘘のようだ。

ほんの一年前のことであるのに、未来は分からんね。

そして、W杯効果には及ばないにせよ、天皇杯優勝効果もなかなかのもの。

最近、鹿島アントラーズに興味を持ってくれる人が絶賛増加中。

誰も言わないから、この場で私が強調しておく。

アントラーズ人気、ちょっとアップしたと思うよ。

根拠の一つがブログ人気を示す「ブログ村ランキングポイント」。
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読者さんの応援クリックによりポイントが増える仕組みだ。

例年であればサッカーシーズンオフは減少するもの。

それが天皇杯優勝以降、2割~3割程度、支持率が上がっている。

2009年のJリーグ三連覇後も、ここまで明らかな上昇曲線はなかった。

ご存知の通り、弊ブログは大したことを書いているわけではない。

単に鹿島アントラーズについてグダグダ語っているだけである。記事内容のおかげでブログ人気が上がるとは有り得ない。

これはもう、天皇杯での素晴らしい戦いぶりが元日生中継されたことによって、鹿島アントラーズへの注目度が上がったからだと見なすべきだろう。

天皇杯決勝の関東地区世帯視聴率は5.6パーセントだった。

「ええっ、たったの5パーセントかよ?」と思うなかれ。

同じ視聴率でも、その質が大事なのだ。

サッカーでもボールポゼッション率の数字だけに注目するのは愚の骨頂だろう?

一般に視聴率と言えば「世帯視聴率」。

家のテレビで1人ぼっちで観ても、家族4人で観ても視聴率に変化はない。

決勝戦が行われたのは元日の午後。学校も仕事も休みで、家族でテレビ観る率が圧倒的に高い。

そう、通常の視聴率5パーセント以上に、観た人が多かったハズだ。

たぶん。きっと。

家族で観たならば、皆で野沢のFKの美しさ、曽ヶ端の容姿端麗さについて語り合っただろう。

「すごい曲がるわねー、あのキック」「すごい曲がってるねー、この人のアゴ」といったような会話が日本の家庭の5パーセントで交わされていたのだ。

超適当に、日本の全人口1億2千万人の5パーセントの人が観たとすると、6百万人が曽ヶ端のリアルタイムアゴと、新ユニフォームのリクシルロゴを目にした計算になる。

これは、優勝賞金以上に価値の高い、ハンパない宣伝効果だ。

天皇杯の日程であるとか、その他大会システムに諸々の改善の余地あり、賛否両論なのは重々承知している。

それにしても、元日優勝のメリットはとてつもなく大きい。

次回も勝ちたいぞ。クラブ20周年スタートは幸先良いぞ。

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現在、モバイル公式サイトで担当記者座談会が連載中(昨日の時点で連載二回目)。

試合はもちろんのこと、日々の練習まで取材する彼らの考えを聞けるのは率直に楽しみ。

今年は茨城新聞の松本記者、スポーツ報知の内田記者、エルゴラとJ's GOALの田中滋氏が参加。最も熱心に取材活動を続ける三人がメンバーということで興味深い話を期待したいところだ。

座談会の最初のテーマは「2010年の敗因」について。

「監督が若手選手を使わなかったのか?それとも理由があって使えなかったのか?」「前半戦活躍した遠藤ヤスが急に使われなくなった」というあたりでは、記者たちですら今でも納得しきれない風。

サポーターも疑問が残るところである。

現場で取材している記者陣は「監督と若手、両方の部分(問題)があった」と、そこを第一の落とし所にしている。

しかし、より突き詰めていったところで「若手の突き上げが足りなかった」と。

このあたり、「練習を見ている者」と「見ていない者」との間で、大いに違ってくる認識なのかもしれない。

遠方のサポーターにしてみれば「監督が使わないから若手もモチベーションが上がらない」という一点で済む。

それは間違っちゃいない。

ただ、取材すればするほど、試合に出ていない選手の状態を知れば知るほど、なかなか、それだけでは済まなくなってくる。

記者の見方は分からないし、これは私個人の見え方に過ぎないが、シーズン序盤の活躍の後、遠藤は調子を落としていた印象がある。

「大学生(の控え)相手にボールを前に運べないのはイカンだろう…」といった不満を記事で漏らしたことがあったが、実際、その後も出場機会を伸ばせなかった。

基本的にオリヴェイラ監督は「若手に関しては好調以外では出さない」。

著書やコメントから察するに「試合に負けられない」のと「若手に失敗させるわけにはいかない」と考えているからだろう。

大岩や(シーズン前半は控えチームにいた)伊野波は、さすがの雰囲気を出していたものの、他に絶好調をビリビリ感じさせるような控え選手は少ないシーズンだったなぁ…と。

伸びてはいるにしても、かつての「柳沢、小笠原、中田、本山、内田」のような、練習から目を引く吸引力出している若手は、リーグ戦中には見当たらなかったなぁ…と。

そのあたり、個々の資質、(監督の固定起用と移籍の少なさによる)メンバーのマンネリ化に加えて、「サテライトリーグ撤廃」が地味に効いてしまった。

対外試合が練習試合だけになったことで、とにかく「ほとんどが相手にならないほど弱い」。

J2クラブや大学チームの、下手すると三軍クラスだったりする。相手方も公式戦があるわけで必然的にそうなってしまう。

今オフ、移籍する若手が多くて、「鹿島らしからぬ」という不安の声も出てくるのかもしれないけれど、問題ない。レンタル移籍積極活用で正しい。

プロになって大学生の二軍以下と試合してたって、どうしようもない。

選手にとってもクラブにとっても、試合経験を積む、積ませることが賢明なわけで、それが果断に行われることは、むしろ一サポーターとして心強く感じるところだ。

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若手選手の移籍が順次、正式リリースされている。

今回は宮崎智彦の横浜FC期限付き移籍について所感を述べたい。

左サイドバックのスタメンとして天皇杯優勝に貢献した宮崎。

今オフにおける10人程度の移籍放出者(期限付き含む)の中で、最も「惜しい!」「もったいない!」の声が鹿島サポーターから上がっている選手と言えよう。

私個人的にも、新シーズンは宮崎の左SBが見たかったという思いはある。

低い位置からも縦方向に有効フィードが出せるし、攻撃参加のタイミングも良い。クロスもまずまず。守備も、案外、粘り強い。

鹿島のSBに相応しい正統派の選手だ。

しかし、本人の希望ということでもあるし、また、出場機会を得て成長するという意味でも(天皇杯で活躍したとは言え、新井場健在の今、多くの出場機会は望めない)、期限付き移籍は決して悪い決断ではない。

いや、決まった以上は悪い決断にしてはならない。

全ては2011シーズン次第。

宮崎本人は横浜FCでフットボーラーとして成長すること、放出する格好の鹿島としては宮崎と同等以上の控え左SBを用意しておくことだ。

一年前、オリヴェイラ監督はジウトン獲得を所望した。

それは愚策であったと現在では囁かれることもある。

しかし、これは「ジーコ日本代表監督就任」のようなもので、一つの通過儀礼であったように思う。

「監督が主役」「ガチガチの組織重視」で戦ったトルシエ監督の後、日本サッカー協会は「スター選手重視」「自由な攻撃サッカー」のジーコ監督を選択した。相当数のファンも望んでいたのだ。

足りなかったものを埋めようとするのは自然な流れ。

中田英寿氏は、今でも「ジーコの目指したこと自体は、2002年W杯の後の、あの時点では間違いではなかった」と言っている(但し「ジーコのやり方は早すぎた」とも付け加えている)。

ジーコもジウトンも「マイナスもあろうが、きっとプラスが上回る」と。全てではないが、一般的には多くの人々に期待されていたのだ。

とりあえず、ジーコ監督の話は置いておいてだ。

では、宮崎がいたのにジウトン獲得となった背景を見直してみよう。

昨オフ、2010シーズンを迎える鹿島アントラーズに足りなかったものは何か?

最大の命題は「ACL」だった。

Jリーグを三連覇したものの、二年連続ACLの決勝にかすりもしなかった。

アントラーズは技術的に高い選手が揃っている。皆、サッカーを知っていて、戦術も浸透しきっている。

それでも、ACLベスト16以上になると勝てる気配すら無くなってしまう。

試合内容を見れば、どれも似たような負けだった。

韓国や豪州の体格とフィジカル、闘争心に跳ね返されてしまうのだ。

彼らに守備ブロックを作られると突破できず、ロングボールを放り込まれると最終ラインがズルズル下がる。

それは、ある程度は宿命的なもの。

なぜなら、鹿島はフィジカル的にはフツーの選手ばかり獲得しているのだから(※狙って弱い選手を獲っているわけではない。限られた予算内で基礎技術と性格を優先してスカウトする結果、フィジカル条件は後回しになる)。

Jリーグだけならば、連係の取りやすい選手たちを適材適所にハメていくことによって、フィジカル的資質を重視せずとも勝つことが可能。

だが、そのやり方で二年連続ACL敗退したことによって「新化」に打って出た。

「絶対値」の高い選手をポイントポイントに入れなければ何度チャレンジしてもアジアタイトルは難しいと考えられたからだ。

近年のACL優勝クラブと比較しても、鹿島のチームとしての成熟度は一番か二番くらいに高い。

しかし、フィジカルは一番弱い。苦境を一発で打開してくれるドリブラーとストロングヘッダーも足りない。

そこの補強に動いた、チームの限界値を国内仕様から国際仕様に格上げする、その一環としてのジウトン獲得だったはずである。

まあ、ドリブルを期待されたフェリペは予想以上にフィジカルコンディションが低く天皇杯までドリブル不発。

ジウトンは小一の算数ドリルから始めなきゃならない頭脳レベル。

唯一能力の高さを見せたジョンスも、逆に能力が高すぎて中東に買われてしまう始末。

結果的に2010年の新化は失敗に終わった感が強い。

話題を宮崎に戻す。

冒頭に書いた通り、彼は十分に良い選手。

基本技術が高く、継続して攻守の規律を守ることが可能で、体格フィジカルに恵まれていないところまで、実に鹿島にハマるタイプの選手。

このままでも「ある程度」はやってくれそうだ。

実際、天皇杯ではキッチリ効いていた。

とは言え、「ある程度」では「新化以前」の「鹿島らしい限界のハッキリした選手」にとどまってしまう。

体格とフィジカルのハンデはプロ選手でいる限り、一生、付いて回るもの。

もちろん、同年代の左SB長友を見るまでもなく、背が低くともサイドバックは可能。

長友には並外れた運動量と競り合いの強さがある。

スピードやフィジカルがなくとも、鹿島OBの相馬直樹氏は当代随一の左SBだった。

総合力は言うまでもないが、その上下動のタイミング。それは蛮勇でもなく臆病でもない、1秒も狂わないジャストで繰り出されるものだった。

さて、宮崎は「国内の限界」を飛び越えるほどの武器を身に付けてくれるか?

横浜FCでの一年間で限界値を上げて帰ってきて欲しいもの。

相馬氏は「SBは戦える選手だということが重要」、もう一人の鹿島SBレジェンド名良橋氏は「SBは一にも二にも運動量」と語っておられる。

幸い、横浜FCにはプロ中のプロである三浦カズが在籍している。岸野監督も間違いのない人物だ。

宮崎智彦が「ただのいいSB」で終わるか、「闘争心と運動量、判断力を一段階アップして、世界と戦えるSBになるか」見守りたい。

鹿島を応援してくれるキング・カズに2、3本アシスト決めてくれたら、もっと嬉しいぞ。

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若手選手の移籍が順次、正式リリースされている。

今回は佐々木竜太の湘南期限付き移籍について所感を述べたい。

地元出身のFW佐々木は練習試合の得点王。大学の控えチーム、J2の控えチーム相手にゴール量産し続けた。

しかし、トップの試合では得点力が陰を潜め、ここ数シーズンは持ち前の走力とパワーを生かしての「前線からの守備要員」として終盤投入されることが殆ど。

来季はスーパーエースとして期待のかかるカルロンの加入、佐々木以上にパワーのある田代の復帰が決定しており、現状の佐々木の能力では出場が見込めない。

成長を求めて移籍せざるを得ない状況にあった。

フィジカルやテクニックといったものは、J1でも十分に通用するレベル。

かつてはタテに突き進むドリブルと決定力の高さが持ち味とされたが、決して、それらの特長が錆び付いたわけではない。

但し、判断の速さ、正確性の部分が物足りず、J1のアタッキングサードの中ではプレイスピードの遅さ、迷いが目立ってしまう。

それさえ改善されれば「ドリブル突破力有するエースストライカー」になろうし、改善されなければ「ただのDFW(ディフェンシブフォワード)」になる。

J2での試合経験、反町監督の指導、そして本人の危機意識によって、どこまで変わってくれるか。

竜太、成功を祈ってるよ。

一つでも多くのゴールを決め、一つでも多くの勝利に貢献してきて欲しい。

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札幌の西大伍選手の鹿島完全移籍が正式発表された。

複数ポジションをこなせる選手だが、まずは右サイドバックのレギュラー候補となる。

個人的な彼への印象は「ここ二、三年で凄く伸びてる選手」。

まあ、「内田のビルドアップ力やスピード」「長友の身体能力」「パラメヒコマン(通称:駒野友一)のキック」といったような飛び抜けた武器があるわけじゃないけれど、「向上心」と「サッカーインテリジェンス」は日本人の若い選手らしからぬものがある。

彼くらいの熱意と頭脳を併せ持つ選手ならば、いずれは内田のように海外リーグで活躍するくらいになって欲しいと願う。

もう、時代は変わっている。

「鹿島に入るのが夢だった」「アントラーズでずっとプレイしたい」と言ってくれる選手は、そりゃ、嬉しかった。余計に応援したくなったものだ。

しかし、海外スカウトがJリーグにまで興味を持ち、リーグ優勝にも勝ち点70が必要な時代。

20代前半の日本人選手であるとか、才能が国際規格の選手が「目標は生涯鹿島」でどーする。

そういった選手には「それは寝言か?リップサービスでも、そんな小さいこと言うな!向上心がないのか?上を目指せ!」と背中を押してあげなきゃなんない。

もちろん、クラブのためにもサポーターのためにも、現役を鹿島で貫くような選手が何人かは必要。

ただ、それは「海外優良クラブから声が掛かるほどでなくとも、日本代表に入るか入らないかくらいの能力はあり、モチベーション高くやり続けられる選手」に任せておけばいい。

そのあたり、クラブには確固たる指針があるように感じられる。

大岩の引退セレモニー、実に素晴らしいものだった。

彼は「生涯一鹿島人」ではない。名古屋、磐田と名門を渡り歩いた選手だ。

しかし、「鹿島の選手として」引退させることにクラブは拘った。

セレモニーの場には、内田や大迫ら国際規格の才能もいたわけで…。

また、一度、海外に出て帰ってきた小笠原や中田もいたわけで…。

要は、「才能あるヤツは、ちゃんと移籍金残せば出ていい。でも、最後は鹿島に帰っておいで」ってのがクラブの基本姿勢なんだろう。

我らサポーターのやれることは、海外に出るような選手が「現役の最後は鹿島に帰りたい」と強く望むような雰囲気、それをスタジアムに生み出し、維持すること。

「海外に行きたいヤツは応援しない」「腰かけ選手お断り」「アントラーズ入団が最高の目標だと言ってくれなきゃヘソ曲げる」というのは、過去の「内弁慶」「島国根性」鹿島サポーター。

これからは違うということだ。

西選手、あなたが今までと変わらぬ真摯な姿勢でサッカーに取り組めば成功するだろう。

日本トップレベルのスタッフ陣、チームメイト、施設、そして優勝争いの経験が成長を後押ししてくれる。

新シーズンからは札幌や新潟のあなたのファンに加えて、我ら鹿島サポーターも応援することになる。

現役の最後を札幌か鹿島で終えるか、迷ってもらえるような応援をしたいと思う。

とは言え、引退など、まだまだ先の話。

今は、もっといい選手になって、タイトル獲得に貢献することが役割だ。

よろしく。期待してるよ。

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長かった2010シーズンを戦い終えたアントラーズはオフに入っている。

私もサポーター業休養中。

代わりに天皇杯チャンピオン気分に浸るのに忙しい。

「天皇」の「杯」だからねえ。

「エンペラー」の「カップ」ですよ。

大日本帝国時代であれば末代までも誇りにするくらいのタイトル。

いやはや、なんと勿体ないほどの栄誉であることか。

苦労の末に勝ち取ったんですから、長ーく優勝気分に浸りましょう。

最短でも、新シーズン開幕前のプレシーズンマッチまでは。

そのために、僭越ながら若者諸君に向けてアドバイスさせていただく。

「イラッとするような報道」とか「カチンと来るようなインターネットの書き込み」とかは見ないようにするといい。例えば「鹿島のサッカーはつまらない」とかはね。

もし見ちゃっても、すぐに閉じるといい。

ある程度、齢を取ると他人の主張など気にならなくなるもの。面倒くさいことは放っておけるようになる。

しかし、若いうち(あるいは気持ちが若い人)は、いちいちカチンときてしまうものだ。

反発するエネルギーがあるから。

しかし、いいかい?

大切なのは議論ではないんだ。楽しく生きることだ。

インターネットでの匿名同士の議論や批判というものは、現実世界に殆ど影響を及ぼさない。

勝っても負けても、一つの得も損もない。

そりゃ、何か言いたくなることもあるだろう。

しかし、「どうとでも言える競技」であるサッカーの議論なんかは、極力、フェイストゥーフェイスでやるべき。

ネット上の見えない敵に対して、怒りの向くまま議論や批判を展開するなど、エネルギーの消耗が激しいことだ。

で、それは時間と精神力、体力の無駄遣いに等しい。

匿名同士の議論に意味があるのは、「他者を尊重できる者同士」の場合だけ。

そして、基本、インターネットは、そうでない人が多い(目立つ)世界。

そんなことに構って貴重な青春の時間を無駄にしないで欲しいのだ。

忙しい、鹿島アントラーズサポーターは。

天皇杯チャンピオンチームを応援する者としての任務がある。

それを果たすことこそ肝要だ。

私などは、天皇杯チャンピオン気分に浸らなきゃならない上に、高校サッカー選手権をハシゴして、なおかつ正月気分で過ごすのに忙しい。

カルロン移籍合意発表で小躍りしたりと、予定が立て込んでいる。

これから先は若手選手たちのレンタル移籍や完全移籍の公式リリースがあるだろうが、しみったれた気分にならず、めでたい門出だと。飛躍のチャンスだと送り出してやりたいものである。

では、最後に改めて。

鹿島アントラーズ!2011年正月!天皇杯チャンピオン!フェリーペ、ガブリエール、ガチムチニナッテカエッテコーイ!ジーク!ジオン!

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