鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
長居でのセレッソ大阪戦、鹿島アントラーズは2-1勝利!

試合全体はセレッソペースも、鹿島は要所を抑える。

25分、コーナーキックから岩政ヘディングの落としを大迫ペナ内で受ける。DFに囲まれていても大迫にとってはいないも同然。落ち着いてシュートに持ち込み、先制ゴールを流し込む。

しかし、38分。柿谷のアウトサイドを巧みに使ったテクニカルゴールで同点に追いつかれる。直前の岩政もドタドタしていたが、しかし、これはスーパーゴール。

後半もセレッソペース。耐える鹿島。

81分には本山を投入。いくつかパスが引っ掛かるも、敵の守備の的をズラすことに成功。セレッソはハイペースもたたり、勢いが止まってくる。

86分には小笠原FKから流れたボールを中村決勝ゴール。

勝負強さを発揮した鹿島が優勝戦線に残ってみせた。

【上手くても決めなければ】
セレッソはたしかに上手かった。

ボールを狩りまくる山口を中心に鹿島を圧倒。中盤の柴崎は手も足も出ない状態に陥ってしまう。

よくよく攻め立てられる鹿島であったが、そこは鹿島の絶対アゴ守護神。

シュートコースを限定させ、誘い込んでのセービング連発。

並のゴールキーパーであれば2~3失点は確実という攻められっぷりも、曽ヶ端の個人能力が冴え渡る。柿谷のスーパーゴールを除いては、至近距離からミドルまで全て守ってしまう。

【ウホウホウホ】
センターバックも曽ヶ端のシュートコース限定を助けた。

ひさびさで緊張するゴリラを援けようという意識が、青木や曽ヶ端に強かったように見えた。非常に岩政をフォローできていたと思う。

岩政は岩政で自らの手持ちの武器を把握していた。

前半は身体がイメージ通りに動いていないような不格好なミスもあったが、

それも現実として受け入れて、

無理して動き回ったり、難しいパスを出したりしないようにしていた。

中央にポジションを取り、その分、青木によく動いてもらって、岩政は声を出し最後まで踏ん張った。

押されまくっても最後は勝つ鹿島に岩政ありということか。

私個人的には、彼のドタドタぶりまで含めて、とても格好良く感じた。

一つ名誉挽回成功だ。

【勝つべくして】
岩政同様、シーズン通して苦しんだ中村のゴールも喜ばしい。

ゴールシーン以外にも、ドリブルで抜く場面や、綺麗なサイドチェンジもあった。まだフリーランニングの量や守備貢献は物足りないものの、これまでよりは持ち味を出してくれた。

そして、本山の投入。

セレッソはイケイケサッカーを続けて体力が低下したところに、本山の流動的な隙間に入る動き。これで守備の的を絞れなくなったように見えた。

終盤にはセレッソの勢い消失。

形の上では鹿島のセットプレイ2発だが、鹿島には耐えるだけの全体の集中力とゴールキーパー(曽ヶ端)の力があった。

いなすだけの戦術家(小笠原や本山)がいたし、セットプレイで決められるだけのキッカー(遠藤、小笠原)とターゲット(岩政)、フィニッシャー(大迫と中村)が揃っていた。

鹿島の勝負強さを、今日は出すことができた。

もう、ここまできたら岩政のように。

手持ちの武器を不格好でもなんでも精一杯使いきって、それで勝てればいいのだ。

最終節も、そうしましょう。



続きはブロマガを購入して楽しもう!
このコンテンツはブロマガ(有料)です。
購入すると続きをお楽しみいただけます。
ブロマガって何?
見た目は完全にゴリラ。

ボールコントロールはチーム屈指の不器用さ。

背番号は鹿島のDFリーダーを意味する3番。

敗戦後コメントにしおらしさは皆無。

自らのミスがあって負けても「チームのここが問題ウホ」と分析的で反感を買うことも。

しかし、彼の本質は結構なビビり。

試合前には緊張で眠れなくなることもザラ。

ゴリラはストレスに弱い動物だ。

だが、同時に天賦の才の持ち主。

圧倒的なヘディングの強さ。

セットプレイでのゴールセンス。

練りに練った守備技術。

身体を投げ出す度胸と体術。

そして、しつこい系のリーダーシップを併せ持つ。

努力と工夫を積み重ね、日本を代表するセンターバックにのし上がり、鹿島アントラーズの三連覇に貢献。

そこまでの実力と地位を確保してしまえば、33~34歳くらいまでは鹿島でのレギュラーポジションを死守するだろうと。

パフォーマンスが落ちてきても、ここぞの試合ではゴールを決めて評価を取り戻すはずだと。

それが、どうしたことだろう。

今季は悪いパフォーマンスが続くと、名誉挽回することができなかった。

まさか今季のうちに完全にポジションを失うことになろうとは、私は思っていなかった。

しかし、岩政がこのまま尻すぼみで終わっていいわけがない。

明日はきっと、やってくれるはず。

試合勘は欠けるだろうし、彼らしいドタバタ感が出てくるのは仕方ない。

そうであっても、とにかく手持ちの武器の全てを出しきってくれれば、とても嬉しい。

ウホウホウホウホーッ!

月刊アントラーズフリークス12月号が発売されている。

今号は特別な企画もあり、一際面白い仕上がりになっている。

【サッカーマガジンから見たアントラーズ】
サッカーマガジンとのコラボ企画は必見。

売り上げ減少著しく、週刊誌としての終止符を打つことになったサッカーマガジン。

私もほとんど読むことがなくなっていたが、昔は毎週じっくり読み込んだ。

初代編集長・千野圭一氏(故人)が住金時代からの鹿島担当だったことがある。

メディアは右も左もヴェルディ中心。

インターネットも月刊フリークスもアントラーズモバイルも無かった時代。

千野さんやセルジオ越後氏の鹿島アントラーズ推しは、本当に心強かった。

【山村&伊東】
巻頭に山村、続いて伊東のインタビュー記事がある。

山村と伊東の個性の違いが話にも表れている。

自らの長所短所を正確に把握し言語化できている山村。

攻撃サイドバックの理想像を非常に高く持ち、そこは歯に衣着せぬところもある伊東。

「大迫以後」の可能性を考えれば、山村や伊東がチームの軸になっていく。

彼らのサッカー観を理解するにうってつけの良インタビューだ。

【他チェックポイント】
・遠藤「タカ(前野)なんて、来年はいないかもしれないし(笑)」
・川島大地の半沢直樹モノマネ
・ジーコとエドゥ登場
・小笠原と八木のいい話
・梅鉢、自己推薦で岩政対談に登場
スポーツ報知にカイオくん(19歳・千葉国際高3年)への獲得検討が報じられている。

私は見ていないけれども、先週はアントラーズの練習にも参加。

見学者の方々からは、特に印象を受けたという声は聞かれないので、おそらく即戦力ではないのだろう。

ただ、100メートル11秒1(と報道されている)スピードは、サッカー選手として速い方。

それより速いと報道されている選手となると、宮市亮が10秒8。ウォルコット10秒3。C.ロナウド10秒6といった風になる。

とはいえ、サッカー選手の100メートルタイムというものは、陸上との計測が違う。実際にはそこまで速くはないと思うのだが、要はサッカー選手の中で、技術と両立した上で速いということが肝要。

…で、報道されるところで11秒1というのは、なかなか速いんじゃないかというレベルだと思う。

タルタ(2011年に半年在籍)が鹿島に来た当初は、練習でその速さが驚かれたものだが、カイオくんにそこまでのインパクトは聞かれない。C契約で将来性に期待といったところか。

いずれにせよ、サイドに置いて速い選手は重宝する。

全盛期よりスピードの落ちたジュニーニョも活躍中。

柴崎もかねてより、サイドをスピードで抜けて、彼からの対角ロングフィードを受けてくれる選手を希望している。

入団が決まったら、気長に応援していきたいと思う。
鹿島アントラーズの練習は、通常、鹿嶋市のアントラーズクラブハウスで行われる。

練習後には指定ゾーンにて「色紙等にサイン」あるいは「一緒に写真撮影」のファンサービスを受けることが可能。

ジーコやジョルジーニョといったクラブレジェンドは極力ファンサービスをする人であった。

「他に予定があるからファンサできない」ではなく「ファンサにかかる時間を最初から予定に入れておきなさい」という人であった。

ただ、伝統的に鹿島アントラーズには朴訥な選手が多く、また、過去、一部に迷惑なファンがいたこともあって、総じて積極的なファンサービスが行われているとは言えなかった。

ファンサゾーンを避ける抜け道から帰る選手も少なくなかった。

私個人的にはファンサに興味はない。

選手たちは、外せない都合がある場合、コンディションが悪い場合、どうしても気が向かない場合は、抜け道通って帰っても全然かまわないと思っている。

ただ、ジーコの教えが薄まっていることは懸念していた。

それに、目当ての選手がサッサと帰ってしまい、ガッカリしている普通のファンの姿を見ると残念な気持ちにもなった。

ところが近年、状況が変わりつつある。

ここ三年に渡って、快くファン対応できる選手が相次いで入団してきているのだ。

2011年入団の昌子源、2012年入団の山村和也、2013年入団の豊川雄太。

彼らは優しい人柄を素直に表現できる選手たちであって、彼らのファンサを受けたファンは、一様に「一気に好きになった!」と話してくれる。

特に、レギュラー選手になっても、いわゆる神対応の逸話に事欠かないのが山村。

ご年配や女性、子どもに至るまで「山村、紳士的ですごい優しい」「ファンが待っているの分かって、他の選手より早く出てきてくれた」「一旦は帰ったのに、自分たちに気づいてわざわざ戻ってきてくれた」など感激の声がしょっちゅう聞かれる。

もちろんコンディションを優先して欲しいけれど、できる範囲で、ファンを大切にしてくれるのは有難い。

わずか二年目の山村だが、ことファンサにおいて他の誰よりもジーコスピリットを体現。

山村だけでなく、全体的に、今の選手は優しくファンサしてくれていると思う。
鹿島アントラーズは小笠原、曽ヶ端、中田、本山の4選手に契約延長オファーを出すとの報せ。

(4人に)0円提示することはない」(鹿島幹部)と明言されている。

小笠原、曽ヶ端、中田たちはレギュラーで試合に出ており、本山も彼を超えるファンタジスタが出てきていない以上、契約延長オファーは極めて妥当。

功労者以前に、戦力として残留してもらう必要があるだろう。

そうなると「世代交代に逆行する」と見る向きも出てくる可能性はあるが、私はむしろ「時代に合っている」と捉えている。

なぜなら、昨今のJリーグでは中空現象が起きている。

日本代表級の中堅年齢選手は、ほぼ確実に欧州移籍。

安定したクラブチームを作るためには、移籍可能性の低いベテラン実力者を複数揃え、彼らの選手寿命を延ばしていくことが不可欠となっている。

Jクラブにおける30歳オーバー名手たちの相対的価値が高まっているのだ。

ここが強いチームは強い…というのは、今季のマリノスが実証済み。

鹿島もベテラン選手たちは良質、遠藤康という代表の枠から見逃される実力者がいて、若手も好素材が集中。

監督の采配次第、あるいは即戦力の補強次第で、79年組も、今よりもっと活躍できるだけのチームになると思われる。

もちろん、セレーゾ監督の前政権を体験しているサポーターで、冴えた采配を期待する者は決して多くはないのだけれども、

セレーゾ采配以上にどうにかなりそうだった補強については残念だった。

私自身は、正直なところ、ダヴィも中村も前野(それに野沢)も、シーズン前にはもっと活躍すると予想していた。

なので補強の不成功を認識することはできても、それでフロントを責める気にはなれない。

いずれにしても、今まで未知のブラジル人補強が下手な鹿島なのだと思っていたのだが、どうやら即戦力補強そのものが苦手らしいという結果になっている。

このへんは一人当たれば、すぐに評価逆転するものだから、今後、ダヴィ、中村、前野、西、それに、まだ見ぬ新戦力に期待したいところ。

大迫以外に勝てるポイントがもう一枚できるだけで、79年組も若手もやりやすくなるんじゃないかなあと楽観視している。

彼らには40歳ぐらいまで鹿島の戦力としてタイトル獲り続けて欲しいもので、今オフも契約合意に至って欲しいと願うところである。
鳥栖戦の担当主審は廣瀬主審。

今季第28節の鹿島×FC東京戦も担当している。

その時は鹿島の4-1大勝。

特段、鹿島に不利な判定がなかったため、鹿島サポーターの中からも「今日の主審は良かった」という声まで聞かれた。

個人名ではなく「今日の主審」とされる時点で、扇谷、家本、西村、吉田といった主審たちと比べ、名前と特徴が知られていないのが分かる。

それが廣瀬さんの特徴。

基本、インパクトが残らない。

それは黒子となるべき主審として素晴らしいことであるが、負の面として「退場」や「ペナルティキック」など大きな決断を避ける傾向がある。

家本主審や西村主審と比較し、視認能力が低い(※例えば、高評価されたFC東京戦でもラストタッチの見間違いが二度ほどあった)ためか、際どい決断を下す自信がないのかもしれない。

無難な試合は無難に捌いてくれるものの、コンタクトの厳しい試合では決断に欠けるように見えてしまう。ダヴィへのファウルの取り方など、雰囲気で吹いてしまうジャッジがある。

Jリーグ審判フリークの間では「そんなに悪くない」と評する人がいる一方で、「廣瀬みたいな曖昧のが大っ嫌い」という評もある。

基本的に不公平な印象を残す人ではないが、鳥栖戦については鹿島サポーターも悪い印象を抱くジャッジとなった。それには副審も相当に悪かったように私は感じている。

なかなか名前を覚えている人も少なかったかと思うが、この機会に廣瀬さんのことも覚えておきましょう。
昨日の鳥栖戦は1-2敗戦。

下位相手の負けは残念。

悔し紛れに言いがかりの一つもつけさせてもらうが、鹿島、弱かった。

青木の判断ミス(自陣でドリブル持ちあがってボール奪われ、決められた)が敗戦に直結したわけだが、

そこ以外見渡しても、どうにも弱い。

能力差はあるから押し込む時間帯は長かったけれども、

守備ではボールの奪い方がハッキリせず、攻撃でも三人目のフリーランニング少なく、

ただ漫然と押していて、メリハリに欠け、スコアで上回る決め手がない。

それは選手能力のせいなのか、監督力のせいなのか、

はたまた、両方なのか。

【最初から優勢のはず】
両クラブの選手&スタッフにかけている人件費は文字通りケタ違い。

2012年度の人件費、鹿島18.8億円。鳥栖6.1億円。

それだけで勝負の決まるサッカーではないけれど、約3倍、約12億円以上の投資の差がある。

投資が結果につながらないのも困る。

実際のピッチでは相応しい差が出なかった。

ただ、そもそも、鹿島の日本人若手だけなら、そこまで人件費の差はつかない。

【外国人選手の空振りが痛い】
投資分ほど強さを出せない一因として、高額投資した外国人選手が決定的な戦力にならないことが挙げられよう。

私は鹿島アントラーズの選手は、少なくとも技術的に上手くなければならないと認識している。

唯一、多少ボールコントロールが下手でも許されるポジションは「背番号3」の系譜のところだけ。

秋田、岩政のように、その分、空中戦で圧倒的な存在感を発揮して、セットプレイで点を取り、リーダーシップを発揮するならいい。

そこ以外の選手は、基本、ブラジル流の鹿島アントラーズである以上、上手くあって欲しい。

ダヴィは可愛いキャラクターで一生懸命なのは好感で、単独でも点を取る能力は突出しているが、

しかし、こんな下手でメンタル未熟な外国人をエース扱いの高額獲得していいの?

獲っちゃったら使わざるを得なくなるじゃない?

という不満は私にはあって、獲得前から喉から出かかっているのを抑えてきた。

点を取ってくれている時期ならば、皆と同じように忘れることができた。

だが、昨日はさすがに出てきてしまった。

鹿島に入った以上は頑張って欲しいし、応援するというのが私のスタンスだが、

ダヴィにはもっともっといい選手になってもらわないと。

監督には正しく毅然と混乱しない采配をしてもらいたいし、

強化部は来年こそは外国人選定を間違えないでもらいたい。

多少の選定ミスは許容するが、点を取るだけで下手なブラジル人は、私は鹿島らしくないと思う。

【「助っ人」とは「助けてくれる人」のこと】
昨日のように勝負弱くて許されるチームではない。

たしかに若手たちは未熟で、一試合素晴らしいプレイをしたかと思えば、次の試合ではJ2相当のプレイになってしまうことがままある。

小笠原も中田も明白にスピードが足りず、抜かれる時は無力感満載。

大迫のシュートミス、青木の判断ミスも敗戦に直結した。

だが、ダヴィのところ(それだけお金のかかっているところ)に、周囲とコンビネーションできるちゃんとしたブラジル人FWか二列目がいれば、他の不足を埋めて余りある。

三人外国人枠があって、核となる選手がいないのはいただけない。

ジュニーニョは助演俳優としてはいぶし銀だが、核ではない。

現在、一発大穴の大根役者であるダヴィが、主演を張るだけの選手になってくれれば、現編成でももっと勝ちを拾えた。

極論すれば、監督や選手の力が足りなくても、それでもチームを勝たせる選手を「助っ人」と呼ぶはず。

ダヴィはジュニーニョと違って「助っ人」「主演」待遇で獲得されている選手。

残り二試合は勝たせてもらいたい。
続きはブロマガを購入して楽しもう!
このコンテンツはブロマガ(有料)です。
購入すると続きをお楽しみいただけます。
ブロマガって何?
明日は第32節サガン鳥栖戦。

鹿島アントラーズはクラブハウスで調整を行っている。

すでに天皇杯を敗退している鹿島は、12/7広島戦を最後として残り三試合。

この時期になってくると今季のチームの見納めを感じてくる。

【今季開幕戦との違い】
開幕戦の対戦相手も鳥栖。

その試合でのアントラーズのスタメンには、ダヴィ、野沢、岩政、西が名を連ねている。

最近のスタメンと比べてみると、

ダヴィ→土居、野沢→遠藤、岩政→山村、西→伊東と、4人が入れ替わり。

一人一人を比較してみれば、明白に現スタメンが勝っているわけではない。

だが、セレーゾの求めるプレイを、よりできているのは若い選手たち。

単に成長を期待されて使われているだけではないだろう。

【昨季開幕戦は?】
ちなみに昨季2012シーズン、ジョルジーニョ前監督の開幕戦から現在もポジションを保持しているのは、曽ヶ端、青木(当時DM)、中田(当時CB)、小笠原、ジュニーニョ(当時FW)、大迫の6人。

なんだかんだで、彼らはJリーグにおける大物。

曽ヶ端も小笠原も年齢重ねて落ちてこない。

曽ヶ端は、もう10年以上、日本人ゴールキーパーで5本の指に入る実力を維持している。

昨シーズンはちょっと凡ミスが多くて衰えも心配されたが、今季は持ち直した。大ミスの少なさで言えばキャリア有数のシーズンになっている。

小笠原も、2008年の大怪我で一~二年ほどパフォーマンスが上がらず、2011年の大震災後にもガタッと落ちたが、昨季~今季と再び好プレイが増えている。依然として「代えの利かなさ」を強く感じさせる選手。

青木、中田、ジュニーニョらは、ポジションを変えて、そこでまた与えられた役割を果たしている。一流は場所を選ばずを体現。

そして、大迫は言うまでもない。彼については「いないと負ける」レベルになってしまっている。

【あとの5人】
彼ら6人のように、監督が変わっても、求められるプレイスタイルが変わっても、乗り越えてしまうくらいの選手を何人持てるか。

鍵を握るのは、その6人以外でスタメンを掴んでいる5人。柴崎、遠藤、山村、土居、伊東。

残り三試合は「彼らにはアントラーズを任せられるかもな」というパフォーマンスを期待したい。

それがなされれば三戦全勝という結果もついてくるだろう。
週末に控えたカシマスタジアムでの鳥栖戦。

今回は興味深い特別チケットが販売中。

以下、鹿島アントラーズ公式サイトより。

鳥栖戦(11/23)「レディース/ガールズスペシャルデー」特別チケットについて』(鹿島アントラーズオフィシャルサイト)

【対象試合】
11月23日(土) J1第32節 vsサガン鳥栖(14:00キックオフ)

【料金】
5,000円

【席種】
S、1M、1B、2M、2B、サポーターズシートの中から当日選択

【姫チケ(女性限定)イベント詳細】
11月23日(土) J1第32節vsサガン鳥栖(14:00キックオフ)

11:00(キックオフ3時間前) 
カシマサッカースタジアム隣接のカシマスポーツセンター入口にご集合ください。

11:00~12:30 
センター内特設のスイーツバーにてご歓談
 
12:30
選手バスお出迎え

12:30~13:30
スイーツバーにて再度ご歓談後、解散し試合観戦へ

※当日ご歓談時には、サッカー専門誌のライターさんによる特別座談会を開催する予定です。


【事前検討してみよう】
姫チケ料金は5000円となっている。

女性限定チケットであるから、ターゲットは価格にシビアだろう。

一つ一つ、お買い得度を検討してみたい。

【座席代だけなら3000円】
座種は「S、1M、1B、2M、2B、サポーターズシートの中から当日選択」できるとのこと。

この中で一番高い座種はSと1M。ファンクラブ前売価格で3000円(当日4000円)。

5000円(姫チケ価格)-3000円(座席代)=2000円。

【スイーツバー】
座席代を除けば、残りは2000円。

スイーツバーの中身が勝敗を分ける。

ただし、スイーツの種類や内容など詳細が知らされていない。

少しは情報を出して欲しいところだが、参考として鹿島セントラルホテルのアフタヌーンブッフェが1260円。

ハードルを上げるわけではないけれど、それくらいのレベルは期待。

鹿島セントラルホテルに負けないスイーツであると仮定して、2000円-1260円=740円。

【スイーツ以外のオプション】
姫チケには「選手バスのお出迎え」と「サッカー専門誌のライターさんによる特別座談会」も含まれている。

これらは値段がつけにくいものの、

参考までに「バックステージツアー」は1000円。
若手選手が登場する「フリークス公開インタビュー」は300円(ミュージアム入場料)。
「田中滋記者×本田泰人氏トークイベント」は2500円(ワンドリンク付)。

選手バスのお出迎え距離が近く、専門誌ライターさんと司会者が場を盛り上げることができるならば、740円で安い気もする。

ただ、ここも不確定要素が大きい。

【結局、スイーツバー次第】
女性目線、顧客視点に立ってみると、スイーツバーの質によってお得感が大きく上下してしまう。

事前情報から、スイーツである程度、担保が取れていれば(※座席代とスイーツバー代だけで4000~5000円相当という見通しが立つなら)、「お出迎え」「座談会」「ファン同士の交流」をプラスアルファ(=お得)のサービスに感じられる。

スイーツバー情報が今日、明日にでも少しは出てくれば「買い」をオススメ。

期待したい。
早朝に行われた日本代表×ベルギー代表の親善試合。

日本代表3-2勝利も、大迫勇也は20分の出場でまともにボールに触れる機会なく。

おそらく、守備であるとか敵DFラインを引き付けておくといったところでの働きはあったと思うのだが、テレビ観戦なので分からないことが多い。

いずれにせよ、柿谷の1G1Aの活躍と相まって、大迫は奮起する材料を持ち帰ってくるのではないかと思う。

まだ成長過程にある選手。

ヘディングの強さと、判断の柔軟性といったところでは、Jリーグにおいても伸びようがある。

ベルギー戦で不完全燃焼に終わったことで、その反発力を土曜日の鳥栖戦にぶつけてくれれば。

オランダ戦直後からの一般メディアの大迫騒ぎは、若干うるさかったところ。

正しく高評価されるのは嬉しいものだが、それも過ぎると面倒だ。

大迫自身も、まずはサッカーに集中したいはず。

スターシステムの対象は柿谷に任せておけば良い。

というところで、鹿島サポーター的にはベターな結果。

あとは、代表効果が多少でもJリーグに波及すれば。

結局、今回の欧州遠征成功の鍵になったのは、大迫(鹿島アントラーズ)、柿谷(セレッソ大阪)、山口(セレッソ大阪)、遠藤(ガンバ大阪)、西川(サンフレッチェ広島)といったJリーグ所属の選手たち。

少なくともサッカーに携わるメディア関係者様には、自国のリーグくらい、常日頃から自前で取材されておくことをオススメしたい。



オランダ戦での大活躍により、急激に知名度が上がっている大迫勇也。

たった一試合でこれとは。

鹿児島時代からの関係者や、鹿島アントラーズ関係者にしてみれば、あれくらいは「当然」のパフォーマンス。

鹿島のリーダーである小笠原満男に言わせれば、ようやく「小サコ」が「中サコ」になったところで、ポテンシャルはこんなものではない。まだまだ伸びしろがある。

もっといい時なら、オランダ戦でのプレイにプラスして、左右両足のスーパーミドルと、急速ターンを織り交ぜた突破によって、単独で試合を決めることすらある。

オランダ戦での大迫は、あくまで通常のプレイに過ぎない。

もちろん、出場チャンス自体が少ない日本代表で、大迫が通常のプレイをしてくれたことは鹿島サポーターにとっても大きな喜びであるわけだが、

それにしても、たった一試合でこれだけメディアに取り上げられるとは、逆に普段、一般メディアがJリーグに注目していないことが、よく分かるというものだ。

【とあるジャーナリストの悲劇】
一般メディアだけではない。

サッカージャーナリストであっても、ほとんどJリーグを見ていない人がいることが、よく知られることとなった。

例えば、ヤフーに載ってしまった河治さんのコラムなどは、今では失笑の種にされてしまっている。

改めて読んでもトンチンカンな中身なのだが、この一文を取っただけでもおかしい。

これまでよりポゼッションを取れなくなると予想されるオランダ戦、フィジカルの強いDFが揃うベルギー戦とも、現在の大迫が1トップで機能する見込みは柿谷より薄いと言わざるをえない。むしろ面白いのは柿谷と大迫を縦に並べる形だ

いや…、実際、機能していたのだけれども…。

火を見るより明らかな見込み違いコラムであるが、

しかし、これは、ある意味、気の毒なこと。河治さんは大迫に悪意を持って書いたのではない。

記事をキャッチーなものにするために、メインで推したい選手(この場合、柿谷)と、その対抗馬(ここでは大迫)という構図を作るのはサッカーコラム作りのセオリー。

最終的には両者共存に落ち着けるという、ある意味、ポジティブなコラムの「ハズ」だった。

対抗馬のところでミスが出てしまうとは、書き手にとっては予想しにくい。

河治さんの見通しとして、今回の大迫については柿谷に当てるための存在で、しかも、おそらく出番は少ないか、出たとしても活躍しないだろうと。大迫のことは過去の取材分の先入観で間に合うと。

私も、一応、毎日ブログを書いているから、そういったところに心理的隙が生まれて、信頼を失う記事を計らずも書いてしまうミスがある。

プロがやると評価減になるが、しかし、やってしまった河治さんには個人的に同情もある。

もちろん、大迫軽視には腹が立つし、プロは取材が甘くなるといけない。

河治さんは、たまたまヤフーに取り上げられてしまったがために職業上の不幸に見舞われたわけだが、

だが、どっちにしても、ちゃんとJリーグを見ている人が少ないのは変わりない。

ヤフーなどの人目の触れるところでは、「見ないで書く人」か「見てないから書けない人」で占められていたわけだ。

【スターシステムではなく単なる認知不足】
そんな状況であるから、代表戦での大迫の活躍に触れて、さも突然、素晴らしいセンターFWが表れたように報じられるのは仕方のないことである。

今、大迫報道の100パーセントは、鹿島サポーターや鹿児島城西以前からのファンはとっくに知っていることばかり。

毎年、着実に成長してきた選手。

これまで良かった時期も悪かった時期もあり、代表では挫折の方が多かった。

しかし、積み上げてきたものを、今シーズンに至って、ようやく安定して出せるようになっている。

チームの勝敗にも責任を持ってやっている選手であり、大きく報道されてのぼせ上がることもない。

さて、その大迫もベルギー戦での先発出場は不透明とされる。

実際、連係不足と国際経験不足はあるので、その点での不安はあるが、

能力的には二試合、三試合と変わらずハイパフォーマンスを続けられる器であることは間違いない。



土曜日に行われた天皇杯サンフレッチェ広島戦。

前半のうちに3点を奪われ、後半にジュニーニョ、野沢、本山を投入して盛り返すも及ばず。

伊東幸敏のプロ初ゴールという収穫のみを残し、鹿島アントラーズの今大会敗退が決定した。

【完敗】
優位に立てるはずのホームゲームで、攻守にコントロールされての完敗。

これがアウェイであれば、一体、どんな惨劇になったことか。

ホームだったおかげで、普通の完敗スコアで済んだことは、せめてもの慰み。

それくらい、一方的な前半。

大迫のいないチーム力を皆が知ることはできた。

(今季所属選手-大迫勇也)×セレーゾ監督で出せる力は、ここまでがやっとだった。

【後半活躍は割り引きも】
3失点した後の後半の盛り返し。

そこは、私個人的にはあまり参考にしない。

仮に同点に追いついていれば、それはポジティブな材料になったけれども、

ギアを落とした相手に1点止まり。

3点リードすれば、リードしている方はセーフティに傾く。

追う方は攻撃的に傾く。

ゆえに、後半投入で活躍した選手については、私は割り引いて見たい。

ただし、それにしても、ジュニーニョ、野沢、本山は相変わらず名手。それが誰にも分かるようにプレイしてくれた。

いくら攻めに傾く3点ビハインドであっても、それまでの選手構成ではスムーズな試合運びを望めなかった。

ジュニ、野沢、本山たちのファーストタッチの質、パスとドリブルの質、ボールを引き出す動きの質、守備の勘所を抑える質。

体力以外の、技術戦術両面において、ベンチスタートの三人の方がスタメンを上回っているじゃないかと。

総とっかえされてしまった二列目の先発選手たちには、特に奮起をお願いしたい。

【成長力を証明する伊東】
伊東のゴールは素晴らしかった。

映像で何度見返しても、胸がすくようなファインゴール。

まだ出場試合数が少ない彼が、早くも決めたことが素晴らしい。

右サイドバックが中に切り込んで左足で決められるとなると、チームとして攻撃パターンが増える。

逆サイドの新井場徹もよくやっていたが、彼の場合、悪いけどシュート精度が低すぎた。

筋持久力のある伊東ならば、長い距離をフリーランした直後のシュート力低下が少ないのかもしれない。

入団当初は線が細すぎて、守備で跳ね飛ばされてしまい、

かつ、内田篤人のような目の覚めるようなスピードに達しているわけではなく(伊東も速いが、普通の俊足レベル)、

これでは試合に絡むまで三年程度はかかるのではないかと懸念していたのだが、

二年目で早くもスタメンを掴み、初ゴールまで決めてしまった。

どうやらJ1トップレベルでやっていけるだけの成長力を有している。

このまま努力の質を高めていけば、名サイドバックになっていけるのではないか。

その点では、大迫同様、イケメンでないのもいい。

非常に楽しみな若者だ。
日本代表×オランダ代表は2-2。

世界屈指の強豪相手に価値ある引き分けを決めたが、それもこれも、大迫勇也(鹿島アントラーズ)1トップ起用の賜物だろう。

対人の間合いがJリーグと違うため、その点でいつもの圧倒的キープ力を発動できずボールロストすることがあったのは、大迫にしては珍しい光景であった。

そこは、さすがオランダ代表といったところか。

しかし、それ以外のあらゆるプレイにおいて、大迫は問題なく能力を発揮。

ポストプレイ良し、裏への引き出し良し、前線守備良し。

得点源としては、2点を追う前半44分。

長谷部にボールが渡るタイミングで、パスを引き出しにかかる大迫。

裏~DFの死角へのオフザボールの動きも彼は上手い。長谷部、ためらわず大迫へパス。

パスが来さえすれば、大迫のシュート技術は飛び抜けている。

滑らかにして高速コンパクトなシュートモーション。

後方からのパスをワンタッチでゴール左隅に流し込む。

半端ない高等技術なのだが、簡単そうにサラッとこなしてしまう。

これで、まず1点差。

更に後半15分。同点弾のシーン。

鹿島アントラーズの元先輩、内田篤人(現シャルケ)の切り込みから作られたチャンス。

ダイレクトパスがつながり、大迫、ワンタッチで本田圭佑へのラストパス。

本田、落ち着いて同点ゴールを決めた。

大迫は、このチームでの試合経験が数えるほどしかない。それでも一流同士のイメージ共有。本田を生かす絶妙のダイレクトプレイは美しかった。

この試合1ゴール1アシストの大活躍で、日本代表の全得点に絡む。

守備でも、ただ走り回るでなく、賢く効果的な追い込み。オランダビルドアップ阻害の先陣を切った。

少々バテてきた大迫がベンチに下がると、最前線の威力が攻守に低下。

その後、日本代表が加点することはなく、逆転のチャンスを生かせなかった。

だが、大迫ならば、今後、このレベルの試合に慣れされすれば、今日以上の活動量と打開力とコンビネーションと得点力を出してくる。

それくらい、日本人センターFWでは飛び抜けたポテンシャルを有している。

鹿児島城西高時代、高校サッカー史上最高のストライカーだった彼は、

Jリーグ一の名門である鹿島アントラーズでプロサッカー選手としての下地を作り、

いよいよ日本代表を勝たせる選手になってきた。

注目して応援していきましょう。



本日15:00からカシマスタジアムにて天皇杯4回戦。

対戦相手はサンフレッチェ広島。

【日本代表】
鹿島はFW大迫勇也、広島はGK西川周作が日本代表のため欠場。

大迫は最前線の攻撃起点であり、得点源でもある。

西川は最後方のビルドアップ起点で、最後の砦。

両者ともにチームの主要人物。

エースFWが欠けるのが痛いのか、第一GKが欠けるのが痛いのか。

【代わりの選手】
西川の代役は増田卓也。

山村の流経時代の同期であり、年代別代表経験者。

才能はあるが、プロでの経験は浅いと言える。

鹿島としては、ここを揺さぶっていきたいところ。

ただ、大迫不在は一人では埋められまい。

彼の仕事は、守備やリーダーシップまで含め、多岐に渡る。

代わりに出る選手は、ダヴィか、本山か、中村か、あるいは野沢か。

正直なところ、今季については期待通りの活躍に至らない選手たちであるけれども、しかし、今日の勝利に貢献してくれれば一気に名誉挽回となる。

誰であれ輝いてもらいたいもの。

それは十分に可能な選手たちだ。

いつも通り、必勝と参りましょう。



続きはブロマガを購入して楽しもう!
このコンテンツはブロマガ(有料)です。
購入すると続きをお楽しみいただけます。
ブロマガって何?
アントラーズモバイルの「スタッフダイアリー」コーナーは定番だけれども、

文章の短い「ロッカールーム」コーナーは見逃されがちかと思う。

11/11および11/13更新分は湘南戦ゴールについての記事。

小笠原と大迫の掛け合いや、大迫決勝ゴールの際の余裕っぷりが書かれていて面白い。

小笠原は当然として、大迫も「鹿島らしさ」を体現する選手になってくれている。

もう一つ、普段は読んでいる人が少ないであろう、週刊サッカーダイジェスト。



今週号には山村のインタビュー記事があるので、こちらもチョロッとチェックしておくことをオススメしておきたい。

「縦パスへのこだわり」と「このチームでがんばっていく覚悟」を持つ彼のことを、これからも応援していきたい。
先日の湘南ベルマーレ戦。

前半34分に湘南DF岩尾が2枚目のイエローカードにより退場。

テレビ録画を見直すと、実況・解説(両者、力のある方々だが)は判定に不服のある様子。視聴者も、そのようにリードされて仕方のないジャッジに見えた。

但し、著しくおかしな判定だったとは、私は思わない。

岩尾1枚目のイエローカードはフリーキックを蹴る際の遅延行為によるもの。

プレイ再開の笛が吹かれて、一度、蹴る動作に入ってから、それを止めて、そこからまだ迷っていると遅延行為と判断されることはある。岩尾がそうだったわけだが、鹿島でも青木だったか、同様に取られたことがある。

そして、岩尾退場に至る2枚目のイエローカード。

前を向いた大迫を倒したとされるもので、これ単体だったら2枚目であるし、若干辛いかなと感じるけれども、

但し、岩尾はその前にも際どいファウル(こちらは警告なし)をしており、

このプレイで警告でも不当ではない。

鹿島目線で言わせてもらえば、仮にここで見逃されて、その後もファウル覚悟のハードチャージを連発されては怪我の危険性も出てくるし、そうでなくとも対人で不利になる。

試合通して、湘南選手たちの闘争心は素晴らしく、その分、接触が激しかった。

普段、穏やかな遠藤康が激昂する場面が二度ほどあったが、

一度目は伊東幸敏への、二度目は西大伍へのアフターチャージに対してだ。

二度とも、伊東や西がボールを出した後の無防備な体勢に突っ込んできたもの。

もちろん、湘南選手は怪我させようと意図したのではなく、アドレナリン出まくって戦った結果として、鹿島選手への安全への配慮が薄まってしまっていたのだと解釈している。

経験の浅い選手、守備技術より体力が勝る選手ほど、気持ち入って警告対象のラフチャージをしてしまうもの(※鹿島でも、梅鉢や伊東や前野あたりは、まだ、この手の警告を受ける)。

見た目以上に危険なプレイが見られた。

前田主審は、おそらく試合の入りは「なるべく警告を出さないよう。退場者を出さないよう」意識して臨んだはず。

それがかえって裏目に出て、湘南選手はどんどんテンションを上げてしまった。

10人になってからも意気消沈するどころか、かえって攻め気を強めた。

結果、イエローカード乱発となった試合だが、その一つ一つの警告基準は、ほとんど間違いではない。

ただ、試合の入りのコントロールとして、むしろ、もっと早い段階で注意あるいは警告してしまった方が、結果的にカード乱発にならなかったのかもしれない。

フィジカルコンタクトが正当にして安全なものに抑えられれば、岩尾は退場せず、しかし、鹿島はもっとシンプルにボールを持てたのではないか。

本当に結果論だけれども。



かつて最強のライバルクラブとして鹿島アントラーズの前に立ちはだかったジュビロ磐田。

10年前には想像もつかなかったことだが、彼らのJ2への降格が決定している。

といっても、すでに彼らは往年の面影を残しておらず、私としては感慨が薄い。

最強期から10年以上も経過して、中山も名波も藤田もいなくなって、やっているサッカーが跡形もなく変わってしまえば、他サポーターから見ると中身は別物。

そこで、よく鹿島と磐田が比較され「世代交代の成功例(鹿島)」と「失敗例(磐田)」に分けられるけれど、

しかし、磐田は難しかったのではないか。

90年代後半から21世紀初頭のジュビロ磐田黄金期。

単に優秀なタレントが揃っていただけではない。

その全員が得意なプレイを存分に発揮して、誰も個性を殺して我慢することなく、それで11人が一つの生き物のように連動してしまうという。

奇跡的な巡り合わせでベストメンバーが揃ったようなチームであり、狙って作れるシロモノではなかった。

そんな幻のように強かったチームが跡形もなく消えてしまうのは仕方のないように思われる。

少なくとも、あの強さと個性を10年以上も持たせるには、よっぽどなクラブリーダーと予算がなければ不可能だったろう。

鹿島については、元の予算規模が磐田に比べ裕福。

ヴィジョンの部分でも根っこにジーコイズムを据えており、その実行者である鈴木満さんが十年スパン(現在は三年くらいのスパン)で、明確な意図を持って選手を揃えている。

それで上手くいってきたけれども、それはJリーグの中で鹿島が特殊。

ヨソではやりたくても、なかなかできない。

結果を出せずにGMや監督やベテラン選手が契約解消され、またやり方が変わるパターンが非常に多い。

鹿島以外のオリジナル10で降格歴がないのは、大企業がバックアップする横浜FMと名古屋。それに元が日本一のサッカー処であった清水。

10年も20年もJ1にいれば、降格する可能性は普通にある。

今回は磐田だったが、Jクラブサポーターのほとんどが通る道だ。

鹿島は世代交代しながらも、J1に居続け、かつ、変化しながらも鹿島らしさを残してくれている。

そのありがたみを実感しつつ、これからも応援していきたい。



●小笠原満男選手(鹿島)
「こういう試合をしているようでは勝っていけないと思う。みんな劇的なところに騙されているところがありますが、10人の相手にああいう試合をしてはいけない。どうかなと思います。(前半)陣地を変えたのは監督の指示です。(ゴールについて)コースが空いていたので。諦めない気持ちといえば簡単ですが、もうちょっとスッキリ勝ちたかったです」
(J's GOAL)

昨日の湘南戦。

前半34分に湘南DF岩尾が退場。

直後の37分、小笠原の直接FKがファー隅に炸裂。相手の心理的隙を突くタイミングで蹴ったことも見事だし、それに技術精度が高かった。

しかし、後半は小笠原のコメントしている通り「どうかなと思う」展開に。

【劇的決勝弾】
わりと難しい要素が揃っていたゲーム。

二週間以上試合間隔が空くと、チームとしてのパフォーマンスが目立って落ちる鹿島であり、

アウェイ苦手な今季の鹿島であり、

それに、対戦相手の湘南。

彼らは非常にモチベーションの上がる順位状況にいた。

下位チーム相手の試合だから簡単というのは、一方では真実なのだが、しかし、こと昨日に関しては、

湘南にとって残留の可能性を残している、絶対に勝ちたい一戦。

サッカーの守備は、ヤル気と体力のある選手に、一定以上の指導者が揃っていれば、相当に守れてしまうもの。それだけ守備優位のスポーツ。

鹿島は、その湘南相手に能力差と人数差を生かしてボールを回していなすことも、攻めてくる相手の裏をカウンターで仕留めることもできず。

湘南の機動力と攻撃への割り切りの方が目立ってしまう。

後半アディショナルタイムには、少々アンラッキーな跳ね返りのこぼれ球を難易度の高いシュートで決められ、同点に追いつかれる。

だが、そこで即座に反発力を出す鹿島と、

同点に追いついたことにより意志統一のバランスが揺らぐ湘南。

数十秒後には、西→遠藤→大迫と素早くボールが渡り、最後は大迫の個人能力劇場。

ペナルティエリア左で湘南CB大野と一対一に。

最後の時間帯でも一切、キレの鈍ることのない大迫の切り返し。

大野、読んではいたらしいが、バランスを崩しヒザをついてしまう。

大迫、シュートコースが空くと同時に急速コンパクトモーションからのグラウンダーシュート。

短距離をグインッと伸びるボールはキーパーの手が伸びるより先にゴール右下隅に突き刺さった。

鹿島の優勝可能性を残す、貴重な決勝ゴールを決めてくれた。

【それでも勝った】
少し前まではアディショナルタイムに同点に追いつかれれば、そのまま100パーセント終わりのチームだった。

今は大迫の決定力が凄く出ているので、こうして再度、突き放す可能性を持っている。

大迫の調子次第とはいえ、十分に残り試合も勝っていかれるはずだ。

こうなると「大迫頼み」と言われて仕方ないけれど、しかし、私は「○○頼み」のリスクは懸念しつつも「○○頼み」を否定するわけではない。

大迫は鹿島アントラーズの一員であり、大迫含めての鹿島なのだ。

攻撃連動が今ひとつであっても、大迫にボールが入ったところから勝負になる。

そのあたり再認識させられた一戦。

あとは最初に引用させてもらった小笠原のコメントのように、当然、このままでは良くないということ。

こういった戦い方になってしまうチームは、例えば大迫が不調であるとか、それだけで勝てなくなってしまう。

今シーズンは残り7試合。

ますます連係を上げて、個人能力を上げて、本当に強いチームへと最後の進化を遂げて欲しい。

とにかく、劇的でもなんでも勝てばいい。

小笠原がいて、中田も曽ヶ端もしっかりしているから、後からネット上であれこれ言わなくても選手たちは分かっている。

選手たちはほどよく反省しつつ、ポジティブに練習することだろう。
本日13:00からアウェイでの湘南ベルマーレ戦。

今日の試合含め、リーグ戦は残り4節。

天皇杯は決勝まで入れて4試合。

最大、残り8試合。

2013年型チームも最終章に入っている。

シーズン序盤や中盤であれば、多少、出来の悪い試合があったとしても、

「試合重ねれば良くなるはず」

とエクスキューズを持てたもの。

しかし、11月~12月および元日は成果を摘み取るタイミング。

そこでは今季の練習と試合の成果が表れなければならない。

伝統的に追い込み脚質のアントラーズ。

ラストスパートに強いとされる。

その理由として考えられるのは、一つはブラジル流のチーム作り。

鹿島歴代の監督がブラジル人ということがあるのだろう。大枠は与えるものの「上から一気に教える」ことをせず、選手の主体性を重視し「じょじょに微調整」していく傾向がヨソより強い。

このやり方は少々時間がかかるものの、完成すれば自在性がある。最大値が上がる。

選手間の息が合い、「小さな連係」同士がつながって「大きな連動」に変わっていくまで、時間がかかった。今季はレギュラー複数名が入れ替わっている。

正直、まだ完成とは言えないだろうが、それでも「2013年型チームはこれで最終形態」と言わなければならない時に来ているので、そう思い込みたい。

追い風として、気候が挙げられる。

連動が仕上がってくるタイミングで、涼しさにより運動量が回復することが追い風。敵のスカウティングを上回る力が出せる。

そして、最後に、これが重要だと思うのだが、勝負のアヤを知る監督と選手が揃っている。普通の勝負でも、大勝負でも変わらずプレイできる(※経験の浅いダヴィ以外は…になるが)。

今日から始まるラストスパートが楽しみだ。

勝ちましょう。



昨日、ヤフーのトップページにも掲載された『いまだ定まらぬザックジャパンの1トップ。タイプ違う柿谷と大迫をどう起用すべきなのか?』(フットボールチャンネル/河治良幸氏)。

日本代表に入ると普段見ていない人からも色々言われるんだなあ…という典型例かと思う。

河治さんは決して悪意のある人ではないけれど、代表中心に書く人は、どうしてもこうなってしまう。

国際Aマッチや欧州主要リーグを中心にチェックする試合数が多く、とてもJリーグの現地観戦がおぼつかない。

少ない観戦機会でパッと文章化してしまうあたりは、さすがプロと言えばそうなのだが、

毎試合集中してアントラーズを凝視しているサポーターからすれば「最近の大迫の試合ロクに見てないじゃん」と一瞬で丸分かりになってしまう。

これが今の時代の厳しさで、

昔であれば、大手メディアに取り上げられれば、それが正しくなり、既成事実化されたもの。

今ではどうだろう?

一ファンであっても「それは違う」「その人は取材ほとんどしてないのに分かった風に書いている」とインターネットを利用して反論できるし、そちらに説得力があり、その数が多ければ、ファンたちの意見が主流になる。

メディアも「言ったもん勝ち」できず、逆に力量や仕事ぶりを値踏みされてしまう時代。

但し、河治さんが今季の大迫をちゃんと見ていないのは確実にせよ、

少し河治さん寄りに見れば、

たしかに鈴木隆行ほど身体を張れるタイプではなく、

柳沢敦ほどスペースを狙い続けるタイプでもない。

そういった意味では、大迫も力を証明していく余地が大いにある。

それは議論によって白黒決着させることではなく、

ピッチ上でのプレイによってのみ証明される。

欧州遠征での出場機会が待ち遠しい。
昨日発表された日本代表メンバーに大迫勇也が選出された。

【欧州予選首位国との対戦】
大迫がA代表に入っただけなら驚きはしない。

国内の親善試合であれば、何とも思わなかっただろう。

今回の代表は欧州遠征メンバーゆえ、価値が高い。

対戦相手はオランダ代表とベルギー代表。

両者、W杯欧州予選を無敗。断トツのGL首位で突破している。

日本代表にとって貴重な強化機会であり、そこに大迫が選ばれたことは(鹿島の事情を別にすれば)、非常に楽しみ。

【第一覚醒完了】
今シーズンの大迫は完全にアントラーズのエースとして覚醒している。

2~3試合連続で活躍することは昨季までもあったけれど、今季は8割以上の試合で高パフォーマンスを持続。

マークを集中して引き受けていても、それを利用し味方をフリーにし、力強くポストし、抜け目なく裏抜けし、スキルフルにゴールを決める。課題だったゴール数は現在17ゴール。自己最多を更新中だ。

守備では力を抜くところは抜いて、ここぞというポイントでは猛然と追い回す。

昨夏までは「守備で消耗」「ポストプレイで消耗」することが目立ち、シュートまで持ち込めていなかった。

現在は全方面でクレバーに力加減できており、文字通りの万能型ストライカーになっている。

強いて言えば「ヘディングの得点力」と「Jリーグタイトル」の2つの要件のみ欠けているのだけれども、これも時間の問題で解決するはず。

私は特定の選手に頼りすぎるチームは危ういと考える方なのだが、鹿島の大迫は、そのレベルに到達してしまっている。

【限界突破機会】
Jリーグでは余裕が大きく、大迫は自身の限界値を試しようがない。

これまで封じられてきた中澤もチンチンにしたし、あとは森重がちょっと曲者というくらいで、大迫を止められそうなDFはJでは見当たらない。

そんな大迫がオランダやベルギーのDF陣と相対する。キャリア最高レベルの相手だ。

どう上回るのか。

あるいは封じられてしまうのか。

鹿島の選手ということを抜きにしても興味本位で楽しみ。

ザッケローニ監督と、日本代表チームに不安材料はあるが、しかし、大迫については自信を持って送り出せる選手。

たた、ひたすら、大迫を試合に出すようお願いしたい。



巷を賑わせている食材虚偽表示。

百貨店のおせちまで偽装されていたことが報道されている。

高島屋や大丸松坂屋、小田急百貨店などの大手百貨店が過去に販売したおせち料理の「車海老のテリーヌ」。

これの食材が、実際には高価な車海老でなく、安価なブラックタイガーであったとのこと。

まあ、ブラックタイガーも美味いから…

というのはさておいて、虚偽はよろしくない。

もはや、百貨店の信頼も揺らいでしまった。

私も昔、数万円の百貨店おせちを買ったことがあるのだけれども、道理で値段の割にマズかったわけだ。

家族が「美味くない」「見た目だけ」とブーブー文句垂れて誰も食べず。

私一人で頑張って食べたのを覚えている。

【実直のアントラーズおせち】
その点、アントラーズおせち(10月24日から予約開始)は安心だ。

まず、手がけるのは天下の紀文食品。

「エー、はんぺんと蒲鉾の紀文かー」「スーパーでお馴染み」「いつも食べてるよ」との声もあるのかもしれないが、

紀文食品は賜饌料理(※宮中祝賀行事の参列者に振舞われる飲食)調整を拝命する名門企業である。

今日から紀文食品を見直すことをオススメしたい。

その紀文食品と鹿島アントラーズのコラボならば、おそらく間違いあるまい。

このアントラーズおせち。

素晴らしいのは最初から「車海老」が入っていないこと。

お品書きを読むと「祝海老」と書いてある。

当然、ここに虚偽表示の入り込む余地は一切ない。おせちに海老を入れて「めでたくなーれ!」とおまじないをかければ、どこの海老でも祝海老なのだ。

海老以外を見渡しても、「産地」であるとか「ブランド」で誇張されておらず、味で勝負が伝わってくる。

ご時世にマッチした、迷いを生まない表示。

強いて疑いが入り込む余地があるとすれば、唯一「日南鶏西京味噌焼」が挙げられる可能性はある。

だが、そこは紀文さんと鹿島さんを信頼しよう。

仮に百兆分の一の確率で、何かの拍子に料理長がブラジル産鶏肉を使っちゃったとしても、我らはブラジルを愛する鹿島サポーター。「むしろブラジル産でオッケー!」と陽気に対応してみせる。

セレーゾ監督やダヴィ、ジュニーニョからすれば母国の味だ。

【おせち自作派にも箱が魅力的】
ちなみに私の家では、おせちを食べるとなれば自作。

手間はかかっても、伊達巻きであれ黒豆であれ、自作こそ圧倒的に美味い。

蒲鉾も自作蒲鉾は相当に美味いらしいので、次にトライするなら蒲鉾を予定している。

そんな我が家であっても、アントラーズおせちの箱は魅力的。

箱の質にもよるにせよ、あのアントラーズ紋章入りの箱は欲しい。

なので、問題となっている百貨店に予約しようとしていた方々には、是非ともアントラーズおせちをオススメしたい。

大丈夫、お値段は2万4千円(三段重)であっても、百貨店の4万円のにも中身も外見も負けないはずだ。

朝日新聞の電子版サービス「朝日新聞デジタル」
現在、置いてある書店には置いてある『ジャイアントキリング extra Vol.15』。



今号は移籍がテーマ。

ここで小笠原満男も海外移籍についての考えや経験談を話している。

かつて彼がイタリア移籍に至ったくだり。

当時の小笠原。

小さな怪我を抱え7割前後のコンディションであっても、鹿島ではスタメン盤石。

より高いステージに挑戦したい気持ちに傾いたという。

これと似た話は内田篤人(現シャルケ)にもある。



内田の場合も、鹿島において調整ばかり、強化練習しなくとも、体調不良であっても試合に出られてしまっていた。

その状況に甘えてしまう自分は、もう、環境を変えるしかないと。

小笠原にせよ、内田にせよ、移籍前には伸び悩み、頭打ちも否定できないパフォーマンスが続いていた。

その後の活躍を見れば、二人にとって海外移籍がプラスになったのは間違いない。

そこで得た成果を、小笠原は鹿島に還元してくれているし、内田も折に触れて鹿島へ恩返ししてくれている。

とはいえ、逆パターンもある。

この本でも小笠原が述べているが「若手の誰にでも移籍を薦めるわけではない」ということ。

中田浩二が某豆腐屋のクロアチア移籍直前に懸念していたことに尽きる。

「(移籍の前に)日本でまだやることがある」選手は、しばし腰を据えた方がいいのかもしれない。

いざ移籍しても中途半端に戻ってきて、Jで中途半端なプレイを続けるパターンに入ってしまうと、かえって遠回り。

中には二年連続所属クラブをJ2降格させ、その度に移籍して人望を失墜させてしまう輩もいる。

海外移籍は選手の夢。

腕のいい代理人をつけて、本当に欲してくれるクラブに、早すぎもせず遅すぎもしないタイミングで移籍できるといい。

現在のアントラーズに目を移すと、大迫勇也。

彼もJで突き抜けた存在になっており、おそらく7割程度の力でもスタメン盤石。

そろそろ動向が気になるところ。

ポジションや代表キャップ数を考えると、内田ほど格の高いクラブに高額移籍できるとは考えにくいが、

ただ、内田と同じ秋山代理人であるので、いざ移籍となれば悪い移籍にならないとは思っている。



試合のない連休中も、看板選手となるとスケジュールが埋まっている。

【トークショー】
11/3(日)アイフルホーム水戸南店ふれあい祭りに、小笠原満男選手と豊川雄太選手が参加。

同日つくばクレオスクエアふれあいトークショーには、中田浩二選手と土居聖真選手が参加。

私は行かなかったが、行った人たちからは良い雰囲気で楽しかったと聞いている。

そもそも人選が素晴らしい。

鹿島アントラーズの大看板、小笠原と中田。

朴訥な小笠原のトーク面でのサポートとして、その点でルーキーながら即戦力の豊川。

一人でも立ち回れる中田に帯同するのは、イケメン候補生として旬の土居。

スポンサーに対してもアントラーズの本気度が伝わるというもので、来場者も喜んでくれる鹿島最強メンバーを送り込んだ。

【後から生まれる者は先に生まれた者を超えるためにいる】
アントラーズのレベルも上がったものだ。

昔の看板選手であった秋田豊や本田泰人などは、ピッチ内での実力こそ一流でも、とかくルックス面に難があった。

子どもが怖がり、女性が喜ばない、むさい男しか集まらないという弊害を否定できず。

トークショーをしようにも若手まで戦力不足。

ロクに喋れなかった小笠原や、喋ってはいても勢いだけだった佐々木竜太さんらには、何ともヒヤヒヤさせられたものだ(※サラリーマンになった佐々木さんのストライカースクールはこちら→フットサルポイント両国インドアFコート)。

今ではどうだろうか?

年齢を重ねて、小笠原は戦国武将のような格好よさを身につけ、人前で話すこともできるようになった。

中田は相変わらずスマートでイケメン、弁舌さわやか。

若手も充実。

豊川は抜群の好感度キャラであり、昌子源に至っては女子向け雑誌サッカーaiで人気コラムを持っているほど。あの顔で。

【誰もが知る大看板】
見慣れているために有難みこそ薄れているものの、小笠原と中田の二人。既にアントラーズ史上、最高のレベルの実績を持つ選手。

アントラーズのみならず、日本代表キャップ数も多い。

ピッチ外でも、中田は芸能界との交流でも知られ、かつてJリーガーの華やかさを押し上げた一人である。

小笠原の東北支援も知られるところで、Jリーガーの社会的評価を押し上げる結果も生んでいる。

そんな二人であるから、名選手の引退試合があれば当然のように呼ばれることになる。

昨日は小笠原、中田、本山の三人が三浦淳宏引退試合に参加。

彼らのような選手がアントラーズに長く在籍していることを頼もしく感じる。

なかなか、このクラスの選手は出てくるものではないけれど、

常に一人ないし二人はいてもらいたいもの。

代表キャップ数50以上刻むような誰もが知っている選手。

そんな選手が、また鹿島から出てきて欲しいものだ。



続きはブロマガを購入して楽しもう!
このコンテンツはブロマガ(有料)です。
購入すると続きをお楽しみいただけます。
ブロマガって何?
ヤマザキナビスコカップ決勝、浦和レッズ×柏レイソル。

ネルシーニョ監督に率いられた柏が「らしい」勝負強さを発揮。

1-0勝利で3年連続のタイトル獲得を成し遂げた。

ブラジル人監督に率いられ勝利を重ねてくると、決戦仕様の戦い方、勝ち方ができるようになってくるのか。

一方の浦和。

ペトロビッチ監督「らしい」というか、レッズ「らしい」というか。

両者の「らしさ」が重なり、一言で言えば「勝負弱い」。

自分たちが正しいと信じる、いつも通りの戦い方。

そこには決勝仕様のスペシャルさがなかった。

【負けて喜ばれる】
鹿島アントラーズもそうなのだけれど、浦和レッズは負けて他クラブサポーターに喜ばれる希少なチーム。

浦和に特別意識のない私ですら、悪いけれど、ちょっぴり嬉しい。

興梠にタイトル獲られなかったのも、悪いけれど、ちょっぴりホッとした。

おそらく「浦和嫌い」の人であれば狂喜乱舞するほどハッピーなハズだ。

そのように考えると、浦和レッズの尊さを思わずにはいられない。

自身で敗戦の悲しみを受け止め、その代わり日本全国のJリーグファンに喜びを与えてくれた。

我らが鹿島アントラーズの場合、そこまではできていない。

他サポーターに「鹿島、負けろ。鹿島、負けやがれ」と念じられながらも、なかなか負けない勝負強さがあった。他クラブへのサービスがほとんどできておらず、結果、余計に恨まれたりもする。

浦和は、わりかし負けてくれるのだ。

【扇谷主審と山口副審】
ところで、興梠のオフサイドゴールを冷静にジャッジしてくれた審判団も讃えたい。

後半アディショナルタイム。

いつも通り、オフサイドの位置でこぼれ球シュートを狙う興梠。

狙い通りボールがこぼれてきたことろをシュート。ネットを揺らす。

興梠、山口副審がオフサイドの旗を上げていないのを確認してゴールパフォーマンス開始。浦和チームメイトも「とりあえず、喜んどけ」とばかりに歓喜の輪を作る。

しかし、副審。別にゴールを認めたわけではなく、オフサイドに気づいていなかったわけでもない。

それならセンターライン方向に向かって走り出している。

「主審との協議待ちですよ」を意味するステイ。

扇谷主審も好判断、好コミュニケーションで、キッチリ正しくオフサイド判定を下す。

地上波テレビ生中継で皆が注目する一戦。審判員のレベルアップを見せたと言える。

一般のJリーグファンにとっては、なかなか愉快な決勝戦となった。

…が、やはり鹿島が出られなかったことが全て。

今のチームで強くなって、来年は優勝しましょう。