鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
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ブロマガって何?
昨日は水戸との練習試合。

スコアは0-2敗戦。

2失点は後半にユース選手を多く出してからのもので、「正サテライト(?)」同士の前半45分はスコアレスドロー。

練習試合内容については、よくある「本山がいない時の鹿島」状態。

それで伝わるだろうから、言及するまでもあるまい。

選手個々。

さすがに、この時期の練習試合で劇的な発見は見当たらない。

「この選手がトップで使われないのはおかしい!」ということが起こらなくなってくる。

これまでと変わらなかったり、あるいは動きがキレてなかったり。

3月~4月と比べて、11月~12月は、そういう傾向があるかな。

敢えてプラス要素を探せば、岩政大ちゃんの復帰か。

この日は「怪我明けの自分が出来るプレイ」を確認しながらの試運転発進。

それでも、存在感はさすが。

味方コーナーキック時の落下点の奪い合い。

例えるなら、四角い檻に閉じ込められたゴリラ。

そこに釣り竿に吊るしてバナナを差し入れる。

激しくユラユラ揺れるバナナを、全頭脳全神経をフル稼働させて掴みかかるような、巧みな動き。

ヘディングまでの職人芸ともいえる予備動作。

あれだけでも見る価値はある。

岩政、闘莉王、イ・ジョンスの3人、そこは本当に凄い。

彼らに比べると、昌子源はまだ点を取れる動きをしてないなとは思う。

コーチングについても、「声の出ている時間帯」と「ピタリと止まってしまう時間帯」がハッキリ分かれてしまうあたりが、まだ若いかなあ。

もっともっとアピール、積極性、思いきりが欲しいところだ。

結構、彼は優しく空気読める子みたいで、しかし、大ちゃんみたいな空気読めないところもプロには必要だと思う。

あとは違いを示すのは新井場徹。

駆け上がる彼の欲しがるタイミング、欲しがる位置にパスを出してやれれば、そこは決定的になりそう…。

も、結局、ほとんどのケースで味方から出てこない。

ボランチからの球出しが遅かったり、出す位置が後ろだったり。

加速した新井場が急ブレーキかけて後ろに戻り、ジェスチャーや声で「もっと前に出してくれ」「前や」と再三再四。

柴崎、梅鉢のルーキーボランチコンビ。まだSBの攻撃を引き出す働きは不十分。

たしかに新井場の要求する位置に通すのは簡単ではない。

見えていないといけないし、通す技術も要る。

横につけるだけなら、ミスせず済むから安全だ。そして、ミスしないことも大事だ。

でも、練習から、できるだけ高い位置に展開しようと意識してやらないと、本番でもできなくなる。

無難な繋ぎだけのボランチになってしまう。

SB出場時は鋭い攻撃を見せる柴崎も、ボランチとしての攻撃展開には、今のところ不足を否めない。

「生かされる側のSB」とは違う、「味方を攻め生かすパス」を期待したい。

また、逆に梅鉢は無理に縦に入れてカウンター招いちゃうという。

瞬間、新井場の「バチィィ(怒)!」が笑えたが(怒りながらダッシュで戻っていった)。

そのあたり、挑戦したり、失敗から学んだり。

今は、まだ失敗の多い梅鉢がどう変わってくるかも楽しみだ。

先輩に指摘してもらえるキャラ、それで落ち込まないキャラというのは、なかなか貴重だからね。
【いいことずくめの土曜日】
一昨日のホーム最終戦は快勝劇場。

鹿島アントラーズサポーターにとっては、ヤマザキナビスコ杯優勝以来のルンルン体験となった。

・3-0というスコア。
・流れから崩した形でのマルチゴール。
・本山の10番ぶり。
・フェリペ、アレックス両ブラジル人選手の得点。
・青木&當間センターの急造DFラインで守りきる。

来年は優勝争いの中で、これくらいの勝利を重ねたいものだね。

【ユースは大敗】
昨日はJユースカップ準々決勝。

鹿島ユースはセレッソ大阪ユースに2-6大敗。

守備陣に欠場者だらけ、アウェイ、ピッチ状態の影響も受けたとはいえ、残念。

いや、対等でも苦しい相手だったか。

「個人能力」と「選手層」はセレッソに一日の長があったように見える。

鹿島の昇格内定3人組も劣勢の流れに押され、普段のインパクトは示せず。

悔しいのは山々だが、ここからガラッと成長してくれれば。

肝心なのは成長力一つ。

高校サッカー史上、最高レベルの得点力を有した大迫勇也ですら、プロ入り後はゴール不足に苦しんでいる。

歴代の指導者たちが惚れ込んだ興梠慎三も「大エース」に変貌することなく「まずまずの好選手」の地位に留まっている。

反面、さほど有名でもなかった岡崎慎司や長友佑都らは自らの才能を信じ磨き続け、A代表と欧州の舞台で活躍するほどになっている。

18歳~22歳くらいまでの間に、どれだけ伸びるか。

プロに入れたら、あとは成長力次第なのだ。

【五輪代表:U-22日本代表×U-22シリア代表】
最後の方だけテレビ観戦した五輪予選。

すでに大迫が退いた後だったが、ノーゴールという結果を知って、やはり残念に思った。

おそらく、守備に起点にと、そこの働きは抜群だったことだろう。

彼の能力なら、この年代それくらいできて当たり前というレベル。

他の同年代FWとは代えられないほど素晴らしい。

が…、ゴール決定力の部分。

シュートに持ち込む得意パターン。それで一定以上の守備を突き破ってしまうほどの型を、まだ、持っていない。

パワー面、技術面もそうだが、何よりシュート選択が安定しない。

「難しいシュートを試みて外し」「打っていいように見える場面でパスをしてしまい」「こぼれ球の拾える位置に走り込めない」のは、これは一年を通して見られた「実力」。

これから時間があれば録画を見るけれども、多分、昨夜の試合もそうだったことだろう。

五輪代表や鹿島でのゴール数の少なさは偶然ではない。味方のサポートの悪さだけでもない。

今のままでは、ゴール数は増えていかない。

とはいえ、ようやく今季、プロレベルでのシュート意識が高まったところ。

試行錯誤を、まだ重ねている段階。

これが実を結び「2試合に1点」を実現するストライカーへの変貌を期待している。

一時の確率変動ではなく、確かな実力へ。

天皇杯を楽しみにしたい。
第33節、鹿島アントラーズ×清水エスパルス。

観戦雑感。

【近くて見えん】
昨夜は帰りが遅くなり、試合録画はおろか、ゴールシーン映像も未確認。

しかも、個人的には不得意な1階席観戦だったため、試合内容に言及するほど見えなかった。

今年カシマ観戦時は「2B(バックスタンド2階)席」「SOCIO席」「ゴール裏」を併用させてもらったのだが、視野が広くない、動体視力も悪い私にとって「2B席」以外だと試合全体は見えなくなってしまう。

それぞれの席に良さがあるにせよ、オフザボールの動き、ポジションバランスまで見る際、私にとっては2Bがベター。自分一人なら基本2B観戦。

視点が高いことに加えて、ゾーン内自由に移動できることがポイント。重点的に確認したいエリアの真上に行ける。

もちろん、SOCIO席の見晴らしの良さ、臨場感、プレミアム感は素晴らしいし、ゴール裏のライブ感、一体感、味方ゴール時の盛り上がりは他で得られない快体験。

そこは本当に好みの問題。

チケット代とのコストパフォーマンスまで考慮して比較すれば、座種の優劣はない。

それでも、私程度の視認能力では、近くになればなるほど選手とボールの動きが速く見え過ぎて、どこかに注目した途端に他のところがサッパリ見えなくなる。

特に昨日。

なんとも痛々しく膝をかばっているフェリペと、なんとも危なっかしいプレイ判断の當間、それに本山のギャップを突くポジショニングに目を奪われることも重なり、余計に周囲が見えなくなってしまった。

【観戦素人の直感】
妻には奇妙にサッカーを見る目がある。

彼女は「観戦素人」「ニワカ」「ミーハー」を自認しているおかげで、先入観なく試合・選手を見られるみたい。

おかげで、私のような「かぶれ」より直感が働く。

今でこそ言えるが、我が妻はタルタや遠藤康が未知数で期待されていた頃から、練習試合で一目見るなり微妙感を危惧していた。

「うーん、○○選手のところでボール止まっちゃうわね」とガッカリ口調で話していたものだ。

その度に私は「いや、ハマってくれば活躍するよ。技術はある」と説得したものだ。

そりゃ、ハマれば誰だって活躍するし、プロなら誰だって技術あるんだけどね…。

だけど期待したいじゃん。それがサポーターというもの。

ただ、一方で「期待したい」という心情のために「見えにくくなる」「将来性を買い過ぎる(※私は今でもタルタ&遠藤の優れた素質を買っている)」。

素人観戦者は率直なものだ。

【誰にでも分かる本山雅志】
思い出そうにも、フェリペと當間と本山ばっか見てたんで、どうにも試合内容が掴めなかった。

なので、帰途、嫁さんに試合感想を聞いてみた。

「今日の試合はどうだった?」と。

すると「本山選手って凄いね」と。

誰でも言いそうな感想だな…。

まあ、誰にでも分かる才能ってことだよね、本山雅志のサッカーセンスは。

清水のユングベリ、半身で受けて一瞬でアングル付けたパス前に出すところなんか、さすが世界的名手だと思ったけれども、本山のセンスは同等以上だよ。

【挨拶はアッサリ】
ところで、試合後のセレモニーはテレビ放送されたのかな?

オリヴェイラ監督の挨拶が過去数年で最も短かったことが気掛かり。

天皇杯までの話はしてくれたけれども、その先は避けている気配があったし。

花束受け取ってピッチ一周する姿には、退任していく雰囲気も感じられた。

私の勘正解率は50%しかないから、続投or退任は分からんけれどもね。
取り急ぎ。

本日14:00からホーム最終戦清水エスパルスとの試合。

前売りチケットは24,127枚出ており、その中にはカシマスタジアム初参戦の方もおられるだろうから、注意点をいくつか。

「寒さ」と「混雑」対策をお忘れなく。

寒さに強い方はともかく、そうでなければ天気予報が晴れだからと甘く見ない方がいい。

試合時間中の予想気温は12℃。

野外コンクリート施設特有の底冷えにより、体感気温はそれを下回る。

試合前の「選手ウォーミングアップ」から試合後の「ホーム最終戦恒例セレモニー」までは合わせて3時間に達する。

即ち、冷蔵庫並の寒さの中、長時間いなければならないということだ。

熱気ムンムンのゴール裏で跳びはねるのでもなければ、薄着でジッと観戦するのは自殺行為に近い。

冷え性の方の場合、「真冬用服装」「お尻の下に敷くもの」「ひざかけ」「カイロ」までは最低限必要。

それから、温かい飲み物。

フタ付きペットボトルはスタジアム持ち込み不可。売店も相当な混雑が予想される。

なので、水筒に熱いお茶でも入れて持っていくといいだろう。

昼食をスタジアムグルメで済ませる予定の方も、長蛇の列と人気グルメ売り切れ覚悟を。

あとはマイカーが交通手段の方に向けて。

前売り2万を超えると駐車場の出入りと周辺道路に渋滞が発生する。

時間に余裕を見て動くことだ。トイレを済ませておくこともお忘れなく。

子どものチケットについて。

原則「大人のひざの上に乗せられる小学校入学前までの子ども」ならいらない。

しかし、指定席で子どもも座席を使う場合はいる。

思いつく限りは、それくらいかな。

書き忘れがあったらスマンだけど、まあ、「お金」「チケット」「防寒」「事前行動」さえ忘れなければなんとかなる。

では、スタジアムで楽しみましょう。
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ブロマガって何?
では、一昨日のJユースカップの試合について。

鹿島アントラーズユースは4-0のスコア通りに強さを示してくれた。

立ち上がりからしばらくは少々ゴールが遠く感じられたけれども、先制点(PK)以降は前掛りになった相手から順調に加点。

アルビレックス新潟ユースには年代別代表選手が複数名在籍し、また彼ら以外にも好素材を発見することができたのだが、「先制されたこと」に加えて「この日の鹿島ユースとの戦い方の相性」の部分で、個人の資質以上に大差がついてしまった。

もし鹿島ユースが他のクラブチームと同じような趣向ならば、4-0にはならなかったろう。

「戦い方の相性」について。

これは鹿島ユースが意図的に生み出している相性の優位であって、偶然ハマったとか、そういう類のものではない。

つまり、相手の嫌がる戦い方を狙ってやる。

もともと、日本のクラブユースの多くには「速く細かく綺麗にパスを回し、ポゼッションで勝つ。守りは対地上戦を主に高めている」「ロングボール主体は育成上、邪道」という理想、潜在意識が感じられる。

これにはもちろん一理ある。

ただ、鹿島ユースの場合、そことは一線を画している面がある。

もちろん、パス回しやポゼッション、地上戦を軽視しているわけでは断じてないのだろうが、それだけで勝負したら、例えば先に苦戦したFC東京ユースなどの強豪相手に優位に立つことは困難。

鹿島ユースは今年がユース強化元年だけに、まだまだ「日本流正攻法」でやり合って勝てるほどの優位はない。

同じやり方では、多分に厳しい。

勝つにしても必然性が下がる。

「どこで勝つか?どうやって勝つか?」というところで、他クラブユースが手をつけていない、軽視しているところを、より強くセオリー化しようとしているのがポイント(※これはトップチームも同じ)。

例えば「ゴールキック&スローインから優位に立つ」「ロングボールの使い方で優位に立つ」。

ちょっと、センターに「小笠原&本山」のような違いを生み出せるゲームメイカーを得ていないから、中央から繋いで崩す威力はさほどでもないのだけれども、ならば、それ以外のところで勝っていこうと。

昇格する3人の能力は、やはりこの中では高い。彼らの武器を生かせるように戦おうと。

「勝てるポジションで勝負させる」ものだからね。

中川君の起点力&突進力。彼が空いていれば躊躇なく当てていく。当てれば、大抵、競り勝ってくれる。

宮内君の運動量と動きながらのドリブル&パス。ショートカウンターの肝になる。

隆雅君のスピード&キック。最後方にいれば敵ドリブルをストップし、最前線にいればDFの裏に抜けてゴールを決める。

彼ら3人はチームに優位を作り出していたし、チーム全体としても、彼らを生かす戦い方ができていた。

3人以外にも、GKの子のコーチングは威勢があって良いし、また全員に当てはまるだろう、一歩目の出足が相手を上回り、セカンドボールへ到達するのが明らかに早かった。

ポジションバランスの優位と、選手個々のメンタルとフィジカルの充実が見て取れた(※弊ブログの趣向上、アントラーズトップチーム昇格予定選手以外のユース選手個人名は挙げないこととする)。

皆、よく頑張ってくれていたし、こういった工夫あるサッカーで経験したものは、「生きていく上での知恵」にもなるだろう。

「ポゼッションで勝ちたい」「地上戦で圧倒したい」という理想があるとして、しかし、それができなくても、できないなりのやり方がある。

よく観察して、工夫して、準備して、協力して戦えば、実は世の中、結構やれてしうまう。

「綺麗にパス繋げなきゃダメだー」「俺はあの人にかなわない」とか、そんなことはないわけで。

今年の鹿島ユースの多くの子たち、やりようによってはやれるんだということを身をもって体験しているのではないかと思う。

もちろん、サッカーファンとしては別に高い要求もできなくもないが、それは指導者にお任せすることだろう。
昨日はJユースカップ決勝トーナメント二回戦。

鹿島アントラーズユースはアルビレックス新潟ユースに4-0で勝利を収め、準々決勝進出を決めた。

時間があれば試合について言及する予定だが、その場合もチョロッとした記事になるだろう。

育成年代への応援というもの。

担当指導者でもない大人なら、勝ったら「よくやったな。次も楽しみだよ」と褒めてやり、負けたら「残念だったな。次は勝てるといいな」と軽く慰めてやれば基本十分。

デンマークサッカー協会少年指導10か条。

サッカーに限らず、あらゆる教育の場、あらゆる人間関係の場で応用し得るものとして、熱心な指導者や保護者に知れ渡っているものだ。

1 子ども達はあなたのモノではない。

2 子ども達はサッカーに夢中だ。

3 子ども達はあなたと共にサッカー人生を歩んでいる。

4 子ども達から求められることはあっても、あなたから求めてはいけない。

5 あなたの欲望を子ども達を介して満たしてはならない。

6 アドバイスはしても、あなたの考えを押し付けてはいけない。

7 子どもの体を守ること。しかし子ども達の魂まで踏み込んではいけない。

8 コーチは子ども心になること。しかし子ども達に大人のサッカーをさせてはいけない。

9 コーチが子ども達のサッカー人生をサポートすることは大切だ。しかし、自分で考えさせることが必要だ。

10 コーチは子どもを教え、導くことはできる。しかし、勝つことが大切か否かを決めるのは子ども達自身だ。
2本ばかりwebコラムをご紹介。

ようやく復調してきた「優しい男」。内田篤人の声に出さない忍耐力。』(了戒美子さん/NumberWeb)

西大伍選手(鹿島)「ぜんぜん満足はしていない。そういう自分がいることに安心する」』(田中滋さん/J's GOAL)

内田篤人と西大伍。

現在、少々の雌伏の時を過ごす二人。

しかし、彼らの言葉からは「もっとやれますよ」という確信が感じられる。

内田も西も「頭脳とトータルバランス」で戦う選手。

年齢と共に落ちるフィジカルやスピードに頼った選手でないだけに、これからも大いに期待。

いずれはジョルジーニョのように「右サイドバックだけど中盤でも一流」くらいに能力を高めてもらえればと思う。

内田はJリーグレベルじゃ余裕でCBできるくらいに守備力上がっているし、西は元々、全ポジション経験のある選手。

従来のSB像を継承するだけではなく、「内田オリジナル」「西オリジナル」といったものを見たいものだ。

それくらいになれれば、年とってもやれるしね。
五輪予選、U-22バーレン代表×U-22日本代表の試合をテレビ観戦も…。

深夜に恐ろしいスプラッタ試合を見てしまった。

劣勢で焦る対戦相手のラフプレイにより、日本代表選手たちはボコボコに。

転倒したところをスパイクで踏みつけられた山田直輝は頭から流血。

また、おそらくカメラの回っていないところで顔を殴られたであろう永井謙佑は腫れぼったい顔に。

同様に、後ろからのしかかられたであろう大迫勇也は背骨が曲がり猫背になってしまった。

なんたることだ。

3人の一刻も早い回復を祈りたい。

とにかく、このような厳しいアジアアウェイでの2-0勝利と、長期離脱に繋がるような重傷を避けられたことで良しとしたい。
ジョルジーニョ監督の名前がガンバの監督候補に挙がってきたと思ったら、ブラジルのボタフォゴではオリヴェイラ監督の名前も挙がっている模様。

報道自体の信憑性は不足しているし、その中でも「本命候補でなかった」とされているから、さほど緊急ではないかもだけど。

オリヴェイラ監督の続投or退任って、どうだろうね。

私個人的にはだ。

・攻撃的サッカーで次々にゴールが決まり、かつ鉄壁の守備を構築。

・戦術はアントラーズ伝統の4-2-2-2をベースにしながらも変幻自在。

・選手起用は柔軟、交代采配は百発百中。

・無名の若手も彼にかかればスーパースターに成長する。

・ACL、CWCも破竹の連勝で完全制覇。

・欧州各国や中東、各国代表から巨額オファー舞い込むも「私は鹿島に骨を埋める」と断固、鹿島愛を貫く。そして、ファーガソンのように超長期政権を築く。


そんな最強監督を連れてこられるなら、そちらにお願いしたい気持ちはある。

もちろん、これは夢だけどね。

現実に戻って、オリヴェイラ監督はJクラブが連れてこられる監督のうち、優秀も優秀な人物に違いない。

「勝負運」「レギュラー選手へのモチベート力」は鹿島歴代監督でもトップだと思う。

今年だって充実とは言い難い戦力でヤマザキナビスコカップを獲ってくれた。

そんな監督を簡単に手放したくない、手放せないのは重々分かっている。

ただ、5、6年は、やっぱり長い。

中学・高校・大学の監督だって、3~4年でお別れするから丁度いいもんであって。

それ以上になると、教えること教え尽くされる。

それでも続けるなら、桁違いに引き出しが多く、日々進化するような監督でないと。

一方で、監督交代を機に一気にプレスがユルくなり、転落するチームが世の中にゴマンとある。

もし代える場合、しっかり守備させられる監督でないと、ウソみたいに失点が増える。選手たちから集中力がなくなったように見える。

「続投してもらえば良かったんだ!」という話になる。

結局、「続投がいい!」とも「退任でいい!」とも言い切れないのが本音。

ただ、サッカーの現状維持だけはカンベンかなあ。

オリヴェイラ監督続投でも、監督自身がプラスアルファ示すなり、強化部に的確な補強をしてもらうなりで、今年よりは楽しめるサッカー、勝てるサッカーをお願いしたいとだけは言い切れる。

鹿島アントラーズの監督は、大変だね。
【名選手だったジョルジーニョ】
内田篤人の前任は名良橋晃。

名良橋の、その前任。

「鹿島アントラーズの背番号2」が重いのは、元は彼のおかげである。

Jorge De Amorim Campos。ジョルジーニョ。

元「世界最高レベルの右サイドバック」であり、94W杯優勝のブラジル代表レギュラーメンバーであり、また、鹿島アントラーズの第一次黄金期を支えた名手。

2010南アフリカW杯ではドゥンガ監督の下で代表コーチを務め、現在、母国ブラジルのクラブチームで監督としての実績を積み上げている。

【中小クラブの監督として】
そのジョルジーニョの名前が「監督として」日本でも報道されるようになってきた。

ジョルジーニョ監督、ブラジルで快進撃』(ブラジルサッカー通信/藤原清美さん/ゲキサカ)

G大阪、西野氏後任は長谷川健太氏有力』(※外国人ならジョルジーニョ氏、シャムスカ氏が候補とのこと。日刊スポーツ)

ジョルジーニョの現役時代のプレイぶりから「いい監督になるのではないか?」とファンの間でささやかれることは、これまでもあった。

ただ、監督能力ばかりは実際にやってもらわないと分からない。これは、とにかく実績を積むことで外に示してもらうしかない。

「ジョルジーニョ監督」に期待していた私としては、ようやく注目されるようになったかと、ちょっぴり嬉しく思っている。

【鹿島アントラーズの監督は】
人気OB選手が監督になることには夢がある。

代表的な成功例として、バルサのグアルディオラ監督、Jリーグでは名古屋のストイコビッチ監督を挙げることができる。

昔応援していた選手が監督として復帰し、再び黄金時代を築いてくれたら、サポーターにとってこれほど嬉しいことはない。

だが…。

仮の話だが、例えば、今、ジョルジーニョ(でなくとも、他のアントラーズOB選手)をアントラーズの監督に据えるとしたら、賛成しきれない自分がいる。

上手くいかなかった時が怖い。

低迷し批判に晒される様は、正直なところ見たくない。

【プロに批判はつきものだけど】
もちろん、批判されたくないからやらないというのでは、プロではない。

プロ監督に相応のオファーが出されたなら、批判覚悟で仕事を引き受けるものだろう。

「ジョルジーニョが批判されるのを見たくない」などと我々サポーターが言ってしまうのは、ある意味、監督能力を最初から疑ってかかっているというもので、大きなお世話、かえって失礼に当たる。

そりゃ、ジョルジーニョの監督としての能力は、実際のところよく分からない。

現役時代の賢いプレイ、強いメンタルから、「いい監督になる資質はあるだろう」くらいには思っているけれども、最終的には、手がけたチームの試合をフルで、できれば1シーズン見るくらいでないと確定できん。

もっと実績を積んでもらわない限り、「批判される姿を鹿島で見るハメになる」と心配するのは不自然なことでないはずだ。

【戦力がなければ監督も】
グアルディオラ監督にせよ、ストイコビッチ監督にせよ。

十分に戦力あるチームで新監督に就いている。

鹿島はどうかと考えれば…。

サポーターは情があるから、選手能力を過大評価するもので、例えばトニーニョ・セレーゾ監督末期とアウトゥオリ監督までのノンタイトル期間。

当時のメンバーを見直してみると、明らかにJ1トップ級選手が足りない。

その頃サポーターから期待された若手選手のほとんどは、今となってはJ1下位ラインからJ2~JFL相当の選手であったとすんなり受け入れられる。

今現在もベンチから溢れレンタルに出ている若手選手たちが悉くパッとしないのを鑑みれば、鹿島が個々の選手レベルで必ずしも優位に立てるわけではないと認められるだろう。

【泥を被ってもらうのは】
チームが順調に勝てない時、それは監督のせいなのか、選手のせいなのか、両方なのか。

そこの線引きの答えが出ることは永遠にないのだけれど、ただ、鹿島アントラーズが「充実した戦力を用意して新監督を迎え、成功させられる可能性が高い」時期に当たらないとは言える。

もし鹿島が迎える場合には「失敗させられない監督」になるジョルジーニョ。機が熟していない。

ジョルジーニョ監督にもう少し力を示してもらうか、あるいはアントラーズにもう少し戦力が揃い始めた時期にこそ、お願いしたいものだ。
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ブロマガって何?
第32節、大宮アルディージャ×鹿島アントラーズ。

観戦雑感。

【ボクらにとってはいいけれど】
中二日とか、怪我人続出とか、諸条件考慮すれば、これくらいで良しとせねばと思うのだが…。

ボクらサポーターは、やっぱり鹿島アントラーズが好きだから、どうしてもプラスに捉えたい気持ちがある。

好きな鹿島アントラーズのサッカーというだけで興味津々、それだけで食いついてしまう重度のサポーター病。

負け試合の後、自分でアントラーズの悪口言うことはあっても、他人(主に他クラブサポーター)に言われるのは嫌という生き物だ。

しかし、そんなサポーター目線を差っ引いて、「一つのスポーツエンターテイメント」として見れば「気持ちの良いゴールが少ない」「ハッとする驚きが足りない」さして面白くない興行なのかもしれない。

ナビスコ決勝後の、ガンバ戦、富山戦、昨日の大宮戦。

どの試合も(一般目線では)寒々しい。

震災で激減した観客動員数を元に戻して、更に増やしていくというのは至難の業だ。

【強くないと魅せられない】
プロサッカーの世界で、分かりやすい魅力を出せるのは、そこそこ以上勝てる強いチームだけだ。

例えば「凄く弱いけど、攻撃的なパスサッカーで魅力がある」というのはあり得ない。

弱いチームは対戦相手に攻撃を封じられてしまう。

パスが繋げなければ攻撃はない。攻撃がなければ魅力的にならない。

魅せるには一定以上の強さが要る。

魅せるには一定以上の好選手が要る。

【柴崎、本山には魅せる力がある】
ボランチでスタメン出場の柴崎岳。

ボランチ時は対人守備の甘さから警告を受けることがあった(※累積により次戦出場停止)ものの、SBへポジションチェンジ後は攻撃センスを発揮。タイミングの良いオーバーラップから正確なクロスを連発。

途中出場の本山雅志。

相手守備陣の嫌がる場所に顔を出すポジショニングと、一発でDFの裏を取るスルーパスは天下一品。

彼らが絡むと停滞していた攻撃が流れ出す。

この二人は本当にサッカーが上手い。

上手いから魅力的。

【イージーモードなら皆、上手い】
でも、上手さだけなら、鹿島の選手全員、本当は魅せる力を持っている。

プロ選手だからね。

きっと大ちゃん以外の選手なら、中学生とか高校生とミニゲームでもすれば、多彩な技で魅了してくれることだろう。

大学生相手にだって、練習試合で佐々木竜太(現J2湘南)は脅威的得点王だったし、遠藤康はピッチの王様だった。

問われるのは「J1のピッチで違いを出せるか」ということだ。

イージーモードで「オレ、ツエー」やっても仕方ないのはテレビゲームでも同じ。

J1の守備力攻撃力に晒され長所消され弱点突かれる中で、それを乗り越えられるかどうかだ。

そして、そんな選手たちを適材適所に組み合わせ、指導して、力を発揮させられる監督・コーチがいるかどうかだ。

【豪華メンバーではない】
勝てるサッカー、魅力的なサッカーをするには。

原理原則は、いい選手を揃えることだろう。

二列目に全盛期のジーコやレオナルド、ビスマルクがいたら?

ボランチにジョルジーニョがいたら?

FWにマルキーニョス、マジーニョ、アルシンドがいたら?

こんな仮定ほど意味のないものはないけれど、ただ、きっと今より勝てるし、今より魅力的なサッカーを実現できるはずだ。

また、79年同時入団組は、小笠原、本山、中田、曽ヶ端と、4人もセンターラインのレギュラーを占めるに至った。

情とか抜きに、今のメンバーと比較してみれば、現在一線級選手が不足していることは否めない。

主軸となるべき中堅世代に79年組クラスがいない(いたとしても、そこまで成長していない)というのがね。

もちろん、スーパーな外国人選手もいないし。

能力が足りなければ、やはり「圧倒する」とか「勝つ」とか「内容で魅せる」とか…。

きっと、それは難しい作業になる。

【半身で戦っている】
サッカー解説者に「鹿島はしたたか」「勝因はしたたかさ」と評されることがある。

これ、褒め言葉なんだろうけど、嬉しいような、嬉しくないような。

なぜなら、私のような古いサポーターは「したたかさ」に加えて「圧倒的個人能力」で勝っていた時期を体験しているから。

「勝因はしたたかさ」とか評されると、まるで「したたかさ」しか売りがなく「したたかさ」だけで勝っているかのようだ。

それが全てではないにせよ、思い当たる節もあるだけに複雑。

本当は、スーパーなブラジル人選手がいて、A代表レギュラークラスの日本人選手が融合し、ありとあらゆる敵を圧倒。勝ち点80以上でリーグ優勝、ACLもCWC制覇もするのが理想。

現実の鹿島は財政上の問題もあり、最強期と比較して「半身」で頑張っている。

私含め多くのサポーターはそれを「仕方ないもの」「日本のサッカー人気が」「経済情勢が」として受け入れている。

【夢はボヤッとでも】
しかし、望まないことは未来永劫叶わないもの。

もっとスタジアムが観客で埋まって、試合中継は高視聴率で、グッズは飛ぶように売れ、クラブには大きな収入を得てもらいたい。

それで日本人若手の手本になるほどのスーパーな選手獲得に使って欲しいものだと、ボンヤリと夢を描いている。

鹿島アントラーズは、本来「つまらなくても勝つサッカー」で満足するチームではない。

「つまらない」は本当は入らない。

単に「小奇麗さよりも勝つことが大事」というだけの話で、勝つことを第一に置いた上で、魅力的なサッカーをすることが理想なのだ。

フッチボール・アレグレ。陽気で楽しいサッカー。

ジーコの口癖だったものだ。

やはり、圧倒して勝ちたいのが本音。

それができない戦力だから「したたかさ」が目立つ形で勝ってきたということ。

だが、今は、それすらも難しい。

現場は頑張っているけれども、いわゆる選手や監督の「能力的限界」というのはヒシヒシと感じる。

限界は誰にでもあるし、それはそれとして受け入れて応援するにせよ、これから年末年始にかけての監督契約交渉、選手強化については大事にやって欲しいと願うところだ。

言わなくてもやってくれると信じているが、勝てなかった後には一言、注文付けたくなるもので。
カシマサッカースタジアムは11月28日から来年の2月29日までの予定で復旧工事。

そういった事情もあって、12月17日に行われる京都サンガとの天皇杯4回戦。

会場は香川県立丸亀競技場に決定した。

ちと遠いよって感じだが、彼の地には本場の讃岐うどんがある。

うどん好きであれば700~800kmは割り引いて考えられるというものだろう。

時間と資金に余裕のある方は、ぜひ「サッカー」「讃岐うどん」「四国旅行」をセットに遠征検討されてはいかがだろうか?

但し、一つだけ心配がある。

「うどん」と「四国」の魅力に疑いはない。

そうではなく、鹿島アントラーズのサッカー。

一昨日のカターレ富山戦を見てしまうと…。

「讃岐うどんが主目的で、鹿島アントラーズのサッカーはオマケ」となりかねない。

それくらい、単純な意味での魅力不足が感じられた。

現状はそうであるのに、鹿島アントラーズには実績と名前がある。

アントラーズがやってくるのを楽しみに近辺のサッカーファンが来場してくれるかもしれない。

その期待に応えるだけのクオリティーを出せるか、甚だ不安。

12月17日までには少し時間がある。

そこまでに、いいチームに仕上げていかないと。

明日はアウェイ大宮戦。

無駄な試合は一つもないね。
天皇杯3回戦、鹿島アントラーズ×カターレ富山。

観戦雑感。

【ハイプレス、ビルドアップ阻害】
富山は序盤から鹿島DFラインにハイプレス。

北朝鮮代表のような激しい当たりをしてきたわけではないにせよ、しかし、走りの量的には文句なく献身的。中二日とは思えない動きだった。

これは、はるばる富山からバスを連ねて駆けつけたサポーターに応えたものだと讃えていいだろう。

そういった彼らのプロ意識の他に、昨夜の「寒さ」という環境要因。

他会場でジャイアントキリング続出も納得な気候。体力勝負を押し通せる気温だった。

【フィード力とビルドアップ力は別物】
たしかに鹿島の(というか鹿島に限らず、日本のチーム全てで顕著だけれども)苦手パターンに「ハイプレス」を挙げられることは間違いない。

体力あるチームにやられると少なからず混乱する。過去、大混乱に陥り大敗することもあった。

ハイプレスを潜り抜けるには「GKとDFのパス回しから守備の網をかいくぐるか」あるいは「プレスすっ飛ばしてロングボール蹴り込むか」になる。

現在のアントラーズはGKとDFのビルドアップ力に優れているわけではない。

例えば曽ヶ端と青木はフィードは良くても、積極的にビルドアップに関わりはしない。彼らがバックパスを受けて、そこから有効な攻撃が開始されることは極めて少ない。

時代と共にサッカーは変わり、現代の強いチームはGKとCBも高いビルドアップ意識を持ち、そのための能力を有する。

少し、鹿島はそこの部分で「安全第一」寄りなのかもしれない。

そういえば、伊野波雅彦の鹿島在籍後期。攻撃関与へのチャレンジは、ある種の異端と取られたものだ(技術が追いつかなくてミスが目立ったのもあるけれど)。

今はそれで仕方ない。

いつか、昌子や山村くん、隆雅くん、伊東くんらを始めとする若い選手たちが鹿島のビルドアップを一段上に押し上げてくれる日を待つとする。

当面は、今いる選手で、今できる最善をやってもらうしかない。

昨日は中田を負傷で失い、更にビルドアップの力が減退した。

もともと、この試合では怪我抱えの小笠原もいない。ベンチには入っていたとはいえ、出場可能性は低いと思われた。

小笠原がいれば、下がってきてDFのビルドアップを助けてくれる(※但し、その場合、小笠原は再び攻めに上がる走力が昔より落ちているから、別のエリアで威力不足が出るのだけれども)。

増田は低い位置では無難な選手に過ぎない。彼は上下左右に幅広く動いてなんぼ。この試合での存在感は不足していた。

柴崎は先輩を立てているのか学んでいる段階なのか、攻撃を指揮する意識はまだ薄い。SBにポジションチェンジした後の方が、本山に生かされて攻撃に関わった。

昨日の鹿島は小笠原も中田もおらず、もちろん内田篤人もイ・ジョンスもいなかったので、ハイプレスをかいくぐる術がなかった。

守備陣にビルドアップに適した選手が少なければ、ハイプレスに晒された際、蹴り飛ばす以外に手段がない。

実際、曽ヶ端からのボールは殆どロングボールだった。

しかし、蹴っても「ボールを収める力に優れた長身のポストプレイヤーを有しない」のも鹿島。空中戦に強い田代とてポストプレイヤーというよりストライカーだ。

ボールの出所が遠く、出し手にもそこそこのプレッシャーがかかり、かつ富山のCBも力を見せていたので、なかなか鹿島の望む形でマイボールにできなかった。

カターレ富山の安間監督の作戦勝ち(勝てはしなかったけど)とも言えよう。3バックも、ここまでハイプレスかけられれば有効。

元々、鹿島はアタッキングサードの攻撃に課題がある。

その上、前段階のビルドアップまで阻害されたら90分では決められない。シュート数の割にチャンスらしいチャンスは少なかった。

【昌子源はホロ苦も】
中田の負傷退場により交代出場の昌子源。

大チャンス到来かと思いきや。

セットプレイのマークミスで失点し、攻撃枚数を増やす際、田代との交代で下がる憂き目に。

全般の出来として、高卒一年目CBのスクランブル出場を考えれば、それほど悪くなかったと見ることはできる。

失点場面以外、大騒ぎするほどのポカは無かった。もちろん、この一つは大きいミスになるけれども。

ただ、個人的には、彼の武器であるビルドアップで本来の力を見せてもらえなかったことが残念。

出しどころに困って3~4タッチしてしまうこともあったくらいなので、厳しいが交代もやむを得なかっただろう。

別に無理して前に繋げなくとも、スムーズに横に振って敵ハイプレスの目先を変えたり。それくらい楽々できるだけの技術ある選手なのだが…。

様々な面で助けてくれる中田浩二が既にいなかったのも良くなかった。

練習場ではもっとやれてるのだけど、練習試合や紅白戦の対戦相手は昨日のカターレくらい頑張ってはこないからね。

経験を糧に、次は落ち着いてやってくれるだろうと思う。

キッチリ切り替えて、成長して、再チャレンジすればいい。

結局、失敗は誰もするけれども、それでダメになるか、逆に伸びるかで分かれるのだ。

中田だって若い頃フツーにシレッとポカしてたよ。

でも引きずらなかった。

岩政大ちゃんも「下手」とか言われても気にせずやっている。

昌子もメンタルの強さを発揮してもらいたいね。

【怪我人続出】
一発勝負のトーナメントは勝たないと次はないわけで、試合内容が悪くても仕方がない。

「勝ってくれてよかった。有難い、有難い」と自分に言い聞かせることとする。

それより悔やまれるのは主力二人の怪我。

DFリーダーの中田とチームトップスコアラーの田代の負傷。

軽くなさそうなのが気掛かり。

こればかりは軽傷を祈るしかないね。

決して若くはない選手たちだけに、重症は勘弁しておくれよ。
日本代表戦があるのを忘れてた。こちらを先にアップ。

【嫌われてるもんだねえ】
いやはや、日本代表チームの皆さん、現地サポーターの皆さん、お疲れさま。

テレビ観戦でも北朝鮮の圧力は伝わってきた。

これぞ国を挙げての対日本戦。

選手たちのモチベーションといい、球際の激しさといい、観客席の大声援といい、こりゃ半端ない。

日本代表相手に、これほど気迫を振り絞ってくるのは北朝鮮か中国しかあるまい。

昔からとはいえ、随分と嫌われてるもんだねえ。

【怨恨は世代を超えて】
「北朝鮮コンチクショー!いけすかねえ!」ってなるのもアリだけど。

私は身内に厳しいタイプなんで「やれやれ、ご先祖たち(日本人以外も含めた昔の地球人という意味で)の国家レベルの怨恨事が俺ら下の世代まで引き継がれていい迷惑。ご先祖諸氏が将来を見通して上手くやってくれてりゃ何でもなかったのに」とか、思ってしまう。

まぁ、しゃーないかね。

出来の悪い親がいれば子どもたちに苦労が及ぶのは世の常。

東アジアにおける国家レベルの怨恨は、ご先祖の作った借金、負の遺産みたいなもの。

面倒だけど、我々の世代で尻拭いしてあげるしかない。

その最前線で戦った日本代表の若い選手たちには、ご苦労さんとしか言いようがない。

【昔の人、エラくもないよね】
こういう風に、後の世代に「やれやれ、先祖のせいで俺たちが」と呆れられるようなことを私たちは残したくないもの。

よく「昔の人はエラかった」とか「昔は良かった」とかあるけど、全然、そんなことないよね。

成功も失敗も今の人と同じくらいしてる。いいところもあったけど悪いところもたくさんあった。

多少の失敗は人間だから仕方ない。

が、後に残す大失敗はよくない。

戦争はもちろん、原発なんかもその一つになるだろう。

将来、「バカな先祖が原発止めなかったせいで」と子孫たちに呆れられるのは、ボクらかもしれんね。

【評価を落としやすい試合】
話を代表戦に戻すとしよう。

MAXモチベーションの北朝鮮、平壌、人工芝。

しかも、日本代表チームは多数のメンバーを入れ替えており、出場した選手にとって相当に難しい状況だったのは違いない。

ここに出て評価を落とした選手は少々気の毒ではある。

伊野波雅彦も、その一人。

慣れない左SBというエクスキューズはあったにせよ、最低限の空中戦、最低限の一対一では負けないようにしないと。それはチームよりも個人の能力、個人の課題の部分になる。

ただ、この経験をプラスに変えてもらえれば、それでいいとも言える。

当面の評価を下げたのと引き換えに、この試合に出たからこそ「平壌アウェイ経験」を得られたわけで。

彼には「平壌があったからこそ、ブラジルW杯で活躍できた」という未来を期待している。

【アジアの笛、侮れじ】
それにしても、バーレーン人の主審。

これだけ北朝鮮に偏った試合環境で、公正にジャッジしてくれた。

例えば、足を踏まれてブチきれた前田と北朝鮮の14番の間のイザコザ。周囲も加勢し、あと一歩で大乱闘のシーン。

スッと身体を入れて、素早く前田を場から離した動きは実に上手い。

勇敢で冷静。

アジアの笛、侮れないね。
クラブハウス練習見学のマナーについて。

ここ一年ほどで記憶に残っている出来事ことを例に挙げ、今日と明日で書いていきたい。

【人格障害らしき男、現る】
こういうことがあった。

ある日のアントラーズクラブハウスグラウンド。

ひたすら、とある選手のことを口汚く罵る男性見学者が一人いた。

その選手がボールを持つ度に「なにやってんだよ!」「やる気ねぇのか!」「ったく、ふざけんなよ!」「やめちまえよ!」といちいちキレ気味。

別に、選手が悪いプレイしてるわけでもないんだが…。

その男、おそらく人格障害を抱えているか、あるいは、その境界にいるのだろう。

抑えきれないかのように放たれる口撃は、さすがに度が過ぎていた。滅多にないレベル。

人格障害男が罵声を上げる度に周囲の見学者も静まり返る。

【軍事会議招集】
うーん、イカンな、これ。

少し遠いのが不幸中の幸いも、万が一、選手に聞こえたら練習の邪魔だし。

面倒くせーけどガツンと注意するか…。

それとも一本背負いで見学席の下に放り投げるか…。

あるいは、そいつを真っ正面から動画撮影して、一部始終をブログにアップしてやるか…。

しかし、放り投げたら「クラハ内で暴力事件」とかになって迷惑かけそうだしなぁ。

撮影しようにも、カメラ持ってきてないし。

とりあえず、最初は口頭で注意、流れによっては武力行使といこう。

よし、それで決定。

【女は強し。だがミーハーはもっと強し】
私の脳内軍事会議は終了。

座ったまま、さりげなく肩と腰の準備運動開始。

さて、次、何か口走りやがったら、お前の命は終わるぞ。

…。

ところがだ。

私の前に行動に出たせっかちさんがいた。

女だ。

若い女。

人格障害男の前列、背中を向けて座っていた彼女。

突如、勢いよく立ち上がるとカバンから何かを取り出した。

赤いものだ。

ユニフォーム?

あれ?

○○(男が罵っていた選手)のレプリカユニフォームだ。

直筆のサインも書いてある。

彼女、取り出したユニを広げて自分の背中にかけてみせた。

ガバッと勢いよく。

背番号と選手名が男の視界に正面から入るように。

そして、座る。

障害男、黙り込む。

黙り込む。

彼、その後の見学中、ずーっと黙り込んだままだった。

いやはや、こういう黙らせ方もあるもんだなと感心した。

どうにも自分だと、やっつけてやろうという方向になって、良くない。

彼女、大好きな選手を悪く言われて、聞いてられなかったんだろう。

まさに女の意地、本物のミーハーファンの意地。

その背中越しの気迫は、私にも伝わってきた。

往年のジョルジーニョに匹敵するオーラ。

それが障害男を黙らせたのだろう。

ミーハー魂、侮れん。

【選手を罵ることは、応援している人をも傷つけることになる】
こんな話を持ち出すまでもなく、選手を罵る、それも常識を逸脱するレベルで悪く言うことは、その選手を応援する誰かまで傷つけることになる。

読者さん方には釈迦に説法だが、私自身への自戒を込めて。

やはり、人に向かって「ハゲかけている」とか「ゴリラ男」とか「アゴがしゃくれてる」とか罵ってはいけないのだ。

どうしようもないところを批判されたら、いくら精神的にタフな選手たちだって傷つくだろう。ご家族やファンも心を痛めるに違いない。

短所を罵るのではなく、ポジティブに応援し、長所を探してあげたいものだ。

例え短所であっても、捉え方次第で長所に変わる。

「頭皮の通気性が良さそう」「ゴリラは動物園の人気者」「アゴの形が前衛芸術的で素敵ね」と。

ほら、長所しかない最高に魅力的な選手たちじゃないか。

他人も世界も、自分のスタンス次第でいくらでも素晴らしくなるというものだ。
クラブハウスグラウンドで行われたJユースカップ予選リーグ最終戦。

鹿島アントラーズユースは引き分け以上で予選突破が決まり、しかし、負けたら他力(よその結果次第)で決まるというプレッシャーかかるシチュエーション。

対戦相手はユース界の強豪、FC東京。

そんな大事な試合で守備のミスが出る。前半から0-2のリードを許す厳しい展開。

かつ他会場のスコア経過から、そのまま負けでは予選敗退濃厚という状況に。

しかし、ここからが鹿島。

トップチームにはジーコ以来、脈々と受け継がれ、しかし、これまでのユースチームには足りなかったもの。

今年就任したキッカ監督&熊谷コーチによって植え付けられたもの。

いわゆる「綺麗でなくとも勝つ」「技術フィジカルで優位に立てずとも、知恵とメンタル出しきって戦う」「球際で相手より一歩前に出る」「おかしなジャッジにはもれなくキレる(トップでは主に監督担当、ユースでは主にNくん担当)」という部分。

得点パターンも鹿島らしく、セットプレイ(FK崩れ、PK)で2得点。

同点に追いついて、ドロー決着に持ち込んだ。

これで強豪揃いの予選リーグ突破。決勝トーナメント進出。

まずは良かった。アントラーズユース。

とりあえず、おめでとう。

決勝トーナメントでも、その鹿島アントラーズぶりを見せてくれれば面白いことになる。

なお、昇格内定組について簡単に。

反撃の狼煙となる1点目をあげたのは宮内くん。

闘志あふれるプレイと素直な言動で鹿島側観客を楽しませたのは中川くん。

高い位置での交代カードとしても有効、その能力とポリバレント性の高さを示す鈴木くん。

これからも上達し続けることは必要だが(それは彼らに限らず、全ての現役サッカー選手に言えることだけど)、期待して応援するに足る素材だと思う。
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ブロマガって何?
週末に試合がなくて、鹿島養分不足中の読者さんも多かろうし、速報性重視でサクッと。

今日はクラブハウスで練習試合。対戦相手は国際武道大学。

鹿島アントラーズは前半はレギュラーチーム。2、3のポジションを除いてベストメンバー。

後半は若手主体のサブチーム。

いやはや、レギュラーチームの試合を、ソシオ席より近い席でタダで見られてお得、お得。

と思いきや。

面白かったのはハーフタイムを挟んでの後半、サブチームが出てからだった。

「若手がスゲー!」ってわけじゃない。

いや、若手でも土居聖真あたりは「やっぱ彼は近年の鹿島ユース入団組で一番イイかも」な技術とスピードを披露してくれたけれども、その若手たちを生かしていたのはアタッキングサードで攻撃を操る本山雅志。

圧倒的にポゼッションしてもゴールへの気配少なかった前半(※個人能力と相手のミスで点は入ったにせよ)、敵陣向こう30メートルでの手詰まり感は相変わらず半端ない。

いくら個々の能力はあっても、明確にゴールへの絵を描き、味方の個性を集束させるようなプレイヤーが一人もいなかったのだ。

ある程度元気な状態の本山が入れば、周囲全てのピースが前を向いて動き出す。

私は特定の選手に肩入れすることを嫌うが、しかし、練習試合すら面白くしてしまった本山は、やはり凄いと言わざるを得ない。

と同時に三連覇は「マルキーニョス頼み」でなかったのだと改めて再認識。

「全盛期のマルキーニョス&全盛期の本山&全盛期の小笠原」でセンターライン固めて、その他の選手も充実していたからこそ強かったのだと。

ボケッとニュートラルに練習試合を眺めているだけでも、本山と同等以上にセンスあるオフェンシブハーフは他に一人もいないとすぐ分かる。

フィジカルコンディション次第とはいえ、今シーズン残りも彼なら楽しませてくれそうだ。

また、本山の後継者、ナンバー10を背負える器の選手を探していくこともアントラーズサポーターの楽しみになるだろう。
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ブロマガって何?
昨日の夜は日本代表×タジキスタン代表(W杯アジア3次予選)をテレビ観戦。

といっても「環境的に難しくなりがちなアジアのアウェイ戦」という一点以外、特に見どころがないくらいチーム力の落ちる対戦相手。ちょっとテレビ観戦のモチベーション上がらず。

前半終了間際に帰宅してテレビを見たら、あまりのピッチ状態の悪さにビックリ。

ボコボコ、ハゲハゲとは、まさにこのこと。

「そういやウチの庭も同じようなもんだなあ…」「ウチの芝もテレビに映ったら、こんな感じか…」と自宅のピッチ状態が心配になってしまった。

日本代表については、力差をスコアに表して勝ってくれたと思うし、また、内容の粗を探せばいくらでも出てくるにしても、この「対戦相手とのレベル差」と「圧倒的ピッチ状態の悪さ」では議論も不毛くさい。

内田と伊野波も出てくれたし、OK、OK。

こうして国際Aマッチに出続けることが大事で、本戦までメンバーに入っていれば南アW杯での阿部のように、最後にレギュラーを掴めることもある。

伊野波まで出られたとあって、個人的には上々の試合。

まあ、ただ、W杯とかより、まず先にウチの庭を綺麗にしなければならない。

その決意が少しできただけでも有意義なテレビ観戦であった。
【獲得オファー報道】
鹿島FW田代有三に神戸が獲得オファー』(サンスポ)

予てデイリーでも報じられていたヴィッセル神戸から田代への獲得オファー。

これでデイリーとサンスポの2紙で報じられたことになる。

【しかし、まだデイリーとサンスポ】
鹿島アントラーズ関連情報源として頼りになる媒体としては地元メディアの「茨城新聞」が鉄板で、スポーツ紙なら「報知」「日刊」を挙げられる。

有料メルマガのGELマガも現場重視の記者情報だけに頼りになる。

近々、このあたりで報道があるのであれば、いよいよ事態は真実味を帯びてきたなと思われるが、その前に騒ぐのは時期尚早かもしれない。

【心配になる要因があるから】
ただ、「鹿島サポーターの中でも田代ファン」の方は心配になっておられるだろう。

やはり「12ゴールも決めているのにレギュラー起用されない」という事実があるわけで、これは現役選手としては身の振り方に悩むのも致し方ないことだ。

そもそも、田代を差し置いてスタメンで出ている二人はリーグ戦ロクにゴールを決めていない。大迫4ゴール、興梠3ゴール。

これでは田代としては(怪我を抱えているとはいえ)ベンチスタートは納得しきれないはず。

田代ファンも納得できないはずだ。

【一長一短は否めず】
私個人として「ダントツのチームトップスコアラー田代を毎試合スタメンで使うべき」と見ているかと言えば、必ずしもそうではない。

どうにも、アントラーズの日本人FWの3人。

それぞれ一長一短激しく、例えば、かつてのマルキーニョスやマジーニョのような軸に据えて盤石という選手に成り得ていない。

大迫にはプレイの幅広さはあっても力強さが不足し、興梠には速さはあっても得点力が不足し、田代には高さはあっても繋ぐ力が不足している。

相手チームとの相性、味方FWやMFとの相性、コンディションに合わせて起用していくのがベターだろう。

しかし、仮に、田代が怪我なくキレキレでコンスタントにゴールを決め続けていれば、いくら頑固王オリヴェイラ監督でもレギュラーFWに据えていたはずだし、そうあるべきだと私も考えている。

【試合に出続けるべき年齢】
サポーターとしては所属選手に引退まで鹿島で活躍してくれるのが最高だ。田代も、その一人になってくれたら嬉しい。

とはいえ「来年の鹿島アントラーズ」と「田代の年齢」を考慮すると、「スタメンでもベンチでも重宝されてるんだから鹿島でずっと頑張ってくれ!」とは、なかなか言い難い。

30歳前後でコンスタントに試合に出られているかによって、選手寿命の長さが変わってくる。

もし、鹿島が外国人FWを獲得したとして、実力派FW4人(田代、大迫、興梠+新外国人選手。ユースから中川くんも上がってくる)が顔を揃えるに至ったら。

ポジション争いは、その厚みが難しい。

現時点では決して強力なFW陣とは言えないものの、ここで奇跡的に新戦力補強に成功した場合、今のFW三人のうち一人はダブついてしまう可能性がある。

【起用方法だけでなく】
起用方法の他に、そのプレイの中身だ。

鹿島のように相手チームに守り引かれやすい強豪クラブでは、FWの選手もパス回しに関わる比重が高い。そして、それは田代の得意分野じゃない。

昨年、山形では得意な形(カウンターから味方にクロス入れてもらう→ゴール前に入り込んでヘディングなり足なりでシュート)を発揮してきた彼だが、今年の鹿島にその形は少ない。あまり出せていない。

「得意な形を出せない。苦手な形を強いられる状況が続いている」というところ。

それもあって、ゴール数の割に評価が上がりきらない面がある。これも選手として悩むところだろう。

続報を待ちたい。
昨日、ロンドン五輪アジア最終予選(バーレーン戦11/22アウェイおよびシリア戦11/27国立)に臨むU-22日本代表メンバーが発表された。

鹿島サポーターの注目点は「大迫勇也が順当に選ばれたのに対し、柴崎岳が選外だった」ということになるだろう。

先月の五輪代表候補合宿、練習試合での活躍をもって「柴崎はメンバーに入ってくるではないか?」という一部メディア論評もあった。

個人的には「入ってくれれば儲けもの」くらいの気持ちだったが、大迫と柴崎が二人揃って五輪予選のピッチに立つ様を見られたら楽しかったはず。

そういう意味では、ちょっぴり残念。

一方で、予選の最終段階で柴崎が入るには時間(アピールする時間、連係を高める時間、成長する時間)が足りなかったとも思う。

彼の進歩は時間の問題。

これからJリーグで実績を積み重ねれば十分に五輪本大会に間に合う。A代表の構想にも入ってくる器だ。

柴崎に心配はない。

歴代の高校ナンバー1選手を獲得してきた鹿島アントラーズ史上でも、彼ほど最初から意識高くやっているルーキーはいなかった。

その資質に加えて、環境。

小笠原や中田といった名ベテランがいて、増田のような実力あるポジション争いの相手がいて、昌子梅鉢ら面白おかしい同期に恵まれている鹿島アントラーズは、じっくりサッカーするにうってつけ。

「一年目から試合に出られれば」の条件は付くものの、サッカー環境はおそらく日本一。

今は、ここで成長できる。

その鹿島の試合は、来年元日まで続く可能性がある。多少疲れの見える柴崎が海外アウェイに連れていかれずに済むのであれば、それはそれで助かる。

逆に、他クラブ事ながら、残留争い真っ最中の浦和は山田直輝を連れていかれて大丈夫なのかと心配になる。

更に、鹿島から唯一選ばれた大迫も心配は心配。

この年代のFWとして、大迫の総合力に疑いはない。

ただ、一般的な日本人と日本メディアは妙に「五輪好き」。この舞台の注目度はJリーグの比ではない。

プレイの一つ一つが厳しい目に晒されることになる。サッカーファン以外もテレビ視聴することになる。

ちょーっと「得点力」の部分で大迫には不安がある。

どんなにポストプレイや守備、チャンスメイクで好パフォーマンスを発揮していも、ゴールを決めないことには各方面から批判されることになる。五輪やW杯は、そういう舞台。

もちろん、外野の批判は基本的には重要でない。北京五輪での本田圭佑のように、批判をプラスに変えた選手もいる。

それでも、可愛いアントラーズの選手、可愛い猫背の青年が過度に批判されるとなれば、サポーターの性として面白くない。

守備は上手にサボりつつ(そもそも五輪予選をテレビで見てる一般ファンはFWの守備とか分からんだろうし)、とにかくゴール第一を期待している。

「イヤ、あとは決めるだけだったんで」
「もっと決められるシーンがあったんで」

大体、大迫のヒーローインタビューなんか毎回想像つくものばかりで、それこそハラハラ冷や汗ものだが、そこで心配させてくれる分には構わない。

試合に出たら、きっちりゴールを決めてきて欲しいものだ。
2011シーズン前に行われた補強結果の成否(レンタルバック含)をまとめておこう。

まだリーグ戦も天皇杯も残っている段階で評価を下すのは早いとは思うのだが、彼ら(今季入団選手)にはラストスパートをかけてもらいたい気持ちがある。

最終アピールにハッパをかけたいのに加えて、来月になると2012シーズンに向けての補強&放出報道に話題が移っていくので、今のうちに。

【大成功】
柴崎岳…高卒ルーキーながら、結果的に「補強」になっている時点で素晴らしい。獲得コスト&年俸比の活躍は今季ナンバー1選手。

田代有三…チームトップスコアラー。怪我を抱えながらのシーズンだが、それをものともしない得点力を発揮。彼によって勝ち点を拾った試合は数多い。

【成功】
増田誓志…夏場の連勝を支えた一人。日本代表にも選出される。現在、ややパフォーマンスを落としており、残りのリーグ戦&天皇杯の活躍次第で「大成功」と言えるようになる。最後の追い上げを期待。

アレックス…アタッキングサードでのインパクト不足は否めずも、ビルドアップに横幅を持たせてくれる存在。守備も良くなってきた。そのスタミナで延長続きのナビスコ戴冠に貢献。

【成功待ち】
西大伍…ドリブルやパスといった個人能力のバリエーションはあるものの、それをチームとしての攻撃力に落としこめていない感がある。もちろん、SBの活躍はチーム状態に大きく左右されるものであり、彼一人だけではどうにもならない面はあるけれど「鹿島移籍が彼にとって成功だった」と認めるには今以上に伸び伸びとプレイすることが必要。残り試合に期待。

本田拓也…今季は負傷療養の一年に。本来、ワンボランチ可能なほどの能力を有する選手。リハビリに励んでもらって、完全復活を祈る。

【失敗】
カルロン…鹿島の前所属レイリア(ポルトガル)にいた頃とは別人のような低パフォーマンス。宮崎キャンプから微妙、大学生相手の練習試合でも簡単に潰されており、実際、公式戦でも活躍しないという、実に分かりやすい失敗移籍。早めのレンタル放出は正解も、レンタル先でも出番を失っているという、本当に困った子。状況の変化を願う。
ここしばらく岩政大樹選手の欠場が続いている。

残念なことだ。

攻守におけるセットプレイの威力等、戦力上の問題だけではない。

特に私が心配しているのは鹿島アントラーズの人気面。

せっかく先週のヤマザキナビスコカップ決勝戦は地上波全国生中継だったのに。

彼が出場していれば鹿島アントラーズは一層の人気を得たはずだった。

皆さんは『メンバーにゴリラが混ざると人気が出る法則』(アンサイクロペディア出典)をご存じだろうか?

鹿島にはイケメン選手が揃っている。

それ自体は素晴らしい。

サッカージャーナリスト西部謙司氏も、先週のサッカー週刊誌担当コラムにおいて「ナビスコ杯決勝の舞台にはイケメン選手が多く出場しており、家族の女性陣がテレビに食いついていた」ことを取り上げ、イケメン選手の重要性を説いておられる。

アントラーズの選手をザクッと見渡してみると、もはや「顔を基準に選手を獲得しているのではないか?」と疑いたくなるほど、ありとあらゆるタイプのイケメンが揃っている。

増田選手、田代選手といった正統派イケメンから始まり、曽ヶ端選手、昌子選手といった末端派イケメンまで網羅されている。

とはいえ「過ぎたるは及ばざるが如し」とはよく言ったもの。

あまりにもイケメンが多すぎると、その有難みが無くなってしまう。それが普通になってしまう。

イケメン選手たちを引き立たせるためにゴリラは絶対に必要。

岩政選手の完全回復を皆で祈るとしよう。
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ブロマガって何?
鹿島アントラーズは11月16日(水)ホーム天皇杯カターレ富山戦まで試合はお休み。

サポーターとしてはアントラーズ不足に陥る期間だけに、数日中に出ているwebコラム、情報を整理しておこう。

【マルキーニョスは今】
スポーツナビ、大野美夏さんのコラム→『マルキーニョス「いつかまた日本に戻りたい」栄光の10年間と突然の悲しき別れ

【プラチナ世代取材の専門家】
スポーツナビ、安藤隆人さんのコラム→『鹿島のルーキー柴崎岳、高いレベルに順応できる力「情熱的で献身的なマイペース」の19歳

【鹿島アントラーズ2012シーズン新戦力確認】
参考までに独断で「即戦力度」と「成長力期待度」をS~Dの5段階で表記。

CB/DMF 山村和也 流通経済大(入団内定公式発表済み)【即S成A】
RSB 伊東幸敏 静岡学園高(入団内定公式発表済み)【即A成A】
LSB/CB 鈴木隆雅 鹿島ユース(昇格内定公式発表済み)【即B成A】
FW 中川義貴 鹿島ユース(昇格内定公式発表済み)【即C成S】
FW/MF 宮内龍汰 鹿島ユース(昇格内定公式発表済み)【即C成A】

※即戦力度についてはトップチームの選手層を考慮。人数的に手薄である上、ベテラン中心のCBとSBは有利と見る。二列目も手薄だが、そこは外国人選手で補強される可能性が高く、日本人は原則一枠と予想する。中川選手については勝ち気でFW向きの性格を評価。いい方向に出れば。

他、所属選手・監督およびレンタル中選手についての報道まとめ。

FW 田代有三(神戸が獲得希望との報道。デイリー一紙のみ)
LSB 宮崎智彦(期限付き移籍期間満了に伴い鹿島フロントは復帰させたい意向との報道)
オズワルド・オリヴェイラ監督(続投要請見込みの報道あり)
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