鹿島アントラーズを応援するサッカーコラムです。
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昨日の鹿島アントラーズは長居でのアウェイ戦。

カイオの先制から赤崎の2得点、柴崎の締めのゴールでセレッソ大阪に4-1勝利。

内容・結果ともに、優勝争い中のチームと、降格決定するチームの差が如実に表れた一戦となった。

【鹿島の進歩。セレッソの停滞】
鹿島の方がサッカーに必要なことができていて、

セレッソの方がしてはいけない判断ミスが多かった。

杉本健勇や扇原貴宏が自陣でリスキーなプレイ選択をし、鹿島にボールを渡してしまったのとは対照的に、

2012年ロンドン五輪時には代表選考において彼らの後塵を拝していた柴崎岳と昌子源。二人はチームに必要なプレイを的確に遂行し、ミスが少なかった。

柴崎は得意の攻撃だけでなく、セレッソカウンターをいち早く察知。鹿島ペナルティエリア内まで走り戻ってブロック。

昌子は一度、杉本にやられて失点に至ったものの、その一つ以外は広範囲にドリブルもシュートも潰し、強烈にラインアップを主導した。

杉本健勇の突破力、扇原のミドルシュートは、さすがの天賦の才を感じさせたけれど、彼らのそれは小さな個人能力の域を出ず。

チームに自らの能力を落とし込む知恵、応用といったところで鹿島の選手が上回った。

【若いからではない】
小笠原満男の言うように、鹿島では「若いから試合に出るのではない」。

「勝つために試合をする」のであって、その中でこそ選手が成長するという哲学が根づいている。

たしかに若者の成長は分かりやすく見える。

前線から守備のスタート地点となった赤崎と土居。

赤崎は苦手だったヘディングゴールを二試合連続で決め、かつては華奢だった土居は身体を張ってボールキープした。

カイオは威力ある独力突破だけでなく、ドリブルで敵を引き寄せてから味方にチャンスボールを供給する選択肢も持った。

久々の試合となった植田は落ち着いて試合に入り、打点の高いヘディングでハイボールを跳ね返す。高速ロングフィードでアシストも決めた。

そして、進歩しているのは若手だけでない。

中堅サイドバックの西と山本は、昨シーズンより選手としての価値を上げる安定したパフォーマンス。攻撃センスの塊たる西、守備と運動量の山本は、この試合でも計算できる両翼だった。

遠藤はボールをこねくり回す悪癖が小さくなり、シンプルに味方を使っていく。

ベテランの小笠原と曽ヶ端は決して体調万全ではなかったと思う。だが、効果的なプレイが何かを知り尽くし、プレイと指示の両面でチームを牽引。

交代選手たち、豊川、ルイス、杉本太郎はそれぞれの武器を短い時間内に発揮。逃げ切りに貢献。

90分を通して、鹿島の方がサッカーを知り、大きな連係でつながっていた。

セレッソには残留したいという強い気持ちはあったにせよ、チームとして機能するための積み上げを欠いた。急にコンビネーションは合うものでない。

【もっと良くなる】
アントラーズでは出場した選手だけでなく、控えの選手たちも。監督、スタッフ、サポーターも。ここにきて一層、一丸となる雰囲気が強まっている。

妥当なる4-1大勝だが、小笠原主将曰く「もっと良くなる」

最後の時間帯には体力が落ちたことと、メンバーが代わったこと、セレッソがやけになって攻めてきたことで、複数回の失点危機を迎えた。

また、前半から、あとは決めるだけというシュートチャンスを外し、フリーでのミスパスがいくつかあり、バイタルでのマークの甘さもあった。

そういったところもセレッソ戦の経験をベースに、もっと良くなる要素である。

残り一つ。

今季最後を締めくくるに相応しい、出し尽くす試合を目の当たりにしましょう。
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