鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
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昨夜の大宮戦は2-2ドロー。

蒸し暑さの中、選手たちの頑張りは見えたといっていい。

攻撃にも守備にも、中断明け3試合の中では最もよく動き、集中力も感じられた。

昌子-柴崎-土居の縦のセンターラインがリンクした瞬間は鹿島の時間帯になった。

対戦相手が下位だったことがあるとはいえ、一試合毎に良くなっているのは光明。

普段からムラが大きいプレイぶりのダヴィとカイオの両ブラジル人選手。ブラジルの英雄、ジーコの御前試合に華を添えるゴールを決めた。特にカイオのボレーシュートは難易度の高いスキルフルなゴール。

いつも、これくらいやってくれれば本当に助っ人だ。

心配の種であった植田も、これまでの彼の全ての出場試合の中で一番良かったと思う。今までは「悪くはないけど普通」か「悪い」のどちらかだったけれども、昨夜は好プレイが多く、ミスもかなり減った。

空中戦は正面からもサイドからも確実に跳ね返した。勝ち続けて、大宮の外国人選手の戦意と体力を奪っていった。

逆に勝ちすぎて、相手の上に跳ぶことばかりに意識が向きすぎて、セットプレイ守備で無理矢理なヘディングになってしまう。これが失点につながった。次は修正してもらえれば。

ちなみに同じような失点シーンで、そもそも競り合いにいけていない西はもっと心配。その西を工夫なくマークにつけるチームワークも心配である。

さて、西や遠藤が今ひとつ期待値に及んでこないのは気がかりも、とりあえずジーコの前で気の抜けた試合にならなかったのは良かった。

…が、その一方、ジーコに鹿島の力が落ちていることを見せてしまった気持ちもある。

上述のセットプレイ守備の拙さ。セットプレイ強度はチームの優劣を決定づける大きな要素。選手の駆け引きの上手さと、トレーニングの質が如実に表れるものだからだ。

また、セットプレイ以外。

流れの中でも、鹿島アントラーズはホームで試合を制圧するのは当然で、優位にボールを動かして消耗を抑える…という試合巧者ぶりが往年の姿だった。

ところが、大宮・大熊監督の修正策に対する鹿島の対応。ピッチ内でやりきれない上に、セレーゾ監督の手当ても大して効かず、やすやすと相手に流れを渡してしまう。

試合を制圧する力差を出せなかったため、暑さの中で「ボールは汗をかかない」ブラジル流のペース配分ができなかった。

選手たちは暑いなりに配分して走っていたとは思うのだが、鹿島のコントロール下で試合を運べず。

暑いから疲れるのは当然のことであるも、しかし、最後は勝ちにいきたいのに選手たち歩いてしまう。勝つ姿勢を見せることができなかった。

引き分けの状態で終盤に歩いていたら、鹿島で選手をしていた頃の血気盛んなジーコならば、顔を真っ赤にして怒っていただろう。

もちろん、選手は一生懸命やっている。

ただ、ここから、もう一歩、質を上げたい。体力というより、まず試合を運ぶ部分。正確性の部分。

次、ジーコが来てくれる時には、このレベル以上のものを見せたいものだ。
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