鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
万博でのガンバ戦は後半ロスタイムに追いつかれ、2-2ドロー。

勝てた試合にも見える一方で、しかし、鹿島の現在地を示す内容であり結果だったと思う。

私個人的に、鹿島の出来は予想を少し上回った。

信頼を失いかけていた両外国人選手、ドゥトラとレナトはそれぞれゴールを決めた。

ストライカーとしては賛否両論な大迫も、非常によくボールを収めてくれた。

岩政も集中力高く、チームを救うシュートブロックをしてくれた。

本田復帰により、鹿島は「リーグ下位レベルのバイタル守備力」から「中位レベルのバイタル守備力」に引き上がった。

全体的にミスはあったにしても、ここ数試合で最も守りの規律を実行できていた。

システムもそれに叶った4-2-3-1。

ただ、それでも2失点。

決して相手のレベルが高かったわけではない。

最近の試合結果は良かったものの、リーグ戦順位は実力を明らかにするものだ。降格圏16位に沈むガンバ大阪。

鹿島アントラーズは13位。

両チーム、それも妥当な戦力にして、監督力。

西や青木、曽ヶ端や新井場といったバックラインの選手のミスが目立ったが、これは能力的限界もあり、私としては責めるに難しい。

言い方悪いが、彼らの守備能力と最近のパフォーマンスからすれば「守勢に立てば、これくらい」。

もちろん、次戦はもっと頑張って欲しいけれど、現実の人間にはそれぞれ長所短所があり、限界がある。

かつてのスーパーエース、マルキーニョスは脅威的な前衛守備力でチームメイトの守りの脆さをまとめて覆い隠してくれたけれど、今現在、そういったスーパー助っ人はいない(いないのが普通なのだが)。

日本代表の大枠に入ってくるのは岩政のみで、あとはコンディション良化すればという条件付きで本田が入る程度。

その本田が足を攣って交代することで、監督も頭を悩ませたはずだ。

おそらく批判も多いであろう、74分の二枚替え。

監督の思考を読み解くに、本田を欠いては、そのままでは最後まで守れない。増田に信頼があればそのまま増田なのだろうが、昨日の采配ではそうではない。

なので、青木を一列上げてフィルターにする。青木を上げて空いたCBには昌子。

そうしても、総合守備力は下がってしまう。補完すべく二列目も守備力アップする必要がある。そのためのレナト→本山。

本山は走力とパワーは落ちるが守備センスは優れている。ボール回しも優秀だから味方ボールの時間を増やすこともできる。

…という計算だったのではないかと思う。

余裕のない戦力からのチョイスのため、経験の浅いジョルジーニョ監督には判断に余裕がなく、傍目には博打的にも見えた二枚替え。

いずれにせよ、本田を欠いた時点で「鹿島が追いつかれる確率が跳ね上がった」のは間違いない。

ジョルジーニョ監督の手当ても、結果論になるが良策ではなかった。

鹿島はロスタイムまでよく踏ん張っていたが、最後の最後でレアンドロの個人能力を防ぐ個人能力がなかった。

これら全て(監督の采配含めて)が今のアントラーズの力というものだろう。

13位に不思議はない。

とはいえ、それでも13位であり最下位ではない。力拮抗したJリーグで戦えない戦力ではない。

昨日もアウェイで勝ち点1を確保した。ギリギリで追いつかれたのだから、もう少し力を上げれば勝てるようになる。

一試合一試合、丁寧に戦って勝ち点を積み上げていくことが大事。

今週の練習にも注目していきたい。
今回は弊ブログでは珍しい練習レポらしきもの。

個人的に練習内容を表に書くのは好きではない。

ただ、今のチーム成績では多くのアントーズサポーターが「ちゃんと練習しているのか?」心配して、知りたいところかと思う。今回限りとなるが、その雰囲気を少しでも感じていただければ。

なお、写真は全て遠景撮影のみ使用。選手個人のアップ写真は肖像権やら何やら引っ掛かるので、ご理解いただきたい。

昨日9月27日のクラブハウスグラウンド。練習開始予定時刻は15:00。

幕
選手&スタッフ陣は室内でミーティング。これが一時間近くに及ぶ。誰もいないピッチではサポーターの掲げた幕が風にはためく。『鹿島の戦いを貫け!』

この日の鹿嶋は強風。毎日、幕を掛けては回収する作業は並大抵ではない。上手くはないけれど、その力強い文字からは気持ちが伝わる。これを見て気持ち引き締める選手もいるだろう。

GK練習開始
最初にゴールキーパー陣が登場。フィールドプレイヤーより数十分早くの練習開始。
ちなみに練習での技術では曽ヶ端と佐藤に遜色は見当たらない。

八木の高さ
八木の高さ。ほとんどジャンプせずに悠々バーの上に手が届く。完成度は先輩に劣るが、この高さは楽しみだ。

フィールド登場
練習開始予定時刻から一時間以上経ってフィールドプレイヤー登場。

円陣
全員登場もリハビリ中の中田は不在。同じく離脱中の山村はグラウンド外周を黙々とランニング。

監督主将会談
選手たちがウォーミングアップの鳥かごをする間、小笠原主将とジョルジーニョ監督&コーチの青空会談。10分近くに及ぶ。

ビブス配り
ビブスが配られ、紅白戦準備。

ビブス組ウォーミングアップ
ビブス組(控え組)のウォーミングアップ。前二日の紅白戦では主力組を攻め込んだ。

主力組打ち合わせ
主力組。紅白戦開始直前まで打ち合わせ。ビブス組が打ち合わせなしでボール回ししているのと対照的。システム変更があったため、擦り合わせる事項が多い。

紅白戦スタート
紅白戦開始。中盤メンバー構成3タイプをテスト。

1本目。ボランチに本田と小笠原。二列目はレナトをトップ下に柴崎とドゥトラを左右配置。

2本目。小笠原が外れて本田&柴崎のダブルボランチ。レナト&遠藤&ドゥトラが二列目。

3本目。本田&柴崎は変わらず。二列目はレナト&遠藤&本山。

1トップは大迫。興梠はフィジカルコンディションが落ちてキレがなくなっていたので、そのチョイスやむなし。それでも岩政ら二人に囲まれボール奪われかけても、何度もチャレンジしてマイボールにしてしまう瞬発力には驚くばかり。

スコア的には主力組3-0ほどでの勝利。

1本目、2本目、3本目ともに内容に大差なし。どれかがハマっているとは私は感じなかった。

曽ヶ端からは「ちょっとは寄せろー!」
岩政からは「バランス考えろー!」という怒気を含んだ指導が飛ぶ。

誰がというわけではなく、両チーム攻守の切り替えが遅い。

ただ、最悪だった前二日よりはいいとの声も聞かれた。

大迫あたりは味方守備陣の好プレイに対して「いいよ!」「ナイス!」と前方から声を掛けて士気を高めようとしている。

本田はさすがのプレイ。彼のところで唯一ボール奪取の計算が立つ上に、声も出る。ただ、チーム状態の良くなさを物語るように、曽ヶ端や岩政同様、怒気を発しながらのコーチング。

紅白戦終了
紅白戦終了。選手たちに手応えがあればいいが…。

練習中、監督がプレイを止めて指示することが少ないので(※ミーティングで伝えてあるのと、あとは選手たちで気づいて修正すべきということなのだろう)、紅白戦のお互いのレベルが重要。

ここに中田と山村がいれば、もうちょっと紅白戦のレベルが上がる。彼らが長期離脱しているのは、その意味でも痛い。

クールダウン
クールダウンのストレッチ。

決して実り多い練習だったとは言えないものの、現場では何とかしようともがいている。

少しでも良くなったのが救い。明日の試合日はもっと良くなるかもしれない。

ガンバも決して万全ではない。条件は同等と考えて、ポジティブな緊張感を持って試合に入れれば。

切り替えて応援しよう。
ブラジルのサイトを見ると、ボタフォゴに移籍したフェリペ・ガブリエル。

なかなかの高評価を得ている様子。ボタフォゴとの契約延長が伝えられている。

事前にあった貧弱という低評価から、戦術的に重要な選手であると評価上昇。ゴールやアシストも記録している。

ダニーロやファビオ・サントスも含めて、鹿島で大成功はできなかった選手たちが母国ブラジルで活躍中。

なんだかんだで嬉しいものだ。

それから、オズワルド・オリヴェイラ監督(現ボタフォゴ監督)。

Oswaldo de Oliveira culpa arbitragem por empate com o Corinthians
Após empate polêmico, Oswaldo critica arbitragem: 'Foi um jogo de três forças'

相変わらずの激しい審判批判ぶりがニュースになっている。

ブラジル国内でも審判批判の急先鋒として名高い彼であるが、これは彼のやり方であると同時に健康の証、モチベーションのステータスでもある。

このテンションの高さなら、お元気であることに疑いはない。実に喜ばしい。

ムダにキャラが立っているだけに、ヨソの監督として見ても面白いおっさんだ。
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ブロマガって何?
今季、残り試合をボクらサポーターがきっちり応援して、チームにはきっちり戦い抜いてもらうことが大前提になるけれども。

鹿島アントラーズは遠からず浮揚すると思う。

…なんて、今の時期に書くと能天気だと笑われちゃうかもだが。

しかし、79年組の時もそうだった。

主力級に育ちそうな若い選手を一気に獲得するやり方をしているので、彼らのピークが重なることになる。

大迫や柴崎、山村あたりの素質は、やはり間違いのないものだった。

「鹿島で真にレギュラーを張れる選手は三年目までにレギュラーになる」

その困難なミッションを三人は達成できている。

年齢構成を同年代で揃える結果として、その分、主力の衰えが一気に来てしまうが(それが79年組の今)、全盛期も一気に来る(三連覇期)。

今回の世代交代は主力としてバリバリ活躍する中堅世代が手薄であること、実力メンタル両面で世代交代を助けてくれる外国人選手が不在。

それゆえに相当苦しいことになっているが、基礎となる有望若手を揃える部分は揺らいでいない。

二年後、三年後、もしかしたら来年。

大迫がニャーンとゴールマシーン化する。

土居がテクニカルなドリブルからスルーパスを通す。

モミアゲ大爆発の柴崎がゲームを作る。

腕までヒゲだらけになった本田がボールを奪う。

山村は闘莉王ばりに無謀な攻撃参加し、闘莉王ばりにハゲてくる。

植田くんのテコンドー技が敵のCFに炸裂する。

八木はますます痩せてゴールポスト並に細くなる。

そんな未来が待っている…かもしれない。

ただ、今回は前回の世代交代期との大きな違いがある。

昔と違って、才能ある若手には海外に出るチャンスが開かれていることだ。

柴崎や大迫らは、ピークに達する年齢か、その手前くらいで欧州に羽ばたくだろう。

その際、鹿島にとって大事なことは3つ。

1つめに正しく移籍金を得ること。

2つは、その移籍金で有効な補強をすること。

3つ、海外移籍した選手がいつかまた帰りたいと望む鹿島で在り続けること。

上の2つは強化部の仕事だが、一番下は我々サポーターも関与するところ。

チームが苦しい時のサポート姿勢、年齢重ねて動けなくなってきた選手へのリスペクト。

我々が選手を見ているように、選手たちも我々の態度を見ている。

欧州での経験を鹿島に持ち帰ってもらえるようなクラブでいられるよう。

もしかしたら、今。

79年組のうち何人かは鹿島でのラストプレイの時期。

悔いのないよう応援していきたいのだ。
「どうしてあれほど強かった鹿島がこんなに弱くなってしまったのか?」

口に出すか心に秘めるかの違いはあるにせよ、鹿島を愛する全ての人が一度は考えることではないかと思う。

私もしばしば他のアントラーズサポーターの方の意見を耳にすることがある。

その度に、それらは全て正しく、しかし、どれか一つだけが正しいというのではなく、全てが複合的に絡み合っているとの感想を抱く。

【誰か一人の選手の問題?】
人は過ぎると忘れてしまうものなので、一旦、確認しておきたいことがある。

まず、チームの不安定を選手個人に求める場合。

例えばシーズン中盤まで山村に求める意見、遠藤に求める意見があった。

たしかに二人には未熟さからのミスがあった。

しかし、二人がスタメンから外れている今、特段チームは良くなっていない。

むしろ、横浜FM戦は今季最悪の試合となってしまった。

別に二人がいたら勝てたとは思わないものの、少なくとも安易に「○○が他の選手に代われば勝てるようになる」などと考えるべきではない。

今の鹿島、一人や二人選手を代えた程度で強くなるわけではないのだ。

【きっかけの問題?】
公式スタッフダイアリーの担当者さんや鹿島番記者さんたちは大変だ。

ソシオフェスタがあって、選手主導の全体ミーティングがあって、ジーコがアポなし来訪してくれて、そして、昨日オープンスタジアムがあった。

そのようなイベントがある度に「これでチームの雰囲気が良くなりました」「これからはうまくいくはずです」とムードの良化を伝えてくれる。

だが、結局勝てなくて、読者としては「またかよ…」となり、書き手としては「書くんじゃなかった…」となる。

今の鹿島、ちょっとやそっとのきっかけで強くなるレベルにはない。

もちろん、昨日のオープンスタジアムはリフレッシュになればいい。

でも、ここから勝てるかは次の試合までの準備次第でしかない。

【監督の問題?】
ジョルジーニョは選手として鹿島の大恩人。そこはジーコ同様、永遠に変わることはない。

だが、ここまで見てきて「現時点では一流監督でない」ことは確定だろう。

元超一流選手だけあって選手の素質を見極める目は一流。少し真面目過ぎるところはあるものの人柄も文句なく素晴らしい。

しかし、とにかく勝てない。守備の形も攻撃の形もできていない。そうなると様々なところで力不足を指摘されることになる。

また、ここまで負け続ける経験もなかったせいか、監督自身が冷静さを欠くところも最近では感じられる。

ならば他の監督なら勝てるかというと、それなら鹿島史上最高の実績を残したオズワルド・オリヴェイラ前監督政権末期を思い出さなければならない。

天皇杯でJ2京都に敗れ去った最後の試合、あれも最低最悪の内容と結果だった。

その前のリーグ戦終盤も全く希望がなかった。

そこから野沢&田代&フェリペを抜いた戦力(※三人とも評価の分かれる選手だが、監督の選択肢が減ったのはたしか)でスタートし、また79年組が一つ年齢を重ねたのが今年だということも忘れてはならない。そうでなくてはフェアではない。

それでも、今の戦力でジョルジーニョが勝てないのは仕方がない…とは私は思わない。

他の監督なら上位だったとは考えにくいにしても、鹿島の監督を年俸一億円以上で引き受けた以上、どんな理由があれ二桁順位は不合格。

監督はここから底力を見せる必要がある。彼には笑顔でシーズンを終えて欲しい。

【練習の問題?】
あまり聞くことがないので、このタイミングで一つ指摘しておきたい。

単純な「紅白戦のレベル」だ。

もともと鹿島の強さの源は、その紅白戦のレベルの高さにあった。

ほとんどのブラジル人監督は緻密なシチュエーション別練習は少ない。斬新な練習もない。

そこはジョルジーニョ監督も例に漏れない。

それが悪いということは全くない。

公式戦に近いノーマルな練習ほど実戦的と言えるからだ。

但しだ。

それなら主力組と控え組、両方のレベルが高くないといけない。

戦術練習で新しい守備がハマったとして、その攻撃してくる相手はどのレベルなのか。

今の鹿島の控えチーム、贔屓目に見てもJ2下位と同じくらいの力。

練習試合をするとJ2クラブの控えメンバー相手に苦戦するほどで、大学生にすらコロッと負けたりもする。

その控え組相手に紅白戦やって、どれほど主力組の糧になるのか。

三連覇期には控えにも中田浩二あるいは青木、大迫、ダニーロ、田代、パク・チュホあるいは宮崎、大岩、小澤といった錚々たるメンバーが揃っていた。ある時は「日本代表より鹿島のサテライトの方が強い」と報道されたこともあるくらいだ。

今はメンツ的に格が大きく落ちており、世代交代期で大学二年生~一年生相当年齢の選手が多い。彼らも特に突き抜けて成長しているわけでもないので、どうしても対人練習のレベルが上がってこない。

【GMの問題?】
強い頃であれば紅白戦で通用したことは大抵、J1公式戦でも通用した。現在では紅白戦で通用しても公式戦で通用しないことが多々ある。

そうこうしているうちに主力も控えも、そこそこのレベルに収まってしまう。

誰かが決定的に悪いわけではない。集団というものは、どうしても全体のレベルに落ち着いてしまうのだ。

それには移籍制度の変更(※2009年から選手が移籍しやすくなった)で余剰戦力の保持が難しくなったことも影響している。

プロ意識が高く、能力も高い選手が多く集まれば、それだけで、ある程度までは勝手に全体レベルが上がっていく。そこに「ジーコ・スピリット」の共通意識が据えられたのが強い鹿島だった。

十年見越してチームを作ることでは実績並ぶ者ない満さんも、三年単位のチーム作りを強いられる現状では他クラブGMとの目立った優位はない。今回の世代交代は大苦戦している。

スタッフや選手へのメンタルケア、点取り屋以外の日本人選手を見抜く目は変わらぬ長所であろうが、外国人選手獲得の下手さだけは如何ともし難い欠点だ。

椎本スカウト部長は変わらず活躍を続けているものの、満さんは移籍制度変更以後、苦戦気味。

持ち前の負けん気とノウハウで持ち直してくれることを期待したい。

【現在進行】
以上、考えたところでどうにかなるわけでもないのに、考えたくなるので考えてみた。

もちろん、今更言っても認識の整理に過ぎない。

まず、今季を戦い抜かなければ。

岩政が言っていたように、ここからは全体でレベルを上げていかないと(それは岩政含めてになるが)、ちょっとやそっとでは強くならない。

急に弱くなったわけではなく、2008年前後をピークに年々着実に弱くなってきたわけで、だから、今度は逆に。

今を底に着実に強くなっていきたいと思う。
本日はカシマスタジアムでオープンスタジアムイベント。

【スタジアムツアーは満席】
目玉イベントである『選手と一緒にスタジアムツアー』。整理券予定枚数終了の可能性が極めて高いとのこと(公式リリース)。

これから出発する方はご注意くだされば。既にスタジアムツアー参加は難しいので、14:00の選手イベントオープニングセレモニー(ピッチ上)に合わせての来場で問題ないかと思う。

【応援のスタイル】
昨日の試合の後であるので、行く行かないで迷われている方も少なくないだろう。

気持ちが表現されなかった試合の後で、サポーターはどうするか?

極端には二方向あるかと思う。

「こういう時こそ応援するのがサポーター!」
「ダメな時にダメと伝えるのがサポーター!」

私はどちらか一方に決めつけるのは好きではない。

人間は男女問わず、その内面に母性的な愛情と、父性的な愛情を持っている。その比重には個人差があるが、どちらも大事。

母性愛は深く我が子を愛するものの、我が子可愛さの余り周りが見えなくなる。徹底してエコヒイキし、そして我が子(と、自分の愛し方)に反する者には排他的になる。

その結果として子どもは社会のペースに合わなくなる可能性が高まるが、しかし、独自性や感性が守られ、潜在能力の高い子になるだろう。

父性愛はそれゆえに我が子をも客観的に評価し得る。努力成果への称賛を惜しまない一方で、努力を怠り結果を出せなかった時に冷たくなり過ぎる傾向がある。子どもは勉強や仕事を頑張るようになり、落ちこぼれるのを防ぐ。しかし、感性を無視してルーチンワークすることにも繋がり、アイディアに欠け、心身も弱くなるかもしれない。

教育の上では、どちらもいいとこ取りが目標。母性愛と父性愛両方のメリットを引き出し、デメリットを軽減していく配慮が要る。

【見捨てないってことだけ】
「どんなにダメでも応援するのがサポーター!」
「ダメなことをダメと伝えるのがサポーター!」

どちらも間違いなく必要。どちらの方向の人も欠けてはならない。

見捨てないってことさえ貫かれれば。

応援のスタイルというものは、結局、その人の信じるようにやっていくしかなくて、それでいいのだと思う。

今日のオープンスタジアム、私は選手たちがファンサービス頑張る姿を見たらサラッと帰る予定。
マリノス戦は1-2負け。

0-1からの前半ロスタイムにマルキーニョス退場。

後半の45分(+アディショナルタイム7分)を相手より一人多い人数で戦えた。そのおかげで大差負けせず済んだ。

そう思えるほど、前後半通してクオリティの低い試合内容。

相手も悪かったが、こっちはそれ以上。

技術もメンタルもフィジカルもプロレベルに到達していなかった。

とりあえず、こういう日は不貞寝に限る。

おつかれさまでした。おやすみなさい。
Jリーグ 審判委員長が異例の“釈明” 不満続出に技術向上を約束』(スポニチ)

サッカーに限らず約束って難しい。

約束して欲しいけれど、できない約束ならしないで欲しい。

約束してあげたいけれど、できない約束をするわけにはいかない。

昨日のスポニチで「上川審判委員長、審判の技術向上を約束」と報じられた。

好意的に受け止めたい一方で、約束しちゃって大丈夫かなと少し心配にもなる。

質の高いレフェリーの絶対数が足りない現実、そしてレフェリー育成は選手以上に年月がかかる現実がある。

それだけでなく、プロサッカーの高速化が進み、世界的にも「アレレ?」という判定ミスが増えているところ。

そんな急に良くなるはずがないと思ってしまう。

だが、既に約束は成されたと。

上川審判委員長のチャレンジ成功を祈っている。

決して安請け合いでなかったと現場の技術向上で示してもらえれば。

技術向上を見逃さないよう、私個人的にもジャッジの良し悪しを見極める目を日々養っていきたい。
今日発売の週刊サッカーダイジェストのクラブダイジェストコーナーは鹿島アントラーズ。

柴崎岳選手のインタビュー記事と岩政大樹選手×本田拓也選手の対談形式インタビュー記事が掲載されている。

【これは珍しい】
柴崎の記事も面白い(柴崎、頼もしい)が、できるだけ多くの鹿島サポーターの方に読んでいただきたいのは岩政×本田対談。

普段着目されにくい「自分の背後に敵選手を置いての守り方」「人に食いつかない守り方」まで言及している。

練習トレーニングの参考書類ではボランチの守り方の重要項目として書かれていることであり、現場で指導している人にとっては常識の一つではある。

とはいえ、それを高レベルで実戦できている選手は希少で、そこに着目するサッカーファンが少ない部分であることもたしか。長くJクラブサポーターをしていても「知らないから感知できない」人が比較的多い項目だと思う。

そういった背景があって、選手インタビューでもなかなか話題に上ってくることはない。

【岩政の叫び】
穿った見方をすればだ。

岩政は失点の原因を必要以上に自分(や仲間のCB)の責任にされる風潮を感じ取っているのかもしれない。

無知や無理解から出てくる批判への反発心というのは、あってもおかしくない。

そうではないにしても、今回のインタビューを読んでみると「サポーターの方にもちゃんと守備を見る目を養って欲しいな」という想いが感じ取れる。

一般的には、サッカーの見方が浅ければ浅いほど、失点の原因をGKとCBに過剰に求めてしまう。

もちろん、ここは最重要。GKとCBがまともじゃなきゃ試合にならないのは世界のどこでも同じだ。

だが、「背中で守る」ことや「守備の相互補完」を全く感知しないままGKやCBを苛烈に批判する人がいるとしたら、その人はもう少し勉強した上で批判してもらえたらいいのになとは私も思う。

【取材者としてのステータス】
それにしても、今回、岩政がかなり深く話したことに少しビックリしている。

彼が理論立てて話せる選手とはいえ、ここに言及したのは初めてではないか。

それには岩政×本田という組み合わせの妙と、取材者が田中滋さんだったことが作用したのだろう。

田中さんは『センターバック専門講座』の構成者。

この本は、岩政はもちろん、吉田麻也や水本裕貴といった代表選手にまで読まれているという。

CBの選手たちに「一目置かれる」ステータスが上がったことで、これまでより深く、CB目線の話を引き出すことに成功している。

興味深い二つのインタビューが収録されたサッカーダイジェスト今週号。

大きな声じゃ言えないけれど、最低限、立ち読みはしていただければと思う。
No Referee,No Football第51回「ジャッジQ&A」【J1第24節 鹿島対神戸】

『ひじを過剰な力をもって強く振るなど、相手を傷つけるような行為であれば、乱暴な行為として一発退場になります。しかし、この場面では腕を振る力の強さもそこまで過剰には見えません。西選手の倒れ方も大げさで、これは乱暴な行為には至らず、そのようなスポーツマンとして認められない行為を行った伊野波選手にイエローカードを示したのは妥当な判断だったと思います』

I「ふうっ、さすが元委員長、ナイスフォロー。豆腐だけでなく厚揚げも贈っといて良かった。お礼言いに行かなきゃ」

トントン

?「どうぞー、お入りくださいー」

ガチャ

I「失礼します、I野波です」

M「ん?どちら様でしたっけ?」

I「あの、I野波雅○です。ヴィッセ○神○の」

M「んー、訪問先を間違えてませんか?私はM崎ですよ。私はあなたを知りません」

I「M崎元審判委員長ですよね?ボクはI野波です」

M「神○のI野波って言われただけじゃ分からないなぁ…。どちらのI野波さん?」

I「えっと、豆腐屋です」

M「あっ、豆腐屋!なんだ、最初から豆腐屋って名乗ってくれないと分からないよ。I野波なんて言われても名前も顔も覚えてないんだから。あははは」

I「あは、あは…。いえ、コラムの件のお礼をお伝えしたくて」

M「あー、あれか。君が肘打ちかましたやつだろ?」

I「ほんと、助かりました。完璧に擁護していただいて」

M「いやいや、今回ばかりは大変だったよ。こじつけの天才と言われる私でも、君のは酷かったからねえ」

I「え、やっぱ酷かったですか?」

M「そりゃそうさー。あれ、軽く見積もっても本当は50試合出場停止だよ。重く見積もれば永久追放プラス懲役10年だよ」

I「えええっ、懲役って…。ま、まあ、助かりました」

M「ウン、『過剰な力に見えなかった』『過剰な力に見えた』の正反対のワードを私の都合に合わせて使い分ければどんなピンチも脱出できる。また頼ってきてね。礼腐(※お礼の豆腐の意)も忘れずに」

I「はい、追加で豆腐5丁、クール便で送っておきます」

M「ああ、君ん家の作る豆腐は本当に美味しいからね。絶品だ。ざる豆腐もつけといてよ」

I「わかりました」

M「それじゃ、豆腐作りだけじゃなく、サッカーの方も頑張ってね。代表選手になれたらいいね」

I「え?ボクもう代表選手ですけど?」

M「あははは。いやだなあ、冗談が過剰の力ですよ。君が代表に入れるわけないじゃん」

I「いやっ、あの、ほら、これ、こないだのAマッチ翌日のスポーツ新聞です。ね、ボクの名前あるでしょ」

M「あれー、本当だ。おかしいなあ、私もこの試合観てたけど、君が出てたの分からなかったよ」

I「スタメンでバッチリ出てたんですけど…」

M「うーん、吉田がいたのは覚えているんだけどねえ。しかし、ずいぶん代表も格が低くなったもんだなあ。普通、闘莉王とか中澤でしょ?ギリギリで吉田が入れるくらいじゃない?なんで君が入ってんの?てかザックは何やってんの?」

I「くっ、ボクのプライドを傷つけるやつは許さん!必殺、豆腐エルボー!」

ドカッ!

M「ぐはっ…、過剰…な力…が働いた…」

バタッ

I「わっ、またやっちまった!クロアチアに逃げよう!」
【老舗酷評】
何かのテレビ番組でミシュラン星付きの料理人が言っていた言葉を思い出す。

「昔はこれで通用したからといって改善しないというのは、老舗が没落していく典型的なパターンです」

老舗レストランの看板料理、その酷さに改善を促した言葉だ。

なぜこんな言葉を思い出したかというと、ゲキサカに掲載された岩政コメントを目にしたから。

違和感を覚えるのはピッチ内だけのことではないと岩政は言う。「一人ひとりの意識が変わらないと。順位表を見ても、チームの雰囲気が変わった感じはしなかった。今日も『引き分けでまあまあかな』とか『悔しいけどしょうがないかな』っていうムードがあった。その方が僕は悔しい。それぞれが、それぞれの持ち場で自分のやる仕事をやっていると思う。でも、これはピッチ上だけでなく、普段の生活、普段の練習の態度、チームのムード、フロント、環境もすべてを含めての話。何か空気がそう感じることがある」と語った。

日本代表でザッケローニ監督や本田圭佑、長友たちと共に戦った直後とあって、現在のアントラーズを余計にユルく感じたのかもしれない。

今の代表スタメンレベル、その中でも欧州組は日本サッカー史上でも異常なメンタリティの持ち主。向上心や責任感、プレイの細部への拘りが半端ない。

ザッケローニ監督の指導法もジョルジーニョ監督のそれと比較して選手を納得させるものであり、鹿島を愛する岩政の目には「鹿島のユルさ、遅れ」が悔しくもなるのだろう。

【中位慣れ】
私はあくまで鹿島サポーターなので、鹿島アントラーズの弛みを指摘されるのは、本来、心情的にガッカリすることだ。これまでであれば「岩政、そんなこと言うな」の気持ちが勝った。

しかし、これだけ鹿島が勝てないことに加えて、他のアントラーズ選手コメントからは「中位慣れ」の雰囲気がある。勝てていない試合直後に「内容は良かった」との選手コメントも出てくるようになった。

勝てなかったということは必ずどこか悪いところがあったはずとオートマチックに思考する。そんな癖が染みついているのが勝ち続ける集団なのだが、勝てなくなったことにより勝てる思考パターンを失ってしまった。

これは外野からでもハッパをかけていくことが必要なのかなと考えさせられる。

きっと今もなお鹿島アントラーズを応援するサポーターの方々は「最後まで応援する」「批判よりも応援を優先」スタイルだと思う。私もそうだ。

ただ、「今年はガマンの年だから勝てないのもしょうがないや」の方向に傾き過ぎてしまうと、それはそれで雰囲気が弛んでまう。

バランスは難しい。

【厳しく書けば】
で、今回はいつもより厳しく指摘する。

岩政は代表に行くのなら、せめて試合に出てくるくらいじゃないといけないし、帰ってきたら「さすが代表選手」のプレイを試合で見せて欲しい。

代表での序列があって出られないのなら、出られるだけの選手にならなくてはいけない。

彼の守備セオリー内であるとか、一般的な守備常識の範囲内では十分にいいプレイをしていると私は高評価している。得点力は他に類を見ないほど素晴らしい。

だが、ここから鹿島を連勝させる、周囲を引っ張っていくのであれば、もっと上の、常識以上のプレイが要る。

例えばDFラインが下がるのは仕方ない。岩政の言う通り、敵ボールホルダーに味方のマークがついていなければラインは下がるしかない。

課題は下がるよりも、上げる方。

ラインを上げられる僅かなタイミングを見つけて厳格に上げることはできていない。敵のバックパス、甘い横パス、ボール処理にもたついた時。そこに走力はあまり関係ない。

鹿島の伝統的なやり方はブラジル流のファジーなもので、いちいち細かくライン上げるのものではないが、だからと言って、いつまでも伝統通りのやり方ではいけないと思う。

言っちゃ悪いが秋田や大岩の頃と同じまんまでは時代遅れ。そこから継承発展せねば。

ラインを上げて岩政自身によるバイタルでの潰しが速くなる等、これまでと比べて分かりやすくプレイが良くなることで、チームメイトも彼の言葉に「聞いているフリ」ではなく心から耳を傾けるようになるのではないだろうか。

【直感&瞬発力型サポーター】
さて、このように指摘したが、しかし、「苦手なこと」「能力以上のこと」「理想に過ぎること」をやろうとしてかえって不調になる選手は数多い。できないことはできない。

「やれるのに意識の問題でやらない」のか、「能力的(もしくはチーム力的)に無理だからやれない」のか、見極めは難しい。

私は「批判するなら見極めてから」したいタイプなのだが、今の時期は、もしかしたら直感的に応援やブーイングのできる瞬発力あるサポーターも数多く必要な気もしている。

「岩政、ライン上げろよ!」「ジュニ、決めろよ!」「満男、そこは守れよ!」「柴崎、しっかり止めろよ!」「イバ、クロス上げさせんな!」「ヤス、ドゥトラ、早くパス出せ、出したら走れ!」「誓ちゃん、家を出て外で遊べ!」とか。

私は思考が入るので「まぁ、やろうにも無理なんだろうなぁ」と心の中でつぶやいて済ませてしまうことがほとんどだ(口に出さない分、ブログに書くんだと思う)。

だが、川崎戦に関して、アントラーズ選手たちの守備からは、やれるはずの全力を出していない(出せていない)感を強く受けた。

鹿島アントラーズは震災のダメージもあり、ブラジルからいい選手や監督を獲るのも難しくなり、やりようによっては没落への岐路に立っている。

才能ある若手選手が揃い、育成組織にも力を入れ始めたという強みはあるものの、何より肝心要のトップチームの成績が良くない。

残りは連勝という結果を求めて、最後まで応援していきたい。

「勝てなかったけど内容が良かった」ってのは、もういらない。
J1第25節、鹿島アントラーズ×川崎フロンターレは2-2のドロー決着。

【ジーコ来訪直後だけに】
勝ちたかった。

昨夜の川崎戦。勝っていればただの一勝以上にアントラーズ全体でノッていくことができたはずだった。

大恩人ジーコがほぼアポなしで鹿嶋まで来てくれて、皆で記念撮影して、激励してもらって、「さぁ、行こう!」となったところでのドロー。

強いチーム、ノッている組織というものは「いいジンクス」を持っているもの。

「ジーコが来たら鹿島は勝つ!」ジンクス作りをみすみす逃がしてしまった形。

興梠の2ゴールで2点リードというのも、以前であれば勝ちパターン。

「慎三が決めればチームがノッてくる」とは、かつてアントラーズ選手たちのインタビューでよく聞かれたことだ。

これらプラス要素があっても、チームが勝つだけの下地がなかった。

追加点を奪ってリードを広げる力も、堅実に守る力も、どちらも欠けている。

時折、ハマッていい試合をすることはあるが、安定した力は出せない。

川崎フロンターレ同様、中位以下のチームとはそんなもの。

だからといって、今更絶望する人もいなかろう。

選手たちには勝てるよう力をつけてもらうしかないし、監督には知恵を絞ってもらうしかないし、サポーターはそれぞれの形でサポートしていくしかない。

【そのモミアゲは?】
先制点は柴崎のスルーパスを興梠が決めた形。

柴崎はスルーパスも、またその他のボール回しも素晴らしかったが、特筆すべきは長く伸びたモミアゲ。

ゴルゴ13やルパン三世を思わせるスタイルにチェンジしてきた。

私は彼が真面目イケメン路線かと思っていたのだが、見くびっていたようだ。

明らかに遊び路線、オモシロ路線に舵を切っている。

自らカッコいい方向から背を向け、意外性を出してきた。

これまでは精密機械のような正確なプレイを売りにしてきた柴崎。

だが、先のナビスコ柏戦での華麗なステップを踏んでのアシスト。そして、昨夜のスルーパスと長モミアゲ。

正確なプレイに加えて、意表を突く遊び心が出てきている。

次節、モミアゲを更に伸ばしてきて、それと同時にプレイスタイルも変わってくるのか。

今まで以上に彼のモミアゲには注目したい。

【二人の伸びしろに】
9月も半ば過ぎ、シーズンも終盤に入ってくる。

昨日の敗戦でブーイングが聞こえたりしたのは、ただの引き分けでないと感じる人が多かったからかと思う。

「この時期にこんな試合してるの?」というガッカリ感が与えられたからだろう。

だが、今から急激にコンビネーションが上がることはない。

個の力も急には上がるまい。

監督の引き出しも、基本的には出し尽くされた。

補強もない。

いよいよ、「意識の変化」であるとか「個の成長」といったところに頼るしかなくなっている。

あんまりそういった精神論に走るのは私は好まないが、しかし、柴崎あたりはやれることが少しずつ着実に増えているし、あとはコンディションアップによる上げ幅を残している本田拓也もいる。

二人がググッと上がって、全体が変化するきっかけになってくれることを期待したい。
プレミアリーグで勝てていないこともあり記事にする機会は減ってしまったが、育成年代もまず順調。

U-15年代はブラジルで行われた日伯友好カップで第3位。どうしても、この年代の大会ということで話題の上ではスルーされがちだが、これは後に向けても楽しみな結果。

レポート集はこちら(ジーコ公式サイト)。

ジーコだけでなくオリヴェイラ前監督やサントス(鹿島初期の名選手)が登場する場面もある。お時間があれば読んでいただければ。

そして、こちらはユースチームの熊谷コーチインタビュー記事(サッカーキング)。

ジーコとの繋がりを生かした海外遠征。

ジーコの薫陶を受けた情熱ある指導者陣。

「鹿島の育成」が大きな結果を出すのも、そう遠くないだろう。

あとはトップチームの成績。

トップが強いということが育成年代の選手たちにとって励みになり、誇りになり、また選手集めにもプラスに作用する。

カップ戦もリーグ戦も遍く獲得してきたからこその鹿島アントラーズブランド。

今夜の川崎戦もしっかり勝って、今年のリーグ戦順位も限りなく上げていきたい。

アウェイ戦で楽でないのは承知の上だが、育成年代の夢となるような勝ちっぷりを今夜も期待だ。
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今回は秋田豊さんの『センターバック専門講座』をご紹介。


【面白い…が、鹿島度は高くない】
だいぶ前に読了していた本で、面白くサクサク読めた本であり、是非とも人に薦めたいと思ったのだが、弊ブログでは記事にするタイミングがなかなかなかった。

というのも、鹿島OBである秋田さんの著書とはいえ、内容的に「鹿島アントラーズ度」が高いわけではない。アントラーズでのエピソード、裏話の記述は少ない。

「鹿島の流儀」や「サッカーキング鹿島特集号」のような鹿島サポーター向けの本ではなく、あくまでプレイヤー向け読本。

写真や図解は一切なく、細かい動きまで文章オンリーで解説している。

サッカーテキストとも一線を画した、ある種の奥義の書。著者の意図通りに読み込むには「アントラーズ愛」よりも「ある程度のプレイ経験」が要る。

もちろん本は幅広く売らなきゃならんから、サッカー経験のない人にも伝わるように配慮して作られてはいるのだけれども、それでも原則プレイヤー読本。

最低でも年に複数回現地観戦するくらいの人でなければ、途中でわけわからなくなる可能性はある。

【センターバック専門講座というより】
本のタイトルだが、「ハードマーカー専門講座」「ストロングヘッダー専門講座」の方が妥当だったかもしれない。

それくらい、秋田さん得意の「ヘディング」と「マーキング」に大部分のページが割かれている。「浅く広く」書かれてページが増えているのではなく、「細部を深く」掘り下げた結果としてページ割合が増えている。

ヘッドとマークは、どんなチームにいても必ず使うこと。

学生から社会人アマチュアまで、この本を読んだ若いCBプレイヤーは、すぐにでも実戦で試したくなることが出てくるはずだ。

若くもなく、元々こだわってサッカーやっている人であれば「秋田はそうやるだろうけど、俺は違うやり方だな~」というところも出てくると考えられる。体格や能力によってやり方も変わるから。それはそれで「秋田との違い」を知るのも面白いものだろう。

「脳みそまで筋肉」「根性」「闘魂」のイメージが根強い秋田さん。私もよくネタにさせてもらうのだが、もちろん、それだけの選手ではなかった。

CBとしては小さい身長。スピードのなさ。足下の技術の凡庸さ。

それらのマイナスを埋めて余りを生むだけの個人守備戦術(+天性のパワーと反応の速さ、空間認知力の高さ)を持っていた。

【CB以外の選手にもオススメ】
「プロはストロングポイントで勝負すべし」とは本の中で繰り返し説かれている。

『センターバック専門講座』とはいえ、ビルドアップやゾーンディフェンス、ラインコントロールの解説では、一般論に少しプラスアルファ加えた程度にとどまっている。

本人が武器としない分野だから…というのと、あとは指導者としては現役であり手の内全てを出せないこともあると思う。

で、最近の育成の流れとしては、そちらも優秀なCB育成がトレンドになっている。

秋田や岩政タイプの選手は時代遅れのゴリラとして軽視される向きもあった。

…が、ゴリラたちの武器である「ヘディング」と「マーキング」。実戦の場でCBが負けていけない部分だ。

足下を重視した結果、最近の日本人CBは少し弱くなっているとも指摘されている。

プロだけでなく、大学生も高校生も守りがスマートになり、無理が利かなくなっていると個人的にも感じる。

この本は必要なタイミングで出てくれたと思うし、プロアマ問わず役に立つものだ。読んだその日から試行錯誤を始めるきっかけを与えてくれる。

前述したように、一つ一つの技術には合う合わないの個人差があるけれど、それより「ここまで真剣に考えて技術習得するものなんだ!」という衝撃を(特に、これまで感覚だけでやってた人は)得られる。

サッカーへの取り組みが変わる人もいるはず。

そういったところまで含めて、CB以外の選手が読んでも役立つ一冊。

ヘッドの技術は全ポジションで使えるものだし、また、守る側のセオリーを知れば、より駆け引きで優位に立てるからだ。

W杯アジア最終予選日本代表×イラク代表は1-0。順当な結果に落ち着いた。

【三巨頭の一角、日本】
やはり今の日本代表はアジアでは強すぎる。

本田や長友を筆頭に選手の個人能力は高く、ザッケローニ監督の修正能力もアジアの代表監督レベルではない。

韓国とオーストラリアを除いては、今の日本とまともにやりあえるチームはあるまい。

私個人的な焦点は、ジーコが監督を務めるイラク代表が日本代表相手にどれだけやれるかだった。

【相変わらずなジーコ】
私のような古い鹿島サポーターになると、ジーコがテレビ画面に出てくるだけで嬉しくなる。

ああ、相変わらずだなと。元気そうでなによりと。

イラク代表監督なぞ引き受けて、自身やスタッフへの給料未払いなぞのゴタゴタがあって、それでも辞めずに続けている。

ハッキリ言って、ジーコはとっくの昔に金は稼いでる。

こんな面倒な仕事、やらなくたっていいはずだ。

だが、ジーコ本人がコメントしていたW杯への想い。

『就任を引き受けた1番目の理由は監督としてW杯に出場できる可能性があったからだ』

ジーコは選手としても監督としてもW杯で果たしきれなかったものがある。母国ブラジルでのW杯には是非出て欲しい。

そして、もう一つ。

『湾岸地帯の戦争で苦労している住民たちに協力できるということも決意に影響した』

こういうところも相変わらず。

この人は理想論みたいなことも行動して成し遂げようとする。

アマチュア2部の住友金属(鹿島アントラーズの前身)に来た時も同じような理由だった。

「これからプロができる日本に、自分のやってきたサッカーを伝えたい」と。

ジーコが大きな決断をする時、理想であるとか夢といったものが必ず伴っている。

理想主義者であり完璧主義者でもある彼の仕事の成否は、実務能力の高い協力者たちを得られるかに懸かっている。

【やる気のあるイラク代表】
さて、昨晩のイラク代表。

もともと、やる気のないようなサッカーを得意とする中東勢なのだが、そこはジーコ。

世界のどこのチームを指揮しても、鹿島的というか、オーソドックスなサッカーを指向する。

献身的なグループ守備と、サイドバックを積極的に使った攻撃。

やる気があるように見えるイラク代表を作ってきた。

更にジーコは日本をよく知っている。

彼のチーム作りはブラジル流で目新しいものはないけれど、彼自身の分析力は高い。現役時代は世界最高クラスの攻撃的ミッドフィルダーだったのだ。

日本のダブルボランチを抑えて無失点の時間を引き延ばし、後半15分過ぎから勝負をかけるプラン。

ただ、選手の能力差がある上に、ザッケローニ監督は試合中の手当てが上手い。イラクが中央を抑えに来ていると見るや、すぐにビルドアップの起点をCBに移し、サイドに配球していく。

イラクの選手がジーコだったなら、自分で判断して対応変えられるのだろうが、所詮はイラクの選手。ちょっとそこまでの判断力も能力も連携力もない。

数的に薄いところを押し込まれ始めたら、あとはド根性とGKのビッグセーブで耐えるしかない。

ド根性とは中東勢の最も苦手な言葉だ。のび太に猛勉強させるようなもの。

しかし、イラク代表のくせに、最後まで献身性らしきものを示していたと思う。

このチームは、たしかにジーコのチームになっていた。

ジーコがいる限り、イラク代表を贔屓したくなってきたよ。

おっ、今、ジーコ、アントラーズクラブハウスグラウンドにいる。

ジーコは鹿島を愛している。

そういうところも相変わらずだ。
今夜はワールドカップアジア最終予選、日本代表×イラク代表の試合。

我彼の戦力差とホームであることを考えれば、日本代表絶対有利。

日本は勝って然るべきであるし、落としてはいけない試合だ。

ただ、少しの気掛かりはイラク代表のジーコ監督。

ブラジル代表選手としては「不運」の印象が強かった彼だが、鹿島アントラーズ以降の彼はしばしば「神懸かり」を起こす。

鹿島で、日本代表で、欧州のいくつかの名門クラブで。

何度も「ミラクル」「番狂わせ」「ジャイアントキリング」を起こしてきた。

奇策を用いるわけではない。

練習も特段、目新しいものがあるわけではない。

真っ向からのブラジル流正攻法。

そこに異常なまでの勝利への執念を込めて、準備してくる。

ジーコがどんなチームを作ってきたのか、勝敗とは別に楽しみにしている。
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ブロマガって何?
天皇杯2回戦、筑波大学戦は7-1で圧勝。上々の大会滑り出し。

【ガチメンバー】
事前に予想されたよりも、鹿島のスタメンはガチ。

水曜のナビスコ柏戦から中二日。疲労の濃い選手を休ませた以外は、限りなく現時点でのベストメンバーに近い選手起用。

ベンチにしても、おそらく膠着時に投入するためのレナトと小笠原、新井場といった三人のレギュラー選手を配置。万が一にも備えていた。

ジョルジーニョ監督が初戦を大事にしたのもあるだろうが、何よりも現実を見据えての判断。

サテライトメンバーを増やして試合に臨めば足下掬われる可能性があると見たのだろうし、実際、今年の練習試合の結果&内容からすると、それは極めて妥当な見解だ。

【難しい序盤】
プロと大学生なのだから、当然、力量差はある。GKの力差に至っては決定的なレベル。

だが、サッカーという競技の特性上、コンディション整えて守備を整備しておければ、無失点の時間を引き延ばすことはできる。

筑波大はその準備がなされており、序盤は彼らの狙いのうちに入っていた。

鹿島の守りで危ないシーンは皆無。

しかし、攻撃で得点に至るような崩しが少ない。得点の二歩~三歩手前くらいで攻撃が成立しない。

そもそも鹿島というチーム、決して攻撃コンビネーション精度が高いチームではない。FWも、そう決定力があるわけではない。

それに加えて、ゴール裏、バックスタンド、そして選手たちが試合を行うピッチ上は、本当に気の毒なほどギラギラと強烈な日差しが照りつけていた。

じりじりと前半も終わりに近づき、このまま時間経過して、事故的な失点でもすれば難しくなる。

そんな悪い予感も漂い始めた矢先。

プロならではの技術がスコアを動かす。

【遠藤康の能力特性】
前半35分。鹿島、ジュニーニョの突破から直接FKのチャンスを得る。

その右寄りからのFKを遠藤康、一撃でニアポスト側に叩き込む。

ゲームバランスを一気に鹿島優位に傾ける先制点。

立て続けに3分後。

遠藤、得意の右からバイタル横切るドリブル。筑波大DFボールを奪おうにも、右半身でボールを守りながら左足で進む低重心ドリブル。寄せるに寄せられない。

大学はもちろん、プロにもこの型のドリブルの持ち主は滅多にいない。アプローチするのか、ついていくのか、マーク受け渡すのか。DFモタつく間にシュートコースが空く。刹那、遠藤左足からグラウンダーミドル。鹿島2点目。

この2点が効いた。

極論してしまえば、1-0、2-0になるまでと、その後の7-1まではゲームの難しさは段違いだったと言っていい。

2-0までは天皇杯2回戦。その後は公開練習試合レベル。

遠藤の2ゴールは価値がある。そこは率直に讃えたい。

最近、スタンドからも厳しいブーイングに晒されることもある彼。

過度のブーイングに対しては私個人的に苦々しく感じているのだが、ただ、たしかに彼がチームのリズムアップに貢献できていないのも事実。

遠藤のように「長所」と「短所」が大きく分かれる選手は、短所に目を向けると、どこまでも低評価を下されることになり、「長所」に目を向けると、どこまでも高評価を下すことができる。評価すること自体、難しい(ドゥトラあたりも、その傾向が強い)。

彼がプロサッカー選手でいる間、避けては通れない道なのだろう。

とはいえ、そのストロングポイントに疑いはない。「短所を埋めて余りある」かは別問題として、得点力はチームを勝たせる武器になる。

昨日の試合、7-1を作りだした発端は彼だったと私は思う。

【ベテラン不在時の柱】
この試合では本田拓也がキャプテンマーク。

容赦ない灼熱環境に本格復帰後間もないことが重なり、後半半ばにはスタミナ切れが感じられ、足を攣ることもあった。

しかし、「背番号16」のキャプテンの存在感は往年の「背番号6」本田泰人元主将を思い起こさせてくれた。

ピッチの中央からリーダーシップを発揮し、ボールを狩り、味方に繋ぐ。CBにもマメにコミュニケーションを取り、特に若い昌子には配慮を示す。

泰人元主将より運動量やスタミナはないけれど、攻守のセンスは拓也が明らかに上で、なおかつチームメイトへの気づかいが細やかで優しい(泰人は親分肌で頼りになるが、容赦のないキツさもある)。

ヒゲが汚いのは残念だけど、現代型リーダーとして素晴らしい選手だなと。

また、青木剛も昌子と組んだこの二試合。なかなか頼りになるところを見せた。

元々、性格的に萎縮しやすい彼のような選手は、年下の選手に囲まれた方が主張あるプレイできるのかなとも感じられた。

セットプレイのセカンドボールを蹴り込み、チーム4点目を決めたのは青木。7点目昌子のゴールは、青木ミドルのこぼれ球から。

ゴールして両手を上げて無邪気に喜ぶ姿、ゴールを決めた昌子に一人祝福に行く姿も少年のようで可愛らしかった。

【92年組】
左SBのポジションで再三再四のチャンスメイクをした土居。

いつものように堂々のセントラルミッドミルダーぶりを発揮、短髪にして爽やか度アップの柴崎。

連続スタメン二戦目を無事にやり遂げた昌子。

彼ら、昨年入団の92年組。

このまま、十分に期待していていいのではないかなと思う。

土居&昌子はあと一つほど。

今季中にJ1クラブとの公式戦で本格アピールできればといったところだ。
本日13:00からカシマスタジアムにて天皇杯筑波大戦。

テレビ生中継がないこともあるし、また、滅多に公式戦に出ない控え選手たちを見る機会でもあるし、是非とも現地観戦をオススメしたいところ。

見所は多い。

まず、鹿島にとっては大会初戦。大会への入り方には監督によるメンタルコントロールや準備が大きく影響する。

大学生も出てくる日本の天皇杯。日本の大学チームは非常にレベルが高い。

監督としては天皇杯初体験となるジョルジーニョ監督。いかに上手くチームを持っていってくれるか。

選手個々を見渡しても面白い。

選手会長であり、元代表選手である増田。彼、そろそろ復活してくれないものか。

昌子が一戦叩いたところで、どれだけ上がっているか。前戦からの「上がり幅」がなければ、山村や植田くんに遅れを取ることになろう。「上がり幅」が大きければ、ポジション争いに入っていける。

復帰から3試合経過して、本田拓也の試合スタミナが伸びているか。今のところ後半の15分くらいでガス欠しているので、これが5分でも長く伸びれば。

セカンドゴールキーパー佐藤のパフォーマンス。曽ヶ端がこれまで通りフル出場続けると仮定すると、アピールする機会はこの試合が今季最後になるかもしれない。無失点に抑えたい。

それから、大学生相手の練習試合で抜群の得点力を示すジュニーニョ。いつもの練習試合のように決めてくれるか、それとも公式戦になるといつもの公式戦のようになってしまうのか。

遠藤も同様。元々、練習試合レベルなら圧倒的だ。ここで気持ちよくプレイして、調子を上げてもらえれば。

土居が将来レギュラーを掴む選手であるならば、もうプロ2年目の後半。そろそろインパクトのある活躍を求めたくなる。

他、梅鉢ら普段出番のない若い選手も、出場となれば注目が集まる。

連携面やコンディション面では筑波大に分がありそう。

しかし、そこはプロとして意地と能力差を見せて勝ちきりたい。

その際、観衆が少なくて練習試合っぽくなると、大学生もいつも通りにやれてしまう。天皇杯2回戦は毎年、集客に苦労する。

一人でも多く行ける人は行って、プロの試合に少しでも近い雰囲気を作りたい。

なお、晴れた場合、SA席などバックスタンド席を中心にメッチャ日差しが強い。

帽子や日焼け止めをお忘れなく。
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ブロマガって何?
Z「コンド ニホンジュウノ ゴリラ アツメマース。セイダイニ ゴリライベント ヤリマース。オタクノ ダイチャンモ ツレテイキマース」

M「それは困る!今、ウチの動物園の一人前ゴリラは大ちゃんしかいない!連れて行かれたらゴリラ舎が回らなくなる!」

Z「シッタコッチャアリマセーン。ダイチャンハ ヒツヨウナ ゴリラデース」

M「そんな馬鹿な!日本選抜のゴリラには他に人気者のケイスケくん、ナガトモくんがいるじゃないか!ウチの大ちゃんに出番があるとは思えない!」

Z「シッタコッチャアリマセーン。マンガイチ ゴリラタクサン、タクサーンケガシタラ ダイチャンゴトキデモ ヒツヨウニナリマース」

M「その程度の確率なら他のゴリラでいいだろう!ウチは本当に困るんだ!」

Z「sta' zitto!キマッタコトデース。ダイチャンハ アシタムカエニキマース。チャオ~」

M「くそっ、パスタ野郎が!」

?「ウフォリ」

M「誰だ!?」

?「俺ウホ、満園長」

M「大ちゃんか…」

大「ウホ」

M「聞いた通りだ…。Zの権力には逆らえん…」

大「気にするなウホ。ゴリラ選抜には行ってくるウホよ」

M「大ちゃん!行ってもただの噛ませゴリラ、出番なしゴリラだぞ!それでもいいのか!」

大「分かってるウホ。日本選抜では何年もその扱いウホよ。立場は分かっているつもりウホ」

M「仮病で辞退という手もあるんだぞ?」

大「ウホ…、園長よ。俺もそろそろ齢ウホ」

M「なんだ?急に?まだまだやれるだろう?」

大「ゲンに出番を与えたいウホ」

M「おまえ、まさか!そのために噛ませゴリラ買って出ようと!」

大「ウホ、俺がいる限り、この鹿島動物園じゃゲンに出番はないウホ。ゲンもそろそろ、お客さんの前に出る年頃ウホ」

ボトッ

M&大「何だ?!」「誰ウホ!?」

源「ああっ、すいませんウホ!ビックリしてバナナ落としてしまいましたウホ」

M「ゲン、聞いていたのか」

源「すいませんでしたウホ」

大「ウホ。俺がいない間、鹿島のゴリラ舎は任せたウホ」

源「大ちゃんさん…」

大「もうチャンスはそうそうないウホ。来年には熊本からウエダが入舎するウホ」

源「はいウホ…」

M「大ちゃんの言う通りだ、ゲン。やれるか?ラストチャンスかもしれんぞ?」

源「やりますですウホ!ありがとうございますですウホ!ゴリ生を懸けてやりますウホー!」

こうして若ゴリラのゲンは鹿島での出番を得、一方、大ちゃんは出番なし必至の日本代表に向かったのでありました。

そして、やっぱり出番はなかったのでありました。
ヤマザキナビスコ杯準決勝、柏レイソル戦。

第1戦(事実上の前半)を、まず3-2で勝利。

【技術と献身】
中盤の攻撃構成ではレナトや柴崎、小笠原らの多彩な技術が冴え、また、守りで象徴的だったのは「人生を懸けてやる」と宣言していた二年目CBの昌子源。

これほど負荷のかかる先発は初めてだったに関わらず、よくやってくれた。

CBで2失点は通常、いい結果ではないが、それはどちらかというと青木の方のマーキングの弱さが出たもので(もちろん、青木のみのミスではない)、昌子個人のプレイはまずまず。

声も出し、DFリーダーとして統率力を発揮していた。持ち前の攻撃力でインパクトを出す余裕まではなかったが、慌てず集中して守れていた。

これで本職でない青木より、CB序列の前に出る足掛かりになれば。

今回は千載一遇の出番を得た昌子を助けようという、先輩たちのフォローも大きかった。

隣の西や青木、後方の曽ヶ端。前方の小笠原&柴崎のダブルボランチ。更に他の選手たちも、昌子を助けて守ってくれた。

若いCBが一つの試練を突破したことは素直に喜ばしい。

やはり、顔の大きなCBには優秀な素質がある。「ヤツをフォローしてやろう!」とチームメイトに思わせる人間性も昌子の武器だ。

いやはや、良かった。

【勝利を呼び込むニャー】
しかし、それだけでは勝てなかった。

柏の両外国人選手レアンドロ・ドミンゲスとジョルジ・ワグネルは強力で、ネルシーニョ監督は名将だ。

彼らが一流であることは、昨夜の試合でも一目瞭然。

だが、鹿島アントラーズには神通力がある。

サポーターにネコ好きが多いため、特別にネコに愛されたクラブなのだ。

アントラーズの窮地に地球にいる全てのネコたちが力を貸してくれた。

にゃにゃにゃにゃにゃーん!

ネコには不思議な力がある。齢を重ねれば化けてネコマタという妖怪になるくらい。

世界中のネコパワーが大迫勇也の猫背に集い、凄まじいシュートパワーを生み出した。

大迫の技術&筋力&バランスと融合し、にゃんとも素晴らしいワールドクラスのミドルシュートが炸裂。1試合に2本もねじ込んだ。

まず、7分。小笠原のヘディングパス(※これも上手かった。小笠原は高さはないけどヘッドも上手い)を受けてのグラウンダーミドル。いきなりの先制ゴールで主導権を握る。

そして、2-2同点に追いつかれた後の69分。

大迫、再びミドルレンジに入るや否や、迷わずシュート。ドライブのかかったボールはバーをかすめゴールネットに突き刺さる。これはワールドクラスを超え、ワールド「トップ」クラスのスーパーミドル。

ファーストタッチからインパクトまでが流れるようで、しかも速いし、弾道もスゲー。

お膳立てはチーム全員でしたものだが、決め手になったのは大迫の個人能力だった。

【外国人エースより日本人エース】
神戸戦のゴールから数えると3本連続の上質ミドル。

これはもう脱帽するしかない。

今回のゴールキーパーが反応速度日本人随一の菅野孝憲だったことも価値を高める。

ミドルが上手い選手だって、10試合に1本決めれば上出来。

それを2試合で3本(※なおかつ全て先制ゴールと決勝ゴール)も揃えてくるなんて、今大迫が「絶好調」なのだとしても「超優秀」なミドルシュート技術がなきゃできっこない。

衝撃度としては、ジーコのJリーグ初年度開幕戦スーパーハットトリックが最高として、それに次ぐグループに入ってくるものだと思う。

対戦相手にしてみれば「な、なんだー、コイツはー!」「あんなのできひんやん!」「大迫ハンパないって!」な脅威レベル。

ここ2試合の大迫の存在は、相手チームの守備戦術を覆してしまうほどだ。

バイタルを抑えるのはどのチームも当たり前にやるけれど、バイタルの一番外側にかかるエリアもシュートレンジに入っちゃってるんだから。

かつ、ファーストタッチからシュートまでが超速で、左右どちらの足でも打てる。

これから大迫には早めにアプローチするにしても、彼、ポストプレイも上手い。大迫にDF陣の目線が集中したところで、スルーパスやサイドに展開されたら、周りに点を取られてしまう。鹿島の立場では崩しが楽になる。

大迫の好パフォーマンスが続いていけば、チームは非常に助かる。

一応、諺では「二度あることは三度ある」「仏の顔も三度まで」ということで、四度目は難しいだろう。

ただ、もし近いうちに四度目があれば…。

その時はレアンドロ・ドミンゲスや全盛期マルキーニョスと同等以上の日本人エースが現れたと。

日本中のサッカーファンが認めるはずだ。

【表現力】
ゴールは水物なところはあるせによ、神戸戦からか。

いや、その前に五輪代表落選して、大迫抜きの五輪代表が躍進して、浦和戦で最低に近いプレイをしてしまって、その後、選手たち主導の猛烈ミーティングがあったり、練習中にドゥトラと喧嘩したり…。

その経過を踏んだからか、大迫の表現力が変わってきた。

練習そのものは何年も地道にしていたから、筋力はついて、技量も高まっていた。

結果を出す力がなかった。

そうであったのに、神戸戦と昨日の柏戦では力を表現できている。

若い選手だけに好プレイが続くよう、それから、更に力をつけてくれるよう見守っていきたい。

今回、敢えて注文を付ければ「1試合2点止まり」の部分。

大迫は高校選手権で圧倒的ストライカーだった頃から、ハットトリックがなかった。コンスタントに1試合2点。

これをもう1本ミドルで揃えるのか、それとも、課題であるペナの中でのダイレクトゴールで稼ぐのか。

今季、スポンサーが用意してくれた「イエローハットトリック賞」(ハットトリック達成で100万円)。

もう、勢いついでに達成しちゃえと思う。
さっきの記事が長くなってしまったので手短に。

今夜はチケット売れ行きが余り宜しくないとのこと。

それは仕方ないにしても、来られる方は是非、参加お願いしたい。

なにせ先週末の神戸戦見て分かる通り、勝ったとはいえ鹿島の攻守のスムーズさは戻っていない。

約束事決めて、本田も復帰して、大迫スーパーゴール決めて、それでもピンチは多かった。

だけど「もう、ここ負けたらヤバイ!」とばかりに気持ちが入っていたことで、何とか無失点で逃げ切れた。

人間の集団がMAX集中力を二回連続で発揮するのは、とても難しい。

今夜の柏戦を神戸戦と同等以上に気合入れてやるのは、普通に考えれば大変。

なおかつ、柏は神戸より強い。

一人でも多くスタジアムに足を運ぶことで、選手のモチベーションアップ&集中力アップの手助けをしたい。一人の参加で勝つ確率が僅かでも上がるかもしれない。

集まれない方も、それぞれの場所から応援の念を送ってもらいたいです。
『植田直通選手の2013年加入内定について』(鹿島アントラーズ公式サイト)

『豊川雄太選手の2013年加入内定について』(鹿島アントラーズ公式サイト)

大津高の攻守の軸、CBの植田くんと攻撃的MFの豊川くんの鹿島入団内定が公式発表された。

【神戸戦勝利で良かった】
まず、内定発表前に神戸戦で勝ち点3を取れて良かったと思う。

勝っていなかったら、残留争いに片足突っ込んでいた。

植田直通という選手。彼は万が一にでもプロ一年目をJ2でプレイさせるわけにいかない逸材。既にフィジカル的にプロでやれるだけに、ルーキーイヤーからJ1の攻撃陣を体感してもらう必要がある。

進路を決めるにあたっては、本人や親御さん、指導者。彼に関わる全員が真剣に悩むところ。

スカウトマンは正直かつ地道に鹿島アントラーズの実情を説明し、「君に来て欲しい」という意志と理由を伝え、できる限り入団への不安を取り除く努力を積み重ねる。

しかし、肝心のクラブが残留争い真っ只中では、そこはスカウトマンの力が及ぶ範囲ではない。

もちろん、すでに内々定していたものの、晴れの内定公式発表。その時に鹿島が降格圏に怯える状況でなくて、本当に良かった。

【今更ながら植田くんについて】
植田くんの才能については今更語るまでもないかと思う。年代別代表でずっとレギュラー張っているし、数多のサッカー専門誌にも書かれている。

平岡先生(大津高監督)は植田くんを評し「大津史上最高のフィジカル能力の持ち主」と言っておられたが、鹿島史上でも最高のフィジカル能力の持ち主になる。

まだ身長に比して線は太くないもののパワー十分。スピードもある。それに柔軟性と動体視力、闘争心、安定したフィードを持つ、CBとして最高の素材となる。

とはいえ、彼自身の素質がいくら優れていてもユース年代の選手。日常の対戦相手が高校生とJ1プロ選手とでは余りに違い過ぎる。

ちょっと申し訳ない例を出させてもらえば、高校三年時の大迫勇也が6試合10得点10アシスト決めてしまう、昨今の高校サッカー選手権はそれくらいのレベル。高卒プロ入りした選手は誰であれ、慣れるまでの時間を要する。

静岡学園高時代はサイドで手堅い守備を見せていた伊東幸敏(今季のルーキー右SB)も加入当初は守備が全く通用せず苦しんでいた。

植田くんの場合、スピードと体格があるので即戦力の可能性はあるが、一年目からどこまでやってくれるかは、ただただ、来季の楽しみになる。

【スカウトの直感】
おそらく当初は「獲得の本命選手」ではなかったであろう、豊川雄太くん。

平野さん(79年組を獲得した元鹿島スカウト)や椎本スカウトが話されていたこととして「目当ての選手をチェックするため試合視察していたら、他にいい選手が見つかることがある」。

植田くんをチェックしていたところ、目にとまって獲得候補の中に入ったのであろう豊川くん。

中田浩二もそうだった。最初は帝京高のチームメイトの選手が本命だった。そこで鹿島スカウトの目にとまったのだ。

中田の能力である「正確なロングキック」「左利き」「長身」。平野スカウトが見抜いたのは更に「適応力」と「成長力」。

その後、当初の本命選手は大成せず、逆に中田は鹿島入り後、数々のタイトルを獲得。日本代表でも活躍し名選手の仲間入りを果たした。

【求む、日本人二列目のトップオブトップ】
さて、鹿島の二列目は厳しい台所事情を強いられている。

基本、同ポジションに二人外国人を並べたくない鹿島流。それが本山雅志の稼働率低下後は人材不足に陥り、今季はレナトとドゥトラの両ブラジル人選手を同時起用。

そのメリットはあるにせよ、弊害も否めない。

加入間もないせいもあろうが、FWとボランチ、サイドバックとの意志疎通に難があり、勝った神戸戦を見ても彼らの守りにはしばしばコミュニケーション不全がある。

別に私だって彼らに鉄壁を求めているわけではない。普通の二列目として普通の守備ができていれば十分なのだ。

しかし、味方日本人選手の指示する場所に、彼らは全くいないことがある。

ならば、遠藤康や土居聖真、宮内龍汰といったアントラーズ育ちの好選手もいるのだが、まだ発展途上。コミュニケーションは取れるにしても、ブラジル人選手より個人能力で落ちてしまう。

一般論として「高卒トップオブトップは一、二年目からある程度の出場機会を得、三年目にはレギュラーになる」とされる。

鹿島では「野沢拓也という例外がいる」と言われてきたが、神戸移籍後のパフォーマンスを見ても、どうやら野沢は小笠原クラスの日本人トップオブトップではなかったようだ。大体、野沢がそのクラスであったなら、昨年一昨年と、鹿島はもっとやれている。

鹿島が再強豪化するために二列目のトップオブトップが必要なのは言うまでもない。

【獲れないなら掘り出す】
過去三年。鹿島が獲得に向かい失敗した香川真司(マンU)、山田大記(磐田)は現在の活躍を見てもトップ級。

なかなか、そのレベルの選手を獲ることができない。

今年になってから急激に伸びている豊川くん。

椎本スカウトの直感、豊川くんの才能。

中田浩二や内田篤人のように、高校二年時には想像もできなかったほどの名選手になってくれるだろうか。

大学進学を断ってまで選んだ彼のプロ入り選択。トップ級選手としての成功に繋がっていることを祈りたい。
鹿島アントラーズモバイル公式サイトのスタッフダイアリーにお知らせがあった。

Facebookやツイッター上で小笠原満男選手や本山雅志選手になりすます輩がいるとのこと。

両選手本人ではないので、くれぐれも気をつけていただきたい。

なお、ツイッター上の現役アントラーズ関連人物で「本物」は、私の知る限りではジョルジーニョ監督とドゥトラの二人のみ(※もちろんポルトガル語)。

彼ら以外の人物をツイッター上で見つけても、まず偽者と疑ってかかるくらいで良いかと思う。
スタンド騒然となったシーンを見直してみた。

私は現地観戦時には何が起こったのかよく分からなかったのだ。

鹿島×神戸戦における伊野波エルボー。

【NHK録画再生】
NHK-BSで放送された試合中継の録画を見てみると、後半24分の神戸コーナーキック。

キッカーの野沢が映し出されていたところ、佐藤主審のプレイを止める笛が鳴り響く。

鹿島ゴール前にカメラが切り替わると、ゴールライン上で尻もちついて倒れ込む西。

怒っているGK曽ヶ端とキャプテン小笠原。その小笠原を必死に止めるピカリ北本。

傍らには伊野波と、彼を諭しているドゥトラ。

佐藤主審、選手たちをなだめようと中に入ってくる。

青木や本田、岩政は主審に対して「副審に確認して」と。

ツルッパゲ北本を振りほどいた小笠原、タッチライン沿いの副審に向かって猛ダッシュ。

佐藤主審も副審に向かって猛ダッシュ。

副審に近寄りながら小笠原「見てたでしょ!」と身ぶりで肘打ちを再現する。

小笠原が肘打ち再現しているタイミングで真後ろから佐藤主審到着。腕を振ったところに佐藤主審の顔が入ってくる。

何たる間の悪さ!佐藤主審の頬のあたりに小笠原の肘が軽く炸裂。ポカリ。

小笠原、バツが悪そうにニヤリ。これには解説の宮澤氏も「ウフフッ」。

場が和みかけたが、小笠原、思い出したように「肘当たってるでしょ!」と抗議再開。

そこに何故か大久保、3連続パンチする動作しながら抗議に参加。

「俺の拳を見ろ」とか「最初に西がパンチした」とか言っていたのか、どっちにしても誰にも相手にされていないというシュールさ。さすが大久保クオリティ。

橋本が到着したところで、おそらく橋本の地味さに全員のテンション下がったのだろう、抗議の輪が解ける。

ただ、小笠原と西は輪から離れながらも、最後まで肘打ちがあったことを身ぶりで伝えていた。

一連の騒動の間、ゴールポスト脇でツルピカ北本。スキンヘッドに水をかけているのが本当に気持ち良さそうだった。

【エルボー場面】
そしてリプレイ映像が映し出される。鹿島ゴール前のコーナーキックポジション争い。

そこには西に密着するや否や、わざわざ肘を高く上げて顔にぶつける伊野波の姿が。これが二連続再生される。

私はリプレイ見るまでは、ポジション争いの中でたまたま当たってしまったものかと思っていた。

しかし、映像を見る限り、たまたまどころか滅多にないレベルの意図的(に見える)な肘打ち行為。試合中にこれをやるとは、ちょっとビックリだ。

肘打ちを目の前で見ていた小笠原と曽ヶ端。

超スロー映像でのリプレイなのに、肘打ちからの二人のリアクションがメッチャ速い。西が倒れ込むより前に「なにしやがんだ!」と1秒も経たないで怒りだす。

正直、このシーンでは伊野波への怒りよりも、小笠原と曽ヶ端の仲間想いなところに感激。仲間がやられたことを自分のことのように反射的に怒っている。一瞬で伊野波に掴みかかっている。

録画見たら腹立つかなぁと覚悟しながら再生したのだけれど、何気に面白いシーンあり、和むシーンあり、感激するシーンあり。

これはBS録画していた方には、再確認オススメしたい映像だ。

【伊野波について思うこと】
おそらくだが西とのセットプレイポジション争いの中で、カッとなることがあったんだと思う。コーナーキックからヘッドで決めて、成長をアピールしたい意識が前提としてあっただろう。

強く押されたとか、拳で突かれたとか、西がチャラチャラした風だったからとか、西に「この豆腐野郎!」と罵られたとか。

いずれにせよ、ああゆう分かりやすい肘打ちに出るというのは、自分からやるにせよ仕返しにせよ、プロサッカー選手としては幼い行為と受け取られる。

バッチリカメラに収められてしまっている以上、ファンからのイメージダウンにも繋がりかねない。

私なんかは基本、選手を気長に見る方だから「終わったことは仕方ない。メンタル大きくして、次はいいプレイを。もし誤解だとしても、プロなら誤解受けないよう次から気をつけて」と期待する。

ただ、それは必ずしも一般的な態度ではない。意図的な暴力行為(に見える)だけに、これ一つで許してくれない鹿島ファンがほとんどだろうし、それで普通。

凄く地道に努力して伸びてきた選手。もう一つ人間的にもプレイの面でもスケールの大きな選手になってくれれば。

プレイ自体は、田代にも野沢にも言えることとして、鹿島時代からの目に見えるような進歩はない。落ちてもいないが特筆するほど伸びてもいない。

それぞれベテランや中堅になってもこれくらいのパフォーマンスなら、鹿島の中心選手と考えれば全く物足りない。いわゆる「一芸選手」の域を出ず、シーズン通して力強くチームを引っ張る選手にはなっていない。

そういう意味では、満さんの戦力構成は結果的に間違いではなかったのかなとも思う。

とはいえ、現在アントラーズにいる選手たちも、神戸の三人も、まだまだ伸びていかなければならないのは同じ。

次回対戦時にはお互いレベルアップして、もっといい試合になることを期待している。
勝ったー、良かったー。

昨夜のヴィッセル神戸戦、鹿島アントラーズは1-0勝利!

【スーパー】
23分、小笠原満男からのパスを受けた大迫勇也の物凄いミドルシュートが炸裂。これが決勝点。

大迫は簡単なシュートでのゴール数は少ないものの、スーパーシュートがある。

普通、距離のあるシュートを打つには「止めて」「モーションに入って」「インパクトする」時間が要る。しかし、大迫スーパーシュート発動時には全てが同時に行われ、動作に継ぎ目がないようにすら見える。

そのシュートフォームは美しく、普段の猫背男とはまるで別人。さすが猫背のサッカー選手としては世界一のクオリティを誇るだけはある。

このレベルの半端ないシュート。昨季も1回はあったはず。

そうそうやれるものじゃないだろうけど、今季中にあと1回、いや2回くらいやってもらって、これが大迫にとって普通なのだと知らしめてくれたら。

とても楽しいことになるね。

【日本一のアプローチ】
本田拓也の守備アプローチは、やっぱり見事だった。

これまで相手チームにパスを出されてたところ。神戸の出し手にガッツリ寄せていたのは彼。

前節までの鹿島の守りは基本、後手後手。敵ビルドアップ防げず、出されてから守る形。

でも、それでは最終ラインは苦しくなる一方。

先週のミーティングでは、センターラインから少し自陣に入った付近では確実にフィルターかけるよう決め直した模様。

曖昧にされていた部分を一段階突き詰めて統一を図ったことで、ある程度、守りの狙い所が絞られるようになった。

相手攻撃の選択肢を狭めたところで、本田を始めとする鹿島の選手たちがガガッと寄せて奪いにいく、あるいは奪えないまでもミスを誘う。

その寄せ方。

本田の場合、闇雲に前方やサイドに出るのではなくて、最終ラインと周囲の状況を適切に考えて出てくれる。これは味方CBは助かる。

岩政が『(本田拓也選手については?)バイタルの押さえ方は日本一の選手だと思います。あれだけCBと連携して守ってくれるボランチを僕は知らない。僕の大好きな選手ですね』(J's GOAL)とベタ褒めしてしまうくらいの、お手本のようなファーストボランチ。

小笠原や中田の運動量が落ち始めてから何年もの間、CBの前がガラ空きになることが多かった鹿島。前監督時代からだが、試合後には「スカウティングで鹿島のバイタルが空くことは分かっていた」と対戦相手から散々聞かされてきた。

岩政にとって、やっと待ち人来たるといったところなのだろう。

後方から見ていた青木や、スタンド観戦していた柴崎や山村、梅鉢といった若手選手たちには、本田の守備アプローチ。その技の盗めるところは盗んで欲しいものだ。

【完璧じゃないし、次も大事】
もちろん、完璧ではない。

やり方修正してからの守備連携を上げるにも試合重ねる必要がある。

また、人の問題。

本田が加わったことは大きいが、しかし、その彼も後半半ばには息切れ。試合用のフィジカルが戻るまで、しばらくかかる。

それに本田が入ったポジション以外は個人守備能力が上がったわけでもない。この試合ではあまり目立たなかったが、守備力不足のポジションは依然として守備力不足のままだ。

攻撃構築では、いわゆる「3人目の動き」がほとんど見られず。

昨夜の試合、アントラーズの置かれた状況もあり、選手もサポーターも間違いなく気合が入っていた。柴崎以外出場停止がいないメンバー構成で、現時点でベストの準備はできていた。

それでも今の神戸を圧倒できないくらいなのだから、これからも油断はできない。選手たちもそのつもりだろう。

勝ったことを喜び、讃えるとして、また次の試合。

一試合一試合、しっかり応援していきたい。
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