鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
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さて、明日は万博でのガンバ戦。

昨季はJ2で戦っていたガンバだが、鹿島×ガンバと言えば、ほんの四、五年前までJを代表する好カードとされた組み合わせ。

あちらは宇佐美貴史を欠くものの、小笠原満男と遠藤保仁といった名手同士の駆け引きなど、魅力的な要素がある。

楽しみな一戦だ。

【青木と山村】
私個人的には青木剛に注目している。

というのも、ヤマザキナビスコカップ鳥栖戦の録画を見直したところ、青木の代わりに先発出場した山村の印象が変わったからだ。

再確認するまでは、山村のパフォーマンスは悪かった、当分は青木&昌子で盤石だと思っていたのだが、

じっくり見たら、そうでもなかった。

まず、鳥栖は鹿島より大型選手揃いだったことに気づいた。今更ながら。

その大型選手たちを相手に、失点シーン身体を入れられたところと、遅れるところがいくつかあった他には、さほど対人に問題があったわけではなく、

それに、梅鉢のゴールをアシストしたのは山村だったことにも始めて気づいた。長身選手に囲まれたマークの圧力の中で、野沢からのコーナーキックを倒れながらギリギリ頭で触ってつないでいる。

なにより、彼のパス捌きは上等。

味方からボールを受ける動きに恐れがなく、受けてから出すまでのテンポが速い。

左右へのパスの振りや、ボランチにつける作業を正確かつ淡々とこなしつつ、いざ前線に隙ができればサラッと縦パスを通す。

CBとしてのゲームメイク力は、不調に見えた鳥栖戦でもピカ一だった。

そこで、私は青木を思い出した。

【セレーゾの言葉】
最近のセレーゾ監督、しばしば青木のビルドアップへの関与の低さを口にしている。

「あとは青木選手が今までの培った経験からしてみれば、もうちょっと落ち着いてあのゾーンからのビルドアップをもう少し期待したようにできるのではないかと思います」(セレッソ戦後監督コメント/J's GOAL)

(青木、昌子のCBに対して)「ボールを受けない、ボールを受けるのが怖い、という姿勢だけは許せないところがある」(Fマリノス戦後コメント/GELマガ)

山村は、そこの積極性は非常にあって、技術も視野も伴っている。

ただし、山村の場合、今度は逆に守備での積極性や、リスク管理の慎重さが見えにくい。

結局、セレーゾは守備専門であるとか、攻撃専門であるとかのプレイスタイルを良しとしない。

現代のフットボーラーなら、守備にも攻撃にも、どちらにも同時に強く責任を持つことを求めてくる。

となると、最もミスが少なく安定していて、最も献身的で、最も盤石に見える青木も、圧倒的盤石というほどではないのかな…と。

当然、最も監督からの信頼の高いCBは青木に違いなかろうが、将来に渡ってポジションを保持し、鹿島を勝たせ続けるには、永遠の若手の異名通りの更なる成長が鍵となる。

【最も熾烈なポジション争い】
今季、鹿島のCBのポジション争いは熾烈。

過度な競争でギスギスしてしまったり、完全にノーチャンスの選手が出てきてしまうと、それはマイナスになるけれど、

そうはなっていない。

鹿島伝統の雰囲気と、監督コーチ陣の配慮。それに出番にこそ恵まれていないとはいえ、中田浩二の存在が心強い。

鹿島らしい真っ当な競争の中で実力が磨かれるはず。

アントラーズの紅白戦やミニゲームのレベルを、かつてのようなJ1トップレベルに戻す工程は、

今、CBから始まっている。

守備陣のレベルが上がることによって、それを打ち破ろうとする攻撃陣のレベルが上がる。

明日のガンバ戦では、昌子のガンバ凱旋(ガンバジュニアユース出身)と共に、

いよいよ攻守にチームを引っ張る青木の進化を特別に楽しみにしたい。
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