鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
さて、やっと開幕戦。

明日、3月1日(土)14時。ヴァンフォーレ甲府ホーム扱いの国立競技場。

完全に中下位扱いを受けている鹿島アントラーズが、これから起こす大旋風を想像するとワクワクして仕方がない。

さながら桶狭間の戦いに臨む織田信長、赤壁前夜の周瑜公瑾。

鹿島のチーム状態、コンビネーションの完成度という点では、

おそらく、開幕戦が最低値になる。

最後の外国人選手は獲得間に合わず、ルイス・アルベルトのコンディションも上がりきっていない。

なおかつ、日本人メンバーまで固まらず。

いやはや、たしかに過去最低レベルの期待値も納得だ。

だが、何度だって言わせていただく。

悲観する必要は全くない。

開幕が最低値ということは、あとは上がる要素が非常に大きいのだ。

今、鹿島の誇る有能な若手たちが、千載一遇のチャンスを逃がさんとモチベーションを上げてきている。

それにセレーゾ監督が冴え渡れば、十分に勝ち点3を頂戴できる。

序盤のうちに勝ち点を確保すれば、あれよあれよという間に鹿島は上にいくのだ。

そんな絵しか浮かばない開幕前夜。

楽しみましょう。
サッカー観戦未体験の方が、初めてカシマスタジアムに来て感動するモノ、とりあえずの四つ。

【其の壱】
遠方に見えてくる巨大建造物。それは翼を広げた神話上の生き物のよう。

近づけば近づくほど、壮大さが増す。

初めての鹿嶋で、初めてカシマスタジアムを訪れれば、絶対に心動く。

【其の弐】
入場ゲートをくぐると、広がるコンコース(通路)と、ひしめく売店。ハム焼きの煙。賑わう人々。

さながら、祭り。毎試合、季節の祭りであり、B級グルメ祭りであり。

サッカー場なのに、こんなこと行われていたのかとビックリするはず。

【其の参】
ピッチの芝の美しさ。

鮮やかな緑。

昨冬の張替後は、ますます綺麗になっている。

【其の四】
スタジアムDJの声、シャウト。

カッチョイイ選手紹介とゴールアナウンスは、一度聞いたら忘れられないもの。

声質、英語の発音、ノリの良さ、抑え、敵味方ゴール時のテンションの使い分けなど、実力スペシャルなDJ。

1993年のJリーグ開幕以来、カシマスタジアム担当はずっと彼。

上記4つは、鹿島サポーターがスタジアム未体験の方に自慢したいもの。

ただ、今夜、そのうちの一つに関する重要な公式リリースがあった。

スタジアムDJダニー石尾さんが休養』(鹿島アントラーズ公式サイト)

肝臓がんとのことで、一時休養も致し方ない。

しかし、ダニーさんの声は代えが利かない。

彼の声は、カシマスタジアムの声そのもの。

例えば、これまでも天皇杯カシマ開催ではダニーさん不在であったが、

その際のカシマスタジアムは、私の感覚では、なんとも気の抜けたように感じてしまった。

声というものは魂を最も表現するものであって、

カシマスタジアムのMAXパワーを存分に引き出すために、ダニーさんが不可欠。

一刻も早いカムバックをお待ちする。

待つ身となるアントラーズとしては、

ダニーさんに心配をかけないためにも、ますます負けられない。

お互いにモチベーション上げていきましょう。

やってやりましょう。
各媒体での予想順位も出揃った今、「ダメなフリ作戦」について述べても良いだろう。

これは決して冗談などではない。

【失敗に見えた練習試合】
数多く練習試合が組まれ、その全てで内容が芳しくなかった。

内容だけでなく、せっかくのテストマッチであるのにメンバーを固めず、主に「若手」と「ベテラン」でチーム分け。これでは連係作りの効果がない。

大迫が抜け、補強が上手くいかなかったことに加え、チーム作りまで出遅れた。

以上が世間一般的な評価。

おかげで予想順位は軒並み低く、鹿島サポーターからの期待値も上がらず、チケット売上が芳しくない。

これらは「ダメなフリ作戦」のデメリットに挙げられる。

【スカウティング不能】
だが、現場にはメリットもある。

おそらく他クラブ関係者も訪れたであろう練習試合。

参考にならなかったはずだ。

「これといった選手はいない」

「ダヴィも、柴崎も、特別好調なわけじゃない」

「連係もない」

「セットプレイも怖くない」

どんなに警戒しようとしても、難しい。

スカウティングをした他クラブは、確実に油断する。

気を引き締めようとしても、ついついニヤけてしまう。

「鹿島、弱し」と。

鹿島は力を隠すことに成功した。

【隠すだけの力があるのか?】
冷静を自認する方であれば「実際、今の鹿島は弱い」とおっしゃるだろう。

たしかにPSMと練習試合を見れば弱い。

これでシーズン通して本当に弱かったらどうしようもないところだが、私は、そうだとは思わない。

今からでも各部署でやるべきことをやれば、戦えるだけの下地がある。

選手に目を向けてみると、現時点で日本代表に定着する大物は見当たらない。

しかし、将来は代表の主軸を張れるレベルの逸材と、

また、限定的な起用法であればハイパフォーマンスを発揮する往年の名手が多く揃っている。

しかも、FWと二列目を除いてだが、厚みが増している。

例えばセンターバックのポジション。

今はちょっと山村が調子上がっていないように個人的には思っていて、

だけれども、昌子が上がっている。

植田も昨年より、だいぶ良くなった。

これで仮に、シーズン最初は昌子や植田が出て、それで勝っていければ良いわけだし、

彼らの弱点がスカウティングされてきたり、疲労によってボロが出るようになってきた時には、

山村を使うという手段も選べる。なにせ全員に伸びしろがあり、器の大きさがある。

なおかつ青木と中田もいて、彼らに想定以上のプレイは難しいにせよ、着実に計算通りの力を発揮してくれる。

CBだけでなく、他のポジションを見渡しても、二列目とFWと除いては競争力がある。

左SBでは、昨季今季と前野&山本脩斗を獲得できており、守備的であるなら中田がいて、昌子も可能。

右SBでは伊東が成長し、西も残留している。

ボランチでは、小笠原とも柴崎とも違うタイプのルイス・アルベルトを獲得できた。

明らかに薄いのは二列目とFW。

即戦力の期待もある赤崎のコンディションが、負傷明けの影響かキレキレと言える状態に上がっていない。

大迫を失った土居が、ダヴィと合わせるのに苦労しているのもある。

しかし、ここは強烈な外国人選手一人獲得できれば、状況が一変する話。

【最後のピース】
若手の奮起は絶対に必要。

ベテランのコンディションも大事。

サポーターやスポンサーの支えは、当然、不可欠。

セレーゾ監督には、今だかつてないほどの名采配をしてもらう。

そこまでできれば、鹿島は相当やれるはずで、

プラスして有力助っ人の獲得成功があれば文句なくワクワク。

…ということで、もうビミョーな選手ならいらないので、

くれぐれも、鹿島が獲得できる最良の選手をお願いしたいと思っている。
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ブロマガって何?
スカパーのJリーグ開幕前特番。

恒例の順位予想が行われている。

鹿島アントラーズの予想順位。

OBの秋田さんが6位に推してくれている他には、

5人の解説者の予想。9位、10位、11位、11位、11位と、軒並み、中位以下に位置付けられている。

昨季5位のチームが、ここまで低評価で一致するのは、通常であれば納得し難いもの。

これにはエース大迫の退団が大きい。

昨季の鹿島は、前線の大半の仕事を大迫に依存していた。

その大迫が抜けてからの新しい形が見えていない。

シーズン開幕直前での、この評価。

鹿島クラブ史上で屈指の低さになる。

それは別に悲観することではなく、そうであるなら、本来の鹿島らしく。

ダークホースから快進撃を見せてやろうという気になれば良い。

三連覇期には「王者・鹿島」とか喧伝されたものだが、そんな高評価は根っからのサポーターには一切無用。

「鹿島が低評価を覆してスカッと勝つ!」

これがアントラーズを応援する元々の醍醐味。

しばらくぶりに得られた低評価、実に応援し甲斐がある。

プレシーズンの散々なテストマッチにしても、セレーゾ監督の必殺「ダメなフリ作戦」だったのではないか。

他クラブや解説者を油断させるためだったに違いない。あれが本気のわけがない。

11位予想を覆すのが今から楽しみだ。
Jリーグ・アンダー22選抜の登録選手に6選手が選出』(鹿島アントラーズ公式サイト)

J3に参加するアンダー22選抜に、鹿島からは、豊川、植田、伊東、宮内、小泉、杉本が選出されている。

カイオ(※日本生まれでないため、参加不可)を除いた、高卒三年以内の選手たちだ。

選抜チームにこれほど選出されるとは、これは久々の黄金期到来か…!

と、盛り上がりたいのは山々なのだが、

規約によると『所属選手を特別参加枠チームに参加させるJクラブは、試合参加料として、1 試合ごとに、選手1名につき 35,000 円 ( 税抜 ) をJFAに支払うものとする。』(Jリーグ公式サイト)とある。

つまり、アントラーズがお金を払って、若手6選手を実戦研修に出すというものである。

この選抜チームはJ3の試合の度に集まり、試合後は解散。

メンバーの大枠こそ決まっているものの、試合出場メンバーは毎回シャッフル。

これで真剣勝負の経験になるのか、彼ら若い選手に必要な責任感を得る機会になるのかは心許ない。

そういったデメリットは、この企画に携わった誰もが承知していることであろうが、

それでも、若い選手がクラブで紅白戦しかできないよりか、ずっといいと言える。

6選手にとっては、せっかくのチャンス。

もし、こちらの試合に出ることになったら、鹿島の選手らしくやってきてもられば。

自己アピールにとどまらない、チームの勝ちにつながる本当のいいプレイをお願いしたい。
大迫勇也の移籍後2点目となるゴール動画。

大迫が半端ないトラップから2ゴール目 Yuya Osako Goal 2月22日』(YouTube)

ゴールに背を向けたまま、めっちゃトラップして、半端ないテンポでのシュート。

これだけのプレイが当たり前にプレイ選択のうちに入っているんだから、そりゃ、凄い選手なわけだ。

大迫は、まずまずの調子を維持している様子が伺える。

ただ、1860ミュンヘンというチームについては、とても1部を狙える状態ではなさそう。

他の選手たちが総じて上手くないし、ホームでも失点が多すぎる。

とはいえ、さすがはドイツ。2部とはいえ、それなりに観客が入っているようだし、

それに大迫ゴール直後の、

(場内アナウンス)ユーヤ!

(観衆)オーサコー!

(場内アナウンス)ユーヤ!

(観衆)オーサコー!

と繰り返される大合唱は気持ちが良い。

大迫が助っ人外国人選手として頼りにされているのが伝わってくる。

ドルトムントに行った頃の香川にも、まったく劣らない器の選手。

もっともっと活躍するだろう。

さて、今の鹿島にも、それくらいの助っ人が欲しいところ。

これだけスペシャルな大迫が抜けているのだ。

ブラジルに行った満さんが、また微妙なの連れてこないよう切に祈っている。
昨日、カシマスタジアムで行われた練習試合。鹿島アントラーズ×東京ヴェルディ。

【最後の練習試合】
今オフは多くの練習試合が組まれ、予定では、この試合が最後。

前半の鹿島は若手主体。

後半は小笠原とダヴィを抜いたベテラン主体。

前半は形を作れず0-2。

後半は形は作るも0-0。

【若手のみでは】
黄金期であれば「鹿島は控えチームでもJ2相当の力がある」と言えたかもしれないが、

今現在、若手だけでJ2と試合するのは、現実的に厳しい。

チーム総合力で劣ってしまうので、互い互いのサポートが効かなくなる。

個々の長所を出すより、短所ばかりが表に出てしまう。

梅鉢のポジショニングの悪さ。

伊東の背後への守備対応の鈍さ。

山村の危機管理速度の遅さ。

植田の繋ぐ意識の弱さ。

土居や豊川のファーストコントロールの甘さ。

赤崎のファーストディフェンダーとしての機能性の低さ。

全般には弱点の方が目立っていたと言える。

ただ、彼らの攻め気、攻めのセンスには面白いものがあった。

山村フィード→伊東攻め上がりクロス→豊川らが入ってくるパターンなど、磨けば武器になる可能性がある。

個人的には、今の時期ならば、若手とベテランを融合してチームを作り、自信と連係をつけさせる方が好みではある。

なにせ、最後となる昨日の時点でも、これまで行われてきた練習試合とやり方が変わっていない。

選手たちに出番を与えることが主であり、チーム固めに移行していない。

そのあたり、セレーゾは最後の最後まで、若手の中から奇跡的な進化を遂げる者が出るのを期待したのかもしれない。

前半も後半も出場した昌子は、器用に左SBとCBをこなしてくれており、重要な手札になってくれそうだが、

セレーゾ監督のやり方は連係構築を後回しとするやり方であったので、

もう一枚、二枚、若手が台頭してこないといけない。

【名手揃いは自明の理】
試合としては、後半の方が楽しみやすい、エンターテイメント性の高いものだった。

J2ヴェルディの、更に層の落ちる後半のメンバーが相手という条件を差し引く必要はあるが、

本山と野沢、柴崎がいると、さすがにパスが回るし、

青木が最終ラインにいると、クリアもカバーリングも安定する。

戦力的に上回るため相互補完も作用し、全員がやりやすい様子が伺えた。

度々チャンスが訪れ、ホーム寄りメインスタンドからは歓声が上がる回数が増えた。

とはいえ、ならば後半のメンバーでJ1で勝っていけるかといえば、疑問が大きい。

やはり、結局は点を取れなかったこと…

は、まだいいとして、

ガッとチームとしてボールを奪いにいく守備圧力がない。

それが、ここぞのタイミングでも出せない。その可能性も持たないことで、巧いけれども強さがない印象を受ける。

このメンバー主体であるならば、現実的に、組み立てを犠牲にしてダヴィを入れ、彼の個人能力を押し出して点を取ることになっていくだろうか。

【ルイス・アルベルト】
ルイス・アルベルトであるが、これまでで一番、動けていた。

先々週までと比較すると、圧倒的に動きの量が増えた。

何人かの初見の方からは、助っ人として物足りないという感想は聞かれたけれど、

しかし、それでも、ずいぶん良くなっている。

中盤の底の急所となる位置に陣取って、シンプルにパスを散らし、混戦の守備ではサッと足を出してボールをつつき出したりと、

数は多くないが、プレイ機会が増えている。

このペースで動きが良くなってくるのであれば、活躍の芽が出てくるのではないか。

怪我なくコンディションアップしてくれることを期待しましょう。
中田浩二選手の結婚が報道されている。

私は芸能人とかスポーツ選手の恋愛ネタや結婚ネタに全く興味がない人間なのだが、

なぜだろう、

中田選手の話には、とても嬉しい気持ちになってしまった。

こんなにホッとしている自分に軽くビックリだ。

いやあ、でも、よかった。

全部抜け落ちる前に決まって、めでたい。

中田選手くらいの男前なら、禿げあがってからでも結婚できたとは思うけれど、

残っているうちの方が、何かと都合がよい。

おめでとう、中田選手!

末長くお幸せに。
まず、重要ニュースから。

積雪の影響により山梨中銀スタジアムでの開催が不可能となった3月1日(土) J1第1節甲府×鹿島。

国立競技場での代替開催が正式発表されている。

決まったことは決まったこととして粛々と対応していきたいが、

ヴァンフォーレ甲府は今回の件で多大な緊急出費を強いられている。

日刊スポーツ報道では、代替開催により数千万円の追加支出ともある。

ここは、多くの鹿島サポーターがチケットを買うことにより、少しでもお手伝いになればと思う。

なお、3月8日のカシマスタジアム開幕戦(対仙台)では募金が予定されているので、こちらも広くお知らせしておきたい。
東京ヴェルディとの練習試合について』(鹿島アントラーズ公式サイト)

明日2/22(土)14:00から、カシマスタジアムにて東京ヴェルディとの練習試合が予定されている。

練習試合ということで、チケット不要、駐車場料金無料。

但し、鉄道、高速バスともに試合日用の運行は無いので、公共交通機関ご利用の方はご注意あれ。

クラブハウスでの練習試合と違って、座席に余裕があること、高い位置から見られるのがありがたいところ。

寒さだけがデメリット。

夏は涼しく、逆に、冬は比較的温暖(先日の大雪時も雨しか降らなかった)な鹿嶋にあっても、カシマスタジアムだけは寒い。

明日はメインスタンドのみの開放で大部分が日陰。

サイドスタンドからサイドスタンドへ吹き抜けていく冷たい浜風と相まって、体感温度は相当に低くなることが予想される。

行かれる方は、防寒を怠らずに準備して出かけましょう。

両者チーム怪我なく、いい最終調整になればいいなと思っている。
3日前の報道になるけれども、

【鹿島】強化責任者、新外国人獲得へ急きょブラジルへ』(スポーツ報知)

我らが鈴木満さん(鹿島の強化トップ)が新外国人選手獲得のためにブラジルに飛んでいるとのこと。

満さんといえば、微妙な外国人選手を高額で獲得することで世間に知られている人物。

「カシマ」「スズキミツル」と言えば、ブラジル中の悪徳代理人から絶好のカモと認識されているとか、いないとか。

しかし、私個人的には、満さんの外国人選定というもの。

一般に言われるよりかマシなイメージがある。

なんでも鑑定団に例えるならば、

「骨董が趣味の親父さんが、旅先の海外の骨董品屋で一目惚れして買い付けるパターン」くらいには、本物を引く確率があるのではないか。

これは、十中八九、贋作を掴まされるパターンであるも、

ごくたまーに本物の場合がある。

私は、その可能性に賭けてワクワクしているところ。

気楽に朗報を待っている。
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ブロマガって何?
スター岩政の動向をフットボールチャンネルが伝えてくれている。

【現地で直撃】岩政大樹はなぜ鹿島からタイへ移籍したのか? 元日本代表選手の“新たな挑戦”を追う』(フットボールチャンネル)

本来であれば、NHK特集や情熱大陸などの有名テレビ番組にも取り上げられて欲しいスター岩政。

しかし、そこは奥ゆかしい男。

おそらく数多の取材を断って、限定したメディアにのみ応じているのだろう。

彼の言葉にはサッカーの枠を超えた名言が散りばめられている。

例えば、

ただ、僕は物事には必ず良い面、悪い面の2つの要素があると思っています。出来事自体に意味はなくて、意味を持たせるのは自分自身。

これは、会得するかしないかによって、人生のスタンスが180度変わるほどの価値観だと思う。

まだ会得していない若者には、ほとんどピンと来ないはずであるが、

会得した者は、それまでよりも悲観すること、絶望すること、他者や自分自身を裁くことが極端に減り、人生がスムーズに流れ始める。

会得しない者は、苛立ちと徒労感を常に抱えている。

メンタル面での重要なコツの一つであるも、年齢を重ねても会得しない者はいるし、若くして会得する者もいる。

岩政は、やはり、ただのサッカー選手ではない。

彼の実体験からの発見、そこから紡ぎ出される言葉は今後も楽しみ。

Jリーガーとして十分に成功した彼。

しかし、きっと、彼の本領はセカンドキャリアにこそあるのではないか。

タイで健やかにやってきて欲しい。

現役選手としての大活躍の報も待っている。
本日、アントラーズクラブハウスグランドで行われた鹿島×グルージャ盛岡(J3)。

【雪中大移動】
対戦相手のグルージャ盛岡。

バスが大雪の影響を受け、49時間かけての鹿嶋入り。

本当にグルージャの皆さんには、大変なご苦労の上、来てくださってありがたい。

それだけに、コンディションは明白に重たい様子がうかがえた。

個々の出足、攻守の切り替え、コンパクト性。

いずれも一定値に達していないように見えた。

ただ、鹿島アントラーズとやれるのを楽しみに来てくれたことは、よく伝わってきた。

いいキッカーがいたし、他の選手たちもコンディション不良ながら意気はあったと思っている。

セレーゾ監督がピッピッピッピッ笛で止めることにも、よく付き合ってくださった。

【セレーゾ主審の真骨頂】
アントラーズとしては、正直なところ、相当にやりやすい相手であったのは間違いない。

試合環境にしても、ピッチコンディションが良く、風は穏やか、日差しもあって適度に温かく、力を発揮しやすかった。

45分×2本の普通の練習試合をすれば、高い確率で10点以上差がついてしまう力差+コンディション差。

こういう時、セレーゾ主審は積極的に試合に介入してくる。

同じJ3との練習試合でも、例えば先週のY.S.C.C.では、ほとんどセレーゾは流していた。

アントラーズとY.S.C.C.が拮抗していたからだ。介入せずとも接戦になった。

今回は、そうではなかった。

セレーゾなら開始1分もせずに、見学者でも開始5分もすれば、アントラーズのワンサイド確実と見て取れる立ち上がり。

そう判断するや、「前半から一方的にならないよう」「ワンサイドになって両者の集中力が途切れないよう」、鹿島の流れになりそうな潮目で、絶妙な(いやらしい)タイミングでピピッと止めてくる。

選手に気を抜く暇を与えないためか、鹿島ボールかと思いきや、即座に盛岡ボールにしたり、突如、盛岡にPKを与えたり、

少々やり過ぎという面はあるにせよ、練習試合に負荷をかけることに成功している。

毎回感じるけれども、セレーゾのピッチ内での読みは鋭い。

この人はテクニカルエリアよりも、ピッチの中にいることで一番能力を発揮する。

【テクニシャン、やりやすい】
グルージャ盛岡のプレッシャーがかなり甘かったため、鹿島の中でも技術の高い選手は力を発揮しやすかった。

小笠原のファインミドルは胸がすくような綺麗な軌道であったし、

本山のスルーパス、野沢のヒールリフト。この二人はボール扱いにかけて名人。ひさびさに練習試合の中で名人技を連発してくれた。

中村充孝の、DFをかわしてからのシュート。これは待ちに待った形であるが、2ゴールも見ることができた。

結局、スコアは8-3くらいだったと記憶している(※追記、公式サイトによると7-3)。

鹿島のゴールは一重に個々の能力差。

それに、本山がいる時に野沢らが絡んだパスワークに拠るもの。

本山を抜いたメンバーでの新たな攻撃コンビネーションらしきものは、今のところない。

鹿島の失点はセレーゾが与えた強制PKと、直接フリーキックとセットプレイ。

PK以外の2つは曽ヶ端がいない時で、曽ヶ端の統率があれば防げた性質のものでないかと思わないでもない。

控えゴールキーパーのレベルアップは隠れた懸念材料。

今日については、若さやパワーやスピードが売りの選手より、経験のある選手やテクニックのある選手の方が目立っていた。

前半はダヴィ+若手+青木+曽ヶ端のメンバーで45分。後半はそれ以外のメンバーでなんと65分以上(※追記、あんとランドによると60分)。

後半の45分を過ぎてからは、いつ終わるか分からないという心理状態で、選手の集中力的に、ちょっとつらかったかもしれない。

その時間帯、中田浩二のリーダーシップが印象的。

彼は大部分の時間帯で比較的淡々とプレイしていたのだけれども、最後の最後に味方の集中力が切れてくると見るや、叱咤激励モードに切り替わる。

CBとしては基本的なプレイ以上のものは、ほぼ見受けられないものの、こと統率という点において巧みに勘所を掴んでくる。

…といった具合に、攻守のパワーが要らない試合であれば、79年組は名手揃いであることが改めて確認された。

ポカポカ陽気で名人たちの技術を見られたので、個人的には楽しかった。

戦力分析という観点では、この試合で変化を感じ取ることは、私には難しかった。

まだまだ誰がレギュラーなのか、どのメンバーで最適解なのか、どのメンバーで固めてくるのか、定かではない状況が続いている。

【ホッ!ホッ!?】
で、新外国人のルイス・アルベルトであるが、

意外と運動量とスピードのあるところを見せてくれた。

後半開始直前、両チームの選手たちがピッチに散らばっていく。

そのタイミングで、「トイレ、イキタイ。トイレ、ドコ?」とルイス。

トイレの場所を聞くや否や、これまで見たことのないスピードでトイレに猛ダッシュ。

速攻で用を足して、素晴らしい運動量で戻ってきた。

それには見学者の感心を誘っていた。

こいつ、こんなに速かったのかと。手は洗ったのかと。

肝心のプレイ。

パスを捌くというところで、これまでよりも回数は増えていたと思う。

ショートパスも、対角へのフィードも、まずまず正確。

ただ、どうにも、彼自身のプレイや、コーチングにしても、チームメイトからの信頼が足らない。

ボール要求したところで、パスをもらえない。

ルイスは割と厳しい位置に陣取ってパスを要求しているのだが、彼のフットワークからして、パスが入ったらすぐにボールロストする気配が漂いまくっている。

今のコンディションのままだと、なかなか鹿島のチームメイトはパスを集めてくれないだろう。そのへん、鹿島はシビアなところがある。

守備のポジション修正も、まだ遅い。

だが、前述したように、トイレに行く走りは非常に良かった。

このまま怪我なく練習してもらえれば、攻守に良くなる余地は感じられる。

時々、「ホッ!ホッ!」というフクロウとハトを足して2で割ったような奇声を発しており、周囲の戸惑いを誘っている。

そのモヒカンと相まってヘンテコ外人の地位は確保してきそうな予感はある。

できれば、実力派のヘンテコ外人であることを期待したい。
鹿島とJ2水戸の実戦練習に異例の1400人』(日刊スポーツ)

昨日、アントラーズクラブハウスで行われた練習試合。

他に行ってくれる人が多かったので私は遠慮したのだが、意義のある練習試合になったようでなにより。

試合のない時期の日曜日、内田篤人選手まで来るということで、いつも以上に見学者が集まる。

それをトラブルなく無事に終えられた。

試合結果は1-0、赤崎PKの1点で鹿島勝利。鹿島、水戸ともに失望しないスコアで落ち着いた。

鹿島サポーターとしては鹿島の圧勝が一番スッキリする結果であるものの、

しかし、なかなか、そこまでJ1とJ2に力差がないし、

この時期の練習試合で圧勝しても益はない。

それに、茨城のチーム同士、友好を深める意味合いもある。

鹿島×水戸のプレシーズンマッチでは過去に重傷者が出たことがあって、それでやや印象が悪くなった面がある。

怪我人を出さないテストマッチをして、お互いのチーム状態を把握できれば、それで最低限の目的達成。

さて、気になる鹿島のチーム状態、個人のパフォーマンスについてだが、

行かれた方々からは、十中八九、色よい感想が聞かれなかった。

「鹿島の選手のプレイを見るのは、ひたすら楽しい」というところでは、ほぼ皆さん一致されるも、

それとは別にチームの強さという観点。

昨シーズンからの上積みを口にする方は、今のところいない。

私が見た限りの先週までのチームの様子も、やはり上積みのあるものではなかった。

山村、伊東を始めとした若者たちが昨年の始めよりもいい選手になっているのと、昌子が復活したのは好材料だが、

大迫の抜けた分もあるからか、現状、チームとしての上積みが感じられない。

…ということで、練習試合が多く組まれているのは正解。

今週中にも、あと二試合テストマッチが予定されている。

コンビネーションと個人能力を上げる中で、新たな上積みが表現されてくるよう期待したい。
練習スケジュール(2/16)再変更のお知らせ』(鹿島公式サイト)

昨日のプレシーズンマッチ水戸戦(ケーズ)は中止になってしまったものの、その分と言っていいだろう、今日の14:00からアントラーズクラブハウスで水戸との練習試合が行われる。

こちらは入場無料、駐車場無料、申し込み不要。

ただし、日曜日であり、PSM中止翌日であり、鹿島と水戸の両サポーターが集まりやすい立地での練習試合。

見学者席と駐車場が限られているため、場合によっては混雑が予想される。

私個人的には迷っているところなので、皆さまにも是非にとはオススメしない。

しかし、行かれる方は混雑を考慮して出かけていただければ。

遠方の方であれば、出発直前まで公式サイトやあんとランドで情報を確認してから出掛けられると、より安心かと思う。

なお、昨日のチケット払い戻しについては以下。

プレシーズンマッチのチケット払い戻しについて』(鹿島公式)
クラブサポーターにとって、一つの楽しみは「新外国人助っ人」の存在だろう。

フォルランのセレッソ加入がニュースで扱われているが、

鹿島アントラーズでは、かつてはそういうことは日常茶飯事であった。

ジーコやレオナルド、ジョルジーニョといった、ブラジル代表のレギュラーや、また、他にもワールドカップメンバーが入ってきていたのだから。

彼らの世界最高峰のテクニック、戦術、メンタルを目の当たりにできていた古い鹿島サポーターは幸運。

現在のサッカー情勢にあっては、アントラーズに現役ブラジル代表レギュラーが入ってくることはなくなっている。

それでも、私は鹿島の新外国人選手をいつも楽しみにしている。

フリートランスファー(移籍金ゼロ)のルイス・アルベルトにも期待は尽きない。

【YouTube】
今の時代はインターネットがあり、動画サイトがあるものだから、その選手の過去所属クラブでのダイジェストプレイを見ることができる。

YouTubeの中では、その選手の最高のプレイが集められている。

滅多にやれないようなプレイを連続して映すような編集がしてあるので、大抵の場合、動画を見た時点では、とてもいい選手に見えてくる。

そこから実像を把握するために、一つ一つ引き算していく必要がある。

【引き算ポイント】
その選手の、前年の所属クラブ、所属リーグ、出場試合数、ゴール数は、注目すべきポイントだろう。

レベルの高くないリーグでは、動画での活躍も参考にしにくい。

また、大きな負傷歴のある選手はパフォーマンスが減退する。

ヒザあるいは筋肉系の怪我。

これのある選手は、動きが元に戻るのに時間がかかるか、全盛期のプレイには二度と戻らないか。

ヒザをやっていた選手としては、フェリペ・ガブリエルが挙げられる。

彼のシュート精度と威力の低さは、これは天性のものなのか、ケガによるものなのか定かではないにせよ、私としては「やっぱり、ヒザをやっている選手は大幅に割り引かなければならん」考えを強くさせられた。

小笠原や中田もヒザに重傷を負ったことのある選手であるが、負傷以降は、やや地味なプレイスタイルに変化したと思っている。よく、あの大怪我を負って、ここまで長く現役を続けられたなと賞賛したい気持ちすらある。

また、ヒザでなくとも、筋肉系、肉離れも繰り返されるので、タチが悪い。

これに内田篤人が苦しんでいるが、ルイス・アルベルトも、これに当たる。

ただ、ルイスについては治っているとの情報を得ての獲得と聞いている。

実際、これまでのところは問題なさそう。

ただ、筋力、瞬発力、フットワークについて、動画サイトで見たルイスとまるで別人のように落ちている。

ここが戻ってくるか、こないかにかかっている。

【年齢】
サッカーに年齢は関係ないとはいえ、実際問題、鹿島では、あまりに若いブラジル人選手は活躍しない。

サッカー選手としても、人間としても、ある程度の経験のある人物の方が、日本で安定したパフォーマンスを発揮してくれる傾向がある。

近年では、タルタやジウトンが凄い潜在能力を持つブラジル人若手だった。

しかし、彼らに鹿島の主力としてチームを勝たせる気概、責任感というものは、あまり感じられなかった。

そういったものを強く持っていたジーコやジョルジーニョは円熟した年齢で来日している。ビスマルクもマルキーニョスも、いい年齢で鹿島に来ている。

もちろん、彼らは格の違う選手であるから、単に年齢のせいだけでないにせよ、

ただ、ルイス・アルベルトの30歳という年齢は、私個人的には、ちょうどいいと考えている。

言葉の端々にも、鹿島でやってやろうという気概が感じられる。

【コミュニケーション】
私は最後の最後まで、所属選手に期待をかけたい方だ。

他のみんながダメだ、ダメだという選手ほど(それはそれで正しい指摘だと認めるけれども)、いいところを探したくなる。

例えば、今、チームメイトにもサポーターにもダメ出し食らいまくってるのは梅鉢であるが、梅鉢も何とかモノになって欲しいと願っている。

しかしだ。

それでも、所属中に「こりゃ、ダメだな」と思った選手はいる。

伝説のカルロンだ。

能力だけなら、諦めなかった。

大型で、その割に速くて、上手くはないけど長いリーチで鋭い足の振りをしていた。

競り合いに物凄く弱いのにはビックリしたが、それより、コミュニケーションが必要な場面でも一言もしゃべらないのがいけなかった。

その様子をハッキリと目の当たりにしてしまってからは、彼の活躍は諦めた。近いうちの退団を予感した。

口下手ならいいが、チームメイトと話す気もない選手には期待できない。

そのあたりで、ルイスは真逆。

よく声が出るし、身ぶり手ぶりも大きい。

今のところ、身体が動いていないものだから、外野として見ている分には「口より、もうちょい足動かせ!」と言いたくなることは少々あるのだけれども、

彼のポジショニングの傾向としては、狭いスペースでもプレイできるような、攻守に人に強い選手のポジショニングをしており、身体がついてきて、そこで実際にボールを捌いて、ボール奪取してくれるようになったとしたら、チームを変えてくれる…可能性はあることはある…はず。

「筋肉系の負傷」「前年の出場試合少」「フリートランスファー」が重なるだけで、通常は活躍は難しい選手と見られる。値段というものは、大抵、適正価格がついているものだ。

お買い得な買い物ができるのは買い物上手だけであり、今の鹿島には買い物上手といえるだけのバックボーンがない。

だから、それならそれで、やってくれたら有り難いと逆の割り切りをして、応援できる。

少し時間はかかるかもしれないにせよ、鹿島でルイスが復活し、鹿島もルイスの活躍で復活すると。

サポーターは、それくらい期待を抱いていていいんじゃないかなと考えている。

明日の水戸戦、彼の出番があるなら、やっぱり楽しみだ。
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ブロマガって何?
本日クラブハウスで行われた練習試合。

鹿島アントラーズ×Y.S.C.C.。45分×2本。

レフェリーはセレーゾ監督。

いちいちピッピッと止めながらの試合になるかと思いきや、さほど止めずに流して様子を見ていた。

【難しいポジション、ボランチ】
対戦相手は今季からJ3に参加するY.S.C.C.。

コンパクトに布陣を保ち、律儀に走り守る、J3として好感の持てるチーム。

キャンプ移動直後、オフ明け初日の鹿島より、コンディションが良かったように見えた。

鹿島は、とにもかくにもボランチの二人(梅鉢とルイス・アルベルト)がほとんど機能しないのがつらい。

ビルドアップ時にボランチをボールが経由しない。

守備時はボランチが最終ラインの前でフィルターになれない。

梅鉢はバランス感覚不足と経験の浅さから、攻撃でも守備でもポジション移動が遅れる。

懸命に走り回っているものの、それは右往左往に近い性質のもので、ここぞのところでは遅れて、余ってしまう。

曽ヶ端に怒られ続けて気の毒も、しかし、それも仕方のないパフォーマンス。

一方、新外国人のルイス・アルベルトは、おそらく筋力不足と試合勘のなさから、全てが遅れがち。

サイドに開いたカイオへのフィードは2本ほど精度の高いものがあったけれど、単純な横パスを敵にかっさわられるなど凡ミスも目立つ。

何より、守備時に食いついて簡単に置いていかれてしまうのが苦しい。彼はフィジカルコンディションを上げるという作業の他に、日本のスピードへの適応も要ると思われる。

梅鉢の寄せるパワー、ルイスは声が出ることが素晴らしいが、

この二人は、大目に気長に見た方が良さそうだ。

【強力なバックライン】
前半、ボランチが効かない状況で、最終ラインまで攻められる回数はあった。

それでも、鹿島は失点せず。

まず、GKの曽ヶ端が非常に強力。守備陣を引き締めるコーチングと、一対一の強さが際立つ。

福岡戦では、やや疲れがあるかなと感じられた山村も、このレベルでは鉄壁に近い。

混戦ゴチャついた中での守備機会は多かったものの、ことごとく、最後、サッと足を出しクリアする。ボールを絡め取って、ボールを持てば、意図のあるフィードを前線に送り込む。味方からの苦しいバックパスの処理にも余力がある。

バックラインにいてワクワクさせてくれる希少な選手。リーダーの風格が出始めている。

相方となった植田は、かねてよりのマークを見失う悪癖がかなり改善されてきている。しっかりFWを捕捉して走り戻っている。そのスピードは、文句なく速い。昨年と違って、今年は戦力と想定できるうちに入ってきそうだ。

左右のサイドバックは昌子と西。

昌子は中へ絞り込んだ時の守りに強さがある。アップ時には、なかなかいい左足クロスを上げていた。

西はビルドアップに詰まった時に預けどころになってくれる。間合いを詰められても、涼しい顔でボールを捌いていた。

本当にボランチがいるのかいないのか分からない前半になってしまい、途中で、本山がボランチの位置まで下りてきてボランチのビルドアップ役を引き受けていたくらいだけれども、

曽ヶ端と山村中心のバックラインを見ているだけでも、面白いものがあった。

その時間帯、鹿島の攻撃の選手は、活躍するのが難しかったと思うが、

その中では、ドリブルとターンの技で度々チャンスメイクしたカイオ。

彼は筋力がつくか、プレイ選択の幅が広がれば、J1で戦力になってくれそうな気配がある。

【ボランチの基本】
後半になって、ごっそりメンバーを代えた鹿島。

こちらの方が、名のある選手を揃えたメンバー構成。

例えば、ダブルボランチ。

小笠原と柴崎は、守りでは寄せる相手に着実に寄せる。攻めでは味方のパスしやすいコースに顔を出してやる。

そういった個人基礎戦術が、前半の二人より遥かに正しくやれていた。

こと、ボランチとして守備力に課題のある二人であるが、

鹿島の選手層の中では、その守備についても、小笠原と柴崎がもっとも基本通りにやれている。

それがいいことなのか、悪い事なのか(現在の層が薄いということだから)は別問題であるけれども。

【気配充満】
とりあえず、ボランチが落ち着いたこともあって、ある程度のポゼッションできるようになった鹿島。

ダヴィのゴリゴリ個人能力から、度々シュートチャンスを作るも、決めきれず。

現時点では、それしか有効パターンがないので、

時間経過と共に、Y.S.C.C.も鹿島の攻めパターンに慣れ。

ボランチ周りでビルドアップできても、遠藤が下がると、もうトップと二列目に起点がなくなる。

それに、ベテランの多い後半のメンバー。

プレイ選択正しくミスが少ない一方、ダイナミズムや攻撃意識に欠けるところがあり、

だいぶ早い段階から、0-0で終わりそうだなという気配が漂う。

最後は、しっかり0-0で終了。

オフ明けであるし、これくらいか。

次は週末のPSM水戸戦です。
大迫勇也がドイツで好スタートを切った。

大迫勇也タッチ集 デビュー戦ゴール』(※YouTube。ゴールシーンは3:50くらいから)

鹿島サポーターからすれば当然といえば当然なのだが、

大迫は、しっかり「助っ人」になっている。

ゴール前での俊敏かつ柔軟な動きでゴールを決め、

前線でポストと組み立ての軸にもなっている。

改めて、凄い選手。

さて、デビュー戦ゴールは上々の結果。

日本でも大手サイトに取り上げられ、まずは注目を得ることに成功。

これがコンスタントに続けば、代表定着にもプラスに働くだろう。

今後も楽しみ。

次は大迫ゴールとチームの勝利が重なることを期待したい。
深夜に放送されたテレビ朝日系「やべっちF.C.」の「デジっち」コーナー。

これは各Jクラブの選手にデジタルビデオカメラが渡され、それぞれキャンプ中の宿舎内の様子を撮影してくれるものなのだが、

鹿島サポーターにとっては、毎年、踏み絵的なものとして知られている。

なにせ、鹿島のデジっちといえば、

「選手にこれっぽっちもヤル気がない」

「なんの工夫もない」

「工夫しようとすると、かえってスベりまくり」

「結果、完膚なきまでにつまらない」

と、長年に渡り、あらゆる負の要素を満たしてきた。

そもそも、本山以外のベテラン選手はカメラに映る気すらなく、

その本山も毎年、華麗にスベり、

若手たちは超内輪ネタで自己満足するという、

それはそれは世にも恐ろしい企画。

これを視聴した鹿島サポーターは、テレビの前で痛風のような激しい痛みに襲われ、のたうち回るという。

それこそ、鹿島のデジっち。

これが、だんだん癖になってきて、見ずにはいられなくなってくる。

ところが、昨年はちょっと面白かった(鹿島復帰した野沢を中心に、昌子DJを加え、若手たちのダンスパーティがスタート。そこにダヴィ、ジュニーニョが登場しオチをつける)ので、風向きが変わったのかなと。

圧倒的なつまらなさを期待していた私などは「あれ、おかしい…?」とすこぶる不審に感じたものだった。

さて、今年はどうだったか。

録画再生する前に、まずは自己防衛の儀式を済ませておく。

「今年もつまらない、今年もつまらない、つまらなくていい、つまらなくていいんだ」

これを三回繰り返し、あらゆる事態に精神が対応できるようにしておく。

そして、録画機器のスイッチを入れ、「デジっち」の「鹿島コーナー」まで、さっさと早送り。

さあ、どんと来い!

そこで見たものは…。

なんと、そこそこ普通だ!

バランス感覚の良い豊川ら若手がカメラを持ったこともあってか、無難に苦笑できる範囲に入っていた。

曽ヶ端の撮影拒否、本山のスベリ挨拶、土居のスベリネタは定番であったが、彼らは常識の範囲内でスベっており、かつてのような大量出血するレベルではない。

山村、赤崎、杉本、カイオ、ルイスたちも好感の持てる挨拶。

リラックスしたダヴィの姿も映っており、まさに、普通のデジっち。

いやはや、良かった。なかなか楽しめた。

かつての超つまらないのも懐かしいけれども、とりあえず、こういうのは無難が一番。

面白いところは他クラブに任せて、鹿島は地味にこなしていれば良い。

あとはサッカーで一番になりましょう。
プレシーズンマッチ福岡戦。スコア4-3テレビ観戦メモ書き。

【両者、冴えない】
まず、両チーム決して状態の良くない段階でのテストマッチという前提条件がある。

その前提条件まんまの動きであるように、テレビでは見えた。

個人の動きにしても、組織力にしても、公式戦を戦う6割以下程度だったろう。

更に、そもそも福岡の個人技術が優れない。

彼らは味方からの速いパスを受けきれずロストしてしまう。

よって、鹿島としては囲い込まずとも、ボール奪取にいかずとも、そこそこの守備をセットしておけばミスから鹿島ボールになる展開。

【好調ダヴィ】
それから、福岡のゴールキーパーのレベルが高くない、鹿島のダヴィの得点力が冴えていた。

ボールポゼッションで圧倒したわけでなくとも、鹿島は大量得点を奪うことに成功。

内訳はダヴィ3ゴール(綺麗なダイレクトシュート含む)+ダヴィのとったPKを遠藤決めて、合わせて4ゴール。

鹿島はビルドアップは必ずしもスムーズでなかったが、

だが、小笠原の展開力や遠藤のキープ力が軸となり、伊東のフリーランニングも組み合わされ、少ない手数でダヴィのフィニッシュにつながった。

【坊やだからさ】
鹿島の3失点は、若い守備陣の若いミスから。

特に前半については、梅鉢、昌子、植田、佐藤らの判断ミスや連係ミス、メンタル的な若さが出てしまった。

サポート、カバーリング、マーキング、ポジショニングの不安定さは、彼らのところで比較的多く出てしまう。

試合経験の蓄積が欲しい選手たちだけに、ここで使えたことは吉。実際、試合時間経過と共に落ち着きが進んだ。

若手以外では、このDF陣だとリーダー格となる青木。彼の弱点である、大型の外国人に対する空中戦負けが起きてしまい、これに若手のカバーが及ばず、失点という形に。

とはいえ、通常のメンバーで入っていれば、おそらく3失点もするような相手ではなかった。

プレシーズンマッチだけに、無失点で勝つことは全く重要でなく、慣らすべき選手を使うことが優先されたのだ。

【補強ポイントは補強ポイント】
補強が必要か必要でないか…という点については、フロントが外国人選手獲得を目指している二列目。

昨季はジュニーニョで何とか間に合わせてきたポジションであるが、今季なかなか決まらない。これといった日本人選手が出てきていないと思わされた。

若い選手たちも頑張っているものの、まだチームとしてストロングな部分になっていない。

今のところ、昨季比での戦力アップは少ない。今日の試合をテレビで見た限りは、そう感じられる。

【保留点と良い点】
新外国人ルイス・アルベルトの攻撃にかかるタイミングや、パスのはたき方から「きっと元は優秀な選手なんだろうな」とはテレビ越しにも感じたが、今がどれほどの選手かは、まだこれから。

明らかに良かった点としては、昌子と柴崎の復帰は好材料。二人とも、案外、動けていたのではないか。

そして、もちろん、ダヴィの充実も好材料。

GKに曽ヶ端が入って、FWのダヴィが点をとれる状態であるならば、多少不格好でも勝っていけると楽観視している。
【鹿島】セレーゾ監督、異例スポンサーに補強おねだり』(スポーツ報知)

分かってはいたが、鹿島の外国人補強費が足りないとのこと。

当初、候補に上げていた選手たちについては、結局、獲得できず。

現在の鹿島の資金力では、ブラジルや中国のクラブに太刀打ちできなかいということか。

セレーゾ監督は「補強をしてほしい。実現させるために、スポンサーには協力をお願いしたい」とコメント。

鹿島の外国人選手スカウトというもの。

過去に補強費があった頃であっても、ほとんど微妙な外国人しか獲ってこなかった実績があり、資金力以外にも改善点がありそうなのだが、

とはいえ、大迫が抜けて、ジュニーニョも抜けて、そうであるのに攻撃的ポジションの選手に補強がないのは、監督としてはしんどいはずだ。

私個人的には、今の時期までずれ込んでしまえば、多少お金があったところで大物選手が残っているとは考えにくい。良くてドゥトラ(2012シーズン在籍)クラスかと思う。

なので、今日のプレシーズンマッチ福岡戦で「もしかして、このままで大丈夫じゃない?」と思わせるだけのハイパフォーマンスを日本人選手たちが見せてくれて、その勢いでシーズンも勝ち続けられたら一番。

現実的には、試合後に「やっぱ、補強は必要だよなぁ…」と思わされるパターンが優勢である気はしている。

とにかく、14:00からの福岡戦には注目したい。

スカパーで放送予定。
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ブロマガって何?
雪の土日、外出を控える方にテレビでのアントラーズチェックをおすすめ。

本日2/9(土)20:00~21:30「スカパー! Jリーグマッチデーハイライト ~アディショナルタイム~ #9」
こちらで山村、青木、柴崎のインタビュー放送予定。

明日2/10(日)13:50~「スカパー! プレシーズンマッチ 福岡vs鹿島」
今年初、有料の練習試合。そこそこチームの骨格が見えれば。

同2/10(日)24:35~25:10「テレビ朝日 やべっちF.C.」
毎年恒例、選手によるキャンプの様子撮影企画。通には分かる玄人好みのつまらなさを期待。

フリークス2月号を読んだところ、柴崎岳の今年の目標は「病気をしない!」とのこと。

このインタビュー取材は1月4日とのことなので、この後に前年に近い体調不良の症状が出てしまい、今現在は回復が伝えられている。

やはり、サッカー選手は「能力よりもコンディション」だ。

三浦カズがブラジルから読売クラブに帰ってきた時、チームメイトは彼の「全てにおけるスピードの違い」に驚いたという。

カズは決して俊足の選手ではなかったが、その徹底したコンディショニングから派生するスピード、キレが段違いだったのだ。

コンディショニングで大きな差を作り出している選手としては、他に、マリノスの中澤佑二も挙げられるし、

また、鹿島でもかつての本田泰人元主将がその部類に入れられるだろう。

三浦カズも、中澤も、本田泰人も、そう飛び抜けた才能を持った選手ではなかった。

中学・高校時から天才と称された選手たちに比べると、むしろ、凡庸なタイプ。

だが、モチベーションとコンディショニングにおいて他の追随を許さず、それで一線級に登りつめた。

さて、柴崎も昨年、体調不良で代表辞退する前までは素晴らしいパフォーマンスの試合がいくつかあった。

攻守に運動量抜群。ピッチのどこにいても効いている。

昨シーズン前半の貯金は彼のハイパフォーマンスに拠るところが大きかったと私は捉えている。

体調不良以後は、だましだましのような動き。

再び発症しかけたというところで、今、柴崎が身体との対話力、心身のフィットを高めて、本当にレベルの高い持続可能なコンディショニングを会得できるか。

彼が超一流になるか、そこまではいかないか、ここが分かれ目。

柴崎が本当に復活すれば、今年の鹿島は十分にやれると思っている。
熱は下がったのだが、なんだか頭がボーッとしております。

そんな間に、昨日は鹿島アントラーズとホンダロックの練習試合があったとのこと。

宮崎キャンプトレーニング9日目』(鹿島公式サイト)

GELマガを始め、複数の現地レポートを眺めてみると、いい出来ではなかったようだ。

もちろん、疲労の蓄積するトレーニンングキャンプ中に行われるホンダロック戦がいい出来であったことは滅多にない。

内容によってどうこう判断する必要は全くないのだけれども、

私が信頼するレポートを書いてくれる方々は、それらを十分に考慮した上で、あまり良くないことを伝えてくれている。

やはり、大迫の抜けた穴を埋めるのは簡単ではないか。

それから、フリートランスファー(移籍金ゼロ)で獲得したルイス・アルベルトのフィジカルコンディションが、どうやらフリートランスファーなりの状態らしいということで、柴崎も体調万全でない以上、場合によっては再度、補強ポイント(※山村を一列上げて、後ろを獲るパターン含め)になることも考えられる。

あとは、自分自身の目で、試合を見られれば。

そこで、いい方向に伝聞情報が裏切られば良い。

今週末のPSM福岡戦をスカパー観戦して、鹿嶋に戻ってきてからの紅白戦をいくつか見れば、ある程度は、現在のチーム力も見えてくると思う。

↓PSM福岡×鹿島2月9日13:50~放送予定(番組表では総合エンターテイメント→CS801 スカチャン1)
よし、平熱に下がったぞ。

まだ少々めまいはするが、明日明後日までには完治するはずだ。

そんなフラフラした頭でフリークスを開けてみたら、「ひげチケ」なるものの案内が同封されていた。


ひげチケ

通常のネックレスとして使用する他、頭頂部から鼻の下にかけて使用することも可能らしい。

昌子源選手が「これめっちゃいいやん!!まじでほしい!!」とのたまっている。

これは、幻覚の一種なのだろうか…と思わなくもないが、

こうして次元を歪めるような商売をしてくるのが鹿島の真骨頂。

またすごいものを売ってきたな。

気が向いたら買って、ひげみたいに付けてスタジアム入りしたいと思っている。

宮崎キャンプトレーニング8日目』(公式サイト)