鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
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ブロマガって何?
やっと浦和戦の録画を見始めたのだが、

スカパー解説者の秋田豊さんが大きなミスを犯していることに気づいてしまった。

これは鹿島サポーターの立場からも指摘しておきたい。

第30節、鹿島アントラーズ×浦和レッズ。終盤、1-1での84分のことだ。

浦和カウンター攻撃開始。興梠慎三、前にドリブル。

そのままスピードに乗せては危険なシーン。危機察知した西大伍がスタンディングで踏み込み、足を出してボール奪取。

その瞬間の接触で興梠転倒。

近くで見ていた飯田主審、正当な守備と見なし、かつ、鹿島の攻撃が続いていたためプレイを流す。

鹿島はボールを回すが、シュートまで持ち込めず。

センターサークル付近まで鹿島がボールを戻したところで、飯田主審、試合を止める。同時に担架を呼ぶ。

ここで秋田さん、「これは、まあ、頭をね、怪我しているわけでもないのに、まあレフェリーはね、止める必要はないと思うんですよね」

いや、骨折などの重傷の場合は、頭以外でも審判はプレイを止める。

普段、演技の多い興梠だけに流してしまいがちではある。西の入り方も悪質でなかったため、浦和のチームメイトも重傷と捉えていないように見えた。鹿島の選手もプレイを止めたことについて主審に抗議している。

そういうシーンであったから、上から見ている秋田さんがすぐに重傷の認識を持てなかったのは仕方がない。

ただ、解説者として口に出す際には、よく考える必要がある。

秋田さんの発言だと、ナイスジャッジした飯田主審に対しても、骨折した興梠選手に対しても、スカパー視聴者でもある浦和サポーターに対しても失礼に当たる上に、鹿島サポーターをミスリードすることにもつながる。

間違いは誰にでもある。

だが、生放送中の解説者には一般人より言葉の重みが求められる。

秋田さんの言葉はジムや玉乃より重いとはいえ、安易にジャッジ批判しすぎるのが難点。それが正しければ是非やっていただきたいのだが、結構、堂々と間違っている。

鹿島OBの中では表舞台で出番のある方だけに、その点、修正してもらいたい。できることなら審判研修にでも参加して手持ちの武器を増やされてはいかがかと思っている。
鹿島 セレーゾ監督続投へ!若返り成功評価、来月にも正式要請へ』(スポニチ)

クラブ幹部への取材によって、セレーゾ続投要請が報道されている。

満さん(鹿島GM)の監督選定のベースとして、よほどチームの雰囲気が崩れていなければ必ず続投要請してきた過去がある。

三連覇後に停滞期に入ったオリヴェイラへも、リーグ戦11位に終わったジョルジーニョへも、短期間に急激な改革を進めようとしたアウトゥオリへも、鹿島側からは続投要請の意志を示してきた。

その基準からして、今季の成績・内容であれば、セレーゾへの続投要請は容易く予想できることであった。

成績面では、エース大迫が抜けて、その後釜の外国人補強にも(フロントが)失敗していることを考慮すれば、現在のリーグ3位は予想以上。

若手育成の面では、土居、昌子の台頭については、必ずしもセレーゾでなくとも可能だったと思う。ジョルジーニョも目をかけていた。

ただ、植田と豊川を二年目で戦力化できたのは、これはセレーゾの功績になる。彼らが一年目の時から、若手組の練習に最後までつきっきりのセレーゾだからこそ。

あとは、3位以上でフィニッシュできるか。

2年連続ノータイトルで終わったとして、ACL出場権まで逃がしたとして、「それでも若返りできたからいいや」「内容は良かった」と済ませてしまうと、それはもう鹿島らしくないように感じてしまう。

残り4戦は全勝で丁度いいくらいだ。
BEC退団』(岩政選手公式ブログ)

退団報道を見て』(同上)

岩政選手のBEC退団が発表されている。

日本のスポーツ新聞でも報道があるとはいえ、本人直接の発表の方がしっくりくる。

昔のスポーツ選手は記者にヘンに書かれたら、それを訂正する機会は滅多に無かった。それが今はインターネットが普及し、ブログがありツイッターがあるのだから、いい時代になったものだ。

発信力のある選手なら、そのメリットを生かすことができる。

岩政選手はタイでのブログ活動によって、サッカー文筆家としての名声を高めることにも成功した。

さて、鹿島退団時もそうであったように、十分に仕事をやり遂げた上でのBEC退団。

クラブに12年ぶりにもたらした国内タイトルは、プレイを見ていない人にまで伝わる分かりやすい結果であり、

また、定期放送されるBEC応援番組を見ても、岩政選手がチーム内で重要な位置付けの選手であることが伝わってくる。

相当に惜しまれての退団であることは想像つくのだが、私個人的な見解として、子どもは1歳~3歳までの間が可愛さのピーク。小学生になると、結構、可愛さがダウンしてくる。

せっかく親になったのなら、子どものピーク期に丸々離れるのは勿体ない。一年離れたら、もう十分。来年は是非ともご家族一緒に暮らしていただければなと思っている。

タイでは残り2試合。

やはり鹿島での時がそうであったように、所属選手として最後まで役割を果たしてくれるはず。

最終戦まで怪我せず好パフォーマンス発揮できるよう、祈っている。
昨夜の浦和戦は1-1引き分け。

開始早々の5分、曽ヶ端のPKストップ。マルシオ・リシャルデスの真ん中を狙ったシュートを、よく足を残して防いでくれた。

これで鹿島は集中力を高めることができた。

序盤こそ浦和に優位なポゼッションを許すも、律儀な守備ブロックを作って対抗。

時間経過と共に浦和の攻撃に順応すると、流れが変わってくる。ボールを前につなぎ、土居や遠藤が度々、シュートチャンスを得た。

39分にはカイオのファインゴール。ペナ左角外、ボールを持つカイオの前にはDF二人。土居のランニングにつられてコースが空くと、カイオ、タイミング逃がさず技巧的に巻いたショット。ゴール右隅に吸い込まれた。「これぞ外国人助っ人!」な個人技炸裂ゴール。

ホームで1-0先制という、幸先の良い前半。

強いチームであれば堂々の勝ちペースなのだが、そうはならないのが今季の鹿島。

分かりやすいミスは少なかったとはいえ、リードを生かして最終ラインからポゼッションすること、カウンターと使い分けることが上手にできない。

また、せっかくのシュートチャンスにパスを選択してしまうなど、プレイ選択にミスが見られた。

組み立てとフィニッシュの両方に決断力と精度を欠いていれば、いずれは相手に流れを渡してしまう。

後半63分、シュートのこぼれ球を李の抜け目ない動きで決められ同点にされる。

同点になった後も両チーム集中してはいたが、首位の浦和は無理して攻め勝つ必要はなく、西川や阿部はさすがに守備能力が高い。

一方の鹿島は才能豊かで伸び盛りの若手を揃え、時折、センスの塊のようなプレイが見られるが、勝てる選手になるにはもう一歩。

面白味のある試合だったことは間違いないけれど、結果については妥当なる引き分けに終わった。

残り4試合。

最後は勝ちを重ねて、鹿島の選手らしく「勝てる選手」としての経験を積んでもらいたいものだ。

シーズンの最後は一番成長しているはずで、もっといいプレイをして勝つことができるだろう。
さて、明日は今シーズンの大一番、浦和レッズ戦。

ピッチ上のことは選手とスタッフに信頼を寄せて任せるとして、

浦和戦ならではの2万5千人超え。

とにもかくにも、

交通安全と、

サポーターの観戦マナー、

ジャッジ。

以上、3点。無事に滞りなく進むことを祈っている。

【交通安全】
交通情報はアントラーズ公式サイトが頑張っている。

浦和戦にお越しのお客様へ』(鹿島公式)

ポイントをまとめると、

・車の方は迂回路を利用すること。

B駐車場が無料(通常時500円)になること。

・しかし、試合終了後一時間、渋滞緩和のため出庫できないこと。

・水戸方面の方であれば、3駅離れた鹿島大野駅西側に無料駐車場があること。

・試合終了後、21:00~22:00にカシマサッカーミュージアムが特別営業すること。

帰りに時間差を作る工夫がなされている。

少し遅くなっても大丈夫な方はご利用を検討していただければ。

【観戦マナー】
弊ブログの読者様にそういう方は皆無であるが、サポーターのトラブルがないことを祈る。

ほぼ全ての来場者は良識的な観戦者である。浦和サポーターとか鹿島サポーター以前に、世界に冠たる善良な日本人の老若男女なのだ。

ただ、2万5千人以上集まってくれば、中にはトラブルメイカーが混じってくることもあり得る。

見かけたら早い段階で場内スタッフに知らせていきたい。

場内スタッフ&ボランティアの方々の仕事にも感謝しつつ、期待する。

【ジャッジ】
大一番だけにトップレフェリーが割り当てられるはずだし、そうあって欲しい。

鹿島戦で悪くない主審は、ここ一、二年では西村、扇谷あたり。

この二人、かつては不利益なジャッジがあったため嫌いな人もいるかもしれないけれど、若手レフェリーや超ベテランレフェリー(吉田)と比べると目に見えて上手い。

家本主審も日本人の中で相当に上手いのだが、たしか、今年一つ、鹿島戦で良くない担当試合があったと記憶している。

誰が吹いても簡単ではない鹿島×浦和の対戦カード。

好ジャッジでなくていいのだ。極端に悪くなければ。

そのためには、選手たち(特に森脇とか槙野とか)にもフェアプレイをお願いしたい。
日曜に首位・浦和レッズ戦を控え、本日アントラーズは非公開練習。

きっと、いい準備をしてくれていると思う。

「どの試合も負けられない試合。残り試合少なくなってから頑張るとかおかしいでしょう?」という小笠原主将の信念が心強い。

岩政選手の『2点差は危険か』(公式ブログ)を読んでも同じことを感じたのだが、

一流ほど「特別な試合」であるとか「特別な時間帯」を自分の中で作らなくなってくる。その時だけ頑張るとか、その時だけ注意するというのがなくなってくる。

夏休み8月31日にならないと宿題をする気にならなかった自分には、とても参考になるお話。

とはいえ、私は凡人なので、順位が上同士で試合した方がワクワク感が大幅アップする。

今年は優勝争いに少し加われている状況で浦和戦を迎えられて有難い。

明後日のカシマでの試合が今シーズンJ1のベストゲームになればいいなと期待している。
昨夜のアウェイ神戸戦は0-0。スコアレスドロー。

【頑張りは見えた】
ピッチ状態がかなり悪かったことを受け、両チーム選手たちボールコントロールに意識を向けざるを得なかった。それもあって、攻撃の精度が上がりにくかった。

プロならピッチ状態に左右されずにやってくれ…と見る向きもこの世のどこかにはあるのかもしれないけれど、

しかし、実際のところ対戦相手の守備レベルが上がれば上がるほど、ゴールまでボールを運ぶために、その間、正確に、スピードアップしてボールを動かす必要がある。なるべく足下に気を取られずに、周囲を見渡してプレイする必要性が高くなる。

昨日のノエスタのピッチ環境はサッカーを困難にした。

更に、両チームの守備意識がしっかりしていた。

特に鹿島の最終守備ユニット。昌子と植田、曽ヶ端は無失点につながる集中した守備を90分に渡って継続。

そこが昨日のプラス材料であることは間違いない。

【ブラジルの縁】
そんな守備優位の試合にあっては、スーパー個人技かセットプレイでないと、なかなか点が入らない。

スーパー個人技の役割を担うのは、通常は外国人選手だ。

日本人でもそんな選手はいるにせよ、例えば大迫のように、ほどなく海外に行ってしまう。

よって、スーパー個人技は主に外国人担当ということになる。

神戸は外国人選手がしばしば違いを作り出していたものの、鹿島の凄いところはオール日本人でスタメンを組んだところ。

しかも、途中から外国人選手が出てきたと思ったら、ジョルジ・ワグネル。

毎回、スーパー個人技など出さないのに、毎回、ポジション争いなどないかのように起用されるのだから、なかなかのブラジル縁故採用。神戸戦においても、毎度お馴染み動き少なく精度も足りないという、変わり映えのない出来であった。

このジョルジのところに臨機応変な本山か、ミドルシュートのある梅鉢を入れておけば、まだ納得できたのだが…。

ただ、長年の鹿島サポーターとしての経験から、ブラジル人監督に微妙なブラジル人選手を与えると、こういう珍采配になることは分かっている。

これを機にセレーゾが改めてくれると助かる。

ジョルジ・ワグネルが良い時期なら使っていいのだ。悪くても使うのをやめてくれればいい。そのきっかけになるのならドローも悪いばかりではない。

【勝負を決めるセットプレイ力】
それから、今に始まったことではないけれど、今季の鹿島。

勝負所のセットプレイに威力を欠くのが辛い。

その弱点を埋める狙いもあってのジョルジ・ワグネル獲得であったと思うのだが、レイソル時代の彼とは精度が違う。依然として小笠原がチームトップのキッカーだ。

キッカーが同じなら、中の人がどうか。

昌子はボールに当てられるようにはなってきてはいるものの、まだズドンと決められる選手がいない。ダヴィがいなくなって余計にだ。

今季は総得点数こそ多いとはいえ、同点や1点差の緊迫した試合展開での「セットプレイでズドン」はあまり記憶にない。

岩政のような強烈なキャラの存在に慣れていただけに寂しくもあり、拮抗した試合をモノにできない一因になっている。

大半のボールに触れていない植田のところで、もうちょい、なんとかならんかなと期待したい。

植田がガタイ通りに強くなれば、昌子も、他の選手も点をとりやすくなるはずだ。
関連記事
ダヴィ選手の負傷について』(鹿島アントラーズ公式サイト)

ダヴィの負傷が全治8ヶ月と発表されている。

負傷の時点で重症を覚悟したが、予想していたよりも悪かった。

一生懸命プレイしていることが伝わってくる選手だけに、彼の怪我が残念。

離脱によって戦力としてどうしようもない穴になるとは考えていないのだけれども、妙に可愛いのだ。ダヴィは。

鹿島に入るまでは、ただのブサイクデブだと思っていたのに、今ではブサ可愛くてたまらない。

心配なのは彼のメンタル面。

一般人でも不安になるような大怪我。ダヴィは運動能力が資本のサッカー選手。

決して我慢強いタイプでない彼の心は大丈夫だろうか?

ご家族を始めとして、周囲の人たちの支えに期待。

今は大好きなテレビゲームをやるなりして、気持ちを落ちつけてもらえればと思っている。

鹿島は残り試合ダヴィを欠くことになるが、

赤崎は正念場だ。

残り6試合の赤崎のゴール数で、来季のFW補強が変わることもあろう。

ダヴィも、赤崎も、頑張って欲しい。
柏レイソル戦での話だが、私は鹿島のミスの多さに対する苛立ちよりも、レイソルの個々が頑張っているだけの工夫のないサッカーに呆れていた。

なんだ、こりゃ?これでプロなのか?ネルシーニョも名将って言われてきたけど見下げたものだな。

そのサッカー相手に、鹿島も鹿島だ。

リスクマネジメントできずに…というより、リスクマネジメントを自ら放棄して負けるのだから、これはもう優勝とか言っている場合ではなかった。

個のミスの質がマズかった。

曽ヶ端のクリアミス、セーブミスは失点に直結した。

植田の判断ミス、無言プレイは失点に直結した。

赤崎のシュートミスは得点チャンスをフイにする。

ジョルジ・ワグネルは助っ人のパフォーマンスではなく、毎度お馴染みフロントの補強失敗だ。

監督のセレーゾは若手を出す決断はできるが、現状、中断明け勝つ手法を持たない。育成中であることが敗因と述べているが、それでアマチュアのソニー仙台や一昨日の柏に負ける理由としては弱い。

この人はビスマルク級のスーパー外国人がいる時でなければ優勝できなさそう。今後、惜しいところまでいっても、「育成中」「力のある外国人が予算の関係上、いないから」とでも言い続ける気がしてきた。それが通るなら広島の二連覇はどう説明するのだろうか。

このように、二戦連続逆転負けをしてしまえば悪いところはいくらでも目につく。

だけど、それら悪いところまで全部ひっくるめて鹿島アントラーズ。

曽ヶ端の大ポカは昔からであるが、それでも三連覇してくれた。植田はフィジカルだけでなく、真面目な性格は長所で漫画好きだ。赤崎のシュートもたまには決まる。

キーパーとCB、ストライカーは個人責任の非常に重いポジションであるから、よくよく改善をお願いしたいところであるけれども、

ダメ出しして応援しないということはない。かえって応援せねばならん。

もちろん、「あのアゴ野郎!ダメなモンはダメだ!」で言う人がいていいし、「信じていれば優勝できるよ!空も飛べる!」と言う人がいてもいい。

今年も残り6試合。皆が一致するところは、「いい試合を見て、楽しんで満足して終わりたいな」ということだと思っている。

次の神戸戦も楽しみだ。
柏レイソル相手にホームで2-3負け。

近年で最もチーム力が低かった柏。それを象徴するかのようにCB鈴木大輔はアホなプレイで退場。自チームの足を引っ張った。

そんなクオリティの低い相手に、鹿島はクオリティの低いミスを連発しての負け。

GK曽ヶ端はもはやハッキリ不調。そのGKの前で守備陣は致命的なマークミス。

攻撃陣もシュートミス、パスミスのオンパレード。

全体にはフィジカルは悪くなく、機動力の面では勝っていたのだが、ミスの多さ、攻守の単調さによって優位を帳消しにしてしまった。

自信と慢心を履き違えていたのではないか?というような試合。

これで今季中断明け3回は全て負け。

それと「3ついい試合をしたら、2つ悪い試合をするペース」も堅持。

2試合連続3失点して負けたから、次からの3試合は良くなる…と思っている。その後はまた2試合負けるので、そこそこの順位で終わる予定。

それを覆すような変化が必要であることは、今日の試合を見た人だけでなく、プレイした選手も感じていることだろう。
リーグ戦終盤の第28節柏戦を前に、チームは現在3位。

一見、優勝争いしている順位だというのに、

現在のチケット前売りは14,552枚。

リーグ戦終盤にしては枚数が出ておらず、盛り上がりに欠ける。

この入場者数ならスタジアム内コンコースの混雑もさほどではなく、楽に過ごせるメリットがあるのだが、しかし、前戦のガンバ戦より少なくなっている。

これは結局、サポーターも「順位ではなく勝ち点」を見ていることを意味する。鹿島のクラブ文化として「優勝以外、2位以下はどれも同じ」というのがある。

もちろん、「残留圏内(15位以内)」と「ACL圏内(3位以内)」は、現実的に重要であるが、

それよりも、首位との勝ち点差に注意を向けている人が大半。現在の3位という順位をもって優勝争いできていると感じる人は少ないはずだ。

首位・浦和との勝ち点差は7。

今季は優勝争いの勝ち点レベルが低いため3位でいられるが、私の感覚的には5位か6位相当。正直に言うと、ヒリヒリするような優勝争いの緊張感は味わえていない。

なんとか、勝ち点4差、3差、2差くらいで残り2、3節を迎えて、その緊張感を若い選手からサポーターまで共有したいものだ。

真の優勝争いの中では、若い選手たちがグンッと成長するのもあるし、メディア露出も増えるし、動員も増えるしで、リーグ戦ならではの面白味を享受できる。

残り毎試合、首位との勝ち点差を詰めるミッション。

それを最後まで集中してやれれば、そのご褒美として、順位賞金額増加があり、ACL出場権があり、優勝がある。

柏戦での勝ち点3獲得を楽しみましょう。
本日の鹿島アントラーズは非公開練習。

今週末18日に行われる柏レイソル戦への準備を進めている。

【非公開は必要な措置】
前戦からの試合間隔は鹿島は中12日。ナビスコ杯のあった柏は中5日となる。

柏の中5日は、プロの試合間隔としては理想的。試合勘もあるし、フィジカル回復する時間もある。

対する鹿島の中12日は、休養のメリットよりも試合勘を失うデメリットの方が大きくなる。今季これまで二度の中断明けは勝っていない。

日程面での不利はあると思う。

もちろん、この日程差は自らナビスコ杯に敗退したためなので、文句はない。

ただ、これを覆すための集中した準備は必要だろう。

その一つが本日の非公開練習実施であり、その選択を歓迎したい。

【代表病はいかに】
日本代表からチームに帰ってきて、コンディションがガタッと落ちていることを「代表病」と呼ぶ。

試合に出ていた柴崎は消耗があるはずだが、上を目指す彼にはタフなところを見せてもらえれば。

海外志望も高まったと思われるし、そうなると、鹿島でリーグタイトルを獲るチャンスを逃して欲しくない。

彼はこれまでいくつかのカップ戦タイトル獲得に貢献してくれたけれども、リーグ戦はまだ。

まずは今週末の勝ち点3獲得をお願いしたい。

【右サイドバックは誰だ?】
そして、柴崎より難しいのは代表に選ばれながらも試合に出られなかった西大伍だ。

一生懸命に試合に出る準備をして、アピールをして、それで出番がなかったとなれば、コンディション作りが狂ってしまうのが、むしろ普通。

そのように素直に代表病になるタイプというと、過去の鹿島でも興梠や伊野波が有名だったが、さて、西は大丈夫だろうか?

今まで西がタフな選手に見えたことがないので、このタイミングで印象を変えてくれれば。さすがは日本代表のハイパフォーマンスを発揮してもらいたい。

仮に代表病になってしまえば、西の場合、一気に伊東幸敏にポジションを奪われてしまうことになる。

西と伊東のところは、どちらが出るかまで含めて注目している。
昨夜の日本代表×ブラジル代表は0-4。

プロとアマチュア、鹿島と徳島くらいの点差で日本代表は完敗してしまった。

【ズタボロにされすぎ】
個人能力においてブラジルは世界最高レベル。日本の戦闘力が劣るのは現実としてある。そこを責める気は、私にはない。

だが、W杯に出るチーム同士の試合でここまでの点差がつくことは、サッカーという競技の性質上、しょうがないで済ますことではない。

だいたい、昨夜のブラジルの組織力は、到底、完璧と言えるものではなかった。さすがはダヴィやジウトンを輩出した国だけあって、組織守備の上ではアバウトな選手が混じっている。

日本が最大戦力で最高の準備をすれば、4点差もつかなかったはず。

【攻撃的守備ができない】
日本にはステイする守備しかできる選手がいなかった。パスコースを切るだけの、待ち主体の守備。

普段、Jリーグでそういう守備をしている選手が、ブラジル相手にリードされて、奪いにいっても簡単にかわされパスを通されてしまう。

かえすがえすも内田篤人の欠場が惜しまれた。

勝機ゼロのような一方的な展開は、ブラジルのエース、ネイマールが自由自在だったことが主因。

これまでの対ブラジルでは内田篤人が彼を抑え込むミッションをこなしていたのだけれども、そのレベルの選手が一人もいなかった。

内田、それに、この試合欠場だった長友佑都は「攻撃的な守備」ができる日本では希少な選手。彼ら二人については、コンディションさえ普通ならば、精神的にも知的にもスピードでも、どこが相手でも負けることがない。

日本代表が格上と試合をするならば、通常コンディションの内田と長友が欠かせないのだなと改めて印象付けられた。

【柴崎は新たなモノサシを得る】
鹿島から唯一出場した柴崎岳は先発出場。

期待された柴崎岳も、現時点ではトップレベルで戦えないことが明白になっている。

好プレイはいくつもあったのものの、それより課題部分を丸裸にされてしまった。

良かった点としては、ワンタッチツータッチのパス技術はブラジル相手にも十分に通用していた。柴崎ほど滑らかなテンポでパスを出せる選手はブラジルにも多くない。縦の勝負パスも数本通した。

そこ以外では、プレイ全般でトップレベルでの経験不足が表れた。

柴崎のこれまでのプレイ環境は「Jリーグプラスアルファ」のレベルであって、ブラジル代表相手となると、対人の間合い、守備力、空中戦、どれもが未体験の領域。

ボールを取れると判断して寄せれば軽々かわされ、逆にボールを持てば相手の寄せが速い。

ブラジルらしく時折、柴崎へのマークをルーズにしてくれることもあったのだが、そのチャンスにいいパスを出しても、受け手のところで足が伸びてきて絡め取られている。

攻撃で手詰まり、守備時は劣勢。柴崎の消耗大きく、失点に直結する致命的ミスを複数回してしまった。

ただ、これは彼の経験値からして不自然なことではないだろう。柴崎が不運だったとか不調だったとは思わない。

彼のボール奪取力や空中戦が決して強くないのはJリーグでも言えることであって、ただ、それはJでは課題として出ることが少ないのだ。対戦相手のプレイ強度が低い(ブラジル比)がために。

Jリーグファンの私からすると、柴崎の負けというより、Jリーグの限界を突きつけられた気がしている。Jリーグ内において柴崎が可能な限りの努力をしてきたことを知っているからこそ痛感する。

Jリーグでやってきたものが素直に試合に出たのだと認識している。

【鹿島への刺激】
柴崎は鹿島において、チーム内に与える影響力が大きい選手だ。

年齢は若く、言葉数も多くはないのだが、努力の質、ピッチ上でのパフォーマンスの質が非常に高い。

例えばシュート練習にしても、ただ数をこなすような選手も少なくない中、一本一本、キックの質を確認し、改善点を設定し、それから次のキックに移っている。

同期の昌子や土居の成長速度の速さには、彼ら自身の素質・努力と共に、柴崎の存在がある。

今回の完敗により、柴崎は一層、努力の質を突き詰めるはずで、昌子や土居も、試合を見たならば期するものがあるだろう。

一旦はショックを受けつつも、そこからより質を上げる方向に向かえれば、鹿島にとってもプラス。

残り試合での鹿島の勝ち点に直結することを期待している。
今夜、19時45分から日本代表×ブラジル代表の親善試合。テレビ観戦予定。

親善試合とはいえ中立地シンガポールでの開催。ブラジル代表は名誉挽回に躍起になっている時期であり、監督はジーコ並に勝利に執着するドゥンガ。

日本戦でも本気が予想される。

【守備、大丈夫?】
鹿島アントラーズからは柴崎岳と西大伍がメンバーに入っている。

力関係から日本代表の守る時間が長くなるだろうから、まずは柴崎や西が守備の堅さを出せるか。

先のJリーグ・ガンバ戦では宇佐美やリンスを抑えきれず失点を防げなかった二人。ブラジル代表となれば宇佐美やリンス以上のタレントが揃う。

柴崎にせよ西にせよ、キャリア最高レベルに頑張らないとやられてしまうことになる。

試合に出たらキャリア最高レベルに頑張って、経験と自信をアントラーズに持ち帰ってきてくれれば。

【攻撃はキラリで】
柴崎と西が得意とする攻撃については、ブラジル代表をリスペクトしすぎることなく、勇気あるプレイ選択をしてきてくれればなと楽しみにしている。

もちろん、普通に予想すれば、ブラジルは個々の守備力が高く、チームとしても格上になるため、日本側は前向きフリーの形でボールを持てることが少ない。柴崎も西も攻撃力を出すチャンスをほとんど得られない。

その状況内で、まずは落ち着いてミス少なくプレイして、隙あらば前後半それぞれ2回か3回ずつチャンスメイクに絡めれば上出来といったところだろう。

今回はキラリと光ってくれれば十分。それくらいなら海外クラブスカウトが殺到することもないはず。

それ以上の活躍、例えばゴールなりアシストなりの大活躍があれば、それはもう海外に行っても仕方のないタイミングになったのだと諦めることにしたい。
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ブロマガって何?
昨日おこなわれた、タイサッカーのトヨタ・リーグカップ決勝戦。

岩政大樹選手のBECテロ・サーサナはタイ王者であるブリラム・ユナイテッドに2-0勝利!

岩政選手は74分に貴重な先制ヘディングゴールを決め、勝利に大貢献している。

↓試合ダイジェスト動画はこちら。↓
BEC Tero Sasana 2-0 Buriram United

岩政選手のゴールシーンは動画の8:20あたりから。

まるで侍の居合抜きのような、技術・戦術・体術の全てが噛み合ったパーフェクトなヘディングシュート。一目見ただけで、今年のJリーグ見渡しても、ここまでのヘディングシュートを繰り出せる選手は、そうそういないとすぐ分かる。

お時間のある方はゴールシーン以外も、岩政選手の守備機会を見ていただければ。自分のところにボールが来ない時でも、集中切ることなくコーチングをビシバシ飛ばし、自分と味方の細かいポジション修正を実行している姿を見ることができる。

BECテロにとっては2001-2002シーズン以来のタイトル獲得になるという。

これは、岩政獲得効果が大きかったのではないかなと勝手に推測している。

勝てる男であり、育てる男であることを、タイの地でも証明してみせた。

↓こちらは公式ブログにおける岩政選手自身の声。↓
優勝

私の感覚的には、鹿島がタイトルから遠ざかっていることもあり、岩政選手のタイトル獲得でひさびさに応援チームが優勝した気分になれている。

ありがたい!

おめでとう!

ウホウホウホウホー!
GELマガの『【セレーゾの逆襲】「昌子の負傷をメディアが報じたせい」ではない、セレーゾの真意(2014.10.10)』。

これは、記事の分量は多くなかったけれども、何気に良取材で良記事だと私は感じた。

なぜに、鹿島時代の内田篤人や小笠原満男、曽ヶ端準は徹底して怪我を隠してきたのか。

なぜに、岩政大樹は「僕の怪我は三日で治ることになっている」と強がっていたのか。

そのあたり、珍しくアントラーズ選手の口から明らかになっている。

メディアの向こう側にいるファンへの情報発信を大事にする昌子の姿勢は好感が持てるし、是非、変えないで欲しいスタイルなのだが、

日本代表にも選ばれた彼は、サッカー選手としての重要度が飛躍的に増大してしまった。

昨年までは、数ヶ月離脱するような怪我をしてもメディアに報じられる選手でなかったし、その怪我が敵方のゲームプランに影響を与える選手でもなかった。

今や筋肉の張りがバレるだけで、敵はそこを突いてくる。

そうなれば、当然、試合展開に影響し、果てはtotoの結果を左右することもあろう。

主力選手の負傷状況は機密。それが鹿島伝統のスタイルなのだと私は捉えている。

とはいえ、ファン目線で言えば、完全にダンマリの小笠原・曽ヶ端路線は若干、面白味に欠ける。

岩政先生のような珍言路線(「僕の体の痛みは3日で消えることになっている」「痛いと思わなければ痛くない」などなど)で誤魔化していってもらえれば。

実力、ゴツ面、サービス精神旺盛なトーク力。これら全てを兼ね備えた昌子選手の益々の飛躍を楽しみにしている。
柴崎、新エース襲名!アギーレ監督絶賛「ワールドクラス」』(スポーツ報知)

昨夜の日本代表×ジャマイカ代表。

柴崎岳(鹿島)はインサイドハーフとして出場し、決勝点に直結するシュート(ジャマイカのオウンゴール)を放った。

ゴールシーン以外も90分間に渡って堂々ソツなくミスなくプレイし、主軸の座を確固たるものにする好パフォーマンス。

アギーレ監督をして『ワールドクラスだ。(本田)圭佑、(香川)真司と自然にプレーできている。まるで、20年経験を積んだ(選手のような)プレーをする。かなり遠く(のレベル)まで行き着くことができると信じている』と賞賛している。

私個人的には、本田や香川より上にいく選手だと確信しているが、

あまり今のうちから絶賛しているとスターシステムの持ち上げ側みたいになってしまうので、敢えて控え目にさせていただきたい。

代表の親善試合くらいじゃ、やって当然。むしろ、もっと決定的なプレイを増やせる。

日本代表は、もっと柴崎にボールを集めた方が、よりスムーズにボールを回せるようになるだろう。
本日、カシマスタジアムにてオープンスタジアムが開催される。

14時からアントラーズ選手たちも登場する各種イベントが用意されている。

コンコース、飲食売店(グルメグランプリ有り)の開場は午前11時。

以下、鹿島アントラーズ公式より。

<主なタイムスケジュール>
10:00~ スタジアム開場・ピッチ見学開始
11:00~ コンコース開場
14:00~15:00 選手イベント各種参加
15:15~16:00 選手プレイヤーズ・オン・ステージ
16:00 飲食売店終了
16:00~16:15 閉会式
17:00 スタジアム閉場


私は親類の運動会と重なっているため参加しない予定なのだが、

行かれる予定の方、またはスタジアム行ける圏内で他に予定がない方も是非参加して楽しんできていただければ。

個人的に「サッカー選手はサッカーだけ頑張ってくれればいい派」な私でも、

例年オープンスタジアムでの選手たちのサービス精神には感心しており、感謝している。サポーターの皆さんに楽しんでもらおうという、選手たちの気持ちが嬉しい。

きっと、今年も愉快な好イベントになることでしょう。
昨日の鹿島は試合形式練習。練習相手は流通経済大学。

主審はセレーゾ監督で、毎度恒例、ストップかけながらのゲーム。

怪我人と代表組を除いたメンバーが出場し、スコアは4-1。

内容は芳しいものではなかったとはいえ、もう、このストップゲームであれこれ判断するのはやめようと思っている。

セレーゾには見えているものがあるのだし、選手たち自身が課題と武器を整理できれば、このストップゲームはOKなのだ。

個人的には、10月に入ってくると来季に残る選手、もしかしたら出ることになるかもしれない選手のことを薄々考えるのだけれども、

ACL出場権を得て、柴崎、西、昌子がA代表に、植田が五輪代表に入ることを考えれば、さほど出す余裕はないように思える。

ここから、もう一押し活躍する選手が出てきてくれるだろうか?

威力がありそうなのは調整中のルイスなのだが、さて。

彼以外にも意外な選手が出てくるのを楽しみにしている。
フットボールサミットの中身が充実しすぎていて、時間があれば、ページをあちこち飛びながら読んでしまう。

とっても楽しくて有難いのだけれども、しかし、これを読んでいると、うっかり「鹿島の世代交代大成功」「今年はもう十分」「将来に渡って安泰」とばかりに満足しかけてしまう。

いけない、いけない。

さしたる大事を成していないのに大事を成したかのように錯覚することを「浦和る」と言うらしいのだ(※他に、時間稼ぎをすることを「鹿島る」、見当違いの言いがかりをつけることを「コリアる」と言うらしい)。

現実を見れば、鹿島は二年連続ノータイトル中。ACL出場権も確定していない段階にある。今シーズン成功と言えるかどうかは残り試合次第。

最後まで浦和らないよう、緊張感をも楽しみたい。

また、老婆心ながら、現在リーグ戦一位の浦和レッズの皆さんも、くれぐれも浦和らないようにした方がいい。本家だけに心配している。

重要なことは、最終節試合終了まで、できればリーグ三連覇のその日まで気を抜かないことだ。

浦和と鹿島、勝ち点で7離れているが、最後の最後まで、これぞJ1という質の高い優勝争いを見られれば。

この7差を詰めていけないようであれば、鹿島にとっては今シーズン成功とは言い難いと考えている。
日本代表というチームはメディアの注目度が段違い。

流される情報量が多い。

スポーツ新聞系メディアは「ニューカマー」「カキタニ」「ムトー」「アイドル選手」が好きなので、そこは割り引く必要はあるにせよ、

メディアの報じ方によって、その選手がどの段階にいるのか判断しやすい。

例えば、ブラジルW杯前にまったく報道がなかった伊野波雅彦は、やはり本番でも出番が無かった。たしか、某個人ブログが唯一期待していただけであった。

また、柴崎岳はザック日本代表時代、将来性を期待してお試しで呼ばれる選手であり、主力として扱うメディア報道はまるで見当たらなかった。そして、実際にワールドカップメンバーに入ることはなかった。

その柴崎、今ではボランチとしての実力によって日本代表に選ばれ、戦力構想に入っている。

柴崎のコメントはメディアによって報じられているが、それは「連係は深められる」「スムーズに入れている」「共通理解だったりを深めていきたい」と、試合に出る選手そのものだ。

彼のメンタリティならば、本田圭佑にも臆することなくプレイに必要なことを言える。柴崎はピッチを離れると人見知りぶっきらぼう東北人なところがあるものの、ピッチ内では試合中でも練習中でも堂々モノを言う。かつては、その言い方のために五輪代表合宿で年上選手と喧嘩になったこともあるくらい。

その点も成長し、適切な物言いを身に付けている。柴崎の「ピッチ上では言うべきことを言う」性質は、本田にもアギーレ監督にも一目置かれるようになるだろう。

柴崎には代表でも海外でも活躍できる精神的資質がある。

鹿島サポーターとしては、彼がいずれ鹿島から離れてしまうことを惜しむ気持ちは当然あるのだが、

ここから、トントン拍子に上に上がっていくと思うし、それを楽しみにしている。


ガンバ戦で負けて、昌子も怪我が悪くなって代表辞退。

意気消沈して読む気がしないー…と思いつつ、パラパラと開いたフットボールサミット第25回「鹿島アントラーズ サッカー王国のつくりかた」。

これ、想像以上に面白い。

負けてヤル気を失っている人にほどオススメしたい。

まずはパラパラ読みで大丈夫。アントラーズ各セクションの現場の言葉にグングン引き込まれて、読み進められる。

読めば、一つの負けでアタフタするとは何事かと。鹿島アントラーズというクラブは長期的なスパンで作られているんだと気を取り直すことができる。

1404円の値段に迷う方は、まずは書店でパラパラめくってみることをオススメする。

立ち読みじゃ読みきれない中身なので、きっとお買い上げしたくなる。鹿島サポーターならコアからライトまでオススメ。

他Jクラブサポーターや、ひいては他Jクラブ幹部にとっても参考になる。

すごーくオススメです。

昨日のガンバ戦は2-3。アディショナルタイムに決勝点を決められ、逆転負け。

鹿島1点目、遠藤の斜めのパスに、赤崎の斜めの抜け出し。そして、ファーを突く斜め角度のシュート。

2点目は、柴崎の高技術スルーパスを、イメージシンクロした土居の倒れ込みながらのワンタッチシュート。

2つのゴールは崩しのお手本のようなゴール。

ゴールシーンだけでなく、鹿島には攻撃の厚みがあり、選手の集中力も高かった。

山本もオウンゴールこそあったものの、サイドバックとして流れの中ではいい働き。

それだけに、逆転負けには底力の不足を痛感させられる。

ここにきて、最終守備ユニットのCB昌子とGK曽ヶ端が好調期から外れてしまったところに、ガンバの外国人選手とGK東口が好調期だったという巡り合わせがあり、

更に吉田主審の衰え顕著で、ファウルが見えていない影響もあった。

紙一重の勝負であったので、最終ユニットの調子とジャッジの揺らぎで、勝ちにこぎつけられなかったところはあると思っている。

それでも、個人的に、ガンバに対しては、ここ一番で完勝してきた相性の良さがあると考えていた。多少の怪我人、多少のジャッジを乗り越えて完勝してきた過去がある。

チームとしてのパフォーマンスが悪くなかっただけに、鹿島らしい勝負強さがなかったことが悔やまれる。

優勝するなら勝つべき試合。それは鹿島側の多くの人が分かっていた試合だった。

【昌子強行出場】
怪我をおして出場した昌子は状況なりに頑張った。

それでも、好調パトリックの初速についていけず。いつもの昌子の初速がなかったのは事実としてあった。

スピードが出ないとなると、昌子は必ずしも経験豊富というわけではない。中田や岩政のように、予測予測で周りを動かしながら守るスキルは求めにくい。

今回、強行出場で怪我が悪化、代表も辞退ということで、

クラブを優先にする昌子の姿勢は嬉しいものの、私も残念な気持ちでいる。

本人の落胆は大きなものだろう。

それでも、また代表に選ばれる器であるのは間違いない。クラブと代表の両立は今後の昌子にとっては当たり前のことになってくる。

まずは怪我をしっかり治して戻ってもらえればと願っている。

【他に良かったところ】
・カシマスタジアムの芝、水はけが素晴らしい。雨でも水たまりできず、サッカーのクオリティを落とさない。今シーズンはベストピッチ賞を是非とも取りたい。

・柴崎のパフォーマンスが代表レベルで一定している。

・雨でも来てくれたサポーターが約一万八千人。優勝争いもあり、選手が魅力的になってきてることもあり、観客動員が伸びている。


10/6(月)発売予定(地域によって前後)のフットボールサミット第25回は『鹿島アントラーズ サッカー王国のつくりかた』特集。

柴崎岳、昌子源の他に、大岩剛コーチ、鈴木秀樹事業部長、熊谷浩二ユース監督、椎本邦一スカウト部長、高井蘭童通訳、選手寮初代管理人、OB岩政大樹、ビスマルクといった、普段はスポットが当てられない関係者にも取材がなされている。

ガンバ戦に勝ってから、気分よく読みたいと思う。
さて、明後日は12:30からカシマスタジアムでのガンバ戦。

優勝争いに直結する試合を目前にして、ガンバジュニアユース育ちの宇佐美と昌子のメディアを通した掛け合いが面白かった。

[G大阪]G大阪ジュニアユース時代の仲間である昌子源との対戦を待ちわびる宇佐美貴史、「源があんな風になっていくなんて、当時は誰も想像していなかった」(BLOGOLA)

[鹿島]「1対1になれば100%抜ける」という宇佐美の言葉を伝え聞いた昌子の答えとは?

かたや宇佐美は「100パーセント抜く」、聞いた昌子は「100パーセント抜かれるわ」と笑う。

もちろん、昌子の本心は違うだろう。毎回、彼の言葉はユーモア交えた謙虚なものだが、ピッチに立てばどんな大物だろうと曲者だろうと対等以上に渡り合う。

そもそもCBとしての昌子にとって、宇佐美のようなドリブルとシュートを武器とする選手は、むしろ得意分野。

彼が日本人アタッカーに引けを取っているのを見たことがない。大前、原口、宇佐美のようなアタッカーに対しての防衛能力において、昌子はJリーグのCBで三本の指に入る。

土居、小笠原、柴崎が宇佐美へのボール供給を遮断するだろうし、万が一ボールが渡っても、そこには地上戦トップクラスの昌子。

若干、筋肉に張りがあるとのことで昌子の出場は不透明なところはあるけれども、出るならば宇佐美完封を楽しみにしたい。
親善試合に向かう日本代表メンバーが発表されている。

鹿島アントラーズからは柴崎岳、昌子源、西大伍の三選出が選出されている。

三者とも鹿島で好パフォーマンスを続けている。極めて妥当な選考。

アギーレ代表監督を始めとする代表スタッフが、ちゃんと見てくれたことが嬉しい。

日本代表入りはサッカー選手の大目標の一つ。

特に、初選出となる昌子と、三年ぶりの代表復帰となる西の選出には、めでたく喜ばしく感じている。

高卒入団から下積みをしてきて、大きな負傷も乗り越えてきた昌子。

鹿島で十分に力を発揮できず苦しむ時期もあった西。

一サポーターに過ぎない私であるが、二人の頑張りを見てきた者として感慨深い。

彼らの目立たない時期も応援してきた家族・関係者、ファンの皆さんにも、おめでとうと言いたい気持ち。

ボランチの柴崎、CBの昌子、右SBの西。

彼らはこれからの日本代表で主力を張っておかしくない素養がある。普段通りにプレイをしてきてくれれば、十分にそれは成る。

今回の代表戦も楽しみだ。
鹿島アントラーズといえば、相馬直樹(現町田ゼルビア監督)以来、日本を代表するサイドバックを輩出してきたクラブチーム。

相馬と名良橋晃(現タレント)、内田篤人(現シャルケ)は日本代表のレギュラーとしてワールドカップに出場し、新井場徹(現セレッソ)も彼らに負けず劣らずの攻撃力で三連覇に貢献した。

だが、彼らほどの名手が常にいるわけもなく、2010年、内田が海外移籍し、新井場がキャリアピークを過ぎた頃から、鹿島はサイドバックの人材不足に悩まされることになる。

内田の後釜に西大伍(当時新潟へレンタル中。本所属札幌)を獲得するも、フィットせず。

本来は左の新井場を右に回し、ジウトンやアレックスといった外国籍選手を左サイドバックに入れるも不発。

2013シーズンに至っては、やむなくセンタープレイヤーの中田浩二をサイドバック起用し急場をしのぐ状況に。

鹿島のサッカーをする上で肝となるサイドバックに人を得ない…。

今季開幕前、メディアによるアントラーズの予想順位は低いものだったが、それもやむを得なかったと思われる。

【計算が立ったことが予想外】
2014シーズン、左サイドバックにJ2降格したジュビロから山本脩斗を獲得。

運動量の豊富さはよく聞かれるところであったものの、しかし、磐田でも主力選手ではなかった。また、ジュビロ時代の彼は鹿島戦でもポカをしている。

決してサポーターやメディアから大きな期待をされての加入ではなかった。

それでも、当時、鹿島の選手層として左サイドバックは薄すぎた。運動量のある選手が入ることが、まず大事だと。

ところが、どうしたことだろう。

鹿島に入ってからの彼は運動量だけの選手ではなかった。ポカをするどころか、むしろ堅守・堅実の選手。中に絞り込んでの空中戦も強く、CBの守備も大いに助ける。

攻撃でも、当初は堅実がゆえに決定的威力が足りないように見えたが、最近ではドリブルでの切り込みがあり、逆サイドの西のクロスに中に入ってくる果断な飛び込みもある。

近年、誰がやってもフィットしなかった鹿島の左SBにここまでフィットしてくれるとは。

今では、よほどの選手でないと彼の代わりは務まらないのではないかと、それくらい不可欠な存在になっている。

【ブレない西】
2013シーズン後半にはレギュラーポジションを失い、2014シーズン直前には鹿島に無断での海外クラブ練習参加のゴタゴタがあった西。

シーズン序盤はベンチにも入れず、「鹿島の西」が終わるのも時間の問題かと思われた時期があった。

そもそも、サイドでダイナミズムを与えるプレイを歴代のサイドバックがしてきた鹿島にあって、西のプレイは異色。

ランニングのスピード、勢いは、さほどある選手ではない。それよりも足下でボールを受けて捌くことを得意とする。

好対照の特性を持つ年下の伊東幸敏にポジションを取られたのも、ある意味、仕方ないかなと思っていた。

帯同メンバーにも入らない期間が数ヶ月続き、腐っても仕方がない状況で、西も悩みがあったかもしれない。しかし、自らのサッカーを追及する姿勢はブレなかった。セレーゾも見逃さなかったのだろう。

伊東の欠場などもあり、じょじょに出番を取り戻し、そこで気持ちの入ったプレイを見せる。

基本は西のサッカースタイルで、伊東ほどデコイラン(囮にもなるカラ走り)が多いわけではないのだけれども、

それまで多かった軽い守備がかなり減った。そして、クロスのミスが減った。

更に、元々高い技術の持ち主だけあって、狭いエリアでのパス回し正確。

広島戦でのCKを直接叩き込んだボレーシュートはワールドトップクラス。

繰り返すが、西のプレイスタイルが以前から方向転換したわけではない。

「走るだけの選手になりたくない」美学はプレイからヒシヒシと感じる。

だが、全てのプレイの精度が上がった、強さが上がった、集中力が上がっている。

今後、強い相手にもシーズンを通して続けてくれるならば、歴代名手に肩を並べることもできよう。

【左右のバランス】
ここにきてサイドバックの左右のバランスが良くなっている。

守備力と運動量の山本。

攻撃力と技術の西。

徳島戦では、鹿島ならではの両サイドバック同時攻撃(西クロス→山本シュート)も二度ほど見られた。

二人とも移籍加入選手であるが、過去の名手、名良橋も新井場も移籍加入。

鹿島に入ってからググッと伸びている(ちなみに新井場は鹿島のサイドバックにフィットするのに数年かかった)。

山本と西のますますの活躍を楽しみにしている。