鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
本格的な情報戦に入る前に、清水エスパルスの皆さまに向けて記事を書きたい。

本来ならば、これから書くようなことは鹿島サポーターとして絶対に口外してはならないことである。

だが、せっかくアクセスしてくださったのに手ぶらで帰っていただくのでは、ジーコスピリットに反することにもなる。

今回限りとなるが、鹿島のマル秘情報を提供したいと思う。

【33番のマル秘情報】
アントラーズ33番のユニフォームを纏ったレナトというブラジル人男性。

清水エスパルスの皆さんは、これまで見たことがないでしょう。

それもそのはず、彼は選手ではありません。

ただのコーチです。

見た目通りの実年齢43歳。フィジカルコーチのジョエルトンの方が若く見えるものの、実際には同い年です。

「背番号33」というのも、スタッフがつけてそうな番号ですよね。

試合中には技術指導と称して勝手にプレイし始めますが(※現役時代は無名選手でしたが、コーチだけあって技術はたしかです)、エスパルス選手の皆さんは放っておいてあげてください。

彼からボール奪取するなんて無粋な真似はお止しなさい。中年男の娯楽を邪魔してはいけません。

【パーフェクトなCBコンビ】
鹿島の名物CB、岩政大樹。

今季の彼は絶好調です。

ハイボールはもちろん、ドリブルや裏抜けに対しても、ほぼ完璧な対応を見せています。

先週はキム選手にやられてしまいましたけれど、学習能力に優れるのもゴリラの特長です。次はないでしょう。

今後、背後を突こうとか、コンビネーションで撹乱しようとか、ドリブルで仕掛けようとか、全部、ムダですよ。

ナビ決勝戦でも彼のところへは攻めない方がいいです。

コンビを組む青木剛もCBとして急成長しています。

彼は元がボランチの選手だけあって、足下の技術が抜群に安定しています。性格的にも30歳になって落ち着いてきました。

青木には間違ってもハイプレスかけてはいけません。悠々とかわされてしまいますからね。

清水攻撃陣の皆さん、青木選手へのチェイシングは体力の無駄遣いになります。くれぐれも深追いしないよう、ご注意ください。

【ポゼッションのススメ】
上述したように、鹿島CBコンビの守備力は凄まじく高いです。鉄壁と呼ぶに相応しいものがあります。

焦って攻めてはなりません。

なにせ、鹿島の場合、両サイドバックもボランチも二列目も、守備を捨てて攻撃してくるタイプの選手が揃っています。下手に攻めると反撃を食うでしょう。

エスパルスさんはタイトルにご縁がないということで、アドバイス。

ビッグマッチは慎重に慎重を期するべきです。

マイボールになったら、ゆったりポゼッションして、横へ後ろへとボールを回すことをオススメします。

後半も半分を過ぎたあたりで、ベンチからでもスタンドからでもいいですが、岩政選手に向かってバナナを差し出してあげましょう。

バナナは大好物ですから、試合中であることを忘れてバナナに一直線ですよ。

そこでシュートすればいいのです。

【FWは点を取りませんから】
ご存じの通り、鹿島のFWは大迫にせよ興梠にせよジュニーニョにせよ、基本的に点を取りません。

彼らの仕事は「ポストプレイ」「守備」「裏抜けをチラつかせる」の3つのみです。鹿島ではFWに求められるものが違うのです。

なので、守る上では必要以上のDFは要らないです。その分、中盤でのポゼッションに人数をかけてください。

泥棒が一人もいない国で、家に鍵をかける必要がありますか?

ありませんね。

鍵を作ってもムダになりますし、マークをつけてもムダになります。

どフリーでも余裕でシュート外してくれますから、清水GKやCBの皆さんはフワッと試合に入っていただいて問題ありません。

是非とも、フワッと守っていただければと思います。
鹿島レナトがナビスコ杯で復帰へ』(日刊スポーツ)

負傷により先週の清水戦を欠場したレナト。報道によればヤマザキナビスコ杯決勝に間に合う見通しとのこと。

順調に行けば現時点でのベストメンバーを組むことができる。

1トップと二列目との距離感、その90分の継続性。

今のところ「大迫-レナト-ドゥトラ-遠藤」の組み合わせが最も効果の上がる組み合わせになっている。

たしか、ナビ準決勝2ndLeg柏戦の実質的な完勝以来、この布陣(あとボランチに本田拓也)は組めていなかった。

レナトは老け顔なのが難点で、実質40歳の見た目ではあるが、既に欠かせない選手になっている。

彼がいることによって二列目にもパスの起点ができる。

もちろん、これは本山がレナト以上にやれる役割であるけれども、レナトの場合、プラスしてアップダウンの運動量がある。レナトトップ下で大迫の負担が軽くなり、より前で仕事できるようになるはずだ。

彼の復帰は間違いなく朗報。

ただ「ブラジル人攻撃的MF」として比較的地味であることも確かで、こうして「レナト復帰の見通し」というニュースを受けても、さほどアントラーズサポーターが盛り上がることはない気はする。

仮にレアンドロ・ドミンゲスであるとか、全盛期のマルキーニョスであるとか、ビスマルクとかになると、出る出ないで大騒ぎになりそうなものだ。

レナトの場合、その地味さがいいのかもしれない。

不幸中の幸いで、清水との二連戦一発目でレナトを隠すことができた。これで清水はレナトとの対戦経験が一度もないまま、決戦を迎えることになる。

彼のボールの持ち方と、案外体幹が強いところ、それにパスやミドルシュートの上手さ速さ。

映像分析だけでは分からないものがある。

結構、清水のDFは苦労するんじゃないかと思う。
【ブルーマンデー】
一週間のうち最も自殺者が多いという月曜日。

私は自殺はしないけれども、月曜は憂欝になりがち。

ただでさえそうであるのに、鹿島アントラーズが負けた翌週ともなれば憂欝度ガッツリ割り増し。

やれやれだ。

しかし、憂欝のまま過ごすのは楽しくないし、全てが非効率的になる。

思考の転換を試みたい。

【週末のご褒美に目を向ける】
今週末にはヤマザキナビスコカップ決勝戦が控えている。

この試合、地上デジタル放送フジテレビ系列にて全国生中継。ラジオでもニッポン放送にて生中継。

例年のことながら、非常に扱いが大きい。ナビ決勝と天皇杯決勝はJクラブの試合中継として破格。

仮にJ1リーグ戦の優勝争いとなると、苦労の大きさに比してメディア露出少なく、三連覇時には何度も何度も寂しい思いをしたものだった。

更に賞金額。

優勝チームには一億円+スルガ銀行杯出場(優勝賞金三千万円)。準優勝チームには五千万円。

一億円の獲得ともなれば戦力補強の資金源になる。

鹿島アントラーズがここで勝つことによって、サポーター大いに喜び、スポンサーへの見返りにもなり、戦力充実にも繋がっていくのだ。

【勝負としてはギリギリ】
もうすっかり知れ渡ってしまったけれども、今の鹿島アントラーズは特別強いチームではない。

選手の力と監督の力を総合すれば、リーグ戦順位なりのチーム。

だが、悲観することはない。

リーグ戦でも完敗は滅多になく、上位に勝つ力は有している。清水エスパルスとの戦力差を見ても、先週末にも示された通り、決して大きいものではない。

そして、一発勝負のカップ戦ともなれば、また別の経験値が要る。

僅かな準備の差、僅かなメンタルの差、僅かな勝負運の差で勝敗が分かれることになる。

そのための一週間の過ごし方。ポジティブかつ真剣な気持ちで過ごすこと。選手はもちろん、サポーターにも必要なのではないか。

それは決して難しいことではない。タイトルマッチともなれば自然にワクワクするし、積極的にも協力的にもなれる。

過去に目を向けるより、週末のご褒美と、あとは今やることにだけ目を向ければ、憂欝などたちまち消え去る。

年間2チームしか出場できないナビ決勝に、クラブ史上最低迷期ですら進出してしまう鹿島アントラーズ。

なんとも有難いものだ。
かつては内容が悪くても勝つのが鹿島で、その勝ちを引き寄せる戦いぶりから他クラブの敬意と嫉妬を集めたものだった。

「こっちが攻めてたのにやられた」「時間稼ぎにやられた」と対戦相手のサポーターから聞かれたのも遠い昔のよう。

今では鹿島側が同じ愚痴を垂れるハメになっている。

昨日の清水戦直後には監督からも選手からも、要は「内容は良かったけど、結果が出なかっただけ」という言葉が続出。

どうにも下位に沈むチームとはどこも同じようなコメントになるものなのか。

良かったところに目を向けるのは大切。前向きになろうとするのも大切。

また、反省があったとしても全てをメディアに話す必要はない。

あんまり正直に話してしまうと、受け取る側から「自チーム批判だ」とか「自分を棚に上げてる」とか思わぬ反感を買うこともあるわけで、何も皆が皆、しおらしく反省のコメントを述べる必要はない。

そのように考える私としては、監督や選手のコメントに対して批判することを、個人的に好まない。

そうは言っても、何人かのコメントを読んだ正直な感想として、2失点して「内容は良かった」なんてないはずなんだけどなとも思う。

もちろん、今年の鹿島の平均値に比べれば良かったということなんだろうけれども、サッカーで2失点といえば、普通に勝つのが難しくなるスコア。

得点直後に失点したことについても「内容が悪くても勝つのが鹿島」の真逆を行くパターン。これやらかすと「内容が良くても負ける」ようになる。

だいぶ、現場でも基準が下がってしまっているのかと危惧してしまう。これほど負け試合、失点数が増えてしまうと、結果にメンタルが引っ張られるのが人間ではあるが…。

とはいえ、昨日の試合にしても、「内容は良かった」のコメントにしても、全て「J1残留&カップ戦タイトル獲得」の布石だったとシーズン終了時に思わせてくれれば良いのも事実。敵をだますにはまず味方からと。

ちょっと反発力を期待して書くならば、残り試合次第で「言い訳集団」か「有言実行集団」か、評価が180度変わることになる。

その評価次第で浮揚したり、滅亡したりするのがプロサッカークラブ。残り試合には鹿島アントラーズの命運が懸かってくる。

一週間の準備、頑張りましょう。
さて、今日の鹿島アントラーズ。

カシマスタジアムにて清水エスパルスとの二連戦一発目。

大事な試合だ。

【両チームに怪我人】
スタメン出場微妙と伝えられるのが鹿島はレナト、清水はヨン ア ピン。それに出場停止が清水の高木。

仮に3人全員が欠場となった場合、清水の方が戦力減退幅は大きいだろう。

ただ、起用については当日判断されることもあり、予想は難しい。

【リーグ戦もギリ】
メンバーどうあれ、鹿島としてはホームだけにキッチリ勝ちたい。

さすがに先週の札幌厚別のような劣悪ピッチということはないので、存分に鹿島のサッカーを見せられるはず。

試合日に勝ち点計算とは野暮なものだが(どうせ必勝姿勢で行くのだし)、リーグ戦でも勝ち点の余裕はない。

ここで勝ち点を積み上げることは、心置きなくヤマザキナビスコ杯決勝に向かうためにも必要になる。

【不器用なので】
「一戦目リーグ戦で手の内隠して、二戦目の決勝戦で奥の手を出す」とか、そんな器用な鹿島でないし、そもそも隠すような奥の手もない。

過去に近いケースはいくつかあったが、一戦目で気が抜けて、二戦目のタイトルマッチで敗退というパターンもある。

似合わぬことをするより、やはり鹿島の場合、全戦必勝姿勢が一番力が出る。

奇策よりも常道を進み、実力で勝つのが鹿島。

だから、実力が大事。

チーム力の上積みで考えられるのは、選手と監督以下スタッフ陣の能力アップ及び連係アップ、中田浩二がコンディションを上げて復帰すること。

今日の試合は紛れもなく実戦でもあるが、実戦こそ最高の練習の場であり、調整の場でもある。

怪我と退場はいけないものの、成長に繋がる気持ちの入ったプレイを期待したい。

勝ち点最優先なれど、そのプレイや采配の内容も楽しみにして、応援したいものだ。
現在発売中の月刊アントラーズフリークス11月号。その中から、いくつかの目玉企画をご紹介。

【ニャン】
今号は大迫ファン必見。彼への巻頭インタビューがある。

そこで使われている写真。5枚中4枚が見事な猫背姿勢。

猫好きにはたまらない写真チョイスだ。

【中田のファンサービス精神】
オープンスタジアムでのトークイベントレポが掲載。

長期離脱中だった中田浩二が、その分、ファンを楽しませようと頑張ってくれた。

ほとんど喋らない山村から話を引き出そうとしたりと、さりげない気配りが光る。

【ウホ】
岩政と山村のサッカー対談。マニアックなCB対談、この手の話が好きな人なら必見。

本田圭佑もそう(※サッカーキング「独占2万字インタビュー全公開」参照)だけれども、日本代表に入ってくるゴリラたちのサッカー話、プレイのこだわりといったものは、我々一般人が思っている以上に奥行きがあり、説得力があるものだ。

岩政のサッカー話も例に漏れない。

硬派企画から軟派企画まで、盛りだくさんの月刊フリークス。定期購読していない方も、ヤマザキナビスコ杯決勝前にテンションを上げる意味で是非。300円です。
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ブロマガって何?
今週末と来週末、清水エスパルスとの二連戦。

一つめはリーグ戦。そして二つめはヤマザキナビスコ杯決勝戦。

鹿島アントラーズにとっては、非常にデリケートな時期になる。

そのデリケートな時期をJクラブで最も経験しているのが鹿島。

札幌での大凡戦があったために、多くのサポーターのテンションは下がってしまったかもしれないけれど、クラブハウスでの練習の質、そこでの一つ一つのプレイ強度。

ここに来て高まりを見せている。

【夢を見ていた頃】
今シーズン始めの二月、三月。

当時は新チームへの希望に満ち溢れ、練習も明るかった。

一方で、ある意味、牧歌的なところがあった。

より具体的には、戦術練習や紅白戦での主力&控えチーム双方のプレッシングがユルかった。

公式戦でもそうだったが、とにかくボール奪取位置が一定しない。

狙った通りに奪うのではなく、追い回して振られて、低い位置でやっと拾うといった具合。

それでも私は、プラス思考になりたいサポーター心情から「きっと攻撃側のパス回しがいいから、守備側がボール取れないんだ」と捉えていた。

…が、後の公式戦試合内容と結果からすると違っていたようで、まず、守備がダメ、意志統一がダメだったと今では認めざるを得ない。

【現実を見た後】
現在ではボール奪取にある程度の計算が立つようになっている。

ミニゲームの球際でも「何だかパスが繋がる」から「本番さながらの奪い合い」に切り替わった。

選手個人を見渡せば、シーズン始動時にはいなかったドゥトラとレナトが加わっており、彼らは組織守備の一員として機能しつつある。

本田拓也の復帰は言うまでもなく大きく、若い選手でも数人は自信をつけている。

数ヶ月前まで、大学との練習試合ですら互角~劣勢を演じることもあった鹿島。

控えのレベル低下、そこから生まれる練習レベル低下に危機感を抱いたものだが、シーズン終盤を迎えて全体としてのレベルアップが感じられるのは心強い。

終盤に強いのも鹿島の伝統だ。

【指導の変化】
ジョルジーニョ監督の指導にも少し変化が見られる。

控えチームに指示を出す場面、練習を止めて指導する場面が増えている。

ブラジルと日本の違い、若手の多い選手構成に合わせた指導工夫が見られるのは良い傾向。

個人能力アップと、監督の指導力アップ、それにタイトル戦目前ということで、練習の熱量は高まる一方。

もちろん、清水のゴトビ監督は指導者としてジョルジーニョ監督より経験豊富。

チーム総合力を示すリーグ戦順位も清水が上ということで、楽観はできない。

ただ、せっかくのタイトル戦、期待して待った方が楽しい。その材料はある。

札幌戦の落胆は一旦、収めて、大事な清水との二連戦に向かっていきたい。
【地道なれど確実に有効な活動】
鹿島アントラーズはホームタウン内全小学校への訪問を行っている(公式サイト)。

明日の午後には山村と岡本が潮来、増田と佐藤が鉾田の小学校をそれぞれ訪れる。

一般サポーターが見学できるものではないので、決して派手な活動とは言えないかもしれない。

しかし、ホームタウン内小学校限定ということで、該当の小学生にとって特別な記憶になり得る。

地道なれど堅実なファン開拓に繋がる有意義な活動だ。

【ずっと忘れない】
私が小学生の頃、通っていたサッカースクールのコーチは元日本代表選手だった。

当時の日本代表は人気がなかった。サッパリだった。

それでも、自分のコーチが「元日本代表」ということは何となく誇らしかったし、また、彼が手本として見せてくれたテクニックは今でも鮮明に覚えている。

ドライブシュートやオーバーヘッドシュートといった大技もデモンストレーションしてくれた。

正直なところ、「あんまり曲がんないんだな」「大して高く跳ぶわけじゃないんだな」と子ども心にガッカリしたのだが、それすらもいい想い出になっている。

【小学生は結構、手厳しいので】
鹿島アントラーズの選手といっても、見たことも聞いたこともないサテライトの選手が来ただけでは、多分、小学生は喜ばない。

「なんだ、補欠か」「小笠原に来て欲しかった」

私自身がそういう小学生だった。

前述のコーチに対しても、最初は「元日本代表選手って言われても全然知らないし。有名な人なら良かったのに」と見くびってしまったくらい。

それがコーチのテクニックを見てから見る目が変わった。自分たちが束になっても、全然ボールが取れない。

ドリブルだけでなく、シュートの精度と距離も段違い。

実際の圧倒的な上手さを目の当たりにすれば、すぐに先入観を改めて尊敬するのが子どもというもの。

レギュラー選手であるとか、増田や山村みたいに背が高くてカッコいいとかならまだしも、そうでない控え選手。

小学校訪問では特別に頑張ってきて欲しい。

やはり、ただ行けばいいって話ではない。

トークと技術で子どもたちのハートをガッチリ掴めれば大成功。

そのノウハウは、現役引退後にコーチをするにも、他の仕事をするにも役立つはずだ。

子どもたちと選手、双方にとって素敵な小学校訪問になることを祈っている。
週末に行ったレストランの料理がマズかったとして。

マズさのレベルが一生記憶に残るほど激マズであれば、話のタネにもできる。

例えば仙台のとある中華料理屋。

餃子を注文したら、皿の上の餃子が一個一個ゴッチャゴッチャ、それぞれ好き勝手な方向を向いて出てきてビックリしたことがある。味のマズさも半端なかった。

もう一つ、茨城のとある蕎麦屋。

飲食店のくせに店内で不潔風ニワトリが飼われており、客席の足下を歩き回っていた。蕎麦もパサパサして激マズ。

それくらい強烈なマズさであれば記憶に残るし、人に話す価値も少しはあると思う。

だが、激マズというほどではなく、特徴のないボヤけたマズさの場合。

そんな料理を逐一説明するのも、されるのも面倒というものだろう。

厚別での札幌×鹿島戦は(少なくとも鹿島目線では)そんな試合。

サッカーは料理と違って「手より不器用な足でボールを扱うスポーツ」であり、「11人の意志疎通」であり、「両チームの邪魔し合い」でもあり、「ピッチ状態」「ジャッジ」「試合の重みとスタンドの雰囲気、そこから派生する選手のモチベーション」も毎回変化するため、料理以上にムラが出る。

そのムラがあらゆる意味で残念な方向に出てしまった札幌戦。

アントラーズ選手たちは一生懸命やろうとしたはずだが(無失点は買いたい)、バランスの悪さとピッチの悪さ、札幌の守備の前にパスが繋がらず、リズムアップできなかった。

リズムが良くならないと集中力も深まっていかないので、余計やる気がないように見えたりもする。

サッカーの試合は「生もの」で「水もの」。多く試合をこなせば、中にはこんな残念試合が発生するのも仕方がない。

但し、チーム力が高く、よく訓練されていれば、残念試合の発生率を低く抑えることは可能。去年、今年の鹿島については発生率が高まっている。

正直、札幌戦で打ち止め願いたいところ。

私のような長いサポーターならまだしも、「強い鹿島じゃなきゃ耐えられない」サポーターの方が多いのも鹿島。

残念試合が増えていいことは何もない。
明日は札幌でのコンサドーレ戦。

北海道ということで、ピッチ外の見どころは各種グルメ。

良質の食材に恵まれた彼の地には旨いものがズラリと並ぶ。

ラーメンや寿司&海鮮丼、ジンギスカン、北海道限定菓子あたりが定番であるが、他にも旨いに事欠かない。

グルメだけでなく、数多くの温泉や雄大な自然に恵まれており、(寒い&涼しいが苦手な人でなければ)世界最高レベルの観光地と言える。

私も若い頃は毎年数週間を北海道で過ごしていた。それくらいの北海道好き。

なので、地元の人ほどではないものの、北海道に詳しいことを自認している。

北海道観光で大切なことは事前にリサーチしておくこと。北海道だからといって食べ物全部が旨いと思っていたら大間違い。普通にハズれもある。

普通程度のリサーチさえ怠らなければ、高い確率で満足できる遠征旅行になるだろう。

但しだ。

私個人的に、北海道で最も特異に感じるものは、グルメでも温泉でも自然でもない。

大げさでなく北海道民の郷土愛だ。

特に内地(本州)で働く北海道民の郷土愛は、私の知る限り半端ないものがある。

彼らからは故郷に錦を飾りたい気持ちを強く感じる。例えば茨城県民の茨城愛、千葉県民の千葉愛とは異質。

そんな男が鹿島アントラーズにもいる。

生粋のコンサドーレ札幌育ち、西大伍だ。

一見、優男風の彼。だが、中身は違う。

北海道男子らしい気骨のあるところに私は好感を持っている。

アントラーズ完全移籍(※前年レンタルで新潟所属も、本所属は札幌)の際には、自らの移籍金が経営難のコンサドーレの助けになることが決断を後押ししたと伝えられている。

また、鹿島番記者による新聞紙上の選手採点に対して「なんで自分の点数低いんですか!」と直接抗議したエピソードもストレートで面白い。

下手に鹿島愛みたいなものを語らないのもいい。「ファンを大切にする風」(本田拓也談)な選手であり、熱心な札幌サポーターが西の鹿島での活躍を喜ぶ話は、今でも幾らでも聞くことができる。そんな札幌サポーターへの筋を、西自身、今でも通している。

内田篤人は「現役の最後は鹿島。身体が動くうちに戻りたい」と最近また言ってくれた。西も近い信念の持ち主なのだろう。

私は西が鹿島に来た時、その札幌愛を内に秘めたままに、鹿島で全力を尽くしてもらうことを希望していた。現実に、それ以上の努力成長を示してくれている。

まだ伸びしろはあるし、もっとやれると思う。

明日は故郷に錦を飾るチャンス。選手個人では彼に注目したい。

そして、鹿島アントラーズとして。

北海道のサッカーファンに「強さ戻った鹿島のサッカー」をお見せしたいものだ。
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ブロマガって何?
サッカー用語「距離感」。弊ブログでも使用頻度が増えてきたため、簡単に整理しておきたい。

【意味】
味方選手同士の距離。

【弊ブログでの使用例】
(例)大迫、レナト、ドゥトラ、遠藤。彼らを核とした攻撃陣の距離感がいい。
(例)アントラーズ選手全体の距離感が良くなってた。

【距離感が近すぎるとどうなる?】
守備時:味方同士の距離が近すぎる(過剰に集まりすぎる)と、敵の一本のパス、一発のドリブルでまとめて置き去りにされる可能性が出てくる。

一人が敵ボールホルダーに寄せたら、もう一人は斜め後方でカバーできる距離を保つのが基本。仮に、二人一気に抜かれるような位置関係では「二人いるのに実質一人に近い」ことになる。かつ、別のゾーンでも人が足りなくなる。

攻撃時:近すぎる味方には速く強いパスは出せない。出しても味方がトラップできないから。ならばと遅いパスを出しても(よっぽど予想外の出し方をしない限り)カットされてしまう。

それに、敵ペナルティエリア内の密集地帯ならともかく、ミッドフィールドでごくごく近い味方にパスを通したとしてもボールの動き幅が小さい。守備側の一人で攻撃側のパスの出し手と受け手二人両方をマークできる距離でのパス交換は非効率。

【距離感が遠すぎるとどうなる?】
守備時:守備側選手同士の距離が遠すぎると、隙間にパスやドリブルを通されてしまう。その状態は組織力のない(あるいは低い)守備というもので、グループではなく個々人の守備能力に頼りきりであることを意味する。

攻撃時:通常、遠い味方へのロングパスは精度が下がることに加えて、受け手にボールが到達するまで時間がかかる。守る側としては、パスが出されてから対応しても間に合うことが多い。

適切なサイドチェンジやロングフィードは必要不可欠なプレイ選択であるものの、そればかりではボールを失うことが増え、自分たちのペースで試合を運ぶことはできない。

【あくまで原則】
ベストな距離感は選手の能力や対戦相手など各種シチュエーションによって伸び縮みする。

バルサのように、味方全員のファーストタッチ(トラップ)技術がパーフェクトに近く、パス能力も(受け手の利き足のコントロールしやすい位置にピンポイントで出せるほど)高ければ、距離を近めに保っての高速パス交換を繰り返しながら相手守備陣を崩していくことも可能になる。

ブラジルのように、長い距離のスピードボールを正確に蹴れて、受ける側も余裕で収めボール失わず、守備に切り替わってもカバーリングなしの一対一で守りきれてしまうほど優秀な選手が揃っていれば、多少選手同士の距離が広がっていても問題にならない。

そのような差異はあるにせよ、選手たちが気持ちよくプレイしている時、そのチームは自分たちに合った距離感をキープできている。

【鹿島の場合】
鹿島が常に理想の距離感で試合を運べれば良いのだが、サッカーは「寸足らずの毛布」とも呼ばれるスポーツ。どこかでベストな距離で保っても、別のどこかは手薄になる仕組みになっている。

リーグFC東京戦、ヤマザキナビスコ杯柏戦と、鹿島はいい距離感を実現できている。試合序盤に幾らかゴチャついても、先制してからは盤石に近い。

大迫らの高パフォーマンス、全体の共通理解熟成に加えて、先制ゴール効果。これが殊の外、大きい。

すごく大雑把に言えば、鹿島が手薄にしている(意図的にある程度捨てている)部分は高い位置での守備。

敵陣での人数を減らして、その分、自陣を厚めにして守備強度を上げている。

カウンター攻撃や拮抗した展開には向いている一方、引いた敵に対して攻めに出なければならない状況での力は、まだ証明していない。

まず、今後も先制点を奪っていくことが大切。

そして、仮に敵に先制された場合には、またチームとしての真価が問われることになる。
虎「ガオー!ヒッサツ チョクセンテキ ドリブル シュート!」

ぼかーん

猫「ニャー!虎のヤツ、また無謀なシュート打ちやがったニャ!どうせ大外しして終わりなんだから俺にパス寄こせだニャー!」

虎「ワタシ ドリブルハジメタラ マワリ ミエナイデース。ダイタイ サコナンカニ パスシテモ シュートハズスニ キマッテマース ガオー」

猫「ムキー!言ってはならんことを言ってくれたニャー!お前の顔、引っ掻いてやるニャー!」

虎「ネコノクセニ ナマイキデスネー!ガオー!」

ゴ「喧嘩はやめろウホ!」

猫&虎「だって虎のヤツが!」「サコノ イイガカリノセイ デース」

ゴ「喧嘩なら外でやれウホ!」

猫&虎「ウニャー…」

ゴ「お前らの連係の悪さはチームにも悪影響ウホ。いい加減、仲良くしろウホ」

猫「でも、虎がパスしないからニャ!」

虎「サコニ パスシテモ ハズスダケ ガオ!」

猫「なんニャー!」

虎「ガオガオー!」

ゴ「やれやれ、しょうがないウホ…。こうなったら神頼みしかないウホ。ネコ神様、お願いしますウホ」

ドロドロドロドロドロン

神「あっ、どーもコンニチワ。ネコ神です。ヨロシクお願いします」

猫「あれ?見た目といい、高い声といい、腰の低さといい、モトさんにソックリですニャ。本当に神様なのかニャ?」

神「ウン、今日はネコ神として来たんだよ。俺、実家魚屋だし、サコほどじゃないけど猫背気味だから。ネコ神の副業してるんだ」

猫「神様って副業でやるものだったのかニャ。衝撃の事実ニャ」

虎「ネコガミサマッテ ナニガ デキルンデスカ?」

神「ネコ科のサッカー選手の視野を広げてあげられるよ」

猫「えー、そんなのより得点力をアップして欲しいニャー」

虎「ワタシハ ドリブル モットウマクシテ モライタイデース」

神「青いね。視野が広がれば、それだけシュートもドリブルも適切に使えるようになるんだ。サコも虎もよくプレイ選択間違えてるよ」

猫「そんなものなのかニャー?」

虎「ソレナラ ヤッテモライタイデス ガオー」

神「じゃ、手早くやるね。俺も早く練習に戻りたいし」

猫&虎「お願いしますニャ」「ヨロシクガオー」

神「南無南無南無南無、爺鼓、連於奈瑠弩、美栖丸句…。爺鼓、連於奈瑠弩、美栖丸句…。秋田秋田秋田…。ニャニャニャニャニャーッ!」

ゴロゴロゴロ、ピカーッ!

神「ヨシ、終了」

猫「あれ?頭の中がスッキリしたニャ」

虎「トオクマデ ミエル キガ シマース」

神「ウン、ほんのちょっとだけど視野を広げといたよ。ルックアップは自分でちゃんとやってね。あと、ヘディングも心持ち強くしておいたから、試してみて」

猫「ニャ、モトさん…、じゃなかったネコ神様、有難うニャ」

虎「カンシャシマース」

神「ハハッ、ネコ科同士なんだから仲良くやってね。サッカーは元気に楽しくやろう!」

猫&虎「はいニャ!」「ハイガオー!」

この後、猫&虎の連係はホットラインと呼ばれるほど急速に高まり、鹿島攻撃の要になるのであった。

その陰にネコ神様の御利益があったことは世間では知られていない。
GELマガでは号外としてヤマザキナビスコ杯準決勝直後の選手コメント(大迫、曽ヶ端、柴崎、本田、岩政、ドゥトラ、新井場の7選手)が記者質問含め全文掲載されている。

勝ったことによって出てくる選手たちの本音、プレイ上の意図がストレートに伝わってくる。コメントが省略されていないので、選手たちの人柄まで行間から仄かに感じられる。

記者質問の質も見比べることができて、サポーターにとっては興味深く面白いもの。

いや、サポーターにとってだけではない。

現役サッカー選手でも、選手コメントを読むのが好きという選手は実は多いのだ。

今回のアントラーズ選手コメントは、対戦相手だった柏選手にとっても必見かもしれない。いい反省材料になるだろう。

これを読んでみると、我らが普段目にする公式サイトやスポーツ紙の選手コメントは言葉の一部でしかないのだと痛感させられる。

岩政あたりは、普段コメントをはしょられて損をしているタイプだと思う。大迫も話がしっかりしてきている。

鹿島低迷に伴い、数ヶ月ほど元気のない様子のGELマガだったが、今回の選手コメント全文掲載はタイミング含めて素晴らしい。選手7人に取材して、録音を文字に起こして、校正編集して、配信するまでのスピードが早かった。

今号の一読をオススメしたい。申込み月は無料(初回のみ)とのことで、月末に解約すればお金はかからないはずだ。
ヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦、柏レイソル戦は2-2引き分け。1戦目の結果と合わせて、鹿島アントラーズの決勝進出が決定した。

まだ録画確認していないけれど、実質、力差を見せつけた勝利に値すると思う。

この結果を受けては、天皇杯鳥取戦の凡戦もいい布石になった。主力を休ませることが出来た上に、いい教訓を得て次に繋がった。

昨夜の鹿島が良かったのは間違いない。

試合に入る選手たちの集中力。

4-2-3-1のシステムのハマり具合。

各スモールグループでの連係力の高まり。

交代采配の妥当性。

偶然勝っているのではなく、チーム力が上がってきた結果と捉えるのが自然だろう。

【4-2-3-1のハマり】
こんな試合ができるのだったら、シーズン最初から4-2-3-1を継続しておけば良かったような気もしてくるが、しかし、このハマりっぷりは大迫やドゥトラの成長含めての高パフォーマンスと、その周囲との連係熟成があるからこそ。

同じ4-2-3-1を敷いた鳥取戦では、大迫、レナト、ドゥトラらをスタメンから欠き、大苦戦を強いられた。

彼らを核とした前の3-1の距離感がいい。遠藤もムラっ気はあるが、そのムラっ気が良い方向に出た時に違いを作り出してくれる。

1の大迫は既に圧倒的ですらある。

彼への心配は「好調維持できるか」「得点力は上がるか」ということより、もはや「海外クラブに目を付けられやしないか」の方へ移ってくる。

圧倒的な1トップがいるのだから、4-2-3-1は有効極まりない。

1トップと二列目との呼吸は試合を重ねる毎に高まり、その中でも見るからに個人能力を上げているのはドゥトラ。

簡単に敵にボールを渡すような、雑なプレイが急激に減っている。判断だけでなく技術の幅も広がっているのではないか。

大迫の能力を信じてプレイしており、大迫ボール保持時にスペースに走り込むのも、大迫ミドルシュート時にこぼれ球を狙って走り込むのも、ドゥトラは非常に速い。

大迫とドゥトラという、喧嘩をしていたほどの二人の切磋琢磨がチーム力を一段引き上げてしまった。

これは嬉しい誤算だ。

【ダブルボランチも最終ラインも安定】
前が安定していることもあって、後ろも安定。

ある程度、前方から守備がかかると、後ろも的を絞れるというもので、右往左往せずに済む。

本田はフル出場達成で、小笠原不在の悪影響を感じさせなかった。これでボランチのポジション争いのレベルが上がり、監督の選択肢にも余裕ができる。

やはり、本田はCBや相方ボランチの状況まで細やかに配慮しながらプレイできるので、周囲のポジションまで守備安定を見る。

柴崎や岩政、青木らとも相互補完効果が発生し、互い互いがスペースを埋め、敵選択肢を絞り込み、予測しやすくし、優勢に守れるよう助け合えていた。

結果、柏は苦し紛れのパスが増え、鹿島守備陣としてはインターセプト数が増え、パスが通ったとしても抑えられた。

GKとCBの最終ブロックとしては、岩政はさすが大黒柱の跳ね返し多数、青木もCBとして経験を上げて瞬間の決断の遅れが少なくなっている。曽ヶ端はスランプ状態を抜け出したか。

こうなってくると両サイドバックの新井場と西。前で収まるだけに思いきった攻撃に出やすい。守りをキッチリこなした上で、攻撃貢献も十分。ビルドアップに横幅を与え、サイドから敵を押し下げる役割を果たした。

【まだ何かを手にしたわけではない】
ラストスパートに入っている。

たしかにチームは良化しているが、残り試合での勝ち星の積み上げによって選手や監督、チームへの評価がガラッと変わる。

勝ち残っているヤマザキナビスコ杯や天皇杯はもちろん、リーグ戦も1つの勝ち負け次第で大きく順位が変わってしまう。

ジョルジーニョ監督が会見でコメントしているように「降格圏の16位と勝ち点7差、上位である4位とも勝ち点7差」。

これからも続くギリギリの試合、楽しんで応援していきましょう。
さて、いよいよ今日はヤマザキナビスコ杯決勝進出が懸かった準決勝第2戦。

日立台での柏レイソル戦だ。

レアンドロ・ドミンゲス欠場等、あちらには不安要素がいくつかある。

とはいえ、特に「ムフフ、ラッキー」ということはない。

経験豊富なアントラーズ選手やサポーターの皆さんには言うまでもないこと。

これまでの体験上、大きな勝負においては、気持ちを入れて、賢く戦って、流れを読んで、決めるべきチャンスに決めた方が勝つだけ。

そういう意味では「気持ち」「賢さ」「流れを読む」ところで鹿島を引っ張り続けてきた小笠原満男の出場停止がどう出るか。

スピードやパワー、守備の持続力は落ちてきたとはいえ、上記無形の能力で小笠原に及ぶ者は、今のところ見当たらない。

大迫に勝負しやすい縦パスを入れて彼の気持ちをノセていく。味方センターバックのビルドアップを助けて弱点を出させない。相当遠くからでも裏へのパスをチラつかせて敵最終ラインに緊張を与え続ける。味方サイドバックがいいタイミングで上がるのを見逃さない。等々。

ゴールやアシストに直結しないところでも、小笠原は有効なプレイを続けている。

その小笠原不在で大勝負を迎えるのは、かなり久しぶり。

他のセントラルミッドフィルダーにリーダーの資質を有する者がいれば、あるいは育っていれば、小笠原不在によって、かえってリーダーシップを分かりやすく発現するだろう。

しかし、そのような者が一人もいなければ、我々は小笠原不在を嘆くことになる。

本田拓也や柴崎岳は勝ち上がりの鍵だ。

もちろん他の選手も全員。監督以下スタッフ全員。サポーターの応援、遠方からの祈りに至るまで。

今の鹿島のMAXで、勝ち上がりましょう。
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天皇杯3回戦、ガイナーレ鳥取戦。

延長120分の末、2-1で辛勝。

鹿島の2得点、増田と興梠のゴール。フィニッシュまでの崩しは両方ともに美しく、その前後の瞬間のみJ1の名門、鹿島アントラーズに相応しい輝きを魅せてくれた。

そこ以外の時間帯。

大部分で走り負け、球際で負け、意志統一で負け。

鳥取の攻撃を跳ね返すだけでいっぱいいっぱい、プラスアルファを出せず。

試合終了後、周囲の長老サポーター方の感想。

「いんやあ、くたびれた~」「これじゃあ、ダメだわぁ」の声があちらこちらから。

この日の観衆は2,606人。

ある意味、精鋭中の精鋭とも言えるサポーターだ。彼らにとってすら不満足な試合。

テレビ中継がなかったのが救い。テレビを見て怒り出す鹿島サポーターがいてもおかしくない内容だったから。

但し、サッカーは相対的なスポーツなので、鹿島が良くなかったことは鳥取が良かったことでもある。

モチベーション高くカシマに乗り込んできたJ2ガイナーレ鳥取。

ボールホルダーへの守備アプローチ、斜め後方へのカバーリング、ボールサイドへのスライド、攻守の切り替え。

全ての面で鹿島以上に忠実にこなしてきた。

鹿島は立ち上がりから全くと言っていいくらい攻守に噛み合わず。個人でコンスタントに違いを作り出す選手もおらず。

本田のボール狩りには威力が感じられたが、連続して接触から痛む姿は心配でたまらない。本調子ではない。

現在の鹿島の目立ったストロングポイントは大迫のポストプレイと、大迫⇔レナトを中心とした連係ライン、ドゥトラの突貫、それに岩政のヘッド。

そのレギュラー格が先発しておらず、他にストロングポイントを持つ選手はいるものの、大迫らに比べればインパクトや継続性が落ちる。

控え組には阿吽のコンビネーションもないのだから(※もちろん、監督も無策なのではなく、興梠⇔本山⇔小笠原の三連覇ホットラインを据えてはいた。ただ、サイドと噛み合わないこともあり、ここが安定して発動せず)、一定以上の堅守を前にしての苦戦やむなし。

終盤から延長戦にかけては、攻め込む人数と守り戻る人数の差は明白に。鹿島は足が止まってしまった。

この試合前の私もそうだったが、ジョルジーニョ監督は控え選手主体でもJ2相手なら優位に立てると踏んでいたのだろうか。

だとしたら、やや過信に寄っていたのかもしれない。

正直、この試合で称賛に値するような選手はいなかった。ガイナーレの速い守備に邪魔をされ、鹿島の個人能力は窮屈に封じ込められた。

もちろん、全選手頑張っていたと思うし、単発での好プレイは探せばあるし、走れないなりに走ったベテラン選手や、ひたすら守りに没頭したCBやGKを心情的に讃えたい気持ちはある。

ただ、それでも「耐える展開を押し込む展開に変える」ような主体性のある働きはどこにもなかった。

下カテゴリ相手の苦戦は天皇杯ではよくある話だが、下カテゴリ相手に耐え続ける流れを全く変えられなかったのは、アントラーズとしては初めてだったかもしれない。

FC東京戦では大迫やレナトがスイッチになり、岩政のコーチングも危機管理に一役買っていたものの、この日のメンバーから出てこなかったことは残念。

それでも勝ったことは素晴らしいし、内容が貧しかったことで気を引き締めることには繋がるはず。

選手によっては反発力を発揮して成長するかもしれない。この試合で悪かったところのある選手は、自分で自覚していること間違いない。

改めて今のアントラーズが発展途上であることを忘れず、週末のヤマザキナビスコ杯準決勝に備えたい。
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今夜は天皇杯3回戦、ガイナーレ鳥取戦。

テレビ放送はないみたいだけれども、これは楽しみな試合。

各メディアによる先発予想では鈴木隆雅や土居聖真といった若手選手たちが名を連ねている。

ここ一ヶ月ほどの紅白戦。

若手中心の控え組が主力組を圧倒して勝つことが増えた。

主力組のシステム変更による不慣れ、主力選手の不調があったにせよ、若い選手たちが成長したことが主な理由になる。

今日、出場する選手たちには、鹿島らしい献身とチャレンジを示して、しっかり勝ってもらいたい。公式戦に出る以上は、キャリア関係なく鹿島アントラーズのトップ選手なのだから。

先週からのいい流れ、いい応援を続けていきたい。
モミ山モミ男選手が終了しましたので、お知らせいたします。

<選手プロフィール>
■選手名:
モミ山 モミ男(もみやま・もみお)

■生まれ:
2012年9月15日 茨城県鹿嶋市

■サイズ:
右モミアゲ 30センチ/左モミアゲ 30.5センチ

■ポジション:
顔面両サイド

■特徴:
モッサリ感とジョリジョリ感を併せ持ち、毛量も豊富。短期間での成育著しい。

■経歴:
2012J1第25節川崎戦でデビュー、同28節FC東京戦がラストマッチ

■公式戦成績:
通算4試合1得点

<モミ山モミ男選手コメント>
短い間でしたが、ツッコミやイジリありがとうございました。今回、終了ということになりましたが、再び鹿島で活躍する夢をあきらめたわけではありません。また戻って来ますので待っていてください。

※なお、終了したモミ山選手に代わり、柴崎岳選手が復帰しております。柴崎選手は天皇杯3回戦ガイナーレ鳥取戦(10/10カシマ)から出場可能です。
いやぁ、行きたかったなあ…。

鹿島アントラーズユースは浦和レッズユースに3-2で勝利。

前半終了時は0-2。一方的な浦和ペースだったと聞いている。

そこでキッカ監督、ハーフタイムに必殺の3枚同時替え。

71分に同点に追いつくと、後半アディショナルタイム3分に植野くんの逆転ゴールが決まる。

いやはや、文字情報だけでも凄い試合。

応援に行った人たちの話では、皆、口を揃えて「もの凄い試合」「アントラユース全員、後半メチャクチャ走っていた」とのこと。

返す返すも行けなかったことが悔やまれるが、ただ、それだけの試合をしてくれたことをとても嬉しく思う。

さすがは鹿島アントラーズのユースチームだけはある。

土曜日に行われたトップチームのFC東京戦完勝と合わせて、アントラーズサポーターとしては嬉しく心強い(※ユースに興味のない方であっても、ユース強化が順調であるのは悪い話ではないだろう)週末になった。

あとは、どちらも継続していくこと。

いよいよ2012シーズンもラストスパート。

一つの試合、一つのプレイの重みが増し、勝負強さが要求されてくるのは、ここからだ。
鹿島アントラーズユース×浦和レッズユース
10月7日(日)13:00~ 
会場:鹿島アントラーズクラブハウス

さて、本日はユースの大一番。高円宮U-18プレミアEASTの残留争い。浦和レッズユースとの直接対決だ。

現在、自動降格圏の9位(※全10チーム。下位2チームがプリンスリーグに降格)に沈む鹿島アントラーズユース。

8位の浦和レッズユースとは勝ち点13で同じ。得失点差が5下回る。

今日含めて残り4試合。勝てば残留が近づき、負ければ遠のく。

鹿ユースっ子も応援を呼び掛けており、これは応えてあげたいところ。

私は熱が出てしまったので、下がれば行く予定なのだが、今の具合だと厳しそう…。

お近くの方、元気な方は是非応援に行ってあげてくだされ。
今日のFC東京戦、鹿島アントラーズは5-1圧勝。

この勝利は鹿島アントラーズ全体の、鹿島アントラーズらしい勝利だったと信じる。

選手やスタッフ陣、地元行政含めた隅々のサポーターに至るまで「鹿島らしい献身」をかなりの密度で実現できたのではないか。

結果と同時に、試合前でも試合外でも鹿島らしさを出せたことを嬉しく思う。

ここでは、ピッチ上で正しく具現された鹿島らしさに触れる。

まず、全員が集中して試合に入る。

全ポジション全選手、それぞれの持ち場で責任を持って守る。

他のポジションを助けるため運動量を上げる。

個々の選手はプライドを持ってやる。それゆえ前節優れなかった選手は反発力を発揮する。西大伍や青木剛は非常に高い集中力を持続した。

そして、多少いびつなれどそれぞれの長所で攻撃に違いを生みだす。

完勝だから、基本どの選手も良かったわけだけれども、今回はゴールを決めた三人の個人名を挙げる。

ゴール一直線のメンタリティとパワーでハットトリックを決めたドゥトラ。3ゴールとも持ち前のシュート意識と日々の努力の賜物だ。彼は元が雑なりに本当に上手くなろうとしている。

アタッキングサードでの強キープ&強シュートで決め手になる遠藤。シュート能力もさることながら、直前のパスを出した後の動き直しも素晴らしかった。

若いながら、味方を生かすことも、生かされることもできるモミ山さん。…じゃなかった柴崎。ゴールシーン、西(だったっけ?)のパスを引き出したフリーランと、スナイパーのように落ち着いたゴール左隅へのシュート。長モミアゲに相応しいゴルゴ13ぶりだった。

そして、ゴールこそなかったが、4-2-3-1の肝である1トップの大迫勇也。

ここ2試合の彼、大げさでなく一人で2トップ分の働きをしている。

圧倒的なポストワークと適切な守備でチームの優位を作り出す。

二列目を三人に増やす代償として、一人になるFWには大きな負担がかかるはず。

だが、大迫のパフォーマンスがズバ抜けている。数的不利のエリアで相手DFに完勝してしまうのだから、それはそれは後ろが楽になる。

かといって、後方の選手たちも大迫の作り出した楽に甘んじなかった。献身的なサポート、規律性、継続性があった。

FC東京がイマイチだったのは、もちろん、ある。あの守備はいけない。

だが、FC東京をイマイチに追い込んだのは鹿島の守備と攻撃があったからこそでもある。

今夜~明日にかけては皆で素直に喜びたいし、喜んでいただければ。

心のエネルギーチャージは次勝つためにも必要だと思うのだ。
日本代表の欧州遠征メンバーが発表、乾、宮市、内田ら復帰』(ゲキサカ)

9月11日のW杯アジア最終予選・イラク戦(1-0)のメンバーからは、9月26日のホッフェンハイム戦で左足の親指を痛めたFW岡崎慎司(シュツットガルト)が招集を見送られたほか、DF岩政大樹(鹿島)、DF水本裕貴(広島)、DF酒井高徳(シュツットガルト)、DF槙野智章(浦和)、FW原口元気(浦和)も落選

大「満さん、浮かない顔だウホ」

満「大ちゃんか…。実は悪い報せがあった」

大「みなまで言わずとも分かるウホ。代表の件ウホね」

満「うむ…。欧州遠征メンバーから外れたと連絡があった」

大「気づかい無用ウホ。かえって良かったウホ」

満「なぜだ?日本代表はお前が子ゴリラの頃からの夢だったのだろう?」

大「今の俺にはもっと大事なものがあるウホ」

満「どういうことだ?」

大「この鹿島ウホ。チームの危機に離れるつもりはないウホ」

満「そうか…、ありがとう」

一方、同時刻、神戸の地。

朗「おーい、豆腐屋、代表入りの連絡が来たぞー!」

豆「お知らせありが豆腐!」

朗「でも、お前、膝は大丈夫なのか?リーグ戦休んでたろ?」

豆「心配ご無用ですよ!代表なら頑張ります!」

朗「おいおい、ウチも残留争い真っ最中なんだからクラブでも頑張ってくれよ」

豆「安心してください。ちゃんとほどほどにやりますよ。豆腐船に乗ったつもりで頼りにしてください!」

朗「そ、そうか…、よく分からんが頑張ってくれ」
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さて、ポロリ問題だ。

なにかがポロリと見えることではない。

ボールがポロリのことだ。

【GKの凡ミス】
ここ最近、鹿島アントラーズはGK曽ヶ端準のミスから致命的ピンチを招くことが増えている。

キャッチミスでゴール内にボールを落としてしまったり、自分の目前にいる敵FWにミスパスしてしまったりと。

フィールドプレイヤーのミスと違って、GKのミスは即失点に直結し得る。なんともハラハラドキドキ。

ミスの質にしてもGKにとって厳しくない状況での凡ミスであり、その回数も多いため、自然、ファンの目も厳しくなる。

例え失点しなかったとしても、GKのビッグミスは流れが悪くなる一因。

これまでの曽ヶ端の貢献、ビッグセーブの数を十分に認めたとしても、仮に今のペースでミスが続くようならレギュラーGK交代も視野に入ってくるだろう。

【「ポジションは奪うもの」の嘘】
サッカー界では「ポジションは与えられるものではなく、奪うもの」という言葉も聞かれるが、これは実際の現場では必ずしも当てはまらない。

チームが勝てている間、タイトルが獲れている間、それまでの主力選手を控えに落とすのはチームマネージメント上極めてリスキー。

基本的にプロサッカー選手は自分自身の能力に自信を持っている。

傍目にはそんなに良くないパフォーマンスでも、選手本人は大抵、そこそこやれたと思っている。力が落ちてきたように見える時期でも、本人はまだやれると思っている。

今、鹿島は勝てていないし、曽ヶ端にもミスが増えているが、それでも彼を代えるとすればリスキー。

チーム内の序列という意味で、彼はただのGKではない。キャリア的にも性格的にもチームリーダーの一人。

能力的には経験に裏打ちされたビシッとしたコーチング。そこは控えGK一番手の佐藤昭大であっても、どうしてもかなわない。

「出場停止」や「怪我」、「代表離脱」「連敗」もなしにリーダー級選手を控えに回すのは、よほど求心力ある監督でない限り困難を伴うものなのだ。

逆に言えば「出場停止」「怪我」「代表離脱」「連敗」は主力のレギュラー落ちが起こる一般的なタイミングと言える。

それだけに曽ヶ端にとっては、今シーズン残りも怪我せずやる、チームを勝たせることがレギュラーポジションを守る上で不可欠。

これまでも何度かミスが増える時期があった彼だが、その度に盛り返して周囲を納得させてきた。

そろそろ盛り返しどころ。

次戦の曽ヶ端には大いに期待。佐藤の準備にも期待だ。
声を出して応援したいのは山々だけれども、ゴール裏で応援するのはちょっと…という方は少なくないかと思う。

レプリカユニフォームを買うほどではないけど、カシマスタジアムでサッカー観戦するのは好きという方も少なくないだろう。

そんな方々にお願いというか、知っておいていただけると有難いことがある。

できれば、カシマスタジアムでの試合の際には、席種に関わらず、手持ちの服の中で「赤もしくは赤に近い色の服」を着て来場していただければ。

スタンドがチームカラーに染まると「オオッ!今日はスゲーな!」と選手のテンションも上がるというもの。

言うまでもないが今の鹿島アントラーズ。高楊枝&左うちわで勝てるようなチームではない。

ホームらしい雰囲気を作り上げて、それでやっと勝てるのではないか。

圧倒的ホームを作り上げるために、まず、形から入りたいもの。色は揃えたい。

その際、もしかしたらだが、「レプリカユニでもないのに赤い服来て誤魔化すのは恥ずかしい。ならば普通の服装がいい」と考える方も、少しはいるかもしれない。

それなら心配ご無用。

ここまでレプリカユニフォームの着用率が高いのは世界見渡しても日本やドイツくらいなもので、常識的にはクラブカラーに合わせた服装で十分以上。

一人でも赤い色の観客が増えれば、それだけ選手の視覚に訴える。サポーター同士でお互いにテンションを上げることにも繋がる。

ちょっとした努力、ちょっとした勇気だと思うので、カシマ来場の際には思い出していただければと願う。