鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
その昔、鹿島アントラーズには金古聖司という、心優しく、そして「十年に一人」と謳われたセンターバックがいた。

高校生の頃から各メディアが絶賛し、トルシエ(※2002年W杯日本代表ベスト16&1999年Wユース準優勝監督)をして、他の選手たちに「金古を手本にしろ」と指名されたほど。

金古の入団時の高評価、当時のサポーターの夢からすれば、2012年の今頃は鹿島アントラーズの最終ラインを力強く支えているはずだった。

現実は、そうならなかった。

32歳になった彼は、現在では東南アジアに活躍の場を移している。

彼はプロキャリアの始めに大怪我をしてしまった。

怪我は繰り返され、彼のプレイレベルを大きく引き下げることにつながった。

更に性格的な優しさが災いしたとの説もある。


周囲の期待に応え、秋田豊になろうとした。

サッカー選手が大スランプに陥るきっかけは、他人に言われたことでプレイスタイルを崩すことがほとんどとされる。

批判すらもバネにしてしまう選手の代表格は本田圭佑であろうが、金古聖司は真逆だった。

「もっと戦え」「激しく当たりに行け」「秋田豊のようになれ」

「もっと戦わなきゃ」「激しく当たりに行かなきゃ」「秋田さんのようにならなきゃ」

大型でヘディングの強い選手が、全員ハードマーカーというわけではない。

現フル代表の吉田麻也のように、上背はあっても、元々は前に出るよりカバーリングの方を得意とする選手は少なくない。

金古は、本来ならば、まず読みで勝負した方がいいタイプだった。

人は苦手なこと、慣れないことから始めようとすると「極端に積極的」あるいは「極端に消極的」になってしまうもので、サッカー選手もそう。

秋田のような典型的ハードマーカーに化けようとした金古は、とにかく無茶なボール奪取に走ることが目立った。

怪我の影響と迷いのあるプレイが重なり、数えきれないほど余計なピンチを招いたものだ。

金古が元気でプレイしているか、今でも時々気になっているのだが、さて、かつての金古と同じように、プロの壁に当たっている山村和也。

山村は大学卒であり、自分を持った青年に見えるから、高卒で鹿島入りした頃の金古ほどに他人に左右されることはないだろう。

とはいえ、実際の試合での山村の当たりは弱く、消極的に見えてしまう。

仮にこのままならば、これから先トップクラスになれないのは明白だ。

「もっと積極的に当たれ!」と言いたくなることはあるものの、しかし、彼がJ1の試合で当たりに行って易々とかわされるのも我ら鹿島サポーターは目撃しているわけで…。

守備で気持ちは何より大事。だが、当然のことながら、経験則の伴った力が備わっていることも大事。

力をつけようとする時、苦手なことからやろうとするのではなく、逆の発想が必要な気がする。

誰だって、苦手分野を前面に押し出して勝負することはできない。プロレベルなら尚更だ。

得意分野、長所で勝負する。そこから突き詰める。

山村の判断力が武器というならば、その判断力を二、三段上に引き上げれば、行き着く先は同じことになる。正しい判断の中に「強く行く」「戦う」という選択肢も入ってくる。

「最も正しい判断をする」ことと「戦うべき時に戦う」ことは、要は同じ。

そして、この意識の違いが成長に及ぼす影響は大きい。

「戦う」という言葉が合わない人が、最初から闇雲に「戦う」「激しくやる」方向に走ると、言っちゃ悪いがかつての金古のように、無理なチャレンジになってかわされるだけ。

自分の得意分野を突き詰める過程で弱点も埋めていく。

それが出来た選手は、信じられないほど変わっていくものだ。

山村の守備判断基準は、まだアマチュア仕様とプロ仕様の中間くらい。ここから、プロトップ仕様に引き上げてくれることを期待する。

長くサポーターをしていて何が面白いって、若い選手の成長を見られること。

例えば、あれだけ守備の軽さを指摘され続けた内田篤人は、欧州でも競り負けない強靭な対人守備を身につけた。

内田も闘志を表に出すタイプではないが、「正しい判断」「正しい守備対応」を突き詰める選手であり、ドイツでの経験を糧として段違いに守備力を高めている。

サテライトでしか活躍しないと揶揄されてきた遠藤康だって、劇的に継戦能力を上げ、もはやトップで欠かせない選手になっている。

ガンバから鹿島に移ってきた頃の新井場徹は「新井場では鹿島のサイドバックは無理」と批判対象ですらあった。今では最高のタイミングでオーバーラップを繰り出す、アントラーズサイドバックの一つの指標になっている。

人の成長は分からない。

山村がトゥーロンの失敗から変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。

同じ若手CB候補の昌子源だって、そのゴツさは天性のもの。父であるカリスマサッカー指導者・力(CHIKARA)さんの一言により、突如、開眼する可能性があろう。

私は出てくる選手を応援するのみだが、トゥーロン効果か、力(CHIKARA)効果か。

どちらの効果が上かは注目していきたいと思う。
月刊アントラーズフリークス6月号。

遠藤康選手責任編集と銘打たれた今号は面白いのでオススメ。

定期購読していない方でも、オフィシャルショップやスタジアムで購入して読んでもいいくらい。

何がいいって、いつもより「硬派」と「軟派」のバランス良く仕上がっている。

いつもの編集部も十分優秀だけれども、プラス、遠藤選手の心づかいや優しさがスパイス的に加わったことによって、非常にいい作品になった。

例えば、遠藤選手が座談会に選んだメンバー(本田拓也、岡本英也、西大伍、佐々木竜太)にしても、地元外のファンにとっては馴染みの薄い選手たちということで、彼らに親しみを持ってもらう意味でも良い。

遠藤選手のさりげない気配りなのか、天然なのかは知らないけれど、ナイスチョイス。

やはり、ファンにとっては「何となく知っている選手」と「全く知らない選手」を比べると、「何となく知っている選手」の方を応援したくなるのが人情。

フリークスを通して、選手の人となりを若干でも知ることによって、その選手が活躍すれば嬉しくなれるし、逆にミスをしても寛容になれるはずだ。

そのようにして好きな選手が増えていけば、もっとアントラーズの試合が楽しくなる。

その他、定番コーナーも安定。

サッカー観戦力が上がると巷で評判の岩政選手コーナー。今回は「身体の向き」と「ペナルティエリアへの侵入」について遠藤選手と語らっている。

不器用ながら日本代表にまで登り詰めた岩政選手。実践に即したサッカー理論は侮れない。理系の人らしく相手に合わせた説明も上手い。

風貌に惑わされることなく、皆で尊敬してあげたいものである。

編集後記における遠藤選手の一言。

「このフリークスを読んで、少しでもアントラーズのことを好きになってくれる人が増えたら、本当にうれしいです。正直、今回だけは売り切れてほしい!」

たった300円、一般の書店には置いてないので入手は面倒だが、是非ともお買い上げいただければと思う。

リンク先鹿島アントラーズオンラインショップ
トゥルルルル…。

トゥルルル…。

ピッ。

山「はい」

岩「俺ウホ」

山「大樹さんですか?」

岩「テレビで見たウホ」

山「…醜態を晒しました」

岩「ウホ、完全にダメだったな」

山「…はい。全部の失点に絡みました。敗退はボクの責任です」

岩「どこがダメだったか分かるウホか?」

山「厳しく行けませんでした…」

岩「ウホ。サイドのカバーに出るのはいいが、出るならクロスを上げさせちゃいかんウホ」

山「…はい」

岩「空中戦はボールに飛びつけばいいのではないウホ。相手の身体に自分の身体を当てて動きを制するウホ」

山「…頭では分かっているのですが」

岩「ウホ、たしかにお前の試合後コメントは毎回『もっと厳しく行ければよかった』ばかりウホ」

山「同じミスを繰り返して、修正もできず、情けないです」

岩「横綱ウホ」

山「えっ?」

岩「俺はサッカーのディフェンスに大相撲の動きを取り入れたウホ。横綱白鳳の朝稽古に行って研究したこともあるウホ」
(※これは事実。当時、岩政選手は横綱白鳳の動きを見て「しっかり低い姿勢で速く動ける。ぼくの目指す究極の動き。追いつくことはできないが、参考にして練習を積みたい」「無駄な力が入っていないから美しく見える。僕の理想」とコメントを残している)

山「そんなことしたんですか?」

岩「俺には才能がないウホ。だから、やれることは全部やるウホ」

山「ウホウホ言ってるだけかと思っていたら…。凄かったんですね…」

岩「ウホ。これでお前の五輪代表入りは難しくなったが、鹿島で真剣勝負すればいいウホ。お前が戦えるセンターバックに変わるなら安い授業料ウホ」

山「ありがとうございます。そのつもりです」

岩「五輪は俺に任せておけウホ。お前の分まで俺がロンドンで頑張ってくるウホよ」

山「えっ…?」

岩「そろそろウホ…。もうじき、俺にオーバーエイジ枠での召集が来るはずウホ…」

山「…」
第13節、神戸×鹿島、試合後。

岩「フーッ、勝ったウホ。ヤマといい青木といい新人のお守は疲れるウホよ」

青「…じゃあ」

岩「おう、おつかれさん。いいプレイだったウホ」

青「…うん」

岩「やれやれ、無口な新人ウホ。まったく何年新人やってるんだか」

神戸の選手「大樹さん!」

岩「ウホ?イノか」

伊「ハイ!」

岩「ウホ、元気そうだな」

伊「今日はやられました。ありがとうございました」

岩「ウホホ、お前、ウチのサポーターに嫌われてたなウホ」

伊「…覚悟の上です」

岩「まったく、お前は親孝行の鏡だなウホ。裏切り者の汚名を着てまで移籍を繰り返し、実家の『伊野波豆腐店』の名を世界各地に伝えようとするとは」

伊「いえ、自分で選んだ道です」

岩「まあ、公には言えんが、お前の選んだ道を応援するウホよ」

伊「ありが豆腐」

岩「しかし、イノよ」

伊「?」

岩「お前、ボランチはやめとけウホ。俺が言うのもなんだが、攻撃センスのカケラもないウホ」

伊「いえ、出られるならどこでもやりますよ」

岩「そうか。お前の最終目標は…」

伊「ええ」

岩「豆腐屋だもんな」

伊「…」


【いいカタチで一休み】
リーグ中断前(次リーグ戦は6/16名古屋戦)の最終戦はヴィッセル神戸相手に2-1快勝。

この試合、野沢拓也&伊野波雅彦&田代有三といった元アントラーズ三人衆との対決が注目ポイントであったが、それ以上にアレックスPT(フィジオセラピスト)と共に戦う最後の試合ということで、そちらの方が現場のモチベーションを高めたようだ。

戦力的な絶対優位はない鹿島アントラーズがJリーグ三連覇を果たした理由の一つ。

「ケガ人が少ない」「ケガ人が早く復帰する」「他クラブで怪我がちだった選手が鹿島に来た途端、稼働率が上がる」といったアントラーズのクラブ特殊能力。その中心人物がアレックスPTであったことは知る人ぞ知るところ。

試合終了直後には選手がアレックスPTに駆けより、即興で心温まるミニセレモニーが行われた。

勝って気持ちよく恩人を送り出し、そして、元鹿島の三選手に対しても現チームの力を示した。リーグ戦順位は10位に上昇。

ある種のけじめをつけた上で中断期間に入ることができる。

【最前線と最後方の個人能力】
この試合、ジュニーニョの個人能力の高さが際立った。

もちろん、往年のように二、三人をブチ抜くといったほどではないが、そのテクニックで神戸DFを翻弄。囲まれた状態からでも敵DFの狭い間を通すパスでチャンスメイク。

抜け目のないボール奪取から巧みなシュート技術で先制ゴールを決め、攻撃面での勝利の立役者と言っていいだろう。

更にドゥトラのゴリゴリ突貫ドリブルからクロス→興梠の死角に入る速さ+ボックス内でのゴールセンスによって追加点が生まれ、そこでも前線の個人能力が発揮された。

90分通しての組織立った守備と攻撃が継続できたわけでないものの、少ないチャンスを決める選手が、この日の鹿島にはいた。

また、最後方の曽ヶ端準はこの日もビッグセーブ連発。終了間際には野沢FKからのピンチもストップし、勝ち点3獲得に大貢献。

前節札幌戦でも再三再四のビッグセーブを見せており、これで本当にナビスコ予選での大ポカを帳消しにしたと言える。

【中断期間明けが楽しみに】
とはいえ、FWもGKも、その調子は水物なところがある。好調期があれば、不調期もある。それは人間なら免れようがない。

そういった個人の調子による乱高下を抑え、常に一定値以上のチーム力を出し続けるための組織力。

細かく約束事を与えないジョルジーニョ監督の指導手法は組織力作りに時間がかかる。

だが、その分、チームが出来上った暁には、より個々人の能力が引き出されるのかもしれない。応用が利くのかもしれない。

中断期間のトレーニングが楽しみだ。

6月6日ナビスコ新潟戦ではガラッと変わった新生アントラーズを見られることを期待して、ボクらも一息つくとしよう。
トゥーロン国際に参加中のU-23日本代表。

強豪オランダとの試合に山村和也と大迫勇也が出場。3-2で勝利。

親善大会であるとはいえ、二人にとってはいい経験。

大迫は今回の欧州遠征により、そろそろ地球が丸いという事実に気づきつつある(※これまで大迫の頭の中では、地球は球体ではなくお盆の形の平面であり、世界の果ては滝になっていた。世界の中心は鹿児島県桜島)。

山村は強力アタッカーに対する守備経験を積むことができた。

基本的に、若年代のサッカーは攻高守低になりがち。

攻撃の選手(特にドリブラー系)がスピードとキレのある10代から活躍しやすいのに対し、ディフェンダーやゴールキーパーは経験を積んでから一人前になることが多い。

中盤の組織守備も、若年代チームは対応力が甘い傾向がある。

これほどスピードのあるドリブラーが最終ラインにガンガン突貫してくるのも、若年代サッカーならでは。

しかも、さすがはオランダだけはあって、とんでもなく速いヤツがいたし。

対面した比嘉(マリノス/昨年まで山村と流経大同級生)は守りでボロボロ、比嘉の内側を守る山村も対応しきれなかった。

それには、しょうがないところがある。

オランダのアイツがキレていた日だってのはある。

プラスして、最近のJリーグで突出したドリブラーは早くから海外に出てしまう。結果として、去年今年にJリーグ入りした若いDFは強力ドリブラーに相対する機会がめっきり減ってしまった。

今年、大学から上がってきた比嘉や山村はオランダ君に面喰らっただろう。

別に一試合目は失敗してもいい。最終的に試合には勝ったのだし。

ただ、次の試合でキッチリ守ってもらえれば。

プロサッカー選手なら、二試合目は修正してくると期待させてもらいたい。
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ブロマガって何?
本田が初めて明かした「4番」の真相、「4番がエースストライカーでもいい」』(ゲキサカ)

「好きな番号を聞かれたら、前から言っているけど、10番。でも10番は決まってるでしょ。現実的に面白い番号が何か考えたら、3か4が好きかなと思って」

「周りは違和感があるというけど、その違和感は常識にとらわれているから。4番が守備的というイメージを払拭したいし、4番が日本でエースストライカーの番号になってもいい。そこは俺が変えていければ。初めて4番で点が取れる選手になれれば面白いかなと」(本田圭佑)


今をときめく日本代表のエース、本田圭佑。

しかし、リサーチ不足だね。

本田選手には、先を行ってるつもりで後塵を拝していることを教えてあげねばなるまい。

本田選手が4番を選ぶより先に、鹿島アントラーズにおいては3番も4番もストライカーの番号になっているのだから。

「3番」岩政大樹と、その弟子「4番」山村和也の二人によって「センターバックが守備的」「センターバックは守備のポジション」というイメージは払拭済みだ。

3番も4番も得点源。

鹿島のそのやり方を、周りは違和感があるというけれど、その違和感は常識にとらわれているから。

岩政さんが変えたのだ。

常識を破る伝道師、岩政大樹。

山村に次いで、また弟子をとったことが明らかにされている。

一週間遅れの深イイ話。鈴木選手、「大樹さんと話して気持ちが楽になりました」』(ブロゴラ)

本来は攻撃力自慢のルーキー左SB鈴木隆雅。ダイナミックさが隠れてしまっていた彼への伝道師アドバイス。

「自分の特徴を出せ」「お前は出せないんじゃなくて出そうとしてない」「出そうとしなさい」「若いんだからもっと前に行け」と。

まさに「攻めろ」「攻撃的に行け」「点をとれ」のイケイケオンパレード。

口先だけでなく、先日札幌戦では自ら1ゴール1アシストの大活躍を弟子たちに示した。

もはや岩政さん絶好調と言っていい。

そういえば、先日彼がランニングしている姿を目撃したが、ニヤケそうになる顔を必死にこらえてシリアスな表情を装っていた。

岩政選手と言えば、調子に乗った後、華麗に大ポカかますことで知られている。

そうならないことを祈りつつ、次の神戸戦はハラハラしながら見守りたい。
今夜はサッカー日本代表の試合生中継があるみたい。

ゴールデンタイムの放送なので、内田選手が出るなら見るけど…。

しかし、それ以外に乗り気になるポイントがない。

A代表よか、深夜に放送されるU-23日本代表のトゥーロン国際(対U-23トルコ代表)の方が見たい度高し。

なにせ大迫と山村に出場可能性がある。

NHK-BS1にて中継予定。5/23(水)24:45(5/24木曜0時45分)キックオフ。中継開始は24:00から。

頭では「日本代表チームの盛り上がりは大事」と分かっているのだけれども、「鹿島アントラーズの紅白戦の方が日本代表戦より見たい」という本音は動かしようがない。

こればかりはしょうがないね。
昨日、アントラーズクラブハウスグラウンドで行われた練習試合。

鹿島と栃木の控えチーム同士の対戦。スコア2-3で栃木勝利。

【J2は強し】
内容は五分五分か、栃木の方が狙い通りにやれていたかと思う。

ジュニーニョもいる「控えの(ほぼ)ベストメンバー」だった前半は2-0で鹿島リード。

後半開始からFWの一角がジュニーニョから佐々木に、GKが佐藤から川俣(だったかな)に代わっただけなんだけど、どうにも点がとれなくなってしまった。

当然のことながら、控えチームの主たる練習試合相手になっている大学生チームと比較して、J2クラブは強い。

栃木FWジャイロとか、荒削りながらも、すんごいバネがあって大学生には絶対いないレベル。

それと、鹿島側でしばらく懸念されている「試合に出ていない選手のフィジカル問題」。

体力アップ練習がユルい上に、自主練習禁止。

今のところ、プラスよりもマイナスの方が多く出ているのかなとも感じられる。

今年は練習試合で負けることが増えているけれども、その時は技術で上回っても、フィジカルと意志統一で対戦相手を下回っている。

とはいえ、練習試合で勝つことが目的ではないし、それで成功とも言えない。

これから控え選手たちが台頭してくれば、今のやり方で問題ないとは言える。

【本田拓也】
本田拓也&増田誓志のダブルボランチでスタートしたものの、ほとんどハマらず。

前半はスコア上リードしていたとはいえ、試合内容は最初から微妙。

前半半ばに左SBスタートの梅鉢貴秀をボランチに、増田を左SBにチェンジしてから鹿島ペースに。

梅鉢が守り、本田が展開するというボランチの役割分担が明確になり、本田にボールが集まり始める。

ここからしばらくの時間帯、本田がボールに触ることによってチャンスが作られた。

試合前のアップから高精度のミドルキックを連発していた本田。

顔はヒゲもじゃで若干汚い彼だが、ストレート系のキックの軌道は綺麗で受け手にも優しい。

本田を経由して前方左右にボールが配球される間、本田が動けている間は鹿島もいい形を作れていた。

前線のジュニーニョ&本山コンビの崩しの力、その高い威力、意外性といったものは相変わらず。

彼ら二人については、もはや言及しまい。そのキャリア、年俸的にも、このレベルならやって当たり前の選手なのだから。

ボランチとしては迷いの見えた増田も、左SBでは強烈に地を這うようなミドルシュートで2点目を決める(※あんとランドでは岡本ゴールになっていたので私の見間違いかもしれない)。

【後半3失点】
突き放せるかと期待したが、そうはならず。

やはり、レギュラー起用されない選手には出られないなりの理由がある…ということだ。

まず、能力の突出している本田、本山らは、ゲーム体力の面。

90分を通しての運動量、スプリント力の不安が再認識された(※ジュニーニョは前半で下がったものの、同じ課題があるだろう)。

神戸戦でのCB出場が予想される青木剛個人のプレイは問題ない。対人、カバー、フィード共に及第点以上。

ただ、彼の年齢と能力からして、リーダーシップであるとかチーム全体への影響力に欠けるのは、正直、寂しい。

最強の歩兵であることを讃えるか、それとも、いつまでも歩兵止まりであることを嘆くのか。人それぞれで評価が分かれることになる。

この日も別メニューだった中田まで含めると人数多く見えるCB。

しかし、ベテラン選手の怪我の多さや成長力まで考慮すれば、スカウトが植田君(大津高三年)獲得に向かっているのも分かる気がする。
札幌戦、試合前。

山「篤人さんの人気、凄いですね」

岩「ウホ。アイツもデカくなったもんだ。鹿島に来た頃はヒヨッコだったんだがな」

山「篤人さんにも、そんな時代があったんですね」

岩「ウホ。ヤマよ、お前を鹿島に誘った時の俺の言葉を覚えているか?」

山「ハイ。『鹿島に来ればサッカーを知ることができる』でしたよね」

岩「そうだウホ。…実はな、ヤマよ」

山「なんでしょう?」

岩「篤人は俺が育てた」

山「えっ、ええっ!?」

岩「守備のイロハを叩き込んだのは俺だウホ」

山「聞いたことないですけど…」

岩「サコにヘディング伝授したのも俺だ」

山「あ、それはスポーツ新聞で見たことあります。サコからは一言も聞いたことないですけど」

岩「篤人もサコも口下手だからな。奴らは俺の背中を見てサッカーを覚えたようなものウホ」

山「驚きました。大樹さんの自信に」

岩「ウホ。今日の試合は正念場だウホ」

山「…ハイ」

岩「ヤマよ、センターバックに必要なことは何だと思う?」

山「無失点に抑えることです」

岩「ウホ、模範解答だな」

山「違うのですか?」

岩「正しい。だが、その回答だけなら並のセンターバックだ」

山「ご教授ください」

岩「考えろウホ。敵の立場に立つ。一番やられたくないことは何だ?」

山「…先制点、でしょうか?」

岩「正解ウホ。先制点が全てに左右する」

山「味方が先制点をとるまで、我慢して無失点に抑えるということですね」

岩「違うぞ、ヤマよ」

山「えっ、違うのですか?」

岩「今のウチが先制点とれると思うか?」

山「…」

岩「自分でとるんだ。それが味方を助ける。俺らセンターバックも守りやすくなる」

山「しかし、序盤からそうそうセットプレイのチャンスはありませんよ…」

岩「カタいな。柔軟になれ。セットプレイ以外でも点はとれるだろう」

山「ええっ、攻め上がっちゃうんですか?ソガさんやイバさんが黙ってませんよ」

岩「ヤマよ、チームメイトの性格を知れ。ソガさんはナビでのミスを取り返そうと俺らの分まで守ってくれるはずだ。…ほら、今日のアゴの鋭さを見ろ」

山「ボクにはいつもと同じにしか見えません…」

岩「そのうち分かるようになる」

山「いや、しかしソガさんが黙認してくれても、イバさんが…」

岩「イバさんはお前に任せる。俺とイバさんの間にポジションを取って遠ざけろ」

山「ええっ…、大丈夫なんでしょうか…」

岩「まぁ、見てろウホ…。お前にサッカーの何たるかを見せてやろう…」



コンサドーレ札幌戦の前半9分、流れの中から果敢に攻め上がった岩政大樹。興梠慎三とのホットラインから脅威の決定力を発揮。一流ストライカー並のヘディングシュートで先制点を奪う。

先制点で優位に立った鹿島アントラーズ。大迫勇也の必殺強力ターンからPKゲット。大迫自ら2点目を蹴り込む。

3点目には山村和也がプロ初ゴール。山村の落ち着いたキックも光ったが、ラストパスを入れたのは岩政。

2センターバックと2トップの個人能力が決め手となり立て続けに3得点。

その他ポジションでも鹿島が札幌を上回り、これだけの力差で3点差ついてしまうと試合は決まる。札幌側からすれば3失点の時点で壊れてしまった。

この勝利をもって全ての不安が払拭されるということはないものの、得失点差を大きく積み上げた勝利ということで、そこは間違いなく讃えたい。

一先ずホッとして、次戦戦うための鋭気を養うことが大切。

GK曽ヶ端のビッグセーブ連発は好材料。前戦で揺らいだ信頼をすぐ取り戻した。ゴールキーパーへの信頼が安定することはチームとしてプラス。

懸念材料となっているチーム全体の守備バランスについては、個々の選手は現状できるなりに守ってくれていると思う。神戸戦までに更に修正が進むことを期待。

小笠原、柴崎の判断というものは基本的に間違いのないものだし、遠藤、本山、ジュニーニョといった攻撃タレントの調子は引き続き良好。

ちと、ドゥトラの加入直後の勢いが一旦止まってしまい、ハマらない感が出ているのは気掛かりも、その個人能力が必要とされることには変わりない。

次のヴィッセル神戸戦では大迫と山村がU-23代表で抜けてバランスの変化が発生する。選手はもちろんのこと、監督の準備力に期待して、注目したい。
若手センターバックの二人。

山村和也と昌子源はいい時期に鹿島アントラーズに入った。

強がりでも皮肉でもなく、そう思うことがある。

「失点を重ね、試合に勝てず、何がいいのか?」と問われるかもしれない。

結果はもちろん、出た方がいい。

だが、こと若いセンターバックが成長経験を得るにあたって、今のアントラーズは適している。

一人前になるまでに特に場数踏む必要があるとされるポジション。センターバックと、あとはゴールキーパー。

海外でも「才能はあるけれど公式戦には出せない若手のCBやGK」を残留を争うようなクラブにレンタル移籍させることがある。これは選手育成の常套手段だ。

CBとGKのレンタル先は弱くていい。攻められる回数が多ければ多いほど、守備機会が増えるのだから。

移籍先で試合数こなすうち、本物ならば化けてくる。不利な状況、無理な状況での守りを強いられ、その対処法を身体で覚えていく(※その他のポジションの選手はそれなりにいいチームに行った方が良い。優れたパスの出し手、受け手との関係の中で攻撃能力が開花していくからだ)。

これが強いチームなら、どうなるか。

例えばアントラーズ三連覇期にポジションを掴んでいた岩政大樹と伊野波雅彦。

チーム最強期、二人はCBとして素晴らしく成長した面は多々あるが、一方で、あまり変わらなかった面もある。

得意なプレイは確かに伸びた。

岩政なら空中戦。伊野波ならカバーリング。あとは比較的無難な状況下での守りの安定感。

それらを出させてもらえるうちは良かった。

だが、チーム全体の守備力が減退した2010シーズン以降、彼らはとにかく「守りで無理が利かない」ことをしばしば露呈。間合いを空けすぎてシュート決められたり、何でもないクロスの目測を謝ったり。

更に、両者共にビルドアップの力が変わらずじまい。

その頃はキャリアハイの小笠原満男や内田篤人といった、多少無理なパスを受けても奪われずに味方に展開してくれる優秀すぎるくらいのタレントが側にいた。

小笠原や内田に向けては惰性でパスを出しても問題ないほどであり、CBは出し手としての意識が高まらなかったのだ(※伊野波は鹿島在籍終盤、代表に呼ばれるようになってから意識し始める。岩政は技術的に最初から諦めているところはあるだろう)。

まず得意なプレイを出すことが大事だ。そこは間違いない。

他人の意見に左右されて、苦手分野にまで手を出してスランプに陥る選手は数多い。岩政&伊野波のような得意プレイに突出したCBも悪くない。

ただ、サッカーは変わっていく。Jリーグもレベルが上がり、対戦相手には弱点を突く分析力と能力が備わってきた。

「空中戦タイプとカバータイプを組み合わせればCBは盤石」で済むレベルでは、もうなくなっている。岩政にスピードタイプをあて、伊野波にストロングヘッダーをあてるやり方を遂行されてしまう力関係になったのだ。

突出した武器を持つと共に、武器以外のポジション必須能力でも最低限の力が要る。CBに空中戦が求められるのは昔からだが、ビルドアップも必須要件になりつつある。

山村にせよ昌子にせよ、まだ若い。

若い上に、空中戦も対人もテクニックも、その素質がある。目立って足りないのは意識、厳しさ、経験、セオリーといった知覚メンタルに関わる部分だ。

これほどチームとしての守備の弱い期間が続くのは、アントラーズクラブ史上でも数回あるかないかのこと。J2にレンタル移籍することもなく、J1クラブ相手に攻撃を受け続けることができる。

試合に出ればCBは丸裸に近い状況にさらされること度々。

オリヴェイラ政権下全盛期とは雲泥の差だ。

当時は三重構え(守備スタートの合図となるマルキーニョスと相方のFW+本山主導の二列目+小笠原主導の三列目)のフィルターにCBは守られ、仮にフィルターを突破された場合でも即座に味方が帰陣。あっという間に強固なブロックを作られた。

今は「フィルターないけど、頑張っておくれよ」と。「個人の能力、気合、コミュニケーションで守りきっておくれよ」と。それが鹿島だと言えばそうなのかもだが、さて、時代の流れを乗り越えられるか。

ピーク時の秋田豊や大岩剛ならば多少はなんとかなったかもしれないものの、三連覇期の岩政&伊野波くらいならボロが出るであろうと想像してしまう組織守備レベルである。

成長力を持った若いCBやGKが試合に出れば、これは間違いなく鍛えられる。

試合から学び、個人のパフォーマンスを高め、臆さずリーダーシップを取ることだ。

鹿島の場合、サイドバックもボランチも大抵、元は攻撃の選手。

ジョルジーニョ監督はブラジル流だし(※オリヴェイラさんの細かさはブラジルよりもイタリア的だった)、センターバックのところから積極的に指示し主導していかないと、すぐザルになる。

山村も昌子も、遠慮が一番の敵。

彼らがベテランを容赦なく動かし、走らすことを期待したい。

そして、周りの守りがダメだとしても俺が全部止めるくらいの気迫があれば。

秋田豊さんのような気迫を、若い二人から見られたら嬉しいね。

そうなったら、鹿島はまた勝つと思う。

センターバックやゴールキーパーが神懸かってれば、組織ダメでも勝てちゃうのがサッカーだからね。
【ゴールデンコンビ】
いやぁ~、ええゴールだったぁ~。

本山のノールックパスも素晴らしかったし、ジュニーニョの角度のないところからのシュートも美しかった。

本山のパス技術と視野の広さ、敵の裏をかいて味方を生かす発想。

ジュニーニョのシュート技術とフィニッシュパターンの豊富さ、呆れてしまうくらいの積極性。

彼ら、この点では今だにJリーグ最高レベルじゃないか。

中村憲剛とジュニも抜群のコンビだったけれど、ポジション柄近い距離でプレイできるモト&ジュニは絡みが多くなる。

一連の崩しからフィニッシュまでの映像は何度見直してもワクワクできて「してやったり」の感覚を味わえる。

クラブハウスグラウンドでは幾度となく目撃してきたとはいえ、それを公式戦で皆に披露してもらえて、とっても満足。そこは嬉しい。

【二列目フィニッシャー】
ジュニーニョのゴール以外にも、遠藤の低重心ドリブル突破からのシュートも心躍るもの。

野沢拓也の抜けた二列目フィニッシャーの穴、そこは遠藤康が埋めてくれている。

彼はよくやっている。

更に高望みさえてもらえば、野沢のあと二つの能力。「プレイスキッカー」と「チャンスメイカー」の穴まで埋めてもらえれば。

課題とされてきた守備では、野沢も結構、ちゃらんぽらんなところはあった。

遠藤も二、三年前とは別人のように守備力は上がっているが、まだムラが大きい。そこは早いとこ野沢超えお願いしたい。

これからも彼の成長に期待だ。

【嫌なことは忘れよう】
ジュニーニョ、遠藤のゴールシーンだけに注目することが大事。

他は忘れることだ。

試合は基本的に(良くない意味で)いつも通りだったのだから。

マリノスも似たようなもので、鹿島にも勝ち目はあった。

だが、最終的に鹿島の「ゴールキーパーハズレの日」。マリノスの「ゴールキーパー当たりの日」。

曽ヶ端は1失点目のPKとられたり、ファンブルして同点に追い付かれたりで、散々。

サッカーに限らず団体球技(※アイスホッケーやハンドボール等)においてゴールキーパーは他ポジションより重い。ゴールキーパーのミスは敗戦に直結してしまうものだ。

だから、勝てるチームには必ず、優秀なゴールキーパーがいる。

Jリーグ三連覇時にもスタメンを張り続けた曽ヶ端は日本人屈指の名手。

守備範囲の広さとソリッドなアゴを特長に、トータルで能力高くまとまっている。

とはいえ年に数回、笑っちゃうほどのビッグミスをやらかすので評価は分かれやすい。

これはもう、見る側が「人間、誰だってミスをする」ことを自覚すると同時に「曽ヶ端の能力的傾向である」として受け入れたい。

もちろん、キーパーの凡ミスに怒る人、呆れる人がいても否定しない。それもファンに許される自然な態度の一つかと思う。

私としては、昨日で年間お笑いミスノルマ消化したと捉え、今シーズンはもう出ないことを祈るばかり。

一つ試合を落とすことにつながったのは残念だが、それも優位に立っているナビスコ予選リーグで良かったと。

下位に沈むリーグ戦だったら、さすがに受け入れるのが難しいミスだったからね…。

次、行こう。
鹿島アントラーズには心強い味方がいる。

共に戦うスポンサーのうちの一社であるイエローハット社。

鹿島に「幸せの黄色いハット」』(日刊スポーツ)

ハットトリック達成選手に賞金100万円と黄色いハットを贈呈する「イエローハットトリック賞」が新設されるとのこと。

このような形でスポンサーがハッパをかけてくださるのは実に有り難いものだ。

とはいえ「ハットトリック達成で100万円」となると、アントラーズ選手には荷が重い気がしてしまう。

1試合3点なんて、これまでの鹿島の決定力では挑戦する前から諦めてしまいかねない難易度だ(※ハッパをかける意味で敢えてこう書きます)。

少し夢はなくなるにしても「1試合2ゴールで50万円」とか「直近3試合通算3ゴールで30万円」あたりに設定しておいた方が現実味のあるニンジンになる。

だが、イエローハットさんからの高評価というもの。

これはある種の挑戦、与えられた宿題と捉えてもいい。

「お前ら、悔しかったらハットトリックしてみせろ!」と。

「俺んところの黄色帽ユニフォームに付けてんだから、そんなに負けんじゃねー!」と。

ハットトリックという限りなく高いハードル。

大迫と興梠にはムリだろうが(※ハッパをかける意味で敢えてこう書きます)、ジュニーニョあたりが不調の対戦相手から達成するかもと予想する。ジュニならいつだってハットトリック決める自信だけは持ってそうだから。

スポンサーの御厚意をムダにするもしないも、今後の試合次第。

イエローハット社に感謝しつつ、選手たちの発奮を期待したい。

鹿島アントラーズの「守備の約束事が曖昧」ということについて、少しだけ具体的に。

例えば、スローインからの守備一つとっても脆さがある。

第11節磐田戦の1失点目はサイドのカバーに出たCB山村があっさりクロスを上げられたミスと、

それから、ゴール前に入ってくる磐田FW前田に付ききれなかった岩政のミスとされる。

それはそうだが、

しかし、鹿島の試合を見慣れている人なら違和感を覚えてしまうはず。

何でもないスローインで、なぜCBがタッチライン沿いに釣り出されて、そしてゴール前がスカスカになっているのかということ。

堅守の時代であれば、CB二人はボックス内~近辺を守り、サイドは主にサイドバックと中盤の選手が守っていた。

このシーンでは磐田スローインに対し山村しか残っていない。サイドバックの新井場は一列前をマーク。

数的状況については、別に山村と新井場のみが悪いわけじゃない。

前方~周辺のポジションの誰かが守っていない、守りの上でサボっている状態になっているから、順繰りに後ろが足りなくなる。

「いや、急にスローインされたから仕方がない」

と擁護することもできるが、ここが即ちチームの強さを決める「攻守の切り替えの速さ」のステータスでもある。

相手より素早く守りにつけない。敵の攻撃がスタートすると「浮き」(フリーの敵選手)ができやすい。

最終ラインのところで容易に数的同数にされる。

守りをセットしやすいはずのセットプレイですらそうで、速い流れの中から展開されると、たちまちバイタルエリアにスペースができてしまう。

そんな現象が、今季の鹿島アントラーズに起こっている(※但し、バイタルが軽いのは2009シーズンくらいから時間を追って顕著になった傾向)。

それはジョルジーニョ監督の指導力の問題なのか、選手間のコミュニケーションの問題なのか。

「チームとしての約束事」や「コミュニケーション」の他に、能力的な問題もあるのか。

分かっちゃいるけど行けない、止められないということなのか。

マルキーニョスのような攻守に渡る大駒がいなくなり、小笠原ら79年組の運動量が減退しているのは確か。

台頭してきた若い選手たちが黄金期のメンバーと比較して守備を得意としていないのも確か。

とはいえ、贔屓目かもしれないが、見る限り現有戦力でもやりようがある。

約束事を見直し、一つ一つのプレイ、一つ一つの試合を丁寧に気持ち込めて戦えば、十分やれる範囲であると私には見える。

今の順位に沈んでいてはいけない。

気持ち切り替えて、浮上の後押しをしたいものだ。
【磐田のナイス企画】
あれ、いいね。

ジュビロ磐田の小学生スタジアム招待企画。

学校単位で招待したのがナイス。

鹿島アントラーズもやってるとはいえ、鹿島のは個人レベルの招待企画。

学校レベルで招待すると、試合後の翌月曜日にはクラス内で話題にもなる。

小学生にとっては家庭よりも教室の中が文化圏。

下敷き等のクラブグッズをクラスメイトに見せびらかすために持って行きたくなるかもしれないし、いずれはそれぞれの家族でスタジアムに来てくれるようになるかもしれない。

一家族の来場で一気に2人以上の動員になる。

是非とも真似したい好企画だ。

【素直にガッカリ】
敢えて違う話題から入った。さて、気の重い試合感想。

0-3負けのスコアが示すように、鹿島は攻撃も守備もいいところが少なかった。

単発の好プレイはあったにせよ、安定して好パフォーマンスを示す選手が見つけられないという。

やるのは選手であるが、監督も選手の力を引き出しきれていないようだ。

ここは素直にガッカリしておくにとどめる。

プラス思考したいのは山々なんだけれども(プラス材料もあることはある)、それよりもマイナス材料の方が多く目についてしまうのは如何ともしがたい。

それらが一朝一夕で解消するとは考えにくく、逐一挙げていったら余計に気分が滅入ってくる。

【本物のサポーターしか残ってなかろうし】
マイナス材料の中身については、もう皆さんご覧になった通り、見たまんまかと思う。

これほど勝てなくなった今なお鹿島アントラーズを応援してくださるサポーターの皆さん。

スタジアム通いか、ソシオか、ゴール裏か、指定席か、スタジアムに来られないかの違いはあるにしても、私からすれば、負けた後でも応援する気持ちを持ってくれている人は熱心なサポーター。

そんな人たちの見方が、そうそう間違っているはずはない。

それぞれの観戦基準、選手やプレイスタイルの好みの基準で評価が分かれることはあるにしても、見てる試合は同じ。

どうしたってマイナス材料が目についてしまうチーム状態。

勝ち点11。15位。直近3試合の清水戦(0-3)、鳥栖戦(0-0)、そして昨日の磐田戦(0-3)。

結果に何ら不自然のない内容が続いている。

【名門ゆえの不利】
とはいえ、基本的には降格圏に沈むような戦力構成ではない。

年齢構成に穴は見えるが、それだって増田や青木、本田あたりが復調すれば埋まるレベルである。

A代表でレギュラーを張るほどの旬の選手は見当たらないものの、代表候補レベルの選手数はJクラブでトップ級。

もちろん、選手揃えただけで勝てるものではない。

過去にも代表級選手が複数在籍しながらJ2に転落したクラブはいくつもあったし、それに、今のアントラーズは眩暈がするほど守備の約束事が曖昧である。

それでもだ。

鹿島と同等以下の戦力で、同等以下の守備組織で、鹿島より順位が上のチームが複数ある。

「現有戦力×ジョルジーニョ監督×現チームワーク×個々のメンタルフィジカルコンディション」で、私の偏見見解になるが、8位~12位グループが妥当(※気持ち的にはもっと上にしたいが、試合内容を見る限り難しい)。

現実には15位。

押し下げられる要因の一つに「鹿島アントラーズ」という名門のラベルと、それによる他クラブの戦闘意欲、ガチンコぶりを挙げることができよう。

鹿島アントラーズに勝つと勢いに乗れる、選手のモチベーションが上がる、お客さんに喜んでもらえる。

ただの一勝以上の波及効果がある。

ボクらが思っている以上に対戦相手は頑張ってくるし、負けたら結構「ざまあみろ」と思われる立場。

我々アントラーズサポーターや、もしかしたら現場でも認識しているかもしれないけれど、まともに戦えば中位以上で安定、軌道に乗れば優勝を目指すことだってできる。

そうだけれども、今この時ばかりは、これまでよりポテンシャル引き出して戦わない限り順位浮上は不可能。

名門であることが仇となり、強くなっている他クラブが「今なら勝てる」とばかり勝つ気マンマンで立ちはだかる。

本山の言うように、次戦から、また仕切り直し。

メンタルエネルギー上げて、戦っていくしかないです。
ジュビロ磐田に期限付き移籍中の左SB宮崎智彦。

契約上の本所属は鹿島アントラーズにある。

明日のアウェイ磐田戦において先発出場が予想されており、秘かな注目ポイントとなっている。

私は鹿島サポーターなのでアントラーズの必勝を祈っているが、とはいえ、宮崎が出てきてくれるなら地味に楽しみ。

定期的にアントラーズ練習見学する人間にとって、特にサイドバックの選手に対して愛着が湧きやすい。

彼らのポジションは見学スタンドから最も近い距離がプレイゾーンになる。

宮崎が3~4メートル目前を懸命に駆け上がっては走り戻っていた日々が今となっては懐かしい。

当時はパク・チュホがいた、内田篤人がいた、野沢拓也がいた、マルキーニョスがいた、田代有三がいた、伊野波雅彦がいた、ダニーロもいた。

その他にも、現在ではチームを去った懐かしい選手が何人もいた。

2009年、大学ナンバー1サイドバックとして流通経済大学から鹿島アントラーズ入りした宮崎。

新井場徹の後継者として期待されての入団だった。

あれから四年。

2012年となった今も新井場は健在。それどころか今期序盤はキャリアハイともいえるパフォーマンスを発揮している。

更に、宮崎と同時入団&同ポジションのパク・チュホ。

水戸→鹿島→磐田→バーゼル(スイス)と渡った彼は欧州CLでも活躍するほどに。生半可ない成長力の持ち主だった。

宮崎も当時から能力はあった。左足のフィードとクロスは変わらずピカ一だった。

それでも、ルーキーイヤーのポジション争いの相手が悪かった。

オリヴェイラ前監督は選手固定頑固王には違いなかったが、新井場とチュホの壁は誰が監督でも高かったろう。

大卒選手は一年目で出られるか、出られないかによって選手寿命が変わりやすい。

一年目出ないまま二年目に突入してしまうと「年齢がいってる割に試合経験がない」ことで監督の起用チョイスに入りにくくなる。

二年目のポジション争いではパワーバカ王ジウトンの後塵を拝することになってしまった。

入団するタイミングで少々の不運があったと、私個人的にちょっぴり残念に思っていたものだ。

しかし、数年の迂回を経て(※彼にとっては迂回などではなく、必要な正しき道であったに違いない)、宮崎は這い上がってきた。

2011シーズン前、志願しての横浜FC期限付き移籍。J2の場で当初はポジションを得られなかったものの、徐々に挽回しレギュラーを掴む。

その結果として2012シーズン前にJ1磐田からのレンタルオファーを得る。その磐田でもチャンスを生かした。

鹿島アントラーズで出番を得られないまま移籍する若手選手は多いけれど、移籍後にJ1レギュラーポジションを得る選手は実のところ少ない。

そんな中、宮崎がジュビロ磐田というJの名門クラブで出番を得ていることは誇らしく嬉しいものだ。

彼の能力、努力、それに移籍決断。

それらに間違いがなかったことを一つ証明してくれたのではないか。

あとは、その成果を古巣鹿島との試合で示してくれれば。

もちろん、試合は鹿島アントラーズが勝つ。

だが、それとは別に宮崎にはちょっと魅せてもらいたい気持ちはあるのだ。
最近、とあるサッカー指導者が(私の中で)静かなブームになっている。

昌子力さん(写真)というお方だ。

お名前の読み方は「まさこ・りき」さんでなければ「あきら・こりき」さんでもない。

「しょうじ・ちから」さんと読むとのこと。

見た目は昭和の強面、悪役レスラー、建築現場労働者、アナログの極みのようであられる。

だが、人を顔で判断してはいけない。それは失礼なことだ。

実際の力さんは相当な文筆家であり、実践に根差した思想家でもあり、ウェブサイトを自作するハイテク人間でもある。

様々な顔を持つ彼の正体は関西を代表するサッカー指導者の一人なのだ。

『サッカーとハート』CHIKARA.SHOJI ・昌子力のホームページをご紹介。

含蓄あるサッカーコラムの数々。お時間のある時にお読みいただければ。

その教えを守れば、鹿島アントラーズの選手になれるに違いないのだ。
どうにも、彼のレンタル先での評判芳しくないらしい。

昨年、鹿島アントラーズに数ヶ月在籍した伝説の巨人カルロン。

190㎝の長身を誇り、元電球工場工員という異色の経歴を持つ大型FW。

昨季、推定2億円の大金で鹿島アントラーズに輸入されたものの、大学生との壮絶なエアバトル(練習試合)に完敗しまくった結果、我慢強いと評判の鈴木満さん(アントラーズ強化部長)も早々に手放す決断。

買い取りオプション付きの格安価格でレンタル移籍中なのであった。

すっかり忘れていたが、どうやら、買い手がつかなかった模様。

個人的には、ネットオークションにロボット兵フィギュア出品しておいたら、結局、落札されないままオークション終了しましたな感覚。

一体、カルロンはどこに行くのだろう…。


↑天空城勤務時のカルロンの雄姿
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ブロマガって何?
昨日はクラブハウスグラウンドで筑波大との練習試合。

スコア8-1で鹿島勝利。

【風間監督退任後の筑波大】
先月で風間監督(現・川崎フロンターレ監督)が退任した筑波大。

風間監督を慕って入部した部員も多いだけに、そのマイナス影響は否めず。

ちょっと、ここまでメンタルエネルギーがダウンした筑波大は久しぶりに見た。

大学やユースの試合を観戦する方には共感していただけることかと思うが、ベンチの監督orコーチの指示ばかり聞こえ、プレイする選手が大人しいチームは、大抵、強さがない。

五月蠅いベンチが悪いのか、消極的な選手が悪いかは別問題として、昨日の筑波大はそんなチーム。

選手が変わっていなくとも、求心力ある指導者を失った悪影響。

ということで、大学生にしてもヌルい部類の練習試合相手になってしまった。

そこは割り引く必要がある。

その上での感想となるが、ポジティブな要素を再確認することができた。

【10番ユニット】
本山雅志とジュニーニョの連携ライン。

鹿島アントラーズの10番と川崎フロンターレの元10番。

このコンビはファンタジックですらある。攻撃技術はMAXレベル、そのイメージもパターンも豊富。

二人でワンツーしたかと思えば、スルーパス、もしくは逆サイドへクロス。両者ドリブル突破可能で、片やジュニーニョは強引なタイミングで、片や本山は意表を突いたタイミングでシュートを打てる。

守る方にしてみれば、何をやってくるか分からない。

トップチームでは独りよがりなドリブルが目立つジュニーニョも、味方がいい動きでフリーになりさえすれば決定的なパスやクロスを通してくれる。

特にゴールライン際までドリブルで突っかけてクロス。ここに本山や岡本が入り込むパターンは強力。

全盛期のジュニであれば単独の仕掛けでも3~4回に1回はブチ抜いたものだが、現在の彼の力を考えると本山とセットにして、近くでプレイさせたい。

それくらい、二人の攻撃が面白い。二人の周りで岡本や土居が絡んで厚みを増す。

【ボランチofボランチ】
とはいえ、本山&ジュニーニョをそのままトップチームにはめ込んだだけで攻撃力が上がるとするのは早計と言われよう。

今季、彼らの交代出場がハマったことは少ない。「切り札にならない」と考える人がいてもおかしくない。

そこで条件を考えたい。

アントラーズの試合終盤、彼らが投入される時、大抵、ボランチからの有効性あるボール供給は止まっている(もちろん、それはボランチだけのせいではない)。二列目三列目からの飛び出しも少ない。

本山を生かすにもジュニーニョを生かすにも、中盤の底から安定的にボールを供給する必要がある。

レベルの落ちる相手とはいえ、8ゴールも積み重ねたのには、本田拓也と増田のダブルボランチの支えがあった。

二人のところでボールを奪って、そこから即座に配球できる。連続的に攻撃できる。

ボランチのところのボール奪取から即展開。これは数年来の懸案。

書くまでもないけれど、本田は本当にボランチらしいボランチ。

ガッツリ人に行ける、スペースを埋められる。その使い分けのバランスがいいし、敵からプレッシャーがかかっても中・長距離のパスを出せる。その軌道は美しく、顔はヒゲもじゃだ。

そして、声で指示を出せる。中堅リーダーとしての資質がある。

ベテラン中田からの指示はよく通っていたが、鹿島の選手構成では中堅で声の出る選手は少なく、本田にはその面での期待もある。

ちと、ボール狩りの完結数(即ち、もう一歩の踏み込み)で物足りなさも残ったものの、去年と今年、怪我しなかった彼がいたらなぁと。

ファーストボランチがしっかりすれば、動きで迷いがちな増田も存分に走り回れるといったもの。

増田個人は好調には見えなかったけれど、右サイド勢いよく駆け上がってのクロスでアシスト。

守備で信頼できる相方がいれば、彼の機動力と攻撃技術が生きてくる。

それが増田でなくとも、小笠原でも柴崎でも本田とならばやりやすいはずだ。

【復活しているし、成長もしている】
昨日の練習試合に関しては、出た選手ほぼ全員、以前より調子が上がっている、もしくは成長しているように感じられた。

怪我人では本田が上述した通りで、中田浩二も元気にフル出場。出遅れていたルーキー中川と宮内も持ち前の強気をピッチで出しつつある。

土居はキッカーとして名乗りを上げるほどのプレイスキック精度を見せ、昌子&青木はヘディングゴール。

佐々木竜太も変わらず決定力以外は素晴らしい働き。梅鉢もJ1出場経験者の自信を漂わせている。

鈴木隆雅&伊東のルーキーSBは攻撃参加では魅せた。GK佐藤もエエ声してる。

しばらく練習にいないアレックス以外は、シーズン前より底上げが進んでいると見ていい。

ポジションを得るチャンス。

控え選手たち自身が一番感じているようだ。
さて、昨夜のホーム鳥栖戦。

スコアも試合内容も「両チーム気合の入った中二日試合」。これは仕方ないなというスコアレスドロー。

鳥栖選手たちの統率されたボディコンタクトにもアントラーズ選手は気後れしなかった。

中二日としては、よく走り、よく闘ってくれたと思う。

心情的には責める気になれない。

そんな、ちょっと普通ではなかった試合を関塚五輪代表監督とザッケローニA代表監督が視察に来ていたようだけれども…。

最初から、あまり好パフォーマンスを期待できない状況。

もし視察対象選手の調子が良かったとしても、チームメイトの運動量やサポートは減退しているもので、結局は悪く見えてしまう。

視察する側としては、その中で何ができるのかを見たいのか、それとも、単にスケジュールがここしか空いてなかったからなのか。

ちょっと謎。

サポーター心理としては、出来ればいい日に来てもらいたかったのが本音。

昨日の試合では、大迫にせよ、山村にせよ、柴崎にせよ。

チームが厳しい時の力については、いい面も足りない面も出ていたと思う。

大迫のオンザボール時の幅広い攻撃能力は極めて優秀。

ドリブルもキープもパスも一通り標準以上。そんなFWは貴重だ。

ただ、シュート決定力と、その手前、シュートを打てるポイントにパスを引き出す動きの質の部分で、これは五輪代表エースストライカーとして考えると物足りなさはある。

山村の修正力は素晴らしい。

最初は勝てなかった豊田相手に競り方を調整し、安定して勝つようになった。豊田レベルにガチで競り合えるCBは貴重。

ただ、CBとしてのセオリーの部分。パス選択、ポジショニング全般。これは五輪代表のレギュラーCBとして考えると物足りなさがある。

柴崎の技術・視野・戦術眼・集中力は素晴らしい。

試合最終局面のイエローカード覚悟のストップ。あれで鹿島は敗戦を免れたかもしれない。

ただ、ボランチとしてはフィジカル、対人の強さ、それに連戦でのパフォーマンス持続。これは五輪代表スタメンとして考えるには少々物足りない。

いや、それは年齢の問題ともいえる。あと一年早く生まれていれば…という問題だ。

彼らは若いし、試合経験もこれからなので(大迫は結構、多いけれど)、一試合でグンと伸びる可能性がある。

次の試合では、また別の姿を見せてくれるかもしれない。

とはいえ、鹿島アントラーズなので悠長に成長を待っていられない事情もある。

そろそろ、現スタメンの現時点での天井がうっすらと見えてくる。

「清水が凄く良かったから、負けたのも仕方ない」
「中二日で今シーズンの鳥栖に守られたら、勝てないのも仕方ない」

それが、うっすら見える天井というもの。「今の鹿島ならこれくらい」といったもの。

ジョルジーニョ監督が選手配置(システム)を変えてやり繰りしても、さほどチーム力の絶対値が上がるわけではないことはここ数戦で見えてきた。

打破するには、一つは内部からの刺激ということになる。

そろそろ中田や本山、増田、本田拓也といった実力者の復活。彼ら以外にも、控えに甘んじている選手たち全員。

スタメン奪取のチャンス。そのタイミングは、これから数節になるはず。

今週は練習にも注目していきたい。
カシマスタジアムのホームゲームチケット前売り枚数。

クラブ経営や選手のモチベーションを考えると、常時2万超えして欲しいものである。

2万は鹿島アントラーズ成功の一つの基準。

但し、単純に観戦者としての自分の都合のみを考えると1万前後の日は楽。

家族連れ観戦の方であれば尚更。

道路や電車も空いてるし、売店もほとんど並ばなくて済む。

食肉モツ煮や五浦ハム焼きといった人気グルメも余裕でハシゴできるし、勢いに乗ってパスタやブラ汁など珍グルメに挑戦することも可能(※パスタは時間はかかるけど意外においしいと思う。ブラ汁はトマト系とチキン好きならばおいしいかも。雑な感じはするけど)。

サポーターズシートや2B席ならば、遅めに行ってもいい場所取れたりもするのが前売り1万の日。

明日19:00キックオフの鳥栖戦チケット販売枚数は現在11,653枚。

GW最終日は快適観戦日和になりそうです。

茨城県水戸以南在住の方や、千葉県成田以東在住の方で、明日お暇な方。

試合時間中は天気も晴れとの予報であるし、カシマスタジアム行きを予定に入れるのもいいですよ。

突如爆発するチームに仕上がっているので(…爆発したりしなかったりの振り幅が大きいのは仕上がっていないせいなのかもだが)、爆発日に当たれば面白いものが見られるはずです。
テレビ観戦の清水戦は0-3完敗。

グウの音も出ない完敗で風邪がひどくなった。

…ということはなかった。

90分+アディショナルタイムの中継時間。

ひたすら清水エスパルスが上回り、ひたすら鹿島アントラーズが下回る現実を、こんこんと丁寧に説得されたようなゲーム内容。

これは悔しさが出る以前に、チームの差に(嫌でも)納得させられるものだった。

テレビで見た限り、清水エスパルスは良かった。もちろん、サッカーは相対的なものなので「鹿島が悪かった」とも言える。

正解に近いのは「清水が良く、鹿島が悪い」。

いずれにせよ、清水は現J1上位チーム。いい時はこれくらいやるか。

見事にコンパクト性が保たれ、サイドチェンジされ放題。

好調を支えてきた2トップは清水CBに完全に抑え込まれ、同様に攻撃の起爆剤となっていた遠藤やドゥトラはドリブルをスタートさせてもらえない。

攻勢の試合では問題も出にくかったダイヤ型中盤も、守勢になれば、やはり難しい。

FWやDFまで含めたグループ連携を高めるか、個の守備力&活動量を高めるか、あるいは両方か。

高木や大前のドリブルはちょっとスペシャルで、DFリーダーの岩政は退場リーチかかるまでに追い込まれてしまった。

前線~中盤~サイド~最終ライン。

どこもかしこも攻守に渡って清水優位。

ならば膠着打破の手段になるセットプレイについても、鹿島は安定したキッカーを得ていない。

残念だが、勝ち目が見えなかった。

アントラーズは成長しているし、個々のポテンシャルで劣っていることはないはずだが、エスパルスは一年先に改革に着手している。

その分の進歩差があったように見えた。

これほど内容とスコアが見合った試合は珍しい。

現地観戦であれば「悔しさ」であるとか「やりようもあった」とか、各種「タラ・レバ」も出てきたはずなのだが、テレビだといい意味でも悪い意味でも遠い。風邪のせいで余計に遠い。

納得、これも現実としか。

大勝の後の難しさはあったかと思う。

前節ガンバ戦、あまりにも気持ち良く攻めすぎたため、選手たちが知らず知らずオーバーペースになっていたこともあろう。何人かの選手はボールやピッチとのフィーリングが合っていない印象を受けた。

また、前節のユルいガンバ守備イメージをそのままエスパルス守備に持ち込んでしまったのもあろう。無駄にパスが引っ掛かることが目立った。難しいパスを漠然と味方に送ってしまうことも散見された。

ガンバ相手になら通ったものだから、決して責められるものではないが…。

私も、少し現・鹿島アントラーズの力を過信していたかなと反省。

サッカーに限らず、ボクらが何か成すときは、上手くいってはガツーンとやられるの繰り返し。

その中でちょっとずつ前に進んでいける。

いいチームに綺麗にやられたので、課題が分かりやすい。

不幸中の幸いで、中二日でホーム試合がある。

負けを引きずらず、今一度気を引き締めて応援していきたいものだ。

まだまだ未熟な新チーム。

だから、その分、伸びしろがある。
さて、今夜19:00から静岡で清水戦。

今、この瞬間にアウスタ移動中の方に向けては、ひたすらお疲れさまですと申し上げたい。

GW渋滞のしんどさといったら、苦行に等しい。

ボクは風邪治らず、自宅療養中。

湿気の強い気候のおかげか、一向に咳が止まらん。

一番の薬は鹿島アントラーズの勝利。

これが一番、スッキリ元気になる。

食欲もあんまりないんだけど、アントラーズ情報を集める元気だけはあるくらいだからね。

アントラーズの勝利を願い、テレビの前から応援予定。

ようやく浮揚し始めた新・鹿島アントラーズ。

前節の圧勝により、他クラブからの警戒度は一気に上がった。

徹底したスカウティング(分析)もなされてこよう。

プロクラブのスカウティングは侮れない。

上々のデビューを果たした梅鉢貴秀であっても、狙いの的にされ、前半途中での交代に追い込まれた。

ドゥトラ封じにも出てくるはずで、そのあたりも鹿島は乗り越えられるか。

「警戒されても勝つ」「対策されても勝つ」

かつて、その強さは、ありとあらゆるサッカー解説者から「したたか」と形容されたものだ。

ザクッと「したたか」の意味を調べてみると(goo辞書)

・粘り強くて、他からの圧力になかなか屈しないさま。しぶといさま。
・強く、しっかりしているさま。
・強く勇猛であるさま。

その強さを、また見られるのだろうか。
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ブロマガって何?
今シーズン、プロフェッショナルレフェリー達の鬼門といえば「鹿島アントラーズ戦」で間違いなかろう。

数多のトップレフェリーが担当しては大きなミスジャッジかまし、サポーターから大ブーイングを受け、ネット上でも批判が相次いだ。

外野が騒ぐだけならまだしも、審判のボスたる松崎審判委員長からも公に指摘がなされる。週刊連載中のコラム(※読売新聞及びゲキサカ)で取り上げられるのは毎回のように鹿島戦におけるジャッジ。

当然、二週間に一度行われている審判員研修の場でも「ミス」として検討テーマに出され、他のレフェリーからもダメ出しを受けることになる。一定期間、J1担当から外れることにもなる。

いつも難しいにせよ、特に今年の鹿島戦はレフェリーにとって鬼門。

悪い流れを断ち切ろうと、第6節のFC東京×鹿島戦。満を持して投入されたのは大ベテランの吉田寿光主審。

その彼ですら「両チームへのボックス内間接FK判定」で自らリズムを崩し、またもレフェリー返り討ちの結果に。

ならばと鹿島戦の相性が悪くない(※これが理由だとは思わんけど、仮の話として)松尾主審が割り当てられた第7節鹿島×セレッソ戦。

概ね安定したジャッジで試合を運んでくれたものの、キム・ボギョンへレッドカードを出せず、乱闘寸前になり、試合終了後の禍根につながってしまった。ドゥトラとボギョンの手足が出なければ好ジャッジで終われただけに松尾さんには不運でもあったが…。

若い木村主審、岡部主審が大失態を演じ、ベテランの吉田主審でも松尾主審でも難しい2012シーズン鹿島戦。

そんな状況でガンバ戦に割り当てられたのは、若手の佐藤隆治主審。

最近の鹿島戦でそんなに良かった記憶がないので、試合前は不安があった。

私個人的には、今一番鹿島戦を吹くにいいのはかつての仇敵・家本政明主審。

感情的に嫌だというサポーターがいるのは否定しないけれど、少なくとも昨年の彼は、鹿島担当試合で素晴らしい笛を吹いてくれた。

彼の「超・審判オタク」といえるほど研究熱心なところには、敵ながら一目置いてしまう。

で、家本さんならまだしも、佐藤さんで大丈夫かなぁ?と。

それが、そうじゃなかったね。佐藤さん、見くびって失礼しました。

佐藤主審、凄く気合入って、メンタル的にもフィジカル的にも準備万端で試合に入ってくれて、抜群にいい仕事してくれた。

判定の線はハッキリしており、見るところをしっかり見ており、流すところは流し、取るところは取り、難しくしなかった。分かりやすかった。

いいジャッジだけに目立たなかったが、佐藤主審自身、内心「してやったり」だったのではなかろうか。

どうしてもジャッジは水物なところがあって、毎試合これは難しいだろうが、今後も高クオリティで安定してもらえれば。

レフェリーの世代交代も進んでいるのだなと思う。