鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ジャイール選手が加入』(鹿島アントラーズ公式サイト)

ようやく新外国人選手が決まった。

昨季J2ジェフ千葉に所属し、守備貢献が低すぎるため構想外となり、中東UAEにレンタル移籍に出されていたジャイール。

鹿島には千葉からのレンタル移籍での加入となる。

【まず、大物でない件】
鹿島の新外国人選定については「第一候補はブラジル代表経験者」(鈴木満常務)の報もあったので、そのクラスを望まれていた方にとってはガッカリ感が大きいはず。

ブラジル代表経験どころか、J2千葉でも戦力にならなかった選手。

私個人的には、今の時期にブラジル代表経験者や、準代表級の選手が残っているとは考えにくかったので、消極的納得のできる選定。

問題はジャイールの実力だ。

私は見たことがない。

千葉サポーターさんに教えてもらったのは、

・キックとドリブルの攻撃技術はJ2レベルで突出。

・フリーキックは普通。

・それだけで縦に抜けるほどではないが、それなりに速い。

・チームプレイする意識が低い。

・帰陣して守備する気がない。

・指示して帰陣させても粘りなく置いていかれしまう。

これが本当だとして、それならヨソのチームの選手として見ている分には面白そうではあるけれども、

鹿島でそのまんまであったら、使いどころに悩みそう。

さて、鹿島に来て変わるかどうか。

【再生工場】
ここ数年、鹿島は他クラブの構想から外れたブラジル人選手を再生し続けている。

例えば、マルキーニョス、ドゥトラ、ジュニーニョ。

彼らは三者とも、前所属監督の構想から外れたか、外れつつあった選手。

それが鹿島に来て、評価を覆してみせた。

マルキーニョスは無冠時代に終止符を打ち、三連覇を牽引。

ドゥトラとジュニーニョは、戦力の最も落ち込んだ時期、降格回避に貢献してくれたと私は考えている。

アレックスやジウトンは微妙なまま失敗に終わったが、それは元々の評価通りだったというだけ。

ブラジル人選手再生工場としての鹿島は信頼性が高い。

さて、ジャイール評の「ボール持ち過ぎ」は鹿島加入前のマルキも一緒だった。

「連係プレイ苦手」はドゥトラが、「守備しない」はジュニーニョの評価として定着していた。

鹿島に来たら、皆、いい方向に変化した。

これだけブラジル人のヤル気を引き出せるのは、

常に大物ブラジル人監督を招聘し続ける鹿島ならではのメリットだろう。

海外から優良外国人を獲得するのが不得手である以上、この再生能力は使わねば損だ。

【レンタルなので】
とはいえ、ジャイールの諸刃の剣っぷりは、聞く限り相当なもの。

もしかしたら、過去最強レベルも想定される。

いくら鹿島であっても、結構、博打な気がするが、

しかし、そこは便利なレンタル移籍。

成功してくれれば掘り出し物、失敗しても損失は小さい。

ひとまず、攻撃交代の、縦に推進力を出せるようなジョーカーが不在であるので、

ジャイールに攻撃能力とスピードがあるらしいのは良い。

早い段階で試されるのではないか。

背番号7はアルシンドの路線。

無名ハゲカッパだったアルシンドが、スピードと技術、得点力でJリーグに旋風を起こしたのは遠い昔。

満さんは、その再来を期待しているのかもしれない。
関連記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。