鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
ヤマザキナビスコカップ決勝戦で鹿島アントラーズの青木剛が警告2枚を受けて退場。

彼の退場処分については各所で疑問の声が上がった。

その件について思うことを。

警告1枚目の判定は妥当。青木の甘さが出た格好。

浦和レッズGK加藤のゴールキックからのセカンドボール。後ろに流れる浮き球を巡る形。

青木とエクスデロで鹿島ゴール側に向かって追走。青木の方が一歩早くボールに到達。

しかし、青木トラップの時点で足とボールが止まってしまい(振り向こうという選択肢を一瞬、持ったのかもしれない)、エスクデロに追いつかれる。

そこから競り合いになり、エスクデロ有利な体勢になったところを押し倒したとして警告を受ける。

前半にCBが警告を受けてしまうのは(しかも、判断の甘さが絡んでいるのならば)、いいことではない。ここは青木の反省点。

それから、退場につながった原口元気のドリブルへの対応。

原口を止めきれず腕で止めた反スポーツ行為とのことだが、「私には」正当な守備に見えた。

私だけではない。

ピッチ上見る限り、東城主審以外は(※ファウルを受けた原口含めて)まさか青木イエローだとは思ってもいない様子が明らかだった。

原口は普通に次のプレイに移ろうとしている。

そりゃ、もちろん「原口を止めきれず腕を絡ませて止めた」という風に主審から見えたのであれば、イエロー提示もルール上おかしくない。

1枚目イエローのプレイから「青木の腕は注意」という意識が主審にあったかもしれない。原口のドリブルのキレにより、青木がファウルでしか止められなかったと捉えたのかもしれない。

ただ、これは結果論から言わせてもらうが、サッカーの主審は裁判官や警察官とは趣が違う。

元々、サッカーの歴史の始めに専任の審判員はいなかったのだ。

両チーム選手同士で解決できない、喧嘩になってしまうことが出てきたことから、審判が置かれるようになった。

「双方の選手たちが納得してプレイしている時、審判はいらない」のである。

イエローを出さなくても、浦和の選手も納得した流れ。即ち「介入しなくていい部分にまで介入した」ことになる。

見直してもらいたいものだ。

精査した結果として、「やはり正しくジャッジした」のであればそれでもいいし、「違うやり方もあった」のであれば改善してくれればいい。

東城主審も日本期待の主審の一人。レフェリーは物議を醸す経験によって成長していく面もある。

家本主審も例の事件の後、飛躍的に成長している。

で、青木についてだが、退場につながったシーンも含めて、よく守ったと思う。

退場恐れて軽い守備をしてしまうと、そこからチームの流れが悪くなる。

原口へのドリブル対応には引かない気持ちがあったし、青木なりに(退場しないよう)一線を引いたフィジカルコンタクトを心掛けていた。

欲を言えば、最初の警告を受けた時点で「併走した競り合いで、この腕の使い方をすると今日の東城主審には取られる」ということが念頭に入っていれば、あるいは岩政のように主審と判定基準についてコミュニケーション取っておけば、退場回避できたかもしれない。

いずれにせよ、イエローは可哀想。

しかし、青木を責める者はいまい。

退場判定自体が一般的に不当に見えるものだし、そもそも、その30分前には青木へのファウルで浦和の若き柱石たる山田直輝が退場している。ああいう子が敵にいると面倒だし、まぁ、大きな声じゃ言えないが、青木、良くやったと。

いつも一生懸命、無口で口下手、焦るとすぐに挙動不審になる可愛い子、青木剛。

「えー、ウソーッ!」「そんなぁぁ!」とばかりにピッチに倒れ込む姿は、とてつもなく愛らしかった。

15冠のキーマンは、背番号15だったということだ。
今日も鹿島アントラーズ好きの旦那さま方、奥さま方にオススメの物件紹介。

サッカー専門新聞エルゴラッソ1079号。

なんか最近、売り手の手先みたいになって申し訳ないけれど、でも、ぜひ読んで欲しい。鹿島サポーターなら読めば絶対楽しめる。

ヤマザキナビスコカップ優勝記念写真がデカデカと一面を飾り、マッチレポート、選手採点寸評、戦術的分析。

紙は薄いけど、中身は十分よ。

売り切れで買えなかった方や販売区域外にお住まいの方には、ダウンロード販売や郵送販売(※両方とも少し遅れる)もある。

いやー、タイトル争いに絡むとメディアでも扱ってもらえるのが嬉しいものだね。
今日は鹿島アントラーズサポーター一同、優勝の余韻に浸る日。

ということで、最低限、これだけ読んでおけば大丈夫という報道に絞ってまとめておこう。

【スポーツ紙web版】
・ヤマザキナビスコカップ制覇報道→サンスポ
・MVP大迫の独占手記→サンスポ

【監督&選手コメント】
・オリヴェイラ監督会見→スポーツナビ
・各選手ロングコメント→J's GOAL(ヤマザキナビスコカップ特集)

【テレビ番組告知】
本日深夜放送のテレビ朝日系『やべっちF.C』でもヤマザキナビスコカップ決勝の模様が扱われる…と思う。予告を見る限り、大きな扱いにはならなそうだけれども。
いやはや、今年もまたタイトル獲得の喜びに浸れるとは。

ありがたいものだ。

勝ったから言わせてもらうけど、鹿島アントラーズの底力を見せてもらえた試合だったと思う。

浦和レッズにはドリブル力と機動力を兼ね備えた選手が複数名存在するが、いかんせん、彼らを生かすパターンを確立していない。

もっとも、私自身、緊張して視野が狭くなっていたので、録画を見直さない段階で試合内容を正しく振り返ることは出来そうにない。

たぶん、エンターテイメント性の高い試合ではなかっただろう。

その点については、鹿島アントラーズと浦和レッズの両チームに加えて審判団。精進が必要なところはあるはず。

「勝ったからいい」「終わったからいい」とか、もう、そういう時代ではなくなっている。

が…、鹿島アントラーズサポーターとしては、やはり鹿島の選手・スタッフ陣を讃えたい。

今年の鹿島は近年で最も力が落ち込んでいる。

魅せるどころか、勝つことからして余裕がない。

そんな時期ですらタイトルを獲得してしまうとは。

中田、新井場、曽ヶ端らが後方から声を出し、中堅の野沢、青木らが下支えした。大迫や柴崎は新世代の力を示した。

意地を見せた興梠、田代が決勝ゴールをお膳立て。足が止まった小笠原の戦闘意志は増田が受け継いだ。

外国人選手のアレックス、フェリペは「強力助っ人」とは言い難いものの、献身的なプレイ。この「外国人頼みでないこと」で逆にチームとしての底力を感じる。

遠藤もいい経験をした。ゆっくり成長してきた彼には、これも飛躍への糧になるはず。

交代策で差が出たのは、何も両監督の経験の違いだけではない。

ベンチまで含めた総合力、控え選手のモチベーションといったもの。

本山を中心としたベンチメンバーによるバックアップを讃えたい。もちろん、試合に出られなかったことに甘んじて欲しくはないが、ベンチの雰囲気は交代選手のパワーに繋がったと私は解釈している。

特に、今回は最後までベンチで過ごすこととなった若い西や昌子の今後に期待したい。

タイトル獲得の夜と、その次の日くらいまでは祝杯を挙げ、ひたすら喜べる。

でも、それと同じくらい深く、そして長続きする喜びは、これで選手たちがパワーアップすること。

鹿島アントラーズにはタイトルを力に変える下地があるから。

それがダブルで嬉しいことだ。
さて、ようやくヤマナザキナビスコカップ決勝。

これまでもそうだったように、今日も、これからも。

どの試合も特別で、どの試合も勝ちにいくのが鹿島アントラーズ。

13時5分のキックオフが楽しみだ。
嬉しい悲鳴と言うべきか。

今週の鹿島アントラーズ情報の多さは通常比異常。

特に紙媒体では紙面スペースを多く割いてくれる。

ブログとしては紹介記事ばかりになっちゃってるけれど、しかし、紹介したくなるものばかり。

で、今日発売のエルゴラッソ(ELGOLAZO)。

定期購読者にはおせっかいになるが、そうでない人で販売圏内の方はコンビニや駅売店でのお買い上げをオススメする(※販売圏外でも数日遅れのダウンロード購入ができる)。

注目は小笠原満男選手ロングインタビューだ。

内容は読んでいただくとして、感想一言。

「あの無愛想男が本当にいいキャプテンになったなあ」ということ。

朴訥な彼の言葉には一言一言に真実味がある。思いやりや愛情が感じられる。

ほんと、人の成長は分からん。

それ以外にも決勝プレビュー記事で鹿島サポ&浦和サポの気持ちを盛り上げてくれる。

これまた「買い」です。
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ブロマガって何?
今夜の「フジテレビ すぽると!」(10月27日(木)24:05~24:45)にオリヴェイラ監督、田代選手、柴崎選手が出演予定とのこと。

今日に限らず、今週は月曜から連夜、鹿島アントラーズの選手が(ちょこっとだけれども)映し出されている。

テレビ媒体だけではない。

各サッカー専門週刊誌でも決勝プレビュー特集で取り上げられ、明日金曜発売のエルゴラッソ(※コンビニ書店に並んでいるピンク紙のサッカー専門新聞)では小笠原満男選手の濃ゆいインタビューも掲載されるとのこと。

これだけ扱ってもらえると優勝争いクラブのプレミア感を感じる。この感覚、何度でも有り難い。

なお、明日は21:00から『LIXIL presents ANTLERS REPORT「THE LEGENDS」Part.2』も放送される。

予備情報なしに試合を見ても楽しめるのがサッカーであるが、プロサッカーはエンターテイメントでもある。

観劇や音楽ライブ同様、事前予習で更に楽しくもなる。

お時間あれば各情報ご覧いただいて、ワクワクドキドキを高めていただければと思う。
現在発売中の週刊サッカーダイジェスト11月8日号。


ハーフナー・マイクが表紙。マイクに恨みはないけれど、これはスルーですな。

…と思いきや、センター特集に「鹿島アントラーズダイジェスト」。

小笠原満男インタビュー。鹿島アントラーズを家族に例えると「自分は近所のおっさん」とのこと。

山村和也選手インタビュー。「開幕スタメンを狙っていますよ」とのこと。

田中滋氏による高卒内定4選手(伊東選手、中川選手、鈴木選手、宮内選手)紹介。

柴崎岳インタビュー。「鹿島で貢献したいという気持ちが一番」とのこと。

そして、ヤマザキナビスコカップ決勝プレビュー。

以上が鹿島アントラーズ特集になるが、それ以外にも巻頭からJ1移籍マーケット予想。

「どうだろう?あり得るのかな?」と思わせられる移籍推測がなされている。

鹿島とて蚊帳の外ではない。

三連覇黄金期を支えてくれた79年組の5人(小笠原・中田・本山・新井場・曽ヶ端)が勢揃いしてくれているのも、あと残りわずかな時間なのか。

それとも来年以降も見られるのか。

寂しくなるような予想も中にはある(※あくまで記者の予想に過ぎないが)。

たしかなことは、今週末。

79年組の獲得タイトルを増やす大きなチャンスが訪れているということだ。

もう何度もあることではない。

彼らの晴れ舞台、目に焼き付けておきたい。

応援する私たち自身が気持ちを高めるのにもってこいの一冊、週刊サッカーダイジェスト今週号。

書店・コンビニでお買い求めの際は、サッカーマガジンの方じゃないので気をつけよう。
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ブロマガって何?
鹿島アントラーズの控え主体チームは流通経済大学との練習試合。

最近、あまり好調とは言えない流経相手ながら、6-0圧勝(※山村くんは長期離脱中につき欠場。実質一軍未満のメンバー構成)。

ヤマザキナビスコカップ決勝に向けてベンチ組も健在をアピールした。

格の違いを示したのは興梠慎三。

大迫&田代にスタメンの座を奪われている状況だが、こういう時には本気度が違う。

その機動力とアジリティで前線をかき回し、ポイントを作り、豪快なシュートを決める。

彼、ずっと本気の本気でサッカーに集中してりゃ、凄い選手になっただろうと改めて思う。

とはいえ、私自身も努力家でない(夏休みの宿題とかテスト勉強もやらないタイプだった)から、あんまり興梠選手のことは言えないけども。

他では、フィジカルコンディションを差し引きさえすれば本山雅志とフェリペ・ガブリエル。

この二人については、鹿島の二列目の中で「人とボールを動かす」戦術遂行能力が高く、それは昨日の練習試合の中でも垣間見えた。

サッカーでは「観戦初心者に分かりやすい活躍は少なくとも、いるとチームが強くなる選手(※例えば、ガンバ大阪の橋本英郎のような)が必要」というけれども、鹿島では本山やフェリペが相当する。

ただ、とにかく、今の二人はフィジカルコンディションから来る、パワー、持久力などが一通り不足しがちで(もともと得意でない部分が更に弱くなっている状態)、そこが惜しまれる。フェリペは試合勘が戻ってない感じだし。

週末の決勝までに、どこまで上げてくれるか。

好調でさえあれば、少なくともチームにもプラスをもたらしてくれる選手たちに違いない。

理想的には「野沢のキック」と「遠藤のキープ力」に「本山の戦術眼」と「フェリペの幅広いサポート力」を全部兼ね備えた選手がいればいいんだけど、そんな選手がいたら欧州でもトップレベル。鹿島アントラーズじゃ給料払いきれないし、引き留めておくべきでもない。

長所と短所が多い選手たちであることを認め、受け入れ、応援していくしかないし、そうしていきたいものだ。
先週末のクロアチアリーグでハイドゥク・スプリトの伊野波雅彦が移籍後初ゴールを決めた。

相手はかなり格下感のあるチームで、ダイジェスト動画を見ても、正直、J1より確実に落ちる守備しかできていない。

ただ、それでも伊野波のゴールは見事。

敵陣右サイドの味方FK。マーカーの背後から素早く前に回ってのヘディングシュート。伊野波のスピードに駆け引きが加わって相手DFついてこられず。ボールインパクトもきっちりゴール右隅に叩きつけた。

ハイドゥク・スプリトにせよ、日本代表にせよ、鹿島アントラーズにせよ、得点力は世界のどのチームに行ってもアピールポイントになる。

気が早いかもだが、次のゴールも楽しみにしたい。

なお、ゴール後はチームメイトやサポーターから大いに祝福される様子が映し出されている。

ボランチでもCBでも主力として試合に出て、ゴールを決めた。チームは現在リーグ戦は2位。チームメイトとサポーターに愛されている。土地としても美しい街。

伊野波はまだ上を目指す選手であるが、それは後の話として、一つの成功の形を見せてくれているのではないかと思う。
鹿島アントラーズが主に採用している4-2-2-2システムについて簡単に確認しておこう。

DFが4枚、ボランチが2枚、二列目(オフェンシブハーフ、サイドハーフ)が2枚、FWが2枚。

二列目の動き方次第で中央突破とサイドアタック(※これはサイドバックの能力も重要)両方に威力を出せる柔軟性あるシステムだ。

【二列目への負担が重いシステム】
二列目の二人の能力によってできることが相当に変わってくる。

サイドバックのオーバーラップを促す役目、トップ下に入って中央攻撃を担う役目。それから、相手攻撃を抑える守備の役目。

最初から「二列目中央(トップ下)」にも「両サイド」にも人が配置されている4-2-3-1システムなどと比較して、4-2-2-2の二列目は一人あたりの担当範囲が広く、役割は多岐に渡る。

戦術的な動きが肝であり(※担当範囲が広いということは、ポジショニングが悪いと「ピッチで迷子」とか「消えたまま」の状態になりやすい)、各局面で有効なプレイを繰り出すためにも幅のある高い能力が要るということだ。

【劇薬が七難隠す】
もともと三連覇時は「本山&野沢」がレギュラーメンバーの二列目。

本山は「戦術&技術」の選手で、野沢は「得点力&技術」の選手。

決して機動力や強さに優れるわけではない二人をカバーしていたピースに「エースFWマルキーニョス」が挙げられるだろう。

大柄ではないが、フィジカルオバケと呼べるだけの競り合いの強さと長大な運動量を併せ持っていた。

彼の能力によって「七難を隠す」状態になっていたと言えよう。

【「鹿島る」もできない】
すごくシンプルに考えると「マルキーニョスの分」「本山の分」が今の鹿島には無くなって、前でボールが回らない。守備力も落ちている。

「相手チームの穴を探ってボールを回す」ことはもちろん、いわゆる「鹿島る(時間稼ぎのためのボール回し)」もうまくできない。

SBやボランチも重要なポイントだが、ただ、その強化優先順位は二列目に劣る(※FWについては、鹿島含め全世界全てのチームにとって常に強化ポイントであり、ここでは除外する)。

4-2-2-2の機能性を最も左右するポジションはシステム特性上二列目にあり、そこはどうしても注目されることになる。

【今シーズン残りで注目したいのは遠藤康】
正直、4-2-2-2の二列目を十分に務めるには、野沢&遠藤ともに戦術的運動量的に不足はある。

不足を埋めるスペシャルな武器として、野沢には一撃必殺のキック技術がある(今シーズンは流れの中からのミドルが決まってないけれども)ものの、果たして遠藤の武器は何か?

キープ力にせよシュートにせよ、スペシャルと言えるほど突き抜けてくるか。

若い遠藤には今シーズン残りでの更なる成長に期待したい。

試合に出ている今こそ、上達とレギュラー確保のチャンス。

今は、まだ多くのサポーターが堂々のレギュラーと認めているわけではない。

彼が上手くなれるかによって、二列目の補強も変わってくる。
うーむ、記憶から消し去りたいどころか、記憶に残らないゲームだったぞ。

鹿島アントラーズといえどもモチベーション失えば並以下のチームということか。

鹿島の選手全員、くだらないミスしてたんじゃないか?

勝者のメンタリティどころか、プロのプライドも見えにくかったんですけど…。

いや、プロとか以前にサッカーやってる本人たち全然つまんなそうだったし。

チーム全体に漂うメンタルエネルギーの低さに引っ張られ、一人残らず並以下に。

いや、奥さん、ご自分が贔屓にしてる選手は良かった(逆に好きじゃない選手のせいで負けた)とか思っておられるかもしれないですけど、全員ダメでしたよ。

「強いから優勝争いできる」ものと思っていたけど「優勝争いしていたから強かった」とも言えるのだろう。

明確な目標を失ってしまえば、気持ちが上がらない。

優勝不可能、ACL圏内も望み薄で、しかし降格もない。勝っても負けても順位に意味が無くなれば(順位賞金の多寡はあるが…)リーグ戦とはいえ、公開親善試合と変わらないのかもしれない。

いやいや、しかし、プロの有料試合でこりゃマズいでしょう。ましてや「遊びでも負けるな」なジーコスピリットのクラブなんですよ。

チケット代取るレベルかというのはあるし、テレビ中継するにしても視聴料金はもちろん、電波とか電力とか勿体なくないかってのがある。

それくらい、恥ずかしいクオリティの出し物になってしまった。

勝ち点1だけが良かったことだね。

選手・スタッフ陣にはヤマザキナビスコカップ決勝で名誉挽回お願いしなきゃならん。

我らも気持ちを切り替えて、次戦に備えたい。
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鹿島アントラーズへの入団が内定している伊東幸敏くん(静岡学園高3年)インタビュー記事が掲載されている。

以下、ちょこっとだけ中身を紹介。

・鹿島入りを決めた理由
・中学生の頃から鹿島に行きたいという思いがあった
・鹿島にはあこがれの内田選手(現シャルケ)がいたこと、SBの攻撃力を生かすサッカーであることが理由
・内田さんは高卒1年目から開幕スタメンだったし、そこは目指していきたい
・鹿島スカウトのすごさ

鹿島サポーターならばニヤリと嬉しくなる内容なので、まだの方は帰宅途中にでもお買い上げなり立ち読みなりしていただければ。
昨日の13:50からU-22日本代表×町田ゼルビア(JFL所属)の練習試合が行われた。

スコアは3-1。鹿島の3選手は1-1の後半から出場。

この試合はJFAのサイトでネット生中継されていたので、後半のみだが視聴できた。

【大迫2得点。大迫なら当たり前】
大迫は2ゴール。

2つとも当たり前のように、落ち着いて決めた。

普段からJ1のDFを相手にしている大迫にとってはカテゴリーの落ちる相手。

ボールを持てばなかなか取られない。ドリブルも楽に決まる。

彼の場合、本番でどれだけ数字を残せるかが大事だけれども、しかし、その前に永井とのポジション争いもある。

練習試合とはいえ、得点を重ねるのは良いことだ。

【柴崎はどこに行っても柴崎】
精神的に弱い選手はコンスタントに活躍できない。そんな選手は芽が出るまで時間がかかる上、環境の変化に対応しきれない。

逆に、精神的に強ければ早くから才能を発揮して活躍できる。

やはり柴崎は代表クラスのメンタルを持っているようだ。

この試合でも最初から普段通り、最後まで全く普段通りにプレイしてみせた。

視野の広さ、正確なキック、プレイ選択の正確性。

元々ボランチ陣のゲームメイク力が弱い現U-22代表だが、柴崎投入によって攻撃にスイッチを入れられるようになった。

あとは守備威力を見せるようになってくれば、レギュラー確保も狙えるかもしれない。

【不慣れや未熟もあるが面白い昌子】
後半からCBに入った昌子。

こちらは連係不慣れなこともあって、最終ラインでのバックパスミスが一つ。

昌子以外にも後半のDF陣は初めての組み合わせで、動き方にあやふやなところがあったのは致し方ない。

その中でも、対人守備の強さと、また昌子ならではの武器として強力なフィード力、敵を引きつけて前にボールを運ぶドリブルを披露。

ポジション争いのアピールになったかは不透明も、昌子源というキャラクターは見せられたかと思う。

かつて落選したU-19日本代表合宿のように「何も出来ずに終わる」ということにならなくて、とりあえず良かった。
スポニチの記事によると、昌子源も五輪代表候補合宿で頑張っているようだ。

「遠慮して声を出さずにいたら、次からは呼ばれずに一発で落とされた」
「年下、年上関係なくどんどん声を出すよう言われているのでそう心掛けている」
「センターバックは声を出してなんぼだと思っているんで」


さすが昌子。短い記事のうち、大半が彼のコメントで占められている。さぞや喋くりまくっているのだろう。

現日本代表の主力に話達者な選手が多いように「人を前にして自分の意志をスムーズに伝えるコミュニケーション能力」は成功必要条件。

昌子にはその能力も期待できるようだし、あとは精神的に伸び伸びやってもらえれば。

高校三年時のU-19日本代表の神戸合宿において、自分を出せぬまま一発落選。

『初めての代表で緊張して思ったようにプレーできなかった』(「プラチナ世代のW杯」安藤隆人著/白夜書房より)

だが、彼の落選したU-19日本代表チームはU-19アジア選手権で、韓国代表のロングボール攻撃にボコボコにされ敗れ去った。

『もし、あの場に自分が立っていたら…。自分の力のみで勝てるとは限らないけれど、入っていたら絶対に貢献できると思っていた。競り勝てていれば、あの試合は勝てた』(同上)

その言葉を実現する再チャンス。

しかも、五輪予選はアジアユースより注目度が高い。

自分のキャラクターをピッチ内でもピッチ外でも出して、今度こそメンバーに残ってもらいたいものだ。

元気いっぱいの若い人には関係ないことだけれども。

最近、大好きだった肉料理を食べなくなってきた。

肉料理を食べ過ぎると、なんだか胃がもたれてくるし、次の日体調が悪い気がする。

そういう年齢になってきたということか。

食欲のまま食べていた頃は気付かなかったのだが、「日本屈指のグルメスタジアム」と名高いカシマスタジアムの主力級グルメは肉料理がほとんど。

「五浦ハム焼き」「モツ煮込み」の二大看板を始めとして、人気グルメの大半は肉系だ。

今の私には、そればかりだと若干キツい。

肉を受けつけにくくなってきたとか、健康や体型に配慮するならば「イワシのつみれ汁」や「麦とろ丼」がある。

どちらも肉系と比較すれば低カロリーで、消化疲れしない。

そして、ちゃんと温かくて美味しい。

これから先、昔からのサポーターは齢をとってくる。若い人でも健康志向で肉食を控える人が増えている。

となればカシマスタジアムでも「肉料理以外」の充実、「ハム焼き&モツ煮込み」を超えるくらいの看板メニューが欲しいところ。

いや、なんで今回そんな話をしたかというと。

先週末の静岡泊りがけついでに寄った、沼津のひもの料理店。

これが最高レベルの美味だった。

旬に獲れたアジ、ホッケを職人が丁寧に仕上げる。それを炭火で焼いて、特別有機栽培の新米と一緒に食す。

通常、どこに行ったとか何を食べたとか、旅行グルメ記を書くのは全く不得意のため記事にしないのだが、それでも書きたくなるほど旨かった。

かつ、旨さ比で非常にお安い。

あんまりハードル上げるのもアレだけど、魚好きにはたまらない一品。

ぜひ、沼津近辺を訪れた際には一度ご賞味することをオススメしたい。

そして、それくらいのレベルのものがカシマスタジアムで出てきたら凄い。

カシマスタジアムが関東を代表するレジャースポットとして全国的に認知されていくこと、遠方から訪れたお客さんに満足して帰ってもらうことを考えると、スタジアムグルメのレベルを日々更新して上げていくことは必要なことだ。

魚系、麺系(うどん、そば、ラーメン)、野菜系メニューの需要は、サポーターの年齢と健康志向と共に高まってくると思う。
アウェイ磐田戦は2-1勝利。

「圧倒して勝った」という試合ではなかったが、逆に言えば「圧倒せずとも勝ってみせた」試合。

中三日、中二日、延長120分と、これだけプロではあり得ないペースで連戦が続けば、どうしても選手のパフォーマンスは落ちてくる。

身体のキレがなくなり、走れる量は減り、集中力持続が難しくなり、判断力は落ちてくる。
,
そこで悪いプレイを責めることもできよう。

だが、自分はサポーター(チームを応援する者)であるので、極力、できたことを褒めたい。

連戦を言い訳にせず、しっかり試合に入り、走り、守り、得点をとって、精神的に切れることなく試合を運んで、勝って締めたのだから、プロサッカーチームの仕事としては及第点。

野沢・遠藤あたりにしても、もっと体力無いものと思っていたのに、それにしてはよく頑張ってくれている。

田代は思いの外ゴール決めてくれている。

得点源として必要だったはずのカルロンが不成功だったこと、怪我人が多過ぎることまで考慮すれば、戦力比悪い成績ではない。

残った選手たちが頑張っていることは間違いない。

敢えて予想を下回ってしまっている事項を挙げるとすれば、「他クラブへレンタル移籍修行に出ている選手たちの移籍先での活躍」が全体的に物足りないくらい。

そこは残り移籍期間での彼らの奮起を期待しているれども、ただ、今季アントラーズで試合に出ている選手たちの忍耐は、なかなかのものだ。

私もそうだが、通常の現代人は物事の欠点にばかり目を向けがちで、できていることを見落としやすい。

例えば、毎日お世話になっている家族とか友だちとかに対して悪いことばかり探す癖がついていたら、自分はどんどん不幸になってくる(※正確には、恵まれていることに気づけないから幸福感がなくなる。願いが叶ったとしても次なる不満材料を探して回ってしまう)。

「批判することがエライ」風に思い込まされがちな批評社会だからこそ、人や物事のいいところを見つける姿勢を大人になってからでも自分の意志で身につけていくことが必要。

サッカー観戦は、その練習にも使える。

サッカーの見え方は十人十色だけに、自らがプラス思考かマイナス思考か、感謝姿勢か批判姿勢かダイレクトに出てくる。

鹿島アントラーズは楽しく学べる格好の教材だ。
岩政選手の負傷について』(鹿島アントラーズ公式サイト)

復帰まで約一ヶ月を要するとのこと。

「不死身のゴリラ」の異名をとり、かつては「ボクにかかればどんな怪我も三日で治る」と豪語していた岩政大ちゃんが、これほどの長期離脱を余儀なくされるとは…。

さぞや無理を重ねていたのだろう。

また、もう大ちゃんもプロサッカー選手として若くはないということなのだろう。

いなくなってから気づく大ちゃんの存在感、ありがたみ、可愛らしさ。

攻守に強力なヘディング、顔に似合わず安全第一、無理をしないプレイスタイルと、それでも時折不安にさせてくれる足下の技術。

その豪快さと理屈っぽさと面倒見の良さとハラハラドキドキ感を兼ね備えた、Jリーグ随一の千両役者。

その彼が、いない。

ヤマザキナビスコカップ名古屋戦と天皇杯筑波大戦は、青木や昌子といった若手(※青木は若手風中堅)が、その穴を埋めてくれた。若手CBの活躍は想定以上のものだったと言っていい。

だが、大ちゃんの穴が露呈されるとしたら、明日以降になるかと思う。

対戦相手はジュビロ磐田。

日本人屈指のCFたる前田遼一、正確で速いクロスを送り込んでくる駒野友一、昨年鹿島も獲得を狙った大卒ルーキー山田大記などタレント豊富な面々。

噛み合ってくれば、経験の浅いCBにとって厄介な相手となる。

大ちゃんなきDF陣の奮闘を期待するとともに、大ちゃんの回復を心から祈りたい。


※戻りが月曜日になる予定のため、数日更新休みます。
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ブロマガって何?
22歳以下日本代表候補トレーニングキャンプ(10/17~10/19東京都内)に参加するメンバー24人が発表された。

鹿島アントラーズからは大迫、柴崎、昌子の3人が選出されている。

主力の一人でもある大迫は妥当としても、高卒ルーキーの二人(特に昌子)は意外。

本人たちも驚いているようだけど、それはそうだ。

これには正ボランチを務めている山村君の負傷に加えて、『11月のU―22代表は各クラブ2人まで』(スポーツ報知)という約束事が絡んでいるのかもしれない。

残留争い真っ只中の浦和レッズでは、原口、山田、濱田の3選手がU-22常連。重要な戦力になっている。

そこから二人しか選べないとなれば、新たな戦力を別に発掘する必要がある。

そうでなくとも、元々、現U-22代表はボランチとCBに手薄感が強い。

J1でも一定以上のパフォーマンスを見せている柴崎ならば、チームへのフィット次第でポジション確保も十分可能。

CBについては、その下の年代まで人材不足が指摘されて久しい。

最近のU-20、U-17代表は、最後までCBの能力不足に悩み続けた。足下やカバーリングを重視してCBを起用した結果、ことごとく高さでやらた。ハイボール一辺倒でボコボコにされること度々。

しかし、高さで選べばビルドアップやDFライン統率が弱まったのだろう。

CBはチームの要。ここは能力の高い選手を置かなければならない。

空中戦の強さはCB最低限の必要事項。「他の能力でカバーできる」という問題ではない。

読みも絶対に優れていなければダメ。足下の技術とスピードもそれなりになければダメ。

本当に強いチームを作るならば。アジアの壁を突破し、世界で勝てるチームを作るならば。

結局、日本全体で強力なCBが足りないから、A代表も本来ボランチの今野が務めることになる。

クラブレベル、例えば鹿島でも、ここ数年来、ボランチの選手を下げて穴を埋めている。

昌子には生粋のCBとしての成長を期待したい。

空中戦の強さも、足下の技術も、顔のゴツさも、コメント力も。この年代のCBではトップレベルに違いない。

落ち着いて、自分の力を出せば大丈夫なはずだ。
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ブロマガって何?
天皇杯2回戦、観戦雑感。

【筑波大、やはり好チーム】
筑波大サッカーの質の高さは戦前の予想通り。

攻撃にも守備にも意図が感じられ、鹿島アントラーズ相手にも自分たちのパスサッカーを貫いた。優勢に立つ時間帯も少なからずあった。

最初の決定機と呼べるものも筑波大。前半22分のミドルシュートは鹿島クロスバーを直撃。

鹿島は形を作れていなかっただけに、これが決まっていたらマズかった。

【これがプロの個人能力】
中盤の構成力がサッパリだった鹿島。しかし、大学サッカーにはない個人能力があった。

一番はゴールキーパー。

最近、ナビスコ2連戦で好プレイを連発し、波に乗っている曽ヶ端は日本最高峰GK。

ちょっと1.5軍の印象もあったこの日の鹿島のスタメンであったけれども、正GKの曽ヶ端を配置しているというだけで一気に一軍寄りになる。

それくらい、GKというポジションは重く、その力が勝敗に直結しやすい。

先制点は遠藤FKを田代ヘッド。田代ほど打点の高いヘディングはJ1でも少ない。大学サッカーでは、まずないレベル。これは止めようがない。

追加点はパスを受けた大迫ミドル。後方からのパスを間髪入れず高速スイングで打ち込むという、これまたJ1でもハンパないレベルのシュート。

ほぼ個人能力で2点取ってしまったという。

【劣勢の中のデビュー】
この試合プロデビュー戦となった昌子。

本人もコメントしている通り、立ち上がりからしばらくの時間帯と終盤の時間帯。デビュー戦らしい硬さや余裕のなさがプレイに出ていた。

ただ、筑波大の中盤に対して、鹿島は中盤の構成力が良くない。それは最近対戦した名古屋、浦和に匹敵するレベル。

筑波大がいいチームだったこと、鹿島中盤の何人かの選手のパフォーマンスが今ひとつだったこと、加えてコンビネーション不足もあり、攻守に渡り機能性が低かった。

前を向いてフリーの状態で縦パスを出してくる筑波大の中盤。

これだけ前からの守備がかからなくては、新人でなくともCBは厳しい。

にも関わらず、序盤と終盤を除いては、青木のカバーを得てよくやったのではなかろうか。

逆に、新人であることを考慮せず一試合を評価すれば「次は最初から最後まで実力を出しきってもらいたい」ということになろう。

昌子の武器が垣間見えたのは、相手FWのプレッシャーを受けながらも中央の味方MFにボールをつけたシーン。これは技術と度胸がなくてはできるものではない。

筑波大が地上戦に傾倒していたので、エアバトルの強さはあまり見られなかったものの、まず、才能を披露したと言っていいだろう。

【闘将候補・柴崎】
前半は相当にやられた鹿島だが、後半になって多少なりとも持ち直した感がある。

ハーフタイムでのオリヴェイラ監督の指示、交代策、筑波大の疲れなど様々要因はあろうが、一つに柴崎がプレイ比重を守備に傾け、ボール奪取を繰り返したことが挙げられる。

チームのために献身的に走り回り守備する柴崎。

その姿を見ながら、柴崎について書かれた文章を思い出した。

柴崎が中学生の頃から、その姿を追い続けている安藤隆人氏の著書『プラチナ世代のW杯』。


『その性格やプレースタイルから、彼は人を寄せ付けない孤高の天才に見える。しかし、それは間違っている。本当の柴崎岳は純粋にサッカーが大好きで、誰よりも熱い気持ちを持ち、周囲に感謝できる人間だ。仲間に尊敬の念を抱き、共鳴しあいながらプレーすることで自分をより輝かせることが彼の真の姿である』(69pより一部引用)

終盤、昌子の凡ミスから筑波大カウンター攻撃発動。

必死に追走する昌子。

だが、追いつけず、ゴール前クロスが入る。これはボックス内に飛び込んでくる筑波大選手にピタリのラストパス。

昌子が待ち焦がれたデビュー戦、彼のミスから失点してしまうのか…。

その瞬間、目を見張るような速さでゴール前に駆け戻ってくる背番号20。気迫のチャージ。

もともと守備に奮闘していた柴崎であったが、このシーン、仲間のためにという加速スイッチが入ったのだろうか。1点ものの守備だった。

彼はこの日、昌子以外に対しても「チームメイトのミスを取り返す」プレイを多く見せてくれた。

寡黙な印象のある若者だけど、仲間思い、チームメイト思いなやつ。

この日ピッチにいなかった小笠原満男に、そのメンタル面が似ている気がした。

「献身・誠実・尊重」のジーコスピリットを柴崎に見た気がした。
さて、鹿島アントラーズにとっての天皇杯が開幕。

今夜の対戦相手は筑波大学だ。

筑波大監督は、元名選手であり、解説者としても有名な風間八宏氏。

彼は受け手のレベルに合わせて話す内容を変えられる希有な指導者。

筑波大は国立大学とはいえ、風間監督の影響もあるのだろう。昨年度の高校ナンバー1ストライカー赤崎を始めとした好素材が集まっている。

大学屈指の強豪であり、関東大学リーグでは現在首位。当然、昨夜のタジキスタン代表とは比較できない、ちゃんとしたチーム。

参考までに、昨年の鹿島アントラーズ控え組との練習試合では3-3の引き分け。

その試合には伊野波(現ハイドゥク)&大岩(現コーチ)のバックライン、青木&船山(現山形)がダブルボランチを組み、大迫&佐々木(現湘南)の2トップが出場していた。

それでも3失点引き分け。

風間監督の指導が行き届き、才能が集まった今年の方が怖いわけで、そもそも大学チーム(鹿島もそうだが)は練習試合にベストを合わせてくるわけではない。

ホームで迎え撃つ形になる鹿島アントラーズは中二日、怪我人の多い状況。

ナメてかかればもちろん、ナメてかからなくとも、やられる要素はある。

早い段階で得点を重ねるパターンに入れればいいが、そうなれない時が怖い。

必勝を期して、時間のとれる方はスタジアムに集い応援しよう。

大学生とか関係なく、全ての対戦相手をリスペクトをして、どんな相手にも勝っていくのが鹿島アントラーズなのだ。
うーむ、日本代表は悪くないのに、あまりにもレベル差があり過ぎてアレだったタジキスタン戦。

8-0という、野球でも圧勝というスコア。

新しい代表ファンの方にとっては、得点シーンがたくさん見られて良かったかと思うのだが…。

逆に、新しくないサッカーファンにとってはサッカーらしい駆け引きが見られず、そもそもタジキスタンには肝心の「勝つ気」「一生懸命さ」が見られず、物足りなくなってしまったのは否めない。

とはいえ、これはあくまで結果重視のW杯予選。

きっちり得点を重ねて「勝ち点3」と「得失点差+8」を積み上げた日本代表を褒めたいところ。

先制点(ハーフナー)と2点目(岡崎)を前半20分までに決められたことで、大量得点モードに入れた。

駒野、香川、憲剛の得点も素晴らしいシュート(香川の2点目はクロスミスくさいけど)。

憲剛や遠藤といったJリーグを代表するコンダクターがコントロールする攻撃陣は、完璧に近いパフォーマンスを見せてくれた。タジキスタン代表相手に望める最大限のゲームだったに違いない。

これ以上を望むなら、あとは相手をチェンジするしかない。

このレベルの相手と試合をしても、どうにも手応えが小さくなるし、強い日本代表を作る練習にはならない。しかし、相手は選べないし、きっちり勝っていかなければならない。

アジア予選を戦いながらW杯本戦仕様のチームを作っていくのは、何とも難しいものだ。
鹿島アントラーズユースからのトップチーム昇格選手が発表された(公式サイト)。

鈴木隆雅(すずき・りゅうが)選手、中川義貴(なかがわ・よしき)選手、宮内龍汰(みやうち・りゅうた)選手の3名。

3人とも、今年の鹿島ユース快進撃を支える主力選手。

それほど下部組織の試合を見ているわけではないので、ボヤッとした印象しか語れないけれど、三者三様、面白い子たちだと思う。

中川くんと宮内くんは鹿島ジュニアユースの頃から、ずーっと主力。これぞ本当の生え抜きと言える選手たちだ。

中川くんは鹿島には珍しい強い気持ち(熱い、激しいとも言える)を露わにするFWで、シュート意欲とパワーを備えている。

特に攻撃の選手の場合、感情表現のある選手の方が成長しやすい傾向があり、中川くんの成長力に期待だ。

宮内くんは幅広く動ける、チェイシングでも効いてくる、PK蹴るにしても落ち着いているイメージがある。

鹿島フロントが長きに渡って小谷野を手元に残してきたように、アントラーズのサッカーには「運動量豊富にかき回すアタッカー」が本来必要なピースなのだろう。

たしかに、野沢や遠藤のような「技術はある。機動力は落ちる」タイプが二列目の一角を占めるとなると、別に「機動力があり、守備貢献もできる」タイプを配置した方がバランス的に望ましい。

現実的には、数世代前の鹿島ユースのエースたる小谷野ですらトップチームでは厳しい状況。宮内くんには小谷野をハッキリ超えていく成長力を期待したい。

鈴木隆雅くんはU-17ワールドカップで10番を背負った左利きの選手。

元々はストライカーだが、CBと左SBもこなし、どこもソツなく務める能力がある。トップチームの練習試合にも後半出てくることがあり、そこでも、やはりソツがない。

あとは誰にも負けないような武器を持つか、トータルで違いを出せるような選手になってくれれば。

私個人的には「年代別代表クラス」という分かりやすい経歴を、あまりあてにしない。

特に最近はそう。

サッカー選手は成長力次第。

長谷部誠然り、本田圭佑然り、長友佑都然り、岡崎慎司然り。

彼らはユース代表で実績があった選手ではない。

それでも今では堂々たるA代表レギュラーだ。

もちろん最初から才能はあったにしても、それ以上に成長力があった。

鹿島ユースから戦力になったのは、20年のクラブ史上で曽ヶ端準、野沢拓也の二人のみ。

この二人は別格として、全体には輝かしいと言いにくい育成の歴史。

これを変えてくれる選手が、一人でも、二人でも、三人でも出てくれれば。

鈴木選手、中川選手、宮内選手の成功を祈りたい。
ヤマザキナビスコカップ準決勝、観戦雑感。

【よーし、国立決勝】
ヤマザキナビスコカップの準決勝、名古屋ホームとなる瑞穂での試合は鹿島2-1で勝利!

よしッ、決勝進出だ。

リーグ戦と比較して観客動員少なめのヤマザキナビスコカップながら、決勝戦に関しては話が別。

ご褒美盛りだくさんとなっている。

「会場は日本サッカー界の聖地・国立競技場」「地上波生放送(※リーグ戦の優勝決定試合でも、こういうことはない)」「優勝賞金1億円、準優勝5千万円」「優勝チームにはスルガ銀行チャンピオンシップの出場権(※即ち、南米強豪クラブとの試合経験と、この試合の賞金を得られる)」などなど。

はっきり言って、ナビスコ決勝進出~優勝の利益はとてつもなくデカい。

決勝進出を喜びつつ、残った決勝戦もしっかり勝ちましょう。

【くっ!ガッツが無限なのか】
特に前半、鹿島が名古屋を圧倒したと言っていい。

というか、名古屋の選手数名のオフザボールの動き、全然なっていない。これがプロのチームなのか、プロの選手なのかと、逆の意味で感心してしまった。

それでも名古屋には大ボスクラスが2人もいるがために、いくら攻めても点が入らん。

CB闘莉王とGK楢崎。

漫画かアニメか特撮かというような異常なハイパフォーマンスで、ことごとく鹿島のシュートをブロック。

闘莉王に至ってはゴールまで決め、なおかつ途中でスイミングキャップを被ってウケ狙いに出るというエンターテイメント性まで発揮。

こんだけ実力あって代表に行ってないの、おかしいだろ…。

【黄金世代から新世代へ】
先制ゴールは大迫。

小笠原ボール奪取から「決めて当然のパスだぞ!決めろ!」のメッセージ入りラストパス。このスルーパスは丁寧極まりなく、角度、スピード、タイミング全てが完璧。

受けた大迫も、トラップから名手楢崎の予測を外すタイミングでシュート。このシュートに限らず、大迫ゴールは「やっぱシュート上手いな」と思わせてくれるものばかり。ゴールランキング上位に顔を出す日も遠くないかもしれない。

そして延長後半。決勝ゴールは柴崎。

本山、ノールック(パス出し後も真横を見たまま)のファンタジックなスルーパス。パス出しのコンマ数秒後まで名古屋DFは「パスを出された」現実に反応しておらず、しかし、動き出していた柴崎。

パスを受け、ニア上段を打ち抜く「真・楢崎を破るなら、ここしかない」という気合と技量MAXのシュート。

黄金世代を代表する名手から、次世代を担う若者へのラストパス、ゴールの形。

この日、2ゴールともそれだった。

【個の頑張りがあったから】
ゴールに直接関わった4人だけではない。

名古屋はブルザノビッチを始め、数名が明白な低パフォーマンスだったのに対し、鹿島出場選手に目立った穴がなかった。

2試合の連続延長戦突入ゆえ、ベテラン勢は後半以降バテたものの、最後まで気力と経験でカバー。

中田は度重なる接触でダメージ受けるも、フル出場で守備陣を鼓舞統率。

急遽、岩政の代わりにCB出場した青木も役割を完遂。

曽ヶ端は楢崎と互角のパフォーマンス。日本最高峰のGKが二人揃って期待通りの活躍をしてくれれば、それはゲームが締まってくる。

決して好調とまでは言えない二列目の二人も、その分は守備で頑張り、味方ボランチを攻めに押し上げた。

シーズン当初に穴ともされたアレックスは、見違えるように安定感を増している。特に2試合連続延長戦をものともしないスタミナには恐れ入る。

【天皇杯、リーグ戦に戻ろう】
決勝は10月29日。しばらくは天皇杯とリーグ戦の試合が続く。

ヤマザキナビスコカップ準々決勝、準決勝ともに90分で勝てていない事実から、リーグ戦は決して楽観視できるものではない。90分ならば「引き分け、勝ち点1」であり、急にアントラーズの得点力が上がったとは考えにくい。

しっかり応援していきましょう。
昨夜の日本代表×ベトナム代表の親善試合をテレビ観戦。

かなり内容の薄い試合だったが、しかし、こんなものかと納得してしまう試合条件ではあった。

快勝圧勝したところで「相手が強くないから」ってことにされてしまう格付けの相手だしねえ。

ベトナム代表は前評判以上には頑張ったにせよ、しかし、格付けを覆すほどでもない。

事実上の1.8軍、これだけグダグダの日本代表相手ならば、いくらアウェイだとしても1点は取らないと。

こんな内容でも零封勝ちできてしまうレベルのベトナム相手では、さすがに得るものが少ない。

難しい、レベル差がある相手との親善試合は。

勝っても負けても強者側の利益は(スポンサーから出る賞金以外)微々たるもの。

新顔選手のAマッチ経験たって、これじゃ大した試合経験にならんだろうし、ベトナム代表に1-0で勝って狂喜乱舞するような日本代表ファンは、もういないだろうし。

とりあえず、明々後日に迫ったW杯3次予選のタジキスタン戦(11日 長居)に向けて、手の内を明かさない方針でやったのだと解釈したい。

しかし、その中でも伊野波は3バックの一角としてしっかり守っていたし、増田もギクシャク攻撃陣の中に放り込まれて無駄に評価落とさずに済んだ。鹿島勢としては悪いものではなかったとプラスに捉えたい。

そもそも日本代表チームの抱えるあらゆる問題は、田中マルクス闘莉王選手を緊急召集すれば解決するものだ。

彼ほどの選手が日本代表にいないなんておかしい。CB足りないんだし。

闘莉王さんにはヤマザキナビスコカップに出てる場合じゃないと申し上げたい。

名古屋は増川も千代反田もいるCB王国だから大丈夫。

せめて明日だけでも代表合流すべきなのだ。